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字幕書き起こし SONGS「矢野顕子 “今が一番いい”〜40周年の私の音〜」 2017.01.26

矢野顕子がデビュー40周年を迎えた。
今彼女は音楽を奏でる喜びに満ちあふれている。
去年の12月16歳から一緒だった盟友細野晴臣矢野をリスペクトしてやまない岸田繁。
大切な音楽仲間が矢野のアニバーサーリーを祝い集まった。
61歳となった矢野が「今がイチバン」と語るのはなぜなんだろう?母について今夜は私坂本美雨がお話しします。
「天才少女」と呼ばれたデビューからの軌跡。

 

 

 


そして最新のパフォーマンスで唯一無二の音楽家矢野顕子の魅力に迫る「SONGS」。
細野はかつて矢野と一緒にYMOで世界に打って出た。
そして2004年から矢野と共に音楽を作ってきた岸田繁。
どんなところに惹かれたのだろう?矢野の音楽には食べ物がよく登場する。
身近な日常を題材にするのが彼女の特徴だ。
日常の小さな現実を矢野が歌うとそれは幸せと喜びに満ちた音楽になる。
代表曲「ごはんができたよ」。
今夜はTINPANのメンバーとともに「SONGS」だけのスペシャルパフォーマンスでお届けします。
矢野顕子の名を海外に知らしめたのはYMOのワールドツアー。
エキゾチックな演奏に世界は驚いた。
そしてその人気は日本に凱旋する。
しかし彼女の原点はピアノ。
3歳の時からの相棒だ。
我が家でもピアノが鳴らない日はなかった。
ピアノを通じて出会った仲間上原ひろみ。
NHKの音楽番組で13年前に共演して以来2人はピアノで対話してきた。
ピアノの申し子矢野顕子が長い間大切にしてきた曲「ひとつだけ」。
元はアグネス・チャンに提供した歌だった。
しかし歌い続けるうち矢野の代表曲となる。
歌ったらその時高橋幸宏がいまして彼が…40周年の今相棒ピアノとともに奏でる「ひとつだけ」。
現在矢野はニューヨークで暮らしている。
創作のためそして異文化で子供を育てたいという思いで移り住み今年で27年になる。
この街で彼女はピアノを武器に超一流のミュージシャンたちと戦ってきた。
その四半世紀の積み重ねが矢野の今につながっている。
ニューヨークで音楽と格闘しながら母は私を育ててくれた。
家の中でもキビキビと働き私を決して甘やかさなかった。
私は母を強い女性だと思う。
何歳になっても新しい事を見つけどんな時も人生を楽しんでいる。
おととし私にも娘が生まれた。
母のように強く生きていきたい。
そう思う。
今夜「SONGS」のために矢野が選んだ最後の曲は「ほうろう」。
1975年細野晴臣が小坂忠に書いた。
当時細野たちTINPANALLEYのメンバーも矢野もレコーディングに参加した思い出の曲だ。
それから40年今この歌をこのメンバーで演奏したいと矢野は考えた。
私が合図したらもうすぐ入っちゃうのね。
時を超えてオリジナルメンバーで奏でる「ほうろう」。
矢野顕子が今たどりついた喜びの音楽を聴いて下さい。
2017/01/26(木) 22:50〜23:15
NHK総合1・神戸
SONGS「矢野顕子 “今が一番いい”〜40周年の私の音〜」[字]

40周年をむかえた矢野顕子が登場。今が一番いい状態という、その魅力の源泉を探る。貴重な映像や、豪華な音楽仲間との共演も交え、衰えを知らない輝く女性の姿を届ける。

詳細情報
番組内容
○長年の盟友、TINPANメンバーと豪華共演。1970年代から共に音楽を奏でてきた細野晴臣、林立夫、鈴木茂とともに、名曲「ごはんができたよ」と「ほうろう」を演奏。○代表曲「ひとつだけ」の誕生秘話とは? ○くるりの岸田繁、世界的ジャズピアニスト、上原ひろみら矢野をリスペクトする若い世代の矢野顕子観とは? ○過去の貴重なアーカイブでつづる40年の足跡。
出演者
【出演】矢野顕子,細野晴臣,林立夫,鈴木茂,岸田繁,上原ひろみ,坂本美雨