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セリフ書き起こし サザエさん【日本一のアミダくじ ほか】 2017.01.08

(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」・「追っかけて」・「はだしでかけてく」・「陽気なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「おひさまも笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」・「買い物しようと街まで」・「出掛けたが」・「財布を忘れて」・「愉快なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「小犬も笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」
(波平)「寒空をつきて匂うや梅の枝」
(カツオ)盗作じゃないの?
(マスオ)何を言うんだ!誰が聞いたって入選作なんかじゃありっこない。
(マスオ)あ〜…。
まあ…。
もったいない。
全然使ってないじゃないの。

 

 

 

 


(波平)拾わんでよろしい。
だって…。
わしは今日をもって俳句をやめた。
何もそこまでしなくても。
今後わしの前では俳句の話はせんように。
お父さんこの紙もらってもいい?
(波平)何に使うんだ?もちろん俳句以外のことに使うよ。
(花沢)私は絶対遊園地。
(かおり)映画の方がいいわ。
早川さんは?
(カツオ)そういうときはあみだくじで決めたら?
(早川)あみだ?
(カツオ)ジャーン!
(花沢)へぇ磯野君が作ったの?
(カツオ)磯野カツオ特製ロングロングあみだくじ。
面白そう。
こんなに長いと楽しめるわね。
(中島)磯野あの紙は…。
お父さんが俳句を引退したんでね。
(中島)え?う〜んあ〜残念。
(かおり)今度の日曜は映画に決定ね。
磯野君こんな立派な紙を使っちゃっていいの?気にしないで。
もしよかったらもっと作ってあげるけど。
作ってもらおうかな。
家族でやったら楽しめそうですもんね。
了解!早川さんは3人用だね。
私もお願い。
3人用。
私は4人用。
花沢さんは3人家族じゃないか。
磯野君が遊びに来たときにやるのよ。
そういうこと。

(カツオの鼻歌)商売繁盛商売繁盛。
な…何だ?
(タラオ)あっ新聞にお窓があるです!誰だ!わしが読む前に切り抜いたのは!僕が父上のためにやりました。
わしのためだと!?
(カツオ)はい。
そこは俳句の欄ですから読むと不愉快になるんじゃないかと思いまして。
それで父さんにごまをすったつもりなの?とんでもない!切り抜きは取ってありますからお持ちしましょうか?その必要はない!タラちゃん何をしてるの?お窓がある新聞をさがしてるです。
お窓ってあれはカツオが切り抜いたのよ。
(風の音)
(タラオ)新聞が逃げるです。
あっ。
ああ〜母さんちょっと来て〜。
(カツオ)はいお待たせしました。
花沢さんかおりちゃん早川さん。
それから中島君。
僕は注文してないよ。
サービスだよ。
中島とは長い付き合いだからね。
(中島)横線がかいてないじゃないか。
男はセルフサービス。
(中島)セルフサービス?
(中島)「K.I」磯野カツオのイニシャルだよ。
僕が作ったあみだくじだからね。
私のにも書いてあるわ。
まさかお金を取るんじゃないでしょうね。
そんなことはしないよ。
元はタダだし。
(担任)磯野。
その紙は何だ?いえあっこれは…。
磯野君特製のロングロングあみだくじです。
見せなさい。
お父さんの短冊を持ち出したんだな。
父が俳句をやめたんでもらったんです。
(担任)俳句をかね?はい。
才能の限界を感じたみたいです。
あの…お呼びでしょうか。
カツオお前はわしの短冊であみだくじを作ったそうだな。
(フネ)先生がおっしゃってましたよ。
日本で一番豪華なあみだくじだって。
日本一豪華なあみだくじか!うまいこと言うね先生。
喜んでる場合じゃありませんよ。
持ってきなさい。
(カツオ)日本一のあみだくじです。
日本一はよろしい。
大事な短冊がこんな使われ方をしようとは実に嘆かわしい。
僕はお父さんが捨てた物を拾っただけだよ。
もし拾わなかったらごみとして燃やされる運命だったんだよ。
あみだくじをみんなに配ったそうじゃないか。
うん。
かおりちゃんのうちでも早川さんのうちでも大好評だったらしいよ。
早川さんのお母さんなんか「あみだくじを引くのは何十年ぶりだ」って子供みたいにはしゃいでたって。
お父さんもお母さんも最近あみだくじを引いてないんじゃない?そう言われれば…。
(カツオ)みんなでやろうよ!こんなこともあろうかと7人用を作っておいたんだ。
1等には賞品ありね。
カツオ君その賞品は誰が出すんだい?もちろんお父さんだよ。
何だと!?はいはい!日本一のあみだくじどんどん引いてください!あ〜残念。
今度は父さんよ。
いやわしは引かん。
(カツオ)まだ1等は出てないんだよ。
カツオ一言言っておくがお前は短冊の裏を使っておる。
えっ!?こっちが裏なの?ということは表にまだ俳句が書けるじゃありませんか。
うん?だから僕はわざと裏を使ったんだよ。
うまいこと言って。
お父さん僕は俳句のことはよく分からないけど俳句を作ってるときのお父さんは好きだよ。
(ワカメ)私も好き。
(タラオ)僕もです。
カツオが切り抜いた俳句の欄ですよ。
取っておいたのか。
ええ。
お読みになりたかったんじゃないですか?お父さんまた俳句を作ってください。
どうぞです。
(波平)うん少しひねってみるか。
ひねるって蛇口でも付いてるの?この短冊に。
バカ者。
俳句を作ることをひねるというんだ。
カツオも宿題をひねってきたら?
(一同)ハハハハ…。
(堀川)やあタラちゃん。
シーッです。
(堀川)えっ?おじいちゃんがひねってるです。
う〜ん…。
冬枯れの…冬枯れの…。
俳句を作ってるんだね。
知ってるですか?
(堀川)うん。
ワカメちゃんのお父さんミズバショウみたいですね。
ミズバショウ!?それを言うなら芭蕉。
松尾芭蕉だよ。
あっあみだくじ!僕にも引かせてください!僕もです。
(波平)ハァ〜。
(女性)ウフフフ…。
(波平)うん?ウフフフフ!ウフフ…。
どうかなさいました?う〜ん…。
うん?母さん散歩へ行ってくる。
はいお気を付けて。
おじいちゃんです。
お父さん!どうしました?
(波平)あっああいやいや。
予防のためだよ風邪の。
それじゃ。
お父さんにしてはいやに慎重だな。
(フネ)お父さんマスクなんかしていませんでしたよ。
そうですか?
(タラオ)おじいちゃんしてたです。
変ねえ。
風邪のひき始めだから隠してるんじゃありませんか?そう言われるとけさから何か気にかけるような顔をしてたわね。
(波平)サザエだ。
フフフ…フフフ。
(波平)あんな所で油を売りおって。
(波平)サザエ。
ああ父さん。
買い物はどうした?これからです。
立ち読みしてみっともなく笑っとるんじゃない。
だってこの漫画面白いのよ。
うん?これは…。
(女性)《ウフフフ…》父さんちょっと読んでみて。
うん?フフッ。
ねえ?面白いでしょ?
(波平)《わしの顔を見て笑っとったんじゃなかったのか》ウフフフ…。
親子で立ち読み楽しんじゃってるよ。
ありゃ福の神だぞ。
えっ?
(店主)まあ見てな。
他にも面白そうな記事がたくさん載ってるのよ。
まさか全部読んでいくつもりじゃないだろうな。
買い物帰りに買っていくつもりよ。
じゃあ早く買い物に行きなさい。
遅くなると母さんに叱られるぞ。
はい。
フフフ…。
(女性)これ下さい。
(店主)ありがとうございます。
ホントに福の神だねぇ。
(フネ)お父さんマスクしてなかった?ええ。
で機嫌は?よかったわよ。
いつもの父さんと変わりなし。
途中まで一緒だったけど上機嫌だったわ。
マスオさんたちが見たマスクは何だったんだろうね。
ウフフ…。
姉さんの買ってきた雑誌そんなに面白い?思わず笑っちゃうよ。
お父さん風邪ひいてるって本当?マスクしてたからね。
マスクしてるの見たのはマスオ兄さんとタラちゃんだけだよ。
お父さんもこれを読んで笑っていたっていうからひょっとして治ったんじゃないか?どうして?「笑う門には福来る」っていってね笑うことは体にいいことだっていうからお父さん笑って風邪を吹っ飛ばしちゃったんじゃないか?「笑う門には福来る」か…。
笑ってると幸せが訪れてくるもんなんだよ。
フフ…フフ。
見たわよ。
車にスーツケース積んで。
どこにいらしたのよ?ホント!?アハハハ…。
もう!奥さんケンカして実家から電話してきてるのよ!えー!?うわー!待ちなさいカツオ!お巡りさん助けて!助けてください!何?い…いえ違います。
とにかく交番で話を聴きましょうか。
(2人)交番!?間違えました!失礼しました!何が笑う門には福来るよ。
カツオのせいで交番に連れていかれるところだったわ。
(2人)ん?
(カツオ)ごめんなさい。
交番だけはご勘弁を。
フフ。
家族調査でおみえになってるんですよ。
(2人)えっ!?
(フネ)あんたたち何をやったの?ごきょうだいでよく追い掛けっこをしているのを見て知ってますから冗談で交番って言ったんですよ。
な〜んだ。
そうでしたの。
冗談がきついよもう。
(3人)アハハハ…。
(フネ)《よく笑えるわねぇ》
(おじいさん)ああ磯野さん。
おやこんにちは。
ちょいとお寄りになりませんかのう。
(おじいさん)南天と福寿草を寄せ植えにしてみました。
おおこれは縁起がいい。
1鉢お持ちください。
(波平)いいんですか?差し上げようと思って作りました。
それはどうも。
まあすてき!福寿草は春を告げる花の代表で新春を祝う意味があるんだ。
福を招くっていうので福寿草なのね。
南天は?「難を転じる」といって厄除けの意味がある。
「難を転じて福となす」か。
どっちも福を招くんだね。
もう福を招いてくれとるな。
分かるの?
(波平)分かるとも。
どこですか?みんなの顔を見てごらん?
(タラオ)笑ってるです。
(波平)それが福が来ている証拠だよ。
これだよカツオ君。
(2人)笑う門には福来る!そういえばあのお巡りさんも…。
(福井)《福井と申します》あのときもう…。
福が来てたのね。
いい頂き物をしましたね。
(波平)何かお礼をせんと。

(おじいさん)お礼などいりませんぞ。
喜んでいただければそれで十分ですわい。
そういうわけにはまいりません。
福を頂いたんですからな。
それじゃあ磯野さんわしにも福を分けていただけませんかのう。
おじいさんたちお正月は2人だけで過ごしたので1日でいいからお正月遊びの相手をしてほしいと言うんだ。
いいよ。
(ワカメ)遊びたい。
遊ぶです。
・はい磯野でございます。
あら〜先ほどは失礼しちゃって。
えっ?そうなの?よかった。
何だって?私に大笑いされてバカらしくなって帰ることにしたんですって。
じゃあ僕のおかげじゃないか。
結果的には福と出たけどまだ許したわけじゃないわよ。
お待ち!難を転じて福となしたじゃないか!・
(女性)もしもしもしもし。
(一同)ハハハハ…。
ありゃわしはこんな顔ですかいのう?
(一同)ハハハハ…。
(フネ)「笑う門には福来る」はい!お姉ちゃんすご〜い。
加減ってものを知らないんだから。
(一同)ハハハハ…。
(満島)きれいになると気持ちいい。
温風で水と衣類を温めて黄ばみを防ぐ
「マジックドラム」で清潔お洗濯
東芝「マジックドラム」
ピンときちゃった。
(満島)気が付いたらまた野菜食べてる。
野菜が一番おいしい摘みたてをそのまま保存できるようになりました
野菜がもっと好きになる
東芝New「VEGETA」
ピンときちゃった。
お父さんが癖っ毛だからあの子も癖っ毛なのよ。
へ〜そうなんだ。
おやワカメ。
どうしたんだい?やけにふさぎ込んでるじゃないか。
(ワカメ)お母さん奇麗。
こんな写真どうしたのさ。
タンスを整理してたら出てきたの。
上品ですてきじゃない?カワイイです!お父さんにはもったいないくらいだよ。
こうして見ると私と結構似てるかしらねぇ。
いやとても親子とは思えないよ。
性格がちっとも上品じゃないからね。
カツオ!ほ〜ら言ってるそばから。
私お母さん似だと思う?えっ?どうだろう…。
姉さんはお父さん似だけど。
(ワカメ)どうして?2人とも怒りっぽいじゃないか。
《バカモン!》《カツオ!》そう考えるとワカメもお父さん似かもしれないな。
どうしてよ〜。
(カツオ)だって昨日の朝だって…。
《まだたくれてる》《どれ…》《そのシャツじゃない!》《どれどれ…》《エ〜ン!》みんなずいぶん手を焼いてたぞ。
私怒りっぽくなんかないわ。
ほらまた。
(ワカメ)あっ…。
ワカメはお母さん似だって言われたいんだな?そりゃそうよ。
女の子だもの。
じゃ試してみよう。
(ワカメ)何を?お母さん似なら日ごろの行いも似ているはずだろう?
(ワカメ)あ〜っ!実はワカメの分も食べちゃったんだ。
ごめんよ。
もう!《しょうがないわねカツオは》あっ…。
しょうがないわねお兄ちゃんは。
あれ?怒らないのか?次から気を付けてちょうだい。
ワカメお母さんみたいだな。
(ワカメ)そう?フフフ…。
うまくいったぞ。
(ワカメ)お母さん私やる!そうかい?助かるよ。
じゃお願いするわね。
ウフフ…。
(お軽)あらワカメちゃん。
(ワカメ)おはようございます。
ねえ母さん…ん?まあ…。
あらそう。
フフフ…。
やだ長話しちゃったわ。
家のことやらないと。
お母さんこれでいいの?
(フネ)うん上手にできてるわね。
ワカメどうしたのかしら。
ワカメはお母さんに似てるって言われたいんだよ。
ああそういうことか。
女の子はお母さんに憧れるもんだからね。
母さんを手本にするのは結構なことじゃないか。
タラちゃんも似てるって褒めてあげなよ。
褒めるですか?
(カツオ)褒めれば毎日料理作ってくれるかもよ。
(タラオ)分かったです。
(ワカメ)はい。
ホウレンソウのおひたしですよ。
おいしそうです。
(ワカメ)フフフ…。
それはワカメが作ったんですよ。
(波平)どれ。
母さんの味とそっくりじゃないか。
ホントに!?
(タラオ)そっくりです。
フフフフ。
上手にできてるじゃない。
何だか雰囲気もお母さんに似てきたんじゃないかい?似てきたです。
(ワカメ)タラちゃんもそう思うの?思うです。
お母さん。
私これから毎日料理手伝う。
そうかい?
(タラオ)カツオ兄ちゃんの言ったとおりです。
(カツオ)タ…タラちゃん。
はいこれでいいかい?わ〜ありがとう。
フフフ…。
(ワカメ)風邪ひきますよ。
(波平)すまんな母さん。
ウフフフフ。
ワカメ気を付けてね。
これくらいできるわよ。
ねえお姉ちゃん。
私もっと違うハンカチが欲しいわ。
どんなのがいいの?もっと大人っぽいの。
えっ?
(ノリスケ)こんにちは〜!今日は手土産を持ってきましたよ。
わーいです!
(マスオ)珍しいね。
雨が降るんじゃないか?
(ノリスケ)伯父さんひどいな〜。
(ノリスケ)あっ!数が足りない。
まあ…。
たまにお土産持ってきたと思ったら。
得意先にもらったやつなんだけど参ったな〜。
食べたいです。
そうよねぇ。
おいしそうですもの。
よし!ここはひとつじゃんけんで決めましょう!何だ!ノリスケも参加するのか?そりゃあ僕だって食べたいですからね。
これは絶対に負けられないぞ。
よしいくわよ!私はいいからみんなでお食べよ。
私もいらないわ。
みんなで食べて。
2017/01/08(日) 18:30〜19:00
関西テレビ1
サザエさん[字][多]【日本一のアミダくじ ほか】

▽ワカメは母さん似
▽日本一のアミダくじ
▽笑う門には・・・

詳細情報
番組内容
アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44(1969)年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれている“いい家族サザエさん”
常に豊かでほのぼのとしたアニメ『サザエさん』をお茶の間にお届けします。
出演者
サザエ: 加藤みどり 
カツオ: 冨永みーな 
ワカメ: 津村まこと 
タラオ: 貴家堂子 
フネ: 寺内よりえ 
マスオ: 増岡弘 
波平: 茶風林 

ほか
スタッフ
【原作】
長谷川町子