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セリフ書き起こし 大貧乏 #05【嘘の婚約話で嫁姑争い勃発?250億奪還は敵仲間入りで新展開】 2017.02.05

(加瀬)違和感あるわこの並び。
(柿原)そう?
(加瀬)こないだまで敵だった人っすよ?しかも疑惑はまだ晴れてない。
てかほとんど黒っすよ。
(浅岡)フフ黒って…。
私は何もしてませんよ。
簡単な話だよ。
消えた30億と濱中の250億はまったくの別件だ。
(ゆず子)別件?
(柿原)僕らがこれから闘う相手は濱中だ。
濱中を追い詰める証言をしてくれるなら昨日の敵も今日の味方だ。
(加瀬)弁護士っぽい割り切り方っすね。
私だって会社をつぶされて腹が立たないわけじゃない。
怒りと正義感でここに来たんですよ。

 

 

 

 


(正美)あ〜。
濱中は新型バッテリーの開発に失敗してそれを世間から隠すためにDOHを利用したんですね?重大なミスをなすり付けて250億も奪った。
このことをどう暴くかだけど…。
やはり新型バッテリーアウセルの回路図にミスがあったことを証明するしかない。
でもそんなのどうやって?作った本人に証言させればいい。
誰が作ったか分かる?その辺のことを聞きたくてね。
高野由鶴さんという人です。
アウセルの開発責任者として和解交渉の場にも来ていました。
彼を落とす。
(浅岡)女性ですよ。
えっ?七草さんより少し上かな?まだ若い。
でも濱中の研究チームのトップにいる。
へ〜すごい。
よし彼女を落とそう。
そして僕らは濱中から和解金250億を取り返すぞ!・
(木暮)ちょっ…困りますって。
待ってください。
ちょっと!
(正美)あなた話がまどろっこしいのよ。
本人と話せばいいだけの話…。
あっ。
あ〜いたいた!
(正美)あ〜疲れた〜。
母ちゃん…。
おふくろ!
(正美)母ちゃん来ちゃった。
あっ…お世話になっております。
私新一の母の正美でございます。
あっそうだ。
これつまらない物ですけども皆さんでどうぞ。
それとねしんちゃん…。
えっ?
(正美)ほらネギ。
母ちゃんあのね今ホント大事な仕事の話…。
あんたの顔見たらほっとした。
お仕事中でしたね。
じゃあね。
フフフフ…。
あっあのねえお茶入れたいんだけどね…。
(木暮)じゃ僕やります。
あっごめん。
あの…。
(加瀬)ネギ臭っ。
何か今日色々と混乱する。
えっお母さん?いや…。
おふくろのことはいったん置いといて。
よし…。
アウセルの設計責任者高野由鶴を落としましょう!あの〜。
もう母ちゃんちょっと向こう行っててってもう。
はいはい。
ごめんごめんごめんごめん。
あっすいませんねえ。
私今日ねうれしくってうれしくって。
ついにこの子が結婚するって言うんです。
フフフフ…。
う〜母ちゃん!えっ結婚?あっ七草さん。
あっ…結婚とか違うんだ。
嘘なんだ。
よかったじゃない。
あっ。
いやちょっ…違うんだよ。
あの…40までに結婚するって前から約束してて。
あと1年だ何だって最近うるさくて。
で仕方なく婚約した人がいるんだって…。
えっ嘘ついたの?そうなんだ。
であの…。
お願いします!婚約者の役やってください!はい?翔太待って。
まだやんの?
(実結)寒〜い!帰りたい!ごめんね。
あとこの1周だけしたら帰るからね。
翔太!マラソン大会の練習なんてしたことなかったじゃん。
(翔太)これは絶対に負けられない戦いなんだ!ふ〜ん。
2月3月の領収書はまた受け取りに伺いますんで。
(女性)分かりました。
ありがとうございます。
(エレベーターの到着音)
(電子音)
(由鶴)ここから先は駄目ですよ。
あっすいません。
(電子音)あっ高野由鶴さん?
(由鶴)そうですけど何か?あっいえあのえ〜あっ…。
私ゆず子っていうんです。
ゆず子由鶴…何か似てますよね。
はっはい?あっすいません。
あっジョギングで出社されてるんですか?えっはいまあ…健康のために。
すごいな。
私なんか全然…。
あっ今私息子のマラソン大会の練習付き合ってて…。
あのもういいですか?あっごめんなさい。
(男性)あっ高野さん!よかった…。
102番のセルサイクル途中で止まってるんです。
じゃあレート下げてやってみましょう。
えっ会ったの?高野由鶴に?簡単に話してくれそうな人じゃなかった。
相当できそうっていうか。
そう。
分かった。
具体的な事実から攻めよう。
こっちも専門家に話聞いて準備してるから。
うん。
じゃあ。
あっちょっと待って。
あっこないだの話なんだけどあした母に会ってもらえない?えっ?いや…。
会わせるって言っちゃったんだ。
あのホントその場だけでいいから。
あ〜2時間…あっいやいや1時間でいいから。
柿原君それ無理だよ。
(レイコ)加瀬さんからゆず子さんと柿原さんは高校の同級生でホントに何でもないって聞いて。
《春木君案外いい人なのね》
(レイコ)柿原さんフリーだし全然可能性あるからがんがんいけって。
《若干面白がってるな》私諦めないで頑張ります。
あ〜柿原さんみたいな人と結婚できたら幸せだろうな〜。
結婚?あっねえレイコちゃん本気で柿原君と結婚したい?えっ?はい!《あっいや駄目だな》《人の結婚とかそんな軽々しく…》ごめん。
忘れて。
レイコちゃんが傷つくようなことになるかもしれないし。
えっ何ですか?何ですか?大丈夫です私。
こう見えて意外とずぶといですから。
うっ…うん。
《そうだね》
(正美)乾杯。
(加瀬)えっ今日ですか?うん。
レイコちゃん偽者でも婚約者をやれば柿原君が本気になってくれるかもって。
(加瀬)へ〜タフですね。
さすが。
でもな嘘つかせちゃってるわけだしな。
(浅岡)いいじゃないですか。
実際うまくいって結婚なんてことがあるかもしれませんよ。
今は女の子からの方が…。
(浅岡)あっ?
(加瀬)普通に話入ってきますね。
意外と嫌いじゃないんでそういう話。
フフ…。
ちょっと待ってよ。
母ちゃんだませると思ったら大間違いだからね!え〜だから違うんだって。
(加瀬)あっ。
(浅岡)バレましたか。
えっ?えっ?えっ?何?あ〜。
あっ。
(正美)あっ七草ゆず子さんですね?あっはい。
あなた新一の高校のときの憧れの人じゃないの!あっいえ…。
ありがとうね。
えっ?この子の夢をかなえてくれて。
はい?初恋の人と結ばれるなんて息子は何て幸せ者なんでしょう!あ〜ちょちょちょっ…母ちゃん!あんた何で嘘つくの?しんちゃん。
今日会った子あの人違うでしょ?あんなほにゃっとした子あんたのタイプじゃないもん。
あんた昔っからすらっとしてネギのように色の白い子が好きじゃないの。
ね〜?あっ…。
こけの一念岩をも通す。
20年かけて口説き落とすなんてしんちゃんあんたすごい。
だいぶあれですね。
まあ母親の欲目ってのはあんなもんですよ。
(正美)何で普通に紹介してくれないの?あっいやいやいや…だから…。
(正美)いやだから何で普通に紹介してくれないの?何か理由でもあるの?・
(実結)ママ!見てクリーム載せたの。
ママ?あのあのね…だから…。
新一。
えっ?母ちゃん順番なんか全然気にしないから。
この眉毛。
ねえこの子私そっくりじゃないの。
はい?
(正美)カワイイ。
ママ…。
母ちゃん違うんだ。
もうとにかく聞いて。
ねっ?
(翔太)お母さん見てすごい色。
(正美)えっ?あっ。
メロンソーダとコーラ混ぜた。
実結も飲みた〜い。
2人?
(木暮)翔太君ストローあったよ。
木暮君バカ!はい。
何ですか?
(木暮)どうぞ。
(正美)そう。
そういうことだったの。
だから紹介できなかったのね。
えっ?事情は分かりました。
でもこればっかりはちょっと…。
こっちは古い人間なんでね。
私だけじゃない。
お父さんだって。
それに第一あなた親戚にだって恥ずかしいじゃないの。
いくらあなたが新一の初恋の人だからってバツイチで2人の子持ちなんてそりゃあ駄目よ。
ごめんなさい。
(翔太)お母さんってカッキーの初恋の人なの?そうだよ。
知らなかった?
(翔太)うん。
いやだから母ちゃん誤解してるから。
あのそもそもね…。
バツイチで2人の子持ちがどうして駄目なんですか?えっ?ちょっと七草さん。
駄目と言われるのは納得がいきません。
私はこの子たちと堂々と生きています。
私たちのどこに恥じるところがあるんですか?さすが一人親は強いわね。
いやハハ…一度整理しよう。
ねっ?うん。
ちょっと母ちゃんもう顔鬼ばばだよ。
うわ…七草さんもほらあのここのあれ。
あっ?
(正美)何?ごめんなさい。
(正美)あんたみたいな立派な人にはお見合いの話なんか掃いて捨てるほどあるんだからあんなバツイチ子持ちなんか相手にしなくたって…。
あ〜分かった。
分かったから。
今日帰ったら話すから。
もうとにかく行って。
行ってください!
(レイコ)何かすぐに嘘だって見抜かれちゃって。
そうなんだ。
母親ってすごいよね。
(バイブレーターの音)あっちょっとごめん。
はい。
昨日はごめん!うちの母思い込みが激しくて。
いいよ。
ちょっとびっくりしたけど。
いや…。
失礼なこと言って何とおわびしていいか。
もういいから。
それより向こうから反応あった?えっ?ああ…。
高野由鶴からリアクションがあった。
案外あっさりこっちの誘いに乗ってきたよ。
会うの?今から会う。
面白くなりそうだ。
これ拝見しましたけどまったく心当たりがありません。
この場でそちらの勝手な勘違いだと認めてくださるならなかったことにして差し上げます。
そうですか。
ではこちらも説明しないといけませんね。
発火事故の原因は熱暴走ですよね?
(由鶴)サーマルランナウェイは想定内です。
内部短絡はセパレーターでは防げないはずでは?シャットダウン機構のセパレーターが開発中でした。
必要以上の化学反応は抑制可能です。
急速充電や過充電の問題が残ってる。
保護回路と充放電制御プログラムで10C以上のレートで充電可能と結果が出ています。
(由鶴)こちらに開示されているデータは全てアウセルが最適な電流で安全な充電ができることを示唆しています。
いやしかし…。
甘く見られたもんですね。
私が『六法全書』丸暗記したら裁判であなたに勝てます?そういうことです。
アウセルに設計ミスはありません。
(木暮)なかなか手ごわいですね。
まあ正面突破が無理なら背後から攻めるまでだ。
正攻法でしか勝てないようじゃ一流の法律家とは言えないよ。
勉強になります。
あっそういえばお母さまはもう帰られたんですか?ああ…帰ってはないんだけどね。
あっ。
あっ…えっ何で?
(加瀬)すいません。
家まで案内しろと言われまして。
(実結)春木君!
(加瀬)お〜。
ちょっと遊び行くか。
(実結)うん。
(加瀬)なっ?ありがとね。
どうぞ。
あっすいません。
私柿原君とは結婚するつもりはありません。
そもそも最初からそういう話には…。
いいのよ。
こっちだってね何が何でも認めないわけじゃないのよ。
えっ?バツイチ子持ちだから駄目だってのはそりゃ今はあれなんでしょ?そりゃその辺のことは私だって分かってるわよ。
いやあのお母さん私ホントに柿原君と結婚するつもりは…。
だから最初っから認めないわけじゃないって言ってるでしょ?《この人人の話聞かないわ》あなたがうちの嫁としてふさわしい人かどうか分かればそうすれば私だって納得するんだわよ。
《嫁にふさわしいって…》でもね来てみて分かった。
やっぱ無理。
えっ?子供にこんな生活させるなんてあなた母親としてなってない。
悪いけど新一とのことはこれっきりにしてくださいね。
じゃあ。
待ってください。
確かにこの部屋はひどいかもしれません。
でもそれは今たまたまこうなだけで私結構ちゃんとしてると思います母親として。
何なら嫁としても結構やれる方だって思います。
じゃあやってみなさいよ。
えっ?こっちだってね好きで意地悪なしゅうとやってるわけじゃないのよ。
母親ってのは…そりゃあなただって分かるでしょ?心配するものなの。
分かります。
だから誤解されたくないんです。
ならちゃんとしてるところを見せなさいよ。
そうねまず…あっじゃあこのネギだ。
よいしょ。
これを使ってこしね汁を作ってみなさい。
こっこしね汁?あらま〜あなたこしね汁も知らないの?あなた群馬の人間なんでしょ?ええええ…。
ネギとこんにゃくで育ちましたけど。
うちは高崎で結構都会でしたけどね。
は〜出た出たこんにゃく。
婚約者だけに?あっお母さん面白い!・
(チャイム)・七草さん母ちゃん。
いるの?ちょっと!ねえ開けて!
(悠真)翔太マラソン練習した?
(翔太)全然。
(明日菜)翔太も悠真君もアンカーなんだよね。
(悠真)そう。
なっ?うん。
(悠真)マラソン大会頑張ろうな。
(翔太)うん。
(明日菜)じゃあまたね。
あした転ばないようにね〜。
転ばねえよ〜。
(明日菜)フフ。
じゃあね。
あっ。
(加瀬)お前好きなの?あの子。
(翔太)違うよ。
いいね。
初恋だ。
(実結)初恋?だから違うってば。
マラソンって何よ。
学校でマラソン大会あるの。
翔ちゃんすっごい練習してるの。
は〜なるほど。
でやつはライバルか。
悠真は関係ないよ。
(加瀬)頑張れよ。
まあ初恋がうまくいくことはほぼないけどね。
えっうまくいかないの?
(加瀬)嘘嘘。
てか認めてんじゃん。
いただきま〜す。
(正美)いただきます。
(翔太)俺ネギ嫌い。
(実結)実結も。
ちょっと…。
ネギも食べられんようじゃあなたたちはうちの人間にはなれないね。
あっお母さんその話とネギは関係ないんじゃ…。
そうだよ。
七草さんは…。
ネギだけの話じゃないの。
子供に好き嫌いさせちゃ駄目でしょうが。
子供ってのはねちゃんとおいしい物を作れば食べるんだから。
ゆず子さんあなた普段から手掛け…。
もういいかげんにしてくれ!もう口出ししないでくれ。
僕の結婚に母ちゃんは関係ない。
(加瀬)えっと…俺ものすごく居づらいので帰りま〜す。
私も帰る。
えっ?あのお母さん…。
あっあの…。
ごめん。
ホントごめん。
母にはちゃんと言って聞かせるから。
じゃあ。
(正美)何やってんの?早く行こうよ。
母ちゃん。
何?七草さんのことだけど…。
僕が好きなんだよ。
僕が七草さんのことが好きで正直言うと結婚できたらとか妄想したりしてるよ。
でも七草さんは僕のこと何とも思ってないんだ。
気付いてよ。
あなたの息子はそんなにモテないよ。
ごめんね。
世の中の女は分かってないよ。
ハハハ。
帰ろうか。
うん。
初恋ってうまくいかないの?んっ?何急に。
(実結)翔ちゃん明日菜ちゃんが好きなんだよ。
だからマラソン頑張ってるの。
えっそうなの?
(翔太)49505152535455…。
(まりえ)翔太君テンション上げ上げだったね。
もう気合入り過ぎてて逆に心配だよ。
(男性)頑張って。
(男性)頑張れ頑張れ!最後最後!
(男性)最後だよ最後!
(男性)頑張れ!もうちょっとだ!
(男性)頑張れ!あっ。
戻ってきた。
えっカイト3位だ。
行け〜!翔ちゃん2位だ!すごいすごい!頑張れ〜!翔太〜!
(実結)頑張れ翔ちゃん!翔太もう少しもう少し!
(女性)頑張れ悠真!
(実結)翔ちゃん頑張れ!頑張れ〜!翔太頑張れ!
(実結)翔ちゃんすご〜い!翔太!行け行け…。
(実結)行け行け行け!
(まりえ)カイト頑張れ〜!
(一同の声援)やった〜!やった〜!やった!
(まりえ)カイトも頑張れ〜!1位だよ!
(児童たち)イェ〜イ!
(翔太)イェ〜イ!
(児童)優勝だよ!
(児童たち)イェ〜イ!
(児童)カッコ良かったよ。
(明日菜)悠真君大丈夫?
(悠真)大丈夫。
大丈夫だよ。
(明日菜)行こっか。
(悠真)うん。
やった〜!翔ちゃんすごいすごい!
(実結)翔ちゃんどうしたの?実結そっとしといてあげよう。
(実結)うん。

(チャイム)
(正美)最後にちょっと言っておきたいことがあってね。
あっあの今ちょっと…。
(正美)いいから座って。
お茶とかねそういうのはいらないから。
あっ…はい。
(正美)よいしょ。
今回はこれで帰ります。
くれぐれも新一にはあまり変な期待を持たせないようにしてください。
あの子は一途な子ですから。
はい。
新一には幸せになってもらいたいの。
分かってます。
じゃあ。
そうだ。
ほらこれはあなたとお兄ちゃんに。
(実結)ありがとう。
ネギ食べられるようになんなさいよ。
うるさいな。
あっ。
何ですか?その態度は。
あっすいません。
今日ちょっと色々あって。
(翔太)別に何にもねえし。
翔太。
(実結)翔ちゃん振られちゃったの。
え〜?
(翔太)うるさい。
1位だったのに!あっすいません。
どうぞもう…。
(正美)いいから私のことは。
ほら話聞いてやんなさい。
あっ…。
翔太。
(翔太)向こう行って。
うん。
(翔太)俺が勝ったのに何で?それはお母さんも分からない。
お母さんだって言ってあげたいよ。
翔太だったら頑張ったら何でもうまくいくよって。
でもね誰かを好きっていう気持ちだけはどうにもならないんだよね。
翔太は何で明日菜ちゃんが好きなの?
(翔太)知らない。
言えないよね。
好きなとこって1つじゃないしカワイイからとかそんなのだけじゃないもんね。
(翔太)別にかわいくない。
あいつ変だし。
変なところがよかったりしてね。
だから明日菜ちゃんがどうして悠真君なのかっていうのも分からない。
(翔太)お母さん「分からない」ばっか。
そうだね。
でもお母さん1つだけ言えることあるよ。
翔太が一番カッコイイよ。
お母さんにとっては。
お母さんの一番になれたって俺はうれしくないよ。
フフ…そりゃそうだね。
でも翔太ホントにカッコ良かったもん。
悠真君のことば〜って抜いちゃって。
お母さんねすっごくうれしかったんだよ。
(翔太)いいよもう。
腹減った!フフ。
あっちょっと…。
あなたネギ冷蔵庫に入れちゃ駄目でしょ。
外に出しときなさいよ。
それからね味噌ある?今から晩ご飯作るよ。
また?
(正美)ねぎ味噌コロッケ作るからね。
ネギとひき肉よ〜く炒めたら隠し味にこの味噌入れて。
はい。
半分ぐらいですかね?
(正美)ん〜そうね。
ちょっと多いかもしれない。
足りなかったら後で足せば…。
はい。
(正美)さあお母さんが作ってくれた柿原家特製ねぎ味噌コロッケ〜。
いただきま〜す。
いただきます。
(翔太・実結)いただきます。
(実結)あれ?
(翔太)うまい。
えっ?お母さんこれうまい。
(正美)うん。
この味ならうちの嫁として合格だわね。
フフ…。
嫁?じゃあ私はこれで。
ねえ翔太君これ食べといて。
(翔太)うん分かったよ。
えっ?お母さんもう行かれるんですか?
(正美)行くわよ〜。
新一に見つかったらまた怒られちゃう。
あっ…何かありがとうございます。
あの子たちがネギ食べられるようになるなんて。
ホント。
子供に食べさせるのって大変なんだよね。
新一もねず〜っとネギ嫌いだったの。
フフフフ…。
えっ?じゃあねまたね。
バイバイ。
(翔太・実結)バイバ〜イ。
カワイイ。
じゃあね。
はい。
お気を付けて。
(翔太)8687888990919293949596979899100!あ〜脚が〜!何よ。
マラソン大会もう終わったでしょ?
(翔太)俺マラソンでオリンピック出るから。
はい?明日菜ちゃんが見たいって。
えっ?お母さんもっとトレーニングできる所連れてって。
え〜?実結嫌だ〜!あっ…。
こんにちは。
(由鶴)えっ?ああ…。
また息子のマラソンに付き合わされちゃって。
あの…少しお時間頂けませんか?
(翔太)カッキーだ!そういうこと…。
(由鶴)アウセルの回路図に関することは先日納得していただいたはずですけど。
難しいことは分かりません。
でもきっとアウセルもこの先高野さんならちゃんとした物を作るんでしょう。
でもそれじゃ間に合わないんです。
アジア各地で起きたアウセルの回路図が原因と思われるパソコンの発火事故の写真です。
どれも幸いぼや程度で済んでいます。
ケガ人もこちらでは出ていません。
でも1人だけ…。
パキスタンのクエッタという町に暮らしていた男の子です。
サッカー選手になるのが夢で親が買ってきた新しいパソコンでサッカーの試合の動画を見るのを毎日楽しみにしていました。
夢中でいつかこんなふうになりたいって見ていたそのときパソコンは爆発した。
運悪く彼は自分の膝の上にパソコンを置いていた。
そして膝の関節を失った。
二度と走れない体になった。
このままアウセルを放置すればいずれどこかでまた回路図が流用されて世界各地で同じような事故が起きる。
彼のような子供が何人も出てしまう。
今回路図のミスを世界にアナウンスすればそれは止められます。
それができるのはあなただけなんです。
お願いします。
母親だから?はい。
ずるいわね。
えっ?子供を思う母親の主張って世界最強。
誰も反論できないのよね。
でもだから何?このパソコンを造ったのは私じゃない。
私に事故の責任はない。
ごめん。
逆効果だった。
私のこともバレちゃったし。
いや…。
戦略としては間違ってないのかもしれない。
(電子音)《今回路図のミスを世界にアナウンスすればそれは止められます》《それができるのはあなただけなんです》おはようございます。
えっ?ちょっちょっと。
高野さんお話が。
あの…走りながらで構わないんで。
(由鶴)ならどうぞ。
ありがとうございます。
あの…えっ?あっ。
ちょっと待って。
速っ。
何なの?もう。
迷っているんじゃないですか?
(由鶴)えっ?ホントは苦しんでいるんじゃないですか?今も世界のどこかで子供の体を傷つけているんじゃないか未来を奪っているんじゃないか。
まさか。
何で私が?本郷隼人君。
すみません。
調べました。
あなたには高校生になる息子さんがいる。
生まれてすぐに離婚してあなたは隼人君を手放した。
でもあなたは彼を忘れていない。
アウセル。
フランス南部の言葉で「鳥」という意味なんですね。
由鶴の鶴と隼人のハヤブサ。
鳥は2人の共通項だ。
隼人君はことし陸上の1,000mでインターハイに出てる。
あなたが毎日走るのはいつか彼と一緒に走りたい…。
そんなふうに思ってるからじゃないですか?よし…よし!よし!よ〜し!証言してくれるって!えっ高野さんが?どうして?彼女にも一人息子がいた。
えっ?これで高野由鶴は落ちた。
七草さんの戦略は正しかったんだよ。
(浅岡)となると濱中はだいぶ追い込まれますね。
(木暮)ボス濱中電子工業の顧問弁護士の方から連絡が入ってます。
一度お話しさせてもらえないかと。
来た…。
早速来たぞ。
取りあえず向こうの出方を見るか。

(ノック)・
(木暮)失礼します。

(ドアの開く音)高野さん。
どうぞお座りください。
アウセルに設計ミスはありません。
高野さん。
すいません。
ちょっと…。
(由鶴)あっ先に行っててください。
(男性)分かりました。
大丈夫ですか?あの人たちに脅されてるとか?息子さんに何かされたとか?まさか。
一般企業がそんなことするわけないでしょ。
じゃあどうして?証言してくれるって言ってくださったのに。
私はここで降りるわけにはいかない。
私が証言したらアウセルはそこで終わる。
開発チームは解散になるし私は研究職を追われる。
当然のことだと思います。
簡単に言うわね。
こっちは犠牲にしてきてるの。
あなたが普通にしてること。
家族と食べるあったかいご飯とかうるさいけど楽しい会話とか諦めてきてるの全部。
アウセルが私にとっては子供なの。
実の子を捨てて選んだ子供なのよ。
何があっても守る。
濱中に手の内を全部見られた上に切り札もなくした。
(浅岡)それが高野由鶴の目的だったんじゃないんですか?えっ?まあ結果論ですけど。
まずいな。
取りあえず七草さん濱中から引き揚げさせないと。
あっ俺派遣会社行ってきます。
終わりですかね?浅岡ですけど。
ええ。
はい。
分かってます。
「健康上の理由」って書けばいいのね?分かった。
ありがとう。
(実結)どうしたの?んっ?あっお母さんねまたお仕事辞めなきゃいけなくなっちゃったの。
大丈夫よまたお弁当屋さんで働くから。
俺探してやるよ。
えっできるの?検索。
(翔太)ハローワークでしょ?できるよ。
(翔太)は…。
(実結)え〜?翔ちゃんパソコンできんの?
(翔太)棒は…。
お願いします。
(天満)あ〜でも…いや現実問題として可能なのかな?その被害者の会をつくるなんて。
濱中は意図的にDOHをつぶしたんです。
濱中が流出させた回路図のせいで生活の基盤を失った人たちが800人近くもいてアジアの国には生活どころか体の機能さえ奪われた人もいるんです。
社長はいつも私たち社員の味方でした。
一緒に闘ってもらえませんか?2017/02/05(日) 21:00〜21:54
関西テレビ1
大貧乏 #05[字][デ]【嘘の婚約話で嫁姑争い勃発?250億奪還は敵仲間入りで新展開】

250億奪還のために柿原(伊藤淳史)が招き入れたのは浅岡(滝藤賢一)だった。疑心暗鬼のゆず子(小雪)たち。そんな折に柿原の母まで乱入してきて大混乱!?

詳細情報
番組内容
 濱中電子工業にDOHが支払った賠償金250億円を取り戻そうとする七草ゆず子(小雪)たちの前に、柿原新一(伊藤淳史)が新たな仲間として連れてきたのは浅岡礼司(滝藤賢一)だった。消えた30億円と浅岡の関係もハッキリしない中、ゆず子と加瀬春木(成田凌)は彼を信用できない。
 ともあれ、ここまでの経緯を浅岡に説明し、戦略を練る。柿原は濱中の新型バッテリー、アウセルの設計図にミスがあったことを、作った
番組内容2
本人に証言させるしかないと言う。しかし、誰が?柿原は、それを知るために浅岡を招いたのだ。浅岡は、開発責任者は高野由鶴(奥貫薫)だと教える。
 一同が由鶴への接触を心に決めたその時、ミーティングルームに女性が飛び込んで来た。柿原が「おふくろ!?」と呼びかける。正美(山本道子)は柿原の母親だった。柿原の結婚が嬉しくて来てしまったと言う。
 帰ろうとしたゆず子を柿原が追いかけて来て、結婚は正美に
番組内容3
ついたウソだと必死に説明。そこで、柿原はゆず子に、婚約者役をやって欲しいと懇願するが…。
 ゆず子は、濱中電子工業内で何とか由鶴に接触を試みる。彼女の様子を報告する電話で、ゆず子は柿原から突然、明日、正美に会ってくれないか、と言われる。困ったゆず子が月島レイコ(泉里香)にこの話を持ちかけると、レイコは嘘でも婚約者を演じたら柿原が振り向いてくれるかも知れない!と、前のめりになり正美と会うことに…。
出演者
小雪 
伊藤淳史 
成田凌 
神山智洋(ジャニーズWEST) 
内田理央 
今井暖大 
野澤しおり
 ・ 
滝藤賢一 
奥田瑛二
スタッフ
【脚本】
安達奈緒子 

【編成企画】
増本淳 
西原恵 

【プロデュース】
小林宙 

【演出】
土方政人 

【主題歌】
SOLIDEMO(avex trax) 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ