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解説書き起こし 2016NHK杯フィギュア「ペア・フリー」2016.11.27

♪〜
(浅井)5年ぶりに札幌で開かれていることしのNHK杯フィギュア。
最初のチャンピオンが決まります。
ペアのフリーです。
ペアの解説は若松詩子さんです。
NHK杯4回出場。
2005年は、3位。
現在、振付師やコーチとして活動されています。
若松さんよろしくお願いします。
(若松)よろしくお願いします。
さてショートプログラムを終えた順位をご覧いただきましょう。
トップに、今シーズンペアを結成したばかりの中国の彭程、金楊組。
2位に大会3連覇を目指す世界チャンピオン、カナダのデュアメル、ラドフォード組。
その点差は0.38、僅かです。
日本から唯一出場している須藤澄玲フランシスブードロ・オデ組は6位でした。
若松さん、日本ペアのショートプログラムの印象いかがでしたか。
「さくら」の音楽に乗せてとても美しく滑っていたと思います。
スローのジャンプでは少しミスがありましたけれども皆さんが分かる日本人にとっても「さくら」という音楽はとても人気ですのでそういったところで心に残る演技になったのではないでしょうかね。
このあとのフリーは2番目の滑走になる日本のペアです。
(拍手)大きな拍手に包まれての登場です。
日本の須藤、ブードロ・オデ組。
さあ、フリーです。
フランス映画「シェルブールの雨傘」昨シーズンから継続しているプログラムです。
まずはショートプログラムで高さが光ったツイストリフト。
トリプルツイスト、高いですね。
とてもいいツイストでした。
ランディングもしっかりと降りました。
このあとのジャンプしっかり決めていきたい。
トリプルサルコーですが須藤選手がダブルになってしまいました。
ダブルサルコーになります。
このあとは、スロージャンプ。
けさも練習を重ねていました。
スロートリプルループ決まりました。
いいですね。
♪〜リバースラッソーリフト。
こらえましたね。
バランスを取るのが難しいんですが。
そしてポジションチェンジ。
うまく持ちこたえました。
序盤の難しい要素をクリアしています。
フライングチェンジコンビネーションスピン。
ポジションチェンジ。
きれいなポジションです。
いいですねスピンの回転も速いです。
(拍手)こういった表現力もとても去年に増してよくなっていますのでね。
愛し合っている男女が別れなければいけないその切なさを表現したいと須藤は話しました。
トリプルトーループダブルトーループ。
頑張りましたね。
今度のジャンプはしっかりと決めました。
アクセルラッソーリフト。
ポジションチェンジ。
きれいなポジションです。
♪〜スロートリプルサルコー決まりました。
きれいに決まりました。
バックアウトサイドデススパイラル。
いいですね、低い姿勢でしっかりと回っています。
さあ、このプログラムの終盤へと向かっていきます。
コレオシークエンス。
こういったダンスリフトも美しいですね。
スターリフト。
(拍手)いいですね。
ランディングも難しいランディングです。
ペアコンビネーションスピン。
シットポジションもとても低いポジションですのでいいと思います。
(拍手)初めてのグランプリシリーズ初めてのNHK杯戦い終えました。
すばらしい演技でしたね。
よかったですね。
はい。
19歳、須藤澄玲。
終わったあとの表情が物語っています。
本当にうれしいですね。
感極まりますね。
自分たちの演技がきちんとできるように昨シーズンの自分たちを超えられるようにしたい。
大会に向けてそう話をしてくれましたがしっかりと力を出しました。
2人のコーチが迎えます。
リチャード・ゴーティエコーチとブルーノ・マルコットコーチ。
さあ、その演技を振り返っていきましょう。
これはスロートリプルループ軸が真っすぐですね。
よくこらえました。
高さもありましたのでよかったと思います。
このリフト、ワンハンド空中の姿勢もきれいですしそして、そこからのポジションチェンジですね。
きれいなスプリットです。
難しいリフトですが、3つすべてしっかりと決めました。
入り方が難しかったりしますとスピードも落ちてしまうんですけれども、そのまま続けて最後まで、こうやってリフトが終われることは本当に練習をして実力があるからこそなんですね。
演技を終えてこの表情の2人です。
よかったですね。
(拍手)ベストは92.53ですが何点出るでしょうか。
わあ、高い得点です。
100点を超えて109.20。
僅かに、最初に滑ったオーストリアのペアには届きませんでしたがこれは、うれしい得点ですね。
そうですね。
本当にすばらしい演技でした。
合計161.85という見事な演技でした。
須藤澄玲フランシスブードロ・オデ組です。
お疲れさまでした。
(須藤)ありがとうございます。
初めてのNHK杯を終えてどうですか?今回、このフリープログラムは満足していて、今の時点ではベストの演技ができたと思います。
(ブードロ・オデ)NHKはとても楽しかったです。
パーソナルベスト大きく更新しましたね。
はい。
とてもうれしいです。
次の試合につながるいい演技だったと思います。
私もとてもうれしいです。
これでシーズンの後半に向けも大きな弾みになったんじゃないでしょうか。
そうですね、今回の経験を糧にまた次の全日本でも頑張りたいです。
シーズン後半に向けてどうでしょうか?フリーは今、大丈夫です。
だから…よくなりたいショートプログラム。
このあとも活躍してください。
ありがとうございました。
(拍手)グランプリファイナル出場の可能性を残している中国の王雪涵、王磊。
このNHK杯で優勝しますとグランプリファイナル出場が決まります。
現在、ショートプログラム終わって3位。
サミー・フェイン作曲の映画音楽「慕情」に合わせていきます。
トリプルツイスト。
高さがすばらしいです。
長い手足を生かした演技というのがショートプログラムにもありました。
このあとのジャンプ。
トリプルトーループダブルトーループ。
決まりましたね。
前の中国大会、先週の大会では最初のジャンプがダブルになってしまったんですがここは、しっかりと決めました。
♪〜トリプルサルコーでしたが女性がダブルになってしまいましたね。
基礎点がダブルサルコーになることで下がってしまいます。
スロートリプルループ。
こらえました。
最初のジャンプ連続の要素、これで終えました。
バックアウトサイドデススパイラル。
きれいなポジションですね。
とても低いですね。
女性が後ろ向きに入ってアウトサイド外のエッジを使っていきます。
バックワードラッソーリフト。
ポジションチェンジ。
とても美しいポジションです。
回転も速いですね。
このリフトも難しいグループ5という種類のリフトになります。

 

 

 

 


♪〜スロートリプルサルコー。
これは、きれいに決まりました。
すばらしいです。
スロージャンプは2種類ともに安定した演技を見せました。
フライングチェンジコンビネーションスピン。
インサイドエッジ。
いいですねスピードが落ちません。
ポジションチェンジ。
こういったポジションもあまり見られないポジションですね。
ですが、スピードが落ちずにとてもよかったと思います。
♪〜リバースラッソーリフト。
スピードによく乗っています。
ここには大きな拍手が起こりました。
コレオシークエンス。
こういった一つ一つのフリーレッグがしっかりと伸びていますのでそういったところはとてもきれいですね。
このあとは男性がイーグルのポジションからリフトへ入っていきます。
アクセルラッソーリフト。
最後のエンディングもとてもよかったと思います。
バックアウトから入るペアコンビネーションスピン。
とても低い姿勢できれいですね。
(拍手)このペアも、終わったあといい表情を見せてくれました。
中国、王雪涵、18歳そして男性の王磊は、28歳。
ペア結成5年目のこの2人です。
(拍手)1m60cm女性の王雪涵、そして男性1m84cmの王磊ですが身長以上に手足の長さといいますか美しさを感じますね。
本当にとても背の高い2人に見ていて感じますね。
やはり足の使い方そういったところが本当にきれいですので際だってよく見えています。
手応えも十分に感じたそういったフリーになりました。
こういった表現力ですね。
そういったところは本当に見ていてうっとりとするような表現力を持っていると思います。
これはトリプルトーループですね。
ですが女性のほうがやはり回転不足になってしまったかなと思いますので、そういったところでどう評価されるかですね。
これはスロートリプルループ。
高さがありました。
スロージャンプは安定しているペアですね。
そうですね。
リフトはどうでしたか?こういったリフト指先も本当にきれいに伸びていましたので見栄えがしました。
そしてスピンのポジションもとてもきれいでしたね。
(拍手)現段階でトップに立ちました。
ただ、このあと力のあるペアが登場してきます。
(拍手)世界選手権2連覇中。
NHK杯3年連続優勝が懸かります。
カナダデュアメル、ラドフォード。
シャンソンの名曲「水に流して」。
3つ目の要素でスロー4回転のサルコーが待っています。
♪〜トリプルツイスト。
きれいですね流れがありました。
トリプルルッツ決まりました。
難しいジャンプを決めてきます。
世界チャンピオンの実力。
さあ、このあと4回転サルコースロージャンプです。
4回転スローサルコーこらえました。
降りました。
前回のグランプリシリーズカナダ大会では転倒してしまったんですがこのNHK杯しっかりと降りました。
リバースラッソーリフト。
ポジションチェンジもスムーズですね。
回転が速いです。
スムーズなランディング。
♪〜トリプルトーループの予定でしたが男性がダブルですね。
女性のデュアメルがバランスを崩してしまったそういった場面もありました。
バックアウトサイドデススパイラル。
速い回転ですね。
フライングチェンジコンビネーションスピン。
ぴったり合っています。
スロートリプルルッツ決まりました。
アクセルラッソーリフト。
(拍手)美しいエンディングですね。
きれいなダンスリフトです。
こういったところがレベルを上げる要素になってきます。
ペアコンビネーションスピン逆回転から入ります。
そして、直ちに通常の回転に戻していきますね。
回転の速さも速いです。
コレオシークエンス。
ちょっと入り方でバランスを崩しましたが頑張って上げましたね。
うまく立て直しました。
(拍手)うーん、このカップルにしては…というフリーになりました。
ちょっともったいないラストでしたね。
(拍手)それでも大きな拍手が送られています。
(拍手)前半には4回転のスローサルコーも決めました。
前回、カナダ大会では転倒してしまったサルコージャンプ。
そのあとコンビネーションジャンプの失敗最後のリフトのところ。
本人たちは納得いかないでしょうけれども。
そうですね。
珍しいミスでしたね。
あまりミスが最近は出ていなかったんですけれどもね。
このNHK杯も2連覇中。
3年連続の優勝が懸かります。
これは4回転のスローサルコーですね。
少しランディングが両足になったように見えましたけれどもよくこらえたと思います。
リバースラッソーリフトこのリフトも難しいリフトなんですけれども上に上がった瞬間に体をすぐにひねって変えなければいけませんね。
そしてこれですがやはり男性のラドフォード選手がダブルですね。
やはり3連続を2人で合わせるということは本当に難しいことですので。
予定ではトリプルトーループダブルトーループダブルトーループだったんですがダブルトーループのコンビネーションということになりそうです。
ですが、こういったリフトこれはすばらしかったですね。
そしてリフトのあともこのようにダンスリフトにつなげながら美しいポジションそういったところが2人ならではのよさですね。
これですね、最後のリフトなかなか最初のタイミングが合いませんでしたのでそこでもう一度上げるような形になりました。
(拍手)それでも131点台。
130点を超える世界トップレベルの得点を出してきました。
これでグランプリファイナル進出も決まったこの2人です。
ショートプログラム終わってトップ。
きのうは大きくこの会場を沸かせました。
コミカルなプログラムを演じてくれた中国の彭程、金楊。
ことし4月に結成されたばかりのペアです。
NHK杯優勝に向けてのフリープログラムです。
「シェルブールの雨傘」です。
♪〜ダブルアクセルですが女性がバランスを崩してしまいました。
2人が近づくようにして跳ぶ特徴的なジャンプだったんですが。
このあとコンビネーションジャンプ。
トリプルトーループですが珍しいですね。
練習のときはとてもよく決まっていたんですけども。
序盤のジャンプでミスが続いてしまいました。
トリプルツイスト高さがあります。
とてもよかったと思います。
ショートのコミカルなプログラムから一転今度は、しっとりとした内容で演じている2人です。
バックアウトサイドデススパイラル。
いいですね回転がとても速いです。
低い姿勢が変わらずにとてもよかったと思います。
リバースラッソーリフト上がり方もスムーズです。
スピードが落ちませんね。
このあとは高さの出るスロージャンプ。
スロートリプルループすばらしい。
このジャンプはしっかりと決まりました。
コレオシークエンス。
♪〜フライングチェンジコンビネーションスピン。
お互いにきれいなポジションですね。
とても速いシットスピンです。
最後の終わり方も、とてもきれいなポジションでした。
スロートリプルサルコーすばらしいですね。
アクセルラッソーリフト。
これもスピードがありますね。
♪〜スターリフト。
キャリーリフト。
ポジションチェンジ。
とても安定しています。
ペアコンビネーションスピン。
逆回転から入っていきます。
そして通常の回転レベルを上げてきますね。
(拍手)笑顔が出ています。
女性、19歳の彭程です。
最初の転倒、ただそれを引きずりませんでした。
本当にすばらしいしっとりとしたプログラムだったと思います。
ただ冒頭のジャンプそして引き続きの2回のジャンプのミスがありましたけれどもそれを立て直してスロージャンプしっかりと決めてきましたのでそういったところは加点のつくものができたのではないかなとも思います。
ショートプログラムはすべての要素に出来栄えのプラスの評価がついてくるというような内容になりました。
とても高い点数がついていましたね。
それに比べますとフリーは満足のいく部分が少なかったかもしれませんがそれにしましても、ことし4月に結成されたばかりのペアです。
すばらしいです。
これはトリプルトーループしっかりと降りていたとは思うんですけれどもやはり女性が転倒してしまいましたのでマイナス1の減点ですね。
そして、これはスロートリプルループ。
高さがあります。
距離もありましたね。
こういった感情の作り方そういったところもとてもよくできていたプログラムだと思います。
ショートとは全く違う雰囲気になりましたね。
はい、しっとりとした雰囲気を出していました。
そしてスロートリプルサルコー。
飛距離がありましたね。
そしてランディングもスピードがありました。
技術点は、技の基礎点に加えて技の出来栄えで加点が加わっていきます。
(拍手)中国の彭程、金楊は2位。
そして、カナダのデュアメル、ラドフォードがこのNHK杯、3年連続の優勝ということになりました。
カナダのデュアメル、ラドフォードそして中国の彭程、金楊この2組がグランプリファイナル進出も決めています。
このNHK杯の最初のチャンピオンペアが決まりました。
カナダのデュアメル、ラドフォード。
NHK杯3年連続で制しています。
ショートの2位からの逆転でした。
2位に中国の彭程、金楊3位が中国の王雪涵、王磊。
上位の2組がグランプリファイナル進出を決めています。
日本の須藤、ブードロ・オデは7位ですが、自分たちの演技を出し切りました。
ペアの解説はNHK杯過去4回出場3位表彰台の経験もあります若松詩子さんにお願いしてまいりました。
2016/11/27(日) 01:35〜02:10
NHK総合1・神戸
2016NHK杯フィギュア「ペア・フリー」[多][字]<副音声は場内音声のみ>

世界チャンピオンのデュアメル&ラドフォード(カナダ)が登場、世界一の演技でファンを魅了する。日本の須藤澄玲&フランシス ブードロ・オデの二人も登場。

詳細情報
番組内容
世界チャンピオンのデュアメル&ラドフォード(カナダ)が登場、世界一の演技でファンを魅了する。日本から須藤澄玲&フランシス ブードロ・オデの二人も登場。〜札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで収録〜
出演者
【解説】若松詩子,【アナウンサー】浅井僚馬