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解説書き起こし 大相撲初場所 六日目 2017.01.13

初場所、場所も中盤に入りました。
六日目。
平日ですが力士たちの入りを待つファンがご覧のように先ほどの様子ですが会場の外にいます。
好調の玉鷲が入場してきたところでした。
玉鷲、御嶽海、正代、高安こういった上位の力士が横綱大関を苦しめているこの序盤です。
きょうから栃ノ心が休場となりました。
きのうの相撲で右膝を痛めてしまいました。
右膝関節捻挫の診断が出て2週間程度の治療が必要だという診断が出ました。
きょうからの休場です。
師匠の春日野親方は、思ったより深刻ではないと思いました。
再出場についても様子を見て判断したいというコメントが出ています。
六日目、十両の取組が進んでいる国技館です。
正面解説は元・朝乃若の若松親方⇒青色リポーター⇒黄色で表示します。
土俵には剣翔と小柳。
3勝2敗どうしの対戦です。
十両2場所目の小柳がここまで3勝2敗と白星先行。
先場所、新十両では11番勝ってまだまげは結えません。
負けた相撲も前に攻め込んでいます。
若松⇒小柳、やっぱり馬力のある魅力のある相撲ですがどうしてもうまく土俵際で、はたきやさばかれてしまいますよね。
これからの勉強だと思います。
右四つの型がありますし左からの押っつけも強力な力士です。
剣翔は連敗スタートでしたが3連勝。
木村朝之助が合わせます。
すくい投げ。
剣翔の勝ちです。
今のも、相手の動きにさばかれてしまったといいましょうか。
ちょっと強引すぎましたよね。
脇があいてしまいましたよね。
逆に剣翔、厳しい立ち合いをしましたね。
押されないような立ち合いをしましたね。
先場所は同じように右四つの体勢になりましたけれども小柳が上手を取ってそこから流れを作りました。
きょうは、立ち合いは厳しかったんですが。
ちょっとあいてしまったんですよね、左が。
最後はすくい投げというか回り込まれての投げがありましたね。
勝負を決めるときのタイミングのうまさは、剣翔は持っています。
剣翔は体が柔らかいですね。
十両の取組がちょうど折り返し7番終わったところです。
初日から5戦5勝は宇良ただ1人。
きょうは大栄翔と取組が組まれています。
土俵には琴恵光と徳勝龍が上がっています。
琴恵光が3連勝のあと連敗。
初日からの3連勝はいずれも土俵際の逆転。
網打ち、それから網打ちのような形になった突き落としもありました。
前に出る相撲できのうは勝ち切れませんでした。
琴恵光も、勝負勘のいい力士ですからね。
そういった相撲もありますよね。
幕下に下がったときに体にもっと重みがないとということで体重も少し増やしました。
押されなくなってきました。
ただ、胸を少し出してしまうところがあります。
きょうは対戦相手、徳勝龍です。
十両に下がってですがなかなか幕内に戻るような勢いが出せずにいます。
若松さんの大学の後輩になるわけですが。
ちょっと今、元気ないですよね徳勝龍も。
学生時代は突き押しが多い、いい相撲を取っていたんですけどね。
この世界に入ってから四つ相撲とかどっしりしたような相撲が見受けられますね。
左四つが多くなっています。
器用な力士ですよね。
うまくさばきますよね。
それには立ち合いあたって突っ張って自分の体勢を作るような形を作らないといけないと思うんですよね。
先場所対戦があって琴恵光が突き落としで勝っています。
制限時間いっぱいです。
3勝2敗どうし。
はたき込み。
徳勝龍の勝ちです。
琴恵光はこれで3連勝のあと3連敗。
両方入って、琴恵光はよしと思ったんでしょうね。
思うったでしょうね。
そこに隙ができたんでしょうかねどうしても。
徳勝龍はあたると見せて引っ張り込みにいったような感じですね。
もう1回、突き放してからの突き落としですからね。
琴恵光はもっと密着しなければいけなかったんですけど徳勝龍の距離になりましたね。
1回突き放されちゃうんですよね。
間合いができてしまうんですよね。
このあたりもさばきのうまい力士です。
きょう解説は元朝乃若の若松さんです。
初日から十両5連勝は宇良ただ1人。
見せますね。
見せますね、おもしろいですね。
5日間全部違う決まり手なんですから。
若松さんから見ての宇良のよさはどんなところですか。
やっぱり勝負強さ。
何か、相撲一番一番を本人楽しんでいるようなそのように見受けられますよね。
逆にもっと磨いてもらわなければと思う点はありますか。
やっぱり前に出ることなんですけど今はどうしてもそういった相撲になってしまうね。
本人も前に出ることは分かっていますから徐々に徐々に前に出るようにそうするともっと今の相撲も生きてきますからね。
手首を痛めてかなり厳重にテープを巻いている様子もあります。
そうした中でも勝負を最後まで諦めないこの姿勢は分かりますよね。
本当に勝負強さ絶対に諦めないですからね。
何か土俵際でしてやろうということがありますね。
宇良もいますしきょうは土俵でいいますと里山も勝って5勝1敗幕内での石浦ですとかこうした沸かせる力士がたくさん増えてきました。
小さい力士が暴れるとおもしろいですからね。
高松さん、現役時代はまさに力士大型化の時代でしたね。
向かっていくほうは大変だったと思います。
逆に怖かったですね相手が大きすぎて。
小錦関とか曙関、武蔵丸関とか怖かったですね。
いなしてはたいての下敷きになったらけがするんじゃないかというような怖さもありましたし。
実際にそうした形でけがをした人も何人かいます。
今は少し以前ほどの大きな力士は減っていきました。
技を見せる力士が増えてきたそんな時代に入ってきましたね。
ただ、やっぱり小さい力士がけがをすると今までどおりのリズムができなくなりますからねそれが心配なんですよね。
まずはけがをしない体を作るということでしょうね。
土俵には西が旭大星東が北太樹。
西の旭大星もはじめ上がってきたころには細身のくせ者というイメージでした。
手繰って投げかけ、足技多かったですが最近は頭からあたってもろ手から自分の体勢を作ろうという気持ちが見受けられますよね。
前まわしを引くあるいは押っつけて起こしていく相撲が増えてきました。
足技が最近全く出なくなりました。
それで前に出られると幅が出てきますから。
ここまで3勝2敗この5日間、体はよく動いていると話しています。
まだ十分にまわしを引いて攻める形が出ていません。
東の土俵には北太樹です。
2場所勝ち越しが続きましたがこの序盤はまだ本来の動きなかなかかみ合ってきません。
1勝4敗の成績です。
足が出ています。
旭大星の足が出ています。
寄り切りです。
速攻は北太樹の持ち味です。
旭大星は下がっていろいろしてくる力士ですが怖がらないで北太樹は、前に前に出ましたね。
警戒しすぎてはだめですね。
警戒するとはまりますからね相手はそれを待っていますから。
かち上げて、そのあとは抱え込んでいきました。
旭大星の足がすでに出ていました。
旭大星は敗れて、3勝3敗北太樹が2勝4敗になりました。
力士の入場を迎えるふだんの様子をご覧いただきました。
少し午後になって、東京は雲が増えてきました。
最高気温が12度7分平年よりも3度ほど高めの気温でした。
あす以降、少し週末全国的に荒れもようの天気になりそうだという予報が出ています。
日本海の地方、西日本でも雪が積もるかもしれないという予報が出ています。
初場所は時々雪で力士の到着に気をもむということもあります。
そうですね。
外の寒さと館内の熱気は相当違います。
青森出身どうしの対戦です。
安美錦と阿武咲です。
若い力士は今までテレビで見ていた力士と対戦できるというのは不思議な気持ちだと言いますが私は現役中の安美錦とよくやっていましたからまた現役にやっているのがすごいなと感心します。
安美錦はきのうは小柳と対戦して小柳も子どものころテレビで見ていた憧れの安美錦と対戦できると話していました。
阿武咲は去年1回対戦があります。
阿武咲は20歳です。
安美錦は38歳です。
昔は安美錦は細いすらっとした力士でした。
小兵でしたね。
小柳はきのう仕切っているときにああこれが安美錦関だと小学校のころから見ていた力士と土俵の上で対戦するのは不思議だと話していました。
その経験がもっと強くなりたい前にいきたいという気持ちが増えてきたと話しています。
幕内に上がったらもっとそういう気持ちが出るのではないかということを話していました。
安美錦はひょうひょうとしていますね。
阿武咲とは2回目の対戦です。
前回は安美錦が、すくい投げで勝っています。
ともに2勝3敗どうしです。
はたき込み。
阿武咲の勝ちです。
安美錦はこれで2勝4敗です。
阿武咲もはたき投げということを警戒してたからそこまで思いっ切り出ませんでしたね。
阿武咲ですと頭であたっていくのが魅力ですが警戒していますね。
思い切りいけませんでしたね。
よく見ていですね。
きょうは、まわしを切ってから動きましたね。
まわしも嫌ですからね。
子どものころ見ていた安美錦に勝ちました阿武咲です。
若松さんはそういう存在はありましたか?幕内に上がったときに花形力士が多かったんですね。
テレビでずっと見ていた人ばかりでした。
最初は琴ヶ梅関あたったときに、うわっと中学のときにテレビで見ていた人だという感じでしたね。
寺尾関とかね見ていた人ばっかりですから逆に緊張しました。
親方の場合は学生相撲のときからですから出世も早かったですね入って若いうちに、あたったのではないですか。
見ていた力士とあたるというのは怖さもあるでしょうし、うれしさもあるんですね。
僕はやっぱりうれしかったですね。
勝っても負けてもという気持ちでした。
勝ちたいという気持ちではなかったですね。
取れてうれしいという気持ちでしたね、最初は。
そこから始まるんですね。
千代丸2勝3敗対戦相手、旭秀鵬は3勝2敗の成績です。
旭秀鵬などはモンゴルで見ていた旭天鵬に憧れて訪ねてそして角界入りした1人ですね。
旭秀鵬もいい体をしていますしね。
けがが、多いです。
けがに泣いていますね。
旭天鵬は大きなけがはなかったですね。
旭秀鵬はけがが少なくなければもっと上に行くのも不思議ではありません。
行司は木村要之助です。
同期生の対戦です。
千代丸の勝ちです。
千代丸は突いてからのはたきいなしがありますね。
どうしても手が伸びないことには自分の間合いを作ることができません。
伸ばさないように下から手を殺しながら前に出るというのが1つの策ですね。
かち上げ気味にいきましたけどもきょうは伸びましたね。
決まり手は引き落としです。
同期生で前相撲でもこの2人はあたっていました。
きょうは千代丸の相撲でした。
千代丸、旭秀鵬は3勝3敗です。
館内が大きく沸いています。
十両ただ1人初日から5連勝の宇良が登場しています。
宇良も左手首ですか早く治して幕内で暴れてもらいたいなという気持ちがありますね。
今場所、東の3枚目ですね。
幕内に上がれるチャンスですね。
そのためにもこの状態早くよくしてほしいですね。
がっちりしてますね。
運動神経もいいみたいですからね。
豊響戦胸を反らせて琴奨菊の仕切りのような感じでしたね。
膝を曲げて残せるまたちょっと違いますね残し方が。
この5日間、すべて決まり手が違っています。
勝負をつけたと思っても相手の力士に残られてしまうという感覚があると言いますね。
宇良はそこからですね。
きょうの対戦相手の大栄翔には2回いずれも敗れています。
大栄翔は小兵をうまくさばいています。
見すぎてしまわないように気をつけたいと話しています。
押し出しました。
大栄翔の勝ち。
宇良の連勝止まりました。
中に入れたくなかったですね。
小刻みな突っ張りでも足を止めない。
うまく取りました。
土俵を落ちるとき、宇良、衝撃があったかもしれません決まり手は突き出しです。
かなり土俵を落ちるときに衝撃を受けたようです。
見ていく、もろ手突き足もよく出ていますね。
見るとどうしても足が止まってしまいます。
きょうは、よく足が出ました。
別の角度から見ます。
潜りにいくのを防ぎました。
大栄翔、このあとの攻めです。
膝が曲がっていますね。
しかし休まず前へ前へと出ました。
宇良は頭を下げる構えで中に入ろうとする構えがありましたがここで引いてしまいますとだめです。
大栄翔、相撲がうまいですね。
さばくのが大変うまいです。
勝負どころをよく知っていますね。
確かに、見ながら止まってしまうと勝負が遅くなってしまいます。
どうしても小さい力士は見てしまうんですね怖いから。
本人も、小兵は苦手ではありませんと話していました。
対宇良3戦3勝です大栄翔。
新十両、六日目勝ちっぱなしの力士はいなくなりました。
1敗で宇良誉富士、里山大奄美この4人が並んでいます。
それぞれタイプが違うだけにこのあとが楽しみです。
残り2番です。
土俵上は青狼と豊響。
青狼ちょっと最近元気がないですね。
きのうようやく初白星が出ました。
青狼は四つ相撲の力士なんですが連勝連敗のあるタイプです。
前まわし速攻がいちばんいい形です。
今場所、初日から4連敗。
序盤、大きな連勝、大きな連敗。
場所中に変わることがよくあります青狼です。
しっかり踏み込んで前まわしを取れれば。
しかし、そこに踏み込めないという迷いが生じるんでしょうね。
考えてしまうとだめだと話しています。
豊響は立ち合いから迷いなしの押し一本です。
きのう、連敗を止めました。
行司は木村銀治郎。
押し倒し。
青狼の勝ちです。
青狼にしては、この変化珍しかったですね。
1つあたってからまわしを求めて動くことは何度かありました。
相手の立ち合いが強いのは分かるんですけどね。
豊響の手が出てくるところを払うようにして前に出ました青狼です。
本人もこの変化では決まらないというのが分かっていましたね。
4連敗のあと、これで連勝です。
決まり手は、押し倒し。
豊響も2勝4敗です。
大奄美、5勝1敗好成績です。
宇良敗れて全勝はなくなりました。
十両六日目で勝ちっぱなしの力士は消えました。
1敗が4人です。
若松さん、きょうもそうですが結構、十両の土俵も熱のこもった攻防が増えていますね。
一時期、はたきとか落ちる相撲、淡泊な相撲が多かったですが最近は一番一番おもしろいですね。
最終的にはたき、引き落としで決まっても途中の流れは攻防がありますね。
その中には、小兵の力士が土俵狭しと動き回るそういった相撲が多いですからね。
ですから同じ一方的な内容がありますけれども持ち味はそれぞれ出しての相撲ですね。
ですからお客様も納得すると思います。
お客さんもよく知ってますよ。
十両、幕下からお客さんがたくさん入ります。
またおもしろい相撲を取る力士が多いですね最近はそうですね。
そして今場所序盤は幕内上位正代、御嶽海こうした若手がよく戦っています。
幕内では御嶽海、正代この辺りが近い年代として頑張っていますね。
こうした若い力士、もう1つ2つ山を登ってほしいですね。
十両最後の取組です。
英乃海と東龍。
すくい投げ。
英乃海の勝ちです。
東龍、ちょっと深すぎました。
英乃海、すくい投げの勝ちで3勝3敗です。
これで十両の取組すべて終わりました。
ここまでの解説、若松親方でした。
館内アナウンス⇒初めに西方、幕内土俵入り。
先導は木村秋治郎。
大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋大翔丸
(だいしょうまる)大阪府出身追手風部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋石浦
(いしうら)鳥取県出身宮城野部屋千代の国
(ちよのくに)三重県出身九重部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋荒鷲
(あらわし)モンゴル出身峰崎部屋関脇・正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋きのうで序盤の5日間が終わりました、きょうから中盤戦です。
初日から5連勝は幕内5人います。
そのうちの1人平幕の佐田の海です。
自身初の初日からの5連勝。
そして貴ノ岩、こちらも初めての初日からの5連勝です。
新関脇正代、白星先行。
3勝2敗できょうからの中盤戦です。
その正代きょうは初日から勝ちっぱなしの大関稀勢の里戦が組まれています。
きょうの好取組です。
館内アナウンス⇒かわって東方幕内土俵入り。
先導は木村元基。
千代皇
(ちよおう)鹿児島県出身九重部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋貴景勝
(たかけいしょう)兵庫県出身貴乃花部屋錦木
(にしきぎ)岩手県出身伊勢ノ海部屋輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋北勝富士
(ほくとふじ)埼玉県出身八角部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋千代翔馬
(ちよしょうま)モンゴル出身九重部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋小結・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋関脇・玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋平幕でもう1人初日からの5連勝力士、十枚目の蒼国来です。
先場所に続いての5連勝です。
先場所はここでストップということになりました。
今場所6連勝まで星を伸ばせるかどうか。
そして大関陣ではただ1人稀勢の里、5戦5勝としています。
横綱大関で見ると白鵬が初日から5連勝です。
白鵬稀勢の里以来横綱大関陣は2敗以下という状況になっています。
稀勢の里は、きょうは正代との対戦が組まれています。
栃ノ心きょうから休場です。
右膝の関節の捻挫ということで全治2週間の見込みだということです。
本人は途中出場したい気持ちもあるが無理をしてまたひどくなるのが怖い、まずは治すことに集中したいと話しています。
師匠の春日野親方は再出場については様子を見て判断したいと話していました。
正面解説は元横綱・大乃国の芝田山親方⇒青色向正面は元小結・舞の海の舞の海秀平さん⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
まず東から白鵬の土俵入りです。
館内アナウンス⇒横綱、白鵬露払い、石浦太刀持ち、魁聖行司は木村玉治郎であります。
きょうから三つぞろいを変えてきた白鵬です。
横綱の出場回数です。
白鵬現在史上2位817となっています。
きょう土俵に上がれば1位北の湖と並びます。
拍手
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!芝田山さん、序盤の白鵬の5日間どう見てます?安定してますね。
特に危ない場面もありません。
順当な流れでここまできています。
きのう、少しいなされました。
でも本人は余裕があったという話でした。
自分の相撲を評価している白鵬です。
きょうは結びで隠岐の海の挑戦を受けます。
やはり優勝争いの中心ということになっています。
そうですね結局そうなってきました。
白鵬と並んでいるのは稀勢の里ただ1人という横綱大関陣です。
館内アナウンス⇒東方より横綱鶴竜土俵入りであります。
横綱、鶴竜露払い、蒼国来太刀持ちは勢であります。
鶴竜も三つぞろいを変えていきました。
(館内)ヨイショ!3連勝したあとにこの2日は連敗という鶴竜です。
四日目の御嶽海戦ですね。
若手の元気のいい2人ですのでやはり油断はできない相手なんですね。
もうこのあとは落とせません。
きょうは結び前、荒鷲戦です。

 

 

若手の元気のいい2人ですのでやはり油断はできない相手なんですね。
もうこのあとは落とせません。
きょうは結び前、荒鷲戦です。
館内アナウンス⇒西方より横綱日馬富士土俵入りであります。
日馬富士の序盤5日間3勝2敗きのう太ももの裏側を痛めました。
病院にも行ったということですが大事に至らないといいんですが。
きょうもしっかり土俵を務めます日馬富士です。
館内アナウンス⇒横綱日馬富士露払い、大翔丸太刀持ち、宝富士。
行司は式守伊之助であります。
本来土俵入りのときは何もつけないというのが一般的ですがきょうは足の裏に白いものが見えます。
ちょっと見ていても足取りが重い感じがしますね日馬富士は。
さあ、しこです。
少しかばうように足が下りた感じがします。
拍手
しこの下ろし方は多少。
テーピングをしていましたからね後ろに。
多少、痛みはあるかもしれませんけれどもね。
右足に重心がかかったんですがそのとき少し表情が変わったように見えました。
なんとか治療してということなんですが出る以上は結果が求められる地位です。
きょうの対戦相手は元気な新関脇の玉鷲です。
玉鷲も非常にいいあたりからの突き押しがさえています。
そして右からののど輪がいいですね。
館内は、中入り休憩時間になります。
毎日お伝えしていますがきょうも新十両のインタビューをお届けします。
鹿児島の龍郷町出身の坂元改め大奄美関です。
今場所の新十両大奄美関にお越しいただきました。
改めて昇進おめでとうございます。
大奄美⇒ありがとうございます。
きょうまで終わって好成績ですね、5勝1敗、いかがですか。
毎日、緊張しています。
今も少し緊張していますか。
緊張しています。
画面では関取のプロフィールをご紹介します。
去年の初場所幕下15枚目格付け出しの資格でデビューをしておよそ1年で新十両をつかみました。
土俵上でまだ大いちょうが結えませんね。
まげ姿で相撲を取っています。
日本大学出身、高校、大学とアマチュア相撲を経て一度実業団で力を蓄えて大相撲の世界に入ってきました。
改めてプロの世界はいかがですか。
やっぱり厳しいです。
どういうところに厳しさを感じますか。
何て言うんですか私生活にしろ、稽古にしろやっぱりアマチュアとは違うなと。
大奄美という、今場所からふるさとのしこ名ですけれどもふるさとへの思いはいかがですか。
自分が育った島なので何て言うんですか…。
奄美大島でね。
12月には奄美市の巡業にも参加しましたし関取昇進を決めてたくさんの声援があったんじゃないんですか。
皆さんに歓迎されてうれしかったですね。
いろいろと歓迎具合というのはどんなことがありましたか。
坂元!とみんな言ってくれて。
坂元から大奄美にかわって最初の相撲を白星で飾りました初日の映像です。
右四つが持ち味の関取このときは逆の左四つへ一気に攻めましたね。
そうですね。
左が差さったのでもう前に出るしかないなと思って。
それでも速い攻めでしたね。
自分じゃないような相撲でした。
緊張もしていましたがちがちでした。
新十両の場所というのは化粧まわしを着けて土俵入りも行いますが所作も含めて緊張感がありましたか。
そうですね。
緊張していました。
初日の土俵入りは覚えていますか。
あまり覚えていないです。
少しは慣れてきましたか。
そうですね。
日に日にちょっと慣れてきています。

 


今場所の新十両、追手風部屋の大奄美関にお話を伺っています。
鹿児島商業、日本大学アマチュア相撲と経験を重ねてきた坂元改め大奄美学生時代の映像をご覧いただきます。
日本大学というとたくさんの関取を輩出している名門で実績を重ねてきました。
懐かしいですか。
大奄美⇒懐かしいですね。
プロに入ろうと思ったのは学生時代からですか。
そんなこと考えていなかったんです。
そのあとに日本大学を卒業して日大職員として実業団で力を蓄えました。
実業団横綱というタイトルを取りました。
このタイトルが1つ大きなきっかけになりましたか。
そうですね。
取ってまた挑戦してみようという気持ちで。
大学時代からどこかには大相撲という意識は多少なりともあったんでしょうか。
どうなんですかね。
よく分からないです。
この実績が自分の背中を押してくれているような。
そうですね。
そして去年の初場所入門で6場所すべて勝ち越しで関取の地位をつかんだわけですがご覧のように4勝3敗が続いています。
改めて、この1年はもちろん負け越していないというのはすばらしいことなんですが。
でも、1回ぐらいは5勝したかったですね。
今場所は六日目で十両の土俵で五勝しました。
たまたまじゃないですか。
何か自分の中で相撲が変わったなというか考えていることはありますか。
攻めを速くしようかなとそう考えています。
今場所はちょっと攻めることができているかなと。
子どものころの写真をお借りしています。
生後6か月、半年もうこのころから今の目元の辺りですね。
あまり変わらないですね。
今はかわいいというよりも貫禄たっぷりの大奄美関ですけども比べてみます。
そうですね、やっぱりあまり変わらないですね。
笑い声
今ちょっと、目を大きくしましたね。
開いたほうがいいのかなと思って。
ここからどんどん大きくなって幼稚園のころです。
立派ですね。
なんか変わらないですね。
このころには相撲は?このころはしていないですね。
小学生に入ってからです。
畑で相撲を取らされていました。
相撲が盛んな奄美大島ですから、小さいころから食事をよく食べていたんですか。
自分のおじさんにもどすまで食べさせられていました。
そこは愛情があるでしょうからたくさん食べさせたいという気持ちでしょうね。
そこから小学4年生になります隣はお兄さんですね。
懐かしいですね。
いつごろからお兄さんを越えたんですか。
ずっと越えています。
ちょっとこのころユニホームをつけて色気づいていますね。
ソフトボールや水泳相撲以外にもいろんなスポーツをやっていたんですね。
自分は相撲だと思ったのはいつごろですか。
最初から相撲じゃないですかやっぱり。
いちばんおもしろかったですか。
そうですね。
どういうところが楽しみでしたか。
勝つことですかね、やっぱり。
勝つことによってうれしいと思うじゃないですか。
土俵が制限時間になりましたので続きはあとでうかがいます。
大坂⇒大奄美関のインタビューをお届けします。
幕内最初の一番が制限時間いっぱいです。
初場所の六日目きょうから終盤の5日間が始まります。
西から大砂嵐東から臥牙丸です。
去年の夏場所以来ほぼ半年ぶりの対戦ということになります。
足が出ています。
臥牙丸、押し出しです。
本人、ちょっと足を引きずりながら土俵を下がっていきます。
臥牙丸の圧力が生きましたかね。
芝田山⇒きょうは体で圧倒してきましたね。
大砂嵐は相撲内容、全然だめですという話をしていましたが。
きょうも立ち合い、もろ手で手だけしか出していないんですよね。
あたりにいっていないから軽くなってしまいますね。
左足が先に出ています。
三輪⇒今場所の新十両大奄美関、追手風部屋に入門して丸1年で新十両をつかみました。
師匠の追手風親方に関取への期待などを伺っています。
一緒に聞いてください。
やっぱりもう一番勝てれば4勝ではなくて5勝できればもうちょっと早く上がれたと思うんですが結果4勝3敗でずっと負け越しがないから大したものだと思います。
しっかりとした四つ身の形がありますがこれからどういう部分を磨いてほしいですか。
やっぱり押し相撲で四つ相撲押し四つみたいな形になればいちばんいいかなと思います。
今はまだ四つ相撲だけであたって、押してから自分の形になって速く攻めることがいちばんだと思います。
今、十両に上がって次は幕内を目指してもらって幕内に上がったら三役を目指す一つ一つ目標を高く持ってやってもらいたいです。
師匠の話でしたが聞いていかがですか。
大奄美⇒まずは勝ち越すことを目標に頑張っていきたいです。
師匠も一つ一つ1つと言われていましたね。
ただ速い相撲というのはこの新十両の場所前も出ていますね。
そうですか。
ちょっと意識している面もあると思うんですけど手応えはいかがですか。
まだまだですか。
まだまだじゃないですかね。
まず勝ち越すことというお話がありました。
これから関取生活というか、力士生活がまだまだ続いていくわけですがどんな相撲を見せていきたいですか。
あたって速い攻めで勝てるように頑張っていきたいです。
その相撲をぜひこれからも期待しています。
どうもありがとうございました。
今場所の新十両追手風部屋の大奄美関でした。
大坂⇒てれ笑いも印象的な大奄美関のインタビューでした。
今場所の新十両力士です。
土俵が制限時間いっぱいです。
西から逸ノ城東から新入幕の千代皇です。
過去十両で対戦が一度あってそのときは逸ノ城がすくい投げで勝っています。
逸ノ城の勝ち。
正面からいってはなかなか勝てないのでという話を千代皇はしていたんですが逸ノ城が圧倒する一番になりました。
相手がで動いてきたのに全く慌てませんでしたね。
ついていったというより逸ノ城の動きが今場所いいですね。
西の前頭13枚目この番付ならばというのはあると思うんですが。
もちろん、そうですけどね。
身が浅く入ったんですがどんどん前に突いていきましたね。
この番付ならば大勝ちももちろん期待はされるところではあるんですが。
それだけのものは持っていますからねだけど、結構人に相撲を覚えられてきたのかなという感じがしましたけど。
この体をしっかりと絞った形で。
先場所がどうなのかなという感じでしたが今場所は動きがよくなっていると思います。
193kgと言っています。
だいぶフィットしてきた感じがあるかもしれませんね。
満員御礼の垂れ幕がきょうも下がっています。
きょうも満員札止めとなっている初場所六日目です。
土俵には5戦5勝の佐田の海と新入幕の貴景勝が上がっています。
この中で5戦5勝は貴ノ岩きょうは北勝富士戦前半の好取組です。
なんといってもきょうは5戦5勝の大関稀勢の里に新三役、新関脇の正代が挑みます。
正代は3勝2敗です。
東京両国の国技館。
連日、満員御礼が続いています。
前売り券はすべて売り切れて当日券のみということですね。
そうですね。
もうチケットはすでに場所前に売り切れましたですね。
当日券だけたくさんのお客さんが朝早くから並んでいるんですよね。
この満員の中で力士たちが相撲を取ります。
制限時間いっぱい。
初日から5連勝は初めての佐田の海です。
5勝1敗とした逸ノ城のリポートです。
反省の弁ばかりでした。
立ち合いが今場所はあたれていないんですって。
あたれていないから、右がしっかり差せないし、上手もなかなか取れない。
きょうはそのまま前に出るわけですがあした以降もっともっとあたれるようになりたいという意欲的な話が出ました。
星を伸ばした逸ノ城の談話でした。
2連勝となりました貴景勝です。
全く相撲に迷いがありませんでした。
きょうも懸賞を受け取りました。
佐田の海は連勝が止まりました。
まわしを取れればというのは佐田の海あったかもしれませんが花道を首をかしげながら下がっていきます。
向正面は舞の海さんです。
佐田の海側から見るとどうでしたか。
何とか前まわしを取りたいんですけどね。
貴景勝も低いですしね丸い体ですからなかなか、まわしに手が掛かりませんでしたね。
芝田山さん、貴景勝はなんですが。
迷いなく突っ張りがいいですね。
左からちょっといなしたときに佐田の海が足を出しましたね。
土俵際で我慢して押し返せないとやはり貴景勝としてはチャンスをねらっていましたからね。
相手が引いたところを突いていきましたからね。
押し相撲の鉄則ですからね。
貴景勝は2勝4敗としました。
佐田の海が5戦5勝できて連勝が止まりました。
上位で見ると白鵬と稀勢の里が勝ちっぱなしです。
稀勢の里は、初日から5連勝。
いい感じですね。
一門の大関で期待も大きいと思います。
慌てることなく自分の相撲を取っていると思います。
だからといって今までの流れがありますから気は抜けませんね。
一日一番しっかりと勝負をつけていくという形を作ってほしいですね。
昨年は琴奨菊、豪栄道と大関で優勝を持っていかれていますからね。
ことしはなんとか稀勢の里、優勝もそうですし綱取りもものにしてもらいたいなという期待が大きいですね。
勝ちっぱなしならずの佐田の海のリポートです。
相手の間合いできょうは相撲を取られてしまったという言い方をしました。
舞の海さんが丸いのでまわしに手が掛かりにくいのではないかということにおっしゃっていましたけども、そうですねと本人も、言っていました。
やはり立ち合いがという話でした。
丸い体というのはそういうこともあるのかもしれません突き落とし、千代大龍が圧倒しました。
立ち合いのあたりで決まったような感じしましたが、舞の海さんそちらからはどうでしたか。
あたりあって大翔丸が低いですからね。
そこを攻め込むところをはたかれていますね。
低く相撲を取るのも大切ですが低い体勢を保ちながら常に上目使いで相手の動きを見ていなければ落ちてしまいますね。
千代大龍が立ち合いのあたりそこからの流れで勝って3勝3敗五分としました。
大翔丸は2勝4敗です。
現役時代の大乃国の初優勝の映像、昭和62年の夏全勝優勝で初優勝となりましたそのときの映像です。
実況⇒落ち着いています大乃国。
星の差1つで北勝海と対戦して敗れれば決定戦という一番でしたが勝ちました。
15戦全勝を果たしました。
若いですね。
若いね。
24歳でしたかね。
どのような思い出がありますか。
この場所はね初日から自分の思いどおりに、体が動いてくれたんですね。
そんな場所でした。
大関11場所でしたね。
なかなか優勝ができませんでしたね。
上がってきたころの映像を見ていたということですね。
いかに自分自身の気持ちで相撲を取るか。
相手がどうのこうのじゃなくて緊張感を自分のものにできるか。
よけいなことを考えない自分のことだけしっかりと考えてそしていい緊張感を持つということ。
気持ちの在り方を変えたんですか。
気持ちの持ち方ですね。
いかにリラックスをするかそして土俵の上でしっかりと相手を見ることができるか。
そこに迷いが出てしまうとだめですね。
立ち合いに迷いが出ると待ったをしたり、立ち合い遅れたりしますからね。
15日間迷いありませんでしたか。
しっかりと自分の腰が決まったら立つというそういう気持ちでした。
押し出し、千代鳳の勝ちです。
輝ちょっと途中で引くような動きがありました。
立ち合いから低い千代鳳を起こすというような意図があった輝でしたが敗れました。
輝は背が高いですしね懐深いんですがどうしても腰が高い千代鳳のほうは下から下からいこうとしましたね。
はたきにいったところを押されましたね。
押し相撲引いたりはたきにいったらついていくのは鉄則ですから。
あそこは辛抱して押し返しておいて自分の形を作らなければいけませんね。
終始きょうは輝も突っ張りました。
千代鳳が攻めていけばという感じがします。
15日間ですね、気持ちの持ちよう迷わずに自分のことだけ考えたとお話がありました。
そうですね。
相手のことはありますからね。
それよりも先に自分がいかにいい形になって攻めるか。
ということが大事なんですね。
攻めるときもいい形になったから慌てずしっかりと勝負を決めるということが大事だということです。
危ないと思ったときはしっかりと耐えて残すということが大事です。
15日間、全部が全部自分の立ち合いで自分の相撲が取れるかといったらそうはいきません、相手がいることですからね。
相手がいるんだけれども一か八かで勝ちにいくのではなくて辛抱して自分の形を作ってから攻めるということですね。
稀勢の里はなかなか優勝ができません芝田山さん、ある程度理解できるという気持ちもあると思うんですが。
分からないではないんですが私が優勝したときとは年齢がはるかに違います。
その辺はもう少しそれだけの経験を積んでいるんですからどっしりと構えてそして取り組んでほしいと思いますね。
心技体でいうと技体はいいんですが横綱クラスですよね。
誰もが感じるのは心の部分ですね。
迷いなくいくためにはどうしなければいけないかということになりますね。
自分の気持ちをコントロールのしかたというのは難しいんですがやはり稽古場でまずは圧倒的な強さを見せることが大事かと思いますね。
ちょっと場所前、琴奨菊とか。
今場所前ということではなくて同じ大関と稽古しても圧倒的に稀勢の里強いなというそういう稽古も見せなければいけませんね。
いろいろな関取衆もつかまえて稽古をつけるということも大事です。
土俵上制限時間、石浦と錦木です。
引き落とし、石浦の勝ち。
石浦2勝4敗です。
舞の海さんにお聞きします。
ちょっと立ち合い速かったですね。
よく錦木の動きをよく見ていましたね。
なかなか、2場所目ですし簡単にまわしは取らせてくれません。
左に変わり気味に上手を取りにいったんですが、それが取れませんでした。
錦木も、相手をつかまえる前に押していきました。
これは失敗です。
錦木は、じっくり自分の形を作るべきだったですね。
こういう攻め方をする力士が最近は多いです。
今の芝田山さんのお話はどの力士でも当てはまると思いますよ。
まずは自分の形を作ることだと芝田山さんはおっしゃっています。
石浦、あすは貴景勝戦です。
幕内はきのう終えた時点で幕内に5人の全勝がいました。
すでに佐田の海が敗れています。
白鵬、稀勢の里、蒼国来そして今土俵に上がっている貴ノ岩です。
初日から5連勝は貴ノ岩初めてです。
そしてきょうの対戦相手は24歳、若手の1人北勝富士です。
4勝1敗、こちらも好成績。
好調どうしですので楽しみな一戦ですね。
そうですね。
貴ノ岩も5連勝ということで体も張りが増してきている感じがします。
気をよくしてると思いますよ。
北勝富士も思い切ったいい相撲を取っています。
先場所、対戦があってそのときは北勝富士が勝っています。
貴ノ岩のリポートです。
初めての5連勝には話に乗ってきませんでした。
ここまで相撲内容がいいですねと話すとにこっと笑いました。
体がよく動いていると思います。
集中して相撲が取れているという言い方をしていました。
ここまで稽古十分じゃないですかと聞きましたら今場所新入幕の貴景勝、そして今幕下で力をつけている貴源治、貴公俊この若手には胸を貸していました。
この2人がいい稽古相手になっているという話でした。
2人が力をつけてきたのも非常にいい要因の1つだと話しています。
まだ10代20代の幕下力士がいる貴乃花部屋です。
一方の北勝富士。
通算の出場は100回です。
きのうは上手投げで勝ちました。
体がよく動いている北勝国です。
今場所は受けずにしっかりと自分から攻めていきたいと貴ノ岩は話しています。
集中していると話す貴ノ岩。
そして4勝1敗の北勝富士。
立ち合いは相手はかち上げか張り差し、そして距離ができたらはたきもくるかもしれないそうしたことを頭に入れて相撲を取りたいと話しています。
行司は式守与之吉です。
ちょっと北勝富士が突っかけました。
きょう幕内初めての待ったです。
寄り切り。
北勝富士の勝ち。
左にややずれながらの左まわしでした。
貴ノ岩も連勝が止まりました。
向正面は舞の海秀平さんです。
舞の海さん、北勝富士、左速かったですか。
速かったです。
きょうは左はついていく動きではなく完全に前まわしねらいでした。
北勝富士が考えていった立ち合いということになりました。
決まり手は寄り切りです。
佐田の海に続いて平幕の勝ちっぱなし貴ノ岩も敗れました。
立ち合いです。
北勝富士は左のまわしをすぐ取りましたね。
ねらっていきました。
貴ノ岩、これは予想していませんでしたね。
どうですかね。
予想というかそれよりも北勝富士のあたり、そして左の上手の速さ。
右からののど輪、低い体勢からの腰の位置。
下から上の圧力。
速いし、力強い相撲でした。
北勝富士は御嶽海と同期ですかね。
そうです、同学年です。
すると意識は高まりますね。
御嶽海、金星2つ取っているじゃないですか。
相当刺激になるという話をしていました。
できれば今場所大勝ちして対戦が組まれればいいないう話もしていました。
そうですか。
かなりライバル意識を持っていますね。
ですからもう自分のこの位置で白星先行しているぐらいでは北勝富士は満足していないと思いますよ。
まださらに上というのを目指している北勝富士です。
貴ノ岩のリポートです。
立ち合いずれてきた。
あえてまわしを取りにきましたよね。
まさかまわしを取りにくるとは思わなかった。
思い切ってまともに来るというふうに思っていた。
頭になかったということですね。
確かに貴ノ岩は右を固めてという動きになりました。
蒼国来2場所連続初日から5連勝そのあと3連敗というのがありました。
その辺りのリポートです。
蒼国来の話です。
先場所は5連勝のあと、勝ちたいという気持ちが強くなってしまった。
それで体が硬くなってしまうという話をしています。
先場所、今場所と好調な原因は肘、腰の痛みが和らいできた。
それで自分本来の相撲が取れるようになってきたのが要因だと振り返っています。
あとは気持ちの問題で先場所と同じように5連勝になったからこそ今場所はここからいつもどおりふだんどおりの相撲を取りにいきたいと話しています。
今場所二日目に33歳の誕生日を迎えました。
もう毎日の稽古でも以前と違って疲れがたまりやすいんだという話です。
そろそろ長くないですからと言い始めています。
ですからことしは勝負ですと何か期するものを持っている感じがします。
強い思いを持って33歳土俵に立っているんですね。
勝ちたいという気持ちが強くなりすぎてもだめなわけですね。
勝ちたいという気持ちは大事です。
勝たなきゃいけないとそれが先に立つのがいちばんよくないですね。
勝つという気持ちは持っていたほうがいいです。
勝たなきゃいけないと思うと自分の体が思うように動かなくかたくなってしまいます。
全勝優勝のときいろんなプレッシャーだと思います。
やはり気持ちとすると勝たなきゃいけないというふうにはならなかったわけですか。
そうですねそれよりは一日一番自分の相撲を取る。
悪い体勢になったら辛抱すると。
それが、なかなか悪い体勢になりますと白星が先に頭に立つものですから早く楽になりたいだからはたいたり引いたりするんですそれがよくないわけです。
蒼国来2場所続けて6連勝に挑みます。
対戦相手は千代の国。
千代の国、ここまで3勝2敗です。
ようやくきのう前に出て勝つ相撲が出ました。
去年は千代の国が勝っています。
はたき込み。
千代の国の勝ち。
蒼国来もここで連勝が止まりました。
5勝1敗です。
ここで現時点での幕内の勝ちっぱなし白鵬と稀勢の里だけという展開になりました。
決まり手ははたき込みです。
全勝2人になりました。
そうですね。
まだまだ中盤戦始まったばかりですので白鵬。
稀勢の里この2人の行方ですね。
それによってまた混戦状態になるかどうかというところでしょうか。
千代の国、突き放す相撲は自分の相撲です。
ちょっと右にずれながら見ながら立ってきました。
蒼国来ここはよく残しましたよね。
このあとの千代の国の攻めがよかったです。
前に出て突っ張っていったところをはたきました。
終止まわしを与えることはありませんでした千代の国。
蒼国来、まわしを取ることができませんでした。
千代の国突っ張るんですが脇が空いていますね。
左右から脇をあけて突っ張りにいっているそんな感じがします。
よく見ていけばわきの下に入りやすかったかもしれません。
蒼国来は敗れて5勝1敗です。
蒼国来のリポートです。
気持ちの面ではふだんどおりいったんだけれども相手に合わせすぎてしまいましたと反省しています。
ここで幕下上位の成績をご覧いただきます。
幕下は1場所7番の相撲を取ります。
続いて6枚目から10枚目。
近畿大学出身の石橋、3連勝です。
舛ノ勝改め舛の勝。
3戦3勝です。
勝った千代の国のリポートです。
本人、立ち合い動いたつもりはないそうです。
蒼国来を見ながら立ってということでその結果、自然と動いたとのかもしれませんという話でした。
休まずに攻めたのがよかったという話です。
見ていったというのが分かりました千代の国の動きです。
土俵上制限時間いっぱいです。
碧山きのうですがブルガリア人女性のビオレタ・トドロバさんと結婚していたということを発表しました。
9月に籍を入れたという話です。
そのことがモチベーションになってるという話をしていましたここまで2勝3敗です。
魁聖も2勝3敗突き落とし、逆転魁聖の勝ち。
ぺろっと舌を出した魁聖。
すくって上手を切ってそのまま右からの突き落とし。
向正面の舞の海さんあの体勢で出られないんでしょうか。
舞の海⇒本来はあたって突き押し相撲ですよね。
上手を浅い位置取って頭をつけてずっと何年もこの相撲を取ってきたのであれば体にしみこんでいって、上手の位置がこれでいいかとか、寄っていく力の使い方はこれでいいのかと分かるんですがたぶん、このあとどうやって力を相手に伝えていけばいいのか碧山自身も困ったんじゃないかなと思うんですよね。
もともと右四つでも取っていた力士ですが上がってくるころから突きと押しの相撲ということになりました。
最後、魁聖が右から足を飛ばしていったのがちょっとびっくりしましたがスローを見ていますと、せっかく頭をつけて左の上手を浅く取っているんですが寄っていくときは上体が起きています。
それと同時にすくわれています。
結婚して帰ると優しく迎えてくれるそうで黒星が先行していますが大丈夫だよと言われるそうです。
きょうはいい状態になっていましたが負けて帰ると怒られるんじゃないですか。
かなり優しいと聞いていますがどうでしょう。
白星には生活がかかっています。
奥さんは厳しく。
帰ったらね。
そこは新婚ですからね。
向正面のいす席ですか。
千葉県の中学校の皆さんが来ています。
150人近くおります。
たくさんの学生さんも来てくれるからありがたいですね。
今場所の特別割引でそしてさらに西のいす席になりますと埼玉県の本庄東中学校の方です。
将来大人になった方も学生のときに相撲を見に行ったという印象づけられると大人になってまたいってみたいという気持ちになると思います。
そういうのを私たちの願いです。
相撲を取らなくても。
私たちも地方いきますと子どものころ親方にだっこしてもらって写真を撮ったんだとよく言われます。
幼少のころ、おじいさんに連れられて相撲を見に行ったことがある。
何年ぶりに相撲に行きました。
とかいろんな話を聞きます。
本物を見ると違いますよね。
テレビを見るとこの間見たお相撲さん、となりますしね。
若い人も見守る国技館です。
幕内前半の取組琴勇輝と豪風です。
過去は4対2。
最初に豪風が4連勝最近2場所は琴勇輝が連勝しています。
立ち合い微妙に豪風戦は変えてきています。
去年の秋場所は右に動いた琴勇輝です。
先場所は右のかち上げで立ち合いあたっていきました。
考えて相撲をとって豪風戦連勝につなげています。
新婚という意味では琴勇輝もことしの元日に籍を入れました。
琴勇輝2勝3敗豪風は動きの相撲で白星先行3勝2敗。
はたき込み、豪風の勝ち。
2場所連続は通じませんでした。
恐らく先場所のかち上げがあったので豪風も分かっていたかもしれませんが少し顔をしかめます。
向正面側なんですが、舞の海さんかち上げは完全にあたってましたかね。
舞の海⇒琴勇輝のかち上げですかあたってはいないですね。
これが顔面にあたると豪風もくらっとくるんですけれどただそれ以上に豪風がきょうは相手を見て立ち合いからいなすのではなく、強い気持ちで向かっています。
あたっていますよね。
それが結局、受けてもきかないということになったというのがあるかもしれませんことし6月に38歳になるという豪風元気ですね。
芝田山⇒いいですねあたって左からいなし気味に速いですよ。
初場所六日目ここまでの幕下上位からの結果です。
石橋が3連勝としました。
西の幕下7枚目。
坂元改め大奄美きょうはインタビューをお届けしましたが寄り切りで勝って5勝1敗と好成績です。
里山が下手投げで勝って5勝1敗です。
誉富士も5勝1敗。
大栄翔が突き出しで勝って宇良に初黒星です。
里山、山口戦をご覧いただきます。
実況⇒山口が突き放すいなす。
お互いによく体が動いています。
上手を取った、山口が上手。
下手投げ、里山。
大坂⇒きょうインタビューがありました大奄美の中学の先輩になります。
赤木名中学校です、芝田山の若乃島も赤木名中出身です。
同じ龍郷町ですからね。
大奄美はそうですね。
奄美の大先輩の里山の相撲をご覧いただきました。
土俵が制限時間いっぱい。
嘉風と妙義龍です。
現在、嘉風、この一番は6連勝中という取組です。
直近の名古屋場所、妙義龍が張り差しで差しにいこうとしたんですが嘉風がうまく対応して押し倒しで勝っています。
押し出し、妙義龍の勝ち。
右差しは抜けたんですが左で押していった妙義龍です。
きょうは動き回ることができませんでした嘉風。
向正面はおなじみの舞の海秀平さんです。
今場所、ここまでどうしたんだろうとなっていたんですが妙義龍どうですか。
きょうは押し込まれることなく振られましたけれども少し肘がきまっていますけれどもね。
大きく体が傾くことはなかったですね。
本人かみ合っていないという話をしていましたが。
ちょっと、肘がきまりかけましたね。
右の肘ですね。
ただそれ以上に嘉風の小手の振りが強くなかったですから、よかったんですけれども強かったら肘が折れたりしますから危険でしたね。
かなり気にしています妙義龍です。
ちょっと本人もここまでの相撲内容に首をかしげていたんですがいいきっかけにしたいところです。
北勝富士が寄り切りで勝って5勝1敗です。
これで平幕の勝ちっぱなしはいなくなりました。
5戦5勝の大関稀勢の里はきょうは新三役、新関脇の正代戦です。
もう1人の5連勝の白鵬も結びで、隠岐の海戦が組まれています。
きょうはなんといっても稀勢の里正代の対戦、好取組です。
過去は3対1で稀勢の里がリードしていますが先場所は正代が勝ちました。
先場所の相撲をご覧いただきます。
実況⇒右から押っつける差し込んでいく正代。
左がのぞいた。
すくい投げ正代、攻める寄り切った。
正代が勝ちました。
大坂⇒正面は芝田山親方です。
先場所敗れている相手と対戦ですね。
芝田山⇒正代からすると稀勢の里、どっしりと真正面からきますから取りやすいという感覚もあるかもしれませんね。
稀勢の里としてはやはり焦らずにしっかり自分の形を作るということが大事ですね。
過去の対戦を見るとなかなか稀勢の里、左が入らない取組が多いですよね。
左を差してしまうだけだと受けてしまう形になります。
やっぱり右の上手からいったほう
ではニュースをお伝えします。
安倍総理大臣は、フィリピンのドゥテルテ大統領の地元ダバオで、少人数による会合を行い、アメリカのトランプ新政権が発足することを踏まえ、アメリカとの同盟関係が重要だという考えで一致しました。
両首脳は、およそ30分間、フィリピンの閣僚なども交えて少人数で会合を行い、共通の同盟国アメリカで、今月20日にトランプ新政権が発足することなどを踏まえ、地域情勢を中心に意見を交わしました。
この中でドゥテルテ大統領が、フィリピンとアメリカとの同盟の重要性に言及し、協力関係を継続していく考えを示したのに対し、安倍総理大臣は、アジアの平和と繁栄を確保していくうえで、アメリカの関与が不可欠だと述べ、両首脳はアメリカとの同盟関係が重要だという考えで一致しました。
また、南シナ海を巡る問題について、ドゥテルテ大統領が、国際法に基づき、平和的に解決したいとして、中国を念頭に直接対話を行う考えを伝えたのに対し、安倍総理大臣は、中国の主張を認めなかった国際的な仲裁裁判の結果に触れ、法の支配の原則をフィリピンと連携して、ことし開かれるASEAN・東南アジア諸国連合の関連会議で主張していきたいと述べました。
天候の影響で打ち上げが延期されている、JAXA・宇宙航空研究開発機構が新たに開発した、世界最小クラスのミニロケットは、あさって、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられることになりました。
ミニロケットは当初、おととい、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定でしたが、風が強まるおそれがあったため、直前になって打ち上げが延期されました。
JAXAは天候などの条件が整う日を慎重に検討していましたが、新たな打ち上げの日時を、あさって日曜日の午前8時33分とすることを決めました。
生字幕放送でお伝えしています再び東京の両国国技館です。
幕内後半の取組、勢、千代翔馬が土俵上です。
土俵下にすでに大関の稀勢の里が控えに座っています。
きょうは正代戦が組まれました。
横綱大関で初日から5連勝は白鵬と稀勢の里2人。
1敗の横綱大関が誰もいないという状況に今なっています。
きょう解説は芝田山親方です。
やはり白鵬、稀勢の里がどこまで星を伸ばしていくのか。
芝田山⇒そうですね。
全勝はこの2人ということでね。
やっぱりまだまだ中盤戦が始まったばかりですから白鵬がいかに崩すかということですね。
昨年のことでいえば白鵬が休んだ場所は非常に土俵が盛り上がったと言ったら、失礼ですけど、混戦になりましたね。
去年の秋場所です。
豪栄道が優勝を決めたという場所になりました。
制限時間いっぱい。
両者3勝2敗です。
勢は右からの投げで2勝をあげています。
千代翔馬は今場所も自己最高位東の前頭6枚目で白星先行。
過去は2回とも千代翔馬が勝っています。
合いませんでした。
勢がつっかけて千代翔馬が立てません。
右手を出した千代翔馬です。
幕内に入って2番目です。
すくい投げ勢の勝ち。
うまく右を巻き替えてのすくい投げです。
最初の小手投げは、恐らく分かっていたと思うんですが左四つ右の上手を取って自分が出ていくところ。
勢がうまく右を巻き替えました。
あの辺りは勢も冷静でしたね。
右からの巻き替え、うまく入りましたよね。
左の前まわしは。
千代翔馬としては踏み込みまわしを取るまでいいですよね。
あたった瞬間でした。
小手投げでいったん下手が切れるんですが左四つ。
右手の上手前まわし1枚でした。
このあと勢が右を巻き替えていきます。
がっちりつかみ直したんですね。
それでも2枚だったんですがそこでこの右のすくい投げ。
右から巻き替えられましたからね。
千代翔馬は出ていくんですが出ていって、右から投げを打ちながら左の脇があいたんです。
そこを差されてすくい投げなんですけどね。
千代翔馬としては右の上手をもっと引き付けて自分の胸をしっかり合わせないといけないですね。
1枚から2枚に替えたんですがもっとしっかり取ったほうがよかったんですね。
胸の合わせ方ですね。
胸を合わせることによって相手との間がなくなるわけです。
ここで上手を取っていくので引き付けるんですが胸がうまく合っていないものですから右から巻き替えられてしまうんです。
千代翔馬のリポートです。
左の前まわし、いいところが取れたのできょうは相撲が遅いもっと速くきめなければいけないと反省でしたね。
この大相撲放送ですがあすの中入り、ゲストをお迎えします。
私の好きな大相撲と題してさだまさしさんをお迎えすることになりました。
それは楽しみですね。
芝田山さん、実はさださんとは。
これは何ですか。
平成22年の元日のさだまさしさんの番組です。
カウントダウンですね。
両国の国技館で、土俵でですね。
もう7年前になりますが。
さださんはどんな感じの。
相撲も詳しいですしね。
本当にこのとおりの方ですね。
楽しい方です。
非常にトークがきれる方ですよね。
楽しみですよあした。
相撲も詳しいんですか。
詳しいです、よく知っていますよ。
どの時代辺りですかね。
どれなんでしょうね。
われわれのこともよく知っていましたからね。
かなり番組としても盛り上がったんですか。
盛り上がりました。
あすの中入り、さだまさしさんをお迎えしてお伝えするということになります。
ぜひご覧いただきたいと思います。
勢のリポートです。
相手十分の体勢で体勢としては悪かったと思うんですが巻き替えのタイミングだけはかっていたと言いました。
ねらっていたんですね。
タイミングをはかっていて今の巻き替えでしたね。
そこで先ほど合った胸が完全に合わせ切れていなかったところで間隔ができたところをうまく巻き替えていきました。
先ほどから大歓声。
遠藤登場ということで館内が沸いています。
制限時間いっぱいです。
初日はいつもと違う立ち合いをしましたがその後は元に戻して白星先行の遠藤。
師匠の追手風親方に聞くと足の状態は決して万全ではない今場所は、先場所よりはあまり状態はよくないという話をしていました。
先々場所九月場所のときは優勝戦線にまで入っていたわけですからね。
先場所はあれだけ活躍しながら惜しくも負け越しでしたね。
先々場所は13番勝ちました。
先場所は横綱を破るという相撲もありました。
左の相四つです。
押し出し。
宝富士の勝ち。
あのいなしを受けたあと遠藤の足の運びだったんですがしっかりと送ることができませんでした。
少し顔をしかめました遠藤です。
今のは痛みでしかめたのではないでしょう。
悔しくてでしょうね。
決まり手は押し出しで宝富士の勝ちです。
勝った宝富士も引き揚げていきます。
館内アナウンス⇒栃ノ心は右膝関節捻挫のため本日より休場。
したがって高安が不戦勝であります。
大坂⇒右膝の関節の捻挫西の小結に戻った栃ノ心ですがきょうから休場ということになりました。
全治2週間程度の見込みという診断書が提出されています。
高安が不戦勝ということになります。
今場所、1横綱、2大関を破っての高安。
不戦勝で4勝2敗となりました。
あすは琴奨菊戦が組まれています。
今の遠藤、宝富士戦です。
向正面はおなじみの舞の海秀平さんです。
遠藤側から見てきょうは突き放していったんですね。
舞の海⇒お互い左の相四つなんですが遠藤やっぱり突いて勝負にいくのではなく何発か突っ張ってから左を差して右の上手をしっかり取って攻めていけばもう少し展開が変わったと思うんですけどね。
突っ張ったまま体を預けていきますよね。
そうすると横に動かれると自分の押していく勢いで土俵下に落ちていきますね。
自分の形になったほうがいいということですね。
押し勝ったからといってそのまま喜んで出てしまうと土俵際、何があるか分かりませんからね。
遠藤はあすは妙義龍戦です。
宝富士が荒鷲戦です。
続いて舞の海さん、稀勢の里正代戦です。
これは興味深い一番ですね。
先ほどから芝田山親方のお話を聞いていましたけれども決して自分の相撲立ち合いから、勝負を決めるまで取りきれるわけではないかもしれないんですね。
そのときに、不利な体勢になったときに親方がおっしゃったように辛抱できるかどうかですね。
しかし稀勢の里きのうは辛抱して御嶽海戦取ったと思うんですが。
きのうは我慢するところは我慢しましたね。
ただこれが毎日続けばいいんですけどね稀勢の里の不安なところはある日、突然違った動きをして墓穴を掘るところです。
今の舞の海さんの話に大きく芝田山さんがうなずいていますが。
芝田山⇒実にそこなんですよね。
その部分なんですよ。
いかに自分の芯の部分をしっかりと自分で気持ちを持っていくかですよね。
もちろん頭では理解ができていると思うんですがそれをどう落とし込んで気持ちに持っていくのか。
頭で思ったことを十分の体にしっかり伝えていないからそうなるんです。
頭で考えたことだけで自分の体に瞬時に伝えないからです。
ここは辛抱するところだと辛抱して足をぴたっと地につかないからです。
それが結局そう思っていても足が地につかないでばたばたしてしまう腰が高くなってしまいそこを相手が攻めてくるだけですから正代は特にそういうところが攻めがうまいですからね。
気をつけなければならない相手ということになりますと稀勢の里です。
1つ、大きな自信をしっかり持っていくことだと思います。
正代、支度部屋で決してやりやすいとは全く言っていなかったんですが今場所も右をしっかり固めていきたいんだという話はしていました。
でも正代としては勝っている実績もあるわけですから勝ちをねらいにいっていると思いますよ。
いい相撲というのではなくてね。
もちろんそうですね。
過去4回顔が合って稀勢の里が3勝していますが4回とも稀勢の里が右から抱えて稀勢の里の左と正代の右ちょうど向正面側差し手争いになる形です。
そこで左がなかなか差せないという相撲がある正代戦の稀勢の里です。
制限時間いっぱいです。
平幕の勝ちっぱなしの力士はいなくなりました。
すでに初日からの勝ちっぱなしは横綱白鵬と大関の稀勢の里だけという状況です。
新三役、白星先行で中盤に来た正代との対戦。
木村容堂が合わせます。
小手をまきながら出ました押し出し稀勢の里の勝ちです。
初日から6連勝です。
新三役を問題にしませんでした。
先場所敗れている相手でした。
落ち着いてきょうは相撲を取りました稀勢の里決まり手は、きめ出しです。
拍手
舞の海さん、向正面側での差し手争いになりましたね。
お互いに強いこだわりを感じましたが稀勢の里は絶対に左差し勝つと正代はもろ差しにならないと相撲になりません左だけではなくて右も差し勝つんだというこのあたり強い腕と腕がこすり合いました。
私にもよく伝わってきました。
稀勢の里が左に最後押っつけたんですね。
押っつけましたね。
最初は差し手争いでした。
芝田山さん右の上手取りにいきましたね。
取れませんでしたけどね。
右からしっかりと抱え込んで正代に右を差させないそういう体勢ですね。
きょうは稀勢の里、後ろに下がりませんでしたね。
半歩でも下がると左の脇があく可能性がありますしそうするとし正代が、そこに入ってくるときょうはしっかりと辛抱したんではないですか。
決していい体勢とは言えません。
稀勢の里重心がしっかりとしていました。
正代のリポートです。
右が入りかけたんだけどなと言いました。
何にしてもきょうは、動きが止まってしまった。
止まってしまってはだめですと話していました。
やはり芯のようなものきょうぶれることなく差させない自分が差し勝つんだという信念ですね。
完全に左防ぎましたからね。
右は抱え込みましたがしっかりと抱え込んで相手の下手を殺してもろ差しを許さないという信念、これが大事ですね。
きょうのいいところではないですか。
これを15日間続けられるかどうかですね。
こういう気持ちを持って取り続ければなんて言うことはないと思いますね。
ここでまだまだ気が抜けないですね。
稀勢の里を横綱にする会を北の富士さんと立ち上げて舞の海さんが副会長ですね芝田山さんも。
見ているほうが気が抜けないということなんですね。
ここまではいいんですけどねここからどういう相撲を取っていくかなんですね。
いつ取りこぼすのかとこれがはらはらして本当に見ているほうも綱渡りなんですね。
芝田山親方が付きっきりできょうはどういう気持ちこういう気持ち、きょうのポイントはここだとか毎日アドバイスすれば優勝できるような気がしますけどね。
気持ちをしっかりとということが大事なんですね。
やはりね。
周りの人たちは稀勢の里に対する期待ですよ。
みんなそのくらいの気持ちを持っているんだということ。
本人も心にしてこのあと取り組んでほしいです。
芝田山さんも大関になって期待が大きいいい中でなかなか優勝できないつらさというものがありましたね。
準優勝の回数は多いんですけどね。
本当にもう一歩というところでなかなかその壁が破れませんでしたね。
親方に前お話させていただきましたが幕内に上がって毎日横綱大関と対戦したいという話をしていらっしゃいましたね。
とても前向きですね私なんか逆でしたけどね。
負けてもともと精神でしたからね。
勝てば官軍負けたらしかたないで相手が上位だからという気持ちでした。
全部負けたらと大負けして番付を落としてしまうじゃないですか。
私はそんな中で稽古をさせられましたからね。
大関の琴奨菊と黒星先行で2勝3敗です。
きょうの対戦相手は2横綱1大関を破った白星先行の御嶽海です。
御嶽海が寄り切り寄り切り御嶽海の勝ちです。
琴奨菊4敗です。
御嶽海、中に入りました。
さらに苦しくなった琴奨菊。
決まり手は寄り切りです。
御嶽海は2横綱2大関を破りました。
4勝2敗です。
ちょっと相撲になっていないという感じですね。
きょうは左で張っていったんですけどね。
左を張っていきましたけどね。
御嶽海全くひるむことなくさっと左入りましたねえ。
差して右からはずですね。
琴奨菊なんとか左をこじ入れようとしましたが脇があいてしまいました。
最近は張り差しが多いんですけどね。
琴奨菊だけではなくてね。
私たちのころは張り差しというのは脇があくんだぞとだから御嶽海みたいなさっと前に出てくる力士にとっては張り差しは危険なんですね。
御嶽海が右をいったん差すような体勢になりましたがはずに持っていくうまさがありました。
張り差しの張った瞬間ですね。
館内、ばちんと大きな音が響き渡りました、それぐらい強くあたりました。
音は出たんですがそれほど効いていなかったんですね。
御嶽海の立ち合いの踏み込みとあたりがよかったですね。
格上の大関が格下の若手の挑戦を受けるときにこれだけ強く顔を張るというのは大関としてどうなんだろうと思うんですがね。
そのへんは私はよく分かりません。
張り差しは1回もしたことがありませんから。
そういう気持ちは全くありませんでしたか。
真正面から戦っていくというのが80kg時代からの信念でしたからね。
土俵上は照ノ富士と栃煌山です。
あすで御嶽海は横綱大関との対戦が終わります。
2横綱2大関を破った御嶽海関です。
すばらしい一番でしたね。
ありがとうございます。
手応えはいかがですか。
体はしっかり動いていると思います。
きょうは大関に下から張られるような感じでしたね、すぐ2本が入りましたねえ。
張られてどうなのかと思いましたが両方入ったので前に出ることができてよかったです。
はずに変えましたね。
残されたら押しにくいので自分の形になるようにしました。
落ち着いて相撲が取れていますか。
しっかり相手が見えています。
先場所、新三役は跳ね返されましたね。
今場所に生きていますか。
前に出る気持ちがまた一段と大きくなったのかと思います。
これで4勝2敗あす大関戦ですね。
これからに向けていかがですか。
まだまだ中盤なので気を引き締めて白星並べていきたいですね。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
インタビューもかなり慣れてきましたね。
落ち着いていますね。
こういった一番一番の積み重ねが本人の大きな力になっていますね。
一番一番積み重ねが。
ことし1年ということから見れば今後期待される御嶽海のここまでの活躍です。
御嶽海、あすは照ノ富士です。
琴奨菊はかなり心配な状況になってきました。
もう1人照ノ富士も、1勝4敗ここまで受けてしまう相撲が目立ちます。
きのうようやく初白星を挙げました。
栃煌山との対戦です。
引き落とし照ノ富士の勝ちです。
ちょっと栃煌山の足が滑ったか。
照ノ富士がようやく2勝目です。
決まり手は引き落としです。
きょうは右が入りました照ノ富士。
そうですね。
差し手争いでしたね。
どちらにしても2人ともきょうは元気のない2人です。
照ノ富士は膝が相当悪いんですかね。
力が入っていないですかね構えを見たら分かりますね。
左でまわしを取れませんでしたね。
膝が悪い中で必死で相撲を取っているわけですけどね。
栃煌山は何かかみ合っていないのか力のあるときとないときのムラが多いですね。
豪栄道と松鳳山です。
舞の海さん場所前に腰を痛めた中で白星先行で序盤の5日間を終えました。
どのようにご覧になっていますか。
大変な状況の中なんとかふんばっているという印象ですね。
前に攻める相撲が出ているような気がしますが。
そうなってきましたね。
初日、二日目の動きを見ると本当に千秋楽までもつのかという不安もあったんですが徐々に自分の相撲を取り戻していますね。
白星先行できました豪栄道です。
松鳳山がここまで2勝3敗です。
1横綱1大関を破った内容です。
きのう師匠の二所ノ関親方が60歳の誕生日を迎えたみんなでお祝いをしたと話していました。
きのうは白星をプレゼントしたかったんだというふうに話していました松鳳山です。
松鳳山は鶴竜戦非常にいい相撲を取ったと思うんですね。
日馬富士に勝ったんですね。
日馬富士と照ノ富士に勝って2勝3敗の松鳳山です。
体は動いていますという話をしています。
松鳳山きょうはあたり負けをしないこと、そして大関に絶対に右を差されないようにしたいという話をしています。
ここで制限時間がいっぱいです。
大関陣で2敗というのも豪栄道だけという状況になっています。
今場所です。
稀勢の里が6連勝と星を伸ばしています。
左が入って寄り切り豪栄道の勝ち。
きょうも前に攻めました。
勝って4勝2敗です。
松鳳山突っ張ってきました。
舞の海さん、きょうも内容よかったんじゃないですか。
そうですね。
最後は自分の得意の右四つではなく左四つでした。
それでも左を差したい松鳳山に対して体をしっかり前傾姿勢を保ちながら。
そして攻め方もいいですね、じわじわと一気に走るのではなく相手を見ながら最後はしとめました。
芝田山さん、松鳳山は左を固めていったんですか。
そうですね。
豪栄道が前傾姿勢でしっかり攻めているのと土俵際もしっかりと一息ではなくしっかりと自分の形を作って寄り切っています。
豪栄道は2敗ですがこのあと、まだまだ分からないですね展開次第では。
そうです、まだまだこれからです。
豪栄道あすは正代戦です。
場所前に境川部屋に行ってちゃんこをごちそうになりました。
目の前に豪栄道が座っていました。
そのとき鍋に入っているおたまを倒したときにぐっと一瞬顔をしかめました。
これは相当悪いなと思いました。
恐らく場所入りする前の午前中腰の治療、すべてやれることはやっていると思いますよ。
そして土俵上では全く白いものは着けていません。
表情を変えることもありません豪栄道です。
上に立つ者は当然ですね。
白いものを着けるということは自分は弱いんだということを相手に見せることにもなります。
豪栄道4勝目を挙げて引き揚げていきます。
中盤に入ったということで優勝争いがこれからどうなるか興味深いですね。
まず稀勢の里、いかがですか6戦6勝。
6番とも危なげのない内容でした。
しっかりと自分の内容の相撲を取っています。
ここまでいいと思います。
ここからは、どうですか。
毎日がここからだと思います。
考え方は一日一番ですか。
そのとおりです。
しっかりと一日一番自分の相撲を取りきるこれに尽きます。
楽して勝とうと思ってはいけません。
きょうは正代を退けた稀勢の里です。
土俵上は日馬富士と玉鷲です。
この一番も興味深い一番です。
日馬富士がきのうの取組、投げにいったときに右の太ももの裏を痛めました。
いろいろ状況を加味してきょうも出場してきたということです。
太もも、ご覧のように白いものを着けています。
土俵入りでしこを踏んだときも少しかばっているようなところが気になりました。
しかし出てくるわけですから。
多少は悪いと思いますがだからといってきのう病院に行ったからすぐ治るわけでもありません。
やはり痛めたところを冷やすとかテーピングをするとかそういうことしかないと思います。
豪栄道のリポートです。
徐々によくなってきていますと話しています。
どの辺ですかと聞いたら立ち合いが少しよくなってきました。
確かに低く鋭くあたったで、松鳳山の突きにも全く動じることはありませんでした。
さあ日馬富士です。
対戦相手は玉鷲。
玉鷲、現在2連勝中です。
新関脇で4勝1敗白星先行です。
太ももを痛めている日馬富士。
軍配は日馬富士。
突き落としに玉鷲にいきましたが結局その前に玉鷲が落ちたということになりました。
物言いはつきません。
日馬富士、新関脇を破っての4勝目です。
決まり手は寄り倒し。
足首の痛みがある中での対戦でした。
日馬富士、下から上がってきましたよね。
玉鷲の突き押しがさえてますので突き放されないようにという玉鷲も土俵際突き落としにいったんですが先に出てしまいました。
痛めている右から踏み込んだ日馬富士。
玉鷲に突っ張らせません日馬富士左が入って前に出ていって玉鷲を最後突き落としにいくんですがきまりませんでした。
日馬富士、最後右のまわしをつかんでいましたね。
しかし痛みがある中で気持ちの強い横綱です日馬富士。
あすは勢戦。
玉鷲は初の白鵬戦です。
出場するかぎりは痛いということは言い訳になってしまいます。
痛みがある中しっかりと気持ちを作ってきょうの土俵を務めた日馬富士です。
どこまでの痛みか、というのはあるのですがあれほどテープを巻いている中で相当痛みがあるということが想像できます。
まああまり無理はしないほうがいいかと思いますがね出る以上は勝たなきゃいけません。
そういう使命が横綱にはあります。
休場へどういこうというよりも出場する以上は自分の相撲を取りきらなきゃいけません。
土俵は、荒鷲と鶴竜です。
場所前の稽古を見ると鶴竜は今場所もいいんじゃないかという状況ではありました。
しかし3連勝のあと、連敗です。
やはり波に乗っていくと途中つまずくときとありますよね。
その辺りが鶴竜の課題だと思います。
決して、前の日の負けを引きずってはいないと思うんですが思い切りいけてないというきのうの対戦を振り返っていた鶴竜です。
荒鷲、寄り切りの勝ち。
鶴竜3連敗。
荒鷲、初金星。
なんとなんとここまで5連敗のあと荒鷲、大きな仕事をしました。
決まり手は寄り切りです。
ちょっと館内のお客さんもどうしたんだというような空気がみなぎっています。
これは驚きですね。
私も荒鷲の稽古を見ています。
けれどきょうの荒鷲の立ち合いの上手がよかったのと攻めが速かったですね。
鶴竜の上手を取りましたがそれを切ってそのあとの攻めですね。
速かったです。
荒鷲は先場所のいい相撲を振り返ったような相撲ですね。
先場所11番勝ちました。
相手の上手を動いて切ってこのあとです。
一気に攻めましたね。
非常にいい攻めです。
しかし、荒鷲もいいんですが鶴竜は3連勝のあと3連敗です。
これは鶴竜が油断をしたような相撲ではありませんね。
荒鷲が立ち合いから左の前みつを取ってそのまま回り込んで一気に出ていったという速い相撲でした。
荒鷲にとっては自分の相撲を取りきったという意味では称賛に値する白星です。
しかも初金星。
しかし、鶴竜うつむき加減です。
きのう、おととい2連敗した後遺症が出てしまったのかなという感じがありますね。
きょうの3連敗を見るときのうおとといの負けを引きずっている感じがします。
優勝争いを考えても白鵬、稀勢の里が勝ちっぱなしでいますのでこの3敗というのはまだ中盤始まったばかりではありますがかなり優勝争いという意味では痛い黒星になりました。
しかも3連敗です。
5連敗だった荒鷲上位初挑戦の今場所しかたのないことではありますがきょうは立派の金星を挙げました。
荒鷲は初金星。
これまたうれしいでしょうね本人は。
荒鷲、鶴竜を破っての初金星。
リポートです。
横綱日馬富士が引き揚げてきました、ゆったりゆったりとした足取りでした。
どうでしたかと聞いたら大丈夫ですよという返事が返ってきました。
やはり気持ちの強い日馬富士です。
もちろん出場するからには痛みどうこうと言っていることは許されない状況ではあります。
そして横綱の白鵬が土俵に上がっています。
きょう出場回数が818回北の湖の記録に並んで史上1位タイとなりました。
すごいですね。
そうですね。
横綱の在位も57場所。
横綱の勝ち星ではすでに史上1位という記録を更新し続けている白鵬です。
北の湖の記録に横綱としての出場回数が並びました。
きょうの隠岐の海戦も圧倒しています。
これまで17対1。
隠岐の海が一度勝っています。
おととしの秋場所です。
白鵬は攻められても余裕があってこの横綱をどう崩すのか。
みんな工夫しているとは思います。
ですから、まずいい攻めをするそしていい形になったからといって慌てて出てはいけません。
とは言ってもなかなか難しいんですがね。
早く攻めていきたいというところはあるんでしょうけれども。
攻めても白鵬はしっかりと残して自分の体勢に持っていきます。
さあ、制限時間いっぱいです。
稀勢の里が6戦6勝と星を伸ばしました。
同じく勝ちっぱなしの白鵬の六日目。
きょうは隠岐の海戦です。
寄り倒し。
白鵬6連勝。
これで幕内の勝ちっぱなしは横綱白鵬と大関稀勢の里、2人という展開になりました。
北の湖に横綱の出場回数が並んだきょう、白星で飾りました。
そして金星を挙げた荒鷲も引き揚げていきました。
全くと言っていいほど隠岐の海に相撲を取らせませんでした白鵬です。
決まり手は寄り倒し。
右四つをねらいにいきましたね。
入らずに左から入れてここで右を差しましたそして最後はもろ差しです。
この形はよく分かります。
右四つ、私もそうでしたが相手は左四つです。
ですから左から差しながら右を差していくという。
これは相撲が取りやすい形ですね。
そして右の腕の返しうまいですね、白鵬は。
白鵬6戦6勝です。
初金星、荒鷲のインタビューです。
これとございますありがとうございます。
初土俵から14年余りそしてつかんだきょうの白星感じはいかがですか。
うれしいです。
あまり実感がありません。
しかも荒鷲関らしい相撲だったと思います。
振り返っていかがですか。
よかったと思います。
どの辺がよかったですか。
思い切っていけました。
左の前まわし、速かったですね。
そのあと、どうでした?あまり覚えていません。
また帰ってから振り返ります。
とにかくうれしいです。
この14年間の間にはやめようかという時期もあったと聞きました。
はい、何度もあります。
どうですか?こうして続けてきて。
よかったなと思います。
またこれからも気合いを入れて頑張ります。
ここまで続けてこられたいちばんの要因は何ですか。
どうなんですかね。
まだまだこの先長いですよ。
一日一番気合いを入れて頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
荒鷲、30歳5か月になります。
今、照ノ富士が見ていましたね。
にっこりと話しかけていました。
玉鷲が30歳6か月で初金星これが外国出身力士の最年長の記録です。
それに次ぐ記録だと恐らく思います。
鶴竜のリポート感覚が狂っていますかという質問にそうですねと答えました。
どこかと聞きますと、分からない、と答えていました。
このあとちょっと心配な鶴竜です。
栃ノ心がきょうから休場です。
では稀勢の里、荒鷲、白鵬が勝った相撲をご覧ください。
実況⇒今場所も差し手争い。
稀勢の里、押し出し。
実況⇒左の前まわし、荒鷲一気にいく。
荒鷲、寄り切り。
初金星。
実況⇒白鵬が左から入れてもろ差し、一気の寄り倒し白鵬の6白鵬6連勝これで幕内は白鵬と稀勢の里が6戦6勝ということになりました。
横綱、大関だけで見ると1敗がいません。
2敗で追う力士、日馬富士豪栄道とともにけがを抱えている2人という展開になりました。
このまま稀勢の里、白鵬いってほしいですね、後半まで。
舞の海さん、ひと言お願いします。
稀勢の里がどこまで白鵬についていくか、ここにつきます。
大相撲六日目全勝は白鵬と稀勢の里です。
解説のお二人ありがとうございました。
「大相撲初場所六日目」をお伝えしました2017/01/13(金) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 六日目 ▽新十両紹介 大奄美[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久 <副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ