全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

字幕書き起こし チョイス@病気になったとき「まとめスペシャル 肝臓の病気」 2017.02.25

チョイス一つで泣く事も笑う事も。
それは病気になる前なった時も同じ。
そんな時一体どうしたらいいの?
悪くなる原因の一つはお酒の飲み過ぎ。
でも病気になってもほとんど自覚症状がありません。
しかし放っておくと脂肪肝から肝炎肝硬変肝臓がんにまで進んでしまう事も。
更に肝臓病の原因はお酒だけではありません。
C型B型肝炎ウイルスに感染している人はなんと全国に370万人もいるといわれているんです
チョイスがあります
(一同)チョイス。
今日は最新の治療のチョイスや肝臓病にならないための予防のチョイスまで一挙まとめてご紹介しま〜す!
まずは…
脂肪肝は肝臓病の入り口だと聞いたらちょっとびっくりしますよね。
肝臓がんってね「がん」っていう響きが出てくるとやっぱりドキッとしますねそれは。
しかも脂肪肝の人およそ2,000万人もいるといわれています。
今ですか!?そうですか。
ちょっと驚きますよね。
だから誰にとってもひと事じゃないなっていうそういう感じがしますね。
その脂肪肝から肝硬変ですとか肝臓がんに至るケースも問題になっているという状況なんです。
その肝臓病を発見するためには検査をチョイスする事が非常に重要なんです。
まずはこちらのケースからご覧下さい。
建設関係の仕事をしていた…
伊藤さんは32歳の時母親を肝臓がんで亡くしました
お酒が好きな伊藤さんは20代の頃から飲み続け多い時にはビールを1日10本も空ける事もありました
異常が見つかったのは60歳の時。
高血圧で通い始めた病院で血液検査を行ったのがきっかけでした。
肝機能の働きを示すγ−GTPが基準値73以下のところ471になっていたのです。
これは何を示しているのでしょうか
アルコールが肝細胞に入ってくるとアルコール分解酵素によって分解されます。
その時γ−GTPが一緒に作られます。
アルコールが大量に入ってくると作り出されるγ−GTPが増え血管に流れ出てきます。
そのため血中のγ−GTPの値が高くなるのです。
伊藤さんのγ−GTP471は肝臓病の疑いがある事を示しています。
伊藤さんはこの時既に脂肪肝と呼ばれる状態だったと考えられます。
脂肪肝とはどのような状態でしょうか。
肝臓は主に解毒と代謝の働きがあります。
解毒は飲酒によって体に入ったアルコールを酵素の働きによって無害化し体外に排出する働きです。
そして代謝。
食事としてとった糖質や脂肪を中性脂肪に合成して蓄え必要な時にエネルギー源として放出します。
ところがアルコールが大量に入ってくると肝臓はまず解毒作用に掛かりきりになるため中性脂肪は放出されずそのまま肝臓に蓄積します。
これがアルコール性脂肪肝です。
ところが伊藤さんには自覚症状がなくγ−GTPがそれ以上上がらなかったため体質的なものだろうと考えお酒を飲む生活をそのまま続けていました。
それから8年後。
横ばいだったγ−GTPの値がなんと640にまで急激に上がったのです。
さすがにおかしいと思った伊藤さんはあるチョイスをしました
チョイス。
肝臓の専門医のいる病院で精密検査を受けたのです。
なんと伊藤さんの肝臓から3センチほどのがんが見つかりました

スポンサーリンク
  伊藤さんの場合どのように肝臓がんになったのでしょうか。
60代の頃既にアルコール性脂肪肝だった伊藤さん。
更にお酒を飲み続けたため肝臓の脂肪が増えてその結果肝細胞が破壊されて炎症を起こし肝炎になりました。
肝臓が炎症し続けると肝臓の組織が硬く萎縮し肝硬変と呼ばれる状態になります。
伊藤さんの場合肝硬変の一部が更にがん化していました
伊藤さんの肝臓がんは幸い早い段階で発見されたため早期に治療する事ができました。
肝臓がんの発見後伊藤さんの生活は変わりました
では専門家に伺ってまいりましょう。
よろしくお願い致します。
いや〜私も美帆ちゃんもお酒が大好きなもんですからひと事とは思えないところがあるんですけれど…。
健康診断で肝臓の機能がよくないと言われる方非常に多いんですね。
ただお酒をちょっと控えればなんとかなるだろうって事で楽観視をされていてそれ以上は検査をお受けにならない方が結構多いんですね。
でもその肝臓の機能が悪い状態が続いてしまうと肝硬変とか肝臓がんにまで進んでしまうという事ですね。
そういうリスクが忍び寄っている訳ですね。
やはり血液検査でその状態を把握する事が重要になってくるという事でどんな事が分かるのか代表的な検査項目こちらです。
代表的なものでもこれだけあるんですね。
ここにある項目は肝臓の状態を示すものです
肝機能に異常があると血液中に流れ出て数値が高くなります。
総たんぱくは肝臓で作られるたんぱくの総量。
アルブミンは肝臓だけで作られるたんぱくです。
肝機能が低下するとこれらの量が減ります
これらの項目を組み合わせて見る事で肝臓の状態を推測する事ができるのです
この中でも特に重要な検査というのはあるんでしょうか?特に重要なのがこのASTALTそしてγ−GTP。
オレンジになってる所ですね。
特にALTというのが大事なんですね。
ALTは主に肝臓に含まれる酵素です。
肝細胞がアルコールなどで壊されると血液中に漏れ出るため肝障害が起きているかどうかを知る事ができます
もう一つ重要なのがASTです。
ALTと同様に肝細胞が壊されると血液中に漏れ出します。
この2つは肝臓の障害の度合いによって血液中に漏れ出す量に差が生じるので肝臓の状態を知る重要な指針になるのです
その2つの酵素の値が血中でどのぐらい高くなっているかによってある程度病気の程度が予測できるという事なんですね。
こちらなんです。
両方とも正常で通常ASTの方が高いというのが健康な方のパターンな訳ですね。
ところが脂肪肝になると逆転するんですね。
ALTの方が高くなる。
ただそれほど上がりません。
ところがウイルスなどの原因で肝炎になってしまいますとASTALT両方上がるんですがやはりALTの方が高くなってしまう。
特にこれは500ぐらいまで上がってしまうというのが特徴になりますね。
そして肝硬変になると今度は逆になるんですね。
ASTの方が高くなる。
下がっちゃうんですね。
ALTの方が下がってASTの方が高くなってしまうという事ですね。
肝硬変になるとこのパターン逆になるという事も非常に重要です。
また肝臓がんを合併している場合にはASTもALTも両方とも上がる事が多いんですが片っぽだけという事もあるんですね。
じゃあそのバランスが大事っていう事ですね。
両方を見てどういう病気なのかという事を考えていく訳ですね。
度合いという事ですね。
そうですね。
そしてこの2つのほかにγ−GTPを見る事が必要と。
そうですね。
お酒を飲んだ時に飲んでらっしゃるかどうかの指標になると。
特にず〜っと続けてたくさん飲酒されてるかどうかの指標になるという事ですね。
もし肝臓病の血液検査で数値に異常が見つかったらどうすればいいの?
更に詳しく調べる必要があります。
精密検査を受ける事になるんです。
こちらをご覧下さい。
検査を受けたのは…
お酒が好きでほとんど毎晩缶ビールを3本飲み続けています。
血液検査ではALTの値が基準値より少し高め。
ASTの値は正常です。
気にはなっているものの数値が少し高いだけなので大丈夫だと思っていました。
まず受けたのは肝臓のエコー検査です
体の外から超音波を当てて肝臓の大きさや形表面の凹凸などを調べる事ができます。
肝臓の状態は腎臓と比較して判定します。
この部分は腎臓。
そしてこの部分が肝臓です。
色を比較すると肝臓の部分が白っぽくなっています。
正常な場合肝臓は腎臓と同じ色の濃さになります。
原ディレクターの肝臓は白っぽいですが大丈夫ですか?
肝臓の中に脂肪がたまっているので肝臓がすごく白く見えて腎臓が黒く見えるという事ですね。
ALTの数値が基準値をちょっと超えただけで問題ないと思っていた原ディレクター。
エコー検査の結果脂肪肝だと診断されてしまいました
次はMRIを使ったMRエラストという方法で肝臓を調べます。
おなかに当てたプラスチックのパッドに空気を送り込み肝臓に振動を与えます。
どのくらい波打つかによって肝臓の硬さを計測します
これは肝硬変の人の画像です。
青い所は細胞が柔らかい事を示し赤い所は硬くなっている事を示しています。
果たして原ディレクターの肝臓は?
幸い赤い所はありませんでした。
まだ肝硬変にはなっていなかったようです
数値それほど何となくね一般的な感覚として悪くないっていうようなね思ってても完璧な脂肪肝というふうになるとこれはちょっと我々もひと事ではないなという感じでね。
そうですね。
脂肪肝というのは肝臓病のスタートなんですね。
ここで治療するかどうかがそこのあとの運命が違ってくるという事になりますね。
ここの状態で運動そして食事療法をしっかりやって頂くという事が大事になりますね。
じゃあよかったんですね。
今の段階でディレクターは行って。
こうやってはっきりと分かると何となく改善しようと自分からもその気になるっていうのは大きいでしょうね。
脂肪肝の段階で運動や食生活の改善を行う事で健康な肝臓に戻る事ができます。
しかし自覚症状がないからといって…
脂肪肝から肝炎更に悪化すると肝硬変へと進んでしまう場合があります
ここまではアルコールが原因の肝臓病についてお伝えしてきたんですけれども実は最近お酒を飲まないのに脂肪肝から肝炎になるケースも増えているという事なんです。
こちらをご覧下さい。
主婦の鈴木さんです。
4年前血液検査で肝臓に異常が見つかりました
ASTとALTの値が基準値の上限を超えて3桁になっていたのです。
エコー検査で調べると脂肪肝になっていました。
ところが鈴木さんお酒は一滴も飲まないのです
鈴木さんはお酒を飲まないのになぜ脂肪肝になってしまったのでしょうか。
通常体内に取り入れられた脂肪は肝臓でエネルギー源に作り替えられ全身に送り出されます。
しかしカロリーオーバーの食生活をしている人はほかの臓器の表面に内臓脂肪がたまります。
するとそこから常に脂肪が肝臓へ供給される事になりエネルギーに作り替えきれなかった脂肪が肝細胞の中にたまり脂肪肝になるのです。
この時医師からは運動をして脂肪の代謝をよくすれば肝臓についた脂肪が落ちると言われました。
そこでウォーキングを始めましたが…
食事にも気を付けなければいけないと思いながらもついつい食べ過ぎてしまう日々が続きました
その後も運動不足と間食はやめられずその結果血液検査の数値も高いままでした。
それから3年。
血液検査で炎症を示す値が急に高くなった事に掛かりつけ医は慢性肝炎を疑い精密検査を勧めました。
鈴木さんは専門医の下で肝生検を受ける事になりました。
肝生検は腹腔鏡で肝臓の映像を見ながら針を刺して肝臓の組織を取り顕微鏡で詳しく調べる検査です。
組織を調べる事によって血液検査の数値が悪い原因が分かります
この検査の結果鈴木さんは非アルコール性脂肪肝炎NASHと診断されました
最初に脂肪肝と診断されてから3年。
その間に脂肪肝はNASHに進行していたのです
脂肪肝になった肝臓はたまり続ける脂肪を燃やそうとします。
その過程で有害な活性酸素が発生し肝臓の細胞を傷つけて炎症が起きます。
この状態が非アルコール性脂肪肝炎NASHです。

スポンサーリンク
  この状態が続くと肝細胞の一部が硬くなり肝硬変に進む事もあります。
更に…
NASHと診断を受けた鈴木さんあるチョイスをしました
チョイス。
1か月前から近所のジムに通い始めたのです。
週に3日1回30分。
食事も間食をしないように頑張っています。
体重も1か月に1キロと落ち始めました
頑張って体重コントロールして頑張って通ってみたいと思います。
長く通いたいなと思ってます。
NASHの治療法っていうのは薬とかはないんですか?NASHそのものを完全に治す薬は今のところまだないんですね。
世界でいろんな研究が行われていて今開発されてる薬があるんですがそのものをNASHきちんと治す薬は今ないですね。
やはり基本的に食事療法そして運動ですね。
この2つをきちんとやって頂く事が非常に大事だと思いますね。
やっぱり肥満解消というのが結構重要なポイントになりますね。
ですから適度に体重を落として頂くという事が大事になります。
1キロから2キロを落とすためにダイエットをしてそして運動して頂く。
これを続けて頂く事が大事ですね。
では最後に検査で分かる肝臓病のベストチョイスのためのアドバイスをお願い致します。
肝臓病は沈黙の臓器といわれますね。
肝硬変とか肝臓がんになってしまうというリスクがありますね。
初期の段階の脂肪肝の段階で肝臓病を治しておく。
先生どうもありがとうございました。
続いては…
感染症にもかかわらず感染している事に自分自身が気付いていないという方がこれまた多いんです。
怖いですねそうなると。
そして進行すると肝臓がんを引き起こすおそれもあって肝臓がんの原因のおよそ8割がこの肝炎ウイルスなんです。
8割!ほとんどと言ってもいいって事ですかね。
なのにそんなに知識を知らない。
これが怖いなという気がしますね。
今日はご自分自身を守るためまた家族を守るためのチョイスをお伝えしていきます。
まずはC型肝炎ウイルスについてです。
画期的な治療が登場しています。
念願の治療法と巡り合った方のケースからご覧頂きましょう。
佐賀県にお住まいの…
特に健康に不安はありませんでしたが子育てが落ち着いた事もあり市役所で行われていた健康診断を受けました
軽い気持ちで受けた健診でしたが肝臓の病気を調べる血液検査の中のHCV抗体という項目が陽性でした。
C型肝炎ウイルスに感染している疑いがありました
C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染しますが感染力はそれほど高くないのが特徴です。
感染すると肝炎などに進行する事もあります。
その後の詳しい検査でC型肝炎ウイルスに感染している事が分かりましたが自覚症状はなく肝機能数値にも異常はありませんでした。
医師からの指導により半年に一度血液検査を行い様子を見る事に
ところが13年前肝機能数値に異常が現れました。
慢性肝炎の疑いを見るZTTの値が基準範囲を超えていたのです。
ウイルスの増殖を抑えるのが免疫細胞です。
肝臓の細胞の中にウイルスが入ってくると免疫細胞はウイルスの増殖を防ぐために肝臓の細胞ごと壊してしまいます。
肝臓の細胞はその後再生しますがウイルスの数が増えたため免疫細胞の働きが追いついていない状態だったのです
太田さんも自覚症状はなかったもののこのまま放っておくと慢性肝炎肝硬変肝臓がんへと進行してしまうおそれがありました
真綿で首を絞められるかのようなゾワゾワゾワってしたような…
太田さんはインターフェロンという薬で免疫力を高める治療を始めました。
インターフェロンは免疫細胞の働きを高めるたんぱく質の一種です。
免疫力が高まるためウイルスが増えてもたたく事ができるのです。
インターフェロンの注射は週に1度計48週行います。
太田さんまずは2週間入院しインターフェロン治療を行う事にしました。
しかし…
インターフェロンの副作用で治療を中断せざるをえませんでした。
当時ほかに有効な治療法はなく寝て過ごす事が多くなった太田さんを支えたのがオカリナでした
チョイス。
それは当時出たばかりの抗ウイルス薬です。
太田さんの場合1日1錠3か月間のみました
これまで待ってた治療法がようやく登場したという事になります。
ウイルスはたんぱく質を使って増殖します。
抗ウイルス薬は増殖に必要なたんぱく質の働きを妨げ増えるのを抑えます。
インターフェロン治療のように肝臓の細胞が壊されないため副作用が少なくて済むのです。
太田さんはこの薬をのみ続けた結果C型肝炎ウイルスが肝臓からいなくなったのです
では詳しく専門家に伺ってまいりましょう。
よろしくお願い致します。
先生でも副作用も少なくてそうやって効くポイントもいいという。
すごい新薬が出たもんですね。
そうなんです。
C型肝炎ウイルスが発見されて約28年ぐらいたつんですけども当時は治療がハードルが非常に高かったんですね。
仕事ができなくなるんじゃないかとか不安があってあと高齢の方はそもそも治療に耐えられないみたいなそういう不安が非常に多くて治療を思いとどまる方がものすごい多かったんですね。
今回出てきたのみ薬というのは副作用も少ないし効果も非常に高いんです。
ですから非常に肝臓病の患者さんにとってよい知らせなんですね。
C型肝炎の抗ウイルス薬は主に4つのタイプがあります。
ウイルスが持つ遺伝子型に合わせて選びます。
またほかの薬とののみ合わせも考慮します。
抗ウイルス薬の登場でC型肝炎の治療は劇的に進歩しました
すごい新薬が出てきてこれで治ったと。
先ほどの太田さんも治りましたよって先生に言われたと。
でもそのあとウイルスが出てくるという事はないんですか?このお薬は種類によって違いますけれども大体3か月から6か月間のむんですね。
のみ終わったあとの経過観察を血液検査を月にいっぺんとか採って6か月間たってそれでもウイルスが検出されないという事になれば体からウイルスが排除されたんじゃないかなというふうに判断してよくなったと。
ウイルスが排除できましたというお話をするようにしています。
それは完治という?完治というふうに言う事も多いです。
ただ大事なのは傷んだ肝臓が長年傷んできてますからウイルスが消えた途端きれいな肝臓に戻るという訳じゃありませんからゆっくり時間をかけて戻りますから完治という事でもうそれで病院に来なくていいという訳ではなくウイルスが体からひとまず無くなりましたよというような形で使うべきかなと思います。
まず一安心という事なんですね。
先ほど副作用に苦しんでらしたインターフェロン治療薬?治療はしなくなったんですか?今もお薬はあるんです。
それの使い方としては例えばこういうのみ薬の中で副作用がなくてもウイルスの耐性が出てくるお薬に効かなくなるウイルスが出てくる事あるんですね。
それで早くウイルスを消したい方はインターフェロンを使う事もありますし一番下にあるリバビリンというお薬組み合わせがありますよね。
これが使えない方がいらっしゃって見て頂くと2型というのはこれしかないんですね。
もしリバビリンが使えない腎臓病が悪いような方とか貧血が強い方はリバビリン使えないんでそれで2型であればウイルスを消すためにインターフェロンを使う事もあるという…。
そうするとやっぱり先ほど太田さんが経験されたような少し大変な事が…。
そうですね。
副作用が非常に多いのでですから誰でもやりやすいという訳ではないと…。
元気いっぱいの2人のお子さんを持つ…
家族でB型肝炎ウイルスを予防するチョイスを行いました
(一同)チョイス。
それは…
B型肝炎ウイルスは感染力が強いのが特徴です。
またB型肝炎ウイルスの増殖を抑えるための薬はありますが完全に死滅させる薬はまだありません
そこで感染する前に予防する事ができるのがB型肝炎ワクチンです。
B型肝炎ワクチンはあらかじめB型肝炎ウイルスの一部を注射する事で抗体をつくります。

スポンサーリンク
  その抗体によってB型肝炎ウイルスの感染を防ぐ事ができるのです
しかし3回で抗体ができない場合は抗体がつくまで接種します。
田さんは家族みんなでB型肝炎ワクチンを受け無事抗体がつきました。
これで一安心ですね
B型はもう一つのC型と似てはいるんですけどもC型に比べると50倍から100倍ぐらいの感染力があるんです。
だから全ての子どもに全ての人にワクチンをやって…
ここで0歳児を持つ方これから出産される方に朗報が!これまでは1回5,000円から8,000円ほどかかっていたB型肝炎ワクチンが2016年10月から0歳児は定期接種となり無料で受けられるようになりました
皆さんもワクチン接種して下さいね
WHOでは生まれたらすぐに赤ちゃんにワクチン接種しようというふうに推奨していました。
外国ではそれをやる事によって子どもの肝臓病がB型肝炎が非常に減ったとか子どもから肝がんが減ったとか非常にいい情報がたくさん出てきましてそれを受けて日本でも子どもにやろうという事で10月から定期接種化が始まったという事ですね。
さてここでお二人にチョイスです。
ここまでC型とB型肝炎ウイルスについてその治療法と予防法についてお伝えしてきましたけれどもご自分が感染しているかどうかそれが早期に分かる検査肝炎ウイルス検査受ける受けないどちらでしょうか?
(2人)チョイス!ちょっともったいついたようなチョイスでしたよ。
早い早い!もう…。
そりゃ今の話聞いてたらね。
そうここまで聞いてたら。
受けたいなと思います。
というか受けなきゃなというぐらいの感じになりますかね。
…だと思います。
受けるべきですね。
やっぱり症状がないというのが一番大きいですよね。
ですから受けて頂くのが一番です。
国民全員が一度は受けて頂くという事で早く自分の状態を知るという事が次の対策につながりますから…でも美帆ちゃんなんか受けてたんでしょ?そうなんです。
先ほど違う話を先生としていた時にこの間人間ドック受けたばっかりで結果の紙が送られてきてやっぱり難しい…何かTTTとかZTTとか見た事のない英語があってそこが本当は肝炎ウイルスの結果だったらしくて知らない間に受けてました。
それもどうなんでしょう?先ほど見せて頂いたHBs抗原というものがマイナスだったんですね。
B型肝炎のウイルスに感染してるかどうかを見る一般的な検査です。
それからその下に並んでたのはHCV抗体というのがあります。
C型肝炎の感染してるかどうかを見る代表的な検査なんですね。
2回ともなんと2年間続けてなさっててもちろん結果はマイナスなんですけれども。
もしかしたらテレビをご覧の皆様も知らない間に…知らない間というか自分が分かってないだけで受けてらっしゃる可能性もあるのでそれを確認すると…。
はい。
受けててもちろんマイナスであればいい訳なんですが受けてて実は陽性のまま何もしないで放置してる方もいない事はないですし逆にしてると思っててしてない方つまり肝機能検査ってありますよね。
ASTALTγ−GTP。
あれをしてるからB型肝炎C型肝炎じゃないと。
プラスのマークとか高くなってるという印が出てないので自分はBでもCでもないというふうに思ってる。
受けてると思っていて受けてないパターンもありますから非常に大きな問題だと私たちも思います。
なるほど。
B型肝炎の方は…。
HBs抗原。
C型肝炎が…。
HCV抗体。
HCV抗体でございます。
覚えておきましょう。
メモっておかないと。
ウイルス性肝炎に早く気付くためにはまず検査が大切。
佐賀県は肝臓がんの死亡率が全国で一番高いため5年前からある試みを始めています
汚名返上のために打ち出した秘策とは…お祭りなどの人が集まる所に出向いて…
検査は簡単。
採血するだけです
こうした取り組みを行う一方ウイルス性肝炎の治療などにも力を入れ肝臓がんでの死亡者数を徐々に減らす事に成功。
佐賀県頑張ってますね!肝炎ウイルス検査是非受けて下さいね
その肝炎ウイルス検査っていうのはどこへ行けば受けられるというのありますか?健康診断とか人間ドックでオプションでやるという事もありますし基本的には初回は無料という事になってます。
保健所に行けば無料で受けられる所もありますし市町村によっても無料の所も多いです。
ですからお住まいの市町村に肝炎ウイルス検査を受けたいんだという事で受ける仕組みを聞いて頂いて是非皆さん一度は受けて頂きたいというふうに思います。
調べた方がいいですねこれは。
でも調べました。
今度陽性と分かったらそのあとどうするのが一番いいというのありますか?まずはやはり専門医に詳しく自分の状態を診て頂くというのが一番いいのかなというふうに思います。
自分の状態を知れば早く適した治療なり経過を見るという指導をしてもらったりして次の対策を一緒に考えると。
そういう事をすれば病気に対する恐怖もなくなりますから自信持って次の生活がやりやすくなります。
では最後に今日お伝えした内容を踏まえましてウイルス性肝炎のベストチョイスのためのアドバイスをお願いします。
まずはウイルス検査で自分が感染してるかどうかを知るというのがとても大事ですね。
あとウイルスが見つかったらとにかく専門医に相談して下さい。
それで一つ申し上げておきますと全国に厚生労働省が認めてる70の拠点病院というのがあるんですね。
そちらは電話すると無料で電話相談乗ってくれますからそういうのをしっかり聞いて頂いて放置しないという事が大事になってきます。
更に自分やご家族を守るためにB型肝炎ウイルスの感染を守りたいですから予防する方法としてワクチン接種を是非検討して頂きたいというふうに思います。
先生今日ありがとうございました。
あなたの肝臓の状態を見る特に重要な血液検査のおさらいです。
ALTASTγ−GTPは肝細胞に含まれる酵素を示し肝機能に異常があると数値が高くなります
その場合は…
また肝炎ウイルスにも要注意です。
肝炎ウイルス検査のHBs抗原という項目はB型肝炎ウイルス。
HCV抗体という項目はC型肝炎ウイルスの感染の疑いを示しています。
肝炎ウイルス検査で陽性と分かったら…
肝臓は沈黙の臓器。
是非お早めに肝臓を守るチョイスを行って下さいね
さあという事で次回も皆さんにお届けします。
健康へのベスト…。
(2人)チョイス!2017/02/25(土) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「まとめスペシャル 肝臓の病気」[解][字]

肝硬変・肝臓がんに進行することもある非アルコール性脂肪肝炎(NASH)やC型肝炎・B型肝炎。自覚症状が出にくいので、早めに検査を受け、適切な治療を受ける事が大切

詳細情報
番組内容
肝硬変・肝臓がんに進行することもある非アルコール性脂肪肝炎(NASH)やC型肝炎・B型肝炎。自覚症状が出にくいので、早めに検査を受け、適切な治療を受けることが大切。
出演者
【司会】八嶋智人,大和田美帆,【講師】武蔵野赤十字病院院長…泉並木,佐賀大学医学部付属病院肝疾患センター長…江口有一郎,【リポーター】中條誠子,【語り】佐藤真由美,江越彬紀

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者