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書き起こし クローズアップ現代+▽これからどうなる?この先どうする?徹底追跡おカネ報道SP 2016.12.19

 

 

給料上がらないし家計も楽にならないし私たちの暮らしと切っても切れない「お・か・ね」。
毎日のニュースもお金にまつわるモノばかり。
今年の漢字も…特に注目は税収5兆円を超える東京都。
豊洲市場やオリンピック会場をめぐる税金の行方に、日本中の関心が集まったのですが…。
税金は果たして賢く使えているのか池上彰さんが小池知事に直撃!え?年収400万円から1億円に!?不動産に投資するサラリーマンが急増でバブル超え!?一方、大学生の生活費は1日850円。

 

 

 

 

 

 


奨学金破産で日本の未来は大丈夫?
「おカネ」にまつわる報道のあれこれをスペシャルゲストと徹底追跡します!
まずは、不動産のお話。
1980年代終わりにバブルの時代がありましたよね。
みんなこぞって不動産投資に走ったけど結局、焦げついたあの頃。
ところが今、不動産マネーはあのバブル期を超えあふれちゃってるんです。
都心のマンションは一部で価格が高騰。
新築時より2億9千万円も値上がりした物件もあるんだとか。
高騰するタワーマンションに狙いを定め、転売を繰り返して大金を稼ぐ人も。
その名も「空中族」!さらに、マンションを何部屋も買って人に貸し出し家賃収入で暮らす「メガ大家」なんて存在も!
今、不動産投資ってそんなにもうかるの?まず、タワマンを転売する「空中族」の実態を探るべく東京の湾岸エリアに向かいました。
富士山が望める地上44階のタワーマンション。
空中族が転売したばかりでした。
値上がり益を手にした空中族はより高額な物件を求めて姿を消した後。
空中族に話を聞いてみたい。
次に訪ねたのは、いま話題の豊洲にある大手不動産会社。
タワマンの買い換え相談が3割増えていると言います。
まさに、タワマンを転売しようとしている真っ最中。
値上がり幅は短期間で600万円以上。
いました空中族です。
彼らは、値上がりしやすい都心のタワマンを次々と購入しては売却。
ステップアップしながら短期間に莫大な利益を手にします。
なかには4棟のタワマンを渡り歩き、5千万円近い利益を得たという人もいました。
一攫千金のマンション投資。
その熱は今、元手の少ないサラリーマンにまで広がっています。
こちらでは今サラリーマンのためのマンション投資セミナーが開かれています。
大盛況です。
東京で開かれたセミナーには定員を超える、100人以上が詰めかけました。
参加者の注目を一身に集めたのは元サラリーマンのこの男性。
ワンルームマンション15戸を購入して他人に貸し出し家賃収入で年間1200万円を得ています。
給与が伸び悩む中、こうしたサラリーマン大家を目指す人が増えているといいます。
メ、メガ大家!?サラリーマン憧れのメガ大家ってどれだけすごいの?取材を始めて2週間。
メガ大家の一人に会うことができました。
安藤新之助さん、44歳。
あなたがメガ大家でいらっしゃいますか?
この間まで年収430万円のサラリーマンだったそうですが…。
なんと9棟ものマンションを所有する、メガ大家に!年間の家賃収入は?
年間1億円以上。
サラリーマン時代の20年分です。
なぜ普通のサラリーマンが多額のマンション購入資金を調達できたのか。
追い風となったのは金融機関からの潤沢な融資マネーです。
1棟目のマンションは自己資金ゼロ。
1億1000万円を全額ローン。
2棟目のマンションは5600万円のうち9割以上をローン。
こうして9棟の購入資金合わせて13億円を金融機関との交渉の末に引き出してきたのです。
さらに…。
マイナス金利が導入された今年銀行に掛け合い金利を通常の半分以下に引き下げてもらいました。
すごいね。
おかげで銀行への返済額を抑えることができ年間の手取り収入は4千万円を超えています。
老後の資金が心配で始めたマンション投資。
もう不安はなくなったと言います。
まだ上が!?それって、ギガ大家!?その人物はよりうまみのある場所を新たな投資の舞台にしていました。
九州、福岡。
地元の不動産会社に迎えられたこの男性こそ、その人。
首都圏に18棟の高級マンションを持つ資産家です。
実は今、福岡など地方の中核都市のマンション価格が東京を上回る勢いで急上昇。
将来性が高いと見込んでいるのです。
この日は、わずか3時間で2棟のマンションの購入を即決。
あそこが駅だからね。
こうした強気の投資を支えているのが、メガバンクです。
一部の産業では、思うように伸びていない銀行からの貸し出し。
その一方で、建物や土地などの担保が確実に取れる不動産にマネーが集中しています。
さらに取材を進めると新たなマネーの流れが浮かび上がってきました。
中国の不動産バブル崩壊を警戒する中国人富裕層による投資。
より安全だと考える日本の地方都市に軸足を移し始めていました。
豪快な買いっぷり。
こうした爆買いの背景にも日本のメガバンクの存在があることを不動産会社の中国人担当者が明かしてくれました。
これまで銀行は日本に住んでいない外国人への融資を敬遠してきました。
保有する資産などを確認するのが難しいためでした。
しかし今では、審査の上で億単位の融資に踏み切るケースも出始めています。
(池上)大変な不動産マネーですよね。
かつてのバブルを思わせるような動きになっています。
これについて日本銀行は全体としては過熱の状況にはない。
ただし、一部で高値の取り引きも見られ、注意深く点検する必要があると指摘しているんですが。
(鎌倉)ということで、皆さん今のこの状況はバブルなんでしょうか?バブルじゃないんでしょうか。
(デーブ)本当のバブルだったらお立ち台とかないと実感がないんです。
だから非常に部分的なバブルで全面的にみんなが実感するようなものではないと思いますよね。
むしろ困ってる人のほうが多いです。
(堀江)これからじゃないですか。
(堀江)前のバブルのときって日経平均が4万円近くをつけて。
(池上)3万9000円を超えました。
(堀江)ぐらいまでいったあとにNTT株買ったりとかうちの母親はそうなんですけど宅建の免許取りたいとかうちの親は300万円で高値づかみして大損してたみたいですけど。
(優木)実際のバブルを知らない世代なので、直前、どんな空気になっているものなのかって肌感覚で全然分からないんですけど、やっぱりお金持ちの人たちがどんどん投資をしてそれで、最後はじけちゃったっていうようなバブルは、そういう派手なイメージがあるんですけど。
(堀江)だから優木さんは不動産やられます?
(優木)やんないです、全然。
(優木)今回もそうですよね。
平均的な年収の方々が、普通は着実にやっていくタイプの人たちが手を出してきてるから。
(堀江)まだでも、そこはね最終段階じゃないと思います。
(池上)これを見て、あーじゃあ自分もやろうかってなるとちょっと気をつけたほうがいいんじゃないかというふうに思いますけど……バブルの最中は、空前の好景気といって、なんとなくこれまでの従来の経済学で説明がつかない場合は、これを空前の好景気がまだ続くんだという経済学の理屈を言いだす人もいるんです。
こういう学者が現れたらちょっと気をつけたほうがいい。
(鎌倉)ちなみに堀江さんは以前この「クローズアップ現代+」でこの空中族を初めて5月に取り上げたんですけれどもそのときにツイートをしてくださってんですが、その内容を覚えてらっしゃいますか?
(堀江)覚えてないんですね。
(鎌倉)ババ抜きって分かってやっているのってというツイートなんですよ。
(堀江)不動産業って基本的にバブルが来て、そのあとはじけて自己破産したりとか、会社倒産させたりする人もいればその前に売り切って逃げられる人もいるんですけど、そこはだから、どこまで欲をかくかみたいなところがあって。
(デーブ)正直言って投資っていうものは。
競馬と同じですよ。
だから、その分、失ってもいいんだったらいいんですけど。
よっぽどのプロ…
(堀江)僕、だから不動産怖いですもん。
なんでかっていうと僕の周りに空中族じゃなくてそれこそ投資の超プロでめちゃくちゃ、しかも厳しいんですよ投資に対するスタンスが。
銀行とのやり取りとか不動産業者とのやり取りとかかりかりにやりますからね。
そんな人たちと、この人たちよく戦えんなと思って。
僕だから不動産のプロじゃないんで不動産のプロの人たちたくさん知ってますけどえげつないですもん、怖い、怖い。
絶対僕は対抗したくないです。
(鎌倉)皆さん、この今の不動産市況がどこまで続くのか誰も分からないという話も出ていましたけれども実態、どうなっているのか小郷キャスターからデータをお願いします。
(小郷)ちょっと気になるデータがあるんです。
首都圏のアパートの空室率なんですが、この辺りは横ばいが続いているんですけれども去年の夏ごろから急激に空室率が増えているんです。
去年の夏以降、こんなふうに増えているんですけれども需要以上に物件の供給が増えていていびつな構図になっていると懸念する声もあるんです。
不動産マネーが流れ込む一方で空室率が30%を超えている福岡市。
こんにちは。
それでも、不動産投資に乗り出すサラリーマンは少なくありません。
市内の中小企業に勤める吉田雅也さんです。
年収はおよそ350万円で30代になってもほとんど上がっていません。
7歳と3歳の子どもの養育費をまかなうため、去年不動産投資を始めました。
吉田さんが投資した物件は福岡市内の中心部から10キロ近く離れた郊外にあります。
価格は1棟丸ごとで5500万円。
それでも、中心部より割安感があったため思い切って2棟分を購入しました。
吉田さんの背中を押したのは地元の銀行からの融資。
総額1億円を全額ローンで借り入れました。
借りれるんだ、すごいな。
吉田さんは今投資する物件をさらに増やそうと考えています。
賃貸物件の供給が増え続けるいまもう一棟物件を買い増すことで空室が出た場合の損失を取り返すつもりです。
吉田さんは妻と相談し購入資金5000万円を新たに借り入れることに決めました。
金融機関からの莫大な
金融機関からの莫大な融資マネーが流れ込む不動産市場。
しかし、投資家の間ではすでに焦げ付きが生じていることがわかりました。
ここでは、空室などで赤字に陥ったサラリーマン大家からの相談が急増。
去年よりも6割多い年間120件に上っています。
関東の地方銀行などから総額1億円の融資を受けている50代の会社員の女性です。
年間の赤字は75万円。
所有する投資物件のローン返済が苦しくなりセンターに駆け込んできました。
女性は当初、東京郊外のワンルームマンション2戸を強く勧められて購入。
しかしその後、周辺に新たな物件が次々に建てられました。
都心から離れた郊外にある女性の物件では、空室が発生。
止むなく家賃を下げた結果赤字が出てしまったと言います。
マイナス分を埋めようとマンションをさらに4部屋買い増したものの、赤字が拡大。
え!
それでも、銀行はお金を貸し続けてきたと言います。
相談の結果女性はマンションすべてを売却することを決断。
手元に残ったのは600万円以上のローンだけでした。
だめですよ。
子どもに借金だけは残したくない。
女性は体が動く限り働いて返済を続けていくつもりだといいます。
(池上)とにかく銀行にお金預けても全然利子がつきませんからね。
生活のためにちょっとなんとかという、この人たちの気持ちはとってもよく分かるんですよね。
一方、投資っていうのはでも結局、自己責任だろうっていわれてしまう。
年収数百万円のサラリーマンにじゃあ数千万円のローンを貸した貸し手の責任はどうなんだということこれも問題になりますよね。
(鎌倉)じゃあ銀行側の姿勢はどうなんだっていう議論ですよね。
(優木)でも先ほど出た方なんか年収350万でってそれを普通に返すで考えたら5000万の借金ってすごい額じゃないですか。
(池上)マンションを買うお金でしょ。
それは、どんどんマンションの値段が上がっているときにはその発想いいんですけど下がりだしたら担保にならないんですよね。
(鎌倉)じゃあ、銀行は今どういったところに融資をしているのか。
(小郷)銀行の貸出金の伸び率を産業別に見たグラフです。
不動産への融資のマネーは、この赤い線で示したところなんですが2014年ごろからぐんぐん伸びて、今全産業を上回っているんですね。
銀行は担保を取っているし物件が収益性に問題がないかきちんと評価しているとしていまして、ただ闇雲にお金を出しているわけではないということなんですね。
一方、金融庁は銀行が担保にこだわるあまりに将来性のある企業にお金を貸さない、金融排除が起きているのではないかと懸念しているんです。
(堀江)ロケットの会社があるんですけど多少受けてるんですけどやっぱなかなか製品、ロケットの場合は打ち上げロケットの成功なんですけど…
(堀江)関係ないから。
社長、別にいるから。
(デーブ)確かに、日本ではベンチャーには冷たいって世界中が言ってるんですよね。
(優木)今後の日本の経済を回していくうえで、やっぱりそこに投資してほしいのにそこの査定をできるプロの人たちが今いないというかプロ意識がないというのは困りますよね今後の日本のためにね。
(池上)つまり金融の貸し出す人のプロ意識が、あるいはプロじゃないんじゃないか私たちだって、不動産で値段がこれぐらいですよ、じゃあ7掛けでお金貸しましょうって素人でもできてしまうようなことをやってるんじゃないかと。
…だから、まさにリスクはあるんですけれども…例えば産業別の伸び率で見ますと今、医療・福祉っていうのがやっぱり、これから非常に大切になるわけでしょ。
あるいは製造業、日本がこれからものづくりどれだけやっていけるかという問題はあるんですけどどんどん下がっていますでしょ。
本来、マイナス金利というのは、本当に必要としている分野、あるいはこれから発展しそうな分野にお金を回そうということでやったわけですがそれが十分機能していないということですね。
結局、金融機関は非常に安易に走ってしまうんじゃないか。
こんなことをやっていたらやはり日本に未来はないと思います。
(鎌倉)ことしの春からさまざまなテーマを取材してきた「クローズアップ現代+」。
社会不安が取り巻く中私たちのお金はきちんと行くべきところに届いているのかきょうは徹底追跡してお伝えしています。
先ほどの不動産に続きまして5兆円を超える税収の東京都。
私たちの血税の行方は?そして生活費1日850円日本の未来は大丈夫?奨学金で一家破産にというテーマお送りしてまいります。
次の気になるお金はこちらです。
税収5兆円を超す東京都。
今年、就任した小池知事。
都民の税金が適正に使われているか。
根本的な見直しに踏み切ると宣言しました。
ワイズスペンディングということばがありますが…。
ところが、ここにきて改革の進め方にさまざまな立場から反発が出ているんです。
さあ、私たちの税金は果たして賢く使われることになっているのか、東京都庁と結んで、小池知事に伺いたいと思います。
小池知事、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
知事は就任後、このクローズアップ現代+に出演されて、ワイズスペンディング、賢く税金を使うということばを掲げていましたけれども、就任から4か月、私たちの税金、賢く使われている実感、ありますか?
その部分もありますが、これまでのところ、いろいろと調べてみると、なんともったいないことをしているんだろうというふうに思うことがしばしばありますね。
今、いろいろと分析もしております。
そして、これからは、少なくともこれからは、ワイズスペンディング、あんまり、かたかなばっかり使うなと言われるんですけれども、皆さんにお見せをして、情報公開をしたうえで、そして賢い使い方をしていきたいと思っています。
こうしたコスト削減を目指す中、最初に手をつけたのが、2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場問題です。
予算2241億円にも上る、主な施設の建設費用に対して、知事は、都民ファースト、ゼロベースで徹底的に交渉を行うと宣言しました。
東京オリンピック・パラリンピックのバレーボール会場としてされてきた有明アリーナの建設予定地に来ています。
来年の3月に着工予定ということで、まだ資材などはなくただのさら地です。
2020年にここで競技が行われるというのは今の時点ではあまりイメージが出来ません。
就任後、小池知事がまず見直しを図ったのが3つの競技会場の整備費用。
ボートとカヌー、水泳バレーボール合計1578億円にも上る予算を削減できるか注目が集まりました。
ボート・カヌーと水泳2つの会場については他の候補地も検討しましたが結局、計画の規模を縮小する事で合わせて340億円あまりを削減。
最後に、そ上にのぼったのは総工費404億円とされたバレーボール会場有明アリーナ。
都の調査チームの試算では既存の施設横浜アリーナを使えば7億円で済むとされたのですが…。
コスト削減を重視した横浜アリーナ案には反対意見が相次ぎました。
その一つ、国際競技団体がNHKの取材に応じました。
すでに決定したはずの会場の変更に難色を示したのです。
競技の発展や選手のモチベーションのためには開催地である東京で行うことに意味があるといいます。
日本バレーボール協会からも選手の移動や今後の国際大会の招致に支障が出ると、懸念の声が。
さらに、組織委員会からは大会後も遺産として活用することが必要だという声も上がったのです。
最終的に、東京都はコスト削減したうえで大会後も有効活用できるとして当初の有明アリーナ案を選択したのです。
五輪会場の見直しというところに、あっ、よく切り込んだなというふうに思ったんですが、結局、それぞれの、さまざまな団体から反対があって、どうも準備不足のまま、小池都知事、切り込んでしまったのかなというふうに思うんですが。
いくつもの主体がありましてね、例えば国内の協会、連盟があって、スポーツの、それにさらに世界があって、そしてIOCという世界のオリンピックの委員会がありまして、国内的には組織委員会、それから文科省に、内閣府に、そして東京都。
まあありとあらゆるところがありまして、これまでの方々は、そこを連携しながら進めてこられたことなんでしょう。
しかし、そのあと、どうやって本当に活用していくのかということで、あとの運営費のことまで考えなければならないので、そのことは東京都として、経営者として、しっかりそのところを考えていくと、高いところは削っていく、投資としてやるべきところはやっていく、そのめりはりをつけたということです。
ずいぶん、切り込んできたなと思う一方で、でも結局、えっ?この程度で収まってしまうの?という印象を受けている人がいると思うんですけどね、どうですか?
そんなことないと思いますね。
海の森っていうボート・カヌーの会場ですけれども、最初69億で始まって、1000億になって、それが490億になって、それをさらに今度は、300億円台、400億円ぐらいに収めるということです。
額が大きければ減る分が大きいし、少なくなればそこは削る分も少ない。
だけど、削るだけが能じゃないとは思っているんです。
例えば、LEDの電球に変えると、高いですね。
しかしランニングコスト、安くなりますね。
こういったことでメリハリをつけたつもりです。
アスリートファーストっていうことばがあって、これ、すごく大事に、どの国もしてたりすると思うんですが、過去の五輪を見ていると、アスリートファーストを重視し過ぎて、作った施設の運営費が全然賄えなくて、なんかオリンピックやってよかったのかなみたいなことになってるのをよく見るんですが。
今のIOCのバッハ会長になられてから、オリンピックそのものの持続可能性、サステナビリティーということをおっしゃるようになりました。
その中に、既存の会場を使っていきましょう、有効に使いましょう。
つまりどんどんと新しいものを作ってですね、そのあとが夢の跡みたいにならないようにということだと思います。
今こそ、民意のほうが重要だと思っておりますので、しっかり情報公開などもさせていただいた。
つまり、オリンピックっていう世界の祭典ですね、スポーツの。
その中で平和を確認し、前回のリオでは、難民の方々もお出になりました。
いろんなユニバーサルな、またかたかな言ってますね、地球規模で、みんなで共有できる、そういうメッセージを確認できるという、4年に1回の祭典だと思います。
税金の使いみちを巡る議論。
続いては築地市場の移転問題です。
移転先の豊洲市場の安全性の確認が不十分だとして、知事は移転延期を判断しました。
盛り土問題などもあり、移転するとしても、早くても来年の冬になるとしています。
一方、延期によりかかるコストを誰が補償するのか、今、焦点となっています。
豊洲市場への移転延期で危機感が高まる築地市場。
廃業に追い込まれる業者も出かねず、延期によって巨額の補償金が発生するとみられています。
都に補償を求めるひとり仲卸業を営む伊藤晃彦さんです。
豊洲への移転に備え冷蔵庫や水槽を新調。
店舗も拡大することになり4500万円の借金をしました。
返済額はひと月、およそ50万円。
豊洲市場で営業を始めない限り借金を十分に返済することはできません。
業者への補償はどうするのか。
小池知事が、補償の財源に充てるとしているのは市場会計です。
市場会計は、主に都内にある11の市場の業者が納めている使用料や閉鎖された市場などの土地の売却で得られた積立金からなります。
各市場の立て替えや改修などに使われています。
この市場会計で築地の業者への補償を賄えば都民が納めた税金を使わずに済みます。
しかし、この方法に対し築地以外の市場では反発が。
青果の取引規模日本一を誇る、大田市場。
仲卸組合の理事長を務める平国秋さんです。
延期によって膨らむ補償の費用。
整備費5800億円をかけた豊洲市場の行方はどうなるのでしょうか。
ぶっちゃけ、豊洲移転するのを、どんどんどんどん延期していくと、たぶん今ですら築地市場の重要度って、どんどん下がっていっていて、これ以上延期し続けると、豊洲に移る意味ないよねみたいな感じにもなって、すごい中途半端なんですけど、もしそうなった場合って、豊洲、どうするんですか?あの膨大な5800億使ってやったやつを、じゃあ損切りするのかみたいな話も、それもなんか選択肢としては、あるのかもしれないですけど。
私はね、そもそも市場の問題というのが、これだけ流通が変わってきている中で、今後の将来性をどう見るのかっていうのは、実は大変重要な問題だと思っています。
おっしゃるとおり、豊洲に移転したとしても、今後の市場の使い方っていうのは、大きな課題だと、こういうふうに思っています。
いずれにしても、まず安心・安全性の確認というのは、これはもう日程も決まっておりますので、それによって、その結果しだいで進めていくということです。
豊洲に移転するのをここまで今、延期してますけれども、今後、絶対に延期していずれは必ず築地から豊洲に移転するものなのか、もしかしたら白紙、やっぱり豊洲に移転するのは、なしにしますということがあることなのか、どういうふうに小池さんがお考えなのかなっていうのが、知りたいんですけど。
まず基本的に、なぜ移転を延期したかということでありますけれども、やはり安心・安全の確認ということが十分にできていないということであります。
オリンピック道路を早く通さなくちゃいけないからといって、そして安全確認の最後のチェックが、ネグってしまうという話、それではないでしょうと。
とにかく豊洲市場というのは、まさしく食を扱うところでありますから、それを確認するのに、もう少し時間がかかりますよという話です。
豊洲市場に関しては、税金の使いみちに関して、もう1つ見逃せない問題があります。
1035億円、この数字は、主な建物の工事の入札の際に膨らんだ建設費です。
一体何が起きたんでしょうか?
3年前、豊洲市場の主な3つの建物の建設工事で入札を実施した東京都。
予定価格は合わせて630億円でした。
ところが、参加した業者が辞退し入札は不調に。
3か月後に行われた2回目の入札。
都は予定価格を400億円も引き上げ1035億円に。
ほぼ同額で落札され、落札率は99%を超えました。
短期間に何が起きていたのか。
業者の一人がNHKの取材に対し「1回目の入札のあと東京都が業者側の希望通りに価格を上げた」と証言しました。
「これじゃとてもできませんよ」「いくらならできるんだ?」「これでしかできません」といって、金額を伝えてそれが予定価格になった。
それにしても、入札の予定価格を短期間で400億円も引き上げられるものなのでしょうか?東京都の調査チームのリーダーを務める加毛修弁護士が取材に応じました。
豊洲市場の入札に関しその算出根拠を追求しています。
職員への聞き取りを行った際予定価格が膨らんだ理由として挙げられたのが「査定率」の存在でした。
査定率とは建築資材などのメーカー希望価格を1としたときどのぐらいの割合で買えるかを見積もった数字です。
たとえば、100円の資材が市場では安く売られ30円で調達できるとすれば査定率は0.3。
豊洲市場の入札ではこの査定率が1回目はおよそ0.3。
2回目の入札で0.7にまで引き上げられました。
その結果、予定価格が400億円も膨らむことになったというのです。
査定率を、大幅に引き上げたことについて東京都は次のように説明しました。
専門家は、巨額の税金が投じられる公共事業の入札で都は説明責任を果たしていないと指摘しています。
(池上)価格を引き上げる入札がなかったら引き上げるというのはしかたがないなと思う一方で…いかがですか?そういう中で、これまで情報公開で求められた…まず第一にやるべきことは情報公開のルールを、もう一度改めて確認をするということ。
それから2つ目には、入札の方法これについて、もう一度確認をするということです。
この豊洲の場合は、入札をしたけれども、そんな値段じゃできませんぜということで途中から価格が上がっていった…1者入札だけだったらそれはもう、入札そのものをなくすといったようなそんな制度を取っている地方自治体もあります。
いろんなことを参考にしながら決めていきたいと思っております。
(小池)そういうのもありますね。
基本的には、個人情報に関わるところということについてはやはり、こればっかりはねのりをかぶせることになると思いますけれども…
(鎌倉)小池知事お忙しいところありがとうございました。
(都知事)ありがとうございました。
(池上)これはね、私たちも反省しなければいけないなと思うところがあるわけですね。
ばく大な私たちの税金を使っている都庁、そしてその予算を最終的に決めている都議会が何をしているのかってことにまだ関心が少し少なすぎたのではないかということですね。
今回のこのさまざまな出来事をきっかけに、みんながこれきちっと見ていかなければいけない。
さまざまな税金の使いみちあるいは入札の様子、これもすべて情報公開し本当に一部の人しか見ないかもしれないんですが公開されているってことを知るだけで、みんな緊張してむだづかいをしにくくなるこれが大事なことなんじゃないかと思います。
(鎌倉)続いてのテーマは日本の将来を支えるためのお金。
キーワードは生活費1日850円です。
日本の未来を担う若者たちが大変な事態に?奨学金を借りアルバイトをしても経済的に追い詰められるケースが続出。
卒業後、奨学金を返せず破産に陥るケースは、累計1万件。
さらに、家族や親戚にまで破産が連鎖する事態も。
どうしたら解決できるのか?実は、若者を支援し、しかも社会の役に立つ画期的な対策が。
もちろんぶりとも関係があるんですよ。
(鎌倉)このテーマについて伊東キャスターです。
(伊東)今や奨学金って大学生の2人に1人が借りている。
優木さんも奨学金を借りて大学を卒業されたと。
(優木)あったので行けましたね。
(伊東)なぜこんなに増えてしまったのかといいますと授業料、見ると国立も私立もぐんぐん上がってるんですよ。
一方、見てほしいのは大学生さんの生活費1日当たりで見ると、昔大体、堀江さんのころなんかは2000円台。
1日の生活費だったのが今では850円ですよ、1日。
親に迷惑かけちゃいけないと思って、奨学金を借りるんですがそのことが親御さんや家族を巻き込んだ破産にまでつながっているというケースが増えているんです。
奨学金破産に陥った美香さんです。
大学を卒業してから7年後苦渋の決断でした。
母子家庭で育った美香さんは高校と大学に通うためおよそ600万円の奨学金を借りました。
しかし、就職したのは非正規の保育士の仕事でした。
給与は、平均で月14万円。
家賃や食費、光熱費を支払うと月5万円の奨学金を返済する余裕はありません。
美香さんには結婚を約束した恋人もいました。
しかし、破産によって迷惑をかけたくないと婚約を解消。
自己破産したことでローンも組めずクレジットカードも作れなくなりました。
しかしそれだけではありませんでした。
奨学金を借りるとき美香さんは父親を連帯保証人にしていました。
そもそも奨学金は親に経済的な余裕がないため借りるものです。
美香さんの父親も失業していました。
しかし本人が自己破産するとその親が返済を求められるのです。
父親が自己破産すれば今度は親戚の叔父に返済が移る可能性があります。
奨学金破産のリスクをさらに高めるのが、大学の中退です。
専門家の調査によれば、奨学金を借りて大学を中退した場合5割を超す人が年収200万円以下にとどまっています。
2年前に大学を中退した貴史さんです。
奨学金500万円の返済が滞っていますが今の年収は200万円。
返す余裕はありません。
大学では経営学を学び将来経営者になりたいと考えていた貴史さん。
しかし、進学を目前に控えた高校3年の冬に父親がリストラに遭いました。
貴史さんの大学時代の手帳です。
家計を支えるため、奨学金を借りた上、アルバイトをほぼ毎日行いました。
しかしそれでも授業料が支払えず、大学4年の夏中退に追いこまれました。
今も、繰り返し届く督促状。
毎月18万円の収入から10万円を親に生活費として渡しているため返済の余裕はありません。
奨学金には10年間返済を猶予する仕組みもありますがそれでも返せなければ自己破産しかありません。
貴史さんが自己破産すれば返済は父親に移ることになります。
大学生の2人に1人が借りている奨学金。
家族に負担をかけたくないと借りたはずの奨学金で家族も追い詰められている現実あなたはどう考えますか?
(池上)これは学生だけの問題ではないんですね。
親世代の収入が落ちているということがやはり根本的な問題としてあるんだろうということです。
世帯収入が減る一方、教育にかかる費用は上がっています。
結果、これが子どもたちにしわ寄せになっているというわけです。
つまり経済格差が教育の機会均等ではない格差にもつながっているという大問題になっているんです。
(優木)池上さんが言ったように経済の格差が教育の格差になるはずがないという中で育てられて…それは時代が変わったということなんでしょうかね。
(鎌倉)ここでもう一方ゲストをご紹介します。
聖学院大学の藤田孝典さんです。
(藤田)よろしくお願いします。
(鎌倉)そんなに昔と今の学生の状況違うんですか。
雇用が激変しているという状況ですので…病気になってしまったりとかさまざまな事情で返済が難しくなってしまうと。
返済ができないという方が実際に33万人ぐらい滞納しているという方がいらっしゃいます。
(優木)10年猶予があってもそんななんですね。
(堀江)奨学金っていっているから…
(デーブ)奨学金は返さなくていいんですよね。
(堀江)通常は返さなくていいのが奨学金なはずなんだけどなんか、奨学金という名の学生ローンみたいな感じになってる。
しかもだからさっきの不動産の銀行と一緒で…ここがたぶん、一つの問題でなんでそんなことになっているかというと、どんどん授業料上がってるでしょ。
(伊東)このグラフにはないんですけどこれぐらいだったんです。
本当に安かった。
(池上)私立大学が大体8万円ぐらいだったんですね。
とにかく私立と国立の差があり過ぎると。
これをもっと縮めるべきだっていう議論があったんですよ。
確かに差は縮まったんですけど国立大学の学費が上がることによって、差が縮まってしまった。
本末転倒なんですよね。
(デーブ)ただ、もう一つ同時に本当の奨学金。
つまり企業とかOBがたくさんお世話になった大学、あるいは援助とかアスリートの奨学金スポーツ関係ほとんどないんですよ。
非常にけちくさいんですよ。
(堀江)そうなんだけど高すぎるからこんなのやっぱり、もう。
(デーブ)でも育てる意味では。
(堀江)いや、育てるのにね教授のなんかよく分かんない給料とか払いたくないじゃないですか。
そこはもっといいものがあったら全然支援したいと思いますけどこれは明らかに高すぎですよ。
(鎌倉)ネットではさまざまな意見があるんですけど、実はこういう意見が多いですね。
そこまでして全員大学に行く必要あるんですかと。
無理に大学に行くことこそ問題なんじゃないか。
あるいは学歴社会のシステムを見直さなければ、根本的な解決にならないのではないかという声が案外多いんですけれどもそこはどうですか?高校ぐらい行っとけって言うんだけど、それは…
(堀江)今だったら例えばすしアカデミーに行ってすしの握り方を3か月とかで教われるんですね。
だからそこそこセンスがあったらすし屋に就職するぐらいできるわけ。
って、僕なんかは思いますけどね。
手に職つけたほうが。
いやいや、でも実際3か月ですしアカデミーとか行くと。
実際、修業してない人のすし屋とかにも行ったりしてます。
(藤田)堀江さんとかも中退でも別に全然問題ないという状況になって優秀な方はそれでいいんですが…成功率が高いというんですかね。
これが半分以下だったらね。
そういう国って多いじゃないですか、実は。
(藤田)特に貧困とか生活に困っている世帯ほど、進学率が低いんですね。
だからもう、やっぱり行きたいと思う方が行けないというのは不公平なんじゃないかということで。
(優木)優秀なのに、お金がないから行けないっていうふうに
(堀江)東大ぐらい行けるとさっきのように年収低くても免除される制度があるから。
(優木)国立はかなりありますよね。
私も学費免除取ってたんですけど国立大学は、優秀じゃなくても親世帯の年収も提出してそしたら授業の判定とかも一応ありますけど、成績よりも親世帯の年収を加味して学費免除の制度ってあるから…
(伊東)国もようやく給付型の奨学金を支給していこうということで動きだしました。
学生を支援しながら人手不足も解消?そんな画期的な仕組みを取り入れている介護施設です。
奨学金を借りている大学2年生の佐々木零史さん。
入学してから2年近く、ここで介護のアルバイトをしています。
大学に通いながらアルバイトでたっぷり稼ぎ卒業と同時に奨学金の返済が完了するっていったいどんな仕組みなんでしょうか?この仕組み経済的に困っている学生と人手不足に陥っている介護事業所をマッチングします。
佐々木さんの場合国からの奨学金は240万円。
入学金などは奨学金で借りることができず介護施設から無利子で80万円を借りました。
その代わり、佐々木さんは人材が手薄な早朝の時間帯にアルバイトをします。
早朝は時給も高く月に16万前後、収入があります。
そこから施設に返済をしていきます。
さらに、貯まったお金で奨学金も返済できる見込みです。
佐々木さんの出勤時間は朝6時。
週6日、朝の9時まで働きます。
佐々木さんの一日のスケジュールです。
通っている夜間大学は夕方6時から授業が始まるため昼間の時間を勉強や趣味の時間に活用することもできるんです。
この仕組みを考案した奥平幹也さんです。
介護現場で早朝や深夜の時間帯に人手不足となっている点に目をつけました。
人手は足りていないけど時給が高いアルバイト。
お金に困っているけど時間は自由な大学生。
2つをマッチングできないか。
新たな仕組みを作ったあとも奥平さんは月に1回、面談を行い無理なく学生生活を送れているか確認しています。
佐々木さんは、ほかにアルバイトをする必要もなく授業も順調だと言います。
将来は、システムエンジニアになりたいと考えている佐々木さん。
卒業したあとも、奨学金返済の心配をせずに済みそうです。
この取り組みは始まったばかり。
日本の未来を背負う若者6人が夢を追いかけています。
(伊東)実は、いろんなユニークな奨学金制度って今、民間や自治体レベルで始まってまして、こちら、どどん。
ぶり奨学金。
これね、すごい真面目ふざけてるものじゃないんですよ。
これは鹿児島県の長島町という所町には子どもが少ないと。
じゃあ子どもが町を出てUターンをしてくれたらそう、奨学金の返済を免除しますよと。
じゃあ、お金、じゃあどこから持ってくるのということなんですがこの特産のぶりが1匹売れたら1円漁協が寄付する。
で、すでに200万以上集まってるそうなんですよ。
これは、眼鏡企業なんですけどここでは社員たちが社会人になっても奨学金を返済している姿を見て入社後、ある社内テストを受けて合格をしたら毎月の月々のお給料分に奨学金の返済分を多く出しますよという取り組みまでしてるんですね。
それが当たり前だというのがある。
例えば、フィンランドでは大学まで学費が全部無料なんですけど…大学まで学費を無料にしてきちっと教育をさせて…
(伊東)じゃあ教育にどれだけ公的な支出をしているか。
大体およそ30か国以上の国と見てみても、日本はなんと最下位から2番目なんですね。
こう見てもアメリカそして韓国よりも低いという数値が出ているんです。
(優木)子どもが減ってるっていうのも、2人目3人目って子ども欲しいけど…お母さん世代の気持ちもあるんじゃないですか。
だから大学まで、例えば安心して自分たちの家計とは関係なく行きたければ行くことができるっていう国になれば…
(為末)やっぱりまあ頑張っていくという方に奨学金、ローンじゃなくてね給付でやったらいいと思いますけれども…方向が決まる前の段階がある気がしていて、そこに対して思いっきりお金を突っ込んでやっていくということが
(藤田)大学生、今ほとんどがアルバイトに忙しくて。
学生さんたち、ブラックバイトっていうことばも出来るくらい…1限とか2限とか出てこれないというケースもあって深夜労働とかで。
だからせっかく大学に行ったんだったらちゃんと集中して勉強できる環境は整備してあげたいなと思いますよね。
(鎌倉)改めて池上さん最後に私たちの将来を担う若者たちのあしたへのヒントはどんなポイントがありますか?
(池上)もちろん日本の国のお金って限られてるわけですから借金も大変多い中でどこに重点的にお金をつぎ込むかってことを考えなきゃいけないですね。
それはまた高齢者にもお金がかかる、医療費にもかかる今まさに、日本という国の集中と選択が問われてる。
そして、子どもたちが日本の未来なんだってことをもっと考えなければいけないと思うんですね。
(鎌倉)私たちの暮らしと関わるお金をテーマにここまで考えてまいりました。
皆さん、きょうはどうもありがとうございました。
収録後、皆さんに今一番気になっているお金について聞いてみました。
為末さんの注目は部活を指導する先生の報酬ゼロ円!大変さを認めてほしいそうです。
堀江さんは、どーんと1兆円。
今話題の仮想通貨・ビットコインの時価総額に興味津々。
優木さんは…。
不安もあるけど未来への夢にもつながる大切なお金。
これからもしっかりと追跡していきます。
2016/12/19(月) 19:30〜20:43
NHK総合1・神戸
クローズアップ現代+▽これからどうなる?この先どうする?徹底追跡おカネ報道SP[字]

徹底追跡!おカネSP 税収5兆円都政改革は 池上彰×小池都知事!年収400万が1億に!?不動産市場バブル超え 若者の生活費850円!奨学金破産を救えるか

詳細情報
番組内容
2016年の総決算!私たちが気になる「おカネ」にいま何が起きているのか?様々なニュースの現場で徹底取材!豪華ゲスト陣による議論から読み解いていく(1)続々誕生“サラリーマン・メガ大家”!年収400万から1億円へ!?これってバブルじゃないの?(2)小池都知事に直撃!五輪施設・豊洲移転、私たちの税金のゆくえは!?(3)相次ぐ“奨学金破産”若者が危ない!連帯保証で親にも負債が…日本の未来はどうなるのか?
出演者
【出演】ジャーナリスト…池上彰,実業家…堀江貴文,放送プロデユ−サ−…デーブ・スペクター,タレント…優木まおみ,元プロ陸上選手…為末大,聖学院大学客員准教授…藤田孝典,【キャスター】鎌倉千秋ほか