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字幕書き起こし ウワサの保護者会「子どもの言葉づかい」 2017.01.13

もう勉強は諦めました。
ていうか僕花屋をやりたいんです!え〜っ!?はい!というわけでここでバイトさせて下さい!いやそんなバイトを雇えるような余裕はありません!お願いします!福が来たと言えるのかのう…。
子どもの言葉づかい皆さん大丈夫ですか?保護者の皆さんに聞いてみると!?皆さん心配しているみたい。
実際子どもたちはどんな言葉を…?え〜?「死ね」が日常茶飯事!?悩める保護者と尾木ママがとことん語り合う…今回のテーマは…一体どうすれば!?尾木ママは…学校でもいろんな言葉聞くと思うんですけどこれまでに聞いた衝撃的な言葉って何かあります?「死ね」っていうのも衝撃的ですけども「ぶっ殺すぞ!」とかね。
こういうなのはやっぱり怖い子が言ってると怖いわね。
その言葉を聞いた皆さんがしょんぼりし始めましたけど。
キタキツネさんどうですか。
お宅ではこんな汚いというか驚いた言葉づかい。

 

 

 


まあやっぱり…わさびさんもね深く何度もうなずいてらっしゃいますが。
どうですかご自宅でこんな言葉を耳にした。
「死ね」っていうのはそういう軽々しく言う言葉じゃないよっていう事はすごい…その辺りをお悩みという方結構多いんですよね。
番組をご覧の皆さんへのアンケートで言葉づかいこんなところで悩んでます。
「バカ」や「死ね」など言葉で人を傷つけてしまう事がこれから将来あるんじゃないか。
「ムカつく」「ヤバイ」など友達が使う言葉を無意識に使っていて語彙力が乏しいように感じてしまう。
更に先生に「宿題やった?」「やったよ」などため口。
敬語の使い分けもできず将来言葉で失敗しないかしくじらないかと気にされてるという保護者の方もいらっしゃるという事なんですけどね。
バジルさんが今日一番うなずきが大きいですね。
全てが当てはまりますね今の。
全てそれ心配です。
実はバジルさんのお宅にカメラがお邪魔をしてどんな言葉づかいを子どもたちがしているのか取材させて頂きました。
ご覧下さい。
バジルさんは1年ほど前から2人の子どもたけゆきくんとふうかちゃんの言葉づかいが気になっているという。
え〜!?一体どんな言葉を?お兄ちゃんのたけゆきくんは大好きな電車のおもちゃで遊ぶ時こんな言葉を…。
一方妹のふうかちゃんはたけゆきくんと遊んでいる最中に…。
子どもたちが無意識に発するこうした言葉。
家の外でも使ってしまって誰かを傷つけてしまうのではないかとバジルさんは心配なのだ。
更に最近ふうかちゃんがバジルさんの教えた覚えのない言葉を使うようになったのも心配なのだという。
それは4か月前のある夕食の時。
「ヤバイ」なんて教えた覚えのないバジルさん。
食事中にそれを聞いた時にはびっくりしてしまったという。
ないないない…。
バジルさんが教えた事のない言葉は他にも…。
友達から聞いて覚えたという「キモイ」という言葉。
意味について聞いてみると…。
意味も分からず「キモイ」という言葉を使っていたふうかちゃん。
バジルさんはそんなところも心配なのだという。
無意識に友達から覚えた言葉を使ってしまう子どもたち…。
皆さんどう思いますか!?相当でもこれからが心配っていう。
そうですね。
きょうだいげんかをしてる時だとか仲良しのお友達同士でああいう言葉づかいでわあわあやってるのはいいと思うんです別に。
セントポーリアさんどうですか。
特にゲームをしてたりとかすると…そうなのよ。
おいしかったから喜んでるのに。
いろんな意味があるじゃないですか「ヤバイ」って。
それこそ…だって僕なんかね顔見た途端に言われるよ。
(キタキツネ)今はどっちかっていうと後ろ省略が多いんですよね。
(キタキツネ)後ろを削っちゃっててヤバイっていうのをニュアンスだけで伝えようとするから「ヤバイ」っていう単語だけしか聞こえないじゃないですか。
だから…やっぱりちょっと変遷とかもあると思うんですけどそのつど本当はこういう使い方の方が正しいとかいいよねっていうところは教えた方がいいんだろうなって思いますよね。
こういう時にはこういう言葉がきちんと日本語にはあるんだよって事を知っててもらえればいいんですけど…逆にその時にはこういう言葉。
なるほどね。
あと言いかえてみたりとかして。
「おいしいよね」とか。
言ってくれますかね。
カンガルーさんはどうですか?私は皆さんのお話を聞いててうちは結構ヤバイ言葉づかいをしているのかもしれないと思って。
(カンガルー)例えば「ヤバイ」って子どもが言ってきた時に……とか言って聞いてみたりとか。
…という事は遊びながらやってます。
びっくりです。
ああそうだなって思いました。
その手が…。
確かに敏感ですし。
(カンガルー)それは面白い事かなっていうふうに思いますね。
いよかんさんどうですか。
何かこう私のうちではこうだったみたいなあります?小学5年生の男の子が本当に言葉づかいがよくて下に弟がいるんですけど…お母さんの所に行って…親としては…すごい心配なところがあったので。
だからそういう言葉づかいになってきた方がむしろ「あ正常なんだな」っていう一つのサインでもあるわけね。
でもそれを放置しといていいって事にはなりませんけれども。
こちらもねいよかんさんも持たれたようにそれはあります。
この辺りがわれわれが向かう何か次をつかむヒントになるのかも。
そこで子どものまずは心の中子どもたちの言い分をちょっと聞いてきましたんでこちらをご覧頂きたいと思います。
子どもたちが考える「悪い言葉」とは?またそんな言葉を使ってしまうのはどうして?子どもたちに聞いてみた。
あ〜それもあるね!敬語ばっかりだとそんなに仲良くなれないような気がします。
仲良くなった方が仕事とかもやりやすそうだなと思います。
これは普通なのかなっていう感じで。
キタキツネさんどうですか子どもたちの…。
だから「死ね」っていう言葉が「死ね」っていう意味じゃなくなってきてるんじゃないかと思うんですよ。
僕なんかもう口癖になってるの。
そうですよ。
ゲームの影響は大きい。
バジルさんでもどうですか?軽くなっちゃってますよね。
ちょっと話あれなんですけどLINEが子どもやってるんですけど…それで……っていうふうに学校経由で指摘されたっていうのがあって。
なかなかねえ尾木ママメールとかLINEの…というのは僕ら対面でねフェースツーフェースでやった時にやっと笑いながら「死ねよおめえ」とかね「あふざけてる」っていうのは分かりますけども電脳文字でパシッと入っちゃうと何回も繰り返して見る事ができるんですよ。
やっぱりそうですよね。
そういうとこに載ってくると多分…「死ね」という言葉を正す…なんかさつきさん急にお子さんがそういう言葉を使わなくなったそうですね。
きょうだいげんかが始まると「死ね!」「消えろ!」が口癖だったという2人の子どもたち。
しかしさつきさんの叔父さんの死に直面した事でこうした言葉は使わなくなったという。
お見舞いに行きまして叔父の。
その時行った時はちょっとびっくりするぐらいの状態で余命2〜3か月って聞いてたんですけどそんな状態ではなく起きてるのか寝てるのかも分からなくてちょっと顔を見たら目が半開きで焦点も合ってなくて声をかけても反応も全くなくて。
もう動けない感じで逃げるように帰っちゃったんですけど帰りの車の中で子どもたちはずっと無言で。
(さつき)その8日後に叔父は亡くなってやっぱりっていう感じだったんですけど。
なかなか人の死っていうのはね何年に一度あってもほしくないものでもありますから難しいと思うんですけど非日常というかひょっとしたら言葉の本当の持つ意味っていうものに向き合おうとかこれは使うべきじゃないっていう判断が働いたりそういった作用がある。
いよかんさんどうですか。
言葉づかいをちょっと悪く言うのはいいけど「死ね」とか「バカ」とか…
(いよかん)嫌だなって思います。
セントポーリアさんずっと話うなずいていらっしゃいましたけどね。
(セントポーリア)私も命とかそういった……と私もすごく思っていたので。
人を傷つける言葉はどんな場合でもよくないと考えるホゴシャーズ。
わさびさんとカンガルーさんは子どもが暮らすコミュニティ−の狭さがこうした言葉づかいに影響しているのではないかという。
わさびさんどうですか。
そうですね。
ご近所で限られてるじゃないですか。
学区でね。
学区でねそうですね。
カンガルーさんやっぱりしょうがない事ですか?子どもっていう一つの社会…。
コミュニティーの狭さっていうのはそれはやっぱりそういう場所が今すごく減ってるなって思っててそれがそういう言葉づかいにつながっていったりとか。
(カンガルー)「1万円お預かりします」ってすごく丁寧な。
「今日1万円なのね。
はいおつりね」っていう…お店に入って「すいません」って言ったけど聞こえなくてもうちょっと「すいませ〜ん」って大きな声出してなんか怖いおじさんが出てきてどうしようとかそういうシチュエーションもなくて。
社会性ってそういうところで身につけてきたんじゃないかなと思うんですけど…だからこそ何かいわば子どもがピリッとするというか…
(カンガルー)「ナナメの関係」とよく言われますよね。
(いよかん)地域いいですね。
うちもよく下の子が遊びに行ったりするとそこのお母さんが小学校で旗を振ってたりとかして「旗を振ってる時に下の子が通って『この間はありがとうございました』って私に言ってくれてったよ」って私に教えてくれるんですよね。
そしたら私も帰ってきた時に子どもに「いい事言ったね。
ちゃんとごあいさつできたね」っていう。
情報があると褒められるし怒られる時もあるんですけどいいですよね。
(バジル)それは私もそう思います。
地域の方があいさつ見守り隊っていう方でやっぱり旗を持って朝立って下さるんですけど。
「運動会でリレー頑張ったわね」とか褒めて下さったりとか「ああいう事しちゃダメよ」っておじちゃんおばちゃんたちに怒られたりとか。
そういうのって…他のお母さんたちもダメな事は「ダメ」ってきちっと言ってくれるのでそういう意味では…そうですね。
思ってた。
あ〜なるほどね。
子どもが「バカ」って言って「何でそういう事言うの!」って。
怖い怖い。
(笑い)すごい響くと思います。
今日いろんな議論してきて分かった事なんですけれども…とは言ってもやっぱり母親父親として…あるいはもう一歩掘り下げて…はあ…深いな。
本当にこんなに深くなってくると思わなかった。
最初思わなかったですね。
彼女のお話でうわ〜っと。
言葉づかいはその子の成長を表している場合も。
むやみに叱らずよく聞いてみよう。
家族や学校以外の大人たちと話す経験が言葉を豊かにする!2017/01/13(金) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
ウワサの保護者会「子どもの言葉づかい」[字]

尾木ママが、小・中学生の保護者の皆さんと子育ての悩みについて語り合う「ウワサの保護者会」。今回のテーマは「子どもの言葉づかい」。親としてどう向き合っていくべき?

詳細情報
番組内容
「バカ」「ヤバイ」「死ね」「ムカつく」…そんなわが子の「言葉づかい」を心配する親は多い。言葉で人を傷つけないか、ボキャブラリーが乏しくならないか、社会に出て言葉の使い方で失敗しないかなど、その悩みはさまざま。しかし、一方であまりに言葉が丁寧すぎて子ども同士のコミュニティに溶け込めているのかと心配する声もある。今回は、子どもの言葉づかいとどう向き合えばいいのか、スタジオの保護者や尾木ママと共に考える
出演者
【出演】尾木直樹,ホゴシャーズ,【司会】高山哲哉,【語り】鈴木麻里子