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セリフ書き起こし ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館(4)「不協和音」 2017.01.08

(ギリンガム)いよいよ結婚の準備だね。
メアリーはギリンガムとの旅行をバイオレットの執事に目撃されてしまいます
(バイオレット)結婚の可能性はあるの?
(メアリー)十分あるわ。
「日取りを決めたい」って言われてる。
しかし…
心が揺れ始めてるの。
(イーディス)あしたも来ていいかしら?
頻繁に娘に会いに行くイーディスでしたが…
(ドリュー夫人)この子は渡さないから。
ついには…
(ドリュー)しばらく来ないで頂けますか?すみません。
コーラと美術史家ブリッカーとの仲を嫉妬する伯爵は…

 

 

 

 


(ロバート)専門家が素人の君に絵画に関する意見を求めたと言うのか?ああ全く信じられんね。
夫婦の間に危機が訪れます。
一方…
(アンナ)あの男が私にした事を…警察は突き止める。
(ヒューズ)どうやって?このお屋敷で知っているのは私たちとメアリー様だけ。
グリーンの死を巡りベイツは事情聴取を受けることに…
(ベイツ)俺とトラブルになることを予想してあらかじめ手を打っておいたのかな。
重苦しい雰囲気の中ダウントンではロシアの難民を招きお茶会が開かれました
何てこと。
(クラーギン)衝動に逆らうことができずノコノコ足を運んでしまいました。
おばあ様にも過去が…。
それはバイオレットにとって思わぬ再会でした

(テーマ音楽)
(カーソン)おおバローさん戻ったか。
昼食は逃したが仕事には間に合ったようだな。
(ヒューズ)何か食べる?
(トーマス)いいえ結構です。
相変わらず陽気だな。
(バクスター)お父様の容体は?ああ。
もうすっかりよくなった。
一安心だよ。
(アンナ)よかったわね。
ああそうだな。
(ブランソン)3時にウェイベルさんと商談ですのでお忘れなく。
(ロバート)その件だがピップ地区の開発には同意できかねる。
(メアリー)話くらい聞いてあげて。
(バイオレット)お父さんから手紙をもらったわ。
近々ロンドンに来るそうね?
(コーラ)まあシュリンピーが?それでいつ会うの?
(ローズ)決めてないわ。
ここに泊まりたいみたいなんだけどいいかしら?
(コーラ)もちろんいつでもいいわよ。
スーザンも一緒か?
(ローズ)いいえ。
母は来ないわ。
どうせ1年もしないうちに帰国だから。
ボンベイの次の赴任先はどこかな?
(イザベル)ロシアの皆さんはお元気?
(ローズ)それがお気の毒で。
昔を懐かしんで舞踏会やピクニックの思い出話に花を咲かせてるけど今は新しい靴も食べ物も買えないんだもの。
トムなら「自業自得だ」と言うんだろうな。
もちろんロシアの帝政には反対ですが全てを失い国を追われた難民には心から同情します。
お父様はいつもトムに食ってかかるけどトムのほうがよっぽど大人ね。
そうか?ところで母上昔の恋人はどうしてますか?
(バイオレット)あの人はそういうんじゃないわ。
お父様がそんなこと聞いたら怒るわよ。
(イーディス)だとしても哀れなご老人よ。
また会ったら?何にも知らないくせに。
どの辺に家が建つんだ?
(ブランソン)この辺り一帯にです。
どうして集合住宅にしないんだ?戸建てのほうが早く売れますし我々に入る金も増えます。
つまり金と引き換えにこの村の景観が破壊されるというわけか。
そのウェイベルという男は獲物を探し求める侵略者だな。
どうして今日行くことみんなに黙っていたの?
(バイオレット)ああ…。
どうせすぐ分かることなのに。
昼食の席でからかわれるのがイヤだったのよ。
それで今日の目的は?ちょっと気になる事があってね。
ああそれにしても駅からタクシーに乗らないなんてどうかしていたわ。
帰りは絶対に乗るわよ。
ここの地下ね。
ああイザベル。
まさかこんな所だなんて。
ええホントね。
失礼。
ああ大おば様。
クローリー夫人まで。
どうなさったの?あなたを驚かせたくて。
そう。
だったら大成功よ。
ああ彼がいたわ。
まさか私が来るとは思わなかったでしょ?
(クラーギン)いいえ。
いらっしゃると思ってました。
こちらは親戚のクローリー夫人よ。
(クラーギン)ロストフを覚えていますか?ロストフ伯爵ね。
(ロストフ)そうです。
さあどうぞこちらへ。
掛けて。
ごめんなさいね。
どうも。
どうぞ。
先日はろくに話せなくて。
ああありがとう。
ダウントンで再会してすっかり気が動転して。
私と違ってあなたはまるで変わらない。
若き日のグランサム伯爵夫人はそれは美しく舞踏会のホールでも外でも男たちの目をくぎづけにした。
そして今ここにいるレディーは堂々として風格がある。
でもどちらも同じあなただ。
この半世紀あなたの生活は変わらなかった。
あらそうは思えないわ。
その一方で男前だったクラーギン公爵はかつて広い領地と立派な屋敷を持つ地元の名士だった。
だが今やすっかり見る影もない。
アッ…。
ああモールズリーさん。
銀食器を外に出しておいたので磨いてもらいたいんだが。
(モールズリー)はいお任せください。
バローさんを見なかったか?彼なら外へ。
そうか。
彼に頼もうと思ったんだがやはり君が適任だ。
何といっても第一下僕だからな。
ああ…。

(バイオレット)今日ここへ来たのは先日お聞きした事が気になって。
奥様のことなのだけれど。
どこにいるのかもどうしているのかも分からない。
一緒に拘束されたが私が解放される1年前に妻は国外追放されていたんだ。
(イザベル)当局に聞いてみたらどうかしら?誰に?ソビエト大使?フッ…。
彼らは別にクラーギン公爵夫人がどこにいようと興味ないでしょう。
だったら外務省は?
(クラーギン)ハッ…。
亡命貴族の力になってくれるとは思えない。
希望を捨てては駄目よ。
(クラーギン)革命の騒乱を経験すれば希望なんてものは早々に失われてしまう。
(バイオレット)そうね。
希望は気休めに過ぎないわ。
我々が現実から目をそらすためのね。
随分ご立派なお言葉ね。
そうね。
あなたも言ってみたら?
(村人男性)慎重に運べよ。
ほら。
鍛冶職人の所へ寄ってから帰ります。
パットモアさん?
(パットモア)アッこんにちは旦那様。
お嬢様も。
どうも様子が変だな。
ところで昼食の時の目くばせは何だ?恐らくローズのお父様は離婚の報告に来るのよ。
何?本当か?ええ多分ね。
日頃の手紙からそう感じていたの。
関係は修復不可能みたい。
それでは地位を失うぞ。
マールバラ家は離婚しても平気だったわ。
あのうちは金持ちだったからだ。
シュリンピーは破産してるし周りから見放されるだろう。
お父様はスーザンの味方?やっぱりいとこだし。
いや。
私はどちらの肩も持たんよ。
手伝ってくれる?
(ベイツ)出発はいつ?8時の汽車に乗る予定よ。
メアリー様は午後からファッションショーをご覧になるの。
寂しいな。
あらうれしい。
大丈夫?警察が来て不安になってる?そんなことないよ。
グリーンさんのことはもう忘れたいわ。

(イザベル)今日はどうして私を誘ったの?ああそれは…いわばお目付け役としてよ。
私もマートンが妙なことを口走らないようにいつも見張ってあげているでしょ。
あなたとクラーギン公爵はお互い引かれ合っていたのね?「引かれ合っていた」ですって?あれをそう言うのかしら。
かつて彼から駆け落ちしようと言われたわ。
ウフッ…。
でも断った?ええ。
夫からのプレゼントのおかげよ。
子供たち2人の写真が入った額を見て我に返ったわ。
グランサム伯爵は思ったよりも切れ者ね。
典型的なイギリス人だったわ。
堅苦しい鎧を身にまとい本質を隠していたから彼がどういう人なのか初めのうちは分からなかったの。
だけど分かったのよね?手遅れになる前に。
(ため息)忘れたわ。
デイジー!そんな本なんか置いてこっちを手伝っておくれ。
前菜用のパイの皮はどこ?今作ります。
もうとっくに作ってあるはずだろ。
何やってたんだい?名誉革命の勉強をしてたんです。
そんな調子じゃ今に厨房で革命が起きるよ!ハッ…今の聞いたかい?あの子数学者の次は革命家にでもなるつもりだよ。
(ヒューズ)あらそんな物持っていってどうするの?何に使うのか確かめます。
(バクスター)何でもないですよ。

(ノック)マートン?
(マートン)ああてっきり中にいらっしゃるかと…。
こんにちは。
よかったら中へどうぞ。
ええぜひ。
どんな御用かしら?これまで何度も言いかけてはやめてきたが今日1人で昼食をとっていて思い立ったんだ。
やっぱり言うべきだとね。
早まって後悔してほしくないわ。
少なくとも私は後悔しない。
ではお聞きするわ。
本来ならひざまずくべきだが立ち上がれないと困る。
ウフフッ…。
もうお気づきだと思うがあなたに結婚を申し込みたい。
ねえマートンお分かりだと…。
待って。
聞いて。
これだけは言っておきたい。
私は決して孤独だからプロポーズするわけじゃない。
分かってます。
いや分かってない。
普通この年で結婚というと打算がある。
だが私の場合恋をしたからだ。
イザベル。
私は心からあなたを愛している。
残りの人生をあなたと共に過ごしたい。
必ず幸せにしてみせる。
どうかぜひ…私にそのチャンスをくれないか?まあ何て言えばいいか…。
ハァ…今の言葉には驚かされたわ。
その…プロポーズにというよりも愛の告白に。
私は本気だ。
今ここで断らずに…返事は保留という事にしてくれないか?今は何も言わずに考えてみてほしい。
答えが変わるとは思えないけどあのような告白のあとに頼みを断るなんてひどいわよね。
よく考えてみます。
よかった。
ハァ…。
ではこの辺で失礼するよ。
今更世間話を始めるのも気まずいからね。
(笑い声)どうしてまたブリッカーがうちに来るんだ?なあに?その言い方?そんなに毛嫌いしなくてもいいでしょ?絵はもう見せたんだろう?デラ・フランチェスカの晩年の作品とうちにある絵を比較したいんですって。
今週はシュリンピーも来るんだぞ。
あら。
だったら2人が知り合ういい機会じゃない。
そうでしょう?イーディス浮かない顔ね。
別にそんなことないわ。
例の女の子は元気?ここしばらく会ってないの。
ドリュー夫妻に迷惑がられて会うのを控えてるから。
そうなると思った。
2〜3か月距離を置きなさい。
そんなに?そうだ。
ほとぼりが冷めれば歓迎される。
ハッ…。
ピップ地区の件は?
(コーラ)ああその話ぜひ詳しく聞きたいわ。
君は乗り気のようだな?
(ブランソン)出費なしで収益を得られるならいい話では?ああだがそう単純な話ではないぞ。
領地を切り売りすることが果たして本当に得策なのか?マシューが死んだあとやろうとしてたじゃない。
私が間違っていた。
切り売りを繰り返して領地を失った地主は多い。
とにかく続きはあした話そう。
私はロンドンへ行くから無理よ。
おば様とファッションショーを見に行くの。
優先順位がハッキリしてるな。
・アァ…。
・アッアァ…。
(ノック)誰?誰かいるんでしょ?誰なの?返事をして。
(ノック)・あっちへ行け。
バローさん?男の人を呼びましょうか?・
(バクスター)バローさん。
誰を呼ぶ?俺に手を貸すやつなんかいないさ。
ちょっと…一体どうしたの?いいからほっといてくれ。
ウフッ…。
パーティーに出る予定はありませんか?ないわ。
泊まるのは一晩だし。
彼とはいつお会いに?金曜の朝よ。
帰りの汽車に乗る前に。
直接お伝えするんですね。
気が重いけどね。

(ジョージ)チッ…。
(シビー)チー。
パパ!やあお姫様。
キスして。
アハハハッ。
(乳母)あ〜。
よろしく。
はい。
やあジョージ。
ロバさん。
おはようシビー。
おはようジョージ。
メアリーは汽車に間に合ったかな?ギリギリだったようだが。
無事に乗車されたようです。
カーソン。
ひとつ聞いてもいいか?いや…パットモアさんに何かあったのか?彼女はある出来事が原因で動揺しているのです。
「ある出来事」とは?
(バイオレット)なぜ彼を待たせるの?今すぐ断れって言うの?だってあなたが言ったのよ。
「プロポーズなんてバカげてる」って。
ええ。
でも実際に愛を告白されたら彼の思いが胸に響いたの。
あら驚いたわ。
甘い言葉1つにすっかりほだされたようね。
あなたもクラーギン公爵にほだされたことがあるでしょ?よく考えてと言われたから…考えてみることにしたのよ。
(イーディス)マイケルの職場から電話があったわ。
新しい情報が入ったって。
ミュンヘンで裁判が開かれているらしいの。
過激な集団を率いていたリーダーのね。
その記事なら読んだ。
茶色の服を着て暴れている連中だろ。
去年クーデターを企てた。
ええそれ。
ひどい事件よ。
そうだな。
だが今後ああいう騒動は増えるだろう。
戦後我々はドイツを追い詰めすぎたんだ。
マイケルがモメたのは恐らくその集団じゃないかって。
それはありうるな。
物騒な連中だから。
ええ。
でもマイケルの生死が分かるかもしれない。
それで職場から連絡が来たのか?お前にとってはつらい事だろう。
それは分かる。
だがそれでも真実は明らかにしたほうがいい。
何も分からず絶望の淵をさまようよりも。
だけど死を突きつけられないかぎりは彼が生きてると信じていられる。
信じていたいのよ。
ハッキリするまでほかのみんなにはこのこと黙っていてくれる?これ以上メアリーに哀れな女だと思われたくないの。
メアリーも私も心が痛むよ。
すっかり遅刻だわ。
ああ。
手袋は?荷ほどきはお帰りになるまでに済ませておきますので。
お願いね。
急がないと。
ああそうだわ。
これを届けてきて。
広間の集荷箱に入れておいてくれてもいいけど。
ああ彼との待ち合わせ場所よ。
ケンジントン公園がいいんじゃないかと思って。
今夜会おうかとも思ったけど悪い話だからあしたの昼間会うわ。
承知しました。
ウン…。

(女性客)すてきね。

(ロザムンド)いいじゃない。
ところでイーディスは元気?今はかなりふさいでいるわ。
あらどうして?小作人の子供に構いすぎてその子の親に疎まれてしまったのよ。
どうしてその子に興味を持ったの?さあね。
なぜかは知らないけど気に入ってあれこれ構っているの。
見て。
すてきじゃない?その女の子について詳しく教えて。
どうして女の子だと?そう言わなかった?父親は養豚農家よ。
あら。
これもいいわ。
やだ。
あれチャールズ・ブレイクよ。
どうしてここに?
(鐘の音)
(母親)そうなの?
(ドリュー夫人)ええ。
今度作り方を教えてあげる。
お願い。
ええ任せて。
よかった。
(車の走る音)あのすみません。
ギリンガムのお宅は?
(ポーター)そこを入った2階です。
どうも。
(バスの運転手)もうすぐ出発です。
どうぞ。

(拍手)
(ブレイク)あっちへ行こう。
(メイベル)ええ。
あっどうも。
こんにちは。
やあどうも。
花嫁衣装を買いに来たの?ハッハァ。
ああこちらレディー・メアリー・クローリー。
ミス・レイン・フォックス。
おっと。
そういえば因縁の相手だったね。
皮肉はやめて。
チャールズ。
私たち面識はないの。
ええ。
でもお互いのことは知ってるでしょ?私からフィアンセを奪った人よね?そんな…。
気にしないで。
ほかの人に目移りした男に興味ないわ。
じゃあ未練はないってこと?当たり前でしょ。
そろそろ失礼するわ。
ラルフ・カーと会うの。
彼待たされるの嫌いだから。
てっきり知り合いかと。
まさか。
初めて会ったけど想像してた人と違うわ。
想像って?どうも。
もうちょっと控えめで上品な人かと。
まあ控えめではないかな。
そうね。
よく分かったわ。
フフフン。
こっちにはいつまで?あしたには帰るわ。
トニーに会ってから午後の汽車で帰るの。
じゃあ今夜の予定は?ないわ。
なら食事しよう。
ほかに予定は?君が優先だ。
8時に行くよ。
ドレスがないから気軽なお店にしてちょうだい。

(子供たちの笑い声)
(長男)いいか?僕が先だからな。
(次男)ずるいよ。
お兄ちゃんばっかり。

(デイジー)私がやります。
ああパットモアさん。
旦那様がお呼びだ。
今すぐ書斎へ来るようにと。
やだ大変。
「今すぐ」かい?どうしよう。
(ヒューズ)大丈夫だから。
ほらエプロン取って。
ああモールズリーさんいいところに。
食堂のテーブルの支度を頼む。
私は忙しいので第一下僕に任せるよ。
ああ…でも今から…。
(ヒューズ)ああそのついでにお客様たちの寝室も確認してもらえる?カーソンさんの言うとおりあなたが第一下僕だものね。
(パットモア)お待たせ。
行けるよ。

(デイジー)ほら早く行って。
こんなの理不尽だよ。
第一下僕になりたがってたのは自分でしょ?のんびりできるとでも思ってたの?
(ノック)マリゴールドがどうしてるか様子を見たくて。
ちょうど今お昼寝させるところなんです。
みんなで外で遊んで疲れたので。
一目だけでも会えないかしら?申し訳ありませんが…。

(扉を開ける音)
(ドリュー)お嬢様。
あの…家内はマリゴールドが混乱すると思ってるようで…。
(泣き声)慰霊碑の名簿については規則で決まっているんだ。
はい。
それはカーソンさんから聞きました。
おいごさんの件は気の毒だと思っているよ。
本当ですか?だけどカーソンさんは違います。
カーソンだって同じ気持ちだ。
そうだろ?カーソン。
はい。
パットモアさんのご心痛には同情します。
けど慰霊碑に入れてもらえないおいには同情しないんでしょ?あの子は志願兵でした。
徴兵を待たないで自分から戦地へ行ったんです。
そりゃ逃げたことは確かに罪でしょうけどそれはきっと戦場でケガをしたせいで混乱してどうかしてしまっただけなんです。
あの子は立派な子なんですよ。
そうだろう。
それなのにウィリアムやほかの戦死者のように追悼してはもらえないんですか?あの子は平和な暮らしを捨てて自分から志願してお国のために必死で戦おうとしたっていうのに…。
驚くかもしれないがあなたの言うとおりだと思う。
何の力にもなれないが。
これではただの気休めだな。
いいえ。
そんなことありません。
アーチーを犠牲者と思ってくださるだけで慰められます。
たとえカーソンさんは違っても。
下がっていいぞ。
シュリンピーと不気味な画商はいつ着くんだ?同じ汽車で着くから迎えの車も同じよ。
それとブリッカーさんは画商ではなく美術史家。
そうだったのか。
驚いたな。
彼の目的は何なんだ?絵について話すだけよ。
君と?ええ。
そんなに意外?もう行かねば。
ああモールズリーさん。
万が一フリントシャー様とブリッカー様に従者がいなければ代わりに君がお二人のお世話をしてくれたまえ。
アァ…ですがもう手いっぱいで。
それは大変だとは思うが君は…。
分かってます。
第一下僕ですね。
今は幸せ?まあバラ色の人生とまでは言わないが満足してるよ。
そう。
よかったわ。
フン…。
僕は失恋くらいで泣くタイプじゃないからね。
プライドを傷つけたかな?とんでもない。
トニーも傷つかなければいいけど。
トニー?別れるのか?ウン…。
君は分からない人だ。
私も自分が分からない。
(レストランに流れる音楽)いつ伝えるの?あしたよ。
ケンジントン公園のピーター・パン像の前で会う予定なの。
別れ話には向かないと思うけど?もう変更はできないわ。
(ため息)何が駄目だったんだ?何も。
彼のことは好きよ。
これからも好きだと思う。
子供の後見人には理想的だわ。
子供の父親ではなく。
ショックだろうな。
あなたと違ってね。
でもショックを和らげる方法はあるよ。
お望みなら。
どうすればいいの?分からない?今夜は何だか暗い顔ね。
そう見える?変ね。
なぜかしら。
難しいとは思うけれど前に進まなくては駄目よ。
マイケルのことは忘れろって言うのね?赤ん坊のことは忘れろって言ったのと同じように。
私の忠告は全てあなたのためを思ってのことよ。
私じゃなくて家のためでしょ?同じことよ。
私には違うわ。
ええ。
そうよね。
(シュリンピー)例の「尋ね人」の件ですが…。
ああ迷惑をかけたくはないのだけれど行方不明者の捜索を専門にやっているような部署はないかしら?残念ながら私の管轄ではないしロシア難民はちりぢりですからね。
その女性はご友人ですか?古い友人の奥様なのよ。
何とかできないの?シュリンピー。
おば上。
まだそう呼べるならですが実はご報告があります。
想像はつくわ。
反対ですか?ええもちろんよ。
どちらかの味方につくとしたらめいであるスーザンでしょうね?離婚は間違いだと思っているだけよ。
でも安心なさい。
私はどちらの味方もしないわ。
なぜですか?いくら双方から正直な言い分を聞いたとしても実際のところなんてどうせ分かりっこないもの。
(コーラ)あしたは急いで帰られます?
(ブリッカー)いいえ。
実はご迷惑でなければもう1泊したいと思いまして。
出発は何時です?2〜3日お泊まりだそうよ。
うちに?そんなにいて退屈されなければいいが。
ウン…。
ごく最近ですよ。
書斎へ行こう。
失礼します。
あしたのディナーにバンティングさんを招いたら?メアリーも戻るしにぎやかでいいわ。
イーディスからも言って。
お父様が反対するんじゃないかしら。
何?
(イザベル)あしたバンティングさんを招いたらどうかと思って。
でもイーディスはロバートが嫌がるって。
何を言うの。
ご招待したいならぜひそうして。
ウン…。
それでボンベイはどうだった?実に面白い町だよ。
「魅惑の東洋」への入り口だ。
住めてよかったよ。
スーザンとの仲は相変わらずか?ああ。
だが君のおかげでローズを巻き込まずに済んだ。
ああ。
これからどうする?もう離婚するしかないと思ってる。
だが本当にそこまで必要か?別居では駄目なのか?この不幸を味わってみれば君にも分かる。
(ため息)モールズリーは寝たのか?ええ。
どうして?パットモアさんがあと2つ保温器を出しとくようにって。
朝言えばいいわ。
随分そっけないな。
まだ寝ないのか?これだけ終わらせたくて。
お父様は病気じゃないんでしょ?何?病気で治療が必要なのはあなた。
どうだっていいだろ。
やっぱりそうなのね。
この前の外出は治療のためで今は自分で何かの処置をしてる。
あんたには関係のないことだ。
ほっといてくれ。
(シュリンピー)ロバートには反対されたがもう無理なんだ。
どうか分かってほしい。
だけどこれからどこで暮らすの?お母さんはロンドンの家だ。
私はまだ決めてないがどこか探すよ。
私も一緒に住む。
お前はもう少しここでやっかいになりなさい。
醜い争いは見せたくない。
でもそこから学んだわ。
私はどんなにいい条件でもそれだけで夫を選んだりしない。
フッ…。
宣戦布告か?私は本気よ。
社交界デビューも済んだしこの次に来るのは結婚でしょ?でも一緒になる相手は心から愛せる人じゃなきゃイヤなの。
そうだな。
お父様は私の味方でいてくれる?娘に望まない結婚はさせないと約束して。
つまり「自由にさせろ」ということか?ええ。
それが望みよ。
おおローズ。
結婚に関して私は助言などできん。
ましてや命令など。
フーン…。

(ブリッカー)「今すぐディエップへ行きなさい。
そしてエイヴベリー氏に助けを求めるのです。
彼があなたの帰国用の船を手配してくれるでしょう。
どうか母のために一刻も早く戻って」。
(コーラ)かわいそうに。
気持ちが分かるわ。
「荷物をどうするかはエイヴベリー氏に相談しなさい。
たとえ絵画などの美術品を海に捨ててでもあなたが早く戻ることが母の望みです」。
よかった。
海に捨てられなくて。
2代目伯爵は美術品を持ち帰ってフランス革命のあとまた収集の旅へ。
それにしても美しい展示室ですね。
光栄ですわ。
この屋敷は全てが美しい。
奥様も。
フッ…そんなやめてください。
もうこれ以上抑えきれない。
何がだね?アハハッ。
ああこう言ってたんです。
貴重な絵に触れることができて自分を抑えきれないと。
ブリッカーさんは見る目のある方よ。
そうだな。
それには誰も異論はないでしょう。

(ギリンガム)冗談にしか聞こえない。
それが違うの。
あんなふうに寝ておいてプロポーズを断るって?そんなの信じられない。
どうかしてるよ!申し訳ないと思ってるわ。
納得できない。
リバプールでは「愛してる」と言ってくれたじゃないか。
そうよね。
あの時は本気だったわ。
なのにどうして?うまく説明できないけど何かが変わったの。
恋人として僕は失格だったってことか?違うわ。
そうじゃないの。
何て言ったらいいかその…夢から覚めたような感じで。
ハハハッ。
驚いたな。
僕と寝て目覚めた?私たちに共通点があるとはどうしても思えないのよ。
僕は認めないぞ。
これが君のようなレディーのすることか?結婚するつもりもないのに男と寝るなんて。
何が言いたいの?どう考えてもこれは一時の気の迷いだ。
2人で乗り越えるぞ。

(ノック)モールズリーさん何か用かね?お話があります。
これからは私を「第一下僕」と呼ばなくて結構です。
いいのかね?ええ。
その…もう昔とは違いますから。
第一下僕の仕事はみんなで分担したほうがいいんじゃないかと。
そうか。
そうですとも。
ん…。
第二下僕第三下僕の仕事まで私がやってるんです。
つまり「第一下僕」という肩書の栄誉は必要ないと言うんだね?アアアァ…。
ええ要りません。
よく分かった。
考えておこう。
ウウン…。

(メイド)ウフフッ…ウフフフッ…。

(メイド)ちょっと来て。
(ブランソン)来ないかと思ったよ。
(サラ)あらどうして?呼ばれてうれしかったわ。
だって前回のこともあるしもう呼ばれないと思ってた。
今夜はお手柔らかに。
ウフッ…。
そのつもりよ。
伯爵次第だけど。
君がここの人を嫌ってるのは分かる。
でもみんなよくしてくれるし僕は彼らのことが…好きなんだ。
「憎め」とは言わないけど彼らにいいように使われるのはやめて。
滅びゆく貴族制度を支えてるあなたを見てられない。
今夜は滅ばないよ。
廊下に「ロンドン・マガジン」が落ちていたんだけど誰の物だか分かる?バローさんが読んでました。
戻ってきたら渡しておいてくれる?はい。
アァ…。
どこでこれを?部屋に入ったのか?違うわ。
ヒューズさんが廊下で拾ったのよ。
だからって人の物を勝手に読むんじゃない。
もし私の想像どおりだとしたら同情するわ。
やめろ。
余計なお世話だ。
俺をあわれむんじゃない。
美術館で見た絵の写真は持ってきてくださった?ええもちろん。
あした早速比較してみましょう。
うちにある絵が本当にあれの習作だったらすてき。
ええ。
本当にすてきだと思います。
(コーラ)ブリッカーさん。
からかうなら席を移ってもらいますよ。
彼は何かにつけコーラの意見を聞くんですよ。
あらあなたは聞かないの?聞きますよ。
時々は。
ウフッ…。
ロンドンは楽しかった?ええとても。
気の重い用事を抱えていたんだけどそれが済んで肩の荷が下りたわ。
(シュリンピー)ハッ…。
授業はうまくいってる?何です?アァ…バンティングさんはパットモアさんの助手に勉強を教えてるの。
ああそうらしいな。
もしかしてお気に召しません?いやかまわんよ。
悪影響がなければな。
あの彼女に。
名前をご存じないんですね?サラよせ。
もちろん知ってるわ。
デイジーよ。
伯爵は今知った。
前から知っていた。
報告によれば君のせいで厨房は混乱している。
(バイオレット)もうその辺にしておきなさい。
デイジーをここへ呼んで直接聞いたらいかがです?今は忙しいだろう。
お屋敷の主が呼べば来ますよ。
(ブランソン)彼女が緊張するよ。
カーソン。
今は一番忙しい時間ですから料理人をここへ呼ぶというのはやはり…。
いや呼んでこい。
それからパットモアさんにも来てもらえ。
かしこまりました。
ロバートがバカを見るわよ。
(ノック)アァ…。
(ベイツ)手伝おうかと思って。
もう終わりよ。
カバンを片づけてくれる?楽しめた?
(アンナ)その暇がなくて。
ギリンガムのお宅まで手紙を届けに行ったのよ。
そうか。
そのあとピカデリーにも。
いいとこに住めてツイてるな。
グリーンさんもそう言ってたわ。
何て?「羨ましい」ってジミーが言ったら「ツイてるよ」って。
だが最期はツイてなかった。
そうね。
ツイてない。
さてと…これは片づけておくよ。
ハーッハァ…お料理に何か問題でもありましたか?何もないわよ。
申し訳ないわねパットモアさん。
こんなふうにやぶから棒に乱暴なやり方でお仕事の邪魔をしてしまって。
パットモアさん。
カーソンに聞いたがデイジーの勉強のせいで業務に支障が出ているそうだな?そんなことを?さあね覚えてないよ。
別の問題で頭がいっぱいで。
本当のことなのか?デイジー。
迷惑をおかけして申し訳ございません。
かけてないよちっとも。
ですが旦那様バンティングさんに勉強を教わって世界が広がりました。
私は一生料理人かもしれませんが考えることを知り好奇心や知識が広がりました。
それも全てここにいるバンティングさんのおかげです。
デイジーよく言ったわ。
ああ名演説だな。
(パットモア)まだ仕事があるのでこの辺で失礼してもよろしいですか?ああありがとう。
どうやらデイジーの授業は有益なようだな。
私もうれしいよ。
それは本心ですか?もういいかげんにして。
言いたいことは言ったでしょ?そうかしら?結局のところ伯爵は庶民を縛りつけて支配したいだけなんじゃありません?これだけは言っておくぞ。
いいか。
私の願いはただ1つ。
君がこの屋敷から出て行って2度と顔を見せないことだ!ご満足?イーディス。
そういえば今もコラムを書いているの?ええおばあ様。
(バイオレット)そう。
ぜひ読みたいわ。
一番新しいテーマは何?
(イーディス)アァ…どれも同じよ。
「世の中の変化」について。
(メイド)ねえねえ何の騒ぎ?
(メイド)それがね…。
(使用人)驚いたの何のって…。
(メイド)ウフフッ…。
そのまま出て行かれた。
(ノック)ああお邪魔でしたか?ああいいのよ。
「戦争」の話を聞いていただけだから。
全く何という女だ。
このお屋敷で旦那様にあのような口をきくとは。
じゃホントなんですね?バローさんが大げさに言ってるのかと…。
今回は事実みたいね。
ブランソンさんは彼女を呼んだことを後悔しているだろう。
どうでしょう?ブランソンさんはいい人ですけど下の階で働いていた頃は熱烈な労働党支持者でしたから。
今も表には出さないけど根は変わってないのかも。
だとしたらここは彼の居る所ではないな。
何よりも本人が一番悩んでいると思うわ。
あの女には我慢ならん。
どうやらそのようね。
私は笑い物だと思うか?なぜそんなことを?君だって同じだぞ。
つまらん行商人相手にいちいちはしゃいだりして。
よく眠ってあしたの朝には…どうか機嫌を直してくださいね。
おやすみトム。
元気出して。
おばあ様にはいい余興だったわ。
まったく大騒ぎだったね。
あんたのお友達のバンティングさんは騒動の元だよ。
私に希望を与えてくれた人です。
ウン…。
だけどご家族からはすっかり嫌われちまったね。
陸軍省に手紙を書いたらどうです?いきなり何言ってんだい。
どうして?アーチーへの仕打ちに不満なら抗議するべきですよ。
あたしには抗議文なんて書けるわけないだろ。
手伝いますから。
どうせ無駄だよ。
慰霊碑には規則があるって旦那様が言ってた。
でもみんなが声を上げれば何年かあとにはその声が大きくなって規則が変わるかもしれない。
これも勉強の成果かね?怖がらずに立ち上がれって言いたいのかい?怖くないわ。
ハァ…ハッ。
ああ分かったよ。
あした書こう。
(せきばらい)今度は何の御用ですか?
(ウィリス)それが妙な話でしてこの件が浮上してからギリンガムの家を私服警官に見張らせていまして。
報告によるとベイツ夫人が外をうろついていたというんです。
ああそれでしたら説明はつきます。
恐らくメアリー様からの手紙を託されたんでしょう。
ギリンガムとの待ち合わせの連絡のために。
なるほど。
それなら納得のいく理由だ。
いかがです?まあそれならありえるでしょう。
ですがそのあとベイツ夫人はピカデリーに向かった。
グリーン氏が亡くなった現場です。
彼女がグリーン氏を恨んでいてご主人がそのことを知っていた可能性は?いやあむしろ彼女はグリーンさんに好意的だったと思いますが。
いかがです?ええ。
彼女は好意的でした。
(ウィリス)あとで本人にも聞きますがその前にひとつ確認したい事が。
グリーン氏の死亡時に彼女はダウントンにいましたか?いたと思いますが…。
まさか彼女を疑ってるんじゃ…。
我々の仕事というのは事実を確認することなんです。
香港に?大勢のロシア人が亡命していますから。
どうやって生活を?
(シュリンピー)使用人やタクシー運転手帽子職人娼婦になった者も。
生き延びるためにね。
その中でクラーギン公爵夫人に向いている仕事は1つしかないわね。
そんなに彼女が嫌いならどうしてわざわざ捜すの?負い目があるからよ。
どんな?
(シュリンピー)ところで皆さんが私を歓迎してくださるので妻が怒っているようです。
ああ相変わらずね。
スーザンは小さい頃からカンシャク持ちなの。
あの子が怒ろうとどうってことないわ。
あなたは中立な立場ではないの?どちらの味方もしないのは本当よ。
だけど中立になんかなれるわけないでしょ。
トムにはもう謝ったの?ああ。
我を忘れて暴言を吐くほど頭にきたのは初めてだ。
だがすまないトム。
許してくれ。
彼女は挑発がうまい。
人の急所を突くんだ。
なぜ彼女とつきあうの?シビルが死んでから同じ価値観の人に初めて会った気がしたんです。
だからつきあっていた。
せっかく家族になれたのにまた君が遠ざかるようだ。
何しにここへ来たの?開発計画を断る理由を説明しようと思ってな。
分かってるわ。
「領地は守らねば」って言うんでしょ?だけど変化は必要よ。
そのとおりだ。
それでも守るべきものはある。
ウェイベルはこの美しい土地に安くて醜い家を建てようとしてる。
でも開発は有益だわ。
だとしても守るべきものを破壊せずにできるはずだ。
まともな業者を探して景観を損ねることなく開発するんだ。
難しいですよ。
確かに今の計画よりは難しいが無駄な挑戦か?いいえ。
開発はする。
利益も追求するがみんなが愛するこの美しい村は守る。
間違ってるか?いいえ間違ってないわ。
それが聞きたかった。

(ウィリス)グリーン氏が亡くなった時間ベイツ夫人がロンドンのどこにいたか分かりますか?
(クラークソン)クローリー夫人が貴族になることがお気に召さないのでは?あなたは彼女に生きがいのないまやかしの人生を送ってもらいたい?
(ヴァイナー)グリーン氏を好きでした?ええそうですね。
とても。
イーディスと何をコソコソ話していたの?それは何て言うか説明が難しくて…。
ロザムンド。
イーディスの子供の件ね?
(イーディス)ロンドンに長距離電話をお願いします。
2017/01/08(日) 23:05〜23:58
NHK総合1・神戸
ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館(4)「不協和音」[二][字]

20世紀前半の英国貴族を描いた大ヒットドラマ第5章。メアリーはギリンガム卿との結婚を断ろうとするが…。バイオレットとロシアの公爵の昔の関係が明らかになる。

詳細情報
番組内容
メアリーはロンドンでギリンガム卿に直接会い、結婚を断ろうとするが…。バイオレットはイザベルを伴ってロシアの公爵を訪ねる。長い年月を経て再会したバイオレットと公爵。その親密な様子から昔恋仲だったことが明らかに。イザベルはマートン卿からプロポーズされて…。屋敷には、ローズの父親が訪れていた。どうやら報告することがあるようだ。そんな中、グリーンの殺人事件で、意外な人が警察から疑いをかけられる。
出演者
【出演】ヒュー・ボネヴィル…玉野井直樹,エリザベス・マクガヴァン…片貝薫,ミシェル・ドッカリー…甲斐田裕子,ローラ・カーマイケル…坂井恭子,アレン・リーチ…星野健一,リリー・ジェームズ…下山田綾華ほか
原作・脚本
【脚本】ジュリアン・フェローズ
監督・演出
【演出】ミンキー・スパイロ
制作
〜イギリス カーニバル・フィルムズ/アメリカ マスターピース制作〜