全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

実況書き起こし 大相撲初場所 初日 2017.01.08

行司軍配どおり琴恵光の勝ちといたします。
ことし最初の大相撲初場所がきょうから始まりましたが総合テレビをご覧の皆さんにはいきなり物言いの協議の説明というところから大相撲放送をご覧いただくという形になりました。
網打ちという決まり手土俵際です。
この土俵際、先場所もこの網打ちという決まり手を見せた琴恵光。
軍配は琴恵光の網打ちに上がったんですが、足元がということで物言いがつきまして足元を確認した結果、足もとが残っているということで網打ち。
一気に出た。

 

 

 

 


まだ負けた結えない十両2場所目の小柳でしたが土俵際に落とし穴がありました。
大島⇒うまいですよね。
網打ち、うまいですね。
粘りが身上ですね。
解説は元関脇旭天鵬の大島親方です。
小柳、頭になかったですかね。
やっぱり相手が軽い分どうしても出足のほうが勝っていけると思ったんですよね。
そこで止まるということも大事なんですけど流れの中で起きてくることですからなかなか止まることができないのでそれをうまく利用しましたね。
ねらってやっていないと思います。
日頃の稽古のたまものだと思うし体がいろんなところに反応するというのが稽古をしたんじゃないかなと思います。
館内のお客さんも大いに沸きました。
正面解説は元関脇・旭天鵬の大島親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
勝負審判の田子ノ浦親方は膝の具合がよくないということで当面の間、同じ部屋の西岩親方が務めます。
今場所は新十両が3人誕生しました。
後ほど紹介しますがそのうち2人の新十両力真、大奄美が勝っています。
新十両どうしの対戦で照強は大奄美に敗れています。
新しい年平成29年の大相撲がきょうからスタートです。
十両の取組が進んでいます。
今、琴恵光が勝ち残りで土俵下に控えましたがこのあと土俵上で2番取組が終わりますと初日恒例の協会ごあいさつが行われます。
土俵上はベテランの北太樹と新入幕を目指す若い力20歳の阿武咲という対戦を迎えています。
20歳とご紹介しましたが同じ20歳の佐藤改め貴景勝が先に今場所新入幕を果たしました。
阿武咲自身常にライバルと見ている佐藤改め貴景勝ですのでかなり悔しいという話をはっきりと口にします。
まだ二十歳なんですね。
結構いますよね。
18歳とかで上がったんですね。
北太樹、首をひねりました。
阿武咲が初日を出しました。
足が止まったときにいわゆるまわしを取ってつかまえたとき何もできませんね。
貴景勝のほうはつかまってもそこから反撃がありますね。
そうなんですね。
体形は似たような感じなんですが佐藤のほうが思い切ってやっているんでしょうね。
はたきにしても、いなしにしてもですね。
そこも阿武咲そういう感じでやったらもう一個抜けると思いますね。
ちょっと考えすぎる傾向もありますね。
返り十両どうし若乃島と希善龍は若乃島が勝っています。
新十両力真大奄美が勝ちました。
実況⇒張っていった一気に出てかいなを取ってすくい投げ大奄美考えました。
実況⇒突っ張りの腕が伸びている。
ここで組んだ。
新十両としては速く攻めたい。
新十両力真。
力真、寄り切りました。
寄り切り、力真の勝ち。
新十両2人どうですか?いいんじゃないですかね緊張の中でどうかなと思ったんですがどっちも思い切って相撲を取っている、自分の相撲というか前に出て勝ったので結構いいんじゃないですかね。
緊張感はなかったわけではないでしょうけどね。
相撲が伸び伸びでしたね。
はたいたとか、いなしたとか。
そういう勝ち方ではないので前に出て勝ったのでかなり気をよくしているんでしょうね。
青狼は先場所11勝4敗でした。
東龍、もろ差し。
寄り切りました、東龍の勝ちです。
青狼は巡業の初日から東京にけがで戻って全く動けなくなってしまって救急車を呼ぶという状況になったという話をしていました。
腰のほうは処置をしてもらっているので経過を見ているところということです。
ちょっと稽古が足りないという感じですかね。
何もできませんでしたね。
長身の東龍もろ差しになれてしまいました。
自分より大きな力士に何もすることができなくなりました。
このあと協会ごあいさつです。
平成29年初場所初日これから八角理事長が役力士を従えて館内の皆様にごあいさつです。
去年の段階で前売り券が完売という状況になっています。
初場所15日間、大盛況の中で相撲が進められていかれると思います。
八角理事長は一時期に比べると本当に夢のようですと話しています。
その時期を知っているだけに感無量だと話しています。
平成29年一月場所初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます。
皆様には初日早々ご来場いただき衷心より、御礼申し上げます。
3横綱をはじめ力士は、気迫のこもった相撲でご期待にお応えできるものと存じます。
大相撲のだいご味を堪能していただき千秋楽までご声援を賜りますようお願いを申し上げごあいさつと致します。
平成29年1月8日公益財団法人日本相撲協会理事長八角信芳
拍手
一連の不祥事がありました。
本当にお客様が入らないそういう時期もありました。
その中で八角理事長はそのころから協会の幹部の職にありました。
それを知っているだけにやはり感無量だということを話しています。
ファンの声援に応えるためには土俵上でいい相撲を見せることそれがいちばんだと八角理事長巡業で各地を回ってさらに熊本の地震がありました。
被災地を回るそういうところで力士の姿を見せて少しでも支えになればそれも大事な大相撲の使命だと思いますとそういう話もしていました。
きょうはこのあと天皇皇后両陛下をお迎えしての天覧相撲ということが予定されている大相撲の初日です。
解説は大島親方です。
ことしもよろしくお願いします。
お願いします。
大相撲のだいご味をという話がありましたけども理事長から。
そうですね。
去年は6場所のうち5人違う優勝者が出ました。
見ている人からすればかなりおもしろいと思うしわれわれも見るほうなんですがおもしろいなと思いますね。
去年は日本人大関3人がそれぞれ活躍をしました。
綱取りにそれぞれ挑んだ1年でしたね。
その中では去年ちょうど1年前に琴奨菊が10年ぶりに日本出身力士として優勝を果たしました。
さらに夏場所には豪栄道の初優勝涙の全勝優勝もありました。
豪栄道の優勝掲額はきょう中入りの時間に除幕されることになっています。
琴奨菊の優勝掲額はもう掲げられています。
先場所の鶴竜、そして豪栄道優勝掲額中入りの時間にするすると幕が上がっていくことになっています。
5人優勝が違う日本人の大関2人その一方で3横綱をもそれぞれ活躍しましたね。
日馬富士も鶴竜も優勝しました。
白鵬は、けががありましたがでも九州でそれなりに盛り上げてくれました。
非常にいい年だったと思います。
平成29年は横綱が、あるいは大関陣があるいは新しい力がどうなるのかということですね。
毎回、主役が違いますね。
ことしもそういうふうにいってほしいし頑張ってほしいと思います。
白鵬の対戦相手はきょうは正代です。
正代あたりも1つ期待の若手ということがいえます。
土俵上の宇良十両も楽しみな力士が多いですね。
本当に人気の中でこの子から始まったと言ってもいいくらいいろいろな声が聞こえますね。
活気づかせてくれましたね。
左の手首の甲の辺り骨折してしまいましたが、このところ苦しい土俵が続いているからです。
見ているほうは何をしてくれるんだろうかと毎回楽しみですね。
体が少し大きくなりました。
体重を増やす努力もしています。
自分は技は持っていません、しっかりあたって前に出ていく、それが自分の相撲ですと話をしています。
これで技を持っていないと話しているんですね。
相手からしてみればやりにくいと思いますよ。
押し出しました。
自分が押し相撲です。
押しきりました、宇良初日白星です。
千代丸は、はたき失敗です。
千代丸、やりにくさでしたね。
出ていったら取られるし突っ張ろうと思うともぐられるしどうしてもはたくしかないですね。
でも落ちないんですね。
去年の暮れに「大相撲のこの1年」という番組で放送したんですが、その中で解説の北の富士さん宇良という力士はこれからもっともっと体が大きくなってもっともっと正攻法の相撲を取るだろうという話をしていました。
本人に聞きますとそれに向けて自分が努力しようかと話しています。
それがきょう出ましたね。
今までもぐったりいろいろやっていました。
相手はいろいろイメージを持っていますがここら辺で違う宇良というものを見せる意味ではこうして小さいのを利用して一気に出ると1つの武器になるのではないでしょうか。
止まったときに今までの技が出るということですね。
この1年は左手のけがを含めて体を作るということを目標にしたいと話しています。
そうすれば結果はついてくるでしょうということを話しています。
新しい年、平成29年の大相撲が始まりました。
十両の取組が続いています。
土俵上は旭秀鵬と大栄翔が上がりました。
大栄翔はことしが年男ということになります。
大栄翔⇒年男の大栄翔です。
ことしは幕内上位にいけるよう頑張ります。
先場所、十両に下がってしまいました。
昭和56年の里山平成5年の逸ノ城と大栄翔この3人がことしの年男です。
対戦相手は旭秀鵬です。
はたき込み、旭秀鵬の勝ち年男、初日黒星、大栄翔。
解説は元旭天鵬の大島親方です。
旭秀鵬は場所前に右肘を痛めましてきょうのような相撲がまた出てきました。
去年の総見、場所前の予想では好調さがあったんですがね。
3日前ぐらいに右腕を痛めたんですね。
けがが多いですね。
何でしょうかね。
少し長もちの旭天鵬の何か秘けつを爪のあかをというと、ちょっと今の時代、ありませんが。
そうですね、ことしはいろんなことを教えながらいきたいと思います。
幕下上位5番の結果です。
石橋は勝ちましてまだ負け越し知らずです。
栃丸は突き出しでいい内容でした。
新十両どうし大奄美が新十両の照強を破りました。
新十両力士にも勝っています。
宇良は押し出しで勝ちました。
旭秀鵬が、はたき込みで勝っています。
初場所初日、十両最後の一番です。
土俵上の英乃海は十四日目の琴勇輝戦で琴勇輝の手が顔面にヒットしまして脳震とうを起こす。
そういう場面がありました。
英乃海です。
意識が完全に飛んでしまったという話をしていました。
右足の甲の部分を痛めました。
巡業は、お休みだった英乃海。
脳震とうで1週間ぐらいは気持ちがよくなかったと言っています。
私、花道でちょうど見てました。
見てるほうもびっくりしましたね。
大島さんは現役時代、脳震とうはなかったと思いますがね。
そうですね、彼の場合はあごを上げて取りますからそこをもろ手突きでやられましたね。
休まない豊響。
豊響が勝って初日、出ました。
英乃海は相手に対して後遺症的なものはどうですか。
そういう気持ちがあるかもしれませんね。
ちょっと怖いところがあったのかもしれません。
そういったところが英乃海は気になるところです。
決まり手は、寄り切りです。
幕内の土俵入りです。
先導は木村晃之助です。
佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋千代皇
(ちよおう)鹿児島県出身九重部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋貴景勝
(たかけいしょう)兵庫県出身貴乃花部屋輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋北勝富士
(ほくとふじ)埼玉県出身八角部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋千代翔馬
(ちよしょうま)モンゴル出身九重部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋荒鷲
(あらわし)モンゴル出身峰崎部屋御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋小結・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋関脇・玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋新しい年の大相撲の始まりです。
今場所の新入幕は2人です。
千代皇が初の幕内力士。
佐藤改め貴景勝はまだ二十歳です。
ことし成人です。
新関脇の玉鷲先場所、小結で10番勝ちました。
77場所かかりましたスローの昇進です。
力をつけてきた印象があります玉鷲です。
かわって西方幕内力士の土俵入りです。
先導は式守与之吉です。
大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋大翔丸
(だいしょうまる)大阪府出身追手風部屋錦木
(にしきぎ)岩手県出身伊勢ノ海部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋石浦
(いしうら)鳥取県出身宮城野部屋千代の国
(ちよのくに)三重県出身九重部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋関脇・正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋今場所の新三役力士は正代です。
新三役が関脇という正代です。
年6場所制以降ですがスピード昇進です。
2位タイとなっています。
並んでいる力士たちそして、いちばん早かったのは小錦です。
いずれも大関に昇進しています。
ことし1年、飛躍が期待される新関脇の正代です。
初日は横綱白鵬に挑みます。
初場所初日を迎えました。
正面解説は元小結・舞の海の舞の海秀平さん⇒青色向正面は元小結・小城錦の中立親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
なお北の富士勝昭さんは体調不良で今場所はお休みです。
横綱の土俵入りを待つ館内です。
東の花道の奥に先場所優勝連覇のかかる鶴竜の姿が見えてきました。
新年ということで鶴竜に新年のあいさつをしてもらいました。
鶴竜⇒明けましておめでとうございます。
ことしは、1年通して、元気で土俵に上がり続けたいなと思います。
というのは去年も、おととしも、けがして場所を休場するというのがありましたので、ことしはそういったことがないように元気で土俵に上がり続ければまた、いい結果が出るんじゃないかなと思います。
ことしもよろしくお願いします。
さまざまなけがで苦しんできた鶴竜です。
先場所は14勝1敗で優勝まだ連覇がありませんので自身初の連覇がかかるこの平成29年の初場所です。
露払いは蒼国来太刀持ちは勢です。
行司は式守伊之助です。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!初場所の初日きょうは結びで返り小結の栃ノ心の挑戦を受けます。
東の正横綱、その地位にいます鶴竜です。
続いて3場所ぶりの優勝を目指す日馬富士です。
日馬富士⇒明けましておめでとうございます。
本年も応援よろしくお願いします。
一生懸命、頑張ります。
最後は、らしい笑顔が出ました。
一生懸命頑張るということでした。
露払い、大翔丸太刀持ち宝富士行司は式守勘太夫です。
(館内)ヨイショ!
拍手
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!先場所後、両足首のけがもあって巡業は途中から参加でした。
場所前も昨年末ですがあまり状態がよくない中で稽古を続けていたんですが年が明けて徐々に状態が戻ってきたという日馬富士です。
きょうは小結高安との対戦結び前に組まれています。
ひときわ大きな拍手が沸きました。
白鵬の登場です。
4場所ぶりの優勝をねらいます。
露払い石浦太刀持ちは魁聖です。
(館内)ヨイショ!
拍手
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!年末に行われた横綱審議委員稽古総見その後、年末年始は海外グアムで過ごしました。
戻ってすぐに稽古を始めたんですが相手をした力士たちもびっくりするぐらいの内容で非常に仕上がって初日を迎えています。
きょうは新三役新関脇の正代との対戦が組まれています。
非常に楽しみな一番です。
白鵬の新年のあいさつです。
白鵬⇒明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いします。
ことしの抱負は、なんといっても1047勝であります。
この初場所で、はやばやといい成績を残していい足固めにしたいと思います。
応援のほどよろしくお願いします。
白鵬の口からいきなり大記録の具体的な数字が出てきました。
白鵬がねらっているのは1047勝ということになります。
初日の放送、解説は舞の海秀平さんです。
明けましておめでとうございます。
ことしもよろしくお願いします。
舞の海⇒こちらこそよろしくお願いします。
ことしの期待というのはどのように?やはり横綱3人と大関の力の差が徐々に縮まってきていますからことしはかなり優勝争い、おもしろくなっていくんじゃないかなと思います。
去年の優勝を考えても大関2人琴奨菊と豪栄道が優勝を経験しています。
かなり自信になっていると思うんですよね。
ことしはどんな年になっていくかということなんですがまずは賜盃と優勝旗の返還が行われます。
館内⇒初めに賜盃返還。
八角理事長に賜盃を返還いたしました。
九州場所、稀勢の里には敗れたんですが14勝1敗で3回目の優勝を果たしました。
続いて優勝旗返還。
この横綱、まだ連覇がないんです。
それはやはり白鵬がいるのでなかなか連覇というのは難しいと思います。
ただ以前よりも相撲内容が力強くなってきていますね。
本人は気持ちの部分持ち方を強調しています。
落ち着いて取れるようになったという話をしていました。
大関のころ、横綱に昇進したころは攻められる場面があってはらはらする相撲が多かったんですね。
先場所の優勝の相撲内容を見ていますとすごく安心して見ていられるようになりました。
体勢も崩れなくなりましたね。
返還式が終わりました。
このあと優勝額の除幕が行われます。
2場所前ですが秋場所優勝したのが大関豪栄道です。
15戦全勝優勝でした。
豪栄道の優勝額の除幕がこのあと行われます。
新たに2つの優勝額が加わります。
九月場所優勝大関豪栄道を表彰して優勝額を除幕いたします。
表彰状全勝大関豪栄道豪太郎関。
あなたは平成28年9月東京場所で全勝をされましたので本社はここに優勝写真額を国技館に掲額し、永くその栄誉をたたえます。
平成29年1月8日。
秋場所は15戦全勝でした。
先場所は綱取りの場所になりましたが残念ながらその綱をつかむことはできませんでした。
ことしは改めて上の番付を目指していく豪栄道です。
ただいまから優勝額除幕いたします。
優勝額は正面2階観覧席の上にあります。
額のいちばん上が優勝ではなく全勝という文字が入ります。
非常に引き締まった表情の優勝額でした。
豪栄道初日、きょうは御嶽海との対戦が組まれています。
そして先場所優勝の鶴竜です。
続いて十一月場所優勝横綱鶴竜を表彰して優勝額を除幕します。
鶴竜がどこまで優勝回数を伸ばせるのかというのがことしありますね。
先ほど大関との差が詰まってきているという話がありました。
去年は日馬富士、それから白鵬という存在感のある横綱の中でちょっと鶴竜が存在感が薄くなってきたなと思っていたところに最後の最後見事な優勝を飾りましたからね。
最初の優勝、2回目の優勝先場所の優勝というのは本当に自信になったと思います。
優勝額は同じく正面2階観覧席の上でございます。
雲龍型の力強い優勝額です。
鶴竜が連覇に向けて大事な初日。
きょうは栃ノ心戦ということになります。
ここで除幕式が終わりました。
平成29年ことしの大相撲の始まりの日です。
ことし1年ということで場所全体を見ていくとやはり横綱白鵬の記録にまず注目が集まると思います。
通算勝ち星が白鵬は現在1008勝。
本人も言っていたとおり目指す数字が1047。
あと39勝に迫っています。
1000勝だけでも過去3人しかいません。
1場所どれだけ勝っても15勝しか積み重ねることができない。
でも、それもすごいことなんですけれども。
数百ではなく1000を超える数字というのは想像できないですね。
1047勝について白鵬はこういう話をしています。
あと39勝なので名古屋だと3場所なので。
全勝、全勝して。
あるいは13勝でも到達できる数字です。
どうでしょうかね。
2場所後には確実に達成できると思いますね。
名古屋までいくと4場所ですね。
夏場所のあと3場所です。
遅くとも名古屋までにはこれが白鵬の力を考えれば。
名古屋まで持ち越しということはないと思います。
5月の夏場所で達成するんじゃないかなと思います。
やはりことしでいうと前半のうちに達成の可能性がかなり高いと。
もちろんです状態がよくなってきています。
数場所優勝から離れていますから気を引き締め直して取り組んでいると思います。
そういう自信がなければ年末年始にグアムにも行かないですよね。
体は海外でも動かしていたそうですね。
2日に戻ってきてすぐに稽古場に行ったそうですね。
すぐに動ける体を作っていると思います。
それだけ緊張感を持っています。
休みを取っているんですよね。
4場所ぶりの優勝をねらう白鵬です。
大関と横綱の差がちょっとずつ迫ってきているという話がありました。
その代表格が稀勢の里だと思います。
去年の成績です。
白鵬の連続の年間最多勝を押し負けまして初めての年間最多勝を稀勢の里が取りました。
これでも優勝がないまま年間最多勝というのは初めてということです。
稀勢の里のことしにかける思いです。
稀勢の里⇒やっぱり優勝するということを目標にやっていますから優勝目指してやっぱり上は目指せませんから本当に、一日一日をしっかりこなして、そこで勝っても一喜一憂しないというか一日一日を戦って一生懸命やった結果が、必ずついてくると思っていますから本当に、一日一日、しっかり過ごして、やっぱり、いい結果で優勝して頑張りたいですね。
どのようにお聞きになりましたか。
私たちも優勝の力があるのにできないという歯がゆさを持っているファンもたくさんいると思うんですよね。
舞の海さん自身も去年の放送の中で横綱にする会の副会長ということを言っていますね。
北の富士さんが会長ですのでついていこうかなと期待しているんですけどもね。
やっぱり足りないものがあると思うんです。
それはどこなのかというところです。
それは精神的なところもありますし、取り口両方だと思います。
具体的に言うと?1つのことに徹し切れるかどうかという相撲を考えるうえではとても大切なことだと思うんですね。
1つのことに徹するというのは?自分がこれだけ勝ってきたのはどういう相撲を取ってきたからかということですね。
もう一度見つめ直して自分の相撲を作り上げてほしいなと思います。
たまに今まで取ってきたことのないような立ち合いとか悪い相撲内容がまだ見えますからね。
その辺はなぜその相撲を取ったのかその時の精神的なものを振り返ってほしいなと思います。
向正面の元小結小城錦の中立親方にも伺います。
明けましておめでとうございます。
ことしもよろしくお願いします。
稀勢の里への期待はどうでしょうか。
舞の海さんも言われましたが多くの方が期待していると思うんですよね。
ですので精神的、技術面そういうのも本人がいろいろやってきた中で足りない部分を見つけて取り組むしかないと思うんですけれどもね。
どんなところが足りないと思いますか?足りないというか…足していく考え方のほうがいいんじゃないかなと。
足りないとなるとどうしてもマイナスのイメージが出るような気がしますので何か1つ足すというか今までの左四つに組みたいというのでも一手間かけるということを足していけばもっといい左四つを組むことができるんじゃないかなという気がします。
一手間というと例えばどういうことですか?前半戦で取りこぼしたりとかするときは、どうしても立ち合いで左を差して単純に差しているという立ち合いが多いような気がするんですよね。
そこで1つ押し込むということをやはり大事に考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
考え方1つ変えれば稀勢の里は賜盃に届くというふうに?もっともっと安定感が増してきて力が出ると思います。
ことしは稀勢の里初優勝なるか、そして綱取りなるかというのは多くのファンの注目を集めることになります。
年齢も年齢ですからことしを逃して来年になるともっと厳しくなると思います。
30歳になりました稀勢の里です。
ここまで横綱大関の話を見ていきましたが続いて20代の期待の若手ということで話を移っていこうと思います。
ことし1年、舞の海さんに挙げていただいた期待される力士、この力士です。
遠藤です。
先場所白鵬に勝った一番です。
1横綱3大関を破って残念ながら負け越してはしまったんですが。
ただ光るものがありますね。
どんな部分期待されますか?

 

膝のけがという不安を抱えていますけれども相撲の取り口が

徐々に力強くなってきていますし立ち合いのあたり重い力士も持ちこたえるような下半身ができていますからね。
なんといっても幕内の関取衆の中では四つ身の形にしても高い技術を持っていますから膝しだいだと思います。
けがの状態がどうかもっとよくなるともっと安定して大関昇進の可能性が出てくると思います。
遠藤のインタビューです。
遠藤⇒去年は、いいときと悪いときの差が、すごい激しくて相撲内容もそうなんですけど体調のいい、悪いもだいぶ左右していたのでその体調面も、しっかり整えて場所を迎えた姿をお客さんに見せて自分らしい相撲というのを取っていきたいなと思っています。
むらがあったころはしかたがないと思いますね。
何度も言うようですけれども遠藤は自分のけがを抱えながら取り組んでいますからね。
けがさえよくなればことし、もっと上の番付という期待はもちろんあります。
相撲を取っている姿勢で体の使い方、下手上手の使い方はとてもいいものを持っています。
大学の後輩でもありますことしの期待力士ということで遠藤を挙げていただきました。
向正面の中立さんはこの方を挙げています。
正代を挙げていただきました。
理由を教えてください。
中立⇒相撲のスケールの大きさ直すべきところはたくさんあると思うんですけども、その中でも先場所、その前と上位を経験して力をつけてきているなというところですよね。
確かに力はつけています。
技術的には、まだまだというところがあると思うんですがどの辺りが変わってくるとさらに上にということになりますか?いちばんは立ち合いかと思いますね。
平幕相手でしたら今の立ち合いでもそれなりに取れると思うんですけれども横綱大関上位陣とあたるときにどうしても強くあたりたいという意識を持っていると思うんですけれども、その意識を持ったときに上体が起きてしまうんです。
かち上げというか相手を起こしたいという動きの中で自分の上体が起きてしまうという立ち合いが多く見られますのでその辺、リラックスして強くというイメージより鋭くのほうがいいんじゃないかなと思います。
お二人には遠藤と正代を挙げていただきました。
ことし1年で見る期待の若手ということになります。
初日幕内の取組最初の一番の2人が上がってきました。
今場所の新入幕力士は2人いるんですがそのうちの1人千代皇が土俵に上がっています。
千代皇⇒新入幕の千代皇です。
初場所は、15日間しっかり取りきって、けがなく勝ち越しを目指していきますので応援よろしくお願いします。
鹿児島の与論島の出身。
与論島出身で初の関取なわけです。
もちろんそういうことで初めての幕内力士ということになります。
また1つ与論島出身ということで歴史を作りました。
対戦相手は大砂嵐です。
返り入幕です。
両膝を痛めていて場所前もほとんど稽古ができませんでした。
ちょっと不安があるという話を支度部屋でしていました。
過去十両では3回顔が合っていずれも大砂嵐が勝っています。
逆転、大砂嵐の勝ち。
土俵際でした。
あのまま、つっていければ千代皇だったと思うんですが。
千代皇も上手が取れたものですから寄っていったときにすっと大砂嵐が土俵際まで下がりましたからこれでいけると思ったんです。
ちょっと千代皇の悔しそうな顔が見えました。
寄っていくときも腰をぶつけるようにして徐々に腰を沈めるようにしてやっていくのか相手に乗っかっていくように寄っていくのかで全く相手に対する感覚が圧力が変わってきますからね。
もちろん、つりも持っている力士ですが逆に大砂嵐につられるという形になりました。
上手を取られたんですね。
向正面の中立親方ちょっと千代皇はもったいないですね。
中立⇒つり上げたところまではいいんですけどそのときに上手を取られましたよね。
そこで差し手のほうに重心が寄っていればまたちょっと違うのかなと思うんですがまっすぐ出ていっているというところですよね。
差し手のほうだったらかわるわけですね。
差し手のほうに寄っていくと相手もまっすぐこられるよりも斜め前に寄っていかれたほうが力が出しにくいんですね。
大砂嵐が、うっちゃりで勝って館内を沸かせました。
土俵は佐田の海と千代大龍が立っています。
今場所の新入幕力士佐藤改め貴景勝。
貴乃花部屋20歳での新入幕となりました。
きょうは錦木戦が組まれています。
注目の正代はきょうは白鵬戦が組まれています。
白鵬に挑む正代です。
リポートです。
敗れた新入幕の千代皇のリポートです。
いい形いい上手が引けたので逆に焦ってしまいましたということです。
十両幕内は全然雰囲気が違います。
体が動けているのでまたあすからですという話でした。
満員御礼の垂れ幕が下がっています。
去年の時点で前売り券は15日間完売ということです。
本当にありがたいですよね。
当日券のみということです。
きょうは、満員札止めとなっています。
この中で誰が優勝をつかんでいくのか。
やはり大関が優勝をつかめばさらに盛り上がっていくのかと。
去年は大関が活躍していますからね。
その効果というのが表れているかもしれません。
押し出し、佐田の海の勝ち。
ちょっと左のほうが腫れているんですが。
佐田の海、勝って初日白星です。
千代大龍は左の肩からぶつかっていく力士ですが佐田の海が右の前まわしを最後まで離しませんでした。
立ち合いを見ていて、千代大龍がはじく力より佐田の海が踏み込んで前みつを取る力が勝っていますよね。
最後はまわしから手を離したということで決まり手は押し出しです。
完全に右の前みつを取りきれていなかったからですね。
寄っていったときに振られたら体勢を崩すかなと思って見ていたんですが下半身が崩れませんでした。
今場所の幕内の番付です。
三役以上です。
新関脇玉鷲と新三役の正代ということになっています。
中入りの時間で注目しました。
白鵬と稀勢の里がこのところにいますが2人の場所前の稽古の様子です。
白鵬、5日です。
伊勢ヶ濱部屋に出稽古に行きました。
日馬富士もいたんですが日馬富士とは稽古せず照ノ富士などとちょっと稽古を重ねました。
グアム帰りではあったんですがしっかりと調整を積んで。
白鵬の何がすばらしいかと言いますと最初にすり足の映像が出ていましたね。
深く膝を曲げて移動して同じように相撲を取っていてもすり足のように膝を曲げながら相撲を取るんです。
大体の力士はいくら腰を割ってすり足をしていても相撲を取るときになると上体が上がってしまうんです。
これが白鵬はすごいところです。
稀勢の里です。
尾車部屋で二所ノ関一門の連合稽古です。
琴奨菊が嘉風と稽古をやりました。
舞の海さんご覧になりましたね。
どんな印象ですか。
この日は調子が上がりませんでしたね。
特に左を差すというよりも琴奨菊に右を差されて寄られていく相撲が目立ちました。
ほとんど左四つになることができなかったんですね。
こういう石うすのような左を差しにくい力士と稽古しながらそれでも左を差し込んでいくという稽古をもっと見たかったなと思います。
それと中立さんからあった一手間欠けて左四つになるのが大事なんじゃないかとそういった感じではなかったかもしれません。
もう1つ工夫がなかったのかなと思います。
次の日も稽古を休んだということがありました。
押しきりました押し出し、逸ノ城の勝ちです。
逸ノ城は腰の痛みが出て冬巡業はすべて休みました。
その後、ウエイトトレーニングを再開しました。
しかし、また腰を痛めました。
1月3日から関取衆との稽古を始めたという逸ノ城です。
鶴竜、正代らと時津風部屋に出かけて稽古をしました。
ちょっと左手を見てると引くような感じですね。
露骨に引いてしまわなかったのがよかったですね。
ことしは前に攻めることが自分の目標なんだということを逸ノ城は話していました。
実行していますね。
一瞬引いたんですね。
このあと連続して引かずにまた気持ちを切り替えて辛抱して寄っていくあたりがよかったですね。
西の13枚目の逸ノ城です。
かなり大勝ちも期待できますか?ちょっと忘れられていましたね。
次の活躍する力士の中に名前が挙がってきませんでしたね。
23歳、まだ若いです。
年男でもあります。
モンゴルも年男というのがあるそうです。
とり年、同じなんだそうです。
飛躍というよりは早く戻って暴れてほしいものです。
今場所の番付です。
荒鷲が2枚目に上がってきています。
期待の遠藤は西の4枚目です。
新入幕の2人がいます。
佐藤改め貴景勝、千代皇この2人が新入幕です。
きょうは大砂嵐に敗れています千代皇です。
逸ノ城のリポートです。
まわしが取れなかったのでもう押していこうと切り替えましたと話しています。
一瞬、引きかけましたね。
本人は反省をしていました。
稽古場で見ていてもこのところ左の前まわしを取りにいこうというそういう稽古を繰り返していますので相撲が変わってきたかなという印象があります。
これで攻める相撲が戻ってくれば。
当時は怪物と呼ばれた逸ノ城です。
制限時間いっぱいです。
臥牙丸と大翔丸です。
はたき込み、大翔丸の勝ちです。
臥牙丸は足が出ませんでした。
大翔丸が初日白星。
決まり手は、はたき込みです。
立ち合いあたり合って押し合いました。
大翔丸がうまく間隔を取りました。
臥牙丸もちょっともろかったですね。
小さい相手に対して頭から突っ込んでいきましたね臥牙丸。
貴景勝が土俵に上がりました。
対戦相手は錦木です。
先場所十両優勝を果たしました。
今場所、新入幕をつかんでいます貴景勝です。
まだ二十歳です。
あす新成人になります。
まだ、あどけなさが残っていてかわいい感じがしますね。
相撲はかなり激しいですね。
しぶとさもあります。
埼玉栄高校の出身です。
佐藤改め貴景勝です。
この一番おもしろいですね。
組み止めたい錦木なんとか離れて押していきたい貴景勝の対戦ですね。
どっちが主導権を握るか楽しみですね。
圧力を受け止めるぐらいの腰の重さがあります錦木です。
貴景勝新入幕のあいさつです。
貴景勝⇒新入幕の佐藤改め貴景勝です。
一番一番きっぷのいい相撲を取って皆様に喜んでもらえるような相撲を取れるように頑張ります。
応援よろしくお願いします。
師匠の貴乃花親方が上杉謙信の息子の景勝から名前を取りました。
ことし中に三役に上がりたいんだと本人は、ことしの目標を話していました。
1m73cmで169kg。
巡業で右の足首を痛めましたがもう大丈夫と稽古を再開していると話していました。
貴景勝はつかまりたくないですね。
それでいながら押し続けなければいけませんね。
貴景勝が突っかけました。
圧力は錦木、押し出しました。
もしかすると貴景勝はもう一度待ったかなと思ったかもしれませんね。
成立ということになりました。
錦木はかなり遅れていました。
それでも立てるのが錦木の強さです。
貴景勝の動き、力の押し方を見るともう一度仕切り直しかなという、そういう気持ちで引き揚げているかもしれませんね。
表情は変わりません、貴景勝です。
花道を引き揚げていきました。
錦木は立ち合い遅れましたが成立です。
最後右でまわしを錦木は取っていましたね。
立ち合いがずれました。
錦木が立つ前に貴景勝突っ込んでいきましたね。
これは錦木も完全に立ち遅れたという気持ちですね。
立ち合いがいつも遅れるのが錦木です。
意識して立ったとしたらば錦木大した能力ですよ。
ともにことしの目標は三役という貴景勝と錦木の対戦は錦木が勝ちました。
新入幕の貴景勝は勝つことができませんでした。
速く立って速くぶつかっていったとしても先手を取れるということではないということの証明ですね。
遅れて立つことで錦木は目をつぶっていましたけれども…。
誰もデータを取ったことはありませんけれどもね。
100%の確証ではないんですが。
中立さん、立ち合いという意味ではどうですか?いろいろと見方はあると思うんですが今の一番を見ていますと立ち遅れた錦木が、どちらかというとふだんと腰高なんですね。
遅れたことによって貴景勝は重心が低いんですがあたった瞬間貴景勝のほうが高かったですね。
後の先が下に入れるというということではないでしょうか。
錦木のリポートです。
あれ?と思ったんだそうですが残ったという声があったのでこれは出なければならないという気持ちになったそうで、最後は右でまわしが取れたので攻めることができたと話しています。
貴景勝のリポートです。
やはりまわし取ると思った自分があまりに早すぎましたと話しています。
僅か0点何秒のずれでああいうことになってしまいますしね。
中立親方の解説は部屋に帰ってから聞いてほしいですね。
低い体勢のほうが立ち遅れても威力があるしあたられてもふんばる力が生まれるんだということをぜひ気付いてほしいと思います。
正代も同じことが言えるかもしれませんね。
長年相撲を取ってきてしみついたものというのはなかなか直すことができないですね。
輝と蒼国来突き落とし蒼国来の勝ち。
立ち合いあたってまわしを取らせないところまではよかったんですが。
決まり手は、突き落としです。
舞の海⇒体勢はいつも高いんですがね。
のど輪で押していく、そこにすべての体重を乗せているのかもしれませんね、輝は。
立ち合いは悪くないように見えたんですがね。
上体を預けていきますんで下半身の動きが完全に留守になってましたね。
蒼国来は鶴竜の胸も場所前は借りました。
土俵は貴ノ岩という石浦です。
先場所、新入幕で2桁の10番勝って敢闘賞を獲得した石浦西の前頭9枚目に番付を上げてきました。
石浦に対する期待も大きいですね。
そうですね、わくわくしますね。
大学の後輩ですね。
私よりももちろん力強い相撲を取るんですが左を深く差して食いつくそういう体勢は同じですね。
石浦は冬巡業中に左の膝を少し痛めました。
その中でも、しっかりと稽古を積んで、この場所を迎えています。
膝には何もしていません。
何もつけずに土俵に上がっています。
貴ノ岩とは鳥取城北高校の先輩と後輩です。
石浦が1年生のときには貴ノ岩に稽古をつけてもらったんですが高校2年生になったときに急激に人が変わったように強くなったので激しい稽古を繰り返していましたという話をしています。
貴ノ岩は石浦のことを強かったです、動きが本当に速かったですという話をしていました。
石浦としては先輩だから負けるわけにはいかない。
貴ノ岩としては幕内の先輩だから過去は関係ない、負けるわけにはいかないという気持ちでしょうね。
高校時代に稽古を積んできた間柄。
幕内で対戦できるというのは非常にうれしいと。
両者ともに、うるさい相撲を取りますから楽しみですね。
貴ノ岩も貴景勝が上がってきたということで部屋でも大きな刺激を受けています。
寄り倒し、貴ノ岩の勝ち。
口が今、よしというふうに動きました貴ノ岩です。
やはり負けられないという思いがあったのでしょう。
決まり手は、浴びせ倒しです。
中立さん、どのようにご覧なりましたか。
立ち合いですよね。
石浦はもぐりたかったんでしょうが舞の海さんもよく見せていたんですが相手があたってきたときに、頭を下げる立ち合いだったんですが貴ノ岩も学生時代からやっていたというのでその辺はある程度、頭にあったのかなという感じがしましたね。
小さい人は、よく頭を入れるじゃないですか、舞の海さんこの辺はどうなんですか。
舞の海⇒頭を入れるのは私もよく入れるんですが気をつけていたのは自分は左を差して頭を入れても相手に右を差させないということを気をつけました。
石浦の場合はがちっときめられて首がきまっていましたね。
体が小さいということで中に潜りたいのは分かるんですが右手が外にいかないように気をつけなくちゃいけませんね。
私はそこを気をつけてましたね。
右手の使い方ただ、きょうはうまくいかなかったということですか。
貴ノ岩の寄っていく力と石浦の首の力ということになるんですが我慢しすぎると首を痛めますからね。
危険な体勢ですね石浦にとっては。
「サンデースポーツ」のお知らせです。
ご覧いただいている大相撲初場所。
新関脇正代と横綱白鵬の取組を中心に春日野親方に解説していただきます。
テニスの錦織圭選手。
ツアー通算12勝目を目指しブリスベン国際の決勝に臨みます。
特集は、2人のコウスケによる新春ビッグ対談。
北島康介さんと萩野公介選手の競泳の新旧エースがたっぷり語り合います。
さらに、2020年東京オリンピックへ動きだしたウエイトリフティング・三宅宏実選手の企画もお伝えします。
そして、1月のマンスリーキャスターラグビー元日本代表の大畑さんが初登場します。
放送は夜10時5分からです。
お楽しみに。
魁聖と千代の国が土俵です。
今、国技館の外に出てみましたらかなり雨が強くなってきました。
ことしになって東京では雨は初めてですね。
雨が、かなり多めに降り始めています。
館内にいるとなかなか分からないんですね。
その雨の中、満員御礼、札止めとなっている両国の国技館です。
平成29年の初場所初日です。
先場所から番付を下げて今場所に臨む魁聖と千代の国です。
魁聖は今場所、白鵬が来ましたので胸を借りました。
先場所は平幕の上位で3勝12敗という魁聖でした。
一方の千代の国は部屋で稽古を積んできました。
年末から年始にかけて休みをもらってふるさとの三重県で新年を迎えたという千代の国。
リフレッシュもできました稽古も積んできた千代の国です。
押し倒し、魁聖の勝ち。
終始、攻め続けた魁聖です。
やや防戦となってしまった千代の国です。
千代の国は、いつもどおり激しくいきましたね。
そうですね、突いていくんですが押しきれません。
魁聖に右を差されました。
これで動きが止まりましたね。
なんとか振りほどいて離れたいんですがここまでくると土俵際、詰まっていましたね。
一度、振りほどいたんですがね。
そのあとまた右を差されましたね。
脇が空いてしまいました千代の国です。
両者の重さの違いも顕著に表れていますね。
ことし1年といいますとこの北勝富士もかなり期待のかかる1人ですね。
舞の海⇒そうですね。
まだ、一度も負け越していない北勝富士。
北勝富士は、相撲に対する取組の姿勢が土俵上でもよく伝わってきますね。
先場所新入幕で勝ち越したということで自己最高位の東8枚目北勝富士です。
北勝富士のリポートです。
去年を超えることが目標ですと言っていました。
新十両も新入幕もすべて勝ち越しを決めました、最高ですが去年を超えるにはここから着々と、こつこつと一つ一つ地道にやっていきたい番付的には目標を立てるということがありません。
ただ同学年の御嶽海の話を振りますと入門から、番付で上回ることを目標にしてきました。
常に意識する存在です。
まだ角界に入って対戦がないので今場所、好成績ならあたるかもしれない。
これが今場所の目標ですと言っていました。
それから、きょうご両親が見えているそうで電話で碧山戦のアドバイスをもらったそうです。
向正面の中立さん、出羽海部屋で指導をされていますがどうですか。
相撲自体、真面目といいますかよけいなことをしませんそういう感じがします。
御嶽海との対戦ですが御嶽海からしたらやりづらい相手だと思いますね。
真面目に押してくる一生懸命押してくる自分も押し相撲なんですがその辺で気持ちで負ける部分があるのではないかなと思います。
早く見たいですね。
舞の海⇒そうですね。
ちょっと自分から崩れたような形になりました。
押し倒し、北勝富士の勝ち。
碧山は、こういう崩れ方が多いですね。
突きなのか押しなのか入ったからなのか少し崩れ方が。
しかし左にずれながらでしたね。
外側にしてあたっていきました。
右足が滑っていましたね、碧山は。
滑ってそこからさっと体勢を立て直したかったんですけれどもこの巨漢ですから自分の思いどおりに足を動かすことができないところですよね。
押しというと、碧山の押しは上位でも苦しめている押しですがその力士に勝ったというのはどうですか。
自信になりますよね。
どんな勝ち方にしても碧山が勝手にバランスを崩して負けたとしても自信になりますね。
ちょうど今、天皇皇后両陛下が両国の国技館に到着されました。
きょうは天皇皇后両陛下がこの国技館で初日の相撲を観戦されます。
八角理事長をはじめ協会の幹部がお出迎えです。
去年の初場所以来1年ぶりの天覧相撲ということになります。
平成に入って22回目です。
土俵は妙義龍と琴勇輝が上がっています。
仕切りを重ねているところです。
妙義龍は去年1年間はけがもあってずっと平幕の地位にとどまったという1年になりました。
30歳になって初めての新年初場所ということになります。
去年は足首を手術をしたりかなり苦しみましたけれどもね。
そのあと2場所、3場所経過することによってだいぶ稽古場を見ていると戻ってきましたね、馬力が。
30歳になってから力が出てきていると周りの人に言ってもらえるようにことしは頑張りたいという話をしていました。
まだまだ体の張りはあります、妙義龍です。
一方、琴勇輝はことしの元日保育士をしていた留美さんと入籍されました。
6月に挙式の予定ということです。
今までも支えてくれていたので特に結婚しても変わりませんよということを言っています。
やはり上位にという話はしている琴勇輝です。
琴勇輝は例によって立ち合いから思い切って突いていきますけれどもね。
妙義龍は、どういう動きを見せるかですね。
両者の対戦6回顔が合ってすべて琴勇輝が勝っています。
先場所は右の変化を琴勇輝がしました。
崩しておいての。
この棒のようにがんがん突いていきますからね。
妙義龍としては密着したいんですけれどもね。
その辺りどういうふうに工夫した相撲を取るのが見ものですね。
はたき込み、琴勇輝の勝ち。
今回も妙義龍は勝てません。
物言いですね。
引いたときにもしかするとまげに手がかかっていたのか。
その確認ですかね。
これは微妙ですね。
一瞬握っているようにも見えますしね。
ただいまの勝負について説明いたします。
行司軍配は琴勇輝が上がりましたが琴勇輝が髪の毛を引っ張っているんじゃないかと物言いがつき、協議した結果、引っ張っておらず軍配どおり琴勇輝の勝ちといたします。
お聞きのとおり琴勇輝の勝ちとなりました。
これで対妙義龍戦7連勝ということになりました。
合い口というのはあるかもしれませんがきょうも琴勇輝が立ち合いのあたりで攻めていきましたね。
がんとあたって手が伸びますよね。
妙義龍は密着できない押し込まれる。
まずいと思うんですけれども足が出ていかないんですよねスムーズに。
やっぱり意識の中に相撲を取ったあとではなく取る前から今度こそはと思っていてもでも、どこかに嫌だなまたやられるのかなという気持ちはあると思うんですよね。
ここで平成29年初場所初日幕下上位5番からの結果です。
新十両対決となって坂元改め大奄美がすくい投げで照強を破っています。
同じく新十両の力真が寄り切りで旭日松を破っています。
実況⇒張っていきました一気に出ていく大奄美すくい投げ、大奄美の勝ち。
実況⇒突っ張りの腕が伸びている。
組みました。
新十両としては速く攻めたい。
力真寄り切りました。
大坂⇒新十両対決がありましたので、3人とはいきませんでしたが3人誕生して、そのうちの2人が初日に白星を挙げました。
新十両も個性のある3人が上がってきたということになります。
勝った琴勇輝のリポートです。
先ほどの北勝富士も引き揚げていきますので勝ち残りという形で土俵下に控えていましてこのあと天皇皇后両陛下をお迎えしますのでいつもの幕内の最後と同じ形です。
後半は2人ずつ入場するという形です。
このあと天皇皇后両陛下が観戦されるということになっています。
まだ時間前です。
千代翔馬と嘉風。
千代翔馬が先場所勝ち越して自己最高位を更新してきました。
東の前頭6枚目今場所の千代翔馬です。
嘉風は先場所6勝9敗で番付は西の前頭5枚目です。
二所ノ関一門の連合稽古では稀勢の里と連続8番取る稽古もありました。
最後はへとへとに疲れていました。
30を超えてもよく稽古をしますよね。
制限時間いっぱいです。
これは激しく動き回る嘉風に対して千代翔馬がどうやって粘ってなんとかまわしを取るのか。
激しい動きもある両者の対戦。
初顔合わせの一番です。
つり落とし、嘉風の勝ち。
拍手と歓声
最後つり上げていましたね。
豪快に決まりましたね。
最後取った位置が立てみつですからね。
あれをずっと長く取っているとだめなんですけれども一瞬でしたからね。
決まり手はつり落としです。
館内を大いに沸かせました。
まわしを取れずに千代翔馬が動いたところ中に入って。
柔道技のようですね。
千代翔馬は差されましたからなんとか回り込んで相手の差し手を振りほどこうとしたんですね。
左から突いて回り込みたかったんですけれどもね。
嘉風の動きがいいですね。
千代翔馬が回ると同時に自分も遅れずに回り込んでいますからね。
つり落とし、平成24年の秋場所栃ノ心が豊ノ島に決めて以来ということになります。
4年半ぶりに幕内で出ました。
新入幕の千代皇と佐藤改め貴景勝は初日黒星です。
新関脇の玉鷲は、きょうは隠岐の海戦。
白鵬正代という楽しみな一番があります。
中入りの時間に白鵬と稀勢の里の場所前の様子をご覧いただきましたが残り2人の横綱鶴竜と日馬富士の稽古をご覧いただきます。
まずは、鶴竜です。
今月の4日、いつものように時津風部屋に行って稽古を重ねました、鶴竜です。
先場所の優勝のあれなのか非常にいい内容の稽古が続いていたということで。
これまで何場所も優勝から離れているのと違って先場所の優勝からの流れですから気分はいいですしね。
毎日の稽古がやっぱり充実していると思いますね。
本人は落ち着いて取っているという話をしています。
稽古を見ていても本場所を見てもあたる角度が崩れないですね。
体幹を鍛えてきたなという印象があります。
その鶴竜、連覇の可能性というのはどうですか。
当然ねらっていると思います。
ここまで順調に仕上がっていますしね。
ただ白鵬も巻き返してきていますからね。
去年までの白鵬とは違うと思いますよ。
鶴竜の稽古をご覧いただきました。
もう1人の横綱日馬富士の稽古です。
巡業を両足首のけがで休んで途中から参加して年末はあまりいい稽古内容ではなかったんですが、これは年明けてからの稽古です。
相変わらず白いものは多いんですが徐々に状態を上げて場所に臨むということになります。
部屋には大関の照ノ富士がいますのでともに稽古をするということになります。
日馬富士も軽量ですけれども人一倍気は強いですし忍耐力もあります。
こういう日馬富士、肘とか足首とかを痛がっているのを見ると相当悪いんだろうなと思いますね。
去年の名古屋場所以来3場所ぶりの優勝をねらうという日馬富士。
幕内の勝ち星で見ても史上10位に顔を出しています。
ことしは、その幕内での700勝前後に届くということが考えられる日馬富士です。
向正面は元小結小城錦の中立親方です。
今場所ということに話を向けますと優勝争いはどうですか?中立⇒やはり3横綱中心というのは変わらないと思うんですけれどもそこに大関陣ですよねどれだけ食い込んでくるのかなというところで見ています。
4人いる中で、どの力士?やはり稀勢の里を筆頭に豪栄道、琴奨菊、照ノ富士みんなに頑張ってもらいたいんですけれどずっと場所を見てきても横綱陣よりも先に大関陣が取りこぼしてしまうということが多いと思うんですよね。
その辺で何とか取りこぼさないように大関陣が頑張ってくれればさらに盛り上がるんじゃないかなと思いますね。
去年もそうでしたね。
横綱だけで優勝争いをするよりも大関陣が加わってくると終盤が盛り上がりますよね。
黒紋付き姿の5人の勝負審判が入ってきました。
このあと幕内後半の取組が始まりますが天皇皇后両陛下が観戦されます。
館内アナウンス⇒ご観覧の皆様にご案内します。
天皇皇后両陛下がご入場になります。
拍手
大歓声
天皇皇后両陛下が着席されました。
ご案内は八角理事長が務めます。
天皇皇后両陛下をお迎えしての大相撲初場所の初日です。
ここで2人の力士が東西から2人ずつ入ってきました。
土俵に上がる両力士ですね。
いつも以上に気が引き締まりますね。
私もそうでした。
天皇皇后両陛下をお迎えしての大相撲です。
後半最初に舞の海さんがことしの期待ということで挙げた遠藤の登場です。
人気は横綱大関クラスという遠藤です。
あとは膝の状態がという話が舞の海さんからもありました。
やはり先場所の1横綱3大関を破ったのが大きかったですね。
それはそうですね。
自分はここまで戻ってきたんだ。
力が戻ってきたという手応えを感じていると思いますね。
いいときと悪いとき膝の状態にあるということです。
なんとかいい状態を多くしてという。
ことしは飛躍を期待したい遠藤です。
力士というのは本当に今、目に見えない人知れぬいろんなけがを抱えながら勝たなければ勝てないでいろんな人に、私たちにも言われながらそれでもこらえながら日々稽古を積み重ねているというところもご紹介しておきたいです。
一時期、遠藤に対しても休場したほうがいいんじゃないかという声もたくさんありました。
私もそう思いました。
そこをぐっと耐えて。
解説をしていますとねけがだけのことを思いながら感傷的になってしまってはいけないという気持ちもあるし厳しいことも言わなければいけないという…複雑ですよね、ここにいても。
先場所は勝ち越せば三賞ということでしたが残念ながらあれだけ上位を破って負け越してしまったというのがありました。
千秋楽の玉鷲でしたね。
厳しい相撲を取りましたよね。
そういうところに大相撲ファンは勝負の厳しさ、喜び、そういうものが詰まった一番でした先場所の千秋楽は。
しかし乗り越えて。
まだ実は三役の経験がないんですよね。
三役に上がってということは本人も意識があると思います。
制限時間いっぱいです。
対戦相手は3月に38歳になります豪風です。
豪風の出足を止めて左を差してですね。
胸を合わせると一安心ですけれどもね。
豪風の勝ち。
ちょっと遠藤足を気にしていますかね。
初日、黒星です。
右足で踏み込んで右のまわしを取るか、突っ張っていくかという遠藤が左足から踏み込んだように見えました。
決まり手は、突き落としです。
左四つですから左を固めて入ってきますよね。
左のまわしを探るような動きがありました。
左を差しにいくんですけどね。
差しにいったんですね。
このあとやっぱり、まわしが取れませんでしたけれど豪風の体はうんと下がっていますから一気に押し込めると組んだのかもしれませんね。
中立親方は、どう見ますか。
左は差せますよね?中立⇒立ち合いあたったあとに両手、はずの近くにいっているんですよね。
押し切れたと思ったと思うんですよ。
なので出ていこうと思ったと思うんですが豪風が間を使うのがうまいんです。
下がりながら出ていきますからそれで自分の出足でつんのめってしまったように見えました。
難しいですね。
遠藤への気持ちも分かるんです。
ただやっぱり前で勝っただけに安心は喜んではいけない辛抱してからという気持ちも大事ですね。
土俵が制限時間いっぱい。
栃煌山と勢です。
栃煌山は部屋で稽古を積んできました。
出羽海一門の連合稽古が1月3日にありましたのでほかの部屋の力士とも稽古をした栃煌山です。
一方の勢も部屋で稽古を積んできたという話。
栃煌山、29歳勢、30歳学年でいうと同学年の両者の対戦です。
もろ差しの栃煌山右四つの勢押し出し、勢の勝ち。
栃煌山が、すぐに引いてしまいました。
向正面の争いはどうだったんでしょうか。
向正面側にいる中立さんどうでしたか?中立⇒どうですかね立ち合い、勢が低くあたってはいたんですが栃煌山が、まともにあれだけ引くのは珍しいのでびっくりしました。
入ったわけではなかったんですね。
勢のほうは。
舞の海⇒勢は右を差したいですからね。
固めていきますけど。
栃煌山もやっぱりあたった瞬間しまった、押し負けたという気持ちになったでしょうね。
これでこういう引きになっていると思うんです。
と見るとさっきの話ではないですが立ち合いは7割8割決まるといいますが、この取組に関しては。
この取組に関してはこれは勢がもっと身長が低くて足や手が短かったら栃煌山が土俵際で粘り倒れているかもしれませんね。
勢が長身であったからこそ自分が倒れるまでの間に、栃煌山が足を出してくれたという考え方もあります。
一概に立ち合いそこだけで見てしまうと全体をふかんで見られなくなってしまうんです。
われわれも立ち合いを集中して見えるようにしているんですが。
もちろん立ち合いが大事ですがかといって先手を取ったほうが常に勝っているかというとそうでもないです。
奥が深いですね。
深いと思いますよ相撲というのは。
知らない人が見ると、大きい人がぶつかり合って押し合っているだけだと思うんですけどいろんなことをしてますからね。
そこには高い技術精神力というのももちろんあって大相撲ということになります。
だからこそ、この長い間何百年も日本人に支持されてきたと思うんです。
楽しまれてきたと思うんです。
この前の一番勝った豪風のリポートです。
自分から相手が右を差してきましたね。
驚きましたと話してきました。
相手もいろいろ考えてきているんじゃないですかといい流れでしたと話していました。
右を差しにきたという感覚だったという豪風です。
左ではなかったということです。
左足で踏み込んで右をねらったという豪風の話です。
逆に遠藤は右を差して相手に動かれてもそこをもう1回我慢してまた組み止めて寄ることができるようになってくるとこれは、かなり強くなると思うんですけどどうしても遠藤も不安を抱えながら相撲を取っていますから速く決めたいという気持ちになるんですね。
それがああいう動きにつながってくると思います。
今5人の勝負審判をご紹介しました。
それぞれ座っている位置にしこ名、親方の名前が出ました。
土俵は制限時間いっぱいです。
新関脇の玉鷲です。
初土俵から所要77場所をかけてこの関脇の座をつかみました。
場所前もかなりいい稽古を積んでいた玉鷲と隠岐の海です。
押し出し。
圧倒しました。
最後、隠岐の海、左足を浮かせるようにしていましたがそれにしても玉鷲。
迷いなしですね。
完勝です。
隠岐の海も、なんとか突っ張ってくる相手の手をつかんでくっつきたいんですけどね。
それよりも振りほどいて突く玉鷲の力が勝っていましたね。
左は、はずにかかって右ののど輪で相手を起こします。
そのあとも足が出ます。
手が出ます。
この一番は大坂さんが言ったように立ち合い、あたり勝った玉鷲が勝っていますよね。
先場所、小結で実は2桁勝って三賞獲得ということで新関脇ではあるんですが今場所の成績しだいでは来場所大関昇進がかかる場所になる可能性もあるということになりますかね。
先場所10番ですからね。
今場所大きく勝ってということになりますが。
ちょっと1場所ぐらい気が早いような気もします。
初土俵からの関脇のスロー昇進ということで116場所というのはすごい記録ではあるんですが玉鷲が少しずつ力をつけていく今32歳ですよ。
相撲っぷりと体形ですね。
体の張りを見ても年を感じさせませんね。
番付を考えても今がいちばん強いのかもしれませんね。
関脇が活躍する場所はおもしろいと言われますね。
引っかき回してほしいですね。
今場所も引っかき回せますかね玉鷲。
きょうの相撲を見ると十分期待できますよ。
関脇以下が、ひっかき回しすぎて横綱大関があまりにも土がつくとこれもちょっと見ていて残念なところもありますしね。
おもしろいですよ。
玉鷲みたいなきっぷのいい押しに徹するんだという力士が上がってくるというのは見ていておもしろくなりますよね。
ほかの力士も玉鷲が最近ずいぶん元気になったなと生まれ変わったなと以前と違うなとしっかり頭に入れていますからね。
玉鷲、あすは稀勢の里戦です。
これは稀勢の里にとっては苦しいですね。
そう言ってしまいますか。
大関ですから。
きょうは、いい内容で初日白星を挙げた玉鷲。
あすは稀勢の里戦です。
ここから大関登場です。
琴奨菊、今場所は7回目のカド番の場所です。
3日の二所一門の連合稽古。
4日ですね。
大坂さんも見られたと思いますが思っていた以上にずいぶん馬力が戻ったなという印象はあります。
稀勢の里を圧倒するような内容でしたね、全体的には。
左四つの稀勢の里に対してあえて左を差させないように積極的に自分は右をこじ入れていく。
稀勢の里に力を出させない。
工夫した稽古をしていましたね。
となるとカド番脱出という可能性かなり高いですかね。
笑いましたね。
うーん…高いと思いますけどね。
ただ自分が調子がいいと思って臨んだ場所に下位の力士に一番、二番負けるとあれ?おかしいなと焦りが生じてくると相撲を崩していくこともあるんですよね。
相撲の難しさというのがあるという話です。
制限時間いっぱい。
荒鷲が幕内通算11場所になります。
30歳で自己最高位を更新して初めての上位挑戦の場所で初日に初の大関挑戦ということになります荒鷲です。
カド番の琴奨菊の初日です。
まわしを取ると荒鷲も力を発揮してきます。
寄りきり、琴奨菊の勝ちです。
初日白星です。
カド番の琴奨菊。
荒鷲にまわしは取られましたね。
あのあとさらに回り込んで荒鷲が出し投げに出ればおもしろかったんですけどね。
回り込もうとしたんですが琴奨菊。
よく体を寄せながら左を差し込んでいましたね。
左が入って結局最後は左のまわしも切れました荒鷲です。
あたった瞬間に得意のまわしは取っていました。
荒鷲にとって、この一番は自信になる一番だったと思います。
この馬力のある琴奨菊立ち合い、ねらいどおり左前みつを取れたということですね。
大きな自信になると思います。
きょうは初場所ということで横綱審議委員本場所総見です。
いつもは五日目なんですが初場所だけは初日にこのように横綱審議委員の皆さんが観戦に訪れています。
ことしの期待はどんなふうでしたか。
守屋委員長に話が聞けした。
日本出身横綱の誕生その候補が出てきてほしいということです。
稀勢の里、豪栄道などの名前が挙がりますが大関に上がったときの照ノ富士のようにあっという間に上がっていく勢いこれが誰かにほしいんだということでした。
具体的な名前を聞くと正代の名前が挙がりました。
まだ課題があるんだけれども課題に向き合いながら稽古をすればこのあとは楽しみだ。
体つきもいいし結果負けない。
大関には近いうちになるのではないかと期待していると話していました。
去年に関してはさまざまな力士が優勝してファンが楽しめた1年だったと思うんだけど今場所に関しては白鵬が中心稽古総見を見ていて期するものを感じた、土俵を締めてくれるのではないかと感じた。
守屋委員長は今月で退任になります。
任期が終わっても改革などを見守っていきたい。
相撲は見るとおっしゃっていました。
稀勢の里が入場してきました。
日本出身力士というとやはり力でいうと稀勢の里が最上位ですかね。
間違いありませんね。
きょうは稀勢の里は宝富士戦が組まれています。
照ノ富士のような力士が出てくることを期待していましたね守屋委員長は。
やはりベテランがふんばり合いで若い力士が下から突き上げていく。
そんな攻防を見るのも楽しみですからね。
守屋委員長の話にも挙がった照ノ富士です。
松鳳山の体勢寄り切り松鳳山の勝ちです。
拍手と歓声
向正面は元小城錦の中立親方です。
中立さん、もろ差しで勝ちましたね。
そうですね。
立ち合い松鳳山あたって突き起こしながらすっと中に入りましたね。
照ノ富士は負けるときにどうしてももろ差しになられて伸び上がって負けるという相撲がここ数場所多いんですね。
どちらか絞っていったほうがいいかなと思うんですけど。
絞るというのは?どちらか差されてもいいのでもう片一方は絶対差させないというどちらかを切っていくような考え方をしたほうがいいと思うんですけどね。
舞の海さん、うなずかれてますね。
私もそれは思いますね。
どちらか押っつけるどちらか差されてもいいから自分が差すというそういう相撲のほうがよかったのではないかと思います。
以前の元気だったころの照ノ富士でしたらば土俵際ある程度余裕を持って残せたのですが膝のけがが響いていますね。
横綱大関で唯一の20代なのが照ノ富士、25歳です。
もっと頑張ってもらわなければいけませんね。
これから遠藤と同じ状況ですね。
膝がどこまで回復していくかがかかっていますね。
膝は少しずつはよくなっているかもしれませんがまだ左膝が抜けてしまうという話を照ノ富士、しています。
勢いのあるときにけがをしましたからね照ノ富士は。
勝ったのは松鳳山でした。
中に入る稽古を繰り返してきた松鳳山。
それがきょうは実りました。
土俵上は御嶽海と豪栄道です。
ことしのインタビュールーム第1号の松鳳山関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
内容はどうですか。
そうですね。
よかったと思います。
まず突っ張って張られましたがひるまずでしたね。
そうですね、張られてすぐ下からいけたのでよかったです。
よく体も動いているのではないですか?そうですね、差されても差してもつかまらなかったので決められたら負けると思ったのでつかまらないようにしました。
そして前に出ました。
去年は初場所初日覚えてますか?前頭2枚目という番付で久しぶりに三役をねらってというところではないですか?そうですね、1年かけて戻ってきたのでもう一度しっかり頑張っていきたいです。
体調はどうですか?いいです。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
32歳の松鳳山勝って初日白星です。
本人にとってははずみになる白星です。
土俵上は豪栄道。
巡業で左のろく軟骨を痛めてほぼ稽古はできませんでした。
その状態から治って場所前だったんですが1月3日出羽海一門の連合稽古で腰を痛めてしまいました。
その後、稽古を休んできょうを迎えているということです。
舞の海さんご覧になっていましたね。
3日ですよね。
確か栃ノ心を寄り切ったときにがくっときたように見えたんですね。
その後、稽古は続けたのですが途中で打ち切るようにやめて稽古を。
木曜日に境川部屋に行ったあと稽古をせずでしたね。
そうでしたね。
安静にしてどこまで治していくかということもあると思うんですが。
4日しかありませんでしたからね初日まで。
白いものをつけてくる力士ではありません。
見た目では分かりませんが不安を抱えての初日となります豪栄道。
御嶽海も急性胃腸炎で稽古を休むという日がありました。
押し出し、御嶽海の勝ち。
豪栄道、初日黒星です。
御嶽海が初日大関を破りました。
豪栄道からお話を伺いたいんですが。
やはり力が出ないですね。
必死にかばいながら引き揚げていく、そういう感じがしますね。
白いものが全くない豪栄道です。
初めて自分の優勝掲額が飾られた中で迎えた初日でした。
もろ差しをねらうようなあたりはじかれてという展開になりました。
押し込まれていますね。
ここからはふんばるのが精いっぱいでした。
左でなんとかまわしを取りましたけれども切れましたね。
首投げもだめでした。
押し込まなければいけないというか左右どうしなければいけないかそこまで考える余裕はなかったですね。
ちょっと心配な負け方です豪栄道。
右を差し込んでいれば展開は違ったかと思います。
右の首を抱えていますからね。
中立親方が向正面です。
御嶽海から見たらどうですか?御嶽海側からすれば最高の立ち合いでしたね。
いちばんよかったのは大関が右を差しにいったその内側から左手で押し上げたのがいちばんよかったです。
それをしたことによって大関が下がりました。
向正面側からの攻防ですね。
ここ数場所もろ差しの相撲も取っているんですけども押し上げておいて入る分には全然かまわないと思うんですね。
きょうの立ち合い一発で起こして入った相撲は目指していた部分ではあると思います。
親方、稽古場ではほとんど勝てないんですけどね。
御嶽海はきょうの相撲を見るとかなり自分の強いこだわりとか意思を持っているのではないかと思うんですが。
いちばん何が違うかというと立ち合いの踏み込みだと思います。
稽古場と本場所でのいちばんの違いは踏み込みだと思います。
場所にくると何か思い切って取れるのかいい踏み込みをするんですよね。
稽古場では何かいろいろ技術面だけではなくてその場の空気とかそういうものも見ていろいろよけいなことも考えているのではないかという感じがしますね。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
立ち合いからの流れどうでしたか。
自分の立ち合いができたと思います。
大関が右差しをねらう中それよりも内側から押していきましたね、どうですか。
差してくるのは分かっていたのでとっさにうまく動いてくれました。
攻め休めませんでしたね。
止まったら一枚も二枚も上手なので止まらないように自分の相撲を取ろうと思っていました。
去年は三役跳ね返されました今場所はどういう思いですか。
先場所いい勉強になったので今場所自分の相撲を取って白星勝ち越しへとつなげていきたいですね。
これからも楽しみにしています。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
御嶽海もことし1年の飛躍が期待できる1人です。
土俵上は制限時間いっぱい。
大関の稀勢の里と宝富士との対戦です。
寄り切りました、稀勢の里の勝ち。
稀勢の里は初日白星です。
前に登場した照ノ富士、豪栄道と2人続けて敗れたので稀勢の里にも嫌な空気感があったかもしれませんが問題にしませんでした。
左の相四つということもありますかね?それは大きいですね。
稀勢の里も腰が高いんですが宝富士もありがたいことにまた腰が高いんですね。
稀勢の里の上体がそれほど高く見えない。
お互いが高いですから。
左を差しながら、じわじわと体を寄せていきながら厳しく言うと右の上手の取り方は甘いんですが絞り込んで、もっと浅い位置を取ると、もっと簡単に勝てるんですがね。
しかし初日、白星です。
新三役の正代正代⇒去年は、上位定着してそんなに番付も…いい意味でちょっと変動があったと思うので、逆に2017年は逆に、そんなに変動がないように大負けしないようにしたいです。
初場所では新関脇の名に恥じぬよう元気のいい相撲を取りたいと思っています。
頑張ります。
という正代の話なんですが。
舞の海⇒幕内に上がったころ関取になったころよりも少しずつ自信が出てきていますね発言を聞いていると。
先場所、三賞のインタビューで少しは自信がついたという話をしていましたね。
上位に挑戦して、ある程度自分の実力が分かったんだと思いますね。
努力のしようにとっては勝てるんだなというものを感じたと思いますね。
自信を持って迎えた初場所の初日相手は横綱白鵬です。
正代にとっては光栄だと思いますね。
弱気な発言を繰り返す正代なんですが。
そういう発言はなくなりましたね。
去年の夏場所、白鵬が右から強烈な張っていってその一発で正代が腰くだけで崩れてしまいました。
そのまま白鵬が、のど輪で押して押し出しで勝っています。
初挑戦の取組がありました正代今回は2回目です。
もろ差しのように両手を固めて顔を突き出していきますから相手は入りやすいですね。
防御の姿勢がありませんからね正代は。
その辺りを含めて新三役の初日で白鵬ということになりますが。
正代のリポートです。
前回、初めての対戦は全く相撲にならなかったということです。
前回の対戦が、どうこうよりも悔いの残らない相撲を取らなければならない。
初場所の初日ということでことし最初の相撲なので結果がどうなってもさい先のいい相撲が取れればということで思い切り体をぶつけたい押し込めればいいと思います。
きょうの相撲が今後に当然つながっていくと思います。
そのためにも長い時間粘ることも必要です。
という言い方をしていました。
少しずつ発言にも積極さが出てきています。
舞の海⇒勝ってやろうじゃなくて長い時間土俵にいたいという考え方これはいいかもしれませんね。
よけいな重圧を感じないことになるかもしれませんね。
1047勝を目指す白鵬のことし最初の相撲です。
正代は相手をこじあけてもろ差しをねらっていきますね。
そこを白鵬が、どう対処するのか見どころですね。
待ったなし!の声。
白鵬、押し込んで引きました引き落とし、白鵬の勝ち。
全く問題にしませんでした。
少しでも長くと話していた正代なんですが立ち合いであっという間に押されてしまいました。
白鵬は盤石の初日白星です。
中立さん、ことしの期待の力士の正代、どうでしたか。
先ほど本人の談話で強く体をぶつけていきたいというコメントがあったので肩に力が入るんではないかなと思っていたんですが案の定、上体だけがすっと上に上がりましたね。
確かに立ち合いは立ち上がっていましたね。
中立⇒その辺は気負わずにすっといったほうが前傾してあたれるんじゃないかなという気がするんですがね。
正代に対しては立ち合いという話がありましたかね。
中立⇒相手が白鵬だからということがあるんだと思いますね。
だからこそ平常心というかすっと入っていけるような立ち合いができるようになるともろ差しになる確率もかなり上がると思いますね。
両者の立ち合いの動き、角度全く違いましたね。
白鵬も飛行機が離陸するようにあたっていきましたね。
正代は、その場ですっと立ち上がって、あたりましたね。
正代のリポートです。
今の相撲を最後まで確認したんですがやはり立ち合いでちょっとびびってますねと言いました。
いったん下がって俵に足がかかったんですがあそこで足が前に出なくてはいけませんねということを言って反省しきりでした。
もしかすると最初にあたったときに思い切り張られましたね。
そういう思いがまたあったのかもしれませんね。
粘るという心意気はいいんじゃないかという話はあったんですが。
もうそれどころではなかったですね。
膝でも体でも曲がったところから伸びていくところに力が出るんですが今の正代のように伸びきってから自分であたっているつもりでも力が生まれてきませんね。
逆に白鵬は膝がしっかり曲がってくの字に前傾姿勢になってそこからあたった瞬間に体を伸ばす力の使い方をしていますね。
全くレベルが違いますね。
白鵬が引き落としで正代を破りました。
年末の稽古総見を見ていましても白鵬の立ち合いの鋭さを見ていましてもこれはかなり戻っているなと思いましたね。
今場所は白鵬、38回目の優勝をねらいます。
それに向かってということになります。
2人目の横綱日馬富士が土俵に上がりました。
対戦相手は小結にとどまりました高安です。
過去は12対4。
去年の秋場所は突き落としで高安が勝っています。
この両者の対戦は突っ張り合いになることが多い。
目の前で白鵬が盤石な相撲を取りました。
日馬富士も、自分もという思いはもちろんあると思います。
ことしの最初の一番ですからね両力士にとっても。
ただ高安に激しく突っ張られて突っ張り合いになったときにカッとしないことですね。
高安も初日が大事だと話していました。
寄り切り、日馬富士の勝ち。
張って右に動いてとったりのような形にもなりました。
高安を破りました日馬富士です。
一転して館内が静かになりました。
今回は突っ張り合いを考えてやらなかったのか。
頭であたって左を差しにいきましたね、高安は。
日馬富士も、あたって右に動きながら左差しを…。
左差しを読んでいる動きですね。
日馬富士の動きに高安がついていきませんでしたね。
もっと反応がよければ手繰られても日馬富士が動くのと同時に動けるんですがね。
番数も取り進みましたるところかたや鶴竜、鶴竜こなた栃ノ心、栃ノ心この相撲一番にて結び!最後の文言が天皇皇后両陛下をお迎えしてのことば打ち止めではなく結びということでした。
鶴竜は連覇が懸かります。
初日の相手は小結に戻ってきた栃ノ心です。
過去は19対1と鶴竜が圧倒しています。
初の連覇を懸けて平成29年の初場所初日です。
栃ノ心が最後に勝ったのは平成22年の九州場所です。
初日というのはいろいろな気持ちがあると思うんですがさらに、ことしの最初ということもあります。
その中で連覇が懸かるという場所の初日でもあります。
横綱といえども、どうでしょうか心境は。
これは番付がどこであっても初日というのは緊張すると思いますね。
鶴竜にとってありがたいのはがんがんと動き回って突っ張ってくる相手じゃないのでありがたいですね。
がちっと右四つねらいでくる栃ノ心ですからこれは少し安心材料だと思いますね。
もし右四つになったとしても頭をつけて相手の下に入っていくということは頭に入っていると思いますね。
連覇ということを考えると初日を落とすわけにはいかない鶴竜です。
栃ノ心は先場所6枚目で10番勝って返り三役、小結になりました。
先場所は厳しい相撲で稀勢の里を破っていますね。
そういう自分を燃やして向かっていってほしいと思いますね。
そうするとおもしろい展開になると思います。
制限時間がいっぱいです。
先場所優勝、連覇がかかるという鶴竜の初日です。
出し投げ。
鶴竜の勝ち。
初日白星です。
中立⇒立った瞬間はまわしは取れなかったですがそのあとうまく取れました。
鶴竜の上体が起きませんでしたね。
肩の状態が鶴竜はいいのではないかというふうに見えます。
けがなく1年をという話があった鶴竜です。
鶴竜は前みつが取れなくても上体が起きませんでしたね。
この前傾姿勢の肘が曲がった状態で相手を投げましたねこれは力が出ますね。
3横綱が、しっかりと初日白星。
弓取は伊勢ヶ濱の部屋の聡ノ富士です。
拍手
きょうは天皇皇后両陛下をお迎えしての大相撲の初日でした。
天皇皇后両陛下のご退場です。
両陛下が退席されます。
初日の相撲が終わりました。
照ノ富士、豪栄道は初日、敗れました。
それ以外の横綱、大関は初日勝ってあすに向かうということになりました。
今場所、改めてどんな期待が沸きましたでしょうか。
きょうの相撲を見て鶴竜、白鵬を中心にして稀勢の里がどこまでついていくかという展開になりそうですね。
中立さん、今場所への期待初日終わって、どうですか。
そうですね、期待した正代があまりにも簡単に負けてしまいました。
うちの部屋の御嶽海もいい相撲を取りましたので若手にもっともっと頑張ってもらって盛り上げてもらいたいなと思っています。
それから時代が昭和から平成に移ってもきょうのような初日を迎えるということはありがたいし幸せな感じがしましたね。
初日終わって大関の照ノ富士と豪栄道は敗れましたがそのほかの3横綱と2大関は初日を出しました。
「大相撲初場所初日」をお伝えしました2017/01/08(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 初日 ▽新春!平成29年の大相撲 展望[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久 <副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ラジャ・プラダン,【通訳】小川浩美 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ラジャ・プラダン,【通訳】小川浩美