全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

実況書き起こし クイーンズ駅伝2016〜第36回全日本実業団女子駅伝 2016.11.27

≫日本三景・松島から杜の都・仙台へと続く42.195km。
駅伝日本一をかけ6人のランナーが思いを込めて、たすきをつなぎます。
≫今年もまた日本の未来を走る女たちがここから生まれるQちゃんを育てた小出監督最後の愛弟子、ユニバーサルの鷲見梓沙がついにデビュー。
幼い頃から天才ランナーと言われ、リオを駆け抜けた鈴木亜由子が日本郵政をさらなる高みへごぼう抜きの女王・ワコールの福士加代子が新たな伝説をつくる。
冬の始まりに、日本一へ、たすきをつなげ。
≫今年はどのチームが女王の座につくのか。
大混戦も予想されますクイーンズ駅伝2016。
宮城よりお送りしてまいります。
放送席解説はスポーツジャーナリストの増田明美さんでお送りしていきます、どうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ今日、日本一が決まりますね。
≫比較的暖かくて、風も弱いので、いい感じですね。
≫クイーンズ駅伝、出場は22チームです。
予選会のプリンセス駅伝を突破した14チームと去年のクイーンズ駅伝の上位8チーム、クイーンズ8と呼ばれるシード権を獲得して予選会を免除されたチーム合わせて22チームが争うことになります。
予選会もかなり激しいレースでしたね。
≫全体的に底上げができてますね。
ここでシードを取りましたらいいですもんね。
≫今年はトップで通過してきたのがTOTOでしたが、去年は14番目でチケットを取ったチームでした。
そして、最後のチケットを今年とったのは十八銀行、その差がわずか12秒という熾烈な争いでしたね。
≫予選で敗れた人のためにも皆さん、とった人は頑張ると思います。
≫プリンセス駅伝出場を回避するのであればこのクイーンズ駅伝でベスト8、いわゆる上位8チームに入らなければならないということでこの争いも非常に注目となります。
今年のクイーンズ駅伝の注目チームを増田さん挙げていただけますか?≫まず、4連覇がかかっていますデンソーチームですね。
こちらはやはり勝ち方を知っているというか勝ち癖がありますね。
第一生命グループ、ここはリオのオリンピックに上原さんと田中智美さん2人が代表に出ていまして全体として総合力のあるチームですね。
そして、もう1つはユニバーサルエンターテインメント。
去年はケガで走れませんでしたけれども、鷲見さんを中心に今回は勝ちにきていますので小出義雄監督もイチ押しの選手、鷲見さんですね。
上り坂がすごく強いらしいですね。
≫非常に若い選手が3区・鷲見、5区には和久という選手がいて≫女子駅伝日本一をかけた戦い、クイーンズ駅伝。
今年、駅伝女王に輝くのはどのチームか。
全22チームの入場です。
≫まずは予選会、プリンセス駅伝を勝ち抜いた14チームです。
十八銀行・長崎。
予選会では最終区間で逆転、粘り強さを武器に上位進出を狙います。
≫三井住友海上東京。
最多7度の優勝、前人未踏20年連続出場の渋井陽子は6区に登場です。
ユタカ技研・静岡。
チームの平均年齢は19.5歳。
若さを武器に躍進なるか。
ワコール京都。
リオオリンピック・マラソン代表、福士はエース区間・3区に登場。
通算103人抜きの記録をどこまで伸ばすのか。
ダイハツ・大阪。
木崎良子ら日本代表経験者を3人起用、上位進出を狙います。
資生堂・東京。
3年ぶりのクイーンズ駅伝、新加入のリオオリンピック代表、高島由香は3区に登場です。
JP日本郵政グループ・東京。
リオオリンピック代表コンビ鈴木亜由子、関根花観を軸に初のクイーンズ8入りなるか日立・茨城。
2年連続22回目の出場。
前回20位からの巻き返しを狙います。
しまむら・埼玉。
若手の成長と総合力を武器に2年ぶりの8位入賞へ。
ホクレン・北海道。
2年連続シード権まであと一歩の9位。
今年こそ、悲願のクイーンズ8なるか。
パナソニック・神奈川。
最多28回の出場を誇る常連目標は5年ぶりの8位入賞です。
京セラ・鹿児島。
低迷していたチームを再建したのはオリンピック代表夫婦、佐藤敦之監督、美保コーチ。
新たな一歩を踏み出します。
ノーリツ・兵庫。
マラソン10代日本代表はエースの岩出は3区。
目標はチーム過去最高の6位です。
TOTO・福岡。
去年14位で通過した予選会を今年はトップで通過、台風の目となるか。
ここからは去年の上位8チーム、シード権を獲得したクイーンズ8の入場です。
天満屋・岡山。
世界陸上代表、重友、小原を擁し3位以内を狙います。
九電工・福岡。
九州勢で唯一のクイーンズ8目指すはトップ3です。
第一生命グループ・東京。
リオオリンピック代表、注目の上原は3区、田中智美は5区に登場。
5年ぶりの女王返り咲きなるか。
前回5位、積水化学・千葉。
高橋尚子など世界一のランナーを排出した名門。
狙うは5年ぶりの3位以内です。
前回4位、ヤマダ電機・群馬。
世界陸上代表・西原に加え、若手も成長、悲願の初優勝なるか。
前回3位、ユニバーサルエンターテインメント・千葉。
小出義雄代表絶賛、Qちゃんを超える逸材・鷲見は3区に登場。
磐石の布陣で4年ぶりの駅伝女王へ。
前回準優勝、豊田自動織機・愛知。
チーム力は去年以上と語る長谷川監督。
今年こそ日本一へ。
そして最後は、ゴールドに輝くナンバーカード、前回女王の入場です。
クイーンズ駅伝3年連続優勝デンソー・三重。
今年も優勝候補筆頭。
6人中3人が3連覇を経験。
絶対女王が史上2チーム目の4連覇へ。
以上22チームが駅伝日本一へ挑みます。
東京エレクトロンスポーツスペシャル、≫号砲の時が迫ってきています宮城県松島町、スタート地点です。
女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝。
増田さん、改めて先ほど挙げていただいた注目の3チーム、紹介していただきたいんですが、まずデンソーですね。
≫今回4連覇がかかっていますけれども、実はエースの高島さんが移籍しまして、それと比べたらちょっと総合力が弱いと若松監督は言われているんですけれども、それでも3連勝の経験メンバー、6人中3人が残ってますしやっぱり勝ち癖があるというところでデンソーチームは強いと思います。
第一生命グループですね、こちらは何といっても、上原美幸さん、リオオリンピックで女子5000mで度胸のある走りをしましたねプライベートでも積極的で、ケニアの選手たちと一緒に食事をしたり、オリンピック期間中、世界記録をつくった女子1万メートルのアヤナ選手のゼッケンをもらったり、強くなる要素を持った選手ですね。
≫そして、もう1チーム注目のユニバですが、そのチームには高橋尚子さんを超える逸材がいます。
≫あのQちゃんを育てた小出義雄監督ベタぼれ。
ユニバーサルエンターテインメント・鷲見梓沙選手。
その走りは練習でも桁違い。
去年は、高卒ルーキーの19歳ながら世界陸上の代表に選出。
さらに、駅伝ではエースという大役を任されました。
≫頭もよくなったかな?≫頭は最初からいいですよ。
≫名将が認めた金メダリストを超える逸材、鷲見選手がチームを4年ぶりの頂点に導きます。
≫各チームのエースランナーが集う、3区の地点、塩竈市水道部前の第2中継所に鷲見梓沙選手は10時半過ぎに到着しました。
知り合いの方に声をかけられて笑顔で応えるシーンもあって穏やかな表情でしたね。
小出代表からは昨夜と今朝、2度、電話をもらったということです。
先頭でもらったら後ろは全く振り返らずに先頭のバイクだけを見て走れと言われたそうです。
本人はとにかく去年走れなかったクイーンズ駅伝、楽しんで走りますと答えました。
どんな輝きを見せるのか、楽しみです。
≫増田さん、鷲見についての印象はいかがでしょうか?≫素直ですね、とっても。
顔の雰囲気もQちゃんに似ているんですけども、走りの強さはもちろんですけれども、お肉が大好きで、だからよく食べるというのも小出さんは、すごく強くなると見てますね≫その鷲見が登場してきます3区ですけれども、3区で言うと、注目チームの1つ、第一生命グループからは上原が出てきて直接対決になりますね。
≫上原さんは注目はされていますけれども、自分は守りに入らないと。
4年後の東京オリンピックに向けたチャレンジャーだからということで今日も積極的にいきそうですね。
≫3区にはリオオリンピック代表が4人出場して、今大会も全体でリオのメンバーがそろっているんですね。
≫鈴木亜由子さんもいますしね。
こちら今は尾崎好美さんがずっと1区の選手に付き添っていますね。
≫鈴木さんもリオのときには足を痛めてましたけど今回ポイント練習が3回ぐらいしかできない中でも、何といっても秀才ランナーで集中力がすごいですからその中でメンバーに入ってきまして、短い2区を今日は走りますね。
≫そしてもう1人はマラソン代表の福士選手も注目ですね≫福士加代子さんはおもしろい選手で、口のでかさと胃のでかさは誰にも負けないっていうことで、リオに忘れ物をしたような気持ちでいるから今回の駅伝でもまた次に向かって復活の第一歩になればいいと思っているんですね。
≫永山監督も話していましたが、19番というナンバーカードこれ以上の順位をもちろん上げていきたいし、爆発的な走りを福士には期待しているんだと。
チームを上げていくにはこの人の覚醒しかないと話していましたね。
≫楽しみですね。
≫スタートまでおよそ1分となりました。
スターターは村井嘉浩宮城県知事です。
スタート実況はTBS、石井大裕アナウンサーです。
≫ほとんど風はありません。
雲に覆われ少し肌寒く、選手たちの緊張感で空気がより一層、張りつめています。
松島のスタート地点です。
注目の3チームも号砲を待ちます。
まずは4連覇へデンソーです3年連続1区を任される光延友希。
プレッシャーもあるけれどもチームを勢いづけたいと話しました。
光延を含め6人中3人が3連覇を経験して、ゴールドゼッケンのデンソーです。
5年ぶりの優勝を目指す第一生命グループ。
1区は田中花歩。
3区にはリオオリンピック5000m代表・上原、5区にはリオオリンピックマラソン代表の田中智美がいます。
さらに、4年ぶりの女王奪還に向け個々の能力の高さが光るユニバーサルエンターテインメント。
小出義雄代表が50年に1人の逸材と評する鷲見梓沙はエース区間、3区に待ちます。
クイーンズ駅伝2016、いよいよスタートです。
女子駅伝日本一決定戦、全22チームの選手たちが一斉にスタートしました。
大混戦が予想される今大会、全6区間、絶対女王・3連覇中のデンソーに待ったをかけるチームはあるんでしょうか。
2020年東京オリンピックを狙う若きランナー、日の丸を背負うトップランナーが日本三景・松島から仙台市陸上競技場を目指します。
風光明媚な宮城県の町並みを走っていく22チームの選手たちです。
増田明美さんの解説でお送りしていきます。
お願いいたします。
このクイーンズ駅伝、去年の上位チーム、クイーンズ8そして予選会、プリンセス駅伝の上位14チーム、合計22チームで駅伝の日本一が争われます。
気になる今日の天候、コンディションもご覧いただきましょう。
天候はくもり、気温は12度、湿度は74%、風速は3.0mという風が吹いています。
勢いよく飛び出していって、増田さん、どうですか?≫今、主導権握っているのはユニバの青山さんとあと九電工の宮崎さん。
結構速いペースで、今日は風もないですからね、いい感じで、リズムよく入りましたね。
≫豊田自動織機の福田も今先頭に出てきてそして今、左折をしてきまして、選手たちはメイン道路の国道45号線へと入ってきました。
宮城県警では、夕暮れ時の交通事故防止、ラ・ラ・ラ運動を実施しています。
早めのライト点灯、目立つ服装・装備、右側注意を常に心がけて、安全運転に努めてください。
速いペースで先頭が進んでいこうというところですが、まずこの1区からのポイントが気になるところですが。
≫コースが厳しいですからね峠を越えるようなアップダウンがありますし、トンネルも越えますね。
大体いつもトンネルの手前ぐらいで、5kmぐらいのところでスパートする選手がいるのがこのコースの特徴ですけども今回は皆さん勢いのいい顔ぶれがそろっていますからもう少し、スパートが早くなるかもしれませんね。
≫22チームの集団ですが、1チーム、ユタカ技研の高野が少し遅れる展開になってきました。
900mという地点です。
≫高野さんはプリンセス駅伝のときにはすばらしい走りを3区でしましたね。
岩出さんや福士さんについていって積極的なレースでした。
≫少し、早くも遅れてしまっている状況で今、先頭には資生堂の竹中が立ちましたね。
間もなく1kmのポイントを迎えます。
今、手元の時計で3分8〜9秒という1kmの入りです。
≫速いです。
竹中さんは右足の足底とかかかとをしばらく痛めて、ベルリンマラソンは回避しましたけど足の状態もよくなって走れなかった分、エネルギーが出てる感じがします。
≫駅伝日本一を決めるコースをご紹介しましょう。
女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝の舞台は宮城県松島から仙台を縦断する6区間42.195km。
日本三景・松島の海岸線を走る1区は7kmです。
2km過ぎから始まる激しいアップダウンを越え、2区のスピードランナーにたすきをつなぎます。
そして豊田自動織機の福田も先頭に来ましたがちょうど注目の3チーム、デンソー・光延、第一生命・田中、ユニバの青山と並ぶような格好ですね。
≫でもやっぱり福田さんが一番いい位置にいますね。
中心は福田さんで動いている感じですね、21歳ですね。
≫そして竹中も引っ張っているところ、1チーム、ユタカ技研の高野が遅れる展開、そこからスタートしています国の指定重要文化財、伊達政宗公が贈呈した五大堂も選手たちの右手に見えています。
≫1区、先頭集団は20チームです。
京セラ、ユタカ技研、この2チームが遅れています今大会の特別協賛社、東京エレクトロンは、半導体及びフラットパネルディスプレイのリーディングカンパニーとして世界を舞台に最先端技術と優れたサポートを提供しています。
半導体はスマートフォンやパソコンから、医療機器、社会インフラに至るまであらゆる電子機器に搭載されている電子部品です。
ここ宮城県では、宮城県黒川郡大和町にある開発・製造拠点、東京エレクトロン宮城本社工場から世界に発信しています。
東京エレクトロンはナノテクロノジーの実現に向け半導体の新たな扉を開いていきます。
2.5kmの手前から始まる上り坂、ご覧のような高低差がありますが、早くもこの段階で縦長になってきました。
1号車に振っていきましょう≫600mの間に32mも上るという非常に過酷な上りに入っています。
3kmまで上りが続きます。
1号車の解説はスポーツコメンテーターの千葉さんです。
その上りで大分縦長にばらけましたね?≫ばれましたね、ペースが上がっています。
≫この1kmから2kmの間はほとんどペースが変わらなかったんですがこの坂で全く変わっていますね。
≫特に資生堂の竹中理沙さんですね、大きな一歩でぐんぐんペースを上げていますね。
≫その隣にいるのは2番の豊田自動織機です。
縦長の一番後ろにいるのがTOTOの川上さくら、その前にノーリツ・井上、そしてダイハツの木崎良子も後ろから数えて3番目と、ちょっと気になりますね?≫ただ、上りの後は、また下りもありますので、ここは踏ん張って下りで追いつくようなイメージで走っているんじゃないかなと思いますよ。
≫一度ここで落ち着けばというところですが、現在、2列の縦列という形に変わっています。
先頭を引っ張るのは17番の資生堂の竹中理沙、そしてその隣は2番、豊田自動織機の福田です。
≫後続の様子も聞いてみましょう。
≫22位がユタカ技研です、高野智声が走っていますが、予選会のときはエース区間ですばらしい走りを見せましたが、スタートで少し出遅れると、そのままずっと、ずるずると遅くなっていきまして、ちょっと足を引きずっているようなしぐさも見られるようになりました。
その前、21位の京セラの姿は見ることができるんですがもう20秒以上広がっているということで非常に心配になってくるような走りになっています、高野智声です。
≫ちょっとこの足の運びを見ていると増田さん、心配ですね?≫プリンセスのときとは、全然動きが違いますね。
どこか痛いところがあるんでしょうね、高野さん。
≫ちょっと足をかばうような≫先頭集団は12人の集団でしたが、少し離れていきまして、ホクレンが今13番目、15番目に4連覇を狙いますデンソーの姿も見えていますそれでは、1号車です。
≫前の集団が現在は9人の固まり、そこから少しぱらぱらと離れていってそしてゴールドゼッケン、1番、連覇を狙っていますデンソーの光延ですが、千葉さん、この動きはどうでしょうか?≫昨年の走りと比べますとキレがないですね。
足を見ましても、走り込みが万全という足ではないんですよね。
ただ、昨年区間2位となっている選手なので、このコースの走り方を知っていると思いますから粘ってほしいですね。
≫現在、手元で計測しますと先頭と12秒差です。
その後ろにノーリツがいまして、さらにしまむら、18番をつけていますダイハツの木崎良子ですが木崎の動きも含めて、どうでしょうか?≫状態が万全ではない中では粘っているなとは思いますけれども、この後、エースの松田さんにいい位置で、1秒でも早くつないでほしいですね。
≫先頭の動きでも非常に目立っているのは天満屋の西脇もいいようですね?≫西脇さんも、この区間で昨年、区間8位というすばらしい走りをしていましてそのときよりも状態がいいということですので、顔は苦しそうなんですけれども、粘りのある選手です。
≫さらに先頭集団が絞られていきそうです。
≫2号車の状況も聞いてみましょう。
≫21位の京セラです。
20位の選手とは300mほど離れています。
3年ぶりのクイーンズ駅伝の舞台に立った京セラ、オリンピック代表、佐藤敦之監督と美保コーチが率いる京セラ。
現在21位、苦しい走りになっている鳥取中央育英高を卒業した、2年目の20歳、足立由真、前の20位とは300mほど離れています。
≫続いて、気になる3号車です。
≫21位京セラの姿が、もう全く見えない位置になっています、22位がユタカ技研が高野智声です。
足を引きずるような走りがずっと続いていまして、なかなか足が前に進まず地をはうような苦しい走りになっています。
表情も苦しそうになっていまして何とか一歩一歩、第1中継所を目指して歩を進めているという形になっています。
≫高野さんは、痛かったんじゃなくてウォーミングアップですとか走り始めてから痛くなったという感じがしますね。
こういう状態だったら多分、起用しないと思うんですね。
≫1号車、レース動きましたね?≫先頭を引っ張っていく選手たちが変わっていきました。
千葉さん、5km、15分48秒で通過ということで中間点では1区の区間記録ぐらいのペースで入っているんですが、大分上がってきましたね?≫いいですね、森智香子さん、積水化学がするすると前に出てきましたけれども、今年は0.27秒差で、あと一歩でリオオリンピックに行けなかったという選手ですが年間を通して、いい走りを見せてくれていますし、ラストのキレもありますので楽しみですね。
≫去年のアンカーで区間賞をとりまして非常にノッた、自分のターニングポイントだったと話しています。
積水化学の森智香子が先頭を動かしました。
現在、隣にいるのが19番、ワコールの一山、その反対側に隣にいるのが16番をつけていますJP日本郵政グループの中川、もう1人が17番、資生堂の竹中の4人です。
≫増田さん、ルーキーの2人、19番・ワコールの一山、16番JP日本郵政グループの中川が頑張っていますね?≫すばらしいですね、中川さんは5区で区間賞の走りをしましたね。
1区に起用ですね。
大体このコースは5kmぐらいでレースを変える人が区間賞をとりますので、そういった意味では森さんがすごくいいペースアップをしたと思うんですね。
森さんは、千葉さんも言っていましたけど、3000m障害で0.27秒で代表を逃した悔しさがありますからね。
小学6年生のときに、森さんは九州大会で百人一首でチャンピオンになっているような選手なんですね。
≫日本郵政グループは2区にリオ代表の鈴木亜由子、3区もリオ代表ということですね?≫先手必勝のチーム編成ですね。
やっぱり駅伝というのは勢いですから、高橋監督、いい起用だったと思います。
中川さんのことは高橋監督は本当に強くなる要素がすべて詰まった選手だと、日常生活を見ていても、オリンピック代表になるような選手だとイチオシです。
≫またここからペースも上がってきそうです、1号車です。
≫ワコールのサポートスタッフの大きな声を受けてこのペースがまたさらに上がっていきそうです。
現在、先頭集団は4チーム、資生堂、JP日本郵政グループ、ワコール、そしてその後ろ、ちょうど今陰になっていますがつけているのが積水化学の4チーム。
その後ろからまだ3秒差ということで、千葉さん、豊田自動織機、九電工、そしてその後ろにいるのがダイハツのグループ、ちょうど今、前を追いかけていくような元気が見えています。
≫優勝を狙うのであれば10秒差ぐらいで攻めてほしいですね。
≫今、竹中が少し前に引っ張る形に変わってきました、17番、資生堂です。
≫意外でしたね、トンネルの中で動きがありましたものね不意を突かれましたね。
≫残り1kmぐらいが勝負どころだとよく言われているんですが、まだあと1kmはあるというところで動きました。
≫その手前で選手たちが油断をしたところでペースアップしたんですね。
一山さんが前に出ました。
≫現在6kmを通過しましたあと1kmで、現在のペースが18分54秒というところです。
そこで19番の一山、動きが出てきました。
5kmの下りまでついていくよう永山監督の指示を受けていました。
その後、プリンセス駅伝でもよく引っ張ったということでいい動きを見せています。
≫驚きましたね、一山さん、度胸があります。
ルーキーの元気のよさが走りに出ていますね。
ワコールは例年、エースの福士頼みという走りが多かったんですけれども、このいい流れをつくって3区のエースにたすきをつなげば、これはおもしろい展開になりそうですよ。
≫現在、先頭は19番ワコールの一山、その後ろにピタリと資生堂の竹中がついています。
16番のJP日本郵政グループとの間はまだわずかに2秒。
その後ろの4位に上がっていきそうな天満屋はいったん遅れていたんですが、西脇が盛り返して豊田自動織機の横に並んでいます。
その後ろに積水化学、九電工と続いています。
≫ルーキーが頑張っている先頭争い。
そしてその後続、2号車です。
≫15位集団です、白と赤のユニフォームはノーリツ、41歳の小崎まりがこの後に控えていますが現在15位、そして16位が右側、青いユニフォーム、十八銀行、予選会はギリギリ14位で突破しました。
今少し前に出てきました9番TOTOです。
TOTOはプリンセス駅伝、予選会を優勝してこのクイーンズにやってきました。
そしてその後方、18番、赤いユニフォーム、こちらはデンソー、18位です。
4連覇を狙うデンソー、1区から苦しい走りになっています。
現在18位、そしてその後ろに19位、しまむら、20位にダイハツ・木崎良子が走っているという後方です≫先頭争いです、もう間もなく400mを切ってきた中で先にたすきをとりまして、一山です。
この走りどうですか、増田さん?≫いいですね、一山さんは合宿でも福士さんと同じ部屋でいろんな影響を受けたということですけれども、ここ、同じタイムでも1位で渡すのと、2位でもらうエネルギーが違いますから、どうしても、強いですね、一山さん。
でも竹中さんも本当に今年は一皮むけた走りをされていますね。
≫ワコールの一山は永山監督も話していましたが区間賞をとる力はあるんだと福士とどうしても比べてしまうぐらいの力があるので福士はこのクイーンズ駅伝の1年目は1区を走って2位だったと。
それを超えてほしいという期待を込めていましたね。
第1中継所、エースリポートになります、高田寛之アナウンサーです。
≫女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝、最初のたすき渡しです。
精鋭がそろう第2区、注目はJP日本郵政グループの鈴木亜由子はオリンピック以来のレースということになります。
飛び込んでくる、まずは19番・ワコールが先頭。
第1中継所、先頭でたすきを渡したルーキーの一山が増田さん、新記録でしたね?≫速かったですね。
≫20秒更新してきました。
≫上り坂が上り坂に見えないような、すばらしい走りでした。
≫後続、3号車、ユタカ技研です。
≫先頭から1.9km離れています。
まだ残り1km以上あるという状況です。
22位のユタカ技研・高野智声です。
先ほどからずっと苦しい走りアクシデントもあったと思います。
ただ、一歩一歩前に進んで何とか、何とか第1中継所を目指しているところですが、ペースも上がりません。
いつものジョギングのペースよりも遅いのではないかというくらいの苦しい走りになっていますが、一歩一歩前を目指して走っています。
≫1号車です。
≫先頭は19番・ワコールの田渕、その隣が17番、ピンクのユニフォーム、資生堂の吉川侑美です。
その後ろから、先ほどまで5秒差だったんですが、一気に迫ってきました2番・豊田自動織機、島田です。
≫京セラは束になったら怖くないということを皆さんがチームのテーマにしていますからね、最強の2人、佐藤敦之さん、美保さんの精神が染み渡っていますから、頑張ると思いますね。
≫2区のコースをご紹介しましょう。
2区は3.9kmです。
緩やかな下りで繰り広げられるスピード勝負、第2中継所では日本代表クラスのエースが待ち受けます。
先頭集団が3チームとなりました、1号車です。
≫1kmのところで豊田自動織機、2番です。
青のユニフォーム・島田ですが、8秒差でたすきをもらったんですが、千葉さん、1kmの間にもう8秒差を詰めて追いつきましたね?≫一気に来ましたね、豊田自動織機の島田さん、勢いがあります。
この3人の中でも5000mの持ちタイムが一番いいですからこの後の動きに注目したいですね。
≫この1km、3分11秒で入っていますので決して遅いわけではなかった2人に追いついたということは相当速いペースで入ってきましたね。
≫下りの多い区間でもありますので、もうかっ飛んでいってほしいですね。
≫その後ろ、4位グループに九電工、JR日本郵政グループ、第一生命グループ、これも最初にもらったところから比べますとグッと詰めてきたのは、この中で言いますと第一生命グループとなりました。
飯野は、東京農業大学にいったん進学して、もう一度第一生命に入り直したという異色の選手、1500mでスピードを鍛えてきたということですが、この区間の走りとしては非常にいいんじゃないでしょうか?≫いいですね、1500mのスピードを持っているのでまた後半グッとペースを上げてくると思いますよ。
≫そして間もなく、選手たちが1.5kmを通過しようというところで豊田自動織機の島田が引っ張る形に変わった3人です。
≫後続の情報も聞いてみましょう、2号車です。
≫映っているのは日立です、現在9位です。
8位までが来年のシード権を得るクイーンズ駅伝ですがその前にいるのが積水化学と天満屋です。
ピンクのユニフォーム、天満屋が現在7位です。
25年連続、25回目のクイーンズ駅伝という名門の天満屋。
現在、7位を走っています。
8位は積水化学。
積水化学までが来年のクイーンズ駅伝のシード権を得ますそこから5秒ほど離れたところ、今、ユニバの木村が抜いて9位です。
日立が10位という状況に変わりました。
木村が淡々とペースを刻んで前の日立との差を詰めてきました。
たすきをもらった時点では5秒差ありましたが、それを現時点で、1.5kmで逆転しています。
現在、ユニバが9位、10位が日立と変わっています。
≫先頭は豊田自動織機の島田がここでまた仕掛けて、出ていますね?≫2区は島田さんを初めユニバの木村友香さんなど、今年の2区が強いんですよ。
1区、2区でトップに出ようと思っているチームが多いのでここはポイントとなる区間ですね。
≫非常に体も絞れてきて、いい状態で来ているというルーキーに対する期待も長谷川監督も大きなものがありましたね。
≫島田さんは貧血でしたけれども、貧血が回復してから、どんどん調子を上げているんですね貧血のときに走れなかった分爆発的に走りたくて走りたくてしようがないというのが今回も出ていますね。
≫2位のワコール、資生堂との差を広げようとしている豊田自動織機・島田です。
それでは、3号車です。
≫ディフェンディングチャンピオン、デンソーですがキャプテン・小泉は現在、18位集団を走っています。
デンソー、ダイハツとしまむらの3チーム。
小泉が前に出て、前を引っ張って、追いついていこうというところですが、前に2チーム見えていますがTOTOと十八銀行、この2チームが5秒ほど前にいる状況になっています。
≫1号車です。
≫2kmを過ぎたところまではわずかな差でしたが、現在のところ4秒差まで広げています。
先頭を走っているのは豊田自動織機、島田ですが千葉さん、わずか300mに満たない間のうちに5秒近くの差をつけ始めたこのペースアップはいかがですか?≫走りが変わりませんね、最初から。
ずっと安定したフォームで走っていますしさらにはスピードも切りかえを得意としていますので、この後、もっともっとペースを切り替えて上げてきそうですよ。
≫極端の動きの変化がある、大きな腕の振りなど目立つところがなかったのですが、その中でこれだけジワリジワリと離しているのはどんなスピードの特性が考えられますか?≫スピードもありながら、しっかり押していく能力も高い選手なんですね。
≫表情は全く変わりません。
それから首の動きも全く変わりがありません。
どちらかといいますとワコールの田渕は脇が開き始めています。
17番の資生堂の吉川ですが腕の振りが小さくなっています。
その2人の間はもう5秒離れています。
≫先頭争いですが、ジリジリと増田さん、豊田自動織機の島田が差を広げていますね?≫今回も長谷川監督は、目標は優勝だとはっきりと言われていましたように、ここですごくわかりますね、この走りは。
≫日本三景、松島のすばらしい景色を眺めることができる七ヶ浜半島もご覧いただきました。
≫島田さんは、高校卒業の後に、山梨学院大学附属なんですけど、高校卒業の後に進路についてすごく悩んだそうなんですねだけども、とんかつ屋さんでとんかつを食べているときに陸上を続けたいと決心したそうです。
≫第1中継所、ユタカ技研がたすきをつなぎます。
ようやく全チームのたすきがつながります。
一時は白たすきも用意されたこのユタカ技研、たすきを渡しました。
何とか、たすきがつながりました。
ルーキー・森藤がスタートしていきました。
≫1人では立てないというような状況、足が心配されますね?≫高野さんは19歳で、本当にこれからの、4年後の東京オリンピックに向けての希望の星ですからあんまり無理せずに、これがひどくならなければいいと思います。
≫先頭は豊田自動織機、2位にワコールと資生堂、その後ろには積水化学の姿も見えています。
後続、3号車です。
≫ディフェンディングチャンピオン、デンソー、2区を走るキャプテン・小泉ですが、順位を上げまして、前にいる15位ノーリツにもう追いつきます。
ひたすら前だけを見つめています。
ノーリツの前はもう見えないぐらいの差が出ていますが、まずこのノーリツを抜いて、15位に上がろうとしていますキャプテンの小泉です。
ノーリツを今、キャプテンの小泉が横に並んで前に出ました。
これでディフェンディングチャンピオン、デンソーが15位に、小泉、まずは流れを取り戻すために順位を上げています。
≫小泉が4人を抜いて15位まで上がったという、2区の走りです。
≫去年も小泉さんはここで区間新記録をつくりました。
昨日も選手宣誓を見事に、みちのくのことを入れながらもすばらしい選手宣誓でしたね≫緊張した、なんていう話もしていましたが走りは自信を持って前をとらえています小泉です。
そして、先頭争いになります。
先頭は豊田自動織機、そしてその後ろも見ていきましょう、2号車です。
≫黄色と黒のユニフォームは九電工です。
現在、第5位をとらえています。
九電工は6年連続25回目のクイーンズ駅伝、シード権をとるという思いでやってきました。
昨年7位という九電工、現在は5位を走っています。
6位に第一生命グループ、7位に天満屋、そして8位にクイーンズ8をかけるユニバ、木村が一気に前をとらえて、8位、9位が積水化学、10位にヤマダ電機という後方です。
≫ユニバも、ここから木村で上げていこうというところ。
そして先頭争いになります、豊田自動織機のルーキーの島田がそのままいきそうですね増田さん。
≫長谷川監督も赤羽コーチもやっぱり彼女が、筋肉が多いということが、すごく魅力なんですね。
体も決して細くないでしょう足なんかもきちんと筋肉がついていて、だから練習はすごくできるそうですね、島田さんは。
≫ワコール、資生堂の後ろに増田さん、鈴木亜由子、JP日本郵政グループが見えていますね。
≫さすがですね、まだちょっと足に痛みはあるようですけれども、徳之島合宿でポイント練習を3回しかこなしていない中でこういうふうに代表に入ってきた、亜由子さんの集中力がすごいですね。
≫第2中継所、TBSの清水大輔アナウンサーです。
≫2km過ぎから一気に前に出てきました、豊田自動織機、高卒ルーキー・島田、そして林田みさき、3区のランナーが待っています。
8年ぶりの優勝を見せる豊田自動織機がこの2区から3区、1位でたすきを林田にわたしました。
≫3区に入って、エース区間です。
先頭は豊田自動織機の林田みさき。
しかし、その後ろからはリオデジャネイロオリンピックの代表、ワコール・福祉、資生堂の高島さらにはJP日本郵政グループの関根も追いかけています3区の紹介です。
エースが激突する3区は最長10.9km。
ランナーたちは東北地方最大の都市、仙台市へ入ります。
日本代表クラスが集結するこの区間で、どんなレースが繰り広げられるでしょうか。
今年はオフィシャルカーとしてダイハツよりできる昨日が満載のムーブキャンパス、家族に絶妙、新サイズ、新型コンパクトカー、トールカスタム。
そのほか各種協力車両をご提供いただいています。
やはりリオデジャネイロオリンピックの代表が迫ってきています、1号車です。
≫7秒差で豊田自動織機を追いかける資生堂とワコールですがさすが実力者の2人です、高島由香と福士加代子が追いつきました。
800mで追いついて、前に出る。
先に出たのは資生堂、17番、今シーズンから資生堂のピンクのユニフォームを着ています、高島由香です、千葉さん?≫一気に出ましたね、高島さん。
さすが、2年連続のMVPの選手ですからね。
また福士さんも負けてはいませんね、横に並んで私も行くよっていうような走りですね。
≫先頭を走っていました2番の豊田自動織機の林田みさきのこの1kmの入りが3分10秒ですから、それをさらに上回って3分3秒で入ってきたということです。
そしてその後ろ、16番のJP日本郵政グループ、鈴木亜由子と二枚看板、オリンピック出場の関根花観ですが、いつもと同じように両脇を開いて腕を振ってくるんですがそれでも迫ってきているんですね?≫関根さんも迫ってきていますので、この第1集団に入って一緒にいきたいと、そんな走りに見えますね。
≫その後ろも見ていきたいと思いますが、九電工とユニバですが、この両チームも迫ってきています。
JP日本郵政グループを追いかけていく形の3番、ユニバの鷲見梓沙の走りですが、千葉さん?≫どんどん前に迫ってきていますね。
第1集団の福士さんと高橋さんは今年オリンピックがありましたから、例年のように万全ではないと思うので、追ってくるのにはチャンスだと思いますね。
≫その隣、黄色と黒のユニフォームの九電工・加藤岬、マラソン練習をすることによって、5000も1万も自己ベストが上がったという走力を深めたことに自信を持っています。
そしてその後ろにつけているのが6番・第一生命ということになりました。
上原も、リオデジャネイロオリンピックの5000mのランナーということでここは群雄割拠ですね?≫豪華なメンバーがそろいました。
≫オリンピックあるいは世界陸上を代表するランナーたちが一堂に会して、先頭争いが7チームぐらいに可能性が広がってきました。
≫増田さん、第1集団といいましょうか、この1号車がフォローしている間にオリンピックの代表ランナーがずらっと並んでいます。
≫皆さん、ライバルに不足なしという感じですよね。
だから自分が、ここでチャンピオンになるんだという気持ちで走ってると思うんですね。
鷲見さんと一緒に追い上げている、九電工・加藤岬さんも9月の全日本実業団の1万メートルで0.6秒差で2位でしたからね。
ダイハツの松田さんに次いで勢ぞろいですね。
≫ここが5位、6位という形になりますが。
≫小出義雄代表は、鷲見さんの前傾姿勢をすごく気に入ってるんですね鷲見さんのいいところは特に上り坂に強いということで、今回も7.5kmぐらいに橋があるんですね。
福田大橋という橋が。
その辺りでスピードを上げたいと思っているようですね。
小出さんも5kmぐらいのところにいるらしいですね。
≫となると、ここはいい位置にユニバもつけています。
4年ぶりの優勝を狙っていくユニバです。
そして先頭を引っ張る高島・資生堂、ワコール・福士というところ、スピードを上げていくんでしょうか、1号車です。
≫現在、先頭の3チームの後ろ、関根、九電工とユニバの間この6チームの間がたった5秒しかありません。
たった5秒で塊になるということは、もうすぐ千葉さん、先頭集団が2kmを迎えるところで6チームになってもおかしくないということですよ。
≫等間隔に目標が見えている分だけ後ろから追う選手もやりがいがありますね。
≫おっしゃるとおりで、今ちょうど前の3チームを追いかける16番、4位のJP日本郵政グループとの間が2〜3秒。
後ろも3秒と等間隔です。
そして2kmまでがちょうど6分30秒というペースを刻んでいるチームですが前の高島、福士といった力のある選手たちのペースが急激に上がるわけではありませんね?≫やはりリオオリンピックの後に休養などがありまして、例年のように、100%という状態ではないだけに、チャンスですから、怖がらずにしっかり追っていくことが大事ですよね。
≫この中で言えば例えばですが、加藤岬、九電工、まだ世界陸上、オリンピックなどの代表経験はありませんが、そうした名のある選手たちを倒してここで一気に名を売るということもできるということですね。
≫加藤さん、勢いがありますよ。
全日本実業団でも自信の結果を出しましたので、前に追いつくかも。
≫豊田自動織機、資生堂、ワコールがトップグループ3チーム。
そこにJP日本郵政グループ4位のチームが追いつこうとしています。
そしてその後ろですが、5位争いをしているのがユニバ、九電工、その後ろに第一生命という順位です。
2区を走りましたJP日本郵政グループ、鈴木の話が聞けました。
1区がいい流れで持ってきてくれたので、その流れを切らさないように走った、今できる自分の走りができたと思う、この後の選手たちも、しっかり走ってくれると思いますと話しています。
≫その期待にも応えてJP日本郵政グループ、リオデジャネイロオリンピックの代表の関根が、もうトップグループに追いつきますね?≫いいですね、関根さんが追いついて、またここで少しペースが上がるかもしれませんね。
それから豊田自動織機の林田みさきさんがよく頑張っていますね。
追いつかれても粘ってますね≫先頭は資生堂・高島、そしてワコールの福士が引っ張っている状況です。
2号車です。
≫8位の積水化学です。
たすきをもらったときには9位でしたが、前との差を6秒差、逆転して現在8位に上がった積水化学・松崎璃子です。
その9位の天満屋とは現時点手元の時計で6秒差になっています。
抜かれた現在9位の天満屋、こちらは小原怜です。
名古屋ウィメンズマラソン、1秒差で敗れて残念ながらリオの切符をつかむことはできませんでした。
その小原が前半で逆転されているという状況です。
後方に目をやってみます。
黄色のユニフォーム、こちらが10位のヤマダ電機です。
21歳の石井寿美が現在、走っています。
小原とは少し離れて、現在手元の時計で15秒差、こちらが11位、その後方、12位にパナソニック、さらには三井住友海上、ホクレンが三井住友海上の前にいますが、後方、日立、そしてしまむら、現在4連覇を目指すデンソーが後方16位という状況です。
≫先頭は増田さん、資生堂・高島が少し引っ張る形、縦長になってきましたね?≫高島さんは過去2回、MVPをとっているようなね。
≫この大会、2年連続MVPですね。
≫この区間を熟知していますよね。
高島さんが、まだそんなに最高スピードで行ってないところもいいと思います。
まだまだ5km過ぎてからペースを上げようと思っている走りなんですね。
福士加代子さんも性格的に強い人と走るのが大好きですので、高島さんと一緒に走ることで自分のいいリズムを引き出しているように感じられます。
≫先頭争いも熾烈になっていますが、大会3連覇を果たしていますデンソーはどうか、3号車です。
≫ディフェンディングチャンピオンのデンソーなんですがデンソー・水口が走っていたんですが、500mほど前から、阿部に水口が引き離される状況で今2秒の差がついています。
そして、その後方からノーリツの岩出、ダイハツの松田という、次世代を担う選手が走ってきてデンソー・水口に迫ってきてもう、その差が10秒ない、6〜7秒というところに来ていますから、デンソー、この3区、ちょっと苦しい形になるかもしれません。
≫水口さんは北海道マラソンも走って35kmまでずっとトップを走ってるようなスタミナがある選手ですからまた後半に上げてくると思いますね。
後ろから迫っているダイハツの松田さんがものすごい勢いですね。
彼女が今一番強いですよね。
全日本の実業団の陸上でも優勝しましたけれども、とっても明るい選手で、渋井陽子さんや福士加代子さんに似た華のある選手、追いつくと思いますね、岩出さんもよくついていますね。
≫その隣の岩出は10代のマラソン日本記録を持っている選手です。
では、先頭争いにいきましょう。
先頭、豊田自動織機が少し遅れてオリンピックランナー3人が先頭を争う形に変わりました≫林田みさきさん、頑張りましたけど、林田みさきさんはお母さんも須磨学園高出身で、長谷川監督の授業を受けていましたから、親子そろって長谷川監督の教え子なんですね。
また、ここから粘ってほしいですね。
≫ただ、その豊田自動織機の林田が少し遅れて。
今、情報が入ってきましたけれども豊田自動織機が第1中継所でたすき渡しのミスがあって、失格となったという情報が入ってきました。
ちょっとこれはどうかという情報が入ってきましたが、今、順位も入れ替わりました。
4位に九電工、5位に豊田自動織機、6位にユニバーサルエンターテインメント、7位に第一生命グループという並びになっています。
ちょっと驚きの情報が入ってきましたね?≫トップで渡しましたよね。
≫ちょっと、これは優勝争いの中にも入ってくる豊田自動織機でしたけど。
≫選手がそういうミスを知ってて走っているんだったら、つらいですね。
≫ここではまだ情報は入っていないかもしれませんが、今、林田は前を追いかけてという形になりますが。
今入ってきた情報によりますと、豊田自動織機、なんと第1中継所でのたすき渡しのミスがあって失格という情報が入ってきています。
去年はチームとしても2位で≫今大会は3台の移動中継車でお送りしていますが、それぞれ順位をまた確認していきましょう、1号車です。
≫間もなく5kmを迎える先頭集団、資生堂、19番のワコール・福士加代子、その後ろが3秒離れて16番の現在3位、日本郵政の関根花観、その後ろが5秒離れて黄色いユニフォーム。
7番の九電工・加藤岬と続いています。
≫2号車です。
≫移っている青いユニフォーム、豊田自動織機は先ほどたすき渡しのミスがあって失格という情報がありましたですから、後ろに映っている第一生命グループが上原が現在5位ということになります。
6位が積水化学の松崎璃子です。
松崎はたすきをもらってから一気に前を詰めてリオオリンピック代表の上原の背中にぴったりついています。
逆に、苦しい表情、険しい顔をしかめているユニバの鷲見梓沙が現在7位ということになります。
この辺りで小出義雄代表がいるという情報ですから、声がもしかしたら、かかっているかもしれませんがその鷲見が苦しい状況になってきました。
ユニバが7位、8位、ピンクのユニフォーム、天満屋・小原怜が一度、松崎に抜かれましたが、淡々とペースを刻んで、逆に鷲見をとらえようとしています。
ですからピンクのユニフォーム、天満屋が前をとらえれば7位に上がる、8位がユニバという集団です。
≫小原怜さんはアルバカーキの合宿なんかでも、すごくよかったらしいですね前よりも、一段と強くなったと武冨豊総監督もおっしゃってましたが鷲見さんを抜くときの雰囲気ですとか、相当、名古屋ウィメンズマラソンのとき田中智美さんに負けて、リオの切符を逃したのが悔しかったんですね。
夜も泣いていたということですけど、一皮むけて帰ってきたなと思います。
≫来年のマラソンも当然予定して世界陸上を狙おうという天満屋の小原です。
3号車です。
≫16位のデンソー・水口侑子が今ちょうど5km地点を通過しました。
その前に三井住友海上、日立、しまむら、ダイハツの集団ですがダイハツの松田が一気に集団の前に出て抜いたという状況になっています。
そして、その後ろ、デンソー・水口がいましてその後ろにノーリツ、10台マラソン日本最高記録を持っている岩出玲亜ですが、先ほどまで松田と岩出が一緒に追いかけてきましたが一気に松田が出たということで岩出もまだそこまでペースが上がり切っていない状況になっています。
≫3区で本来であればいつもでいうと、このデンソーがトップに立って走っているという状況ですが、今年は全く違います、増田さん。
≫でも水口さん、一生懸命追い上げるいい走りをしてます≫とにかく4連覇へ向けて出遅れを取り戻そうという水口の走り、第3区です。
それでは1号車です。
≫先頭を走っているのは17番、資生堂・高島由香ですが、5kmを通過して時点での高島が15分47秒、それと同じ福士加代子も15分47秒で入りました。
その後ろにつけている16番現在第3位の関根花観も同じく15分47秒ということで、千葉さん、全く々5kmのタイムをこの上位3チームは測ってきたと。
≫まずは高島さんのペースメイクが非常にうまいですね。
その胸を借りるように福士さんは余裕を持ってついているような状況ですね3位のJP日本郵政グループは、一時追いつきかけたんですけれども、またちょっと今、離されていますね。
≫先頭が6kmを通過しました。
この6kmですが、この1kmでは3分13秒程度かかったと、少し落としたんですね。
ただ、これはどうなんでしょうか、千葉さん、今、先頭を走ります高島由香がうまいことためている時期になるんでしょうか?≫予選のときも、後半の2kmぐらいでグンとペースアップをしてきましたので、後半、さらに勝負どころでは上げてくると思いますね。
現在、16番の3位のJP日本郵政グループ、関根花観。
後ろが現在、先ほどはかったときには、5〜6秒差ということですが九電工・加藤岬の動きの変化はどうでしょうか?≫前半よりは勢いがちょっとないかなとは思いますけど目線は先頭をとらえていますし、今年はケガがありましたけれども、地道な筋トレ、フォームの修正などもしてきましたので後半、粘ってほしいですね。
≫この区間を走るときには攻めて、攻めて、あとはひたすら、粘り倒すと発言していた加藤です。
≫4位の九電工の後続、2号車です。
≫ピンクのユニフォーム、天満屋の小原怜がこの集団の前に出ました。
現在5位が天満屋です。
先ほどは7位でしたが、スーッと後ろから追い上げてきて第一生命の上原と積水化学・松崎の前に立つ形になってきました。
風はそれほど強く吹いていませんので、松崎や上原が風よけに使っているわけではありませんが、天満屋の小原がさすがの力を見せてこの集団の前に出ています。
6位が積水化学の松崎璃子、7位が第一生命グループの上原となっています。
その後方、青いユニフォーム、豊田自動織機は失格ということですから順位には換算されません。
その後ろ、8位がユニバの鷲見梓沙、ちょっとひざが前に出なく、上がらなくなってきました。
体勢が前屈みになっていますが、口を開けて顔をしかめる表情が、先ほどから何度も見られます。
8位がユニバの鷲見梓沙。
そこから後方、離れるところ100mほどのところに9位のヤマダ電機・石井寿美が走っています。
昨年、ヤマダ電機は4位となりました。
今年は優勝を狙っていましたが、現在、シード権の圏外、9位という位置にいます。
≫5kmで鷲見の走りを見守ったユニバの小出義雄代表の話が聞けました。
ちょっと前半はオーバーペース、若さが出てしまった、ただ、ここから粘れるのが鷲見のいいところ、期待していますという話です≫増田さん、その走りですが、どうですか?≫鷲見さん、ずっとかかとの疲労骨折や両膝、じん帯と故障の連続でしたよね。
早く試合に出たから、小出代表が言われるように、スタミナという面ですとか、気持ちの前に前にという焦りが出ていると思いますねでも実力のある選手ですからね。
しかも、小学校時代は100mで愛知県のチャンピオンになっているような選手で、ラストスパートにも自信を持っていますから今日は自分の走りは最後まですると思います。
≫今はいわゆるシード権争いギリギリのところ、8位を走っています、ユニバです。
先頭争い、1号車です。
≫先頭を走ります17番、資生堂・高島由香の動きが千葉さん、緩急自在です。
6.5kmで、ちょっとペースを上げたと思ったら今度は福士との間も離れ始めた。
そして3位のJP日本郵政グループとの間はもう8秒離していますよ。
≫明らかにギアを上げて勝負に入った走りになっていますね。
≫何か目標物があったとは思えなかったんですが、ここっていうところでありましたね。
≫高島さんの強さというのはペースを自由自在に操ることができる、器用な走りをしますよね、毎年。
トップの4チームというのはかなり前半のオーダーに有力選手を固めているチームでもありますので、これは後半、クイーンズ8がこの後、次の区間から盛り返してくる展開も読めますね。
≫現在つけているナンバーカードをお伝えすると17番の資生堂、19番のワコール、その後ろ、16番のJP日本郵政グループですから去年のクイーンズ8に入っていないチームが今、上位3チーム。
≫九電工までは前半に強い選手をかなり固めています。
その後ろのグループの選手たちは、後半にもさらに強い選手がいるチームが固まっているということでこれはもう、アンカーまで、最後の最後まで優勝争いはわからないなといった感じになりそうですよ。
≫もうひと山あるかなという感じですね。
先頭の17番の高島が中間点を過ぎました。
その後ろがワコール、JP日本郵政グループ、4位が九電工という順位です縦長になってきた、その高島ですが、小さな小さなアップダウンの中で上げたり下げたりを繰り返しています。
≫3号車です。
≫ディフェンディングチャンピオン、デンソーの水口ですが1人、三井住友海上の野添を抜いて15位に上がりましたが、後ろからヒタヒタと迫ってきているのが十八銀行の前川晴菜です。
そして前川が今、水口の横に並ぼうとしています。
現在15位がデンソー、16位が十八銀行、そして17位、三井住友海上、そこから10秒ほど離れてノーリツがいるという状況になっています。
デンソー、水口が1つ順位を落とす形になりました。
≫十八銀行の前川さんは、プリンセス駅伝でも1区で区間賞をとったルーキーですけど、強い選手ですね。
今日の3区もいいですね。
≫15位に十八銀行、≫今年の女王の座をめぐる戦いは本当に予測がつきません。
1号車です。
≫ジワリジワリという百戦錬磨の走りを見せているのが先頭の17番、資生堂の高島由香です。
もう既にワコール・福士加代子との間を7秒差に広げています。
その後ろ、JR日本郵政グループの関根は背中の見えている福士の背中を決して遠ざけることなく粘り続けて、現在その間も8秒という間隔はキープしています。
≫2号車も見ていきましょう≫5位集団3チームは3分15秒で走りました。
天満屋・小原怜が現在、集団先頭です。
小原と上原が前を争うように走っています。
積水化学の松崎は一度も前に出ることはありませんでした。
そこから後方離れること15〜20秒のところに8位のユニバの鷲見梓沙20歳が走っています。

 

 

 

 


8位のユニバの後方およそ30mほど離れて黄色いユニフォームのヤマダ電機が走っていましたがその秒差が30秒から20秒ぐらいに詰まってきました。
ユニバに迫ってきたヤマダ電機、現在9位、後方にパナソニック、ホクレンも見えています。
≫ヤマダ電機の石井さんは森川監督がすごく買ってますよね。
今年はイギリスの世界ハーフ代表になりましたけど、森川さんはレース前には石井さんが絶好調だから何秒前と差があっても、トップに立てると言っていたんです。
だから、これからグイグイ追い上げていくと思います。
≫森川監督も、今年こそは絶対に頂点に立ちたいんだという強い思いを話していましたからね。
≫いつもお気に入りのピアスをつけて走る選手です。
≫先頭はどうでしょうか、ご覧のようにまた広がりましたね、増田さん。
≫高島さんはもう1万メートルは私が女王よというプライドですね。
さっき福士さんが後ろ、走ってましたけど、福士さんはマラソンの女王ですよね。
だから、この一番は負けないわという、福士さんに押されているというのもよかったんですね。
資生堂チームは高島さんが移籍してからは1区を走った竹中さんもそうですけれども、チーム全体のモチベーションが上がったと井ノ口ヘッドコーチは話していますね。
≫その高島が差を広げ始めています。
この区間記録、おととし34分40秒というのを出しましたが、去年はそれを10秒縮めてさらに34分30秒という区間記録を持っている高島。
3年連続区間賞、区間新記録をマークしたい、こう話していますのは資生堂・高島由香です。
≫レース中は一生懸命ですけれども、高島さんはケツメイシのファンで、カラオケが大好きなんですねだから、本当にリフレッシュしたいときには大きな声で歌を歌う人なんですね。
≫心の中ではその歌も歌いながらリズムを刻んでいるのかもしれませんね。
そして、その後続の今2位を走ります福士ですね。
福士の走りはどうでしょうか?≫福士さんは、1カ月前のプリンセス駅伝と比べるとさすがですね、すごく走りが変わってここにピークをもってきているなと思えるんですね。
今、自分がどこまでできるかという、自分への迷いもありますし、あとは自分が走っている中でノーリツの小崎まりさんのように後輩たちにいい影響を与えたいと思ってるんですね。
ですから、阿蘇での合宿でも一山さんと大谷さんとあえて同じ部屋で3人が同室で、日常生活を通していろいろなアドバイスをしていたそうです。
≫みんなで日本のことも考えて、チームのことも考え、日本の全体の陸上界を考えてレース中にもよく声をかけているシーンも見かけるワコール・福士加代子です。
福士が現在2位、3位がJP日本郵政グループ、4位が九電工です。
残り1.5kmを過ぎて一気に先頭に出てきました。
後方でたすきをもらった積水化学が現在、松崎が4人抜き5位まで上がってきています。
そして第一生命グループの上原美幸、さらには天満屋・小原怜は口を開けて苦しい表情が先ほどから見られています。
この3人の中で一番最初にたすきを渡すのはどこになるでしょうか。
5位が積水化学、6位が第一生命、7位が天満屋、後方、8位のユニバ・鷲見梓沙はちょっと足が前に進みませんかなり差がついてしまいました。
前を走っている青いユニフォーム、豊田自動織機は先ほど、たすき渡しでミスがあって失格ということになって順位には換算されません。
8位がユニバ、後方から10秒差ぐらいに迫ってきているのが黄色いユニフォーム、9位のヤマダ電機となっています。
≫3号車も見ていきましょう≫クイーンズ8争いも激しくなってきました。
9位のヤマダ電機・石井が走っていますが、前が近くなってきました。
ユニバ・鷲見梓沙が現在8位を走っているんですが、もう先ほどはかりますと6〜7秒ということで、もうこの1kmで5秒近く詰めてきて、一気に詰めてきた形になります。
もしかしたらこの区間の間で石井が鷲見を抜いてヤマダ電機が8位に浮上することもあるかもしれません。
≫ここからの追い上げ、ヤマダ電機は期待ですね。
≫いいですね、石井さん。
福島県の学法石川高校出身の3年目ですけれども、森川監督が言われていたのはよく食べるようになったと。
よく食べるようになったから練習もできるし、体も大きくなってきて、石井さんの今年の成長は食べたことらしいですね。
≫31分台の記録も持っているエースの石井が前方を追いかけています。
先頭は資生堂の高島です。
高島がどれぐらいのタイムで入ってくるかですね。
≫多分、去年の自分がライバルでしょうね。
ここの区間記録が高島さんが持っているのが34分30秒ですから、ここを目指して走っていると思います。
≫その記録も超えられるかどうかというところです。
3年連続の区間賞・区間新記録も狙っているのが高島由香、資生堂です。
≫新タさん、2位と3位の間が3秒差に縮まっています。
JP日本郵政グループ・関根が福士に迫っています。
≫ここも関根が粘っていますね。
≫関根さんは福士さんのことを尊敬していますからそういった意味では迫って一緒に肩を並べて走りたいと思ってると思います。
≫まだまだ順位の入れ替わりというのは、この後、後半戦もありそうです。
それでは、第3中継所、TBCの松尾武アナウンサーです。
≫第3中継所、デンソーから移籍してきた高島由香。
やはりこの3区では強さを見せています。
どうやらトップで福士加代子を大きく離してこの第3中継所に入ってきそうです。
高島由香、両手にたすきを持っています。
左手に持ち替えて、どれぐらいのタイムで第3中継所に飛び込むか。
今、高島がたすきを渡しました、トップ資生堂。
高島は34分33秒。
去年とほとんど変わらないタイムでたすきをつなぎました。
ワコールの福士加代子は3区は33分55秒というタイムです。
笑顔も見えました、福士加代子です。
クイーンズ8争い、激しいところ。
3チームが並んできています≫先頭は高島がこれだけの差をつけて資生堂、須永千尋が走っています。
≫資生堂チームが先手必勝のチーム編成で来ていますからこれからどれだけ須永さんと奥野さんと池田さんでこれを維持できるかですね。
≫それでは第3中継所です。
≫14位、日立がたすきを渡しました、オバレ・ドリカが行きました。
トップとは2分31秒差です≫順位表が19位と出ていましたが、豊田自動織機が失格のため、その順位を抜いて、三井住友海上が18位で、たすきを渡しています。
4区のコースをご紹介していきましょう。
4区は最短の3.6km。
外国人ランナーが集うこの区間。
激しい順位変動から目が離せません。
≫スピードランナーの4区、インターナショナル区間ということで、外国人選手たちとも走るということになりますが資生堂の須永が走って、その後ろの状況もちょっと変わってきましたね。
九電工のワイディラが上がってきましたか。
≫追い込んでますね。
須永さんが逃げてほしいですね。
須永さんも800、1500を中心にやってきた選手です≫インターナショナル区間、スピード区間の第4区、順位はどう変動してくるでしょうか。
1号車です。
≫トップ、資生堂に迫ってきているのは九電工。
先ほどワイディラのタイムをはかってみますともう先頭との間が8秒の差に縮まってています。
その後ろが10秒離れてワコールとJP日本郵政グループが並んで3位争い。
5位が第一生命、その第一生命グループが11秒離れているという現在5位。
≫2号車も見ていきましょう≫5位の第一生命です。
長崎商業高校を卒業したルーキー、19歳の湯田向日葵がこの1km、2kmはいずれも3分19秒前後というタイムで入ってきました。
たすきをもらったときには後方との差が2秒でしたが、あっという間に差を広げている湯田です。
その後ろのユニバ・ワンジュグが迫ってきました。
昨年この4区では6人抜きで区間新記録をマークしましたユニバのワンジュグが前へ上がってきて現在8位です。
≫ワリアム・ワイディラが抜こうとしています。
先頭が入れ替わります。
間もなく2.5kmを迎えるところ。
マリアム・ワイディラ、並びます。
≫かっこいいですね、走りが。
ここ並んでから須永さんも勝負ですよ。
≫歩道側から九電工を抜いて入れ替わりました。
4区2.5kmで先頭が九電工に変わりました。
ただこの後ですね、須永が切り替えられるかどうか。
≫須永さんはプリンセス駅伝の予選のときに区間15位と落としてしまったのでここをなんとか粘ってついてほしいですね。
≫去年も九電工はこの4区で2位まで上がりましたが今回はトップに立つという快走を見せています。
残り1kmになった先頭の2チームです。
≫九電工は過去最高順位は13年、14年の6位ですが、ここでトップに立っています≫8位以内に入りますとクイーンズ8、来年のシード権を手にすることができますが、現在、9位を走っているのがヤマダ電機の森唯我です。
そしてその後ろ、7〜8秒ほどで10位のパナソニック・内藤になります。
前を行きます8位のチームはユニバですが、走っているのかフェリスタ・ワンジュグということでかなり差が開きましてもう200m近くの差になっているものと思われます。
タイムにして40秒ほどの差になっています。
≫ヤマダ電機・森唯我の走りも注目です。
≫森さんは長崎の五島での直前合宿でも過呼吸になるくらい、自分を追い込んだそうですね。
キャプテンでチームをまとめていますね。
≫なかなかケガの影響もあって走れなかった時期もあったんですが、駅伝のために調整してきました。
≫第3中継所、間もなく繰り上げスタートとなります。
第1区でかなり遅れたユタカ技研、第3中継所、たすきをつなげません。
失格となった豊田自動織機のアン・カリンジもここでスタートしていきました。
≫2チームの繰り上げスタートがありました。
増田さん、先頭に立った九電工のマリアム・ワイディラですね。
≫九電工は長年在籍したチェピエゴさんからうまく引き継ぎまして、ワイディラ選手も短い距離では変わらないぐらい成長したそうですね。
九電工でリオ五輪ではチームメイトの男子のタヌイさんが1万メートルで銀メダルを取りましたから、モチベーションがすごく上がったそうですね。
≫最後のアップダウン、ここが一番この区間では過酷な部分ですが、軽やかに走りますね。
≫でも、資生堂の須永さんは、去年の日本選手権でもチャンピオンですから、一緒に走りながらワイディラさんからいろんなものを盗んでほしいですね。
須永さんは東京高校出身ですけどケンブリッジ飛鳥さんと同じ高校の出身なんですね。
≫資生堂がもう一段上げて、須永が九電工を追い上げにかかっています。
3年ぶりの全国の舞台になりました、資生堂。
過去には2006年に優勝経験もあります。
迫ってきました、ここでワイディラもたすきをとりましたが、須永のスピード。
ここで須永が逆転してくる。
資生堂がトップに立ちました中継所にいきましょう、TBS杉山真也アナウンサーです≫第4中継所、聖和学園高等学校前。
資生堂がラストスパートを見せています。
須永が先頭に立ちました。
どうやら先頭でやってくるのは名門復活の第一歩を歩むか資生堂です、須永から奥野有紀子にたすきが渡されようとしている。
そして九電工は今年も2位で第4中継所にやってまいりました。
資生堂が第4中継所、トップで通過しました。
ワイディラが最後抜かれはしましたが、2位でたすきを渡しています。
その差は2秒で通過していきました。
3位でJP日本郵政グループルーキーの鍋島が5区を走っていきます。
資生堂が通過して現在、2分42秒が経過しました。
≫それでは長い5区のコースご紹介していきましょう。
後半のエースが集まる5区は10kmです。
5kmを過ぎると険しい坂道が待つこの区間。
過酷なアップダウンを越えアンカーにたすきをつなぎますさあ1号車、集団になりそうですね。
≫5チームになろうとしています。
先頭は資生堂、九電工、この2チームですが、ここで1kmを選手たちが通過をするところでワコール、JP日本郵政グループ、この2チームが先頭とは15秒離れていたんですが、もう既に3秒ほど、その後ろから第一生命グループ・田中智美の姿が千葉さん、既に3位グループの2チームには並ぼうとしていますしそれよりももっと前を見ているような走りですね。
≫ぐんぐん迫ってきていますね。
この上位5チームの中では1万メートルの記録は田中さんが群を抜いていいタイムを持っていますので、自信を持って先頭に躍り出るのも時間の問題かもしれませんよ≫あとはリオオリンピック、マラソンの疲れというのは、選手の走りの動きの中から見ると、どうなんでしょうか?≫この後、後半に上りがありますけれども、今、前半のところでは非常に軽い走りをしていまして、いつもの田中智美さんのいい走りですね。
≫第一生命グループ、先頭に立つ、優勝に向けての逆転のチャンスが出てきました。
≫順位も変わりそうです、2号車です。
≫9位のヤマダ電機、筒井が8位のユニバをとらえようとしています。
ユニバ、走っているのは昨年この5区で3位だった和久ですが、今、一気に筒井にとらえられます。
ヤマダ電機・筒井が8位に上がってきました。
淡々とその和久に目を向けることなく、筒井が一気に8位に上がってきた。
ヤマダ電機、今年は優勝争いができるという森川監督の話もありましたが現在8位という状況のヤマダ電機・筒井です。
≫同学年の2人が走っていることになりますが、順位が変わって、これでシード権争いですね。
≫この筒井さんは10月のいわて国体でも5000m自己ベストで3位に入っていますし、2週間前の福井の駅伝でも8.4km区間で最初の1kmを2分57秒で走っているんですね。
足の返しも速いですし体幹もしっかりして体が軽いですから、どんどんペースが上がっていきそうですね。
≫5区というと、またアップダウンもかなりきついんですが、その坂については、1年間かけて力をつけてきました。
そこを想定して練習はしてきたんですと筒井は話しています。
≫いつもはアンカーでしたよね、筒井さん。
強くなったんですね、この区間に起用されています。
≫1号車、動きが出ました。
≫第一生命グループは既に3位グループになりました。
3チームが横並び、その前の2チームとの間ですが、わずかに2秒。
千葉さん、この第5区でクイーンズ駅伝でこんな大混戦になる、ちょっと予想しなかった、先頭チームが5チームになろうとはということですね。
≫いや、おもしろいですね。
田中智美さんが一気に行きそうですよ。
≫並んだ5チームです。
九電工は先頭で芦麻生、それと一緒に並んでいたのが資生堂の奥野有紀子。
そこに対して第一生命グループ、マラソンランナー、オリンピックアスリートになっている田中智美が入った、そしてワコールは、あの小指とおるさん、かつて89年のびわ湖毎日マラソンで優勝した、SUBARUの総監督も務めてこられました小指トオルさんの娘さんの小指有未が入っている。
そしてJP日本郵政グループは鍋島莉奈ということでこの5チームがこんな横並びという、クイーンズ駅伝で見たことない展開です。
≫ここからですね、田中さんが飛び出していきますのでここについていってもらいたいですね、ほかのチームは。
≫増田さん、あまり見たことがないレースになりました。
≫デンソーチームがいつも頭一つ出ていましたけど、今回40秒ぐらいで力が落ちるということでやはり、こういう混戦、予想されてましたけど、田中智美さんに期待したいと思います。
なぜならば、リオオリンピックの女子マラソン代表でしたよねすごく調子がよかったんですけど思うような結果が残せなくてきっかけを探していたんですね。
多分、このメンバーでこの争いの中でまた飛び出して、よい走りをすることができたらこれを皮切りにまた田中智美さんは次に進むことができると思うんですね。
チームのためにも、自分のためにも頑張ってほしいと思い≫先頭から順位を整理していきましょう、1号車です。
≫先頭の5チーム、全く動きが変わりがありません。
5チームが先頭、優勝を争っています。
JP日本郵政グループ、資生堂、九電工、第一生命、ワコール。
先頭を引っ張っているのは田中智美・第一生命グループですが、それにほかの4選手もきちっとついていって、全く動きに変化がないという5チームのひとかたまりです≫その後ろに単独走行で積水化学が6番目で走っていて、その後ろ、2号車です。
≫7位はヤマダ電機です。
筒井がたすきを9位でもらいましたが、現在7位まで上げました。
たすきをもらった時点では7位とは33秒差ありましたがそれを一気に詰めてきました強い表情、小柄ですが、力強い走りを披露している筒井。
3年目の20歳、この後、アンカーは西原が控えていますがアンカーの西原まで、どのくらいの差で渡すでしょうか。
8位が天満屋です。
大坂薫英女学院高校の前田が走っていますが、今年一番成長したという前田が少し、足が出ていません。
後方9位にユニバと天満屋、この両チームには来年のシード権がかかるという明らかなボーダーがありますシード権をかけた争い、和久が必死に走っています。
9位の後ろ、10位のホクレンとパナソニックが前の8位、ピンクのユニフォーム、天満屋にじわじわと迫ってきました。
来年のシード権争い、果たしてこの4チーム、そして後方、しまむらまで絡んでくるかどうかという後半のエース区間、5区、3.4kmを通過です。
≫その後ろに、しまむらもいて、3号車です。
≫現在、13位という形でデンソーと日立の2チームが走っています。
前回女王のデンソー・橋本が走っています。
去年は栄光のフィニッシュテープを切りました。
今回は前を狙っていこうという橋本と日立の鈴木になっていますが前とはかなり差が開いていまして、手元の時計のストップウォッチを使っても、距離がどれぐらい離れているかわからないというぐらい、目で見るとなかなかとらえられないくらい、そして今、バイク加速をしていきますと12位のしまむらが見えてくるということになります。
しまむらは三浦が走っています。
吉田監督は、夏以降、練習を積んで急速に力をつけたと話しました。
この三浦、しまむらが現在12位。
その前に10位で2チーム、パナソニックと、2年連続9位、今年こそはクイーンズ8入りを狙うホクレンが前、そしてパナソニックが10位という体制になっています。
≫先頭争い、第一生命グループの田中智美が引っ張って集団、しっかりつくっていますね。
≫だけども、日本郵政の鍋島さんにしても九電工の芦さんにしても皆さん強いですね。
ここから、あと資生堂の奥野さんもみんなが粘っていますね。
≫第一生命は2011年以来の優勝を狙います。
資生堂は2006年以来、ワコールは95年以来の優勝を、そして九電工、JP日本郵政グループは初優勝を目指してのクイーンズ駅伝2016。
先頭争いをしています。
≫ワコールの小指さんは、元チームメイトの三井住友海上の岡本さんがすごく高校時代、常磐高で同じなんですけれども、最近調子がいいから、岡本さんから、すごく刺激をもらっているということですね。
ちょっとまたここ、粘ってほしいですね。
今、離れそうですけど。
≫3年ぶりの25回目の出場となりました資生堂、高島が流れをつくって、この位置までもってきていますね奥野が5区を走っています。
≫奥野さんもマラソンが強くて、マラソンで毎年毎年自己ベストを更新していますから後半のスタミナもあると思います。
≫その辺りは注目ですね。
≫3区、資生堂・高島選手の話が聞けました。
3区区間賞、ワコール・福士さんが隣にいて怖さがあったが、トップで渡すことだけを考えていましたチームが変わって初めてのクイーンズ駅伝でたくさんの人への感謝の思いを伝えたかった、後の選手には勢いに乗ってほしいというコメントです。
≫ちょっと増田さん、隊列が崩れて動き始めています。
1号車です。
≫広瀬川を渡るときに選手たちの動きがあって、第一生命グループの田中、そして16番のJP日本郵政グループの鍋島、この2人が少し後ろの3チームを離し始めましたが中でもワコールが遅れ始めていますか?≫小指さんは群馬の常磐高校のルーキーですけれども、まだ線が細くて、体ができあがっていませんのでこれから成長していく選手ですよね。
≫先ほどまではまるで練習の中で集団走をしているかのように第一生命グループの田中智美が引っ張る形でみんながついていっていました。
ただ、ここからは千葉さん、5km過ぎは過酷な上りと言っていいですよね?≫後半の上りのことを考えて前半は淡々と刻んでいましたけれども、ここで鍋島さんが前に出ましたね、JP日本郵政グループの。
≫田中智美の後ろにピタリと鍋島がついてあとは九電工、資生堂、そして頭を今下にもたげながら、髪の毛を揺らしながら、上がらなくなってきたひざを、上げよう上げようとしているのがワコールの小指です。
ルーキーにとっては過酷なこの区間、上りが始まっています。
≫ここから7km過ぎまで上り坂が緩やかに続いていく、苦しいコースになりますね。
≫ここ、粘ってほしいですね。
小指さんはTBSの安住アナウンサーが大好きだと言っていました。
≫先頭争いは2チームに変わってきました。
第一生命グループとJP日本郵政グループ、田中智美、そして鍋島莉奈という2人ですね。
≫1万メートルの自己ベストでは田中智美さんの方が鍋島さんよりも1分いいんですね。
だから、鍋島さんがすごく頑張っているんですね。
≫ただ表情を見ていると、鍋島が田中智美の方を冷静に見てどうかな、どうかなというような。
≫すごく余裕がありますね。
鍋島さんは鹿屋体育大学時代にもインカレ1万メートルで優勝していますから本番には強いですね。
≫その後ろは3チーム、3位集団になります。
九電工、資生堂、ワコール、この3チームが争っています。
先頭争い並びに3位グループ争い、1号車です。
≫先頭はこの2チームですがその後ろ、この3チームの中で特筆すべきは、ワコールの小指、離れ始めて苦しくなったかと思ったんですが、ついて追いつきました。
≫苦しそうなフォームなんですけれども、一生懸命もがいてもがいて、何とか遅れまいとして頑張っていますよね。
≫決してスムーズに動いているわけじゃないんですが、両ひじを開いて、頭を下げながら、何とか食らいついていく、心を打つ走りを見せています。
小指が追いついて、3位グループは3チームです。
≫2号車、順位が変わります。
6位にヤマダ電機が上がりました。
筒井が一気に積水化学の桑原を抜いて前に出ました、強い表情のヤマダ電機・筒井です。
たすきをもらったときには桑原との差が33秒ありましたが、それを逆転しました。
6km手前で33秒差を逆転≫3号車、順位が入れ替わります。
≫ホクレンが1つ順位を上げまして9位に上がりました。
ユニバの和久をとらえましてホクレンの菊地がこれで9位に上がりました。
そして、前に目を転じてみますと、その7〜8秒前に8位の天満屋が見えています。
ですから、ホクレン、ユニバ、そして8位の天満屋と3チームで8位争いになっていく可能性が非常に高くなってきました。
≫上位8チームまでが来年のプリンセス駅伝予選会は免除されて、そのままクイーンズ駅伝に参加できるんですがかなりここもわからくなってきましたね、増田さん。
≫天満屋といいましたら、過去にオリンピックにも選手を何人も送っている強いチームですからシードを逃すわけにいかないですね。
ホクレンはこれまでの悔しさがありますから、ここで今年は取りたいと思いますよね。
≫期待されているユニバ、若い和久夢来ですけど、伸びてきませんね?≫最後は中村さんですから、小出代表が言うには、中村さんの調子はすごくいいらしいんですね。
だからここが踏ん張りどころですね。
≫彼女が粘れるかどうかというのは、シード権争いに残れるかどうかに大きく関わりますね。
≫新タさん、小出代表は5区の2.5km地点で声をかけていました。
ここまで全員がオーバーペース気味、和久には落ち着いて自分のペースで走ってもらい、トップと30秒差ぐらいで渡してほしいという話です。
≫やっぱり、もらった位置が予想よりも悪いから選手の皆さんがオーバーペースになっちゃうという気持ちはわかりますけれども全体で見ると、ちょっと抑え気味の方がいいでしょうね。
≫5kmを通過した段階でユニバはトップと2分以上の差がついています先頭争い、1号車です。
≫先頭の両チームが引き離して現在、後ろの第3位、九電工の間がもう既に20秒差に開いています。
となりますと、前の2チームがどこでどういう形で仕掛けていくのか気になりますが、千葉さん、JP日本郵政グループ・鍋島、第一生命グループ、今、顔の表情が、画面の左側、歯を食いしばるように横に開いた田中智美とどちらが余裕があるように見えますか?≫余裕があるのは鍋島さんですね。
筋肉量も非常に大きくて、一歩一歩が力強いんですね。
合宿でも3区の関根花観さんと同じぐらいのレベルの練習ができたということですしさらには徳之島の合宿で、もっと高低差の激しいコースをコースを走ってきましたのでこれぐらいの坂は小坂と感じているかもしれませんよ。
≫選手たちが残り3kmをもう既に切っていますが6.3kmの段階でわずかながら鍋島が田中を引っ張る形に変わったんですよね。
≫さらに、スピードの切り替え能力も鍋島さんは高いんですよね。
大学時代、3年生のときには日本インカレで優勝した経験もありますので非常に能力の高い選手です。
≫鍋島が前に出ました、1歩以上前に出たと言ってもいいでしょう。
完全に、田中智美が後ろにつく形になりました。
千葉さん、隊列が変わりました、横ではなく縦です。
≫ただ、前半は田中智美さんに鍋島さんは力をかりましたのでここは前に出て引っ張って力をかしてあげる、ここから2人の最後の勝負、これはおもしろくなりますね≫先頭は仙台のランドマークトラストタワーがそびえたつトラストシティを通過しました。
一気に動いてきた、ここでさらに引き離すのか、JP日本郵政グループ・鍋島、その後ろ、第一生命グループ・田中智美、粘れるか。
後ろ20秒離れて九電工、第3位、その後ろは資生堂に、またもう1回、ワコールの小指が迫っている、ワコールの若い小指の粘り。
あっ、資生堂を抜きましたね。
ワコールの小指、4位に上がりました。
小指、あの苦しい走りからもう1回上がってきました。
≫決してスマートな走りではありませんが、本当に気持ちで走っているような感じですね。
≫先頭はJP日本郵政グループ、少し第一生命グループを離しました。
≫2年連続、乗り越えられなかったその順位を上げることができるか、3号車です。
≫クイーンズ8争い、今年もこの2チームになりそうです8位の天満屋、9位のホクレン、まさに去年、8位でクイーンズ8シード権を得たのが天満屋、そして9位がホクレンだったわけですが、この2チームが8位、今、菊地が天満屋をとらえます。
横に並びます。
前田穂南と菊地が横に並んで2チームが8位ということになります。
ホクレンは去年、この天満屋に28秒及ばず9位、そして2年連続クイーンズ8を逃す9位となりましたが、ここで2チームが並びました≫おととしは12秒届かず、去年は28秒届かなかったホクレン、今年はどうでしょうか。
そして先頭争い、1号車です。
≫7.7kmを過ぎたところで千葉さん、じわじわと離して、4秒差まで開きました。
≫やはりスピードに自信がありましたから一気に来ましたね。
≫間もなく残り2kmを迎えようというJP日本郵政グループの鍋島ですが動きはまだ変わりませんか?≫後半になっても足の一歩一歩のストライドの大きさなどもどんどん大きくなってきているので、さらによくなってきていますね。
≫それに比べると、第一生命グループの田中智美ですがちょうど地面をとらえる足がぺたっぺたっと着くような感じに変わってきましたね。
≫ちょっと足の返しが遅くなったのかなという印象は受けますね。
≫接地の時間が少し長くなっているように見える、もがき始めている2位の第一生命グループの田中智美です。
その後ろは第3位、九電工の芦は単独走となっているのは、少し苦しいかもしれませんね。
≫ただ、ルーキーとして非常にここまで頑張っていますよね。
大学時代と比べて練習の質と量、随分変わったと言っていましたけれども、その中でかなり距離を踏んできて自信をつけていますので、最後まで1秒を大事に頑張ってほしいですね。
≫チームとしては宮崎、加藤、その間に高卒の2年目の3人がいる、その間を埋めてほしいという大卒ルーキーでとった芦が現在第3位という状況です。
≫先頭のJP日本郵政グループが2位の第一生命グループにおよそ6〜7秒の差を開けて走っています。
増田さん、鍋島の走りはいかがですか?≫とっても安定感があって、いいですね。
それにしても、JP日本郵政グループは高橋監督などは、今年は8位、入賞できればいいとレース前に言っていまして、まさかこういう展開になるとは監督も、チームの皆さんも、無欲といいますか、もしこれでいけたら、無欲の勝利というんでしょうか、気負いがなかったですね。
≫1区はルーキーの中川が4位、そしてエースの鈴木が2区に回りましたが5位、リオデジャネイロオリンピック代表の関根が2位とエース区間踏ん張って、4区・岩高が頑張って、この鍋島。
今年は鍋島はルーキーイヤーですが、疲労骨折に何度も泣きまして、初めてJP日本郵政グループのユニフォームを着たのが予選会のプリンセス駅伝でした。
鍋島という存在が今は消えている、つぶれたと思われている、いま一度、存在感を出したいんだと、こんな話もしていましたね。
≫鍋島さんもケガしていましたし、鈴木亜由子さんもケガをしていましたから、日本郵政グループは、ケガ組と合宿組に分かれたそうですね。
プリンセス駅伝の頃にはあまり練習中にも一緒になっても声をかけ合わなかったと。
だから、これからは声をかけ合おうと、プリンセスの夜、2時間ぐらいミーティングして、離れていても、故障組と合宿組み、LINEでもコミュニケーションしようって、その日の夜に決めて、それからチームのムードがよくなったらしいですね。
≫この5区、アップダウンも激しいコースで、上りもかなり強いんですが、上り坂を感じさせない走りですね?≫1万メートルは自己ベストが鍋島さんは33分08秒ですけど、今日の走りを見てみますとそれ以上のスピードはあると思いますし、また、この走りでマラソンに移行したら本当にすばらしい選手になりそうですね。
≫JP日本郵政グループがトップ、その後ろは第一生命グループそして九電工、ワコールとつながって、2号車です。
≫5位、資生堂です。
奥野有紀子が走っています。
3年ぶりのクイーンズ駅伝の舞台です。
ここ近年は非常に苦しんでいたチーム事情でしたが3年ぶりの全日本の舞台で見事、クイーンズ8の座をつかもうとしています。
しかし、その5位の資生堂に6位のヤマダ電機、筒井が迫ってきました。
力強い大きな腕振り、一気に抜いていく、筒井がこちらからしっかりと抜いていきました。
先ほどの1kmは3分20秒前後という形でしたがきっちりとピッチを刻んで奥野が見えてから、一気にスピードを上げました。
現在5位にヤマダ電機、6位に資生堂という形になりました。
7位の積水化学が後方に少し離れています。
積水化学はこの後、アンカーの清水が駅伝ラストラン、現役ラストランになるその最後の清水まで、どんな順位で桑原がたすきをつなぐか。
現在6位が積水化学という状況です。
≫3号車がかなり熾烈に争っている状況を伝えてくれます≫8位争い、シード権をかけた熾烈な争いは天満屋とホクレンの2チーム残り3km地点でホクレンの菊地が追いついたんですが、今、一度前田が前に出ましたが、また横並び、この2人が横並びで走っています。
去年、シード権をとった天満屋、去年は8位、そしてそこに及ばなかった9位のホクレン、この2チームが争っています前の積水化学との差は15秒ほど、後ろのユニバは、こちらからは見ることができない差になっています。
2チームの激しい、激しいクイーンズ8争いが続いています。
≫天満屋チームは、アンカーに重友さんがいますから、ここで菊地さんが離したいところですね。
≫天満屋のアンカーは重友が待っています。
ホクレンのアンカーは2年連続悔しい思いをした大蔵が待っています。
先頭はJP日本郵政グループ・鍋島がたすきをとりました。
最後の坂、一番苦しいところになりますけどね。
≫そこでも走りは変わらないですね、本当に強い選手ですね。
≫5チームで5区を争っていた先頭争いでしたが、じっと相手の動きなども見ていって冷静に分析した後、この鍋島が田中智美を引き離していきましたからね。
≫千葉国際女子駅伝でも学生時代に代表で走っていましたけれども、鍋島さんは海外の選手ともすごく交流しようっていう意欲にあふれていたんですよ。
だから多分、向上心というのもこういうすばらしい走りにつながっていると思います。
≫JP日本郵政グループが初優勝に向けて最後の中継所、最後の中継所、第5中継所に入ります。
SBS、岡村久則アナウンサーです。
≫過去3連覇、デンソーが一人旅で最後のたすきリレー、第5中継所に飛び込んできました。
しかし今年、この第5中継所、仙台第二高校前、最初に飛び込んでくるのは、初優勝を狙うJP日本郵政グループだ。
その後ろの第一生命グループ・田中を引き離した鍋島莉奈がラストスパートになっている。
今、19歳の寺内が手を上げました。
初優勝のJP日本郵政グループか、それとも5年ぶり、3度目の王座奪還、第一生命グループかという第5中継所。
先にやってきたのはJP日本郵政グループだ。
創部3年目で初優勝なるのかそのすべてを託されるのは2年連続アンカー、寺内希。
今、たすきが渡りました。
JP日本郵政グループ、鍋島がトップでたすきをわたしました。
今年のリオオリンピックマラソン代表・田中智美、2位でたすきを渡します。
大卒ルーキー、玉川大、5年ぶり3度目の王座奪還へ第一生命グループは17秒差2位で行きました。
この大卒ルーキー、佐々木が田中先輩から受け取った、力をもらったたすきで2位につけました。
≫渋井の走り、大注目。
これで19チームが通過しました、第5中継所です。
≫自分の20回記念大会を盛り上げたいと渋井は話していましたけれども、増田さん?≫今の感じも楽しそうにたすきを受け取ってこの辺に渋井さんの余裕が感じられますね。
≫20回、20回と人は言うけれども、実業団選手として、20回にピークを持ってくるのは当たり前のことだと渋井さんが言うんですね。
渋井さんが言うから重みがありますね、その言葉が。
≫ずっしりと響いてきますねこの最終6区のコースをご紹介しましょう。
最終6区は6.795km。
フィニッシュ地点、仙台市陸上競技場を目指し、アンカーが駆け抜けます。
女子駅伝日本一に輝くのは、どのチームでしょうか。
JP日本郵政グループが先頭を走っています。
アンカーの寺内です。
そして後方からも第一生命グループが追いかけてきている≫2014年に創部をしまして去年がクイーンズ駅伝初出場そして今回が2回目というJP日本郵政グループ。
2年目の寺内が先頭を走って2位の第一生命との差が手元の時計で13秒です。
3号車です。
≫7位の集団になりました。
積水化学、今回が引退レースの清水裕子、そしてホクレンが走るのが、3年連続アンカー区間を担うことになります大蔵玲乃、そして手前が重友梨佐となります。
最初、大蔵が一気にスタートダッシュをかけまして、天満屋、重友が離されたんですがさすがに2012年ロンドンオリンピックマラソン代表、ベテランの重友が最初は抑えて入って、すぐにここで3チーム、集団に追い上げました。
そして前を行く資生堂までとの差が5秒になっていますからもしかしたら、6位、7位、8位、9位の4チームになるかもしれません。
8位までが来年のシード権を獲得できます。
≫厳しい戦いになっていますね、増田さん。
≫積水化学の清水さんが今回で引退になりますけど野口監督は、自分は清水さんにいい監督にしてもらったと。
清水さんが強くなったから、指導者としての自分に自信を持てるようになった、清水さんに対しては、本当に感謝の気持ちでいっぱいだと監督自らが話していらっしゃいましたね。
≫一方、清水は野口監督については、数え切れないくらい怒られて数え切れないくらいケンカもしたけど本当に結果を出したときは一緒になって喜んでくれた、その姿が好きだった、自慢の監督ですと話しています。
入賞ライン、クイーンズ8圏内に持ってこれるでしょうか≫先頭争いです。
JP日本郵政グループがトップに立っていますが12〜13秒という第一生命グループとの差になっています。
≫自信を持って寺内さん、走ってますね。
≫力強い走りですね。
≫プリンセスのときにもアンカーで区間賞ですから、本当に風格があります。
≫2号車です。
≫5位でたすきをもらったヤマダ電機の西原加純が、前の3位集団の2人をとらえようとしています。
たすきをもらった地点では3位のチームとは11秒差がありましたが、2.85kmというところで西原加純がこの3位集団2チームをとらえて、3位集団は3チームになりました。
ヤマダ電機の西原加純、並ぶのではなく、前に出ました。
西原加純、ヤマダ電機はおととしは3位、昨年は4位でした。
そして今年も3位という位置まで上がってきました。
ヤマダ電機・西原加純が果たしてどこまで順位を上げることになるか。
後ろを走っているのは九電工とワコール。
九電工も4年連続の8位入賞は確実。
ワコールもここ3年、15位、21位、17位でしたが、クイーンズ8の切符をつかもうとしています現在3位がヤマダ電機、4位が九電工とワコールです≫やはり西原はスピードがありますね、増田さん?≫いわて国体でも西原さんは入賞しましたね。
ちょっと今年はケガが多かったんですけれどもそこから自信を持って、この調子でいきますとまた2014年、2015年のように日本選手権での優勝が見えてきそうですね。
≫11秒差を逆転して3位まで上がってきました。
そしてまた順位も変わってきそうなシード権争い、3号車です。
≫6位が現在、資生堂です。
池田が走っています。
そこから2秒ほど遅れまして天満屋の重友、ホクレンと積水化学の清水裕子が8位、9位の争いとなっていまして6位から9位までが5秒の間に4チームが密集していることになります6位が資生堂、7位が天満屋、8位がホクレンと積水化学。
ホクレンとしましては2年連続9位。
今年もクイーンズ8争い、シード争いを行っています。
徐々に流れが広がってきまして、6位と10位が7秒ほどの差になっています。
≫シード権争いの清水さん、大蔵さんの2人にドラマがあって、両方にいってもらいたいチームですね。
≫ただ、それぞれの思いを背負ってアンカー、順位を決める大事な区間を任されています。
≫中間点をJP日本郵政グループ、寺内が10分40秒でその後ろ、第一生命グループ、追いかけていく佐々木が10分53秒で通過しています。
中間点で13秒差、現在はかると12秒差に縮めています。
千葉さん、直線が長いところで大分、追いかけていく佐々木にとっては、相手の背中が大きくなってきたんじゃないでしょうか?≫腕も首もがむしゃらに振ってとにかく前に追いつくんだというチャレンジャー精神がすごくいいですよね。
≫あとはどうでしょうか、もう既に半分を過ぎて、まだ12秒あるというのか、まだ半分ぐらいの距離が残っていると考えた方がいいのかどうでしょうか?≫ただ、トップを行きます寺内さんも非常に走りが安定していまして、お尻とか太ももの筋肉ががっちりついていますのでこういう走りは大崩れしないんですよね。
さらには、JP日本郵政グループ選手の皆さん全員に言えることは、体幹が全くブレないんですね。
効率のよい走りなので、このままいくんじゃないかなという気もしますけどどうでしょうか。
≫逃げ切るかJP日本郵政グループ、追いつくか第一生命グループです。
≫寺内が逃げて、第一生命グループの佐々木、ルーキーが追いかけてその差は12秒、ほんど変わりません。
≫寺内さんはいい走りしてますからね。
でも佐々木さんも、勢いがありますね。
≫後半でどんな動きを見せてくるのかというちょっと期待感もありますね≫追ってる第一生命の佐々木文華さんは、座右の銘が、ノー・エクスキューズといって言い訳をしない選手なんですね。
それは日常生活においても、山下佐知子監督も言われてましたが彼女のいいわけを一言も聞いたことがない、強くなるっていう、山下さんが推している選手ですね。
≫アンカー区間に入っていますが、気になるフィニッシュ地点はどうなっているんでしょうか石井大裕アナウンサーです。
≫先頭を走りますJP日本郵政グループの選手たちはフィニッシュ地点でアンカーを待っています。
2区を走りましたリオデジャネイロオリンピック代表の鈴木亜由子選手は、こんな展開になるとは予想もしていなくてびっくりした、どうしよう、どうしようと、うれしさをあらわにしていました。
あとは信じて応援しますと、私の走りは、ただキープしただけだったけど選手たちが本当にみんな1つになりながら頑張ったという話もしていました。
≫いや、わかりますね。
高橋監督も8位から16位だと言ってましたから。
でも、亜由子さんがどうしよう、どうしようと言ったと、鈴木亜由子さんがプリンセス駅伝のときに、足の痛みで走れなかったけれども、関根花観さんの付き添いをして花観さんにお守りを手づくりでつくってあげたり、優しさとか、そういうものがチームに染み込んでいるんですね。
2年目にして、まさかここでトップを走ってるって、誰も予想してなかったと思うんですけどまた来年も維持しそうな感じはしますね。
≫創部3年目、クイーンズ駅伝は2年目の挑戦でトップを走っています。
3号車も見ていきましょう。
≫8位争い2チームです。
現在8位を走っているのがホクレン、9位が積水化学・清水裕子、今回が駅伝引退レースとなります。
最後の駅伝、2013年にはこの駅伝でエース区間3区で区間賞をとるなど活躍を見せました。
今回が駅伝引退レース。
負けるわけにはいきません。
そして現在8位を走るホクレンの大蔵玲乃も2年連続アンカーを走って9位での悔しいフィニッシュみんな悔しい思いはしているけれども、アンカーを走った私の悔しさは一番なんだ、今年こそは笑顔でフィニッシュがしたいと話していました大蔵です。
現在8位がホクレン、そして少し差が開きました、1秒離れて9位、苦しい表情、駅伝引退レースとなります、積水化学・清水裕子となっています。
≫ともに厳しい表情、ラストランとなります清水の表情ですね。
≫日本選手権でもよかったですし、日の丸をつけて走ったこともありましたよね。
≫積水化学としては非常に苦しいオーダーになりましたけれども、ここで清水も頑張って、入賞争い、クイーンズ8圏内に入ってくれれば来年以降にもつながるんだと野口監督も話しています。
清水としても大きなものをチームに残せるかということになりますね。
≫前を走るホクレンの大蔵さんも2度悔しい思いをしていますから、今年こそは行きたいという気持ちで逃げてるでしょうから≫いつもであると、この辺りでもホクレンの太田監督も声をかけていくところですが今年こそは本当にうれし涙を流したいと話しています。
2年連続でアンカーを走って9位だった悔しさは当然あると思う、太田監督はその中で、力にきっと変えてくれるはずなんだと信じて、3年連続のアンカー、この大蔵玲乃に託しています少しずつ広がっていますか?≫広がっていますね、ホクレンチームは冬が雪で練習ができないから1年のうちに3分の2ぐらい故郷を離れて合宿しているんですね。
そういう力を生かしてほしいですね。
≫8位のホクレン、9位の積水化学のタイム差は手元の時計で3〜4秒というところになりました。
今、隣で太田監督が走ってますね。
太田監督が走って、差が広がっているという指示も出したでしょうか。
クイーンズ8入りをかけた戦い。
8位にホクレン、そして9位にやや5秒差になってきたか積水化学という状況です。
残りは1kmになって、先頭はJP日本郵政グループ。
2位に第一生命グループとなりましたが、その差が少し開いているという状況で2号車見ていきましょう。
≫3位がヤマダ電機です、後方に目をやりますと、4位が九電工、そして5位がワコールです。
6位に資生堂と天満屋が並んで走っていますが、この後方にシード権をかけたホクレンと積水化学がいます残りがあと1.2〜1.3kmになってきましたがホクレン、積水化学が資生堂と天満屋に迫ってきました。
果たしてこのシード争い、積水化学はホクレンとの争いか、それとも資生堂、天満屋まで加わってくるのか、混戦です。
≫まだわからないですね。
清水さんも元気になってきましたね。
≫もう最後の直線に入ってきまして、競技場が見えてきます、仲間が待っていると思って力が沸きますからね。
≫この1kmを3分3秒上げました。
先ほどよりも、確実にペースアップをして一気にフィニッシュに向かおうとしています。
JP日本郵政グループ、アンカーの寺内が競技場に近づいています。
初めての優勝に向かって、後続いったんは12秒に迫られたところを1回引き離して、優勝に向かって大きなリードをとっています。
≫6人でつないだたすきは、いよいよ仙台市陸上競技場、フィニッシュに向かっています。
36回目、駅伝日本一、駅伝クイーンが決まります。
2016年リオオリンピックが終わり新しい4年間が始まりましたすべての選手が東京に向かうその幕開けにふさわしい、新しいチャンピオンが誕生しようとしています。
JP日本郵政グループ、仲間たちが待っています。
創部3年目、2014年4月に創部されました。
そのとき掲げた目標は5年での駅伝優勝、今、大応援団の前を走っていく。
笑顔の寺内。
その創部当初の目標は2021年、創業150周年での優勝でした。
それよりも5年早く、わずか創部3年目、チャンピオンに立とうとしています。
いよいよ、そのフィニッシュラインが近づいてきました。
残り200mを切りました。
1区ルーキー・中川、好走しました。
2区のエース・鈴木亜由子は故障に見舞われましたが、区間5位。
区間5位。
3区・関根、4区・岩高、そして5区・鍋島が区間賞の走りでトップに押し上げました。
クイーンズ駅伝の歴史が変わる。
創部3年目、JP日本郵政グループ、見事にクイーンズ駅伝初優勝!創部3年目でチャンピオンに輝きました。
クイーンの座はJP日本郵政グループ。
そして2位で第一生命グループが帰ってきました。
一度はトップに立ちましたが2位でフィニッシュ、第一生命グループ。
5年ぶりの優勝はなりませんでしたが、2位でフィニッシュです。
優勝はJP日本郵政グループ見事に、このメンバーで勝ち取ったクイーンの座。
3位で帰ってきました、初優勝を目指していたヤマダ電機。
ただ、あと一歩届きませんでした。
JP日本郵政グループ、胴上げが始まろうとしています。
アンカーのヤマダ電機・西原が順位を上げて、優勝が見えた中での、3位でのフィニッシュ。
過去最高の3位に並ぶ、今年も3位に入りました。
2014年以来の3位に入りましたヤマダ電機です。
若いメンバ、石井、筒井辺りが本当に頑張りました。
そして九電工、入賞すれば4年連続、今年も見事に結果を残しました。
4位で帰ってきました。
7番・九電工が4位でフィニッシュしました。
そして5位、ワコール。
入賞すれば4年ぶり、ワコール復活の5位入賞。
そして天満屋が6位で帰ってきた、重友フィニッシュ。
さらに資生堂が7位、資生堂も入賞は実に6年ぶり予選会から勝ち上がって入賞そして最後、8位を争う、ここにクイーンズ8、ユニバ・中村がこの8位に上がっている。
ホクレンはまた届かないのかユニバ、8位、シード権獲得、ホクレンは届かなかった。
3年連続9位…、ホクレン、届かなかった。
わずか2秒届きませんでした積水化学・清水裕子、ラストランを終えました。
積水化学は10位。
清水裕子、かつて積水化学を引っ張ってきたエースがラストランを終えました。
涙のフィニッシュを終えています。
11位デンソー、残念ながら4連覇はなりませんでしたが、ゴールドのゼッケン、来年は予選会からのスタート、デンソー。
11位のフィニッシュです。
来年はプリンセス駅伝からのスタートとなりますデンソーJP日本郵政グループ、まさに歴史を変えるフィニッシュ6人が歴史を変えました。
そして12位争い、しまむらとパナソニック。
しまむらが12位でフィニッシュ、パナソニック、13位。
アンカー・中村、10年連続10回目の出場、13位のフィニッシュを迎えました。
JP日本郵政グループが優勝そしてシード権争いは、今年もわずかに2秒差で明暗分かれる展開となりました。
続いて帰ってきたのは14位日立です。
2年連続22回目、優勝を目指していましたが、前回20位、それよりも順位を上げる14位でフィニッシュです。
さらにノーリツ。
ノーリツは15位でのフィニッシュ。
さらにダイハツ、吉本が帰ってきました。
16位のフィニッシュです。
さらに22番の十八銀行、TOTOの姿も見えています十八銀行は17位、TOTOは18位でフィニッシュを迎えました。
JP日本郵政グループがフィニッシュをしてから4分43秒が経過していますそして三井住友海上、緑のユニフォームが見えてきました渋井陽子です。
20年連続20回目のこの駅伝。
かつてマラソンの日本記録を持っていました、現1万メートルの記録を持っています。
土佐礼子さんの姿もありますそのオリンピック、世界陸上で活躍した渋井陽子。
ただ渋井陽子の原点は、この駅伝です。
この駅伝で力をつけて、世界へ羽ばたいていきました。
20年連続、20回目、見事にそのアンカーの区間を走り終えました、渋井陽子・三井住友海上、19位のフィニッシュです。
今シーズンはヘッドコーチを兼任した渋井陽子。
今、フィニッシュを迎えています。
≫見事にJP日本郵政グループが初優勝を果たしました。
この20年連続20回目の出場となった渋井陽子、アンカーの走りです。
≫元気にかっこよかったですね。
土佐さんも来てくれたから、すごく力になったと思います25周年を記念して三井住友海上はOGの皆さんが集まって、また後輩たちを盛り上げようというミーティングもやったらしいですね。
≫20番目のチームが入ってきました。
フィニッシュ実況、佐藤文康アナウンサーです。
≫京セラが見えてきました、赤いユニフォーム。
3年ぶりに戻ってきました、赤と黄色のユニフォーム。
佐藤敦之、美保コーチ、その夫婦が率いて、この全国の舞台です。
3年前に就任した佐藤敦之監督、美保コーチ、当時部員は2人でした。
そこから2016年、全国の舞台に勝ち上がってきました部員7人、来年は新しいメンバーも入るということで新生京セラが見られそうですアンカーの堀口あずき、帰ってきました。
まさにこれが復活への第一歩です。
過去最高は優勝4回という名門・京セラ。
2016年、新たなスタートを切る20位のフィニッシュです。
≫胴上げがJP日本郵政グループ、始まりました。
創部3年目での初優勝となりましたけれども。
≫鈴木亜由子さんがエース区間ではなくて2区に起用で、この強さですから、もう来年からは本当にしばらく連覇が続いちゃうぐらいの強さになりますね。
≫JP日本郵政グループ、高橋昌彦監督も仙台市陸上競技場の空に舞いました。
≫高橋監督はもともと有森裕子さんや高橋尚子さんなどをコーチとして育てたことがある本当に名指導者なんですね。
≫2区を走りました鈴木亜由子選手ですね。
≫まだまだ練習を本格的にやってない中でさすが強いですね。
区間5位の見事な走りをしましたね。
日本郵政グループには、亜由子さんとか、柴田さんというキャプテンがいるんですけどとにかく気立てのいいグループなんですね。
だから、気立てのよさと同じぐらい実力もナンバーワンにならないとねなんて冗談で言ってたんですけど、まさか創部3年目にして日本一になるとは思いませんでした。
≫クイーンズ駅伝、これが36回目を数えますけれども第1回大会が開かれたのが1981年、当時は選抜チームでの戦いというのもあって企業のチームとしての優勝はこれが史上14チーム目の優勝になりましたね。
≫渋井陽子さんも映っていますけど、三井住友海上も創部25周年ということで、今回シードはとれませんでした。
悔しがっていると思います。
≫21番目のチームの姿が見えてきました。
豊田自動織機です。
≫横江さんがアンカーですね本当に、この横江さんは小学3年生のときに先生に千葉真子さんに走りが似ていると言われて陸上競技を始めた選手なんですね。
今回たすき渡しで豊田自動織機は残念でしたね。
≫失格という扱いになっています。
≫記録は参考扱いになります豊田自動織機。
優勝を目指していました、8年ぶりのタイトルを目指していました。
ただ、1区・福田、2区・島田のところたすき渡しのミスがあって、結局、失格になりました。
アンカーの横江で大逆転を目指したという、いいオーダーを組んできましたが来年は予選会からのスタートになります。
もちろん、この悔しさをもって1年間とにかく、この舞台で優勝するためにやってきました。
しかし、この悔しさはメンバーの胸に背中に刻まれる、そんなフィニッシュになります。
予選会からのスタートになる豊田自動織機、来年は優勝を目指します。
≫この悔しさは、大きな糧に来年につなげてもらいたい豊田自動織機です。
優勝を果たしましたJP日本郵政グループ、喜びの声を聞いてみましょう≫見事創部3年目でのクイーンズ駅伝優勝となりました、JP日本郵政グループの皆さんです。
おめでとうございます。
まずは高橋監督にお話を伺います。
この優勝、どういった喜びでしょうか?≫全く予想していなかった展開だったんで、本当に選手、よく頑張ってくれたと思います。
≫6人の選手たちがたすきをつなぎました。
監督、どういう思いで見守っていたんでしょうか?≫この子たち、こんなに力があるんだというのはビックリして見てました。
≫来年に向けて1つプレッシャーもかかってくる部分もあると思いますが、それについては監督、いかがですか?≫今年は無欲の勝利という言葉がぴったり当てはまったと思うんですが来年は追われる立場でプレッシャーもかかってくると思いますけどしっかり連覇目指して頑張っていきたいと思います。
≫続いて1区を走りました中川選手せです。
今の気持ち、率直にいかがですか?≫走る前は本当に不安でたくさんだったんですけど、監督、コーチ、スタッフ、チームのみんなの支えや励みのおかげで何とかいい位置でたすきを渡すことができて本当によかったです。
≫2区を走りました、リオの舞台も経験して、このクイーンズに戻ってきました、鈴木選手です。
今の気持ち、教えてください。
≫正直、優勝は予想していなかったのでビックリですし、本当にみんなが今持っている力を出した結果なので、感無量です。
≫チームが一つになったということですか?≫はい、本当にうれしいです。
≫3区を走りました関根選手です。
区間2位という結果でしたがご自身の走りはいかがでしたか?≫1区と2区がすごくいい位置で来てくれて私も入りから、落ち着いて入れたのですごいみんなに感謝でいっぱいです。
≫先ほど鈴木選手も、びっくりしたという感想がありましたが関根選手はいかがですか?≫本当、私もビックリです。
≫続いて岩高選手にお話を伺います、いかがでしたか?ベスト8を目標にやってきたので、まさか優勝できると思ってなかったので、すごい信じられない気持ちでいっぱいです。
≫ご自身のところにたすきが回ってきたとき、どんな走りをしてやろう、そんな思いで走りましたか?≫後半区間は初めてでしたし去年走れなかった悔しさもあったのでここは本当に楽しんで走りたいという気持ちで走りました≫5区の鍋島選手は今、こちらに戻ってきているということですのでアンカーの寺内選手にお話を伺っていきます。
寺内選手、フィニッシュして胴上げされました、どうでしたか?≫今も夢のようで、目標は8位以内だったので、本当に1区から5区の選手がいい位置で持ってきてくれてあとは前だけを見て走るというのを思って全力でゴールしました。
≫期待どおりのアンカーの走りを見せてくれましたが、予選会でもすばらしかったです。
今日の走り、ご自身はいかがでしたか?≫タイム、まだわかんないんですけど、しっかり前だけを見て自分の走りができたので、よかったと思います。
≫見事に優勝を果たしたJP日本郵政グループの皆さん、おめでとうございます。
≫また若いチームということで、増田さん、本当にこれから楽しみなチームになりましたね。
≫皆さんが優勝を驚いてましたね。
でもこのチームは追われる立場になっても気負わないチームで、個人が強いんですよ。
個が強いからチームが強いというチームですので、またこれで陸上界全体が強くなっていくと思います。
≫新タさん、4連覇を逃したデンソーの若松監督にお話を伺いました。
悔しい、またやり直し、この悔しさを来年に生かしていきたいと話しています。
そして、まさかの3年連続9位であと一歩でシード権を逃したホクレンですが、全員が涙に暮れていました。
アンカーの大蔵が顔を上げることができずキャプテンの清水が抱きかかえている様子が非常に印象的でした。
≫デンソーは今大会11位、そしてホクレンは今年は2秒シード権に届かなかったですね。
≫でも、また予選会から頑張ってきてこんなところで負けているチームじゃないですよね、みんな。
この悔しさがバネになっていくと思いますので4年後に東京オリンピックもありますから、陸上界全体でまた強化するといいですね。
≫改めてJP日本郵政グループが優勝となりましたが、レース全体のイメージはいかがでしたか?≫若い選手たちがすごく今回頑張りましたね。
頑張り過ぎて、ちょっと失速気味だったり、アクシデントがありましたけれども、そういうのはいいと思いますね、次につながると思います。
2016/11/27(日) 11:50〜14:54
MBS毎日放送
クイーンズ駅伝2016〜第36回全日本実業団女子駅伝[字][デ]

日本最高峰の女子駅伝日本一決定戦・クイーンズ駅伝を完全生中継

詳細情報
番組内容
日本最高峰の女子駅伝日本一決定戦・クイーンズ駅伝。大混戦が予想される今大会、史上2チーム目の4連覇を狙う女王デンソーか?小出義雄代表率いる2012年の女王・ユニバーサルエンターテインメントか!?2011年の女王・第一生命グループか!?
また、8位入賞(クイーンズエイト)には来年の出場権が与えられる。シード権争いにも注目!今年はどんなドラマが生まれるか!?
 
出演者
メイン解説 増田明美
   実況 新タ悦男(TBS)
1号車解説 千葉真子
   実況 土井敏之(TBS)
2号車実況 伊藤隆佑(TBS)
3号車実況 熊崎風斗(TBS) ほか
 
概要
11月27日(日)12時15分号砲
出場22チーム
宮城県松島町文化観光交流館前〜仙台市陸上競技場 6区間42.195km