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実況書き起こし 第54回ラグビー日本選手権 準決勝 第1試合「パナソニック」対「ヤマハ発動機」 2017.01.21

東大阪市の花園ラグビー場です。
今年、2019年のラグビーワールドカップに向けて改修工事が始まります。
今の姿での花園でのラグビー日本選手権は最後。
多くのファンが試合を楽しみに会場に足を運んでいます。
第54回を迎えますラグビー日本選手権。
今年は、トップリーグの3チームと大学チャンピオンの帝京大学4チームによる日本一を争う戦いになります。

 

 

 


準決勝、第1試合はトップリーグ3位のパナソニックワイルドナイツ対トップリーグ2位のヤマハ発動機ジュビロ。
トップリーグ勢同士の対戦となります。
このあと、第2試合ではサントリー対帝京大学のゲームもお伝えしていきます。
この第1試合の解説は元日本代表フッカー坂田正彰さん。
実況、浅井。
両チームのリポート竹林アナウンサーです。
坂田さん、よろしくお願いします。
よく晴れています。
冷たい風が吹いている。
花園ラグビー場です。
第1試合がヤマハ対パナソニック。
そして第2試合がサントリー対帝京大学。
この4チームによって今年の日本一が争われます。
今、パナソニックの選手たちが出てきました。
今日は白をベースとしたユニホームです。
開幕週、トップリーグで対戦していますパナソニックとヤマハ。
そのときはヤマハが勝ちました。
パナソニックにとっては雪辱がかかるそんなゲームです。
ヤマハの選手たちも出てきました。
それでは、この第1試合の両チームについてその戦いぶりを紹介しましょう。
まず、パナソニック。
強みは相手ボールを奪うターンオーバーからのカウンター攻撃です。
相手ボールを奪うと一気に敵陣深く攻め込んでいきます。
そして、トライまでつなげてきます。
この速攻での攻撃がパナソニックの大きな強みになります。
一方のヤマハ発動機の持ち味はこのスクラム。
8人が1つの固まりとなって相手のスクラムを突き破っていきます。
低く、力強いトップリーグ一番のスクラムで準決勝突破、決勝進出を狙います。
両チームの選手たちがスタンバイしました。
左にヤマハスカイブルーのユニホーム。
そして手前側に白をベースとしたパナソニックのユニホーム。
今日の2試合が現在の姿での花園ラグビー場メインスタジアムでの日本選手権最後のゲームになります。
拍手に迎えられて両チームの選手たちが入ってきました。
坂田さん、この両チームは開幕週、トップリーグ8月でしたけれども対戦をしています。
そのときとは両チームとも今のチーム状態とは全く違うと思いますが。
≫ワールドカップだとかいろいろ、日本代表だとかいろんな選手がプレーしているというコンディションの中でチームが今ここを迎えていますので。
メンバーもね、大きく変わっていますので、今日はまた期待をしたいと思いますね。
≫両チームのスターティングフィフティーンです。
ロビー・ディーンズ監督が率いるパナソニックワイルドナイツです。
今シーズン、3年目です。
一方のヤマハ。
今日はスカイブルーのユニホーム。
清宮克幸監督が率いるヤマハ発動機です。
松岡辰也レフェリーがこの試合を見ていきます。
アシスタントレフェリー大槻さん、河野さん、関谷さん。
テレビマッチオフィシャル相田さんです。
左から右にメインスタンドから見て攻めるのがパナソニック。
そのパナソニックのキックオフ。
風上、パナソニックで前半40分が始まります。
ノックオンになりました。
いきなりヤマハにとってはピンチのエリアからパナソニックボールのスクラムになります。
坂田さん、スクラムがこの試合重要になりますね。
≫そうですね。
セットプレー、ヤマハのほうはそこをアドバンテージにしたいと思っていると思いますので相手ボールですけどもファーストスクラムゴール前ですね。
どういうプレッシャーをかけていくのか見てみたいと思います。
パナソニックが相手ゴールラインまで10mというところから最初のスクラムです。
パナソニックの3番はルーキーの平野。
そして、ヤマハの1番は仲谷です。
≫ファーストスクラムなのでレフェリーのほうもまず、しっかりとコントロールしようとしながら笛を吹かれていると思います。
平野君も、開幕戦は出ていませんでしたのでどういうスクラムを組むか。
≫白のユニホームのパナソニック3番手前の第1列の選手が平野。
ボールがこぼれてしまいました。
ノックオンのアドバンテージをヤマハにみています。
これで、今度はヤマハボールのスクラムです。
最初のスクラムですが坂田さん、どう見ましたか?≫お互い、高さも意識しながら組んでいますけれども手前側、3番の平野君のほうがしっかりと相手の1番のほうに入り込めていたのでほとんど動かなかったです。
ここは、ヤマハボールなので。
≫ヤマハにとってはピンチのエリアですからここは、しっかりボールを出したいでしょうか。
≫そうですね。
ただ、スクラムの真後ろにもファンデンヒーファーがいるので。
≫反則がパナソニックにありました。
最初のスクラムでの攻防。
このペナルティーが与える両チームへの影響はどうでしょう。
≫序盤で、まださほど…。
ただ、稲垣君のほうにちょっと攻めたいという意識があったんですが結果的に落ちてペナルティーになりましたけどまだ序盤ですからね。
≫まだ両チームともつかみながらというスクラムですか。
≫ボール回しのところもちょっと、まだ手についていないような状況がありましたので自分たちの間合いをスクラムもそうですしボールタッチもそうですし。
まだまだ、これから…。
≫ここまで陣地を戻しました。
ペナルティーからハーフウェーライン付近までボールを戻したヤマハ。
大きく敵陣に入ってきました。
≫パナソニックのほうはディフェンスですね。
ブレークダウンのところであまり人をかけませんからディフェンスラインが非常に人がいて…。
≫ここは反則オブストラクションがありました。
≫ヤマハのオブストラクションですね。
≫ということはパナソニックボールのペナルティーキックとなります。
日本選手権、準決勝第1試合。
トップリーグ勢同士の対戦です。
またセットプレー。
パナソニックボールのラインアウトです。
≫ラインアウトをとったあと14番の山田君がスタンドオフの山沢君の後ろに立っていましたが何か仕掛けてくるかもしれません。
≫ヤマハのディフェンスどうでしょうか?≫一人一人がまずボールを…。
ターンオーバーしましたね。
≫ボールを奪い返した。
ターンオーバーがヤマハに出ています。
また、パナソニックとしては相手陣内深いところまでいってボールを失う形です。
そしてファンデンヒーファーのキック。
ヤマハのフルバックといいますと五郎丸選手がずっと務めてきましたが今シーズンは新加入のファンデンヒーファー。
ターンオーバーはフッカーの日野がボールを奪い取りましたね。
≫今年、日野君は非常に活躍して本当に調子がいいですね。
≫日本代表にも選ばれてトップリーグのベストフィフティーンにも選ばれました。
またスクラムです。
ちょっと両チームともノックオンのミスが多い立ち上がりです。
今シーズンで3年目。
パナソニックのロビー・ディーンズ監督。
ルーキーも数多く起用しながら強化、そして勝つこと。
この2つを両方進めていかなければいけないという話もしています。
一方のヤマハの清宮監督。
主力に大きなけが人がなく戦えるのはこれで3シーズン目。
これが、うちの大きな強みだと話します。
≫シーズンを通してけが人がいないというのは、非常にコンディションも整えやすいと思います。
けが人が戻ってきているパナソニックと主力に大きなけが人がないヤマハ。
1年戦ってきたヤマハの対戦。
ほとんど動きません。
タヒトゥアとマレ・サウという2人のセンターのところで突破していきたいのがヤマハ。
ボールがこぼれてしまった。
両チーム合わせてノックオン、4つめでしょうか。
≫そんなに緊張してという…。
そういうレベルじゃないと思いますがまだ、ちょっと手についていないですね。
ただ、今の始まって8分あまりでただ、キーマンが今も、田中君が裏のスペースを目がけてキックをしてましたけども大田尾君もキックをしましたけどエリアのマネージメントをしっかりしながらゲームを作っていく形になると思います。
≫この前半は風下がヤマハ。
コイントスの結果ヤマハが、トスに勝って風下を選んだんですね。
≫後半にいい状況にしたいと。
前半はクロスになるんじゃないかというのもありますね。
≫ヤマハにとっては、自陣で戦う時間は立ち上がりは多くなっています。
福岡、抜けた。
一気にインゴールへ。
入った、トライ!先制トライ、パナソニック!まず、5点を先制。
一瞬の爆発的なスピードがある福岡のトライでした。
スクラムから早い球出しそして、一気にトライまでつなげました。
≫最初に三村君がタックルが外されてそして、そのまま持っていかれた形ですが。
≫2015年のイングランドでのラグビーワールドカップそして去年の7人制のリオデジャネイロオリンピック。
この2つのゲームにともに出場した福岡。
このスピードというのは大きな武器になりますね。
≫彼は体のサイズもそんなに大きくないですけどスピードと、あとはコンタクトしたときの要は、体のコンタクトの強さというのも持っていますので。
非常にディフェンスはただ単にいっては止まらないですね。
≫そして、コンバージョンのゴールキックを決めたのが山沢です。
今のプレーですがまず、フランカーのタックルで外されたんですね。
≫ですから、今、大田尾君がスタンドオフにずれましたけどもあそこの判断も福岡君のほうに詰めていればというのがありますがスクラムがしっかりと組めたというのが1つのトライの勝因のポイントですね。
≫両チームの1つの大きな攻防のポイント、スクラムが序盤から非常に数多くなっています。
≫最近のラグビーはスクラムよりもラインアウトの回数が多くなってきてますしそういう意味では、今前半だけでも非常に多くスクラムを組んでいます。
≫ヤマハのチームに新しく加わったファンデンヒーファー。
キック力に加えてスピードのある選手。
≫ランプレーも非常に魅力がありますので。
≫かなり旗を見ても風が強くなってきているようです。
インゴールに入った。
≫入りましたね。
トライ。
≫パスがきれいにつながってトライになりました。
パナソニックトライが2つ続きました。
山沢のキックから生まれたチャンスでした。
これで12対0。
スタンドオフのポジションに入っている山沢。
よくボールを残しました。
林がついていました。
≫バックパスからの林君が。
非常にパナソニックシンプルな…。
ゲインラインをまず切るという形でセンターにボールを渡して、林君がまずゲインを攻めていってそれをもう1つフォワードで持っていって今の逆目のトライなので。
難しいことはそんなにしていないんですがやはり、ヤマハのちょっと今、ディフェンスがついていかなかったですね。
≫山沢、2回目のキック。
大学4年生、在学中。
長く左ひざのじん帯断裂によるけがに苦しんでいました。
今シーズンその、けがが癒えて。
顔面のけがというのもありましたがそのけがも癒えてこの大事なゲームに先発出場です。
右にそれていきました。
≫ちょっと引っ掛けましたね。
≫かなり難しい角度から風もある中でのキックになりました。
これでパナソニックが2本、先制となりましたね。
≫エリアのほうもしっかりと取りながらなんですがやはり、ヤマハはボールをキープしながらやはりディフェンスをしていればどうしても得点はアタックチームにありますので。
ボールをしっかりキープすることですね。
≫ということは早くボールを自分たちで奪い取りたい。
≫我慢して、我慢してディフェンスをしながらターンオーバーを狙っていくと。
≫このボールをヤマハは有効的につなぎたいです。
≫ヤマハがボールを取った。
≫ターンオーバーです。
≫ボールはパナソニック。
大きなチャンスになりかけたんですがここでボールをキープできなかったパナソニックです。
≫ノックオンですね。
≫これはターンオーバーが生まれたところ。
≫ブレークダウンのところボール争奪のところでちょっと、ボールの確保がうまくできませんでしたので。
ただ、先ほどのキックのようなイーブンボールのところでどれだけ早く働きかけるかがポイントですね。
≫浅井さん、ここまで何回かスクラムが組まれていますがそのスクラムに関してパナソニック陣営からナイスという声が何回か飛んでいます。
≫先ほどは安定したスクラムからトライが生まれました。
まずまず手応えのあるスクラムと見ていいんでしょうか。
≫そうですね。
フロントロー…。
ヤマハだけじゃなくてパナソニックのほうはフロントローが、非常に縦のラインがそろっていますので。
≫ここは押し込みました。
反則、パナソニック。
ここはヤマハが一気に力を込めていったような感じですね。
最初は安定しているように見えたんですが…。
≫少し力が分散したんでしょうか。
≫大きな反則ペナルティーがありますとペナルティーキック。
大きく陣地を前に進めることができます。
パナソニックのゲームキャプテン布巻選手はミスがあってペナルティーを与えると相手のセットプレーになってしまうのでできるだけ、それを避けたいと話していました。
≫ここからのラインアウトですね。
いいポジションですので。
ヤマハがどのようにボールをキープして…。
≫並んでいるフォワード選手の向こう側にボールを投げ入れていきました。
そこに走り込んできたのがタヒトゥア。
やはり、この選手のところでゲインラインを切っていきたい突破していきたいというヤマハです。
≫このスクラム、大事です。
ヤマハのミスからパナソニックボールですがしっかりと手前の1番側の前に出られれば10番のほうにもプレッシャーをかけられるので。
手前側ですね。
≫キックでは大きく陣地を返すことができている風上のパナソニック。
アウトサイド、22mラインの外側から蹴ってしまいましたね。
≫今、タッチに出ましたが非常にパナソニックのほうが有効的なエリアマネージメントキックマネージメントしているのでもし、あのシチュエーションでボールが出たとしてもまたパナソニックボールのラインアウトからスタートになりますからボールをキープするという意味でパナソニックがうまくコントロールしてます。
≫パナソニックのキックのいいスタンドオフのバーンズが今、けがで出ることができませんが代わりを務めている山沢が、ここまで12対0とチームをリードに導いています。
≫非常に今日は落ち着いたプレーが見られます。
林君がいつも、まずポイントを作ってフォワードが作り逆側にスペースができたら攻めると。
≫この辺りはヤマハもゲインを切らせていません。
ヤマハ、奪い取るようなディフェンスを見せたいでしょうか。
≫そうですね。
そういうときには1人だけじゃなくて2人、3人で一気にいかなくちゃいけませんのでまずは、相手を倒してボールを地面に止めさせるということですね。
≫ボールは外に出ました。
ヤマハボールになります。
≫どうしてもファーストタックラーが上にタックルいったりなんかするとボールがコントロールをされますので。
ラグビーはボールがグラウンドにダウンすればそこでラックができますので。
そういうシチュエーションに持っていかないといけないです。
≫ヤマハボールのラインアウト。
非常にセットプレーが多くなっている、この試合です。
まっすぐボールが入りませんでした。
相手ボールになります。
≫前半20分になりますがちょっとヤマハのほうはリズムが取りきれてない。
自分たちのリズムが作りきれていないというように見えますね。
≫得意のセットプレーですが3回ラインアウトがあって1回しか確保できていません。
スクラムを選択しましたパナソニックです。
先ほど、このエリアから福岡のトライが生まれました。
ノックオンのアドバンテージ。
ヤマハがここは陣地を返していきます。
また福岡のところでというプレーになりました。
≫そうですね。
山沢君が動いて内側に返したんですがここで、ちょっとミスがありました。
スクラムからですね。
≫今度はヤマハボールです。
ただ、前半、相手陣内でプレーすることが非常に多くなっているパナソニックです。
開幕で8月にトップリーグで対戦したときはスクラムで圧倒されたというパナソニックでした。
24対21で、その試合はヤマハが勝ちましたがそのときから両チームともチームは変わっている。
全く違うチームになっていると話をしています。
今度はヤマハボール。
ここからのカウンターが持ち味パナソニック。
タックルで倒すことがポイントですね。
≫オフサイドラインをしっかり作って相手のディフェンスラインを整えることができるんです。
≫インゴールまで入ってしまいました。
ドロップアウトになります。
≫どうしても22mの前後からヤマハは抜け出せませんね。
≫今日のアシスタントレフェリーですが大槻さん、河野さんそして真継さんですね。
この3人の方がアシスタントレフェリーを務めています。
敵陣でボールを持つ機会が少ない前半のヤマハです。
ボールをみずから22mラインの内側に戻して蹴った場合は直接、外に出ると距離の獲得が認められません。
山沢の、裏に蹴るキックが今日は多くなっています。
≫ターンオーバーですね。
≫山田だ!トライまでつなげました!これで3本、リードを奪いましたパナソニックです。
ここは持ち味のターンオーバーからの攻撃になりました。
これも山沢のプレーから。
≫ラインの裏を山沢君は非常に意識をしているのでヤマハのディフェンスが後ろに下がっているところを攻められると今度は、どんどんディフェンスが前に出てきますのでそうすると、逆に裏が空くということで。
≫そしてバックス陣は非常に決定力の高い選手たちがそろっています。
これで3本リードに変わりました。
ヤマハとしてはこの流れをなんとか止めていかなければいけません。
≫キックはしているものの有効的なエリアを取ることができていませんので。
ちょっとフラストレーションがたまっているような感じもしますけれども。
≫ゴール成功です。
これで19対0。
山沢の裏へのキックですね。
≫大田尾君が上がってくるんですがパナソニックのほうが上がりが速かったです。
≫林だったんですね。
2人目のラックに入ったプレーヤー。
そのプレーによってターンオーバーが生まれました。
ヤマハがトライ3本差を追いかける形になりました。
日本選手権の準決勝第1試合です。
≫どんどん、攻めていったほうがいいですね。
チャンスですねノックオンですから。
≫ここからディフェンスラインを1列に並べて網にかけるようなディフェンス。
これがパナソニックの持ち味です。
≫少しでもゲインが切れれば下がりながらのディフェンスになるので。
この繰り返しですね。
≫少しずつ前に出ています。
ヤマハの三村キャプテンはフォワードでどんどん前に出ること。
パスの数だけ増えてゲインラインを下げるような攻撃はしたくないと話をしていました。
アドバンテージ、ヤマハにみた。
反則がパナソニックにありました。
≫オフサイドですね。
≫敵陣深いところで今はゲインを切っていく攻撃ができました。
≫今のような形で継続してアタックするとどこかでディフェンスのスペースが見えてきますので。
空いたスペースが。
そこまで、しっかりと連続攻撃ができていればチャンスが見えてきます。
≫ここまでは、トライ3本パナソニックにリードを許している風下のヤマハです。
外に蹴り出して今日、ちょっとまだ取れる確率が高くなっていないラインアウトです。
≫ヤマハはモールも非常に得意ですから。
ゴール前でどういうふうな展開で持っていくのか。
≫フォワードは全員、入りました。
≫しっかり組めれば…。
≫アドバンテージをみています。
反則、パナソニックにあります。
このままモールで押し切ってトライまでつなげられるか。
トライ!最初のラインアウトモールのチャンストライにつなげていきました。
ヤマハ、トライを返します。
ヤマハも、自分たちの強みですね。
≫今も、本当にゴール前までラインアウトを持ってきて、そこでしっかりとモールさえ組めればこういう形で無理なくトライが取れますので。
やはり、自分たちのペースですね。
強みのところをこういう大事なゲームの中で出していかないといけないですね。
≫前半27分を過ぎていましたがとにかく1本とってこれでゲームの進め方が落ち着く部分もあるでしょうか。
≫そうですね。
≫プレースキッカーもファンデンヒーファーです。
この選手がトップリーグのベストキッカー賞。
一番キックの確率の高かった選手。
リーグ戦では82.35%キックを決めているという。
このファンデンヒーファーです。
風も計算しながらのキックになりました。
これで、7点を返しました。
19対7。
こちらがヤマハのはせがわしんコーチ。
ヤマハの強いスクラムを作り上げて。
去年のシーズンは日本代表のスクラムも鍛えました。
≫私もはせがわ先輩とスクラムを組んでましたが非常にコーチングにもたけていますので。
≫日本代表のスクラムを鍛え上げたということで代表に参加していたパナソニックの選手たちもスクラムのノウハウを学んでスクラムが強くなったという今シーズンでもあります。
ヤマハの選手に聞きますとうちのスクラムに似てきたという話をしていました。
≫非常に、はせがわコーチ勉強熱心というか、いろんな国のいろんなスクラムを見ながらヤマハのスタイルを作り上げてこられたので。
≫今日は、そのスクラム両チームの攻防が序盤から多くなっています。
≫ここはオフサイドですね。
≫ボールをとりにいった行為がオフサイドになりました。
まだ、ラックの中にボールがあるという判断でしょうか。
ラックからボールが出ますと手を使ってボールを取りにいっていいんですがラックの中ではボールを手で扱うことはできません。
またヤマハからするとペナルティーから敵陣に入ることができます。
≫しっかりゴール前相手陣に入ってからそこからもう1回、仕切り直しですね。
≫パナソニックにペナルティーが多くなっています。
松岡レフェリーが時計を止めました。
トップレフェリーになって13年目という松岡レフェリーはこの試合が、トップレフェリーの最後のゲーム。
引退試合ということになります。
タイムキーパー制でこの日本選手権は行われています。
前半40分を過ぎますとホーンが鳴ります。
そのプレーがラストプレーになります。
ボール支配率がちょうど半分半分ですね。
ヤマハが戻してきた感じでしょうか。
≫落ち着いて、今、アタックをしているというのが見えますね。
先ほどはどうしてもボールを回して早く早くというイメージがあったんですがボール出しの緩急をつけながら。
≫パナソニックがここはディフェンスで前に出ている。
少し下げられているのがヤマハ。
プレーが始まったところをゲインラインといいますがそこよりも前に出ることができますと相手のディフェンスを下げることができます。
また反則か。
≫スローフォワード…。
いや、ノックオンですか。
≫前にボールをはじいてしまいました。
パナソニックボールのスクラム。
≫アタックは裏表がありますのでパナソニックが非常にラインがそろったディフェンスをしています。
ディフェンスラインも早いので大田尾君なんかが、その裏にボールを転がしたりなんかすると相手のディフェンスの出足が少し遅れたりしますからそこの裏と表をキーマンがしっかり見定めながらアタックしたほうがスペースが見えてくる形になると思いますね。
≫パナソニックの山沢はそういったプレーキック、よく使っていますね。
≫パナソニックのほうは連続攻撃の中でスペースを探してそこにボールを運んでいるんですね。
≫ファンデンヒーファーのところ松岡レフェリーが行っていましたがそのままグラウンドに残っています。
≫スクラムからですね。
≫再び時計が動き出しました。
前半ももう31分を過ぎています。
40分ハーフで行われます。
グラウンド、ほぼ中央の位置でのスクラム。
パナソニックです。
≫こちらに2人選手がいますので右に攻撃してから逆サイドもあるかもしれません。
≫まずボールを出しにいったのはオープンサイド広いサイドでした。
山沢がハイパントでいきました。
22mラインの内側に入ってここはフェアキャッチ。
今の山沢の狙いはどういったところにあったでしょうか。
≫ヤマハのほうはディフェンスが前に出てきますのでまず1回後ろに下げるという意図でスペースを切りましたけれども。
少し入りすぎてフェアキャッチになってしまいましたね。
≫風が追っています。
ただ、かなり蹴ってくるというイメージヤマハに、持たせていますね。
≫ランプレーも非常に彼は得意ですしラインを動かす力もあるんですけど相手に的を絞らせないというのがやはり、スクラムハーフのポイントですね。
≫ヤマハがボールを取りました。
≫小さくパスをつなぐのが本来、ヤマハの攻撃スタイルです。
ボールをとってすぐに前に出る。
こういうプレーをしたいと話していた三村キャプテン。
ボールがこぼれてしまいましたがこれはノックバック。
ノックオンではありません。
後ろにこぼれました。
≫パナソニックこれはターンオーバーですね。
後ろにスペースがあるので…。
≫福岡だ!振り切って、トライ!カウンターからの一気の攻撃でした。
パナソニックの大きな強み。
相手ボールを奪い取ってから一気に60mぐらいのカウンターです。
≫笹倉君の判断ですね。
スペースに走り込んで相手を集めてトライゲッターの福岡君に渡すと。
≫ヤマハもいい形で前に出ることができていたそんな攻撃だったんですが。
ちょっと前にいって孤立してしまったところ。
≫ここでブレークダウンの人数のかけ方ですね。
パナソニックのほうが少し早くて。
≫ターンオーバーからのカウンターで福岡は今日、トライ2つ目です。
ボールの支配率ヤマハも上がってきてボールを持って敵陣という時間帯も増えてきましたがパナソニックがそこからボールを奪い取ってのトライ。
グラウンドの一番端からのゴールキックになります。
Hポールの真ん中を通りました。
ゴールキックも決まってさらに2点を追加。
これで26対7です。
風下のヤマハ。
前半は耐えてというゲームプランもあったかもしれませんが4本と1本というトライ差。
≫前半の初めにトントンと取られましたのでただ、もう少しヤマハのフォワードがどっちかというと強引にボールを持っていってもいいのかなと思います。
≫フォワードがもっとボールを持っていくと。
≫そうですね。
どうしても点数的にもポゼッション、ボールキープが低いときというのはどうしても味方の選手を見てしまう傾向があるのでもう少し走りながら仕事量を上げていくということです。
ここで、しっかりとヤマハの選手が早くサポートして早くボールをリサイクルする。
≫左上にフェーズという表示が出ています。
これは、プレーが始まってからの攻撃回数です。
≫福岡、スピードで抜けていった。
バックマン、ボールをフォローしました。
バックス陣で再びトライを取ってきました。
パナソニックこれで前半5本目のトライ。
ここも福岡のスピードで…。
≫まず、1回判断をして相手と勝負をしているんです。
勝負をしたあと外にも選手がいましたのでそこで、しっかりと…。
ただ、今、3人ぐらい振り切ってますからね。
≫ですから、人数的には足りなくなってしまったヤマハ。
バックマンがよくついていました。
前半で5本のトライを重ねてきましたパナソニックです。
8月、開幕週に対戦したときは24対21。
接戦をヤマハが取ったこの両チームの対戦です。
キックを蹴った山沢もその試合、スタンドオフで先発しましたが何もさせてもらえなかった。
何もできなかったと話をしていましたが。
≫あのゲームはベリック・バーンズがインサイドセンターで入っていたのでダブルスタンドオフみたいな形でやっていたんですが、やはりフォワードのプレッシャーですね。
スクラムのプレッシャーなどが1つずつ、選手に効いてきてコントロールできなかった。
そういう意味では今日は、非常にパナソニックのほうが落ち着きながら相手のスペースをしっかり見つけながら攻めているなと思いますね。
≫フォワードでのプレッシャーもあまり、受けずに山沢はプレーができているでしょうか。
≫はい。
≫筑波大学の4年生、在学中。
けがを治しながら今シーズンは、パナソニックのルーキーとしてプレーをしています。
≫真ん中で持ってくることで右サイド、左サイド両方ともオプションができますので。
≫山沢のキックで陣地を戻していきます。
蹴り合いなら負けないファンデンヒーファー。
ハイパント。
≫このとき、ヤマハの選手とパナソニックの選手がどれだけ早くボールの近くに動いているかということが次のボールの展開ですね。
≫はじいたのはヤマハの選手ですがボールを取ったのはスクラムハーフの田中。
パナソニックでしたね。
前半40分を過ぎてホーンが鳴りました。
プレーが切れれば前半終了です。
ここでタッチに出ました。
前半終了。
33対7。
パナソニックが5本のトライを重ねました。
ヤマハ発動機ジュビロを大きくリードして後半に入っていきます。
ただ、ヤマハは後半風上になります。
よく晴れている花園ラグビー場です。
今年、このあと2019年のラグビーワールドカップに向けてこのメインスタジアムが改修されるということで今の姿での、このスタジアムでの日本選手権は最後になります。
では、この第1試合前半のハイライトです。
前半9分、パナソニックの先制トライはスクラムから生まれました。
開幕週に対戦したときは圧倒されていたスクラム。
今日は、安定。
福岡のトライでまず7点を先制します。
11分、再びパナソニック。
2つ目のトライが生まれます。
いずれのトライも早い展開から取っていますね。
≫そうですね。
アタックをしているそのほかの選手が、次の反応をよくしているんですね。
≫ここは山沢のキック。
山沢のうまいパスから林のトライが生まれました。
12対0。
そして、23分再びパナソニックです。
ここも山沢のキックから。
≫ここも裏のスペースをよく山沢君が見ていました。
大田尾がキックのバウンドに合わせられなかったところうまくとらえてのターンオーバー。
そして、決定力のある山田のトライが生まれました。
19対0とリードを奪います。
一方のヤマハこちらは持ち味がよく出たトライ。
≫ここは、本当にしっかりとモールを固めて後ろにボールをキープしてゆっくりと押し込むと。
≫ですからヤマハはこういう形を多く作りたいですね。
≫そうですね。
早い展開から緩急を。
早く、ゆっくり、早く、ゆっくり。
そこのところがコントロールできればディフェンスのほうも…。
≫追い上げムードのヤマハのところでパナソニックです。
≫ここも勝負にきましたね。
≫バックマンから福岡と渡ってトライが生まれてさらに得点を重ねていきます。
結局、5本のトライを重ねたパナソニックが33対7というふうに得点差を広げましたがその前半最後のパナソニックのトライを坂田さんに解説していただきます。
≫ここも、人数が減ったんです。
最初、2人対1人なんですが。
そして、ここにちょっとボールのつなぎにミスが起こって。
≫選手は来ていたんですが孤立するような形が多くなってしまいましたね。
≫ここに早くヤマハの選手が入ってボールをキープすればこのあとの展開はなかったですがここにパナソニックの選手が3人入りましたね。
そして、後ろのスペースをパナソニックが見ていると。
本来なら22mの近くなのでキックでエリアを取るというのもあるんですがここで、布巻君からの判断で笹倉君がまた判断をして1回、パスじゃなくてまず、前のスペースを見るんです。
≫ここにディフェンスが寄せられてしまいましたね。
≫そして、バックマンも1回、勝負するんですね。
そうすると7番が、消されますので最後にスピードのある福岡君にパスが出ると。
≫最後、残っていたディフェンスの選手をバックマンが引き寄せたという形になりましたね。
33対7とパナソニックがリードして前半を終わりました。
トライを5つ、光るのはやはりターンオーバーですかね。
≫そうですね。
≫ボール支配率、ヤマハのほうが上回っているんですけどもパナソニックが相手ボールを奪ってからの攻撃でトライにつなげて、効率よく得点を重ねています。
放送席は坂田正彰さんです。
元日本代表フッカー。
法政大学、そしてサントリーでフッカーとして活躍されました。
日本代表キャップも33お持ちですが今日、非常に楽しみな対戦だと思いますがちょっと、パナソニックのほうが得点につなげるという意味では…。
≫非常に効率よく一人一人の判断がいいんですけれども。
そこがうまくつながっていると。
ヤマハのほうも積極的に自分たちのペースに持っていくんですけども最後は、ちょっとターンオーバーもそうですが相手にボールを渡してしまうというシチュエーションがありますので。
ですから、後半に向けてゆっくりでもいいのでボールをキープしながらリズムを取るのが大事じゃないかと思います。
≫ただ、得点を取った形は非常によかったですから。
≫そうですね。
ゴール前からのラインアウトよかったです。
≫あの形を作れるでしょうか。
今シーズンの第54回のラグビー日本選手権は4チームによる争いです。
トップリーグ勢が3チーム。
そして大学チャンピオンの帝京大学が日本選手権に進んできています。
今、ヤマハ対パナソニックのゲームパナソニック、リードで前半が終わりました。
このあとトップリーグチャンピオンのサントリートップリーグを全勝で制しました。
そして大学チャンピオンの帝京大学8連覇達成です。
この両チームの対戦になります。
それでは、その第2試合それぞれ、相手チームをどのように見ているのかサントリーと帝京大学両チームのキャプテンに話を聞いています。
≫フォワードがしっかりとパワーがあってバックスは展開力もあって。
アタックに関してすごい意識が上がっているなというイメージがあります。
松田選手を中心にキックをうまく使いながらゲームをコントロールしているというのが今年の印象ですね。
うれしいですね。
僕が4年生のときの1、2年生が今は3、4年生となってチームを引っ張っているわけですごい楽しみな部分もあるんですけど大学生チームとは一切考えてなくて日本選手権に出てくる1チームとしてしっかりとリスペクトして100%勝ちにいきたいと思います。
≫代表選手が多くいてその中で、本当にラグビーに関しては本当に、フォワード、バックス一体となってボールを大きく動かして。
そして、力強いランでトライを取ってくるという印象ですね。
僕たちは本当にチャレンジャーとしてこの1年間の本当に集大成を思う存分ぶつけにいきたいと思っていますし。
その中で、本当に通用しない部分もあると思いますけど本当に、学生らしく元気よく思う存分、体を張ってプレーしたいと思っています。
≫という両チームのキャプテンの話です。
流キャプテンは帝京大学のOBということで母校との対戦を心待ちにしているところもありました。
準決勝の第2試合このあと午後1時50分から総合テレビでサントリー対帝京大学をお伝えします。
坂田さん、どんな試合になるでしょうか。
≫流キャプテンが学生として見ていないと。
1チームとして見ているというのがとても大事なことで真剣勝負なので非常に熱いゲームを期待したいですね。
≫多くの観客が入りました花園ラグビー場のメインスタジアム。
第1グラウンドです。
このあと日本選手権が終わってシーズンが終わりますと2019年のラグビーワールドカップ日本開催の大会に向けて改修工事に入っていきます。
関西のラグビーの本拠地聖地と呼ばれてきましたこの花園ラグビー場ですが改修後のイメージこんなスタジアムになるという図が、こちらです。
観客の収容人数が5000人ほど増えるというのとあと、今はない大型の映像設備が設けられますね。
さらに、ナイター照明。
照明設備も加えられましてワールドカップを迎えるというスタジアムに変わろうとしています。
坂田さん、花園、たくさん思い出があると思いますが。
≫この新しくなった花園のこけら落としでも私はゲームをさせてもらいましたけどもそういう歴史がまた、新しいスタジアムになって。
そして、グラウンドだけじゃなく周りの雰囲気も、できれば世界からお客さんが来られる方が楽しんでもらえるようなそういうスタジアムになってほしいですね。
≫日本初のラグビー専用スタジアムとしてこの花園ラグビー場は1929年に開場してこのメインスタジアムが改修をされたのが1991年。
そのときのゲームを戦われたんですね。
≫オックスフォードと日本代表選抜。
清宮監督はそのときのキャプテンだと思いますね。
≫長い歴史を経て、今度はまた世界の強豪を迎え入れるスタジアムとして生まれ変わります。
≫海外のスタジアムも独特の雰囲気があるので。
やはり、日本の花園ラグビー場は日本の、そういうシンボルだとかイメージがつくようなグラウンドになってほしいですね。
≫高校ラグビーの聖地。
そして、西のラグビーの大きなグラウンドとして長く使われてきています花園ラグビー場です。
選手たちが出てきました。
少し雲が出てきましたけれどもまだ晴れ間ものぞいています。
風は変わらず、強く吹いています。
≫グラウンドレベルでも非常に強い風が吹いていますので。
≫こうなりますと、キックで距離を稼ぐことがヤマハもできるようにさらになってきます。
≫そうですね。
ヤマハとしては後半にこの風を使いながらエリアを取ってやりたいと思っていたと思うんですけどちょっと点数差が4トライ、離れていますので。
ボールをしっかりキープしながらアタックしていくという形になるんじゃないかと思います。
≫キックでボールを離すよりはキープをすると。
≫キープしながら早くに、後半の最初の20分に得点をしていかないとラストの20分になるとパナソニックのほうはやはり、ボールをキープしながら今度は守りになりますのでより攻撃的なアタックをヤマハのほうはしないとこの4トライ差は結構大きな差になりますので。
ゲームでは、最初のスタートの10分と最後の10分といいますけどそこの勝負の時間をうまくコントロールしたほうが流れを引き込むと。
≫放送席、浅井さん。
では、パナソニックのディーンズ監督に伺います。
まず前半、スクラムフォワードの健闘が光りました。
いかがですか?≫間違いなくスクラムでプレッシャーをかけてくることは分かっていたのでそれについてはしっかり準備してきたつもりです。
ただ、前半で満足することなく後半もしっかりと自分たちがやってきたことを続けなければいけないと思います。
≫風下の戦いですが注意すべき点は。
≫間違いなく反則をしないということがキーになってくると思います。
相手のフルバックは非常に大きなキックを持っていますので簡単に自陣に入らせないように。
前半、そこで反則をしてしまってトライを取られたという経緯もありますのでそうしないようにしたいと思います。
≫ありがとうございました。
≫後半が始まります。
パナソニックのディーンズ監督の話でもやはり風下になる反則をしないことをポイントとして掲げていました。
今度は陣地が変わってヤマハ発動機が左から右に攻めていきます。
風上になります。
パナソニックは14番、ウイング山田に代わってナイヤラボロが入りました。
≫ボールをキープされると本当にいやな選手ですね。
≫125kgあるウイングです。
≫こういう形でボールをキープして少しずつでもゲインを切ると。
≫ただ、今度は5mを戻してきたパナソニック。
反則、ヤマハ。
≫ボールを離さなかったです。
≫いいタックルで一発で倒しました。
≫パナソニックのほうはあまり1つのプレーヤーにダブルタックルとかトリプルタックルはないですがチャンスのときのそこの反応というのは非常に今日のゲーム特に、いいですね。
≫チャンス、相手が倒れて孤立しそうなところですね。
そこに2人、3人とすかさず入ってきます。
それをコントロールしている1人がスタンドオフの山沢です。
スタンドオフのバーンズがけがでこの試合は出場することができません。
そのスタンドオフのポジションを任されている現在、筑波大学4年生在学中の山沢。
学生トップリーガーの山沢がチームを、ここまで5トライに導いています。
パナソニックヤマハの前進を許しません。
パナソニックにオフサイドがありました。
アドバンテージ。
こういった反則を気をつけたいと話していたディーンズ監督です。
≫ちょっと点差があるので確かに3点、欲しいんですけど。
やはりトライを取りにいくと。
≫風上ですし…。
キックが外に出ました。
ちょっとキックが短くなったところ福岡が取りにいきましたが先にノックオンですか。
タッチに出る前に福岡、ノックオンです。
スクラムになります。
いや、選択ですね。
≫ノックオンタッチ…。
≫結果、ヤマハのラインアウトになってボールをキープ。
先ほど前半、この形からトライを取りましたモールです。
モールの形はどうですか。
≫いいですね。
パナソニックのほうはちょっと、人数をそんなにかけてないですね。
モールサイドに人がいて動き出したときに人が入ってくるという形ですね。
≫正面から止めるよりは回ったところで…。
≫回ったところですね。
≫ここはラックになっています。
≫ですから、ヤマハはまず、しっかりと組みたいですね。
≫倒れるとモールを組むことができません。
無理だと思ったらパナソニックの選手入らないんですね。
≫入らないですね。
≫人数をかけません。
≫チャンスのところは手を出しにいくと。
≫フェーズが重なっていくと攻撃の回数が重なりますが前進ができていないヤマハ発動機。
反則、ヤマハ。
今も密集、とりにいってボールを離さなかった。
≫今のはヒーナンですか。
ポーコックですかね。
ここで孤立するんですね。
早めに2人目が入ってくるといいんですけど。
ですからモールサイドラックサイドの選手が非常に反応を早くできているのがパナソニック、よかったですね。
≫ヤマハとしては一番いい形。
反則からラインアウトモールという形を作ったんですけども、そこから取ることができませんでした。
ヤマハの清宮監督。
26点差を追いかけての後半になっています。
松岡レフェリーがヒーナンのそばにいましたが下がっていきました。
時計は止まっています。
プレーが再開。
まっすぐ入りませんでした。
≫少し風の影響もあるんですかね。
グラウンドレベルでは非常に強い風が吹いていますので。
≫両チーム合わせて2つ目のノットストレート。
そして、今度はスクラムになります。
≫有効的なスクラムを組みたいですね。
オープンサイドにヤマハが前に出ることができればスペースが有効活用できますので。
≫もう1回、組み直しとなります。
選手の交代の準備をしているパナソニックですがこのスクラムが終わってからの交代となりそうです。
ヤマハにとってのオープンサイドは左サイドですね。
左右、ほとんど動きません。
パナソニックが健闘しているんでしょうか。
ボールが入っていないと…。
≫まだしっかり入っていないということですね。
≫これはフッキングせずにとにかく最初にという感じですか。
≫そうですね。
ボールが足元で止まっていますので。
≫力としては五分でしょうか。
≫ヤマハもまっすぐ押したいですがここはフッカーのほうが角度をつけてあげるとかそういうことをしながら相手を崩していかないといけないかもしれません。
≫今、正面から押そうとしている感じですか。
≫真正面から押している感じがしますので。
≫ターンオーバーに気をつけたいヤマハ。
≫ここも2人目がちょっとヤマハ、遅れ気味なので。
ボールを継続するためには2人目のサポートですね。
≫パナソニックの選手入れませんね。
≫はい。
少し、パナソニックのディフェンスにヤマハのアタックが流されているようなイメージがありますね。
やはり、ラインを縦に切りたいと思っていると思うんですが。
≫パスの数は増えますがゲインラインが上がらない。
≫ターンオーバーですね。
≫パナソニック、ターンオーバー。
ここからのカウンター。
カウンターで一気にトライというシーンが今日は何度もある。
風下のパナソニックまずはキックで陣地を戻そうとしましたがここは、あまり有効なキックにはなりません。
風下です。
パナソニックの選手が2人、今、足を押さえています。
布巻ですね。
≫布巻、右の腕を押さえています。
≫今、立ち上がりました。
今日、ターンオーバー4つ目というパナソニック。
≫それからパナソニックは7番の西原と20番のガンターが代わります。
≫フランカー、今日今シーズンアキレスけんの断裂から復帰してきて初出場だった西原がここで下がります。
ガンターが入りました。
≫ヤマハ、それから22番の清原が入ります。
≫清原はスタンドオフやフルバックができる選手です。
東洋大学出身で関東大学リーグ2部の東洋から入ってルーキーで今シーズン活躍しています。
大田尾が出ますね。
ベテラン大田尾に代わってルーキーの清原スタンドオフのポジションに入りました。
自分で持って仕掛ける。
そのスピードが武器というルーキーの清原です。
両チームとも選手が代わって後半まもなく10分。
≫ここもパナソニック入ってこないんですね。
もう、だめだと思ったボールに関しては入ってこずに…。
≫清原、自分で抜いていくその武器を試合でも出していきたいという話を練習のときにはしていました。
抜けていく、トライだ!後半最初のトライはヤマハ発動機。
選手を代えて1つ、手を打ってきてそして、生まれたトライです。
≫田中君も非常にスピードがありますのでね。
≫早稲田出身。
30歳になりました、田中。
立ち上がりの10分が大切と坂田さん、お話をしていた中でその10分にちょうどなったところでヤマハが1本、取りましたね。
≫ですから、まだ点差はありますがここでヤマハのリズムができてくるとゲームもまたおもしろくなりますし。
でも、これから一つ一つのゴールキックが大事になってきますね。
≫ファンデンヒーファー今日、ここまで1回蹴って決めています。
これが2回目。
今度は風上になっての後半のキック。
僅かに外。
2点の追加はなりません。
33対12。
点差、21点差。
ですから7点というプレーが3回で、ヤマハは追いつけます。
ボール支配率が、ヤマハが3分の2ほどに上がってきました。
相手を倒しますとパナソニックの選手はチャンスとみて入ってきます。
こういったゲインを切れますとヤマハにチャンスが生まれてきます。
ただ、少し時間がかかってパナソニックの選手が並びました。
≫パナソニックは特に誰かが動いたとき非常に反応が今、早いんですね。
≫ボールをこぼしてしまいました。
ですから全員が早く上がってくるわけではないですが早く上がってくる選手がいてプレッシャーをかけてきます。
ヤマハにとっては継続したい攻撃でしたがノックオンでパナソニックボールのスクラム。
21点差。
後半12分を過ぎています。
後半になってトライを取ったのはヤマハ。
パナソニックが相手の22mラインの内側に入ってきました。
狭いサイドにはバックスの選手を置いていません。
すぐ後ろにナイヤラボロがいます。
≫そして、スクラムサイドのポイントを作ってちょっとここが広くなっていますのでこの辺で一度サインプレーというか裏表のプレーを使うかもしれません。
≫ここも安定した形で出せるでしょうか。
≫いいスクラムを組んでいます。
ここでディフェンスを集めて…。
≫125kgのウイングナイヤラボロ、強い。
モールのような形で5mまできました。
モールでボールが出ませんでした。
≫ですので、ヤマハボールからのスタートのスクラムとなりますね。
モールの状態空中にボールがある状態でボールをキープしてボールが出なくなるとボールを出せたのに出さなかったということで相手ボールになります。
しかし、強いですね。
≫そうですね。
125kgですからナイヤラボロ。
フィジー出身の25歳。
オーストラリア代表としてもキャップを持っていますタンゲレ・ナイヤラボロ。
今シーズンからチームに加わっているプレーヤーです。
ヤマハボールのスクラム。
両チームともマイボールのスクラムはきっちりと出せているとみていいんですか。
≫ヤマハのほうは、スクラムにこだわりがあると思うんですが早く出したりしっかり組んでから、出すというその辺の緩急は出してもいいのかなと思いますけどね。
≫スクラムの緩急ですね。
蹴らずに回していきます。
≫相手ボールになると相手の得点チャンスに変わってしまいます。
ここで清原がキック。
≫ハイパントですね。
≫ハイパントのボールが風下なので少し戻ってくる軌道になります。
ほぼハーフウェーライン上まで陣地を戻してきたヤマハ。
タヒトゥア、強い。
トップリーグのベストフィフティーン。
反則がパナソニック。
堀江のプレーが反則になりました。
≫今のポイントもパナソニックは堀江君しか入ってませんから。
あとの選手はラインで次のアタックに備えている形ですね。
非常にまだ、穴が見えませんね。
ヤマハサイドからすると。
≫ただ、こういうプレー反則からのセットプレーは作れそうですね。
≫ですからゴール前にいってそこからモールのオプションもあるかと思いますけどね。
≫先ほどのモールの攻撃ではなかなか進めずに崩されてしまいました。
≫組みきる前にパナソニックのほうがモールを回したようなイメージですね。
そこから崩れてしまったので。
≫引き落とすのは反則ですが回して組ませないという。
≫それで、サイドの選手がそのモールに対してしっかりくさびを打って入ってきた感じです。
≫今度もモールを組む。
≫ノックオンですね。
≫これはノックオンになってしまった。
ヤマハにミスが出ました。
≫ヒーナンがしっかりと手をかけて…。
≫浅井さん、このスクラムで1番が代わります。
仲谷に代わって左プロップに山本が入ります。
≫ヤマハの第1列の選手交代です。
仲谷、日野、伊藤という第1列のところ。
その左のプロップを代えました。
スーパーラグビーのサンウルブズそして日本代表にも選ばれました山本が入ります。
仲谷も日本代表メンバー。
今シーズン、ヤマハのプレーヤー特に第1列の選手は多く日本代表に選ばれました。
選手が代わっての最初のスクラム。
第1列。
ここで大きくゲインを切っていきます。
ヤマハ、ターンオーバー。
≫チャンスですね。
≫パナソニックのディフェンスラインはまだ整っていないか。
少し時間がかかりました。
パナソニック、反則。
ヤマハ、ターンオーバー。
相手ボールを奪い取りました。
ナイヤラボロがタックルを外して大きなゲインを見せましたが…。
そのあとヤマハの選手がよく戻ったということですか。
≫ここで戻って、ボールにしっかりとプレーできたということですね。
あのボールをリリースしたんですけどもそこでゲインラインを越えていますので。
≫ヘル・ウヴェが相手のプレーヤーを押しのけました。
ヤマハにもいいプレーが出てそして、前進。
相手の反則からのまたラインアウトです。
先ほどはモールが組めずにノックオンになった。
日野がボールを持っているのがヤマハの一番いい形です。
≫ただ、パナソニックはくさびを打ってディフェンスするんです。
≫2回止まるまではボールを出さずに進むことができます、モールです。
反則、パナソニックアドバンテージ、ヤマハ。
モールを引き倒してしまいました。
このモールはヤマハが強さを見せました。
ですからお互いさまざまな仕掛けをしてきて今度は、パナソニックのモールディフェンスにヤマハが対応していった形になりましたね。
≫また、ここでラインアウトですから。
≫再びモールでトライを取ることができるでしょうか。
強みの強力フォワード、ヤマハ。
≫ノックオンじゃないノックバックですね。
≫後ろにボールをこぼしましたね。
モールを組むことはできませんでしたがボールキープ、ヤマハ。
ここもパナソニックは密集に選手は入らずディフェンスラインを整えています。
ポーコック、とった。
反則、ヤマハ。
このプレーが大きな持ち味です。
≫堀江君が倒してそこにすかさずですね。
≫堀江が倒してポーコックがいきました。
2015年のイングランドのワールドカップでターンオーバーの回数が17回という全選手の中で一番という数字を残したオーストラリアの代表プレーヤー。
≫本来はフランカーの選手なんですが、ラグビーはセットプレーが終わればバックスだろうがフォワードだろうが変わりませんからただ、こういう選手はボールのピンチのところチャンスのところには必ずいますね。
嗅覚があるといいますかね。
≫ナイヤラボロこういうプレーが多くなっている。
アドバンテージをもらいながらの攻撃。
布巻、後ろに蹴ってインゴールまでボールがいきました。
反則の地点に戻ります。
ハイタックルの反則があったでしょうか。
思わず、首の辺りに手をかけてしまいました。
ヤマハのタヒトゥアの反則。
ショットという声が聞こえました。
ペナルティーゴールを狙います。
首から上へのタックルや相手をたたき落とすようなタックルは非常に厳しくみられますね。
ここは、ペナルティーゴールを選択します。
これで3点が入りますと24点差。
3トライ3ゴールでも追いつけない点差に開きます。
≫ラグビーは3トライ3ゴールでセーフティーリードという形でいいますがここで、さらに3点が乗ると非常にまた厳しい点差になりますね。
≫距離としては40mぐらい。
正面ですが風が向かってかなり強く吹いています。
今日は5回、キックを蹴って4回成功。
かなり角度の難しいところからもキックを決めてきている山沢です。
風でボールが倒れてしまいました。
スコアボードの上の旗はかなり強くはためいています。
決まりました。
これで24点差。
3トライ3ゴールとペナルティーゴールの差。
≫浅井さん、ヤマハは4人代えます。
新たに入るのは山村、18番。
それから、20番、トゥイアリイ。
21番、吉沢23番、宮澤です。
≫これで残るリザーブは2人です。
追いかけるヤマハが後半の20分を過ぎてまもなく25分というところで選手を多く代えてきています。
山沢、大きくゲインを切りました。
≫よく見ていましたね。
ヤマハのラインが整備されない状況でボールが出てきたらチャンスです。
≫堀江、第1列のプレーヤーですがボールを持って。
≫時間を作りながら相手のアタックの準備をさせるんですね。
≫パスやキックもうまい堀江。
ここはヤマハ、ボールをとって相手陣内に蹴り込んでいきました。
≫ターンオーバーか…。
ヤマハのほうに反則がありましたか。
しっかりとまっすぐ入っていないということですね。
≫これは自陣の深いところからキックでの陣地挽回が考えられた場面でのランでした。
大学時代にひざのじん帯を切ってなかなか、けがが治らなくて今年、4年生を迎えました。
大学でのプレーではなくトップリーグでのプレーを今シーズンは選択した山沢。
そのひざのけがも癒えてそして、顔面もけがをしましたがそれぞれ痛みは残っているけれどもかなり、いい状態になってきたと本人は話します。
≫いい選手はけがをしない選手もいるんですけれども大きなけがをしてもそこを克服してまた、考え方も変わって成長していくと思いますので。
≫大きく前進してパナソニックボール。
またノットストレート。
今日2つ目、堀江です。
ヤマハとしては追いかける展開でマイボールになります。
ヤマハ、また選手の交代です。
ロックの八木下が入りました。
これで残る選手はリザーブ1人だけです。
1列が山本、日野、山村に代わっています。
そして、クリシュナンに代わって八木下が入りました。
ナンバーエイトにトゥイアリイ。
ハーフ団は吉沢と清原になっています。
そしてセンタータヒトゥアに代わって宮澤が入っています。
7人、リザーブのプレーヤーが出てきたヤマハ。
残り時間がだんだんと少なくなってきています。
後半の残り13分というところ。
坂田さん、ヤマハにとっては手前側がオープンサイドですね。
≫はい。
まずはスクラムの相手をちょっと動かしながら何もスクラムが動かないとフランカーがいい形でディフェンスくるので。
少し揺さぶれたらまた、変わってきますね。
ちょっとこっちでも動けば布巻が送るんですけど。
≫もう1回組み直しになります。
布巻が押し込まれる形になりますとディフェンスにいくのがその分、遅れます。
パナソニックのゲームキャプテンです、布巻。
2年目ですが今シーズンの後半からゲームキャプテンを任せられるようになりました。
反則、パナソニック。
ヤマハがスクラムで相手から反則を奪いました。
最初の状態で組み勝っていましたか。
≫山村君が入ってボールが入る前に非常に稲垣君のほうにプレッシャーをかけていますので。
≫35歳の右のプロップの山村。
13年目。
≫息の長い選手ですね。
≫スクラムで上回ったことによるペナルティーによって前進です。
今度はパナソニックの選手交代です。
坂手の姿があります。
そして飯島と森谷。
≫スタンドオフが代わるようですね。
それから、フッカーですから堀江が下がるようですね。
≫堀江に代わって坂手とそしてスタンドオフの山沢に代わって森谷が入るようです。
飯島はロックのプレーヤー。
パナソニックも3人選手が入ってきました。
森谷がルーキーですが帝京大学のOB。
スタンドオフやフルバックをすることができる選手。
≫森谷君も大学4年生のときにちょっとけがをして最後は出られなかったですが。
≫ひざのじん帯断裂でしたね。
そこから復帰をしてきたシーズンです。
≫ヤマハ、3トライ3ゴールでもまだ追いつかない点差です。
まだパナソニックのライン崩れていません。
ヤマハ、どう攻めていったらいいですか?≫今、フェーズを積み重ねているんですがどこかでラインを縦に切りたいですね。
今も右、左に展開していますが。
中途半端に攻めるとパナソニックの手が出てきますから。
≫縦に切り裂くためにはどんなプレーをしていけばいいでしょうか。
≫走り込みながらボールを持つことがないので。
ですから、こういう形でいいんですね。
少しでもいいので裏に出て。
≫大きく前進してインゴールへ!トライ!前に出てそしてロックの大戸のトライ。
ヤマハ、1本返します。
ここはいいゲインラインの突破のプレーがありました。
≫相手のディフェンスが今までワンパスでコンタクトのポイントを作っていましたが2つぐらいパスをつないでスペースをずらしましたね。
≫トップリーグから今シーズンのすべてのゲームに先発している大戸。
おととしヤマハ発動機はこの日本選手権、チャンピオンになりましたけれどもそのときからずっとロックのポジションを張り続けている大戸です。
≫派手さはないですがやっぱり一つ一つのプレーですね。
それで信頼を得ているんじゃないですかね。
≫5年目の大戸のトライが生まれてここからは、一つ一つのキック非常に大事になってきます。
決まりました。
ポールの内側を通りました。
これで7点を返しました。
これで点差が7点差ですね。
2トライ、2ゴールと1つのペナルティーゴールで追いつくという点差です。
残り時間が10分を切っています。
≫今のゴールキックのところでヤマハのフォワード陣がかなり大きな声を出していましたね。
エナジー、いこうという声が聞こえてきました。
≫ヤマハの選手たちは今シーズン、ほとんど選手がけがなく、1年戦ってきました。
清宮監督も非常にタフなゲームでも元気だと話していましたが残り10分を切った時間でどれだけ力を出せるでしょうか両チームです。
ボールを落としてしまいました。
ヤマハ、ノックオン。
≫ちょっと、今のも反則でしたけれどもここから、ラスト10分を切りましたけども反則をしないこととあとは、イージーなミスをしないことです。
そこで、流れがぐっと変わりますので。
ここはバックスのミスをヤマハのフォワードがしっかりカバーしてあげることですね。
スクラムで。
≫ルーキーとして今シーズンは戦っている清原。
スタンドオフ。
先ほどはいいスクラムを組んだヤマハです。
今度は相手ボール。
≫今度は、パナソニックが広いラインを作っていますので。
オープンに。
どういう攻撃をしますかね。
また、ボールキャリアーとしていやなナイヤラボロがいるのでですから、オープン側にスクラムが動けば…。
≫ここも組み直し。
こうしている間にも時間は進みます。
ヤマハの1列は山本、日野山村に代わっています。
そしてパナソニックはフッカーに去年の帝京大学のキャプテン坂手が入っています。
スタンドオフのポジションにはリザーブの森谷が入っています。
そして、そこより内側にウイングの福岡がいるというパナソニックのバックス陣。
ボールは外に出ました。
≫選手が代わりますね。
≫ヤマハが、2番の日野に代わって16番の加藤。
そして、パナソニックは1番の稲垣に代わって17番の田村です。
≫ヤマハはフッカー加藤が入りました。
そして、パナソニックは1番に田村です。
今、帝京大学の選手たちがサブグラウンド第2グラウンドで次のゲームに向けて練習をしています。
このあとはサントリー対帝京大学のトップリーグと大学のチャンピオンが対戦する準決勝、第2試合です。
ヤマハ、第1列すべて代わった。
自陣深いところでのモール。
ヤマハは早く取っていきたいですね。
≫タイミングをみているんですけど無理やり押し切ってというのがないので。
まずは、セーフティーなところにボールを持っていって…。
≫マイボールをキープし続けるのではなくまず敵陣に入るというプレーです。
≫ただ、ここからまたパナソニックボールですからパナソニックのほうは残り5分を切りましたがボールを持ち続ければ時間が過ぎていきますので。
≫パナソニックも第1列の選手がすべて代わりました。
これで田村、坂手ヴァル・アサエリ愛という3人です。
≫ヤマハのほうはこのラインアウトも簡単にとらせるんじゃなくてボールを競りにいかないといけませんね。
≫フッカーが坂手に代わっているパナソニック。
ラインアウトのスローワーです。
ヤマハ、ここから早く得点を挙げていきたい。
≫林君が非常にプレッシャー早く上がっています。
≫2トライ2ゴール、そして1つのペナルティーゴールが必要、ヤマハ。
ヤマハ、清原が抜けていくことが多くなっています。
≫ターンオーバーですねパナソニック。
≫パナソニック、ボールを奪った。
ここは攻めていたヤマハディフェンスラインは整っていない。
パナソニックがボールを奪い取っています。
ヤマハは早くボールを奪い取りたい。
後半40分が迫ってきています。
そして、森谷のキック。
風下でかなり戻されました。
キックを追いかけていく選手はちょっと足が止まっている。
ヤマハボールのラインアウトです。
ただ、残り3分を切りました。
≫ヤマハ、切らずに攻めるしかないですね。
≫得点差は、大きく開いています。
17点の点差があります。
パナソニックの決勝進出が近づいてきています。
去年のチャンピオンパナソニックが決勝進出に向けて残りあと2分になろうとしています。
伊藤、飛び込んだ!トライ!5点を返しました。
残り時間、あと1分30秒。
≫伊東君もサイズはそんなにないんですけどやはり、トライを取る嗅覚がありますね。
≫龍谷大学出身の5年目のプレーヤー、伊東。
龍谷大学、あるいは関東大学リーグ2部の東洋大学。
こういったところから実績のない選手を入部させてそして、育てていくと。
こういったチームなんだヤマハということがラグビー界に認識として広がっているのは非常にうれしいことですとヤマハの清宮監督は話をしていました。
ゴールキック、外れました。
点差、12点。
残り1分を切っています。
追い上げてきてはいますがパナソニック、前半のリードがやはり、大きかった。
33点を重ねた前半。
後半は3点しか奪えていませんがヤマハの攻撃を抑えています。
残り1分を切っています。
≫パナソニックが田中に代わって内田が入りました。
≫スクラムハーフが代わりました。
内田が入っています。
これで両チームともリザーブが全員、出場しました。
もう、プレーを切ることはできませんヤマハ。
反則がパナソニックにありました。
自陣の10mラインまできました。
ホーンが鳴りました。
プレーが切れればそこでノーサイドになります。
点差は12点。
パナソニックの勝利は決まりました。
ここもパナソニック前進を許しません。
ここも間を抜けさせませんでした。
フェーズ7、7回重ねていますが10mラインまで進んだゲインラインも下げられている。
こぼれてしまいました。
ノーサイド。
パナソニックがトップリーグ開幕週で当たったヤマハ、そのときには敗れましたが雪辱、日本選手権決勝進出を決めています。
前半33点を奪いました。
そのリードを守る形で36対24。
パナソニックがヤマハを破っています。
2シーズンぶりのチャンピオンを目指したヤマハですが日本選手権準決勝パナソニックの前に敗れました。
前半で5つのトライを重ねたパナソニックがそのリードを守りました。
福岡の今日、2つのトライというのも非常に効果的なカウンターからの攻撃になりました。
この試合、レフェリーを務めました松岡辰也さん。
中継の中でもお伝えしましたがこの試合でトップレフェリーから引退ということになります。
13年間トップチームの試合を吹いてきました。
今日は地元の愛知からも応援が来てくれているということで全国の皆さんにお礼を込めて笛を吹きたいという話をしていました。
≫私もたくさん笛を吹いてもらいましたし。
非常に、最後、日本選手権で終われるというのはいいですね。
≫これからもトップチームの笛は引退しますが地元で、笛を吹いていきたいとレフェリーを務めたいという話もしています。
では、インタビューです。
≫放送席、放送席。
勝利インタビューです。
決勝進出を決めたパナソニックの布巻ゲームキャプテンです。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫どうでしょうかなり手応えのある勝利とみていいですか。
≫そうですね。
実力はほぼ変わらないチームだと思うのでパナソニックは開幕戦で負けていますしそういう意味ではものすごくやりがいのある試合でした。
≫スクラムについてはどういう形で組んで今日は、よかったんでしょうか。
≫8人、チームとして組む。
1つになって組む。
本当にそこだけにフォーカスしましたね。
≫それがうまくいったと。
≫そうですね。
≫かなりターンオーバーのシーンも多かったですね。
≫誰かがタックルにいったのに対して仲間がすぐサポートする。
そこが今回テーマでもあったのでよくできたと思います。
≫シーズン終盤に向けてチームはどんどん上がってきているように見えますがいかがですか。
≫だんだん調子は上がってきていると思います。
≫あと1試合、日本一に向けて残っていますがどうチームを作っていきますか。
≫いつもどおりしっかり準備して試合を、自信持っていけるようにしたいと思います。
≫ありがとうございました。
布巻選手でした。
少々、お待ちください。
放送席、放送席。
では、続きましてディーンズ監督です。
今日の最大の勝因はなんでしょうか。
≫アタック、ディフェンス両方ともが非常に機能した。
ディフェンスが非常によかった。
そして、しっかりトライを取りきれた。
それがやはり、ヤマハという強いチームと対戦するには必要だったと思います。
夜更けのキッチンに漂うのは温かい思い出のにおい。
2017/01/21(土) 12:00〜13:50
NHKEテレ1大阪
第54回ラグビー日本選手権 準決勝 第1試合「パナソニック」対「ヤマハ発動機」[字]

54回目を迎えるラグビー日本選手権。今年は花園で行われる準決勝の2試合を生中継。第1試合はパナソニック対ヤマハ発動機。第2試合は総合テレビ「サントリー×帝京大」

詳細情報
番組内容
第1試合のパナソニックは堀江翔太や田中史朗など日本代表が多数在籍、さらにオーストラリア代表のポーコックが新たに加入し連覇を目指します。対するヤマハは三村雄飛丸主将を中心とした力強いスクラムからの攻撃が得点源です。▽(総合テレビ)第2試合は4回目のトップリーグ優勝を果たしたサントリーに大学選手権8連覇の帝京大学が挑みます。日本代表経験のある松田を中心とした攻撃陣がトップリーグ王者にどう挑むのか。
出演者
【解説】坂田正彰,【アナウンサー】浅井僚馬