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セリフ書き起こし 奪い愛、冬 #3 2017.02.04

(池内光)3年前何があったの?教えてよ!
自分の前から姿を消した元彼信と仕事のライバルとして再会してしまった光
光の婚約者康太は結婚に向けて強引に進もうとするが光を追い詰める事に…
一方蘭の過去が明らかになる
蘭は信をかばって右足が不自由になったために2人は結婚し信は光の前から姿を消したのであった
全てを話す。
あの場所に来てくれないか?

 

 

 

 


その事を光に告げるため2人で会う光と信
激しい雨で帰る術がなくなりホテルで雨宿りをする事に
一方康太は光への気持ちが少しずつ歪んでいく
引かれ合う光と信の元へあろう事か蘭が訪ねてくる
愛が奪い奪われる
『奪い愛、冬』
ここに1人で寂しくなかった?大丈夫だよ。
(蘭)本当に1人だった?当たり前だろう。
着替えたよ。
行こう。
(蘭)行こう。
はあ…。
じゃあね〜。

信さんの奥さんはもしかしたら私に気づいていたのかもしれない
なんでこんなのが出来ないんだよ!はあ…自分でやればよかったよ。
すいません。
やり直します。
ったくもう…。
あの…。
(せき払い)言い方がよくないっていうか…。
なんだ?説教か?俺に。
母に言われた事があるんです。
叱るのと怒るのは違うって。
はあ?叱るのは人のため。
怒るのは自分のストレス発散のためだって。
尾田さん。
どうしたんですか?まずはお前だけに伝えたかった。
プレゼンに勝った。
さすがです尾田さん!すごいです。
この嬉しさを一番に報告したいのがお前だった。
…嬉しいです。
気づいたら俺の中に光がいる。
付き合ってほしい。
私でいいのかな…?
(蘭)ねえ見てこれ。
つるして枯らして美しさを維持しようとしてあげてるのにさ…。
全然水分が抜け切らない。
まるで未練が残ってるみたいにさ。
失敗。
ね?ねえベッドルーム行こう。
えっ?えっ?何?出来ないの?もしかしてさっきしてきたとか?何言ってるんだよ。
冗談よ。
(光の声)今日は駄目なんだ。
お母さんのとこに行く事になってて…。
(池内麻紀)さっき来れなくなったからって電話きて。
(ため息)
(豊野秀子)ねえねえねえいいものあげる。
光さんの元彼の誕生日。
2月29日。
だから?光さんいまだに何かの暗証番号に使ってたりして…。
調べたら?いらないよ。

(秀子の声)光さんいまだに何かの暗証番号に使ってたりして…。
わっ!うわっ!?あれ?帰ったんじゃないの?いや帰ったんだけどね1人で作業してたから心配でさ。
どう?煮詰まってる?うん…。
勝とうと思うと何が正解かわかんなくなっちゃう。
よし。
じゃあ頭に血が通うようにマッサージしてやろう。
おっ気持ちいい〜。
フフフ…。
ねえ週末何してる?ん〜…会社に来て仕事しようと思ってるけど。
じゃあ1泊で温泉でも行かない?温泉?一回息抜きでもしたほうがいいと思うよ。
確かにそうかもね…。
でしょ?最近康太とどこにも旅行行ってなかったし。
よーしじゃあ俺探しちゃいます。
アハハ…。
はあ…。
温泉ねぇ…。
さあ本日も人の心をグッとつかむお料理をバンバン覚えていきましょう。
(生徒たち)よろしくお願いします。
本日からこの教室に新しい仲間が入りました。
豊野秀子さんです。
よろしくお願いします。
(拍手)では今日は彩り野菜のテリーヌを作ります。
まず野菜の皮をむきましょう。
(生徒たち)はい。
さあ皆さん片付け終わりましたね。
では今日はこの辺に致しましょう。
お疲れさまでした。
(生徒たち)お疲れさまでした。
(秀子)先生すいません。
実は私息子さんの康太さんと同じ会社で働いてるんです。
あら〜そうなの。
でも康太さん婚約しちゃったんですよね。
私光さんが苦手で…。
あなたとは気が合いそうね。
よかったです。
早速ですが1つご報告が…。
なぁに?温泉街ってさなんで歩いてるだけで幸せな気分になるのかな?そうだね…。
幸せな人がたくさん来てるからじゃない?俺らみたいに?そう。
(2人の笑い声)
そうやって言い聞かせた
私を幸せにしてくれる人は康太だけだ
かわいい。
康太赤ちゃん好きだもんね。
うん。
光は?好き。
大好き。

(かしわ手)
康太と幸せになれますように
…と願った。
強く
吉だ。
へえー。
吉っていいよね大吉より。
だってその先あるからさ。
そうだね。
私も吉。
おそろいじゃん!じゃあ2人の吉を合わせてもっと大きな吉になりますように!大吉が持って帰っていいんだっけ?そうだよ。
吉は?駄目。
小吉は?駄目。
中吉…。
駄目。
(銃声)あ〜駄目だ〜!はい次康太の番。
ここでいいとこ見せなきゃ駄目でしょう。
(携帯電話の振動音)あっメール。
ちょっと待って。
仕事の件かもしれないから。
光さんの元彼の誕生日。
2月29日。
光さんいまだに何かの暗証番号に使ってたりして…。
はーいオッケー!じゃあ康太のチャレンジ!出来るかな?
(銃声)あっ…すご〜い!どうしたの?ちょっと…真剣すぎるでしょ。
あっ…ハハ…ハッ…。
ちょっと本気になりすぎちゃった。
すごいね。
(仲居)はいどうぞ。
はあ〜すげえ!うわっ本当だ!
(仲居)旦那様。
ご夕食は6時半でよろしいですね?…はい。
お願いします。
かしこまりました。
それではごゆっくり。
失礼致します。
ありがとうございます。
どうも。
旦那さんだって。
嬉しいけど照れるね。
ウフフフ…。
お風呂行こうか?うん。
あっ私ちょっとトイレ。
お待たせ。
お風呂行こうか。
うん。
行こう。
贅沢だな〜!こんなところに2人で入れるなんて。
貸し切りのある旅館にこだわってよかったー。
ねえ当たり前だけどさ…。
うん。
この空もどこか別の空と繋がってるんだよね?そりゃそうでしょ。
空だもん。
じゃあ光の好きなあの工場の空とも繋がってるわけだ。
そうか…。
そう考えるとそうなんだよね。
フフッ…空だもん。
ねえ光。
うん?俺の事好き?当たり前でしょ。
じゃあお互いの好きなところをあの空に向かって叫び合おう。
えっ!?本気で言ってる?本気でしかないよ。
こういう場所でこんな時でもないと言えないでしょ。
じゃあ私から言う。
マジで?うん。
私は康太の真っすぐな目が好きー!じゃあ俺いくね。
うん。
光のきれいな手が好き!仕事だと抜けてるけど2人でいる時の男らしいギャップが好き。
仕事は出来るけど2人でいると甘えてくるギャップが好き。
戸惑っていた私を受け入れてくれるその大きさが好き。
戸惑ってる姿も全部さらけ出してくれる光が好き。
あのね光。
うん。
本当は光の頭の中を俺だけで染めたい。
けどそうはならない。
でもそれでいい。
ゆっくりでいい。
ゆっくり俺だけで染めてあげるね。
もう染まってるよ。
俺好きなんだ。
うん?光が髪乾かしてんの。
私も好き。
うん?康太がお風呂上がりに歯磨きしてるとこ。
歯磨き粉の味。
そりゃそうだよ歯磨きしてんだもん。
今日来てよかった。
私もいろんなものが流れていったよ。
あれ?この旅館だったんだ。
母さん…。
なんで?いやいや私は料理教室の方と偶然旅行に来て。
あっそうだったんですか。
楽しそうね2人でお風呂入っちゃって。
婚前旅行?そうだよ。
あっそう。
実はさっきね神社でも見かけたのよ。
そうなんですか。
お声をかけてくれればよかったのに。
仲良さそうだったもの声かけにくいわよ。
おみくじ。
ああ…。
ほら凶。
まあ凶なんて残念。
なんでそれ…。
(美佐)なんか嫌よね。
まるでうちの子があなたを幸せに出来ないみたいじゃない。
でも康太は吉だから…。
もしかしてこの2人結婚出来なかったりとかして。
なんちゃって!お邪魔しました。
ごめんね。
母さんが来てたなんて…。
いいんだよ。
偶然一緒になったんだし。
なんで嘘ついたの?おみくじ。
康太心配すると思って。
頼むからさ…。
頼むからもう嘘はつかないで。
わかった。
ごめん。
もういいよ。
俺光の事幸せにする。
うん。
ありがとう。
光との子供が欲しい。
うん。
いいよ。
康ちゃんおなかすいたでしょ?おにぎり握ってもらったから食べて。
おにぎりなんかいらないよ!あらまあこのお部屋広いわねえ。
いいわねえ。
帰ってよほら。
結婚する前に子供作らないでね。
私そういうの大嫌いだから。
(美佐の笑い声)ありがとうね。
半日休み取ってくれて。
だって今日は蘭さんがどうしても行きたいところがあるって言うからさ。
久しぶりだな信とこんなふうにデートするの。
ああそうだね。
何?楽しくない?そんな事ないよ。
行きたいところってどこ?ねえここ思い出さない?
(女性の悲鳴)ここは…。
私たちの運命が変わった場所。
(刺す音)
(男性)救急車救急車。
蘭さん!ここでさ向こうから通り魔が来てさ信の事狙ってさ私「危ない!」ってここに入ってそしたらナイフが私の足にさ…。
ここだよね?私倒れて信が抱き留めてくれてさ…。
私信の事恨んでなんてないよ。
恨んでるのはあの通り魔だけ。
もう行かないか?嫌な現実から目を背けちゃ駄目!逃げない事で打ち勝てるんだから!こんな足になったからって信の事恨んでない。
だって信は私の足代わりにたくさん愛をくれてるんだもん。
大丈夫。
俺は変わらないから。
ねえねえ。
今日もう1カ所だけ行っておきたい場所があるんだけど。
えっ?光。
この取材のコメント結構使えそうだから見てみて。
確かに。
ありがとう。
(蘭)すいませんお仕事中に。
(武田玄)ああ奥様わざわざ。
おい久しぶりだな信。
ご無沙汰してます。
(武田)ああ奥様わざわざ。
久しぶりだな信。
ご無沙汰してます。
えっ…?あの人…なんでここに?あの…皆さん私以前こちらで働いていた尾田信の妻です。
(蘭)主人が突如この会社を辞めて皆さんにご迷惑をおかけした事をお詫び致します。
(武田)いやそんな…気にしてないですから。
私が怪我をしちゃったから主人が辞めなきゃいけなくなっちゃって本当に申し訳ありませんでした。
謝るなんてやめてください。
あら!この間はどうも。
この間街で偶然会って2人に家まで送ってもらったのよ。
もっと強く。
そうだったんだ。
(蘭)うん。
まあきれいな顔して。
今主人が同じ会社だったら私嫉妬しちゃう!フフフ。
(武田)社長も向こうで待ってますから。
あっそうですね。
では失礼致します。
(武田)どうぞどうぞ。
あの人奥さんだったんだ…。
ごあいさつ出来てすっきりしました。
本当にありがとうございました。
いえいえ。
こちらこそわざわざ来て頂いてありがとうございました。
あっそうだ信。
このあとうちの連中と飲み会があるんだけどお前も来ないか?いやでも…。
(蘭)ああ行ってらっしゃいよ。
私は先に帰るから。
昔の仲間と話したい事もたくさんあるでしょ?よし!それで決定だ!ハハハハ…。
(蘭)じゃあよろしくお願いします。
(武田)はい。
失礼します。
そこまで送るよ。
うん。
何を考えてるんですか?俺を振った女の困る顔が見たいんだよ。
ハハハハ…。
ええ…久々に信と会えたって事で。
まあ今は敵だけどな。
ハハハハ…。
乾杯!
(一同)乾杯!乾杯。
ああ〜!信彼女が秀子。
うちのアシスタントやってんだよ。
どうも。
信さん噂どおり色気のある男性ですね。
(武田)うちの会社にお前がいたら付き合ってたりしてなあ。
(秀子)何言ってるんですか部長。
(武田と秀子の笑い声)嫌だったら帰っていいからね。
大丈夫。
信あいつが康太っていうんだよ。
光のアシスタントデザイナー。
彼はね〜仕事はいまいちなんだけどね光と結婚するんだよ〜!ハハハハ…!部長今ここで言わなくていいでしょ。
(武田)えっなんで?なんで?なんで〜?だって隠す事じゃないだろう?あっ…あっ!あっそっか!あっ元彼…元彼だ!あっごめん!めんごめんごめんご…!あっごめんって事な。
部長仕事は負けますけど光の事絶対幸せにするんで。
(武田)かっこいい!ハハハハ…。
やけちゃうね。
この色男!ハハハハハ…。
はいエイヒレお待ち!
(店員)はーい。
お前がいきなり辞めて正直迷惑だったぞ。
すいませんでした。
あのあとプレゼンで負け続き…。
大きな仕事あんまり取れないよ。
そんな事ないでしょ。
だってエースが光じゃ限界あるだろ。
頑張ってるでしょ。
お前全然わかってねえんだよ。
こいつは駄目なとこばっかりだよ。
才能よりもちょーっときれいだからって気に入られる。
ハハハ…いいよなあ女ってのは。
えっまさか体で仕事取ったりしてないだろうねえ?そんで仕事も中途半端に結婚?いいよなあ女は!ハハハハハ…。
いい加減にしてくださいよ!いい加減にしてくださいよ!この会社の仲間でしょ!お前…よく俺の胸ぐらなんかつかめたな。
お前が辞めて俺がどんだけ迷惑被ったのかわかってんの!?すいません…。
えっ?えっ…?言葉だけで済まされると思ってんの?すいませんでした!全部俺のせいです。
全部…。
(秀子)飲んでる席でやめようよこういうの。
もういいよ!ありがとうございます。

(森山の声)池内お前が何を作りたいかじゃなくて相手が何を求めているかを考えろ。
あの手が私のスイッチを押したのかもしれない
ああ〜…。
俺トイレ。
あっ…。
ハハハ生きてるよ生きてる。
ああっ…。
(秀子)本当こういうのやめてほしいよね。
(秀子)すいません。
梅サワーください。
(店員)はい。
俺が死ぬ時光にはそばにいてほしい。

(せき)昨日は楽しかった?ああ。
あのね今日大学の時の友達のようこの家泊まりに行ってもいいかな?ああ。
どうしたの?珍しいね。
なんか旦那さんと別居したらしくて寂しがってて。
そっか…。
行ってきてあげなよ。
ありがとう。
ご飯とか作れないけど…。
コーヒーもうちょっと飲むよね?うん。
あっ…。
ああまただ…。
大丈夫?蘭さん。
ありがとう。
楽になった。
(せき)信のほうこそ大丈夫?せき。
大丈夫…。
昨日周りでたばこ吸ってたからかも。
ようこさんの事励ましてきてあげて。
光今日家具屋行かない?セールやっててさ。
今日はちょっと用事があって…。
そっか…。
ちょっといいかな?何?これ…。
これね昨日信さんが忘れていったの。
そうなんだ。
だから…会社に行って返そうと思う。
そっか…。
昨日のお礼も言いたくて…。
それだけ。
それしないとすっきりしなくて…。
そのほうがいいと思う。
約束したから…。
嘘つかないって。
そう言ってくれて嬉しいよ。
うん。
じゃあ帰る時連絡するね。
うん。
(携帯電話の振動音)
(秀子)光さんの元彼の誕生日。
2月29日。
(せき)森山くん今日の仕事終わりは何か予定が入ってるのかな?今日は特にないですが…。
ロゴの案を家で詰めようかと思って。
ああ…そう!だったら大丈夫。
飲み会の誘いですか?僕も誘ってくださいよ。
違うんだよ。
もっと森山くんの事を細かくチェックして報告しろって。
また奥さんからですか?うん。
何時に終わってそのあとどこに行くかを聞いて報告しろと。
何か不安な事でもあるのかな?あるんじゃないの?おい!おい…!森山さん大丈夫ですか?朝からつらそうですけど。
ああ大丈夫だよ。
ちょっと風邪ひいてるだけだ。
(せき)お先に失礼します。
(武田)あれ?随分早いな。
羽木建設のほうは見えてるんだろうな?ここで考えてると色々煮詰まるんで!えっ何?なんか俺のせいみたいじゃない。
失礼します。
僕も失礼します。
(武田)えっ!?時間差で出ていったりなんかして実は婚前デートなんじゃないの?何よ?その目は…。
(せき)こんにちは。
光…。
(せき)昨日はありがとうございました。
(森山の声)ごめんななんか出すぎた事して…。
嬉しかったです怒ってくれて。
そんなお礼言うためにわざわざ?あっ…。
昨日これ忘れて帰ったよ。
あっ…ごめん。
ありがとう。
彼の体温を感じると記憶が戻る…
(2人の笑い声)
(せき)せき大丈夫?大丈夫。
ちょっと風邪ひいただけだから。
(せき)大丈夫?無理しちゃ駄目だよ。
大丈夫。
自分の体の事ぐらいわかってるよ。
(せき)すごい熱!じゃあな。
あっすごい熱…。
病院行ったほうがいいよ絶対!大丈夫だって…。
駄目だよ!病院行かなきゃ。
今すぐ行こう。
(医師)ああ…。
気管支結構腫れてるから無理しちゃ駄目ですよ。
はい。
一応血液検査の結果が出たらまた来てください。
今日は点滴で抑えましょう。
はい。
(光の声)だから無理しちゃ駄目だって言ったのに…。
かっこよくないからね。
えっ?無理して仕事して倒れる男なんかかっこよくない!かっこよくない…。
いきなり倒れて…。
死んじゃうかと思った。
死ぬわけないだろ。
待っててくれたのか?うん…。
「心配だったから」という言葉だけのみ込んだ
どうだった?気管支が結構やられてるって。
点滴受けてた。
ちゃんと奥さんに連絡した?大丈夫。
大丈夫じゃないよ。
心配するよ。
今日友達の家に行ってるんだ。
心配かけたくないから。
そっか…。
ありがとな。
送っていくよ。
大丈夫だって。
大丈夫って言う時ほど危ないんだよ。
途中で倒れたりしたら困るから…。

(呼び出し音)
(ドアの閉まる音)
(尾上礼香)康太さん!礼香…。
あの緑色のタクシー追いかけて。
えっ?早く!!あ…お願いします。
(運転手)わかりました。
今買い物をして帰るところだったんです。
そしたら康太さん見つけて…。
康太さんはなんであそこに?病院にでも行ってたんですか?なんであの車追いかけてるんですか?どうでもいいだろ。
でも…。
うるせえんだよ!!ありがとうございます。
一度検査してもらったほうがいいよ。
ああ。
さっき血液検査もしてくれたから。
じゃあ温かくして寝てください。
ああ。
送っていくよ。
もう大丈夫だから。
薬飲んだ?まだ。
飲まなきゃ駄目だよ。
薬どこ?カバンの中?ああ。
ごめんねちょっと開けるね。
飲んで。
そしたら帰る。
本当心配性だな。
変わってない。
信さんちゃんとしないから…。
ドライフラワー…好きなんだね奥さん。
ああ。
この前は聞けてよかった。
全部。
信さんがいなくなってでもそれで私と康太が出会って結婚する。
人生で起こる事は全て意味がある。
あれがあったからお互いが幸せになれた。
…ああ。
信さんと出会った事も別れた事もお互いが幸せになるためなの。
もし…。
ん?もし全てに意味があるとするなら…。
光と俺がまた会った事は…なんなんだろう?整理するためだよ。
悲しいと思ってた出来事を整理して前に進むためだと思う。
結局お互いが本当の幸せに近づくためにまた会ったんだと思う。
コップ。
行かないほうがいいよ。
あ?行ってほしくない。
お前に何がわかるんだよ。
こんな康太さん見たくないよ…。
悲しい…。
自分が一番わかってるよ。
やっぱり…私じゃ駄目ですか?私康太さんのためになんでもする。
絶対幸せにする。
ごめん。
まだ…。
まだ…。
まだ光の事…。

信さんの唇は温かかった
(蘭)ここにいるよ〜。
キャッ!蘭!!見てたよ。
ここで見てたんだよずっと!ハハハハハ…!ハハハハハ…!友達ん家に行くって餌まいたらまんまとだよねえ。
フフッ!あ〜ドキドキした隠れてる時。
この間と逆だね。
この間のホテル。
あの時あなたが隠れてたけど今日は私が隠れてた。
じゃあね〜。
あの時もう早く帰れって思ってたでしょう?ねえ信キスしてたね。
キスしてたよねえ?ほら見て見て。
ここにカメラ仕込んであったの!これ動画サイトに投稿して見てもらわないとね。
やめろよ!止める権利ないよ〜。
ねえねえこれさあどっちからキスしたの?光さんから?それとも信から?俺だ。
そんなわけないよねえ?あなたからでしょ?ねえそうでしょ?光さん。
あなたからでしょ?そうでしょ?俺だ!信からするわけないじゃん。
だって私の事愛してるんだから。
あんたが信の事だましてるんでしょ!?違う!違わないよ〜〜〜〜!!
(床を突く音)
(たたく音)
(礼香の声)こんな康太さん見たくないよ…。
私あなたの事試したの。
私がいないって言ったら盗みに来るんじゃないかと思って。
だまされてかわいそうな信。
俺がいけないんだ!それも言わされてるんでしょ?このブスに!!ああーっ!!ああーっもう…!足が痛くなってきた〜!!さすって。
さすってよ〜!!ねえ!さすってよ…。
ねえ…。
キスして信。
私の事愛してるんだったらここでキスして。
出来ないの?そんなわけないよね?あいつに出来て私に出来ない!?出来るよね?ねえ…!本当にごめんなさい!許したわけじゃないからね!!
(ドアの開閉音)信はな〜んにも悪い事してないよね〜。
ねえ!?
(泣き声)
この日の出来事は終わりではなく始まりだった…
(蘭)一緒に旅行に行かない?自分で光捨てたんでしょう?康太といる事が幸せの形。
幸せのふりじゃないのか?2人が近くにいたら幸せになれませんね。
(蘭)私から信を奪わないで。
2017/02/04(土) 00:24〜01:24
ABCテレビ1
奪い愛、冬 #3[字]

ますます加速する衝撃のノンストップ愛憎劇!婚約中の光(倉科カナ)は、昔の恋人・信(大谷亮平)の家を訪れ、そこでキスをしようとした瞬間…とんでもないことが起こる

詳細情報
◇番組内容
婚約者の康太(三浦翔平)と、熱海へ婚前旅行に行くことになった光(倉科カナ)。しかし、そこに康太の母・美佐(榊原郁恵)が現れ、強烈な嫌がらせを仕掛けてくる!一方、光のかつての恋人・信(大谷亮平)の妻・蘭(水野美紀)は、夫を連れて光の会社に乗り込んでくるが…!?そんなある日、光はあることがきっかけで、蘭が不在中の信の家を訪れることに。愛を抑えきれず唇を重ねようとした瞬間、身の毛もよだつ出来事が起きて…
◇出演者
池内光…倉科カナ
奥川康太…三浦翔平
森山信…大谷亮平

豊野秀子…秋元才加
尾上礼香…ダレノガレ明美
斎藤部長…ミスターちん
加藤清…西銘駿

武田玄…三宅弘城
奥川美佐…榊原郁恵
森山蘭…水野美紀
◇脚本
鈴木おさむ
◇監督
小松隆志
◇音楽
沢田完
◇主題歌
AAA『MAGIC』(avex trax)

【オープニングテーマ】
Aimer『凍えそうな季節から』(ソニーミュージックエンタテインメント)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、八巻薫(MMJ)