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字幕書き起こし 探検バクモン「奇想天外!築地本願寺」 2017.01.04

暗闇に浮かび上がる謎の建物
外国人観光客も思わず足を止める
どこを取っても奇想天外。
その正体はお寺だった
(田中)教会のような。
(太田)何これ?
(田中)お寺の中じゃないですね。
(サヘル)オフィスですね。
謎解き脱出ゲームというのを過去2回開催しまして。
やるねぇ!
クイズを作る僧侶と対決!
お〜すごい!
こんなお寺見たことない!

 

 

 

 


(田中)天井裏?
心躍るワンダーランドはこの世の裏側にこそある
鐘鐘。
鐘があるよ鐘が。
いざウラガワンダーランドへ
今日は築地本願寺を探検…バクモン!行け〜!分かんないんだよ。
みんなバラバラでしょ。
そんなのあったっけ?たまにやるんだけど…。
ではこちらに参りましょう。
(田中)何を言うのか全く知らされてないんだよね。
さあせっかくなので…
(田中)入りましょうか。
人が多い。
(サヘル)ご覧下さい。
これ何かお寺さんっていっても外国に来たみたい。
ホントだ〜。
(田中)そうね。
(サヘル)ですが私からしたら上の屋根とかは…確かにそうですね。
(田中)まさにモスクって感じ。
いろんな要素が混在してる感じです。
(サヘル)ホントに。
本日案内して下さいますのは…。
(一同)よろしくお願い致します。
案内は浄土真宗本願寺派の僧侶吉川孝介さん
謎の建物の全てを知る男。
6年前の修復を監修した菅澤茂さん
僧侶の格好も何となく…
(田中)普通お坊さんはね…。
そうだね…はげてるじゃない。
そってるんです。
浄土真宗は親鸞聖人が開かれた宗教なんですけどもこれは……という阿弥陀様の願いのもとに全員が平等に救われていくというところで…そうなんですよね。
(サヘル)そして建物の件で菅澤さんにいろいろとお聞きしていきたいんですけど。
(田中)これ出来た時びっくりしたでしょうね。
(菅澤)外観はすごくインド風というふうに設計者は言ってるんですけど…
万国共通この奇抜な設計にはあらゆる人を受け入れたいという思いがあるのだとか
ちなみに今日…
(サヘル)大丈夫ですもちろん。
(田中)浄土真宗は何でもありだということで。
助かります。
ありがとうございます。
では早速中に参りましょうか。
行きましょうか。
このお寺外がすごいだけではなかった!
こちらのステンドグラスもなかなか。
(菅澤)そうですね蓮の花ですね。
こういうのも…
(菅澤)そのイメージを。

(パイプオルガン)何か音が。
(田中)教会でしょこれ。
(サヘル)これちょっと気になります。
(サヘル)音に誘われて中に。
え〜っ!?
(サヘル)すご〜い!こんにちは。
僧侶!僧侶の方なんですか?お坊さんなんですね。
ちょっと一歩入っただけでも…
ある時「パイプオルガンはいかが?」と言われ置くことに。
さすが何でも受け入れるお寺
(サヘル)ミッツさんもピアノ弾かれるんですよね。
いやいやそんな。
いいですよね?お願いします。
パイプオルガンでしょ!弾けちゃうんだ。
ね!
(一同)すごい!
(拍手)すごいじゃん。
なにミッツ。
拍手が。
(拍手)
更に中へ進むと
(田中)ここはやっぱりお寺らしい。
(菅澤)浄土真宗のね本堂らしい。
豪華だね〜!
御本尊は阿弥陀如来。
本堂はコンクリートの柱に木製の折上格天井を組み合わせた他に類を見ない建築様式だ
設計したのは神社仏閣建築の鬼才…
平安神宮や明治神宮などを手がけてきた
築地本願寺の奇抜な設計の原点は3年半かけた世界一周の旅にある
伊東は仏教建築の源流インドの様式を強く意識しアジアやヨーロッパの要素を取り込んだ。
その結果世界の人々を引き付ける不思議な寺となった
(サヘル)本当にこうやってオールマイティーな方々が触れることができる。
そこ意識してるんですよね。
すごいそれ。
今でもなかなかそういうことはできないですよね。
そうですね。
あ〜きれいだねまた。
雰囲気もまたいいですね。
(田中)昔の大学とかね。
奇抜なのは建物だけではない。
働く人たちもすごいらしい
(吉川)「首都圏開教推進部」というところになりますので。
そこに裏側こそが面白いウラガワンダーランドがあった
(田中)わ〜うわ!オフィスですね。
(サヘル)皆さんじゃあ全員僧侶?そうです。
(田中)皆さんお坊さんなの?
ここでは従来のお寺にはあまりないイベントを仕掛けているという
(吉川)こちら担当の道教。
(サヘル)こんにちは。
築地本願寺のイベントプランナーだ
こちらは去年6月に開かれたイベントの様子。
お正月でもないのに若者たちが集結した
迷路みたいにしちゃうってことですか?ではなく…
(田中)すごいね〜!
その名も「天才建築家伊東忠太からの挑戦状」
足元お気を付け下さい。
階段ございます。
伊東忠太からいくつもの謎が出されたという設定で謎解きをしながらゴールを目指すというものだ
その謎解きを考えているのもまたお坊さんだという
すごい気になってたんですけども。
こんにちは。
(田中)クイズ作家さんですか?はい。
佐藤といいます。
佐藤慶樹さん。
浄土真宗の若い僧侶たちによる「トイカケボーズ」というグループのリーダーだ
実際の問題はイベントに来てのお楽しみ。
ということで今回は特別に作って頂きました
これはまず4つの問題それぞれの答えを解答用紙の枠に書き込んでいく
全部正解するとある天才の名前が現れるという
解答用紙の…二つある絵一つある絵四つある絵。
何?なんだ?二つある絵?このこれが分かんない。
それが分かんないね。
一つある絵はどれですか?一つあるのがチーズ。
金だよ。
金なの?チーズだよね。
(佐藤)あるものが4つある絵が1個だけ。
あ…はい。
(サヘル)早いですね。
だから…火鉢。
あ〜!そういうこと!よく出来てる。
2問目はこちら。
「つらい経験」「九層になっている」「苦くてしぶい」を同じ言葉で表すと?
九層?九層って何?つらくてしぶいっていうのをほら…すごくない?「くじゅう」でしょ。
(佐藤)はい正解です!
(サヘル)え知ってないですよね?いや全然。
今もう慶應をイメージアップしないと。
慶應今イメージ悪いからね。
太田さんそれはさそれはやめとこう。
そこはとりあえずやるんだよ。
(佐藤)まだ分からないです。
太田正解!だがそんな答えを佐藤さんと番組スタッフが許すわけがない
(佐藤)ただ!佐藤さんは更に来ます。
私たちのことを。
ミッツとローズ。
ミッツのローズ。
もう1回見てみますかここ。
(佐藤)結んで頂く。
結んだ。
(田中)指し示される。
(田中)ち?ちゅうた!伊東忠太!
(サヘル)え〜!すごい!すげ〜!
(サヘル)えどうして?これは分からなかった。
これは…。
物語が続いていきます。
あ〜見事!
(田中)これすごいな!ここまではあれだけどちゃんと最終的に忠太に持っていかなきゃいけない。
(田中)忠太に持ってくんだ。
(田中)そんな簡単なの出すわけない。
宗教に関係のないイベントを開くのには訳がある。
お寺は面倒とか難しいとか思われがちだがもっと気軽な場所だと伝えたいという思いがあるのだ
私自身がもう謎解きが大好きであちこちでたくさん参加しているうちに…は〜。
面白いね。
こうしたイベントを開くようになってまだ1年。
試行錯誤の連続だ
過去2回こちらで。
ビンゴゲーム!唐突にビンゴが始まっちゃう。
回って頂いたあとに皆さんでビンゴゲームをして頂いて。
景品はないの?みんなでワイワイと楽しもうと。
なかったです。
企画に磨きをかけて更なるカップル成立を目指す
ユニークなイベントを仕掛けるお坊さんたち。
その裏にはある大ボスの存在が
うちの築地本願寺の宗務長…
(田中)あどうも。
お邪魔しております。
築地本願寺の代表を務める安永雄玄さん。
実は異色の経歴の持ち主だ
もともとは銀行員です。
そこから…えどういうことですか?お坊さんです。
ビジネスの第一線で働いていた安永さんは人生を見つめ直したいと50歳で僧侶となった
かつて人々の暮らしとお寺は密接に結び付いていた。
そのつながりを取り戻すことが宗務長としての最大のミッションだと考えている
…ということですけどもどういった?出店?
デパートやブランド店が軒を連ねる大通りにその出店はある
お悩み相談やさまざまな講座が開かれている。
この日はお坊さんが講義中
募集開始と同時に満員になる講座もある
ビジネスマンのためのヨガ
落語など何でもありだ
(サヘル)どういったものですか?ホントだ。
大喜利?
(安永)これはだから3人か4人のお坊さんがですねお題に対していろいろ答える。
みんなで…面白い。
(田中)すごいね。
20代の若い女性から80代のおじいさんおばあさんまでいろんな世代の方に。
やっぱりはじめ…
(田中)いやそうですよね。
経営コンサルタントなのでプレゼンしたらここに入るかもしれないから。
バーやってるお坊さんいるもんね。
ただのオカマバーになっちゃう。
確かにそうだ。

人間というものは妖怪がお好きですね。
パンダラです
建築家の伊東忠太さんは妖怪が大好き。
子供のころからこうした不思議な生き物たちが見えていたんだそうでたくさんの絵を残しています。
かわいいです。
築地本願寺にも…あら?狛犬かしら
よく見たら…
まあ階段にも。
かわいらしい猫かと思ったらこれも獅子
こちらは「グロテスク」というお名前。
手すりをずっとくわえていらっしゃいます。
おととし忠太さんが大好きだった妖怪たちが最新の技術でよみがえりました。
もしかしたら忠太さんはどんな姿形の生き物も皆同じだと感じていたのかもしれません
ウフフ。
それではパンダラ〜
築地本願寺を探検する一行。
あの手この手でお寺と人々とのつながりを取り戻そうとするお坊さんたちと出会ってきた
(田中)裏側にね。
お坊さん以外立ち入り禁止のエリアへ
(サヘル)金とこの黒がまたすごい!この黒のこれは漆ですか?うわすごい!豪華。
更に奥へ進むと
(サヘル)これは何ですか?このはしごは。
(田中)天井裏?
ここで再びウラガワンダーランドへ。
伊東忠太が考えた不思議なドームの中を目指す
宇宙にのぼっていくみたいですね。
(田中)前人未到じゃないよ。
(サヘル)だいぶ入り口は狭いですか?
(菅澤)一番狭い所から入って中の広い空間へ出る。
(サヘル)さあ映像が映し出され…ました!これ実際に今ライブです。
(菅澤)そうですね。
これ天井裏ですね。
面白い。
(田中)いや盛り土じゃない。
微量のじゃないんだよ。
(菅澤)そうですね。
この階段を上がって頂くと。
(田中)面白いね。
まさに探検だね。
(サヘル)すごい。
後光みたいだ。
怖い。
(田中)ちょっと逃げて逃げて。
誰か分かんないから逃げて。
ここはまだドームの下の部分。
先ほど見た御本尊の真上だという
(吉川)金色のが見えてるのがこれ中ですね。
ホントだ。
(サヘル)すご〜い。
(吉川)仏様の前のこれがお線香入れですね。
(サヘル)この位置から見ることってとても貴重ですよね。
(菅澤)いよいよここで一番中央部分の天井裏に入ってきました。
まだ上がるんだ。
(田中)まだ上がある。
(田中)あ〜なってる。
わすごい。
いやすごいね。
ここは何の中身でしょうって言っても絶対に…。
(田中)絶対に分からないね。
(サヘル)地下鉄にも見えますもんね。
ホントよね。
面白い。
(サヘル)面白いです。
ドームの屋根は鉄骨で組まれている
天才建築家の思い描く形を実現するのは並大抵のことではなかった
例えば円形の鉄骨をよく見ると台形を正確に組み合わせているのが分かる
これは今でもそう簡単にできることではない。
それを80年前の技術者たちは成し遂げていた
(田中)わ〜すごいね!気持ちいいね。
(田中)あれね!あの天井裏。
ドームのとこね。
(吉川)こちらまで来て頂いて。
このシンボルが。
すごい!うわ〜!すごいよこれ。
(田中)すごいね!いや〜。
(菅澤)この蓮の花がね建築のイメージを作っています。
で上のほうにちょっとアーチがとんがってますでしょ。
インドのアジャンタの形式ですね。
結局そこからねまたそれが…
(サヘル)向こう側に見えますのが?あ〜ホントだ!
(田中)あっ築地だ!参道なんだこれ!
(サヘル)意外!これ参道だったんですか。
お寺の目の前にあるのは庶民の台所・築地場外市場
ここは江戸時代築地本願寺の敷地で58ものお寺があったという
築地場外が出来ておよそ80年。
常にこことお寺は二人三脚だった
私たちを…
築地場外は移転せずここに残ることが決まっている
それはいいことです。
そうでしょうね。
一緒にいろんなことを。
お寺に老いも若きも集まってひと夜のうたげを楽しむ。
かつてはどこでも見られた風景だ
どうもこういがみ合ってこう…。
(サヘル)何か本当に求めている平和が。
(サヘル)ですね。
考えてみればこの世は少しずつ違いがある人たちで出来ている
いろんな人が自由に集まることができいろんなことができる場所。
そういう場所が今大切な意味を持っているのかもしれない
2017/01/04(水) 20:15〜20:43
NHK総合1・神戸
探検バクモン「奇想天外!築地本願寺」[解][字]

大注目の築地市場のお隣、インド風のお寺「築地本願寺」を探検!パイプオルガンに婚活イベント、謎解きクイズを仕掛ける僧侶!生きとし生けるもの全てを受け入れるお寺!

詳細情報
番組内容
今回の探検先は、今、注目の築地市場のお隣、インド風?な仏教のお寺「築地本願寺」!なぜかあるパイプオルガンでミッツ・マングローブが演奏初挑戦!婚活イベント、謎解きクイズを仕掛ける僧侶たちと出会い、爆笑問題がその鮮やかさに驚く!さらに“大ボス”を直撃!元銀行員という僧侶の戦略に太田も納得。立ち入り禁止の本堂裏では、屋根へと続くはしごを発見!登ります?何でも受け入れる懐深いお寺の裏側を探検する
出演者
【ゲスト】ミッツ・マングローブ,【司会】爆笑問題(太田光・田中裕二),【出演】サヘル・ローズ,【語り】木村昴,島本須美