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セリフ書き起こし 東京タラレバ娘【アラサー3人娘が幸せ求めて悪戦苦闘、右往左往!】#05 2017.02.15

(鎌田倫子)ここだよね?
(山川香)うん。
怖いぐらい当たるってうちのお客さんが言ってた。
(鳥居小雪)怖いぐらい?マジか。
こないだの占いは外れだったけど今度こそ人生の指針が欲しい!よし!入ろう!うん。
うん。
(占い師)う〜ん…。
ハァ〜…。
あんたろくでもない男に引っ掛かってるね。
ハァ〜これじゃ都合のいい女の域を超えてるよ。
実はあの…元カレのセカンド的ポジションで…。
(涼)香ヤバい…彼女が帰って来る!えっ!?悪いまた連絡するあっ…うんあの…

 

 

 


(占い師)男ってやつはいつも高級アイスを食べててもたま〜に昔好きで食べてた棒付きアイスが食べたくなるもんなんだよ。
棒付きアイス…。
なるほど。
なるほど。
これじゃあますます婚期が遅れるよ!
(占い師)あんた不倫してるだろ?実は奥さんとは別居中と言われたんですけど…。
出産のための里帰りだった。
はい。
(丸井)「ごめん家族が緊急入院しちゃって今から病院に行かなきゃいけなくて」子供いたんだあんたみたいにしっかりしてそうな女ほどそういうのに引っ掛かる。
道ならぬ恋は幸せを遠ざけるだけだよ!
(占い師)はぁ!あんたは完全に手遅れだね。
えっ?あ〜!こりゃダメだ!男運も金運も完全に切れてる。
ハァ〜実はうっすらそんな気が…。
(早坂)『恋するシーズン』の脚本別の脚本家さんにお願いすることになった
(KEY)あんたとは恋愛できない仕事も全くないニート状態だし…。
仕事も恋愛も崖っぷちどころかもう半分落っこちてる。
あと少しで真っ逆さまに海の中へドボン!だね。
(3人)ハァ…。
どげんかせんといかんどげんかせんといかん!うん。
うん。
私不倫やめる丸井さんと別れる。
私も涼ちゃんとはもう会わない!えっ?誘われても絶対行かない高級アイスにならなくちゃ。
そうだよね。
私は…えっと…。
私だけ解決策がない!取りあえず仕事頑張れってことじゃ…。
頑張りたくても仕事がない!早坂さんから仕事もらったって言ってなかったっけ?企画書書くの手伝っただけであれはもう終わったし…。
差し当たっての仕事は一つも…。
あっヤバい次のお客さん来ちゃう私行かなくちゃ。
あっ私も買い出し行かなきゃ。
えっあぁ…。
また連絡するから。
じゃっ。
バイバイ。
(ドアが閉まる音)ハァ〜。
どげんかせんと。
(レバ:タラ)倫子さん。
えっ…。
(レバ)ヤバいレバね。
あんた達!
(タラ)最悪恋はしなくても生きて行けるけど仕事がないとおまんまの食い上げタラ!分かってるわよそんなこと!結婚してない男いない仕事ない。
お金ない地位もない。
この30年何やってたレバ?そ…そんなに言わなくたって…。
30歳すぎた女がな〜んにも持ってないなんて…。
(タラ:レバ)倫子さんかわいそう!ウフフ…!アハハ…!かわいそう!アハハ…!あぁ〜!うるさいうるさい…!ハァ…。
いない。
ハァ〜フゥ〜。
《このまま脚本家として仕事がなくなったら私どうすりゃいいんだ》高っか…。
ぜいたくは禁物。
あっ!あぁ…。
(奥田)アッハハハ!
(奥田)あっすいませんつい。
《イケメン!フサフサ!がっしり!!》《おしゃれ!規格外に長い!》《180センチごえ!》あっ…。
あのもしよかったらこれ…。
一緒に食べませんか?わ…わた…私…私ですか?ええ。
《これは!なんと!ついに!私にも運命の出会いが!》来た〜…!ハァお客としての誘いだったとは…。
どうですか?そのカクテル。
あっ…すっごくおいしいです。
あっよかった〜。
《そりゃそうだこんないい男が私ごときをしかもスーパーでナンパなんかするかっつうの》はいお待たせしました。
キャベツとサーモンのファルシーです。
あっおいしそう!どうぞ召し上がれ。
はい。
うんおいしい!ホントに?実はこれうちの新メニューにしようと思ってて。
絶対いいと思います。
ヘルシーだし頼む人多いんじゃないですか?やった〜じゃあ採用決定で。
フフっ。
映画お好きなんですか?映画と酒が好きでこの店始めたんです。
私も両方大好きです。
ホントに?はいだからすごく居心地がいいっていうか落ち着きます。
よかった。
何か無理に連れて来ちゃったみたいで申し訳ないな〜と思ってたんですよ。
いやこちらこそラッキーでしたこれすごくおいしいし。
フフっあぁそうだこれに合うワインがあるんで持って来ますね。
はい。
お幾らですか?あぁ今日はいいですよ。
いえそういうわけには…。
新しいメニューの試食をしてもらったようなもんだから。
あ…じゃあせめてお酒の分だけでも。
じゃあまた来てください。
あ…。
はいじゃあそういうことなら今日はお言葉に甘えて。
今度友達連れて来ますね酒飲みの。
できれば1人で来てくれたほうがうれしいんだけど。
えっ?あっ…あぁ…すいません何言っちゃってんだろう俺!アハハあ〜いや…あ…じゃ…じゃあ1人で来ます。
あの…ありがとうございます。
はい。
あっ!あっすいません。
大丈夫ですか?はいごちそうさまです!おやすみなさい!あっ!
(奥田)お客さんこれ!持ってってくださいあっ…。
《こ…これは!》《まるで映画のワンシーンみた〜い!》フッフッフッ…。
ちょっと大変!イケメン過ぎるんですけど。
え〜やだ!何?これ本物?ええ。
実在してました〜!ハハハ…。
え〜!どこ?これ。
(山田)またおかっぱのねえちゃんに何かあったのか?
(鈴木)そうみたいだねぇ。
(鳥居安男)まったく「女三人寄ればかしましい」とはよく言ったもんだねはい。
奥田って名字も何かイケメンっぽい。
分かる〜。
で独身?彼女持ち?あっ聞いてなかった。
ダメじゃん。
指輪はしてなかった…うん!指輪なんて当てにならないから。
そうだよそういう大事なことは前もって聞かないと。
そうそう好きになってからじゃ手遅れなんだから。
先輩方の意見参考になりま〜す。
んでもし独り者だったらそこ通い詰めな。
そうだね少なからず脈ありなのは確かだからこっちからアプローチすれば行けるかも。
あっこれってもしかして千載一遇のチャンスってこと?そうだよ!崖っぷちから這い上がるチャンス!そっかそうだよね。
こんなイケメンと付き合えたらお金も仕事もなくったって生きて行けるよ。
この顔と体が生きる糧になるんだって!それはどうかな〜?っていうかもし結婚なんてことになったら…。
食いぶちの心配もなくなる…。
(小雪:香)イェ〜イ。
結婚だなんてあんた達先走り過ぎだからアハハ…!またタラレバ話で盛り上がってんだ。
出たな金髪。
いらっしゃい。
ここでいいかな?はい。
まずはもつ焼きだね?お願いします。
はい分かりました。
はいまいど。
あのさぁあんた外づら良過ぎじゃね?常識はあるんで。
全然ないでしょうちら年上なんだから。
そうだよっていうか大体さあんたこそタラレバタラレバってそれしか言えないわけ?おたくらがそれしか言ってないじゃん。
それしか言ってないことありません!タラレバ以外聞いたことありません!はぁ?
(KEY)何?ってか2人距離縮まってね?
(倫子:KEY)は?全然!いっつも夢みたいなことばっかり話しててよく飽きないよな。
いいじゃん結婚の夢ぐらい見たって!そうだよ!結婚は夢じゃなくて現実だろ。
かぁ〜イケイケの若造が何言っちゃってんのよ。
結婚もしたこともないヤツに偉そうなこと言われたくねえし。
ホントホント。
あるよしたこと。
何を?結婚。
(倫子:香:小雪)へぇ〜…。
(3人)結婚!?
(KEY)うん。
ウソでしょ!?ウソウソウソ…そんなチャラついた頭してんのに?その若さでって…何?あんた元ヤン?いつ?どこで?誰と?待って!したことあるってことは…。
結婚して離婚したってこと?さぁね。
そこまで言っといて。
におわせかよ。
ちょっとねもつ焼きの前にこれ試してみてくれる?
(KEY)あっありがとうございます。
あっ!ねぇねぇ…!何?何?もしかしてあいつがお墓参りしてたのって…。
結婚してた人ってこと?
(KEY)ん!うまいっす。
(安男)ホント?どんな人なんだろう?あいつも訳ありなんだな〜。
まだ若いのに…。
そういえばあの時…。
あ〜もうどうすりゃいいのよこんなこと若くてイケメンモデルのあんたに言っても分かんないよね分かるよあんたによく似た性格の女知ってるから《あれってもしかして…結婚してた人のこと?》
(着信音)んっ?
(着信音)あっ。
(着信音)はい鎌田です。
あっ!早坂です。
こんな時間にごめんなさい。
いえ。
あのちょっと倫子さんに相談したいことがあって。
はい。
(早坂)急なんだけど明日って会社来れたりしますか?行きます!何時でも伺います。
えっ入院?脚本家ってあの笹崎さんがですか?手術してしばらく療養しないといけないらしくて…。
そうなんだ…。
それで3話から書いてもらえるピンチヒッターの脚本家さんを探してるんだ。
ただとにかく時間がなくて。
まずは何人かの脚本家さんに書いてもらってそれを読んだ上で誰にお願いするか決めようってことになってて。
あっコンペってことですか?うん。
倫子さんチャレンジしてみない?もちろんもともと倫子さんに書いてもらう予定だった企画でそれでコンペなんて失礼な話だから断ってもらっても全然…。
やります!ホントに?書かせてください。
今はチャンスをもらえるだけでありがたいので。
そう言ってもらえてよかった。
ただ締め切り明後日なんだけど大丈夫かな?あ…明後日?はい頑張ります!じゃあこれが1話の編集上がりと台本と。
でこっちが最終話までの流れをまとめたもの。
よろしくお願いします。
お願いします!
(ユウト)いいんだよ僕のことを本当に愛してくれても。
(愛梨)私はあんたのこと…。
《私がやろうとしてたのとは全然展開が違う》けど面白い…。
あっ!ホントにこれで。
離して!かぁ〜カッコいいなあいつ…。
ハァ私も頑張んなきゃ。
「ユウトに会いに行く」。
これが…ここか。
あれ?違うな。
(メッセージの受信音)こっちがこうでこっちか〜。
(香の声)「あ〜暇だから飲みたいっ!第1出動!」。
あぁ…。
「ごめん急ぎの仕事が入っちゃった」。
よしやるぞ。
ハァ〜…違うな〜。
うぅ〜…。
どうなってんの?何なの…。
あ〜もう〜…!ハァ。
あっ!ハァ。
うぅ〜…。
ヤバい寝ちゃった!よし。
あっそうだ。
いっただきま〜す。
倫子仕事来たみたいだね。
ねぇよかったよ。
食いぶちが見つかって。
うん。
(着信音)おいしい。
(着信音)いいよ出て。
(着信音)いいの。
(着信音)あっもしかして丸井さん?
(着信音)うん…。
(着信音)
(呼び出し音)
(香の声)ホントにもう別れるんだ?うん。
でもさ呑んべえに会いに来ちゃうんじゃない?来ないでしょ。
こっちがシャットアウトしたらおしまいそれが不倫だよ。
そっか…。
んっそっちは?元カレ。
会ってない。
うん?未読スルーしてる。
うん偉いじゃん!ホッホッホッホ〜。
私東京オリンピックまでに子供産むんだも〜ん!ウフフブレないね香は。
うん。
・カット!・
(マミ)カット!・OK!・
(マミ)次4シーンスタンバイします。
あの早坂さん脚本家の方が入院したって聞いたんですけど。
あ〜…心配しなくて大丈夫だよ。
ピンチヒッターの脚本家さんに入ってもらうから。
あぁはい。
倫子さんも候補の1人。
えっ?でも前にこの仕事降ろされたんじゃ…。
そう…なんだけどだからこそ倫子さんにはリベンジしてもらいたくてお願いしたんだ。
早坂さんすごくあの人のことを買ってますよね。
何でそんなに?倫子さんはもともと後輩なんだ。
うちの会社でADやってて。
そうなんですか?3年前に脚本家になる夢かなえるために会社辞めてさ。
そんな思い切ったこと僕にはできないからつい応援したくなっちゃうんだよね。
(キーボードを打つ音)「あなたがエイジさんなんですね。
想像してた以上のナイスガイで…」。
ナイスガイ?古っ!「いい男だ」。
いいね。
出来た!行って来い!はぁ〜!あ〜終わった〜…!あぁ…。
(メッセージの受信音)ん?
(早坂の声)「原稿受け取りました。
今日の夜には結果を連絡します。
とりあえずお疲れ様でした!」。
お疲れさまでした。
あぁ…ベッド行かなきゃ。
あぁストーブ…。
痛った!もう…いっかここで…。
(リナ)今日の涼超よかったマジで?うん誰?涼さんの彼女はぁ…。
いらっしゃいま…涼ちゃん!よかった香生きてたわ。
へっ?全然既読になんないからさ。
それは…もう会わないって決め…。
お前ん家知らないじゃん。
家でぶっ倒れてたりとかしたらもうどうしようかと思ったよ。
大丈夫なんだよな?じゃあ俺行くわ。
へっ?今から仕事顔見に来ただけだから。
元気そうで安心したじゃあね。
ハァ〜。

(安男)おい!これスーさんとこ回してくれ。
あっうん分かった。
小雪。
お前何かあったのか?えっ?いや最近ボ〜っとしてること多いからさ。
あぁ…全然いつも通りだよ。
そっかそれならいいんだけどな。
いってきます。
はい頼んだよ。
ハァ〜。
(いびき)えっ!?もう夕方?泥のように寝てた…痛て…。
おなかすいた。
何もない。
(店員)こちらの席へどうぞ。
ありがとうございます。
ハァ〜あ〜おなかすいた。
すいませんメニュー貸していただ…。
あ〜…。
あっ…。
何?ストーカー?誰があんたのことなんか追い掛けるか。
あっそ。
ここ近所なんでよく来てるんです〜。
あんたこそ私のストーカー…。
俺ん家も近所なんで。
えっ?そんなに近所だったとは…。
おいしそ〜!高っか〜。
でもな〜頑張ったしここは思い切って…。
あっすいませんこのアフタヌーンティーセット下さい。
かしこまりました。
終わったんだ?コンペに出す脚本。
うん。
…って何で知ってんの?早坂さんに聞いた一応出演者だし。
あ〜。
あのさ私が選ばれたらあんたの役膨らませてあげよっか?自信あるんだ?ピンチはチャンスですから。
でもピンチヒッターが空振りしたらもう二度と出番は回って来ないんじゃないの?むしろチャンスはピンチかも。
そんなこと…。
(振動音)
(振動音)早坂さんだ。
(振動音)はい鎌田です。
あっ早坂です。
原稿ありがとうございました。
いえあのそれで…。
皆さんから頂いた脚本どれもホントに面白くて随分話し合ったんだけど…。
今回は1〜2話のテイストにより近いものを上げて来てくれたベテランの脚本家さんにお願いすることになりました。
申し訳ない!そうですか…分かりました。
(早坂)ホントにごめんなさいまた連絡します。
はい…失礼します。
ハァ〜…。
(マミ)早坂さん美打ち始めます。
はい。
お待たせいたしましたアフタヌーンティーセットです。
あのさ…。
空振りしちゃった。
チャンスはピンチだった。
すごいよね。
あんたの言うことはいっつも正論。
でも知ってる?正論ってひとを傷つけることもあるんだよ。
ごめ…。
まぁ…。
こっちがダメだっただけなんだけどさ。
じゃあ。
うん。
つら…。
《頑張ったんだけどな》《行けると思ったのに…》ハァ〜…。
《一人でいたくない》《癒やされたい》《優しくされたい》ハァ…。
(奥田)いらっしゃいませ。
あっ来てくれたんですね。
はいドバっとショップカード頂いたんで。
アハハどうぞ。
どうぞ。
ありがとうございます。
あっもしかして疲れてる?えっ…。
あぁ…そうかも。
じゃあいいのがあるんで。
はい?
(奥田)お待たせしました。
うわ〜!クレームブリュレ。
そう!疲れてる時は甘い物が一番!でこれに合うブランデーよかったら。
すっごい!完璧ですね。
召し上がれ。
はい。
アハっ『アメリ』思い出します。
それです!えっ?これね『アメリ』のイメージで作ってみたのが最初。
ホントに?私あの映画好きだからうれしい。
もしかしてそれでおかっぱだったりして。
さすがにそれは…。
あ〜残念。
それにこれおかっぱじゃなくてボブなんです。
そっか失礼しました。
フフっ。
《この人と話してるとガチガチに固まった心がゆっくりと解けて行く》《この氷みたいに》《そっか…私疲れてたんだ》ん?名前まだ聞いてなかったですよね?あっ。
鎌田です鎌田倫子。
倫子さん。
倫子さん飯行きませんか?えっ?ん〜!おいしい〜!さっどんどん食いましょう。
元気になりたい時は肉が一番!はい。
俺昔サラリーマンやってた頃仕事で失敗するといつもここで肉食ってチャージしてたんですよ。
えっ奥田さんサラリーマンだったんですか?ええビール会社の営業。
アハハ何か意外。
これでも最初の頃は結構成績も良かったんですよ。
すいません。
俺みたいなキャラって新入社員の頃は結構ガッツがあるとか言われて好感持たれるんだけど年を取れば取るほど空回りでどんどん後輩に抜かれちゃって。
やっぱ好きなことで飯を食って行こうって決めてそれで今の店始めたんです。
人生一度きりですもんね。
そうまさにそれ。
私もそう思って3年前に会社辞めたんです。
ホントですか?はい悩んだんですけど…。
でもやっぱりやりたいことやろうって。
失敗してもいいじゃんって。
あ〜分かる。
えっで?それで今は何を?あぁ…一応脚本家を。
脚本って映画の?いえドラマの。
すごいじゃないですか!いえ全然売れてないんで。
いやいや大変な世界で頑張ってるんですね。
あっそんな…。
ステキです。
でもたまには息抜きもしないと。
はい。
(奥田)はい。
《ヤバいこの人の優しい言葉が弱り切った今の私の心に染み入って来る》ねぇ倫子さん。
またこうやって飯食ったり映画の話したりしませんか?はい!あっ…あの〜…。
奥田さんってど…独身ですか?独身ですよ結婚します?アハっなんちゃって。
アハっアハハ…。
(奥田)すいません。
《こ…こ…これは…華麗に第4出動じゃ〜い!》あ〜!
(小雪:香)で?でその「なんちゃって」がもう最高過ぎて。
変な男がやるとさぶ〜ってなるけどもう最高の「なんちゃって」で。
「なんちゃって」の話はもういいから。
キスぐらいしたんでしょうね?いやいやまだ会って2回目だから。
次の約束は?「また今度」ってウフフ…。
えっ?えっ?今度っていつかなぁ次の休みの日かなぁん〜。
えっ何?それ待ってても来ないやつ。
今度とお化けは出ないって言うじゃん。
えっじゃあどうすればよかったの?いやそれは…。
そこは我々戦力外だから…。
ダメ出しだけしといて答えないのかよ。
いや申し訳ないダメな例ならいくらでも挙げられるんだけど。
我々には成功例がないもので。
成功者…ハァ成功者の話が聞きたい!
(着信音)あっおっおっ奥田さん!うわ〜!早く早く…。
はい鎌田です。
奥田です。
いい!声も…。
シッ!シッ!シ〜!イケメン。
あっあの今日はホントにありがとうございました。
こちらこそすごく楽しかった。
私もですホント元気出ました。
それであの…。
何かちょっと舞い上がってたみたいで大事なこと言い忘れてました。
何でしょうか?よかったら明日の昼間デートしませんか?はい!何時でもどこでも大丈夫です!じゃあ場所を決めてまた連絡しますね!はい待ってます。
くぁ〜!誘い方が男らしい〜!キャ〜!いいじゃんいいじゃん最高だね。
だよねだよね。
今どき直接電話っていうのも好印象。
うん倫子いいよこの人この人にしな。
そうだね倫子にはこういうバスっとした男がいいね。
ホントにそう思う?うん!そうと決まったらこうしちゃいられない。
明日のためにオイルマッサージしてシートパックして。
倫子幸せになって。
倫子だけでも。
そうそう。
うちらのしかばねを越えて行け。
はい!じゃあおやすみ!ウフフごちそうさま〜!あっさりしてんなおい。
軽く越えてったな。
お風呂入れて〜。
シートパックして〜。
あっフフっ何着てこ。
(タラ:レバ)スイッチオ〜ン!きっとそうなんだめぐりあえたんだずっと探してた人に何でもできる強いパワーがどんどん湧いてくるよあなたがそうだあなただったんだお待たせしました。
いえいえ。
行きましょう。
はい。
めぐりあえたんだうれしい!たのしい!大好き!《決めた!私この人のこと好きになる!》
(奥田)海が出て来る映画だと何が思い浮かびます?そうだな…。
『ピアノ・レッスン』とか『イル・ポスティーノ』。
(奥田)あ〜いいですね。
倫子さんって恋愛ものが好きなんだ?あ〜好きというか仕事柄かな。
そっか。
俺は『グラン・ブルー』か『ビッグ・ウェンズデー』かな。
男の人って感じしますね。
今度一緒に見ません?あっ…はい!フフっ。
フフ。
やっぱ楽しいな倫子さんといると。
倫子さん。
はい?俺にチャンスを下さい!へっ?好きです俺と付き合ってもらえませんか?はい!私なんかでよければぜひ…。
よろしくお願いします!本当に?はい。
やった!ありがとう!倫子さん!こちらこそです。
アッハハ…!《そうだった》《幸せってこういう感じだ》
(メッセージの受信音)
(倫子の声)「好きだって言われた〜っ!!」。
へぇ!?
(倫子の声)「鎌田倫子幸せになりま〜す!」。
うわ〜お。
今日はホント楽しかった。
私も。
じゃあまた。
はい。

(香の声)「すごい倫子!おっめでと〜!!!!」。
(小雪の声)「羨ましいぞこの幸せ者!!!」。
(香の声)「イケメン拝ませて〜!」。
(小雪の声)「今度呑んべえに連れて来てよ」。
ありがとん〜!ありがとみんな!《不思議》《女って恋をすると途端に元気になる》《いつもは心の中で「不幸になれ」と念じてたカップル達にだって今日は「幸あれ」と願ってる》《木も建物もみんな私を祝福してくれてるみたい》《さよなら人生何もかもどん詰まりだった昨日までの私》《今日から私道のど真ん中を堂々と歩いて行ける!》いいなぁ倫子。
うまく行く時は行くもんなんだなぁ。
ねぇホントだよ。
突然ハイスペックな彼氏ができるなんて。
はぁ〜…。
はぁ〜…。
(メッセージの受信音)
(丸井の声)「小雪さん会いたい会って話がしたい。
今表にいる」。
お父ちゃん。
はいよ。
んと…レモン切れちゃったからちょっと買って来る。
そうかよろしく。
いってきます。
気を付けて。
(丸井)ごめん来ちゃった。
旅行ドタキャンしちゃってごめん。
どうしても直接謝りたくて。
怒ってるよね?そんなんじゃない。
ホントごめん。
奥さんの実家行ってたよね?えっ?見ちゃったんだ奥さんのSNS。
あっえっと…。
怒ってるとかじゃなくて。
ただ…。
やめたほうがいいですよねこういうの。
僕には小雪さん引き留める権利ないよね。
でも嫁と前からうまく行ってなかったのホントで…。
だから実家に帰ってるのも出産のためだけとかじゃなくてそういうのもあって。
でも子供いるなんて聞いてない。
だって子供いるって言ったら小雪さん僕と付き合ってくれなかったでしょ?ガキみたいなこと言わないでよ。
ごめん。
ガキみたいに小雪さんのこと好きだから。
傷つけるかもしれないって分かってたけどそれでも僕は小雪さんと一緒にいたいって思っちゃって…。
でも…。
もうこれ以上苦しめたくないから…。
もう会わないほうがいい…。
バカ…。
ウソつき。
大っ嫌い。
あっフフっ。
あら〜鍵谷君!どうも。
ご機嫌だな。
まぁね〜。
さすがに落ち込んでるかと思ったのに。
あっ仕事のこと?お気楽だよなぁ。
だって仕方ないじゃんダメだったんだから。
この間も今回も。
才能がないってことだよ。
(KEY)で?諦めんの?えっ?脚本家の仕事。
そうだねもう辞めちゃうかも。
いや辞めちゃうも何も仕事のオファーが来なかったらもうおしまいだし。
会社辞めてまでやりたかった仕事なのに?えっ?私あんたにそんな話したっけ?早坂さんあんたのこと応援したいって。
もう早坂さんにも迷惑掛けられないよ。
何度もチャンスくれたのに生かせなかったんだから。
逃げるんだ?違うそういうんじゃなくて。
仕方ないじゃん頑張ったってどうにかなるわけじゃないしどうにもうまく行かないんだから。
やっぱ逃げてんじゃん。
何なの?あんたって何でいつもそうなの?年上の女傷つけて楽しい?傷つけよ。
え…。
それで死ぬわけでもないんだし。
そりゃ死ぬわけじゃないけど…。
受けるダメージ知ってるしそこからまた頑張ったってうまく行くわけじゃないのも分かってるから。
そんな現実見たくない。
私だってもっと楽に生きて行きたい。
ハァだってもう疲れちゃった。
あのさ…。
私見つけたから。
真剣に付き合いたいって思える人。
向こうも私のこと好きだって言ってくれてる。
あんたの言う通り逃げてるだけなのかもしれないけど。
でもどん詰まった時にものすごくいいタイミングで救世主みたいな人が現れたんだから逃げたっていいじゃん。
それでもいいじゃん。
どこにも逃げ道がなかったら生きて行けないよ。
じゃあね。
逃げ道…。
(曜子)ほら見て鍵谷君東京タワーこうやって見ると小さいよねおもちゃみたい
(KEY)ホントだ
(曜子)何で病気なんかなっちゃったんだろ
(曜子)あ〜あこんなことになるんだったら結婚すればよかったえっ?昔付き合ってた彼氏と結婚してれば今頃子供だっていたかもなのに…まさか独身のまま死んじゃうなんて夢だったのにな〜お嫁さんになるのもっと女としても頑張ってればよかったな先生のその夢俺にかなえさせてよそれって私と結婚してくれるってこと?大人をからかわないの本気だよ何言ってるのよ私と鍵谷君はそういう関係じゃ…いいよそれでもよくないそんな現実から逃げるために鍵谷君のこと利用するみたいな…それでもいいから俺があなたの逃げ道になる
(早坂)お疲れさまです。
(マミ)あの…早坂さん。
ん?大丈夫ですかね…倫子さん。
何かさすがに連絡しづらくて。
あぁそうだよね。
脚本家辞めるとか言い出したりしませんよね?・芝田衣装積み込み行け!・
(マミ)はい…失礼します。
ハァ…。
もういいよね。

(メッセージの受信音)
(奥田の声)「俺も会いたいです!」。
「今から行ってもいいですか?」。
(奥田の声)「待ってます!」。
よし!あんた達!な…何よ?何か言いたいことがあるんだったら…。
ないタラ。
えっ?だって倫子さんこれで幸せになれるんでしょ?私達は倫子さんの幸せを願ってるレバ。
そうタラ。
あんた達…。
ありがとう!
(ドアの開閉音)
(メッセージの受信音)
(涼の声)「今から横浜でライブ!」。
フフっ。
あぁ…。
ハァ…。
頑張って生きて来たんだからたまには楽な道を選んだっていいはずだ
はいこれテーブル4番さん。
は〜い。
どうにもならない現実と向き合おうとしなくても
逃げる場所があるんだったら逃げていいんだ
その先に何があるかは分からないけど…
今は目先のことだけ考える
ハァ…。
明日どうにか生きて行くために
いらっしゃい。
どうぞ。
はい。
私の幸せはきっとここにある
このドラマの主題歌知ってるレバ?Perfumeの『TOKYOGIRL』とってもいい曲タラ!ウフフ!そのCDを30名様にプレゼントするレバよ!詳しくは番組のホームページを見るレバ!絶対欲しいタラ!2017/02/15(水) 22:00〜23:00
読売テレビ1
東京タラレバ娘【アラサー3人娘が幸せ求めて悪戦苦闘、右往左往!】#05[字][デ]

東村アキコの人気漫画、待望のドラマ化!「あの時あーだっタラ」「もっとこーしてレバ」とタラレバ話ばかり繰り返しているアラサー3人娘の、心に刺さる痛快ラブコメディ!

詳細情報
番組ホームページ
【公式ホームページ】
http://www.ntv.co.jp/tarareba/
【公式Twitter】
@tarareba_ntv
【公式Instagram】
tarareba_ntv
番組内容
気づけば恋だけでなく仕事まで失ってしまった倫子(吉高由里子)。厳しい現実に落ち込んでいたある日、長身でイケメン、性格もいいバーテンダー・奥田(速水もこみち)と出会う。「運命の出会い!」と、あっという間に心惹かれていく倫子に、香(榮倉奈々)と小雪(大島優子)は「結婚のチャンスかも!?」と盛り上がるが、KEY(坂口健太郎)は「結婚は夢ではなく現実だ」と厳しい言葉を投げかける。幸せ求めてさまよう第5話!
出演者
吉高由里子
榮倉奈々
大島優子
坂口健太郎
鈴木亮平
石川恋
金田明夫
【声の出演】
加藤諒
あ〜ちゃん(Perfume)
原作・脚本
【原作】
「東京タラレバ娘」東村アキコ(講談社「Kiss」連載中)
【脚本】
松田裕子
監督・演出
【演出】
南雲聖一
音楽
菅野祐悟
【主題歌】
「TOKYO GIRL」Perfume(ユニバーサルJ/Perfume Records)
制作
【チーフプロデューサー】
伊藤響
【プロデューサー】
加藤正俊
鈴間広枝
鈴木香織
【制作協力】
AXON
【製作著作】
日本テレビ