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解説書き起こし 大相撲九州場所 十二日目 ▽優勝争い展望 2016.11.24

九州場所十二日目優勝争いで先頭の日馬富士、鶴竜に並んでいる新入幕の石浦です。
制限時間いっぱいを迎えています。
ここまで10勝1敗です。
対戦相手はきょう勝ち越しをかける勢です。
押し出し勢、勝ち越し石浦は敗れました2敗。
石浦の二日目からの連勝も10で止まりました。
さすがに三役経験者勢が封じました。
現時点ではありますがこれで石浦は優勝争いでも2敗に後退ということになります。
正面解説は元横綱・北の富士の北の富士勝昭さん⇒青色向正面は元小結・栃乃花の二十山親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
立ち合いから振り返ります。
きょうの石浦も思い切っていきましたね。
北の富士⇒押っつけるだけではなくて何がしたかったでしょうね。
やっぱり勢が落ち着いていましたね。
押っつけたあとに。
何かしたかったんでしょうね。
一方的になりましたけれどこれが普通の力の差なんでしょうね。
しょうがないですね。
支度部屋の手前で自分で映像を見ながら押っつけた動きを確認しているようですね。
しかしここは勢やりにくさがあるのではないかという話もありましたけれど思い切った相撲を取りましたね。
彼は三役経験者ですからね。
力は十分持っていますから。
負けてられませんよね。
4場所ぶりの勝ち越しの勢です。
きのう正代戦は勇み足で勝ち越しを逃しました。
石浦のリポートです。
左の動きですけれど立ち合い最高だったのに左の押っつけあの瞬間に入られてしまったこのあともっと我慢すればよかったすぐに引いてしまったと話していました。
立ち合いが最高でしたと最後振り返って風呂場に消えていきました。
勢のリポートです。
絶対に相手の左を差させないという形で右にこだわっていきましたということ言ってました。
止まってはだめだと思って思い切っていきましたということです。
石浦からは我慢ができなかったという話が出ましたね。
差されて引いてしまいましたね。
それがあったとしたらやっぱりそこですね。
体が浮いてしまったんですね。
一気に持っていかれてしまいましたね。
前みつがなかったのはよかったかなという感じがしますね。
終わってからはなんとでも言えますけれどそうしたらもう少し相撲がもつれたかもしれませんね。
土俵上は豊響と豪風です。
石浦ですけれどいずれ立ち合いはあのようなことはよしたほうがいいですね。
相手は嫌ですよ。
寄り倒しました。
豊響が勝ちました。
6勝6敗です。
豪風敗れて6勝6敗となりました。
この2人の対戦は押し相撲どうしです。
この2年間どちらが勝ってもはたきで勝負がついています。
向正面は元小結栃乃花の二十山親方です。
四つに組もうという展開となりましたね。
二十山⇒豪風からすれば右から攻めていったんですけれど肩すかしも我慢して残ったところでタイミングよくまわしがあったのでつかんだということでしょうね。
最後は少し豪風が上手投げにいく部分もありました。
体を寄せて豊響山口の出身です。
これで十日目から3連勝の豊響です。
ここで総合テレビでご覧いただけなかった幕内の取組を4番ご覧いただきます。
千代大龍、大翔丸はたき込みで大翔丸の勝ち臥牙丸に千代翔馬は、寄り倒しで臥牙丸の勝ち荒鷲と蒼国来は寄り切りで蒼国来の勝ち旭秀鵬と佐田の海は旭秀鵬が上手投げで勝ち。
幕内の取組を4番、ご覧いただきました。
石浦は1敗から2敗に後退です。
連勝も10で止まりました。
大関の豪栄道が遠藤の挑戦を受けます。
そのあと優勝争い1敗2敗の横綱が登場します。
きのう勝ちっぱなしの全勝力士がいなくなりました。
1敗が3人2敗が2人で迎えた十二日目です。
すでに新入幕の石浦は敗れて2敗に下がりました。
土俵が時間です。
貴ノ岩と英乃海です。
寄り切り、貴ノ岩の勝ち。
貴ノ岩は5勝7敗と踏みとどまりました。
英乃海は敗れて3勝9敗です。
後ろ三枚で3勝9敗です。
正面から見ると貴ノ岩の上手が速かったのが見えました。
英乃海はもろ差しねらいでしたかね。
あたられて体も起きしたね。
そして片方だけになりましたね英乃海は。
この形は貴ノ岩、強いですね。
先にまわしを取ったほうが強いですね。
貴ノ岩が連敗を止めました。
英乃海は序盤、立ち合いがかみ合わないと言っていました。
英乃海は後ろ三枚ですから残り3日間全部勝って幕内残留を決めたいところです。
今場所は新入幕石浦が優勝争いに加わって注目されています。
向正面の二十山親方新入幕、大活躍がありました。
終盤まで優勝争いに絡んで大関千代大海を破りました。
その相撲です。
実況⇒厳しい押し合い。
栃乃花健闘している。
軍配栃乃花。
栃乃花、勝ちました。
二十山さん、今振り返ってもすごい相撲ですね。
相撲自体はあまり考えていなかったんですが自然と体が動きました。
新入幕で十日目終わって9勝1敗大関戦が組まれました。
どんな心境でしたか?場所前、そして場所の最中はあたると考えていませんでした。
あとは思い切ってやるしかないなという気持ちでした。
勝ったあと優勝という気持ちにはなりませんでしたか?そうはなりませんでしたね新入幕でしたし。
優勝争いという感覚は全くないまま終わりました。
十四日目、貴ノ浪戦が組まれてこれにも勝って三賞のうち2つを取りました。
優勝は魁皇という場所でした。
新入幕の活躍は自信になったのではないですか?どの程度通用するか分かりませんでしたがいいきっかけになりました。
石浦は優勝争いの中で本人はそこまで意識してはいないでしょうが大きな収穫になる九州場所になっていると思います。
土俵上制限時間いっぱい。
栃ノ心は勝てば勝ち越し。
新入幕の活躍といえば逸ノ城も大活躍がありました。
そこからなかなか力を伸ばしきれません。
拍手
右四つがっぷり栃ノ心の勝ち。
勝ち越しを決めました。
逸ノ城も攻める場面がありました。
最後は栃ノ心が攻めていきました。
上手を切っての寄り切り。
前頭6枚目で3場所ぶりの勝ち越し。
逸ノ城は6勝6敗。
向正面は栃ノ心を指導している二十山親方です。
2人の相撲は長くなりますが。
お互い右四つですし下手上手引き合いますからどうしても長くなりますね。
これまで2人の相撲はまわしを切る動きがありませんでしたが栃ノ心が2回まわしを切りましたね。
まわしを取られてしまいますと相手は体が重いですから体勢的には苦しくなります。
逸ノ城側からは、まわしを切る動きがありませんでした。
栃ノ心もだんだん自分の形を作るということを覚えてきているんでしょうね。
3場所ぶりの勝ち越しといっても番付を下げていますから親方としてはもっと上位で三役で取ってほしいという気持ちもあるでしょうね。
ちょっともったいない相撲も何番かありましたからね。
もうちょっと早く勝ち越してもよかったのかなと思います。
栃ノ心、あすは稀勢の里戦です。
好成績ということで大関戦に抜てきされました。
NHKとNHK厚生文化事業団では日本相撲協会の協力でNHK福祉大相撲を来年2月11日土曜日祝日午後1時から両国の国技館で開催します。
今回、福祉大相撲は節目の50回。
本場所では見ることのできないスペシャルプログラムを用意しているほか、本場所同様幕内力士の取組もあります。
力士と歌手の歌比べもあります。
ただいま、入場券を主要プレイガイドで発売しています。
詳しくはハローダイヤルへお問い合わせください。
なお、この催し物の純益で全国の福祉施設に車を寄贈します。
館内地元九州出身どうし鹿児島出身の千代鳳と福岡出身の松鳳山。
松鳳山への声援がかなり多い状況です。
制限時間いっぱい松鳳山の速い攻め、7勝目。
7勝5敗として勝ち越しまであと1つ。
攻めが速かったですね。
速射砲のような突っ張りでしたね。
今場所はもうちょっと勝ってもよさそうですがね。
前半からいい相撲を取っていましたね。
きょうは張り差し、突っ張りまわしをすぐに切ってまた攻めて次から次へと技が出ましたね。
器用ですね、何でもできますね。
向正面は二十山親方です。
松鳳山は場所前、春日野部屋にずいぶん出稽古に行きましたね。
春日野部屋と出羽海部屋でよく来ていますね宿舎が近いですから。
きょうの相撲は松鳳山らしい相撲ですね。
自分から攻めて攻めて相手が体勢を作る前に崩していくという相撲ですね。
これで2場所連続の勝ち越しにあと1つです。
きょう破れた石浦です。
先ほど、国際センターをあとにしたときの映像です。
悔しさもありながらという表情に見えました。
もっと欲を出して、ここから1つでもよけいに勝とうと思わないといけないですね。
本人は、まだ意識してないと思いますが優勝争いにも加わっています。
ここまできたら三賞が欲しいところですね。
あとはどういった上位力士と対戦するかということですね。
もう1人の新入幕力士北勝富士が登場しました。
こちらも勝ち越しを懸けます。
内容がいいから勝ち星は目立って多いわけではありませんがこんなもんじゃないでしょうね。
今場所はまともに勝負して自分の力が通用しているかどうか確かめてまた精進してほしいですね。
きょうの相手は強いですからきょうの宝富士に勝ったら気をよくしていいですね。
突ききらなければいけないですね。
かなり対戦相手のことについてはこの力士は研究しているようですね。
宝富士が左を差すと強いというのは頭にたたき込んでいると思います。
時間になりました。
北の富士さんの弟子北勝海の八角親方が指導する北勝富士。
北勝海の北勝と北の富士の富士をもらったしこ名です。
プレッシャーを感じているんじゃないですか。
そんなことありませんよ今の子は。
寄り切り、宝富士の勝ち。
左を嫌ったんですが北勝富士ときょうの勝ち越しはなりませんでした。
宝富士が勝って7勝5敗北勝富士、7勝5敗となって勝ち越しはあす以降にお預けです。
決まり手は寄り切りです。
差させないようにという意図は。
北の富士⇒それだけで全く後退させられなかったですね。
通じなかった突き押しが。
立ち合いはどうですか。
とにもかくにも力が違うなという感じがしました。
相手の右を押っつけるようにずれて差させないようにしましたが結局差されました。
宝富士という力士は、立ち合い胸を出してくるようにするんですが突き押しの人にはやりやすいと思うんだけどね。
宝富士とは踏み込みがよかったから力が全然違うんですよ宝富士は。
動かないですからね。
北勝富士についてのリポートです。
仕切り線からかなり左にずれて相手の左を警戒したそうなんですがよく見られたいなと引いたあとここはだめなんだと反省してました。
勝ったのは宝富士です。
幕下上位、豊ノ島きょう、勝ち越しを決めました。
十両この一番、竜電が関取初めての勝ち越しを決めた相撲です。
実況⇒剣翔が踏み込んだが左から押っつけてもろ差しなりました、竜電形を作りました。
腰を低くして寄り倒し竜電、関取として初めての勝ち越し。
太田⇒十両の今の状況からお伝えします。
青狼がただ1人2敗です。
3敗は4人です。
十両の優勝争いも混とんとしています。
映像でご紹介しましたが竜電高田川部屋の新十両で場所中で股関節の骨折があって序ノ口まで番付を下げました。
すごく将来性のある力士ですよね。
身長もありますし期待されていました。
よく戻ってきました。
下まで落ちて戻ってくるというのはいい根性持っている人だね。
高田川部屋の竜電と同じ部屋の輝5勝6敗引き落とし、琴勇輝の勝ち。
琴勇輝が勝って5勝目、5勝7敗。
輝敗れて5勝7敗となりました。
向正面は小結栃乃花の二十山親方です。
二十山さん、輝もよく粘ったんですけれどもね。
二十山⇒そうですね、立ち合い変化したあと突き合いになりました。
どうしても身長の差もありますけれど琴勇輝下から下からの押し上げになりますのでね。
上体が起きてきて足がそろうような状態に輝はなってしまいました。
輝は長身ですから上からくる感じになってしまったでしょうかね。
そうですね。
足が狭くなってそろったところを琴勇輝引きについていけませんでした。
引き落として決まりました。
琴勇輝、今場所はかち上げてみたり変化をしたり考えながら立ち合いをしています。
幕内前半戦が終わりました。
今場所綱取りの豪栄道今場所後の昇進は極めて厳しいですがきょうは遠藤の挑戦を受けます。

 

 

 


そのあと鶴竜と琴奨菊1敗の日馬富士は稀勢の里ときょう注目の一番です。
好成績力士の今後の対戦の予想を見ながら伺っていきます。
石浦がきょう2敗に下がりました。
状況が変わりました。
いずれにしましてもこれから星のつぶし合いが横綱どうしで行われることを考えると豪栄道もあす以降3横綱と対戦します。
1つ鍵を握る男になるかもしれません。
また元気が戻ってきましたからね。
横綱陣も大変ですがこうして見ると見た感じだけでは稀勢の里はきょうの相撲ですよね。
あとはわりと楽と言えば楽なんじゃないですかね。
照ノ富士がなんとかカド番脱出ということで琴奨菊は負け越しがすでに決まっています。
調子うんぬんではなくて負ける相手ではないですよね。
普通に相撲を取っていればね。

福岡国際センターは九州場所十二日目、地元九州熊本出身の正代が妙義龍を破って9勝目を挙げました。
西の3枚目、9勝目大きな白星です。
相撲を映像で振り返ります。
実況⇒押っつける妙義龍の攻め正代をしのいだ中に入る押し出し正代の勝ち正代、9勝目。
太田⇒こういった内容でした。
きのう勇み足で勝ち越しきょうは攻める相撲を取りたいと正代は言っていました。
きょうは厳しい相撲を取りましたね相撲を覚えてきましたね。
非常に期待が高いとおっしゃってましたが。
きょうの左の押っつけを押っつけ返しましたよね。
反っくり返って無理に二本差しにいく相撲を無理して取らなくてもこの体がありますから大きな相撲を取ってね。
きょうなんか本当に将来的にはこんな相撲取ってくれると強くなるだろうなと思います。
新三役に向けてかなりいい成績になってきましたね。
三役の位置なんていつでもなれますよ。
今三役ってほとんどなっているんじゃないですか。
入れ代わりがここ1年で激しいですね。
力をつけて上がればいいんです。
無理に上がってもしょうがないんです。
ちょっとかぜをひきました。
放送中そんなに伝わってません。
大かぜじゃないですよ。
くしゃみくらいの。
きょうは最高気温が12度5分でした。
おとといと比べると10度くらい低い気温です。
年寄りは気をつけないといけない。
北日本東日本の総合ではかなり雪が降ったというニュースがありました。
博多も冷え込みました。
東京は?雪が降ったとニュースで出ていました。
土俵は敗れればどちらも負け越しというあとがない状況です。
西の4枚目、自己最高位に番付を上げている千代の国栃煌山は東の筆頭です。
攻める栃煌山押し出し栃煌山の勝ち。
千代の国の突きっぱなしにも下がりませんでした。
千代の国、負け越しました4勝8敗。
栃煌山は踏みとどまりました。
きょうの向正面は元小結栃乃花の二十山親方です。
きょうの相撲いかがでしたか栃煌山は。
そうですね、相手をよく見ながら突きにも慌てずによく攻めていきました。
よかったと思いますよ。
今場所は6連敗というスタートで心配されたんですが。
前半戦、連敗したときは下半身が安定していないような気がしましたがこのところ安定してきたら勝ち星も伸びてきましたよ。
ここにきて栃煌山らしさが出てきましたね。
あと残りですね。
残り3日間ありますから勝ち越し目指して頑張ってほしいと思います。
勝ち越しとなれば返り三役三役復帰が見えてきます。
東の筆頭です。
千代の国のリポートです。
ひと言だけ強いなと話しました。
千代の国、負け越しました。
あすの幕内の取組です。
石浦、あすは荒鷲戦。
稀勢の里、あすは栃ノ心戦です。
稀勢の里、現時点で2敗です。
白鵬と鶴竜が組まれています。
結びは日馬富士豪栄道。
先場所は豪栄道が逆転の首投げで日馬富士を破っています。
土俵は時間です。
1勝10敗、碧山。
白星は高安戦のみ。
はたき落としました、碧山の勝ち。
今場所2勝目です。
錦木、敗れて3勝9敗。
向正面は、この碧山と同じ部屋の二十山親方です。
碧山、久々に勝ち越しを手にしましたね。
二十山⇒そうですね。
相撲はあまりに内容がよくないです。
上体が上がってしまいますね。
突いても突き出すというような相撲ではありません。
きょうも上体が伸びていますね。
やっぱり上体が伸びるので最後ははたきにいってしまいますね。
きょうは、そのはたきで決まりました。
その辺り修正して。
そうですね。
まだ場所残りありますから来場所もありますのでしっかり直して次に向けていってもらいたいと思います。
碧山、西の筆頭六日目以来の勝ち星です。
混戦もようのことしの九州場所1敗に日馬富士2敗の稀勢の里の対戦両力士それぞれ勝った一番ご覧ください。
実況⇒低いのは日馬富士押し出し、稀勢の里の勝ち。
実況⇒寄り切り、横綱日馬富士。
北の富士さんからは、このあとの優勝争いこの相撲しだいでだいぶ変わってくるというお話をいただいたところです。
どうですか日馬富士の鋭さは稀勢の里それをどう封じるか。

北の富士⇒2人とも乗ってるところですからね激しい相撲になると思いますよ。
日馬富士の左ののど輪それに対して稀勢の里が下から押っつけながら左を差したい。
左四つがっぷりになってしまうと稀勢の里、有利だと思います。
速い勝負に出るでしょうね横綱は。
稀勢の里勝てば3日連続横綱戦勝利です。
日馬富士が勝つと稀勢の里3敗になって星の差が2つになります。
きょうの結果次第で優勝ライン2敗か3敗か変わってくるところがあるでしょうか。
稀勢の里が敗れるようなことになると圏外でしょう。
3敗まで優勝ラインが下がらないでしょう。
稀勢の里が勝つとどうなりますか。
稀勢の里のほうは追う立場です。
少し気分的にはいいかなという気がしますがね。
重圧は日馬富士にあるという感じでしょうか。
そうですね。
逃げ切りたいでしょうね。
土俵は時間です。
西の玉鷲日馬富士と琴奨菊、豪栄道を破りました。
この勝負に勝てば勝ち越しです。
先場所というから仕切り線に置く両手の位置を少し変えています。
御嶽海攻める逆転か、軍配は御嶽海。
玉鷲の足が出ていました。
右突き落としなりませんでした。
御嶽海。
玉鷲、きょうの勝ち越しならず。
勝ったのは御嶽海。
決まり手、押し出しです。
玉鷲、勝ち越しを前にきのうきょうと足踏みです。
玉鷲、今場所非常にいいんですけどね。
よかったですよ。
今場所の玉鷲の相撲はよかったですよ。
御嶽海というのは星が挙がっていませんが見どころのあるものを持っていますね。
前に出る力も強いしね意外性がありますよ。
北の富士さんの現役時代でいえば出羽海部屋の後輩ということになります。
玉鷲、先手を取っていますが上突っ張りです。
下からすくわれると効果がありません。
玉鷲、右の足が出ていました。
玉鷲のリポートです。
なんで引いたんだろうと振り返っていました。
まあ苦しいから引いたんでしょう。
下から押っつけられて手が伸びなくてあごが浮いてきているからおっと思って引いてしまったんでしょう。
それがなおさら上体を悪くするんですね。
負け越しが決まったあとでも御嶽海気合いの入った相撲を取りました。
それが大事なんです。
きのう西の嘉風が見事な相撲を取りましたね。
負け越しが決まったあとの相撲で遠藤戦、すばらしい相撲でした。
相手が必死に組み止めようとしますが。
遠藤の形かと思ったんですがね。
振りほどいて下手出し投げ。
動きが嘉風のほうが速いですよね。
もちろん地元九州大分出身ということもありますが優秀争いとは別にファンが本当に喜んで見ていると思いますね。
相撲が好きな方は一番一番の内容を楽しんでいますからね。
一番一番の内容を見たくて来ているお客さんもたくさんいらっしゃいますよ。
嘉風からは一番一番に力を出し切ろうとする気持ちが感じられます。
ベテランだけに偉いよね。
34歳、嘉風。
問題は高安。
大関昇進が懸かった今場所4勝7敗。
もちろん来場所の昇進はありません。
7敗とあとがなくなりました。
きのうは俵に頭から突っ込んで白鵬に敗れました。
首を気にするしぐさもありました。
体のほうも心配されます。
過去高安8勝嘉風6勝です。
嘉風が勝ちました。
厳しい攻めです。
高安は負け越しです。
大関挑戦の場所でした。
気持ちが切れているよね何日も前から。
向正面の二十山さんから伺います。
高安が左を差しにいきました。
嘉風の右の攻めはどうでしたか。
差されないように固めていきましたね。
そのあと高安のほうが我慢できなくて、すぐに上体を起こしましたね。
右から相手の左をひねるようにして高安が引いてしまったわけですね。
嘉風の右からの攻め二十山さんいかがですか。
やはり自分の考えたとおりに相撲が取れていますよね。
体が動くというのはすごいことだと思います。
北の富士さん負け越しても気持ちを切らしていない嘉風です。
高安はけがの状況もあったかもしれませんね。
場所前からの調整の失敗でしょう。
期待も大きかっただけにですね。
この結果は残念です。
高安は残り全部勝って三役をなんとか維持してもらいたいところです。
九州場所十二日目いよいよ相撲も残り5番となりました。
優勝争い横綱大関の取組が近づいています。
土俵は3勝8敗の隠岐の海ときのうようやく今場所の初白星が出ました魁聖です。
西の花道の奥、鶴竜です。
きのう今場所の初黒星を喫しました。
鶴竜は現在日馬富士と並んで1敗です。
石浦はきょう敗れました。
白鵬、稀勢の里と星の差1つです。
土俵入りのときに伺いましたけれど鶴竜はこれだけ並ばれて気持ち面、精神面がどうかというところが気になりますね。
分からないですね。
表情をほとんど出さない鶴竜です。
おととしの九州場所以来の10連勝でした。
あのときも稀勢の里に敗れて終盤崩れました。
10勝3敗で優勝を逃していました。
そこから成長しているのかそこから見えてくるという話を鶴竜はしていました。
全く表情に出さない人だけに分かりにくいね。
土俵上は隠岐の海返り三役西の関脇の隠岐の海です。
魁聖はきのう初めての今場所の初白星が出ました。
隠岐の海が勝ちました。
隠岐の海勝って4勝8敗です。
魁聖のリポートです。
きのうに関してはやっと勝てましたと言っていました。
花道を引き揚げるときにいっぱいの人から拍手をもらってうれしかったし驚いたと言っていました。
きのうは朝、稽古のときに体が動いていないから多めにしこを踏めと言われたそうです。
そうしたところ足がついていきましたという話をしていました。
きょうも多めにしこを踏んでいったということです。
確かに足がついていっていましたね。
北の富士さんいかがですか。
2人とも元気のない相撲だね。
よたよたしているよ。
嘉風みたく負け越してもはつらつとしている人もいるしね。
孫弟子の隠岐の海には厳しいですね。
隠岐の海だけじゃないですからね。
大関豪栄道の登場です。
好成績の力士が上がると雰囲気が変わりますね。
見ているお客様は連日来ないときはテレビを見ているんでしょうし頑張っているなというのはあるんでしょうね。
この声援は納得できると思いますよ。
先場所は15戦全勝でした。
今場所は横綱を懸けた場所でしたが8勝3敗です。
きのう勝って勝ち越しを決めました。
去年の初場所以来の対戦です。
およそ2年ぶりの対戦です。
豪栄道ですが今場所直後の昇進これはほぼ絶望です。
きょうを含めて残り4日間の対戦相手をみますと横綱3連戦です。
十四日目と千秋楽は予想です。
仮にですけれど豪栄道が3横綱を破ってきょう勝ちますと12勝までいった場合再び綱取りの話題は出てくるんでしょうか。
来場所につながったということでしょう?今場所はないですか。
ないでしょうね。
優勝あるいは内容のいい高水準の14勝か全勝ですからね分かりませんけれど来場所につなげるためにもあと3つ勝ちたいですよね。
4敗となりますとこれは振り出しでしょうか。
そうですね。
豪栄道にとっては非常に大事な4日間です。
豪栄道が仮に勝つようなことがあれば横綱が崩れるということですから優勝争いもかなり変わってきますね。
ただ北の富士さんからはそれよりも遠藤戦心理的に嫌な部分があるのではないかということですよね。
遠藤は相撲がうまいから左四つになるとね。
1横綱3大関を破っている遠藤です。
勝ち越せば三賞の候補になってくると思います。
勝ち越せば何よりも新三役ということになるかと思います。
今場所も下位に落としているわけですからそこを注意しなくてはいけませんね。
時間です。
過去の対戦を見ると遠藤側からは突っ張るという動きはありません。
いずれも左四つにいこうという立ち合いです。
勝てば4大関全員を破ることになる遠藤です。
豪栄道はあすからの横綱戦を前に落とすわけにはいきません。
一気に持っていきました豪栄道勝ちました。
9勝3敗として、あすからの横綱3連戦です。
圧倒しましたね。
心配することはなかったですね。
このあたりは豪栄道は気持ちの強い力士だと思いますね。
ですからね中3日ぐらい相撲が乱れたのは本当に惜しまれるよね。
豪栄道は右を差し込む形だったんですね。
豪栄道は形がいいよね。
相手は格下ですけれど頭からいって右から押っつけて遠藤は引かざるをえませんでしたね。
ちょっとやりにくいかなという格下の遠藤との対戦で落とすことなくいよいよ大事な残り3日間です。
この場所直後は難しくても3つ勝てば来場所にという話に。
相手は3横綱ですからね。
今場所残る相撲を全部勝って少なくとも来場所につながる成績にしてほしいね。
遠藤は敗れました。
こちらは新三役三賞の候補になるためには残り3日間、特に前半は横綱大関を破りましたからなんとか勝ち越しに結び付けたいですね。
北の富士さん豪栄道は先ほど中盤崩れたと話をしていましたけれどここ3日間立ち合いがよくなっている感じがありますね。
立ち合いはよくなっていますね。
負けた相撲も決して悪い相撲ばかりではないんですよね。
前に出ていますから詰めを誤った相撲ですね。
勝ちを急いで落とした相撲ですよね。
もったいないですよね。
ただだんだんよくなってきている豪栄道と考えると横綱も嫌な相手になってきているのではないかと思いますけれど。
それはお互いに毎場所顔を合わせているからね。
今場所だからやりにくいとかっていうことはないんじゃないかな。
これで豪栄道が3横綱のうち何人を倒すかによって優勝争いが変わってきますからね。
ここから今場所の優勝を争う横綱大関の登場です。
まずきのう星を落とした鶴竜からです。
きょうは琴奨菊戦です。
初日からほぼ危なげなく安定した相撲に見えました鶴竜。
ただきのうは分の悪い稀勢の里に敗れました。
北の富士さんからは気持ちが読みにくいという話がありました。
琴奨菊には失礼かもしれませんがきのう敗れたあと迎える対戦相手それが負け越しが決まってしまった琴奨菊です。
鶴竜からするとどうでしょうか。
自分の相撲を思い切って取ればということでしょうか。
それは全然心配しなくていいんじゃないですか。
琴奨菊はちょっとねカド番でしょう?来場所が7回目のカド番です。
相撲も乱れ切っていますからね。
鶴竜がこの相撲で落とすようなことがあったら優勝なんかできませんよ。
本人は2年前の九州場所、終盤崩れた場所を引き合いに出してそこから成長しているかしていないかが分かるということを支度部屋で話していました。
向正面の二十山さんに伺います。
琴奨菊側からしても地元で悔しい負け越しですからなんとかファンの声に応えたいという気持ちもあると思うんですよね。
そうですね。
でもやっぱり今場所、状態があまりよくないのできょうの一番で力が出せるかどうかだと思いますけれどね。
やっぱり立ち合いですか。
立ち合いあたって踏み込み勝ちしないと相撲のうまい横綱ですからね。
体勢を作られて不利になってしまいます。
土俵下には白鵬日馬富士。
きのう敗れて1敗となった鶴竜。
7場所ぶりの久々の優勝が懸かるこの九州。
きょうは落とせません。
琴奨菊に福岡国際センターはまた声援が沸きました。
この声援に応えることができるかどうか。
寄り切り鶴竜の勝ち。
連敗はしませんでした。
1敗の日馬富士の前2敗の白鵬の前で連敗はしませんでした。
二十山さん、鶴竜のほうが踏み込んでましたね。
琴奨菊は踏み込みよかったですね。
すぐ右四つになったあと動いて鶴竜は巻き替えてすぐ自分の体勢を作りましたね。
琴奨菊は左の前まわしをねらうような立ち合いに見えました。
琴奨菊の状態の悪さもこの相撲に出てしまったかもしれません。
琴奨菊は左四つ得意ですが左の前まわしで攻める形もあります。
鶴竜は巻き替えてもろ差し。
形を作りました。
連敗はしませんでした、鶴竜。
あす、白鵬戦です。
きょう十二日目優勝の行方を占う大一番です。
2敗の稀勢の里に1敗の日馬富士。
過去は日馬富士が36対23とリードしています。
今回が60回目の対戦です。
稀勢の里対琴奨菊が61回それに次ぐ60回という数字です。
ことしの年間最多勝争いはこの2人に絞られています。
そのことよりも今場所の優勝争い。
稀勢の里が勝って望みをつなぐのか日馬富士が勝って稀勢の里を初優勝の圏外に追い落とすのか。
過去の対戦を見るかぎり立ち合いが勝敗を分けています。
向正面の二十山さん勝負のポイントはどこでしょうか。
やはり立ち合いですね。
横綱のほうがこのところ立ち合い勝っていますからね。
低くあたって鋭く突っ込んでいますからね。
それを大関がどうやって受け止めるか攻め返すかですね。
稀勢の里としては突きをまずどうしのいで胸を合わす展開を考えていますか。
得意の左、相手の上体を起こしたいところですね。
そうしないとどんどん攻められますからね。
北の富士さん、二十山さんともに日馬富士ののど輪押し低い攻めをどう稀勢の里がしのぐかというところをポイントに挙げています。
場所前、日馬富士が田子ノ浦部屋に出稽古に行ったんですが稽古をしなかったということもありました。
日馬富士のほうが稀勢の里と稽古をしたがるんだよね。
今場所前は、そういった稽古がありませんでした。
1敗鶴竜は勝ちました。
石浦は敗れました。
2場所ぶりの賜盃を目指す日馬富士。
稀勢の里は悲願の初優勝を目指します。
時間です。
寄り切り稀勢の里が勝ちました。
3横綱を破りました。
日馬富士2敗この時点で1敗は鶴竜だけ。
日馬富士も引きずり落としました稀勢の里。
1敗は鶴竜1人に変わりました。
北の富士さん稀勢の里が勝ちました。
むちゃくちゃ強いね。
この3連戦はすごいですね。
やはりこの力士は左ですね。
左四つになれば稀勢の里に勝てる力士はいませんね。
稀勢の里は右から抱え込んで一気に出ました。
腰を下ろして慌てるのがいちばんいけないんですが左四つになれば力が出ますね。
日馬富士がこのところ調子を上げてきたんですが稀勢の里が逆に圧倒するような相撲でした。
左手の使い方がうまかったですね。
のど輪も下からすくいましたね。
向正面の二十山さん稀勢の里すばらしかったですね。
立ち合いの気迫もありました。
そのあと左の使い方ですね。
下からうまく使って相手を逃がさないようにしっかりつかまえましたね。
これで日馬富士、稀勢の里は並びました、2敗で。
稀勢の里は、この3横綱を破ったのは初めてです。
これは大きな自信につなげてほしいですね。
優勝争い、これでどうでしょうか。
これは1敗がリードしているような、していないようなそういう展開ですね。
鶴竜が今1敗ですが…。
決定戦の色が濃いと思います。
優勝ラインはどうでしょうか。
3敗まで落ちますか?そこまでは、いかないでしょう。
2敗というラインでしょう。
混戦になってきました。
ますます分からなくなってきました。
予想がいろいろできるから楽しみですね。
北の富士⇒こうなったら誰が優勝しても優勝決定戦も含めて優勝争いがおもしろいのがいいですよ。
鶴竜のリポートです。
きょうは落ち着いて取れました。
再び単独トップですがと向けるとあすも頑張りますと言っていました。
あすは白鵬戦です。
この時点で誰が有利というのは言えませんか?それは断言できませんね。
この2敗の白鵬も絡んでいます。
休場明けで9勝2敗の白鵬。
白鵬もこのあと日馬富士、鶴竜と直接の対戦を残しています。
稀勢の里には敗れています。
ここはしっかり引き締めてついていきたいところですね。
白鵬は、あすの鶴竜戦に勝てばねまだ優勝がありますから。
これで白鵬があした勝つと白鵬が有利になってきますね実績からいって。
きょうは照ノ富士戦。
照ノ富士はカド番脱出が懸かっています。
初日から連敗したときはどうなるかと思ったんですがそこから盛り返してきました。
ここ2日間は鶴竜、豪栄道に敗れています。
まだ横綱に勝つだけの力は戻っていないと思います。
時間です。
過去は7対3で白鵬リード。
1敗鶴竜が勝ちました。
日馬富士と石浦は敗れています。
白鵬、照ノ富士時間です。
互いに上手は取れていません。
寄り切り、照ノ富士は勝ち。
白鵬3敗。
照ノ富士はカド番脱出。
白鵬は3敗になりました。
白鵬は復活優勝への道が険しくなりました。
白鵬は、かなり右を深く差し込まれていました。
先に上手を引かれましたね。
白鵬は差せずに突き放しました。
先に右を差されました。
1回目の寄りは、しのぎました。
上手は、かなり遠かったですね。
白鵬が巻き替えにいくところで照ノ富士、上手を取りにいきました。
上手を取りました。
照ノ富士は十分の左上手ですからね。
あそこが勝負ですね。
白鵬が敗れて3敗。
これで1敗力士が鶴竜だけ。
2敗が日馬富士、稀勢の里石浦と変わりました。
白鵬のリポートです。
ひと言、呼び込んじゃったねと話しました。
豪栄道のリポートです。
あすからの横綱戦についてはまず、あす勝つつもりで頑張りたいと話しました。
これで優勝争い鍵を握るのは豪栄道ですね。
3敗は厳しいとおっしゃっていましたが…。
今晩、一晩もう一度考えます。
向正面は二十山さんです。
残り3日間、横綱の対戦のある大関豪栄道どれだけ横綱戦で勝ち星を挙げるかで変わってきますね。
稀勢の里は横綱戦終わっています。
「大相撲九州場所十二日目」をお伝えしました2016/11/24(木) 16:27〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 十二日目 ▽優勝争い展望[二][字]

【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英

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番組内容
【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英 <副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜福岡国際センターから中継〜 <中断>(5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン