(白石)変死体っていっても外傷はないんですよね?現場検証からも事件性は薄かったって。
(榎本)ああ。
(白石)年齢的に少し若い気もしますけど心臓発作か脳梗塞じゃないんですかね?ん〜…だといいんだがな。
(ドアの開く音)
(監察医)死因が分かりました。
虚血性心疾患。
要は心臓発作による突然死でした。
ただ…。
ただ?基準をはるかに超えるDM値が検出されました。
超能力が関わっているかもしれません。
超能力!?
(監察医)ええ。
(悦子)最後の問題。
探偵業法第二条において探偵業務に該当しないと定義されているものは何?
(明美)はい!
(篤志)あいた!明美。
え〜っと…。
答えを読もうとしない!はいはいはい!篤志。
えっと…。
新聞社放送機関通信社その他報道機関。
正解。
よっしゃ〜!おりゃあ!明日からちゃんと朝の掃除しろよな!え〜!起きれないもん。
あっくんモーニングコールしてくれます?それじゃ結局俺が早起きしなきゃなんね〜じゃん。
それに俺は先輩なんだから「さん」な?「篤志さん」。
は〜い…。
明美さぁ探偵業法ぐらい覚えとかないと次の二級試験受かんないよ?そうだぞ。
あんたは6年もかかってんだから覚えてて当たり前。
こうなるよ。
ですよね。
おい!がんばろ〜。
「ですよね」って…。
あと試験会場でカンニングなんて絶対ダメだからね。
席ごとにDM機ついてんだから。
DM機?超能力の測定器。
誰かの心なんて読もうとした途端にブザーが鳴って一発退場。
3年は受験できないからね。
はい!あんた余裕ぶっこいてると抜かれるよ?大丈夫ですよ。
学科はともかく実技はだいぶ安定してきてんだから。
(中井)分かります。
昨日も失踪犬探しの依頼主が嘘をついてるのに気づいてくれて。
ペット虐待だったんですよ。
え?
(中井)明美ちゃん急にキレだして大変だったけど能力的には頼りになります。
へ〜。
(増山)「魂の安定が能力の安定にも繋がる」。
だったら嬉しいけどね。
すいませ〜ん。
これ何て読むんですか?これ。
「そくち」?何?「すなわち」。
「すなわち」か!どういう意味だろ?
ここは日暮里にある探偵事務所
早い安い信頼が売りの優秀な調査員を取り揃えております
えっ?どいつもこいつも仕事が出来そうには見えないって?
ご安心下さい。
彼らは超能力師なんです
DM値…だいぶ高いですね。
死因は?検視の結果は心臓発作ってことになってる。
一応な。
一応って本気で超能力の仕業だと思ってるんですか?それを検証して欲しいんだよ。
超能力事件なら超能力師に任せるのが筋だろ?調べてどうするんですか?逮捕しようにも証拠がなきゃ無罪ですよ。
「無罪」と「無実」は違うだろ。
罪にならなくても超能力で人を傷つける奴はいる。
そんな卑劣な人種なら俺は片っ端から超能力者をブタ箱にぶち込んでやる。
諦めねえぞ!そんな見え透いた挑発には乗りませんよ。
ああ…やっぱり?ちょっと増山ちゃん座ってよ。
いやどうしても気になるんだわ。
予算は?上に掛け合って十分な額を用意させる。
(榎本)内緒だよ。
めんどくさいなぁ。
手がかりは?何もないってさ。
どこまで分かるかな…。
頼む。
誰か1人連れてっていいから。
明美。
一緒に行く?いいんですか?はいはいはい!俺行きます!まだ資格のない明美ちゃんより二級超能力師として自分の方が力になれると思います。
二級超能力師として…。
うん…じゃあ篤志行く?よし!ずる〜い!うるせえ。
自習に戻れ!なんだとこのモジャモジャ野郎!あっいて〜なやめろよ!この童貞能力師!童貞じゃねえし!心読むな…。
(明美)読んでねえわバーカ!2人とも連れてってやって。
承知しました…。
(明美)覗いてました!見せてみろ!ちょうどこの辺だね。
うつ伏せで倒れてたんでしたっけ?篤志君なら触ったら分かるんじゃないですか?詳しい状況。
ダメだって!そういうの危ないんだから。
え?死に際の思念なんて読み込んだらまともな精神じゃ耐えられないよ。
へ〜え…えい!ちょっと!危ないって!明美ちゃん!はぁはぁ…。
ちょっとアンタ大丈夫?は…はい。
勝手なことしない!ごめんなさい…でも…。
この人殺されたんです。
ただの心臓発作じゃない。
何が見えたの?まず苦しそうな男の人の姿。
それと女の子。
女の子?小学生くらいの女の子が「シネ」「コロス」って言ってる…。
でも大の大人が小学生に…。
その子が能力者なんじゃないですか?こう能力で心臓をギューッて締め付けて…。
明美今日はもう帰って。
えっなんで?足手まとい。
また勝手なことされると迷惑だから。
は〜い。
これからどうします?そろそろ下校の時間でしょ。
明美の言うことが確かならその女の子ここを通るかもしれない。
(小学生)《あ〜寒い》今一人ひとり全員の心を読んでるんですか?うん。
(小学生)《宿題やらなきゃ》もし変死に関わってるならこの道を通る時に何か強く思うはずだから。
(小学生)《お腹すいたぁ》でももう30人以上通ってますよ。
疲れません?疲れるに決まってんでしょ1人でやってんだから。
あ〜明美残せばよかった。
俺お茶でも買ってきましょうか?うん。
ちょっと休憩する。
(小学生)《おじさん…大丈夫だったかな》
(小学生)《苦しそうだったけど…》いた…あの子だ。
ちょっと話聞きましょう。
ちょっと!ちょっと待って。
テレパシー【はじめまして。
お姉ちゃんの声聞こえる?】
(浦沢南)お姉さんも使えるの?超能力。
あなたも?そのおじさんが苦しそうにしてるのを南ちゃんは見たのね?うん。
すごく苦しそうだった。
急にどうしたんだろうね?嫌だったら話さなくていいからね。
ごめんなさい。
どうして謝るの?そのおじさんが取ったから…私のケニョン。
ケニョン?ケニョン?それで「この人キライ」って思ったら急に苦しそうにして…私のせいかな。
回想《私のせいでごめん…許してね》現在嫌なこと聞いちゃったね。
おじさんがどうなったか知ってる?分かったら教えてあげる。
ありがとう。
もう帰らないと…ママに叱られる。
他に何か思い出したら連絡して。
うん。
今の話を聞くとやっぱりあの子なんですかね。
違う!いやでも状況的に言うと…。
まだ分からないでしょ。
ビリー!ビリー!ビリー!
(唸り声)ビリー。
ワンワン!あっ!ちょっと…。
ビリーッ!あんな言い方しなくってもいいのに…。
おかえり。
なんですか?アレ。
悦子に叱られたらしい。
「足手まとい」って言われましたよ。
どうせ役立たずですよ私は。
そのくらい言われなきゃ諦めないだろ?死に際の思念なんか読んだら相当消耗してるはず。
明美ちゃんを休ませようとしたんだよ悦子は。
あ…そうだ。
見る?犬。
えっ?
(中井)こないだの。
あの虐待されてた?逃げられちゃったけどね。
(明美)もう探さなくっていいですよ。
見つけたらまた虐待されちゃうじゃないですか。
ま一応依頼だからさ。
可愛い。
超可愛い!うん。
(ドアの開く音)
(榎本)おう増山!可愛くないですか?彼。
検証だったらまだですよ。
今悦子と篤志が現場に出てます。
そうか。
(明美)あの…。
私現場で見えたんですけど男の人が苦しんでる姿と女の子が「シネ」「コロス」って言ってるイメージ。
お姉ちゃん新入り?はい。
よろしくね。
その話詳しく聞かせてもらえるかな?詳しくですか?ちょっと待った!僕にいい方法があります。
明美ちゃんごめん。
さっきのイメージもう1回再現できるかな?あはい。
見てみましょう。
そう!コレ。
これは?杉下の思念。
明美ちゃんが現場で読み取ったそれを中井がデジカメの連写機能で動画に起こしたんだろ?はい。
そういうことか。
おい。
杉下正明36歳独身身よりはなし。
しかしこいつには逮捕歴があったんだ。
強制わいせつで2度の逮捕歴。
1度目は執行猶予で済んでるが2度目は実刑で9ヶ月服役している。
強制わいせつか…。
相手は未成年です。
性犯罪は再犯率が高い。
もしかするとその辺の事情が絡んでんのかもな。
このイメージでいくと例えば少女を襲った杉下が返り討ちにあったってことも考えられるよな。
これはあくまでも「思念」だから見たままがそのまま画像になるわけじゃないけど重要なヒントになると思います。
例えばこの少女の顔。
おかえり。
検証結果は?いや実は…現場にもこの子…。
まだ有力な検証材料は見つかってません。
なのでもう少し検証を継続させます。
いや悦ちゃんもう十分だよ。
その画像があればある程度加害者も特定できるしあとはこっちへ任して…。
やめてください!こんな小さな子を加害者呼ばわりするなんて。
(榎本)ああ悪い。
ちょっと気が早かったかな。
お願いします。
検証を続けさせてください。
もう少しだけ!依頼者が打ち切るって言ってるんだ。
続ける理由はない。
でも犯人だって思い込みで捜査なんかされたら可哀想なのはこの子です。
思い込みならお前も一緒だろ。
この子が犯人じゃないって信じたいだけだ。
これ借りてくぞ。
あちぃ!熱っ!あ〜あこれじゃもう動画消えちゃいましたね。
おい!この子を信じちゃダメですか?増山さんらしくないですね。
悦子さん!あっ!あ…。
はい。
何してたんですか?ん〜…反省。
怒ってた?榎本さんと白石さんなら火傷は大したことないみたいですし中井さんも焦げたのは古いデジカメだから。
違う…。
増山さん。
怒ってた?怒んないですよ増山さんは。
うん。
なんでそんなムキになるんですか?あの子の気持ち…分かるの。
私も昔…自分のこと…「人殺し」って責めたことあったから。
人殺し?私…おじいちゃんとおばあちゃんを火事で亡くしてるんだよね。
その日たまたま家に他に私しかいなくて発火能力があるのもみんな知ってたし…。
キレやすいのも。
だからあの時はみんな私のこと疑って警察も友達も…。
親まで。
でも…。
唯一信じてくれたのが増山さん。
回想川口の魔女だか何だかしんねえけどなてめえやんぞ…こら!・やっちまいましょうよ・ハッ!アハハハ…。
酷いことするね。
またあんた…。
てかマジで何なの?ストーカー?あんたも同じようにしてやろうか?できないよ。
できる。
私「人殺し」なんで。
そのことなんだけどさ…。
やっぱおかしいんだよ。
はぁ…何が?警察も関係者も君の能力に気を取られて肝心なことを見逃してる。
発火能力と怒りの感情は親和性が高い。
だから家1軒を焼き尽くすには相当な怒りが必要なはずなんだ。
でも君の心からはおじいさんおばあさんに対する怒りが一切汲み取れない。
ていうかあんた私の何を知ってんの?何も知らないよ。
だったら偉そうに御託並べてんじゃねえよ。
でも分かるんだ。
君の心から怒り以上の気持ちが溢れてきてる。
大切な人を失った悲しみが。
信じてもらえない悔しさも。
くだらない。
俺は信じてるから。
現在何も知らない赤の他人のこと「信じてる」なんて…驚くよね。
でもその日から増山さんのこと妙に気になっちゃって。
それで事務所に?その半年後。
だから同じように疑われてる子のことは…。
信じてあげないとね。
じゃあ俺も信じます。
悦子さんがそういうなら俺も。
ありがとう。
ん?どうしたの?いや…。
じゃあ…帰ってみんなに謝りましょうか。
うん。
(ドアの開閉音)さっきは…勝手なこと言ってすいません…。
調査…。
延長だって。
動画もダメになっちゃったし榎本さん新しい手がかりが見つかるまで延長してくれるって。
南ちゃん!何か思い出した?ママが誰にも何も話しちゃいけないって。
じゃあおじさんのことは誰にも話してないよね。
友達にも。
友達はいない。
誰とも話しちゃダメなの。
叱られるからごめんなさい。
ちょっと待って!じゃあお姉ちゃんと友達になろっか?
(浦沢留美)南?何してるの?どなたさまですか?あ我々…「増山超能力師事務所」の…。
警察呼びますよ。
南おいで!バイバイ…。
そんなに警戒しなくても。
母親は南ちゃんが能力者だって気づいてる。
だから隠すのよ。
ウチもそうだったから。
らしくないな。
子供に名刺渡したりご丁寧に身分を明かしたり。
焦り過ぎじゃないか?今回の調査は普段とは違う。
警察からのモグリの依頼だぞ。
もし通報でもされたら…。
分かってます。
…ということを踏まえて。
さっき榎本さんから連絡があってこれから第一発見者の話を聞くらしいから2人も行ってこいよ。
いいんですか?「ついでだから連れてってやる」ってさ。
(チャイム)ちょっとよろしいでしょうか?
(ドアの開く音)あ…。
なんですか?ウチにまで押しかけて…。
お知り合いですか?警察としましては遺体の第一発見者である浦沢さんに当日の状況を改めてお聞きしようと思いまして。
覚えてないです。
当日の状況って言われても道に人が倒れてて救急車を呼んだっていうそれだけですよ。
あとは何も覚えてないです。
遺体の周囲に何か落ちてたとか誰か他に人がいたとか。
ないと思います。
【嘘ついてる】あの…家のことで忙しいんで帰っていただけますか?あともう少しだけ。
ホントに忙しいんで。
そうですか…じゃあ今日はこれで失礼します。
もし何か思い出したことがありましたらご連絡ください。
あの…お子さんは?お子さん?部屋にいますよ。
ゲームでもしてるんじゃないですか?ウチでは母が私に人形を買ってくれました。
1人でも寂しくないようにって。
少しだけ2人だけにしてもらえませんか?お願いします。
う〜ん。
行きましょう。
(榎本)いや…でも…。
いいんです!
(榎本)え?ん?あ…あ〜分かった分かった。
よしよし。
何なんですか?お母さんは南ちゃんの能力に気づいてらっしゃいますよね。
あなたは超能力師事務所の方でしたよね。
はい。
南ちゃんに初めて会った時こちらから聞くでもなく彼女の声は聞こえてきました。
《おじさん大丈夫だったかな》不安な気持ちが外に漏れて我々に届いたんだと思います。
幼い頃は能力も不安定です。
でも大人や友達と関わることで社会との距離や能力のコントロールを覚えます。
だから南ちゃんを1人にはしないでください。
でも不安定ならいつどこで人様に迷惑かけるか分からないでしょ。
はい…。
私たちの力は一歩間違えれば人を傷つけます。
どんなに気をつけても能力で人を傷つけてしまうことはあって…。
じゃあ親はどうすればいいんですか?南ちゃんを信じてあげてください。
何が起こったのか事実は我々で調査します。
だからお母さんは南ちゃんを信じてあげてください。
何かわかりました?超能力のお姉ちゃん来てたでしょ。
うんもう帰ったよ。
そう…。
またすぐに会えるよ。
今度また遊びに来てもらう?あの日学校から帰ってきた娘はひどく怯えてて…。
「おじさんが倒れた」「自分のせいかも」って。
私は現場で遺体を確認して通報して…。
警察ですか?でも…。
娘のことは誰にも言えませんでした。
現場で何か見ませんでしたか?これは?「ケニョン」というマスコット人形です。
私が娘の為に作ったものです。
現場で…遺体の手の中にあったんです。
(留美の声)娘が被害者に関わってるって知れたら…。
能力のことも…もしかしたらそれで人を殺したかもしれないってことも表沙汰になると思って。
娘を信じきれないなんて母親失格ですかね。
後のことは任せてください。
あぁ…。
分かってる?遺体が最後に握ってたものだからね。
はい。
死に際の思念がどれほど危険かもし仮に殺害されていたとしたらその危険度は跳ね上がる。
分かってます。
でもこれが一番手っ取り早いんで。
遺体に残ったイメージからさかのぼって持ち主である南ちゃんのイメージまで届けば真相がすべて分かるかもしれない。
何ですかそれ。
いや…何かあったら増山さんに連絡しようと思って。
ちょっ!ちょ…あ!《シネ》《コロス》篤志!?あ…篤志!はぁ!はぁ…はぁ…。
大丈夫?はい…。
はぁ…はぁ…。
はぁ…はぁ…。
何が見えたの?篤志?同じでした。
南ちゃんの声で…「シネ」「コロス」って。
恐らく…南ちゃんを襲った杉下は彼女を引き寄せようとしてケニョンを引きちぎる。
逆上した南ちゃんが…。
わかった。
もういい。
すいません。
ううん…。
大丈夫。
(留美)みんないる。
大丈夫だよ。
ねっ。
わ〜い!貸して〜。
・い〜よ〜・・やった〜・いってらっしゃい。
うん。
いくよ。
せ〜の。
イエーイ!!
(南)一緒に遊ばない?いいよ。
(南)うん。
はいこっち来て。
(笑い声)・貸して・・ちょっと〜・じゃあこれお願いね。
はい。
どこ行くんだ?榎本さんに報告書を提出しに行ってきます。
じゃあ例の検証は済んだんだ。
はい…。
結果は…変わりませんでした。
そっか。
それは…?ケニョンです。
ケニョン…?ちょっと!気をつけてくださいね。
じゃあこの後のことはこっちに任してもらうからな。
なんだ。
まだ納得してねえのか?榎本さん…。
遺体はもう処分されたんですか?杉下のか?はい。
お前…。
なんかヤバイことしようとしてねえか?大丈夫です。
篤志!はぁ…増山さん?あっぶねえ。
何してんだよお前。
すいません。
でも…俺納得いかなくて。
悦子さんもあんなに頑張ってんのに!
(ため息)めんどくさいなぁもう…。
それなら大丈夫。
全部わかった。
南ちゃん!?おじさんたちが借りてたコレ…君に返すよ。
あケニョン!はい。
はい。
ありがとう!
(南)ほら見て。
えかわいい〜。
・かわいい〜・何が分かったんですか?さっき俺もケニョンの思念を読み取ってみた。
シネシネ
(増山の声)イメージをさかのぼってたらゲームだったみたいだね。
しね!しね!ころす!マジですか…。
うん…杉下が何らかの目的で南ちゃんに近づいたのは間違いない。
(杉下)一緒にやろうよおじさんすごく得意なんだただ事を起こす前に心臓発作で倒れ苦しみの中でケニョンを引きちぎった。
動転した南ちゃんはそれを自分の責任と勘違いして…。
私のせいかな今見た感じだと彼女テレパシーくらいしか使えないみたいだね。
まだコントロールできないから夢中になると心の声が外に漏れるんだ。
・うわ〜やばいやばい・・がんばって・なるほどね…。
安心したろ?どうした?いや…。
増山さんてやっぱりすごいんすね。
俺なんかよりよっぽど深く思念を読み取れてあっという間に解決しちゃって。
俺なんか何の役にも立ってないっすよ。
感謝してるよ。
悦子も喜んでたし。
どう思ってるんですか?え?所長は悦子さんのことどう思ってるんですか。
はぁ…めんどくさいなぁ〜そういうの。
めんどくさがっちゃダメでしょ!こういう話はめんどくさがっちゃダメです…。
2017/02/09(木) 23:59〜00:54
読売テレビ1
増山超能力師事務所「超能力事件が発生!容疑者は超能力少女」[字][デ]
超能力で人助けしちゃいます…「面倒くさい」が口癖の増山、エロいことを考えて怒られる篤志、元女番長の悦子、人嫌いの中井、経理のオバサン朋江、見習いギャル明美が活躍
詳細情報
出演者
増山圭太郎…田中直樹(ココリコ)
高原篤志…浅香航大
住吉悦子…中村ゆり
中井健…柄本時生
大谷津朋江…平田敦子
宇川明美…ルウト
白石耕太…好井まさお(井下好井)
榎本克己…六平直政
【ゲスト】
浦沢南…内田未来
浦沢留美…中島ひろ子
杉下正明…小野寺大夢ほか
番組内容
男の変死体が発見され、榎本刑事(六平直政)から増山(ココリコ田中)に調査依頼が。超能力者による事件の可能性が高いと言うのだ。悦子(中村ゆり)と明美(ルウト)らが現場検証を開始すると、小学生の超能力者・南(内田未来)が事件に関与した疑いが。しかし悦子はかつての自分を思い出し、南を頑なに庇う…。少女は本当に超能力で男を死に至らしめたのか?増山の活躍で意外な真実が明らかに!そして悦子の過去とは…
制作
【原作】
『増山超能力師事務所』誉田哲也著(文春文庫刊)
【脚本】
櫻井剛
【演出】
湯浅弘章
音楽
BRADIO
田井モトヨシ
石塚徹
【主題歌】
「君じゃなきゃ」ユナク&ソンジェ from 超新星(YM3D/よしもとアール・アンド・シー)