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実況書き起こし 第53回全国大学ラグビー選手権 決勝「帝京」対「東海」〜秩父宮ラグビー場〜 2017.01.09

生字幕放送でお伝えします≫王者、帝京。
前人未到、8連覇なるか。
強力フォワードの東海。
去年の雪辱を胸に狙うは初優勝。
2年連続同じカード。
ラグビー大学選手権、決勝です。
≫まず、帝京の選手がすでにロッカーから姿を現しました。
前人未到の8連覇。
そして、今年143人の部員とともに目指すのは頂点です。
4年生、経験を積んできました松田力也の1つ、大きな息を吐く姿があります。
赤と青に染まりました。
東京・北青山の秩父宮ラグビー場です。

 

 

 

 


心配された雨も朝方までで上がりました。
キックオフのときを待ちます。
スタジアムです。
2年続けて赤の帝京青の東海この両者の対戦になりました。
ラグビーの大学選手権決勝です。
この試合の解説は日本協会特任理事男子15人制強化責任者でいらっしゃいます薫田真広さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
リポート帝京大学サイドは冨坂和男アナウンサー東海大学サイドは酒匂飛翔アナウンサー実況、豊原でお伝えしてまいります。
静かに入場を待ちます亀井亮依キャプテン。
全国大学ラグビー選手権ベスト4の顔ぶれ天理、同志社といった関西の古豪が力を見せまして盛り上がりました。
しかし、帝京、東海この両者が2年続けての決勝。
薫田さん、この2校が少し頭1つ出ていたと。
≫フィジカル的にもスキル的にも両チームが突出してましたね。
≫まだ姿を現しません東海大の選手たち。
薫田真広さん、両チームともに強いフォワードそして堅いディフェンスをベースに年々強くなってきたということになるわけなんですが。
≫本当に一番バランスのいい両チームでしたね。
フォワード、バックスアタック、ディフェンスともにバランスのいい両チームです。
試合前の特別な時間を過ごして今、東海大学の選手たちがセンターの鹿尾を先頭にロッカールームから出てきました。
笑顔の選手もいます。
少し涙を浮かべている選手もいる。
薫田さん、試合前の選手の心境をどのようにお感じになっていますか。
≫これはやっぱりラグビーのだいご味ですよね。
本当にいい緊張と興奮っていうんですかね。
これからの80分が楽しみだと思います。
≫この決勝戦は副音声で今シーズンお伝えしている「もっとラグビー」と題して今日もお伝えしてまいります。
解説は砂村光信さんアナウンサーは浅井僚馬アナウンサーです。
では、浅井さん、お願いします。
≫「もっとラグビー」皆様からの疑問、質問にお答えしていきますが砂村さん、私からの質問です。
帝京大学の8連覇か東海大学の初優勝か。
どちらが砂村さん見たいですか?≫すごい難しい質問なんですが僕は、いい試合を見たいです。
すばらしいラグビー日本のためにハイレベルなラグビーを見たいですね。
≫皆様からの素朴な疑問戦術に関する疑問さまざまな疑問をお待ちしています。
赤と青の大歓声に迎えられて両チームの選手たちがピッチに姿を見せます。
ともに強いフォワード堅いディフェンス。
そして、そこからの力強いアタック。
百数十人を超える部員の代表としてこの23人が戦います。
薫田さん、この試合もまず1つはフォワードのぶつかり合い争奪の局面。
≫まず、スクラムラインアウトというセットピース。
そしてブレークダウンタックルの攻防ですね。
そこが1つの鍵になると思います。
≫どちらが、そこで優位に立てるかこれは両チームの選手キャプテン、意見は一致しています。
東海大学磯辺裕太キャプテンです。
そして、帝京の亀井キャプテン。
どちらも同じフランカーがキャプテンです。
♪〜
(東海大学校歌)≫東海大学の校歌にのせて両チームのスターティングフィフティーンです。
続いて、帝京の校歌です。
♪〜
(帝京大学校歌)≫大舞台ではおなじみになりましたこの校歌です。
スターティングフィフティーン。
体、気持ちともに充実。
両チームです。
では、帝京大学スタンドオフの松田選手に決勝への思いと東海大学への印象を聞いています。
≫本当に自分たちの代で8連覇。
新たなところを築けるというところに感謝して一つ一つ、楽しんでプレーしたいと思います。
去年もそうでしたけど今年もやっぱり本当にフォワードが力強く前に出てくると思いますしその中で外国人選手2人がどんどんキーマンとなってアタック仕掛けてくると思うのでしっかり、そこを抑えて自分たちのペースにしたいと思います。
≫この松田のゲーム運びが1つ、今日の鍵を握りそうです。
帝京大学。
一方、東海大学のスクラムハーフ湯本選手に帝京大学と、どう戦うか聞いています。
≫自分たちの強みであるセットプレーで前に出て展開ラグビーで優勝につなげていきたいと思います。
やっぱり相手はすごい体も大きくて強いプレーでどんどん前に出てくると思うんですけどまずは、1対1のブレークダウンのところで勝負しながら2人でも3人でもかけるつもりでやっていければ止められるチャンスもいっぱいあると思うのでそういうところを前に出せたらいいなと思います。
≫という両者の思惑です。
薫田さん、お互いに相手のフォワードが強いというところにはリスペクトがある中でどんなゲームが予想されますか?≫まず、お昼ごろまで雨と天候が悪かったですね。
そういう意味ではグラウンドの状態キックも多くなるかもわからない。
いわゆる自分たちの強みのフォワードをどう前に出すかが1つの鍵になると思いますね。
≫そういった部分では東海大学はゲーム運びの部分今シーズンでは9番、スクラムハーフの湯本が大きくタクトを振るうということになると思いますが一方、やっぱり帝京大学の松田この辺りのいわゆるエリアマネジメントと呼ばれますが。
そのフィールド、ピッチのどの辺りで試合を推移させていくか。
その辺りのゲームコントロールにも1つ注目です。
まず前半40分。
今年の大学日本一をかけた戦いです。
東海大のキックオフ。
ノックオンか。
ファーストプレーいきなりノックオンがありました帝京。
いきなり帝京陣22mラインの中でのファーストスクラムになりました。
≫東海大学が簡単にボールを出さない可能性がありますよね。
≫今シーズンは強力フォワードをお互い擁しながらもやや東海大にスクラムは分があるかという。
≫まずここのスクラムで優劣が見えると思います。
≫フォワードの平均体重は帝京が、ややといいますか上回っていますが今年の東海大学のスクラムの強さは定評があります。
まず東海はここで上回っていきたいところ。
かなり近い間合いでのスクラムです。
安定しています。
フッキングをしない形で前に出ていこうという東海大。
帝京が、このスクラムまずは1つ耐えてみせました。
≫全くの五分という感じでしたね。
≫今のエリアは少し日陰ということもあって足元が少し緩いですかね。
≫そうなんですね。
≫今日のレフェリーは戸田京介さんです。
日本協会公認トップ6人のうちの1人。
A級レフェリーです。
ですから、戸田さんがスクラムをどうコントロールするか楽しみですね。
もう1つ、東海ボールでのスクラムです。
まっすぐ縦に押していく東海です。
長い笛で、帝京にスクラムのペナルティー。
頭を抜いてしまったという反則です。
薫田さん、いかがですか?≫組んだ瞬間に東海のほうが体重を乗せてるといいますかかけているというふうに見えましたので。
≫このペナルティーで東海大学はラインアウトモールを選択します。
反則から得たタッチキックは出した時点で反則をしなかった側のラインアウトになります。
東海、チャンス。
これはいい形でモールは組めてますか?≫一度、止まりましたから下がっていましたね。
これはボールを出さなければなりません。
≫帝京は今ドライビングモールでのディフェンスがよかったと思います。
≫ここからお互い強み特に東海大学はフォワードが少し固執していくでしょうか。
≫まず、ここはこだわるべきだと思います。
帝京大学、フランカーの飯野がかなり圧力をかけていっています。
ユーズイットがかかります。
ボールを展開しなさいというレフェリーの声。
スクラムハーフの湯本がフォワードの位置を指示しています。
ほとんど前進はありません。
ユーズイットの声がかかります。
大声援が飛びます秩父宮ラグビー場です。
野口竜司が手前側に位置を取りました。
連続攻撃の回数を表しているフェーズこれが8回東海大学が連続して攻撃しているという表示です。
ここで出しました。
フッカー、飛び込んだ、トライ!先制は東海大!前半5分を回ったところ。
最後、フッカーの大塚が飛び込んでいきました。
≫今、よくギャップを見ましたね。
このディフェンスのギャップ。
≫これは湯本がよく見ていたことになりますか?≫そうですね。
よく判断しましたね。
≫そして、目の前に空いたところを飛び込んでいきました大塚です。
シーズン終盤からメンバー入りを勝ち取った選手。
大塚が先制のトライ。
連覇を目指す帝京に対して初優勝を目指す東海、先制トライ。
このトライのあとのコンバージョンキックといいますがこのゴールキックが決まりますとさらに2点が加わります。
今日のような試合ではコンバージョンの成功も1つ、勝敗を大きく左右すると話した野口竜司。
まず最初のコンバージョンを決めてきました。
7対0。
東海が7点をリードです。
薫田さん、このトライが東海にどんな影響を与えますか?≫まず東海としては自分たちの強みであるスクラムでもプレッシャーをかけましたし非常に入りはいいと思いますね。
帝京は、次のキックオフのリスタートどこに蹴って、どう獲得しにいくかの攻防に注目したいと思いますね。
≫帝京のキックオフで逆に蹴ってきました。
センターの池田がとってタッチラインを割ります。
帝京ボールのラインアウトでしょうか。
≫豊原さん、雨上がりのピッチのコンディションですが水が浮いたりはしてないんですがかなり足でスパイクでえぐるとかなり土や芝が動いています。
審判の戸田さんからも地面が緩いからねと忠告がかかっています。
≫そういったピッチコンディションの中での戦いです。
帝京、ラインアウト並んでいるのは4人。
フォワードが残っていますが獲得できない。
松田のキックインゴールに入ります。
ドロップアウトになります。
今の攻撃を見ていましてもやはり帝京はエリアを取りにいっていますか。
≫そうですね。
両チームともエリアというのを非常に意識していると思います。
≫やはり、少し地面が緩いお互いにフォワードが強いという中では敵ゴール前でなるべく試合を進めたいという思いになります。
帝京の選手が1人靴ひもを直しています。
金嶺志です。
この選手も、このシーズン中盤でスターティングラインアップに名前を連ねてきました。
帝京大学岩出雅之監督です。
毎年、チームは手作り。
チーム作りに正解や完成形はありません。
1年1年ですとそう話していました。
8連覇を目指す帝京まずビハインドからのスタート。
いい飛び出しでしたスタンドオフの眞野。
ターンオーバーだ。
吉田がなんとか蹴り出していきました。
薫田さん、ボール争奪の局面。
≫これ、眞野ですよね。
これで大塚も今日試合2回目ですよね。
今のキックを裏に。
フッカーがこういうキック使うっていうのはやはりチームとしてとりにいくという意識が徹底していると思いますね。
≫先ほど吉田のキックはインゴールに入る手前で蹴り出したということで東海大学ボールのスクラムです。
東海大学、再びチャンス。
帝京、苦しいですね立ち上がり。
≫そうですね。
東海大学は先ほどのスクラムのようにスクラムにこだわるべきだと思いますしね。
≫ここは場合によってはスクラムトライという選択もありますか。
≫はい。
≫間合いが近いということですか。
≫基本的には耳と耳が触れ合う程度の間合いでということでどっちかというとスクラム組む前にもう、組んでいたということです。
≫お互い、スクラムへの思いというのが強いでしょう。
今日は解説元日本代表フッカーの薫田真広さんの解説でお伝えしています。
レフェリーカメラからの映像でした。
今度はしっかり帝京耐えている。
フッキングしていませんのでまだ東海大学が獲得した状態ではありません。
スクラムアゲインになりました。
≫豊原さん、今日のゲーム1つポイントとなるのがこのスクラムだと思うんですけど帝京大学の1番左プロップの西選手に聞きますと相手の東海大学相対する3番の渡邉選手が非常に強力なので力勝負でいくと勝つことができない。
なので自分は、とにかく低く我慢するスクラムを組みたいですという言い方をしていました。
≫薫田さん、西としては耐えるというスクラムになりますか?≫スクラムで一番大事なことは8人でしっかり組むということが大事で勝手に1人がアングルを変えたりしますとそこから崩壊しますから。
ここで完全に両チームとも8人ずつ、力を結集していると思います。
≫90度回ったということでスクラムアゲインです。
もう一度、スクラム。
どちらかが故意に回したということですとペナルティーになりますがこれは不可抗力だったということですね。
≫そうですね。
≫ただ、今、じわっと東海大学の3番渡邉が少し前に出ましたね。
≫今、3番のほうから崩しましたね。
≫東海大学としてはボールを出したという判断があったかもしれませんがもう一度ということになりました。
≫これは意図的に東海大学フッカーの2番の選手がフッキングするんですが。
意図的にフッキングをしないのかもしくは出せないのか。
それくらい力がきっ抗していると思いますね。
≫2番の大塚が足を上げられないということも考えられますか。
ユーズイットの声がかかった。
タタフがボールを持ちます。
これでスクラムからボールが出たことになります。
ここもフォワードで徹底していくか東海大学。
ユーズイットの声。
ただ、帝京も先ほど密集サイドはしっかり守ってましたね。
ラックアンプレアブル。
ボールがラックの状態でプレー継続が困難という判定になりましたので東海大学ボールのスクラムに変わります。
帝京は、自陣のゴール前にくぎづけ。
ここをしのげるか。
東海大学が連続でトライを奪うか。
序盤ですがこの試合の1つ、大きな場面ですね。
≫そうですね。
東海大学はやっぱりスクラムにこだわるべきだと思いますし。
≫東海大学、第1列は三浦、大塚、渡邉。
帝京第1列は西、堀越、垣本ただし、スクラムのアングルによってはタタフのサイドアタックも当然ありますので。
帝京が少し押しました。
スリップダウンというどちらかが故意に落としたわけではないという戸田さんの声です。
しかし、帝京も最初、一度押されるシーンがありましたけれどもうまくスクラム組んでるんじゃないですか。
≫今のスクラムは帝京、非常によかったと思います。
≫足場が少し悪いということで少しずつポイントを変えてのスクラムということになります。
ゴールポストの近くまでかなりいきました。
手前側に広いスペースが空きましたので11番のウイング藤崎は手前側のスペースに立ち位置を変えています。
スタンドオフの眞野も手前に来ています。
2人が立つ形になりました。
帝京としては守りにくいですかね。
≫そうですね。
ブラインドのほうのスペースが広くなりましたので。
ただ、スクラムでプッシュすることをやめない東海大。
時計を止めて両チームの第1列に少し話をします。
≫今のスクラムは東海大学のほうが完全に組み勝ってました。
≫細かな駆け引き、そしてなかなか見ても分からないところですけれど本当に少しの動きといいますかこういったものがスクラムに両チームの選手たちが、かなり…。
≫スクラム自体、低く組まなきゃいけないんですけどやはり足場が悪くて掘れてしまうようになるのでそういうことによってひざをつくのも反則ですから。
この条件だと両チームともテクニックを使わなきゃいけないスクラムだと思いますね。
≫トライ!追加のトライはスクラムトライ!東海大、強力フォワード。
帝京のフォワードからスクラムトライを奪ってみせました。
≫しかも、これはすごくコントロールされたスピードも速すぎてはボールをコントロールできないですし非常にスピードもアングルもコントロールされたいいスクラムだと思います。
≫回ってしまうこともなくまっすぐ出ましたね。
3番側が出すぎると回ってしまう。
≫回ってしまいますのでスクラムアゲインになりますし。
≫最後、ナンバーエイトのタタフが押さえました。
スクラムトライ。
東海大学が2つのトライを立て続けに挙げました。
コンバージョンも決まります。
2点を加えて14対0。
前半17分、東海大学が2つのトライを先行しました。
この試合展開薫田さん、どうご覧になりますか。
≫本当に東海の持ち味を出していると思うんですね。
これはやっぱり帝京大学としても明確になったのはあのエリアに入れないということ。
いわうるエリアマネージメントというのがより重要になってくるということですね。
≫先制トライの大塚。
そして、スクラムトライを挙げたタタフです。
ノックオンの判定です。
東海大ボールのスクラムです。
≫豊原さん帝京サイドの情報です。
今、薫田さんからエリアが大事だという言い方をされましたが帝京のスタンドオフの松田もフォワード戦でもし、劣勢に回った場合にはキックなどをうまく使ってエリアを確実に確保していくことを考えたいという言い方をしていました。
≫その辺り、松田がゲームをコントロールしてこの劣勢を挽回していくことができるか。
試合前に帝京大学の岩出監督に話を聞きますとフォワードはやや劣勢かもしれない。
しかし、東海大学に確実に上回っている要素が1つあるとするならばそれはしぶとさだとそういう話がありました。
ゲームにおける対応力、柔軟性は帝京大学の1つ、持ち味ですね。
≫そうですね。
それとトーナメントで勝ちきる7連覇の実績、経験も財産だと思いますね。
≫このあとのボール争奪の局面先ほどは東海大学が相手ボールを奪ったというシーンがありましたが。
ウイングの藤崎タッチに蹴り出して東海大学陣内で帝京大学ボールのラインアウトに変わります。
今日も副音声では「もっとラグビー」と題して皆様からのご意見・ご質問を募集しています。
ご覧のホームページあるいはツイッターからお寄せください。
薫田さん、このラインアウト帝京、重要ですね。
≫そうですね。
先ほどミスがありましたが。
このエリアからだと非常にアタックしやすいと思います。
≫4人ですからフォワードが残っていますので…。
ただ攻撃の人数がそろいません帝京。
大きくゲイン。
テンポよく出ればいい形になります。
今度も、東海大学陣内からは東海大学は脱出することはできません。
帝京は展開してくるという動きはありませんがこれは、これでやはり、今日の試合展開であれば…。
≫キックでエリアを取ることも大事なんですけど帝京大学にしましてはリズムを作るといいますかゲームの主導権を奪い返すのも大事だと思います。
そういう意味では展開ラグビーも大事だと思います。
≫プレーオンです。
東海が取り返しました。
これも東海大学、ターンオーバー。
少しペースが落ち着きます東海大。
ここは帝京がしっかりディフェンスをしています。
相手の前進を許しません。
帝京ターンオーバー!ノックオン。
≫今のは非常に見応えがありましたね。
マクカランをよけてよくかけましたね。
≫つま先か、あるいはかかとか。
≫かかとですね。
尾崎ですか、しっかりターンオーバーしましたね。
ラックで赤のジャージ青のジャージどちらが前に出るか。
これが非常に重要ですね。
≫ノックオンでスクラム。
東海大学ボールのスクラムに変わります。
1つ、帝京もラックでのターンオーバーを奪ってみせました。
ハーフウェーラインに近いところでの東海大学ボールのスクラム。
このエリアですと東海大学どういう攻撃が考えられますか?≫まず、両センターですね。
当てにいくということだと思います。
≫ノックオンがありました。
ロックの李昇剛がいいスピードで入っていきましたが少し間合いが合いませんでした。
≫豊原さんスクラム、目の前で見ましたが帝京サイドは組むのも早いですし低い姿勢を作るのがとにかく早いですね。
≫それだけ姿勢そういった部分を十分にとって東海の圧力に耐えようというそういう意図でしょうか。
今日は帝京大学サイドは冨坂和男アナウンサーのリポートです。
帝京としては薫田さん、まずエリアを取りたい自陣を脱出したいということになりますか。
≫まず、しっかりとボールを出すということが大事だと思いますね。
スクラムから。
≫相手ボールなので東海大学、プレッシャーをかける。
また東海大学のボールに変わる。
野口竜司のキックはワンタッチがありましたので…。
ノックオンはアドバンテージ。
タッチを割ったということでしょうか。
≫今、帝京大学の選手がノックオンしたボールがタッチラインに出ましたね。
東海大学がラインアウトかスクラムの選択ができた。
そして今回はラインアウトを選択したと。
≫キャプテンの磯辺ラインアウトを選択。
この場面ですとラインアウトのほうがお互い、バックスラインが間合いがあるということなんですかね。
≫効果的なアタックはラインアウトのほうがしやすいと思います。
僅かにゲイン。
組織は崩れません帝京のディフェンス。
いいプレッシャーだ。
帝京。
湯本も無理して…。
≫完全にチャージされそうでしたから。
よくキープしました。
≫この辺り4年生になって本当に状況判断の能力が上がったという木村季由監督の話でした。
スクラムハーフの湯本。
東海、ターンオーバーだ。
反則はありません。
帝京がなかなかボールをうまくコントロールできません。
スクラムだけではなくてこういったランニングプレー。
ディフェンスのタックルなども非常に力強いものがあります渡邉です。
ディフェンスラインの数的な優位などはありません。
ボールがこぼれた。
ノックオンです。
ここは帝京が止めきりました。
≫薫田さん、やはり足場が悪いということなのかどんどんボールを動かす形ではありませんね東海大学。
≫ただ、東海としては完全にフォワード勝負に徹しているということですね。
≫豊原さん今、東海大のベンチからは大丈夫、スクラムはOKという声が出ていますね。
≫東海大学サイドは酒匂アナウンサーです。
ここは帝京大学ボールのスクラム。
先ほどは、いわゆる早い球出しナンバーエイトのところまでフッキングをしてボールをダイレクトに届ける。
こういったスクラムを組むことができた帝京です。
球出しの時間くらいは稼げそうな感じですね。
≫ただ、後半にボディーブローが効いてきますので今のようなフォワードの肉弾戦もそうなんですが帝京はスクラムの少ないゲームにすべきだと思います。
≫ただ、帝京の選手を見ていますと東海大のプレッシャーがきつそうですね。
≫かなりプレッシャーがかかっていると思います。
≫タッチに蹴りだしました。
今度は東海大学ゴール前での帝京大学ボールのラインアウト。
≫完全にミスマッチですね。
≫スタンドオフの松田に対してディフェンスに行っていたのがフォワードの選手だったんですね。
≫大塚だと思います。
あのスペースを守るというのが非常に難しいと思います。
≫その辺り、松田よく見ていました。
松田の好判断でエリアを取って。
薫田さんここはモールにくるとみていいですか?≫そうですね。
帝京大学としてもドライビングモールは1つの武器ですし堀越が強くて非常に高いので注目したいですね。
≫アドバンテージ帝京にみています。
≫すばらしいディフェンスでしたね。
≫ターンオーバーだ。
ここもターンオーバー、東海大学。
タタフがゲームを一度切ります。
見応えのある攻防でしたが東海大学フォワードターンオーバー。
≫しかし今の野口のディフェンス。
完全に外をオーバーラップされていたんですけどね。
≫オーバーラップというのは完全に優位を作っていたということです。
≫松田力也に対してですね。
ボールに対して完全に入りましたね。
≫ボールごと相手をしとめるタックルでした。
この人も将来の日本を背負うことを期待されている野口竜司。
ターンオーバーはこれで東海大、4つ目。
もう一度モールを組む。
ゲインはできない。
トライ!1本返しました、帝京!あそこで転がしてきました帝京。
≫非常にいい判断だと思いますね。
≫今少し裏への意識が東海大学薄くなっていましたか?≫やはりラインディフェンスで上がろうという東海大学の意識が非常に強かったので松田力也の非常にいい判断ですね。
≫東海大学が強力フォワードでトライを1つ奪いました。
しかし帝京大学、松田力也のゲームコントロール。
1本、トライを奪い返しました。
野口竜司の好タックルや松田力也の好判断ありやはりこの世代を代表するプレーヤーがいいプレーをみせてますね。
≫また両チームとも敵陣5m入ったら確実にトライを取りましたのでゲームとしては非常に締まっていると思います。
≫ピッチ上風はほとんどありません。
≫今大会ここまでコンバージョン成功率87%という高い数字松田力也。
これも問題ありません。
2点を返します。
14対7。
試合は競ってきました。
おもしろくなってきました今シーズンの大学日本一を決める大学選手権決勝。
しかし、トライを決めたマクカランもいわゆる突破役の選手ではありませんが本当にいいプレーをしますよね。
≫派手さはないんですけど堅実なプレーだと思います。
≫ゲーム理解度の高さこういったものが非常に高いものがあります。
かわされたあとのブレークダウンで今日は僅かに東海が少し優位に立っているかというゲームの序盤です。
≫薫田さん、ここで東海大学は少しスローなテンポにわざとしていますか。
≫スペースをどう作るかの駆け引きをしていると思います。
≫ターンオーバー。
オフサイドの選手が多くなっています東海大学です。
矢富が抜けていったトライ!帝京がトライを2つ立て続けに奪い返しました。
≫東海大学蹴ってしまったんですね。
それに対して堀越いい判断ですね。
≫その辺りの反応という部分で僅かに帝京が上回った。
≫展開し出すと帝京のリズムが非常に理詰めで。
特に今のようにラグビーはターンオーバー攻防の切り返しからのトライが非常に多いですからそれをうまく帝京大学手にしましたよね。
≫このコンバージョンが決まれば同点。
今日のこの試合はタイムキーパー制です。
40分になったところでホーンが鳴ってそれがラストプレーです。
コンバージョンも決まります。
同点。
14対14。
まさに互角。
五分と五分。
すばらしい試合になっています。
≫豊原さん、東海ですがキャプテンの磯辺がちょっと右腕か肩を痛そうにしていて最後のトライにつながるブレークダウンは参加できていませんでした。
今も冷却スプレーをゴールの近くでかけてもらって少し右腕をたらしながら入っています。
≫肩など、強くヒットしますとしびれたような状態になることがありますね。
密集の近くに東海大学の選手が立ちきれないシーンが少し続きます。
ここでホーンが鳴る。
ゲームは切らない。
帝京はゲームを自分たちからは切らない。
タッチを割って前半終了のホイッスル。
トライ2つずつ。
14対14。
同点で今年のラグビー大学選手権ハーフタイムに入ります。
薫田さんすごいゲームになりました。
≫本当に両チームとも持ち味が出ましたので非常におもしろいゲームです。
≫フォワード戦で優位に立った東海大学。
しかし、ボールを動かし出してリズムをつかんだ帝京。
前半トライ2つ。
2トライ2ゴールずつを挙げまして14対14。
ハーフタイムに入ります。
このハーフタイムをどう過ごすか。
これも1つ大事になってきますね。
≫戦略の確認とあとは、どう休むかも大事なハーフタイムの時間です。
≫帝京・岩出監督そして東海・木村監督がロッカールームに姿を消していきました。
強力フォワードそして、堅いディフェンス。
こぼれた球に対する反応。
いずれも研ぎ澄まされたものを感じます。
赤の帝京、青の東海。
両チーム。
2年続けて大学の頂点をかけた同じ顔合わせ同士の戦い。
お伝えします。
韓国・プサンの日本総領事館の前に、慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、政府は、韓国に駐在する長嶺大使を一時帰国させ、大使は午後2時過ぎ、日本に到着しました。
長嶺大使はソウルを出発する前、次のように述べました。
政府は、プサンの日本総領事館の前に、慰安婦問題を象徴する少女像が新たに設置されたことへの対抗措置として、長嶺大使をきょう、一時帰国させ、大使は午後2時過ぎ、日本に到着しました。
また共に一時帰国することになった、森本プサン総領事もきょう午前、日本に一時帰国しました。
政府は慰安婦問題を、最終的かつ不可逆的に解決することを確認した、日韓両政府の合意に反しているとして、少女像の撤去を求めています。
一方、韓国政府は、日韓合意を着実に履行する立場ですが、パク・クネ大統領の職務停止で求心力が低下する中、撤去に踏み切れば、世論の強い反発を招くとの懸念もあり、具体的な解決策を示していません。
北朝鮮がきのう、ICBM・大陸間弾道ミサイルの発射実験を強行する可能性を示唆したことについて、韓国軍は、発射はいつでもありうると見て、警戒と監視を強化していることを明らかにしました。
北朝鮮は、発射実験の準備が最終段階に入ったと主張しているICBMについて、昨夜、国営メディアを通じて、発射実験を強行する可能性を示唆しました。
これについて、韓国軍の合同参謀本部の広報担当者はきょう、最高首脳部の決定さえあれば、いつでも挑発が可能だと判断していると述べ、発射はいつでもありうると見て、警戒と監視を強化していることを明らかにしました。
生字幕放送でお伝えしています≫前半14対14で終えました今年の全国大学ラグビー選手権。
帝京大学と東海大学の決勝の模様をお伝えしています。
ゲームはハーフタイムに入っているところです。
では、前半ハイライトシーンを振り返ってみましょう。
前半1分です。
まず東海大学がスクラムを押していきます。
薫田さん立ち上がりからスクラムの攻防は力が入るところでしたが。
≫完全にフォワード周辺にこだわった東海のプランが的中しましたね。
≫そして、連続攻撃から空いたところ。
湯本の好判断でフッカーの大塚のトライ。
これが先制トライ。
コンバージョンも決まって7対0と東海大学が先制をします。
そして前半の15分。
ゴール前5mのスクラム。
そのまま、東海大学がスクラムを押し込んでいきます。
少し、モールの行方なども崩れそうになりましたがしっかりと前に出てそのままナンバーエイトのタタフがトライ。
帝京からスクラムトライを奪ってみせました東海大学です。
薫田さん、このスクラムいかがでしたか?≫非常にコントロールされたすばらしいスクラムだったと思います。
≫コンバージョンも決まって14対0。
そのあと、前半の22分です。
帝京。
東海大学がキープして攻め込んでいったボールを奪い返します。
フルバックの尾崎のいいプレーがありました。
ターンオーバーで一気に攻め込んでいって。
やはり、この辺りのボール争奪の局面が本当に激しいですね、今日は。
≫そうですね。
この辺りから帝京が少しずつリズムを作り出しましたね。
≫前半33分。
松田からキック。
裏が空いていることを冷静に見ていました松田でした。
マクカランが飛び込んでいってトライを奪います。
このあとコンバージョン決まって14対7。
そして帝京、前半37分連続支配から最後は、センターのステップワークに定評のある矢富のトライ。
帝京が立て続けに2つトライを奪い返して14対14というところになりました。
そして、ブレークダウンの局面あるいはタックル。
薫田さん、本当に激しいですね。
質の高いプレーが見られるんじゃないですか。
≫ラグビーのだいご味といいますかね。
そういうものを存分に出してくれていますね。
≫力強さ、好判断。
そういったものが本当に凝縮された前半の40分でした。
ですからグラウンドコンディションが少し悪いんですがそれを感じさせない。
≫本当に選手たち30人でグラウンドのピッチ状態の悪さをあまり感じさせない好ゲームを展開してくれていますね。
≫解説は日本協会特任理事男子15人制強化の責任者元日本代表フッカー薫田真広さんの解説でお伝えします。
薫田さんこうなってくるとゲームの勝敗の行方はどうなっていくかというところになりますが。
≫東海大学としましては前半でフォワード周辺にこだわったと思うんですね。
しかし、外側のスペースも空いているときがあったので常にボールをどう展開するかに注目したい。
帝京としてはボールが動いたら、自分たちでリズム取れますのでスクラムの少ないゲームそしてボールを速く動かすこととバックスを速く走らせるということが鍵になりますね。
≫両チームのプレーメーカーの選手たちがどういう選択をして、どういうゲーム運びを見せるのかが1つ重要になってきますね。
今年の全国大学ラグビー選手権決勝を迎えています。
両チーム2度目の去年に続いて2年連続の顔合わせになりましたがこのトーナメントをご覧いただいています。
今年は早慶明といういわゆる伝統校を関西の伝統校がすべて破って勝ち上がっていったという流れがありました。
今年の大会という部分ではどうですか。
≫おっしゃったように関西の大学ラグビーが少し復活してきているというそういう意味では関西ファンにとっては楽しいシーズンだったと思いますね。
≫ただ、その中で今年も決勝に進出したのは帝京と東海です。
≫放送席、岩出監督です。
前半、先行されましたが押し戻してみせました。
どうご覧になっていましたか。
≫相手のいいところが最初に出てスクラムももつれましたから最後は我々のいいところが出ましたのでこのまま最後までいいところを出して。
相手のいいところも出ると思いますがしぶとく最後、笑いたいと思いますね。
≫スクラムについて。
≫大丈夫です。
≫激しい攻防ですが選手たちの動き、表情はどうですか。
≫すごい楽しそうですね。
今日はやったるぞというそういう感じです。
元気になってきてます。
≫ありがとうございました。
≫放送席、続いて東海大学の木村監督です。
前半14対14。
振り返っていかがですか?≫自分たちのミスで失ってる。
それを切り返されてバランスを崩しているところがあるので落ち着いてしっかり自分たちのラグビーをしようというところを確認しました。
≫スクラムトライもありました。
スクラムは手応えあったんじゃないですか?≫ちょっと組み方の問題も若干あるので。
後半、修正してもっといけるように後半いきたいと思います。
≫後半、具体的にどういうところを修正したいですか。
≫本当に敵陣にいけば攻められる手応えがあるのでじっくり慌てずに自分たちの形を出そうというところです。
≫ありがとうございました。
≫両監督のインタビューをお聞きいただきました。
今日のこの試合、副音声では「もっとラグビー」と題しまして砂村光信さんの解説浅井僚馬さんでお伝えしています。
では浅井さんを呼んでみましょう、浅井さん。
≫たくさんの疑問、質問試合の中でもたくさんお寄せいただきましたが2トライ、2コンバージョンを先制されながら追いつく帝京。
やはり強いのかという。
いかがですか?≫前半の前半は東海ペース。
前半の後半は帝京ペースと考えるとお互い2トライ取っているのでスクラムを押されても取り返す帝京の粘り強さがありますね。
≫後半も引き続き疑問をお待ちしています。
≫これから、いよいよ後半の40分を迎えようというところです。
帝京のキックオフでの後半のスタート。
エリアマネージメントいわゆるフィールドのどの位置でプレーを展開するか。
ボールを大きく動かすかあるいはフォワードの近いところで勝負をするのか。
こういった辺り非常に注目が集まります。
さあ、後半の40分。
やはり帝京ボールを動かしてきます。
これはチャージという判断か。
ノックオンではありません。
タッチは割っています。
≫豊原さん、後半開始から東海大学はキャプテン磯辺に代わってフランカーの20番西川が出ています。
≫キャプテンの磯辺が下がって、20番のフランカーの西川を投入という東海ベンチ。
東海大学リザーブです。
インターセプトだ、見事だ!トライ!後半開始1分30秒。
東海大学、インターセプトからの勝ち越しトライ!積極的にボールを展開していこうという帝京でしたが。
≫パスが乱れてタイミングがずれましたよね。
≫それだけボールを展開しようという帝京に対して東海がプレッシャーをかけていたというところでもあると思いますけれども。
≫今のパスが通っていればかなり帝京大学は前進したと思いますけどね。
≫これは、どちらにとってもやや思わぬ展開で得点が入りました。
コンバージョンキック狙います野口竜司。
今日は前半すばらしいタックルもありました。
僅かにそれました。
コンバージョン決まらず。
19対14。
その差は5点です。
小畑の目にも湯本の姿があったんだと思うんですが。
ターンオーバーの数は東海大が5帝京が2です。
アドバンテージを帝京にみています。
ノックオンがありました東海大。
帝京ボールスクラム東海陣10mラインです。
薫田さん、ハーフタイムのインタビューで岩出監督はスクラムは大丈夫だと力強く語っていましたが。
≫どういう修正をしたかです。
このスクラムでよく分かると思います。
≫前半の立ち上がりは東海大学のフォワードが帝京を押し込んでいくというそういうシーンが多く見られました。
後半、最初のスクラムはどうか。
狭いサイドのウイングはすべてオープンサイド側に回っています。
密集の近いところに前半の最終局面では立つことができなかった東海大です。
うまくディフェンスラインがそろっています。
アドバンテージは帝京。
キックのオフサイド。
キックを蹴った選手よりも前にいた選手がボールに関与したのでオフサイド。
帝京のペナルティーキックになります。
≫ここで当たらなかったですね。
キックが。
≫少し東海が帝京、ボールを動かした局面でやや振り回されている感じですか。
≫やっぱり足場が悪い分ボールを動かしたらディフェンス側のほうが不利ですね。
そういう意味では帝京大学はしっかりスペースを見てボールを動かしています。
≫東海大学、7番の好タックラーの田澤がひざを痛めているか。
レフェリーの戸田さんが確認を取っています。
このプレーでひざを痛めたでしょうか。
すでに1人フランカーを代えています東海大学です。
キャプテンの磯辺に代えて20番の西川を使っています。
今日は東海大学はバックスのリザーブの選手は橋本のほかはモエアキオラだけ。
あとはフォワードの選手を分厚くしています。
ペナルティーからラインアウト。
恐らくモールかというところではありますが。
モールは組めない。
≫東海大学が前に上がるディフェンスラインを押し上げてくるのが大事なんですがインゴールに対するキックのスペースも注意しなければいけないので非常に守りにくいと思います。
≫テンポよくボールを動かしますと今日は帝京のほうが僅かに分があるか。
今のタタフと渡邉によるタックルすばらしかったですね。
≫ノックオンのアドバンテージ東海。
東海大学にアドバンテージをみています。
戸田レフェリーです。
帝京にノックオンがありました。
今、帝京大学がうまくいわゆる半分ずれた状況を作ったんですけどね。
≫ただ、東海大学もボールに対してしっかりタックルにいってますよね。
≫相手のハンドリングミスを誘発したわけですね。
≫そうですね。
オフロードさせないようないわゆるボールタックルですね。
≫オフロードというのはタックルを入れさせておいてパスをすることをいいますがそれを、させないというタックルだったという薫田さんの解説です。
東海大学ボールのスクラムになります。
東海大学陣内、深いところ。
エリアマネージメントという部分ではうまくいっているかというところです。
ここもフッキングはしない形で…。
スクラムの前が崩れましたが笛はありません。
やはり、帝京は東海大学陣内でプレーを継続することを願います。
帝京大学のリザーブの選手です。
≫フォワードは消耗をかなりするというところでどういったところで選手を代えてくるかというところも今日の1つのポイント。
アンストラクチャー。
お互い組織が整っていない状態。
今度は東海、ターンオーバー。
≫すばらしいディフェンスです。
≫これは何か本当に片時も目を離すことができません。
ここはいったんお互いにプレーを落ち着かせます。
≫豊原さん、バックスタンドはくっきり青と赤に分かれてますね。
それぞれのチームがチャンスになるとそれぞれのところがわっと沸いて今度は逆側が沸いてというのがはっきり分かりますね。
≫それだけ一進一退のすばらしい攻防です。
先ほど、好タックルから東海の12番ですかね鹿尾のアライビングプレーヤーといいますが速かったですね。
そして竹山もピンチを見事に脱出してみせました。
≫よくリターンしましたね。
≫東海大の選手がディフェンスラインを作るのに少し時間がかかっています。
≫よく帝京、キープしました。
≫ノットリリースザボール。
ここは東海大学…。
≫タタフですね。
≫タックルした選手タックルされた選手は速やかにボールを離さなければいけませんが今のは、相手の東海大学のプレーヤーがそのボールを奪いにいこうというところがありました。
≫モエアキオラがきそうですね。
≫ノットリリースザボールの反則を誘発した東海大学。
そして、この人も日本代表経験があるアタアタ・モエアキオラを投入しようという東海大学です。
22mライン手前からのドロップキックでゲームが再開されます。
そして、いわゆるインパクトプレーヤー。
ゲームに大きな影響を与えるプレーヤーということでアタアタ・モエアキオラが入ります。
14番の平尾に代えてモエアキオラ。
そして外国人選手留学生は、同時に2人までという規定がありますのでロバーツがアウト。
川瀬が入ります。
木村監督、ここで勝負をかけてきましたね。
≫そうですね。
≫後半の13分です。
この選手のボールを持ったときのアタックに1つ注目です。
≫個人で流れを変えられるプレーヤーですからね。
≫飛び込んだ!矢富、今日2つ目のトライ!また1本返します。
ロックの姫野すばらしい突破を見せました。
薫田さん、ロックの選手とは思えないスピードでしたね。
≫そうですね。
ワンチャンスをものにしましたね。
いいアングルで入りました。
≫今シーズンは姫野、あるいは今日はフランカーに入っている飯野という選手が少し遠いところでいいランを見せるというシーンがありますね。
≫それによってディフェンスがかなり寄せられますので。
≫このコンバージョンが決まると帝京は逆転ということになります。
今日は2本いずれも決めている松田のキック。
これも少しそれた。
お互いに1本外します。
19対19、そのまま。
野口、松田という好キッカーですがここは1本ずつ外すということになりました。
先ほどのトライのシーンロックの飯野が大きくラインブレーク。
そして亀井のサポートもありました。
矢富が飛び込んでいってトライとなりました。
ノックバックというレフェリーのジェスチャー。
ターンオーバーだ。
東海大、今度はチャンスを迎えられるかどうか。
今日、薫田さんナンバーエイトのタタフがあまりボールを持ついいシーンがありませんね。
≫広いスペースでもらうシーンが非常に少ないんですね。
≫今度は帝京、ターンオーバー。
倒れた選手はプレーをする資格がありません。
倒れている選手がラックの中で手を使ったということで帝京にペナルティーキックが与えられます。
お互いに薫田さんブレークダウン激しいですね。
≫これも亀井キャプテンのタックルからですよね。
≫帝京ボールのラインアウト。
帝京が東海陣内に深く入っていけるかというところです。
陣地を取っていこうという帝京、松田のキック。
この辺りが安定感があります松田です。
今日、両チーム反則少ないんですがお互い、2つずつという反則の数です。
このラインアウト東海は自分たちで獲得しないとピンチを招くことになります。
やはり自陣を脱出したいのは東海。
ハーフからのキックがあるかという場面ですが…。
前に出ることができません。
ユーズイットの声がかかる。
組織が崩れた状態アンストラクチャーといいますがそこからの攻撃は帝京うまいものがありますが。
ここは強いヒットで思わず松田がボールを落としてしまいました。
本当に今日はこの試合、今の主導権争いですね、この時間帯。
≫松田選手ノックオンしましたけどエリアのとり方とかゲームの作り方組み立て方というのは非常にいいと思います。
逆に東海大学としてはいかに帝京陣内に入るかというところです。
≫エリアマネージメントそういった部分では少し帝京がうまくいっているうまく試合を運んでいるという今日のゲームです。
≫ただ、このエリアからもインパクトプレーヤーがアタアタが入っているのでオープンスペースで彼を使うかです。
≫モエアキオラは一番手前側に離れて立っています。
東海はテンポよくボールを動かすというよりはフォワードが近場、近場を攻めていって少しスローなゲーム展開を見せています。
いいタックルだ。
ノックオン。
しかしアドバンテージ。
タタフのすばらしいタックル。
アドバンテージはオーバー。
ダイレクトタッチになってしまいました。
帝京大学ボールのラインアウトに変わります。
蹴った地点からのラインアウトです。
≫すばらしいディフェンスでしたね。
鹿尾が倒れていますね。
≫ちょっと手首の辺りと肩の辺りを押さえてます。
肩、外れているという声も聞こえてきます。
東福岡高校出身の鹿尾。
そのあとのプレーでしょうか。
ただ、立ち上がって戻りますね。
先日の全国高校ラグビーでは母校・東福岡の優勝に大声を出して喜んでいた鹿尾。
気持ち入っていますね。
≫ここまできたらアドレナリン出てますからね。
今日のディフェンス縦に強いところを見せている東海のセンター2人。
19対19で後半の21分を回っています。
3トライ、2ゴール。
全くのスコアも五分。
ボールを落としましたがノックバックという声。
帝京がじわじわとゲインをしていく。
抜けた!吉田、飛び込んだ!トライ!帝京、勝ち越し!後半の22分。
また、ここにマクカラン。
絶妙のタイミングでボールを離しましたね。
≫今日の試合かなりマクカランが効いてますよね。
≫派手なプレーはありませんが本当にいいプレーを見せますブロディ・マクカランです。
最後はウイングの吉田。
ゴール決まりますと1トライ1ゴール差。
角度はありますが右足の選手ですと巻いて入っていくかというそんなゴールです。
これは決まります。
7点を加えます、26対19。
≫東海大学が2人交代です。
17番の日高と22番の村松が入ります。
≫一方、帝京も9番の小畑を下げて21番の末を投入しています。
≫両チームの交代が少し活発になってきました。
帝京はスクラムハーフを末に代えました。
アップテンポにしたいときには末という話がありました。
帝京、岩出監督です。
そして東海がプロップを1人入れ替えました。
≫東海は2番フッカーの大塚に代わります。
≫フッカーが代わりました。
≫7番の田澤フランカーも代わっています。
≫こういう場面でチャンスが生まれることが多いラグビー。
帝京がボールを支配する時間が続いています、後半です。
帝京の選手が一発のタックルに倒れなくなってきましたね。
≫足場が悪いのでステップを切られますとディフェンスのほうが不利だと思いますね。
今度は味方を走らせようというキック。
また敵陣深く進入することに成功しました松田のキック。
どうでしょう。
いわゆるフィットネス運動量、持久力というところで帝京は上回っていますか。
≫何か東海大学の守り疲れみたいなそんなのが見えていますし点数を考えますと東海大学としましては帝京のほうにボールを展開してもいいなっていう感じがします。
≫今日は自慢の強いランナー外国人留学生をあまり有効に使えていない東海大です。
帝京大学としてはラインアウトからのオプションを考えてもいいところですね。
≫そうですね。
後半、ここまでの時間帯は帝京大学のほうにゲームコントロールは分がありますね。
≫戸田レフェリーが確認をします。
アシスタントレフェリーと確認します。
どちらが押さえたか…。
両方の手がかかっているように見えます。
≫野口は体を入れた感じがするんですけどね。
≫体の一部できちんと圧力をかけて押さえる。
グラウンディングの条件です。
トライ!トライです。
帝京、連続トライ。
これで大きな差がつきました。
後半の28分。
勝負の行方を左右するうえでは1つ大きなトライが帝京に生まれました。
どちらの手も押さえていたように見えますが帝京、竹山のグラウンディングレフェリーは認めました。
これはゲームの行方を左右するうえで薫田さん大きなトライになりましたね。
≫そうですね。
大きなトライになりました。
≫ただしかし、1つ言えるのは松田の視野の広さ。
≫やはりゲームのコントロールという意味では非常に松田君はコントロールしてます。
通っていった。
これで14点差。
残り時間は10分。
≫もう東海大学側も攻めなきゃいけないですね。
≫強いランナーを有効に使えるか、東海。
初優勝なるか8連覇なるか残り10分。
タッチを割りました。
東海ボールラインアウト。
早い時間で1本取り返しますとまだゲームは分かりません。
思えば、薫田さん後半スクラムがほとんどないですね。
≫そうですね。
スクラムのないゲーム展開そしてエリアもしっかり帝京大学、作れていると思います。
≫アドバンテージが東海。
ここでアドバンテージをみていた。
ペナルティーです。
ノットロールアウェイ。
倒れた選手は速やかに密集から出て行かなければなりませんがそれができませんでした。
2つ差がありますから東海としては当然ペナルティーゴールは狙わないですね。
≫はい。
スクラムを選択するんじゃないですかね。
≫スクラムを組みます。
キャプテンの磯辺がすでにピッチから下がっているのでバイスキャプテン副将の湯本がスクラムを選択しました。
ここプレッシャーをかけて今度はモエアキオラを有効に使うか。
≫東海大学は今のようにボールを散らしたほうがいいと思うんです。
≫タタフとモエアキオラにボールを持たせますとゲインはできますからね。
≫特に右サイドです。
20m強スペースがありますので帝京大学としてもこのスペースですからディフェンス、2人つかないといけません。
≫手前側、少し微妙に広く空いたスペースに23番のモエアキオラが待っている。
東海大学はトライを2つ2トライ2ゴールを返さなければ同点に追いつくことができません。
フォワードに固執していきますと少し時間はかかってしまいますよね。
≫そうですね。
東海大学としてはスクラムの組み直しで時間を使いたくないですね。
≫アドバンテージを東海大学にみている戸田レフェリー。
ペナルティーです。
そして、止めます。
この間、時計は止まります。
これは1つ注意ということになりますか。
≫これで次、同じようなスクラムを帝京大学が組みますとペナルティートライです。
認定トライもあると思います。
≫シンビンあるいは認定トライがあり得る。
東海が完全に上回った形になりますね。
≫東海はこれで認定トライペナルティートライを取りにいくべきだと思います。
≫残り時間7分を切っていった。
2トライ2ゴール差。
帝京は守れるか、耐えられるか。
東海、トライにつなげられるかどうか。
スクラムが落ちます。
時間が過ぎていきます。
スクラムアゲインです。
ここ、帝京がいいスクラム組みましたね。
≫非常にいいスクラムでした。
ただ足場が悪いので…。
≫豊原さん、帝京は一気に3人を代えます。
≫ただ、戸田レフェリーが交代を認めませんね。
≫東海がペナルティーからスクラムを選んでいます。
そのスクラムがずっと崩れているだけでこのスクラムについてはまだ継続していますのでメンバー交代はできません。
よろしくお願いします。
≫ということです。
このスクラム今度はポストの真正面にやってきました。
この位置でスクラムトライを奪うことができますとコンバージョンは問題ないというエリアになってきます。
インゴールに入った、トライ!スクラムトライ、今日2つ目。
後半34分。
コンバージョンは問題ないでしょうから1トライ、1ゴール差と恐らくなろうかと思います。
キッカーはモエアキオラでした。
このゴールは決まって、7点差。
残りが、5分。
≫帝京大学はペナルティートライじゃなくてシンビン、カードが出なくてよかったですね。
≫豊原さん、ここで帝京は1番の西に代えて17番の渋谷。
3番、垣本に代えて18番、平井。
そして、11番の竹山を下げて22番の元田を投入します。
竹山は足の太ももの裏をちょっと気にしていました。
≫ここで竹山を下げて元田。
熊本工業の出身の元田を入れてきました。
ただ、帝京はフレッシュな選手が入ってという局面になってきます。
≫このキックオフのボールをどちらがとるかですね。
東海、とりましたね。
≫もうキックは蹴りませんかどうですか?≫展開してくると思いますね。
≫ノックオンアドバンテージは帝京。
アドバンテージオーバーです。
ここはしっかりとタタフが押さえます。
ドロップアウトを速やかに始めようとした東海大学ですがやり直しを命じられます。
1トライ1ゴールで同点。
なお、同点でこのゲームが終わりますと両校優勝ということになります。
松田がくぎづけにしようというキック。
外に出てボールを押さえたのでこれはタッチインゴールを割った。
≫今のボールが動いている間に外にまたいでラインをとればダイレクトタッチでしたが。
今のはボールが止まっていましたので。
≫ということでドロップアウトになっていますね。
そして速やかに始めて東海大学、ボールキープ。
帝京のペナルティーノットロールアウェイ。
反則が続いているという注意の声、戸田レフェリーです。
≫東海大学としましてはアタアタを広いところで使いたいところですよね。
≫タッチに蹴り出していった。
帝京陣内東海ボールラインアウト。
今日は5回のラインアウトをいずれもきれいに獲得しています東海大学。
≫豊原さん、帝京は4番の金嶺志を下げて20番のロガヴァトゥを入れてきました。
≫ロガヴァトゥを入れてきました。
留学生、1年生のロガヴァトゥ。
高さのある選手を入れてきます。
すごい攻防だ。
ユーズイットの声がかかります。
あまり密集でタタフなどを使いたくないですね。
東海大学は。
≫さあ、40分だ。
このプレーがペナルティーなどではなく途切れますとその時点で試合が終わります。
ラストプレーです。
東海はこのプレーを継続させてトライを奪わなければいけません。
ただ、モールを組んでほとんどいわゆる攻撃のラインはありません。
バックスの選手たちも入っています。
ここから押しますか。
≫押してますね。
≫ここから押すのか。
オフサイド。
アドバンテージは東海大。
タタフがボールを持っています。
まだモールは終わっていない。
ここでもモールが崩れる。
アドバンテージは東海がもらっている。
まだオーバーになっていない。
薫田さん、最後…。
≫ラストワンプレーですからよほどのことがない限りアドバンテージが消えないと思うんですよね。
≫ここでペナルティーをみてすぐに始める湯本。
青と赤の大声援の中もう、すでに1分30秒が40分から経過している。
モールを組む。
≫帝京、出しましたらそのあとキックが大事ですからなるべく中央にいきたいです。
≫こぼれた!ここでプレーを切る!ノーサイド!すばらしいゲーム。
しかし、勝ったのは帝京!前人未到の8連覇です。
勝った帝京の選手も薫田さん喜びの表情というよりは何か、安どの表情。
≫本当にいい試合でしたね。
≫後半の残り10分は本当にすごかったですね。
≫両チームとも自分たちの持ち味をすべて出し切った。
そんなゲームだったと思います。
≫スリーチアーズをかわします。
お互いが健闘をたたえる儀式です。
2年続けて同じ顔合わせ。
8連覇か、初優勝かという両チームの戦い。
僅かの差、1トライ1ゴールの差。
帝京が上回りました。
≫放送席、見事に8連覇を成し遂げられました帝京大学、岩出雅之監督です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫それにしても、監督最後の最後まで分からない展開でしたが、どんなふうにご覧になってましたか?≫僕は、もう学生を信じていましたので最後は笑えるとそれしか思っていませんでした。
≫笑えましたね。
≫しびれました。
≫今、しびれましたというお言葉がありましたが確かに試合展開を見ても後半の20分過ぎまでは常に追いかける展開でした。
この辺りはどんなふうにご覧になっていたんでしょうか。
≫今日は東海さんの本当に力をつけてこられた分本当にすばらしいパワーラグビーを我々が、どれだけ本当に、そこにしぶとく向かっていくかということで厳しい展開でしたけど必ずそこを打ち破ってくれるとそういうふうに信じて見てました。
≫本当に両チームの闘志がぶつかり合うファンの皆さんは胸を熱くする攻防だったのではないかと思うんですけれどもこういう試合をしてくれた選手たちに対しては監督、今、どんな思いですか。
≫まず、選手もよく頑張ったんですけど多くの皆さんに本当にいろんなサポートをいただいてまた今日もこんな、雨天でしたけど協会の皆さんにいいグラウンドコンディションに持っていっていただいてそのうえで選手が頑張れたと。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
≫最後の最後にやはり勝利をつかみとることができた一番大きな要因はどの辺にお感じになりますか?≫1年間やってきた…。
23人だけではなくて選手たち仲間学生みんなの力だと。
そして、それを支え続けてきた保護者の皆さんや学校関係者そしてチームのスタッフ全員の力だと思います。
≫これで監督大学選手権8連覇です。
舞台は違いますがあの新日鉄釜石神戸製鋼の日本選手権7連覇を数字のうえでは上回りました。
それについてはどういうふうにお感じになりますか。
≫本当に10年近く学生が根気よく続けてきた結果だと思います。
ただ今日の試合の厳しさのように今年1年は今年の学生が本当に頑張ったのでそのことのほうがうれしく思います。
そしてまた、この8連覇を9連覇にしていく目標にこの選手たちがしてくれたことを後輩たちがしっかりと受け止めて、頑張っていきたいと思います。
≫そして、次の舞台は今年も日本選手権。
トップリーグの優勝チームへのチャレンジということになりますがこれに向けては?≫少し休みたいですけど。
学生たちが、1年間この優勝とトップリーグのチームに勝つことを目標にしてきましたので少し休んでしっかり気持ちを整えて。
今シーズンで日本選手権が最後になると聞いていますけど思い切ってぶつかっていきたいと思います。
≫また、次の試合も楽しみにしています。
≫ありがとうございました!≫見事、大学選手権8連覇を達成されました帝京大学、岩出監督にお話を伺いました。
続きまして帝京大学の亀井キャプテンにお話を伺います。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫本当に顔から足の先まで砂がついて激闘ぶりがうかがえますが今、戦いを終えてどんな思いですか?≫まず、この1年本当にここをターゲットに1年間、チームと積み上げてきたのでその結果が、今日日本一という結果が出てまず、うれしく思います。
そして何よりキャプテンとしてチームの仲間全員を笑顔にできたことそういう意味で非常に幸せに思います。
≫ただゲーム展開は後半の20分過ぎまでは常に追いかける展開で正直、どうでした?苦しかったんじゃないですか?≫自分たちのやってきたことを信じて目の前のプレーに厳しさをぶつけていこうとメンバー全員で戦いました。
≫相手の東海大学の選手たちもなみなみならぬ闘志で挑んできたと思います。
実際、体をぶつけ合ってみてどんな感じがしました?≫本当に東海さんが80分間100%でぶつかり合ってくれたおかげで本当に今日いいゲームになったと思います。
非常に感謝したいと思います。
≫これでチームとしても連覇の数字を8に伸ばしました。
キャプテンとしてこの8連覇、どうですか。
≫8連覇という偉業を成し遂げたのは非常にうれしく思いますけど一番は今年のチームでこのメンバーで優勝という、日本一という結果を出せたことに非常にうれしく思います。
≫プレッシャーもありましたでしょう。
≫ありましたね。
≫でも、それを乗り越えられたのは?≫本当にこの23人の仲間とそれ以外の137人の仲間、スタッフそして、多くの人たちに支えてもらったことで今日を迎えられたと思います。
≫次はトップリーグ優勝チームへのチャレンジということになります。
そこに向けての抱負を聞かせてください。
≫本当に学生代表としてそして、今季は大学生枠がラストということで本当に、すばらしいチャンスをいただけたのでこのチャンスを生かし自分たちのこの1年間積み重ねてきたものを思う存分出し切りたいと思います。
≫おめでとうございました。
次もいい試合を楽しみにしています。
≫ありがとうございました。
≫帝京大学亀井キャプテンでした。
そして、今日も司令塔としてチームを引っ張りました松田選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今、戦いを終えて胸の内はどうですか?≫本当に、ここまでこれたチーム全員でこれたことに本当に感謝をして80分間、やりきった結果最後、全員で笑えたことを本当に誇りに思います。
≫今日は立ち上がりスクラムで押されました。
東海大学のフォワードの圧力があったと思いますけど実際に戦っていてどんなふうに考えていますか?≫後ろから見ていても帝京のフォワード8人まとまって本当に頼もしく映りましたので初め、苦しい展開がありましたけど今までやってきたことを信じて自分たちができることをやり続けた結果今につながったと思います。
≫そして、松田さんのキックも今日は非常に高い精度で決まりまして最後、決まりました。
勝因はどんなところにあったんでしょうか?≫最後までみんながやってきたことを信じてやりたいことを全員が頑張れたことだと思います。
≫改めて、今年も優勝できた、この辺は?≫本当に心からうれしく思います。
≫今度はトップリーグのチームへのチャレンジです。
ここに向けての気持ちを聞かせてください。
≫今までやってきたことをもう一度、原点に戻って勝ちにいきたいと思います。
≫またいいプレーをそしていい試合を楽しみにしています。
≫ありがとうございます。
≫おめでとうございました。
帝京大学の松田選手にお話を伺いました。
放送席、どうぞ。
≫喜びの声をお聞きいただきました。
インタビュー冨坂和男アナウンサーです。
では、今日のこの試合の後半をハイライトシーンで振り返っていきましょう。
後半1分の出来事でした。
少しパスのタイミングが狂ったところで東海大学、湯本がインターセプト。
そのままトライにつなげます。
これで19対14。
一方の帝京、後半14分。
姫野のすばらしい突破から最後はセンター13番の矢富が飛び込んで、追いつきます。
19対19。
そして帝京、後半の22分。
マクカランから吉田へのパス。
これで、帝京は勝ち越し。
今日初めてリードを奪います。
さらに後半の28分松田のキックを竹山と野口。
微妙な判定になりましたがこれがトライという判定。
コンバージョンが決まりまして33対19。
そのあと、東海大の最後10分は猛攻を帝京がしのぎきりまして33対26。
帝京大学見事8連覇を達成しています。
今日、解説は日本協会特任理事男子15人制強化責任者薫田真広さんの解説でお伝えをしてまいりました。
薫田さん、なんと形容していいか本当にすばらしいゲームでしたね。
≫そうですね。
ラグビーってこういうものだということを両チームとも見せてくれたと思いますね。
≫こういう戦いが今日戦った選手たちそして、この戦いを見た下級生、あるいは高校生にどんな影響を期待しますか?≫やっぱりラグビーって体をぶつけ合うだけじゃなくて相手を敬ったりそういうものも非常にノーサイドの精神というかそれがラグビーの文化としてありますのでそういうものも含めて見せてくれたと思います。
≫キャプテンの言葉にもあった帝京大学、部員143人全員でつかんだ8連覇。
一方の東海大学も本当にすばらしい戦い最後まで帝京を追い詰める戦いです。
東海大学に向けてひと言いただけますか?≫2年連続苦汁をなめたといいますかそういう結果になりましたがやっぱり、この両チームからトップリーグの選手も非常に多いですし日本代表ももちろんそうですしそういう選手を生み出しているという両チームなので今後もぜひ、日本ラグビー大学ラグビーを盛り上げていただきたいと思いますね。
≫そして、放送予定をご覧いただきましたがこのあとは日本選手権。
トップリーグのチャンピオンですからヤマハかサントリーとなりますが。
≫本当に帝京大学としましては失うものはないですから今日以上のファイトチャレンジをしてもらいたいと思います。
≫帝京大学と東海大学。
まさにラグビーの原点。
ボール争奪。
この魅力を存分に発揮してくれた決勝だったように思います。
解説、薫田真広さんでお伝えしてまいりました。
薫田さんどうもありがとうございました。
では、この辺りで秩父宮ラグビー場からお別れいたします。
「全国大学ラグビー選手権決勝」をお伝えしました生字幕放送でお伝えします初場所二日目です。
ちょうど今横綱鶴竜の土俵入りです。
初めての連覇をねらう初場所です。
すでに日馬富士と白鵬の土俵入りは終わりました。
幕内の土俵入りも終わっています。
きのう3人の横綱天皇皇后両陛下をお迎えしての初日でしたが横綱がしっかりと最後3番、相撲を締めました。
最後を締めたのがこの鶴竜でした。
得意の左の前まわしを引いての相撲でした。
正面解説は元小結・両国の境川親方⇒青色向正面は元小結・豊真将の立田川親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
境川さん、鶴竜が左の肩を痛めて少し苦労した場所が続いていました。
先場所から、そしてきのうの初日どんな印象でしたか。
境川⇒けがさえ治れば相撲も大体うまい人ですしまわしを引いたときの形はいいものがありますよね。
やはり、うまさが違いますよね。
違いますね。
きのうは鶴竜のよさが存分に出た初日でした。
きょうは成人の日です。
きょうも祝日きのうは日曜日きのう、きょうと満員札止め。
その中でこれから幕内の取組が始まっていきます。
東京の両国にあります国技館です。
昼すぎまで弱い雨が残っていましたが今は青空です。
国技館から二日目の大相撲のもようをお伝えしていきます。
正面解説は元小結・両国の境川親方⇒青色向正面は元小結・豊真将の立田川親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
きょうの中入りの時間は八角理事長のインタビューをお伝えします。
おととしの12月に理事長に就任して去年は丸1年相撲人気復活の中で先頭に立ってこの1年協会を引っ張ってきました。
聞き手は刈屋アナウンサーです。
刈屋⇒明けましておめでとうございます。
八角⇒明けましておめでとうございます。
1年が始まった今の心境はいかがですか。
いよいよだなということですね。
昨年に引き続きおかげさまでこの場所も連日満員御礼ということになりそうですので非常に締めていかなくてはいけないなという感じがしています。
去年は年90日間のうち88日間の満員御礼でした。
この人気回復をどのように考えていますか。
これはやはり土俵の充実やはり私たちがいい相撲を見せなければこれだけお客さんが来てくれないということだと思います。
一時の30万人ですか。
このことを考えると昨年は80万人ご来場いただきました。
非常に信頼を回復したという感じがしますね。
去年は6場所のうち5人が優勝しましたしあとは、大関が毎場所のように綱取りを懸けるという見どころが多い1年でしたね。
そうでしたね。
やはり大関の頑張りそれを阻止する横綱陣の頑張りそれがよかったと思いますね。
新しい横綱誕生かという期待。
その期待に残念ながら大関陣は応えることは去年は、できませんでした。
そうですね。
ことし頑張ってほしいですね。
またそれをやすやすと許すような横綱では、だめですからね。
そのせめぎ合いというのがやはりファンにとってはおもしろいですね。
いい相撲を見せていきたいですね。
それとやはり6場所のうち5人が優勝したということ。
優勝争いのおもしろさというものが去年は。
その辺も白鵬の体調しだいのところがあったんですけれどその中で大関陣が頑張ったと思います。
豪栄道も優勝して稀勢の里が年間最多勝ということです。
頑張りがあったと思います。
若い力、新しい力士その力というものも出てきたんじゃないですか。
御嶽海をはじめ出てきていますけれどまだまだ力不足のところがありますのでその辺のところことし開花してほしいですね。
まだまだ力不足の感じはしますか。
きのうの相撲を見ていると正代にしてもちょっと稽古が足りないなというところがありますね。
人気が回復してことしにつながってきましたけれどその中でことしの大相撲のいちばんの課題は何ですか。
おかげさまでこれだけお客様が来ていただける中で私たちはいい相撲それを心がけて取っていくんですけれどそのほかにずっとやっているんですけれど被災地を回るとかですね。
大相撲としての位置といいますか私たちは本場所は大事なことなんですけれどそういうところに回って恩返しをしたいということを続けていきたいと思います。
去年は熊本も回らせていただきました。
私たちが行くだけで喜んでもらえるそういうことは本当に私たちの価値といいますかそういったところにあると思います。
熊本県の宇土市に訪問したときです。
東日本大震災での支援、これも続けていらっしゃいますね。
私たち相撲協会は、ずっと続けていきたいと思っています。
あるいは、大相撲の普及というだけではなくてそれ以外の部分で大相撲そのもの存在感やはり高めていきたいということですね。
そういうことです。
私たちが土俵入りをしてそして握手をして喜んでもらえるならばどこへでも行きたいと思っています。
そのことによって単なるスポーツあるいは興行ということではなくて伝統文化そういった部分存在感ということですね。
そういうことを守っていきたいですね。
その中でどうでしょう今いちばん心配なことは何ですか。
やはり新弟子の確保ですね。
次の担い手を見つけるということが私たちにとっていちばん大事なことだと思います。
ここ2、3年のことではなくて20年、30年のことですから親方衆がいちばんしっかりしていかなくてはいけないことだと思います。
それは何が必要ですか。
いろいろ必要なんですけれど力士のけがが多いですから相撲診療所をトレーニングする施設に変えていくとか教習所を高校みたいにしていくとか新弟子が入りやすいような環境を整えていくということが私たちの役目ではないかと思います。
こればかりは資金がかかったり制度がありますので非常に難しいことだと思います。
すぐにできることではありませんけれどやっていかなくては結果が出ないと思いますのでやっていきたいと思っています。
将来に向けてどれだけ若者特に子どもたちに入ってやってみたいとか相撲してみたいとかそういう環境を作っていけるかということですね。
夢もあるけれども踏み出せないそこで相撲協会がお相撲さんになれば高校が出られますよとか安心感も親御さんたちにも与えるようなことをしていかないと。
けがのサポートとかそういうことをしていかなくてはいけないと思っています。
最近の子どもたちは大リーガーになればたくさんのお金が稼げるとか2017/01/09(月) 13:50〜15:50
NHK総合1・神戸
第53回全国大学ラグビー選手権 決勝「帝京」対「東海」〜秩父宮ラグビー場〜[多][字]

前人未到の8連覇目指す帝京と初優勝狙う東海の対決!チームのまとまりで勝負する帝京か、強力フォワードの東海か。<副音声は“もっと”ラグビー>

詳細情報
番組内容
決勝戦は2年続けて帝京と東海の対決。前人未到の8連覇をめざす帝京は準決勝で追いすがる天理を振り切っての進出。フォワード・バックスともに学生レベルでは抜群の強さと速さを誇ります。対する東海は準決勝の同志社戦でナンバー8のタタフが5トライを挙げる活躍で圧倒しました。決勝でもフォワード陣が力を発揮すれば頂点が見えてきます。帝京8連覇か、東海の初優勝か。
出演者
【解説】薫田真広,【アナウンサー】豊原謙二郎,【<副音声>解説】砂村光信,【アナウンサー】浅井僚馬