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実況書き起こし 侍ジャパン強化試合「日本×メキシコ」【大谷翔平ら最強メンバー世界一に向け集結】 2016.11.10

≫世界一を見せてくれた侍たちがいた。
悔しさを知った侍たちがいた世界一奪還へ、侍たちの新たな戦いが始まる≫WBC世界一奪還への第一歩。
小久保監督が選んだ今日のクリーンナップは≫いよいよ来年3月7日に開幕するWBC。
そこに向けた強化試合、小久保監督も大事にしていきたい、無駄にできないこの4試合と位置づけています。
世界一奪還を目指す侍ジャパンの第一歩が今日、この東京ドームから始まります。
侍ジャパンのスタメンをご紹介します。
今日の放送席をご紹介していきましょう。
解説は大魔神・佐々木主浩さん、侍ジャパン初代4番・松中信彦さん、そしてロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手とお伝えしていきます。
先発ピッチャー、今日は武田翔太と発表されています。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
まず佐々木さん、今日の強化試合、第1戦になりますけど、どんなところ、ポイントにしてご覧になりたいですか?≫ほとんどこのメンバー、ベストに近いと思うんですよね今日出ている野手のメンバーはね。
注目はセカンドですよね。
山田なのか、菊池なのかというところですね。
それを迷ったと思うんですけど、その後、山田とかもサードの適性を見ると思うんですよねそこら辺を注目したいですよね。

 

 

 

 


≫そして、松中さん、松中さんといえば、第1回のWBCで初代の4番を務められました。
注目される4番は中田ですけど、どうでしょうか?≫この4試合は中田選手と筒香選手を交代、交代で4番にすると思いますし、本番は調子いい人を4番にして戦った方がいいんじゃないかと思います≫そして前田投手、プレミア12ではこのチームメイトとして、ともにグラウンドで戦っていた選手たちですが、今日の先発は竹田投手、どんなところをご覧になりたいですか?≫カーブが特徴だと思うのですごく有効なボールだと思いますし、ボールも日本のボールとは変わると思うんですけどその辺の変化を自分でしっかりと把握してコントロールできれば、抑えられるんじゃないかなと思います。
≫日本のオーダーもご覧いただいています。
今日は小久保監督も話していましたがキーになるのは1番と筒香の後を打つバッターだという話でした。
佐々木さん、その中で日本・小久保監督は1番に坂本、筒香の後は内川を入れてきましたね。
≫内川、経験ありますしね、場面、場面のバッティングができますから、6番の内川というのはいいんじゃないですかね。
≫いよいよ日本×メキシコ、強化試合の1戦目が始まります。
今日の先発は武田翔太です。
今、プレーがかかりました。
先頭バッターのナバーロがいきなりヒットを打ってきました。
ここは松中さん、メキシコも積極的にいきますね?≫やっぱり外国人選手は初球からどんどんストレート系は打ってきますのでそういうところも初回ですから、気をつけていかないといけないですね。
≫メキシコのスタメンをご紹介しています。
≫前田さん、前回、去年対戦したプレミアのメンバーとはメキシコは違ってデータもない中で投げていかなきゃいけない、この難しさもあると思いますが?≫バッターの特徴をつかむのも難しいと思うので、まずは自分の得意なボール、自分のピッチングをすることが大事だと思います。
≫前田さんは去年のプレミア12でもメキシコ戦には登板されましたけれども、メキシコのイメージはどうですか?≫振れるバッターがたくさんいると思うので。
若い選手でも、どんどん振ってきますし下位打線でもパワーがある選手がいると思うので、その辺を気をつければ大丈夫かなと思います。
≫佐々木さん、いきなり振れてますね、メキシコが。
≫それと、やっぱちょっと高いですよね。
今のカーブなんですけれども高い分、持っていかれますよね。
≫球数は少なく、低めにコントロールすることを今日はポイントにしていると話していたマウンドの武田です。
WBC用のボール、メジャー球になりますが、やはり普段使っているものとは前田さん、感触というのは違うんですか?≫違いますね、個人によって曲がり方は変わってくると思うんですけど、やっぱり自分の感覚、変化の違いをつかむまでに時間がかかると思うのでこの実戦で何とかつかんでもらいたいなと思いますね。
≫ここも1球目、佐々木さん、カーブが抜けましたね?≫日本のピッチャーが苦労するのは、ボールに対する、滑るというイメージがあるんで、慣れるまでちょっと時間がかかりますかね。
≫今シーズンはメキシカンリーグでもキャリアハイを残した選手です。
ボールで言いますと松中さん当然野手の方が滑るということですけれども?≫今日、ホークス・中村選手に聞いたんですけど、めちゃくちゃ滑りますと、苦労していましたね。
≫小久保監督も、やはり滑るボール、これをしっかりと4試合の中で対応して、本番、来年の3月7日に向かってくれればという話もしています。
やはり佐々木さん、ちょっとボールが高いですね。
≫やっぱりボールが滑るのが気になるんでしょうね。
今のもちょっと抜けてますもんね。
≫抑えが効いてない感じですか、前田さん?≫そうですね、少し連打されてしまったので慎重になってる部分もあると思いますが。
得意のカーブを打たれてしまったので、カーブは少し投げにくくなってると思いますし、ストライクゾーンにいくとヒットされてしまったので使いにくくはなってしまってるとは思うんですけど。
≫武田自身もメキシコについてのイメージは、振れるチーム、いいバッターが多くて気が抜けないというイメージが前回のプレミアのときにもあるんだという話をしていました。
カーブに松中さん、きっちり当ててきて、反応してるんですよね?≫ボールのせいかもしれませんが、抜けてないですよね、カーブが。
もう1つ日本のボールはカーブのときは抜けてくるんですけど、今日はあんまり抜けてないので、ちょっと打ちやすい球になっているのかなと思います。
≫松中さん、当然、武田というと最大の武器、カーブがあると思うので。
≫基本的にカーブが生命線なので、これが抜けたボールで、いいボールになれば抑えていきますけれども、今日はコントロールできていない感じがしますね。
≫これでフォアボールでノーアウト満塁のピンチを迎えました。
そしてアマダーを迎えます。
今シーズン、楽天では9本のホームランを打っています。
後半からかなりの長距離砲の姿を佐々木さん、見せましたからね?≫バッティング練習も見ましたけど、パワーはありますよね。
≫なかなかボールがうまくなじまないというところがあるんですが、どういうふうに修正していくべきなのか。
≫カーブはストライクがとれるボールだと思うのでしっかりとカーブでまずカウントをとって、あとは早めに追い込んで、ボール球をしっかりと振らせられたらいいんじゃないかと思うので。
≫今日は大谷はベンチからのスタートとなっています。
やはり佐々木さん、武田、カーブが安定するまではやや不安というところはありますか?≫いかにボール球を打たせるかなんですよね。
今のもそうですし、低めにくれば、追っかけてきますから。
まず追い込んだ武田です。
外野もアマダーということで定位置よりやや後ろ。
内野の守備も松中さん、1点は致し方ないという形ですね?≫まだ初回ですんで、1点は仕方ないなと。
あわよくばゲッツーとれればいいかなという感じじゃないですかね。
≫ようやく1つアウトをとって顔も少し和らぎました、武田です。
かなり前田さん、ホームの前でバウンドしてましたけど。
≫追い込んだらボール球というのは手が出てしまうと思うので、まずは投手有利のカウントをつくって追い込んでから今のボール球を有効に使えれば武田投手のペースになっていくと思うので、まずはやっぱり投手有利なカウントをつくることが大事なのかなと思います。
≫ここは前田さん、ゲッツー欲しいところですね?≫ゲッツーとれればベストだと思います。
でも、ピッチャーからすると、ゲッツーを狙ってこの場面をとるのは難しいのでまずは三振をとりにいくのがいいのかなと思いますね。
三振をとってツーアウト満塁にすれば少し楽になってくるので、三振とりたいですね。
≫1つアウトをとって、佐々木さんボールも低めにくるようになってますか?≫低め、低めを追っかけてきますよね、バッターがね。
1球、アマダーのときにボール球を追っかけてきたのでここを投げれば振るのがわかったんじゃないでしょうかね≫1つポイントはわかったわけですね。
松中さん、武田のカーブで奪った三振数も今ご覧いただいていますけど日本人でもひときわ目立つ数字になっているわけですね。
≫やっぱカーブは相手バッターはすごい脅威だということを聞きますしね、本当に生命線はカーブだと思いますね。
≫佐々木さん、これもまだ狙った高めではないんですよね?≫まだちょっと高いですね、真っすぐはね。
あと真っすぐが低めにもうちょっとコントロールできればボール球になる変化球って効きますから、そこの調整だけでしょうね。
≫小久保ジャパンでは常連となっている代表入り、武田です。
今日の二遊間はセカンドに山田、ショートが坂本、サードは松田という内野陣。
ファーストは中田です。
ストレート147km。
連続三振、ツーアウトです。
前田さん、今の投球どうですか?≫いいところですね、よくとってくれたと思います、審判の方が。
≫佐々木さん、ギリギリでしたか?≫これはいいボールですね。
≫やっぱりゾーンというのは国際大会になると松中さん、外には広いというのがあるんですか?≫はい、絶対、外が広いので僕も大会のときはいつもよりもベースに近く立ってましたね。
なかなか手が届かないというか、打ってもバットの先に当たっていたので少しでも芯に当たるようにベース寄りになってましたね。
≫うまくその辺りも使ったという武田・大野のバッテリー。
前田さん、ノーアウト満塁からツーアウトまでこぎつけた、多少、気持ち的には余裕が出てくるんでしょうか?≫余裕は出てきますね。
あとは自分の投球リズムだったりバランスがやっと整ってきたと思うので狙ったところに、大分、行くようになってきたと思いますね≫そういった意味でも佐々木さん、先ほどのカスティーロに対する見逃しの三振、147kmのアウトロー、これはかなりいい感触が残ったと見ていいんですか?≫そうですね、ツーアウトまできましたから、あと一踏ん張りなので。
ちょっとギアを上げるかもしれないですね。
三振はとりに来るでしょうね≫ストレートの表示が出ていますけど、松中さん、武田投手のボールというとストレートも微妙に動くんですよね?≫これもそうですけど、カット気味になるんですよね。
だからバッターとしては打ちづらいボールになっていますね。
≫特にムービング、動いてくるボールというのは球数を減らす上でも大きなウエートを占めてくるので1つ今日ポイントですという話も武田はしています。
連続三振でピンチを切り抜けました武田です。
≫侍ジャパン強化試合、メキシコとの一戦をお送りしています。
ノーアウト満塁のピンチを武田がしのいだ後の日本の攻撃です。
画面右にはホットゾーンもご覧いただけますが赤くなっている部分はバッターの3割以上、得意な部分を表しています。
ご覧のように、かなりの高アベレージ。
当然、坂本は今シーズンセ・リーグの首位打者、3割4分4厘を残しています先発はオイエルビデス34歳です。
日本はテクニシャンなバッターが非常に多いので、とにかく際どいところ、しっかりと投げ切っていかないとこの辺りは抑えることができないと昨日の段階で話していました松中さん、今年は坂本が初めて首位打者もとって非常にいい活躍を見せましたね。
≫去年とフォームがまず違うというか、すごく軸足に体重を残して打つようなバッティングになってアベレージも上がりましたし選球眼がなかなか際どいコースなんですけど振らないので、そういうところも成長した部分なのではと思いますね。
≫首位打者に加えて最高出塁率、4割3分3厘という成績も残しています、坂本。
ここもしっかり、先頭バッターとしてフォアボールを選びました。
佐々木さん、1番に求める小久保監督の像、こういったところでしょうね≫松中君が言ったように、選球眼がよくなりましたよね無駄なボール、振らなくなりましたね。
≫下半身の使い方を今までは真逆なくらい意識を変えたという話もしています。
1回ウラですが、バントの構えを秋山は見せていきます。
佐々木さん、手堅くまずいきますね。
≫やはり1点の取り方ですよね。
特に来年のWBCを考えたときに、1点の大切さをわかっていると思うので、こういう形なるでしょうね。
≫当然、それぞれ松中さん、前田さんと一緒にWBCというのは経験されているわけですが、その1点の取り方、重みはどういうふうに、松中さん。
≫短期決戦というのはそんなに大量点が取れるというのはなかなかないと思うんですね本当に僅差になっていくので取れるときに1点でも多く取っていかないと優位に進められないということをすごく僕の中で感じていましてね。
≫前田さんも、この1点の重みですね?≫相手ピッチャーのデータとかも少ないと思うので、どれだけスコアリングポジションにランナーを置けるかが大事ですし、特に日本のクリーンナップはいいバッターがそろっているので、クリーンナップにチャンスを回せば、1点を取れる確率が上がってくると思うので、こういう形を多くつくりたいとは思いますね。
≫今日のクリーンナップは3番に山田、4番に中田、5番が筒香というオーダーです。
かなり極端に守備隊形が左に動いています。
セカンドがセカンドキャンパスの左横。
これは松中さん、極端にとりましたね。
≫これはデータしかないですよね。
調べて、こういう打球がそこしか飛ばないというか、ヒットゾーンがそこにいっているということなので、多分、セカンドをセカンドベースの後ろにやっているんだと思いますね≫何といいましても、メキシコの監督がジャイアンツに所属してましたエドガー・ゴンザレス監督ですので。
≫山田をそこまで引っ張る必要はないですよね。
メジャーリーグでこういう守備隊形は多いですから、その影響なんでしょうね。
≫注目の4番の中田が打席に入ります。
松中さん、日本の4番という重みですね。
≫やっぱりすごいプレッシャーを感じると思いますけどねでも、やりがいはすごくありましたんで、中田選手もまた筒香選手、どちらになるかわかりませんがそのプレッシャーは楽しんで頑張ってほしいなと思いますね。
≫2006年の第1回WBCで初代の4番を務められたのが松中信彦さんで、このときは4割3分3厘という結果も残されました。
今日は中田が侍ジャパンの4番です。
プレミア12でも前田さん、大分チームを助けたという中田選手のバッティングもありました。
≫中田選手のヒットで勝てた試合もありましたし、日本ハムも今年日本一になって、そのチームの4番を任せされている選手なので、やっぱりプレッシャーだったり、大事な場面での打席に慣れていると思うので、そういう意味ではWBCのプレッシャーも大きいと思いますけど。
責任を背負って打席に立てる選手だと思うので誰でも打てる打順ではないと思うので、そういう意味で中田選手は、その責任を負える選手だと思いますね。
≫どの打順でも、しっかりと自分の役割を果たすだけと話している中田です。
いきなり佐々木さん、4番として絶好の場面が回ってきた格好になりますね。
≫でも、中田はこういう場面は楽な気持ちで入れていると思うんですよねそんなプレッシャー感じるような選手じゃないと思うので≫この後が筒香です。
ですから、パ・リーグ、セ・リーグの打点王が続くことになりますこう見ると、また前田さん、オーダーも強力ですね?≫いいバッターがたくさんそろってますし、相手ピッチャーからすれば大変な打線だと思うので、みんながいい調子で迎えればベストだと思うので。
≫先頭・坂本がフォアボールを選んで2番の秋山が送って、そして山田がフォアボールを選び、ワイルドピッチで2塁・3塁。
日本の狙う形での立ち上がりです。
フォアボールで満塁です。
筒香は、今年のセ・リーグのホームラン、打点の2冠。
佐々木さん、また1つ、今シーズンは成長したという筒香ですね。
≫左右に打てるようになりましたから、ホームラン数も増えましたよね。
≫去年の世界野球プレミア12でも、佐々木さん、4番を務めた筒香ですね。
≫それが非常に自信になって今年の成績だと思いますが。
≫満塁時はご覧のように6割というアベレージ。
ただ、この並びを見てみても、4番に中田がいてその後に筒香も控えていて、さらにはチャンスに強い内川も6番にいるという日本の今日のオーダーです。
三遊間が大きくあいていますが、佐々木さん、去年の世界野球では筒香は逆らわずにうまく逆方向というので活躍してきましたよね≫そういう長打を狙うんじゃなくて、来たボールに対して素直に打てていましたよね。
≫この辺り、中軸は小久保監督は信頼して送っています。
メキシコのエドガー・ゴンザレス監督は日本のジャイアンツにも所属していました。
押し出しで日本、侍ジャパンが1点を先行します。
1回の表・ウラが対照的となりました。
≫試合の入り、お互いピッチャーでうまく入れてないんですけど、日本は無失点でしのげたのでそのウラにこのチャンスを、まずは1点とれたので、ここはたたみかけて、2点、3点と取っていけば試合を有利に進められると思うのであと1点でも2点でも多く取れれば日本が有利になっていくのでここからどんどんチャンスを広げてほしいなと思います。
≫そうなると、松中さん、内川ですね、初球からというのも非常に注目なのかもしれませんが。
≫内川選手は狙ってない球でも自分で反応したら、打ってしまうようなバッターなのでバットコントロールもいいので、特に今年も勝負どころで、いいバッティングしていましたのでここは期待したいですね。
≫1回、早くもピッチャーをゴンザレス監督が代えていきます。
アウトは1つしかとれずに、フォアボール4つという内容で1点を失っています。
ちょっとコントロールが苦しかったですからね?≫ストライクが入らなければどうしようもないですからね入りそうな雰囲気もなかったんで、これは代えますよね。
≫ゆっくりとマウンドに上がったのがホナタン・カステヤノスです。
まず1点を先行した侍ジャパンですが、対して侍ジャパンの立ち上がりも、武田が非常に苦労しましたよね?≫こういう試合というのは立ち上がりというのがすごく難しいと思うので、ただ、武田選手の場合は無失点で切り抜けられたというのは、次の回からマウンドに上がる気持ちも違いますしスムーズに入っていけると思うので、先制点をもらいましたし、この後はスムーズに投げていけるんじゃないかなと思いますけれども。
≫ノーアウト満塁となった後アマダー、カスティーロ、ムリーロと3連続三振で無失点で切り抜けた武田でした。
カステヤノスが2人目としてマウンドに上がっているメキシコです。
当然、国際大会になってくると、佐々木さん、すぐにピッチャーは交代ということは、WBC本戦でもあり得る話ですよね。
≫どんどんピッチャーは代えてきますよね。
状態が悪いピッチャーはどんどん、やはり1点が大きいので代えてきますね。
≫内川が打席に向かいます。
WBCでは2009年に優勝を経験しています。
そして13年は悔し涙を流しました。
僕個人で取り返したいことはWBCという同じ舞台で僕自身が返すしかない、そう話しています。
ただ、それよりも第1回、第2回で優勝してきた先輩たちに向けて、僕が止めてしまったこと、だからこそチームとして今回は世界一奪還、これを強く取り戻したいと話しています。
今大会、強化試合で侍ジャパン、WBCを経験しているのは、ご覧のメンバーになります。
松中さん、やはり1球目から狙っていましたね?≫ストライクゾーンに来たらどんどん振っていくバッターなので狙っていきましたね。
≫唯一、強化試合の中ではWBC優勝を知っているメンバーの内川です。
積極的に振っていきます。
3球いずれもツーシーム、シュート系のボールをカステヤノスが投げてきています。
≫1回の攻撃、満塁の場面での内川でしたがゲッツーに倒れて、追加点はありませんでした。
ただ侍ジャパンがまず1点を筒香の押し出しフォアボールで先行しています。
バッターボックスにはベルドゥーゴが入りました。
まず佐々木さん、立ち上がりにピンチを迎えた武田ですがその後、三者連続三振で2失点に抑えて、あのピッチングは改めてどういうふうに映りましたか?今のバッター見て、落ち着いて投げてますからね。
やっぱり最初の1・2番はいきなり初球を打たれて、出鼻くじかれたという感じですかね。
去年12月にヤンキースとマイナー契約をしている選手です。
メキシコとしても期待のキャッチャーということになります。
インサイド厳しいところでしたが、ギリギリボールという判定。
前田さん、インコースは国際大会、どういうゾーンの広さというのはあるんでしょうか?≫日本のレギュラーシーズンよりは、とってくれない印象はありますね。
≫なかなかそうなると、外は広いけれどもというところで組み立てというのはどうなんでしょうか、難しさというのはあるのかどうか。
≫とってくれないんですけどそこを甘く入らずにしっかりボール球でうまく使っていければ、外も有効に使えますし。
ストライクゾーンは狭いからといってあんまり中に中に入れ過ぎると長打が出てしまうので、ここは割り切ってボールでもいいと考えてうまくインコースを見せ球に使っていくことも大事じゃないかなと思いますね。
≫インサイドをストライクをとるんじゃなくて、いかに意識させるかということなんですか?≫ストライクがとれればベストなんですけれども、なかなかとってくれないときでも我慢強く投げていくことが必要だと思いますし、使わないというのは、ピッチングの組み立てとしてよくはないと思うので、外中心でもいいんですけど、甘く入らないように、うまく見せ球で使えればもっともっと有効になっていくのかなと思いますね。
≫簡単にこの回、武田がツーアウトをとっています。
≫2回の表まで終わって1−0と侍ジャパンが1点をリードしています。
侍ジャパンのこの4試合行われます強化試合の代表メンバーをご覧いただいています。
佐々木さん、このメンバー、どんな印象をお持ちですか?≫今、日本でやっているチームの中ではトップクラスの選手を集めていますよね。
≫当然、松中さん、このメンバーが来年のWBCに向けての柱になってくるメンバーではあるんでしょうが。
≫これであと何人か、海外組が入ってくると思います。
≫日本のファンの中には当然その中にも前田投手も入ってきてほしいという思いがあると思います。
≫はい、ありがとうございます。
もちろん僕も前回大会で悔しい思いもしましたし、最後に負け投手になったのは僕自身だったので、すごく悔しい気持ちはあるのでやっぱり日本の日の丸を背負って戦えることはすごく光栄なことなので、出たい気持ちはもちろんありますけど。
≫今、日本人メジャーリーガーの一覧をご覧いただきましたが、この中で、どれだけの選手たちが入ってくるかというのも来年のWBCに向けては佐々木さん、楽しみですね。
≫あとはチーム事情とか、いろいろありますから、出られる選手はなるべく出てほしいですけど、いろんなことがありますからね、どれだけの選手が来てくれるのか、楽しみですよね。
≫鈴木誠也が入っていますが小久保監督の中では特に右の外野手、手薄なんで、かなり期待をしているという話もしています≫今シーズン、アベレージも3割3分5厘、29ホームランを残しています。
鈴木も下のカテゴリー、2014年にはU21の日本代表に入っています。
来年3月7日に開幕します2017年のWBC。
今日、日程が発表されまして、日本は、佐々木さん、1次ラウンド、初戦、なんとキューバからというスタートになりますね。
≫キューバとオーストリアですか。
いいところですね。
初っぱなから、しびれるところですね。
≫第1回大会決勝で争った相手がいきなり初戦になってくるんですね。
≫初戦というのは、すごく緊張しますし、大事なゲームになってくるので、本当に厳しい戦いになるんじゃないかと思いますね。
≫小久保監督も、強敵が1戦目という思いになれるのでいい準備はできると思うと、逆のとらえ方をして、いい準備ができるんじゃないかという話をしていました。
今回は大野、嶋、さらには小林がキャッチャーで登録されています。
当然、嶋の代表のここまでの活躍もありますから、その力は小久保監督もわかっています。
≫今回の強化試合では、大谷翔平、小久保監督、指名打者か代打での起用というふうに既に表明されています。
佐々木さん、本番では投手起用がメインになるという小久保監督のコメントですけれどもね。
≫そうでしょうね、ピッチャーとして出てほしいですよね≫ただ、やはりWBCでも二刀流を考えてという大谷です武田、3回のマウンドです。
メジャーでは4年間プレーした経験があるナバーロです。
侍ジャパンの内野陣。
ピッチャーから守備、この辺りの強みというのが日本の前面に出していきたい強みなんだと小久保監督も話しています。
前田さん、大分武田も落ち着いてきましたかね?≫落ち着いてきていると思いますし、自分のピッチングができてきていると思うので。
いろいろ自分の中で試しながら感覚もつかんでいけたらいいんじゃないかと思いますね、今日の試合は。
≫試しながら?≫このボールで公式戦を投げる機会は少ないと思うので今日の試合でいろいろ試してみたりボールの動きを確認することも大事だと思うので、いろいろ試してもいいんじゃないかなと思いますけどね。
≫1回に25球、2回は8球で三者凡退に仕留めている武田です。
今日、4つ目の三振です。
佐々木さん、非常に低め、いいところにカーブが来るようになりましたね?≫今の、しっかりとベース板に乗っていればこうやって追っかけてきますから、このボールは有効ですよね。
≫よく腕も振れている武田です。
最後は、もう一伸びありませんでしたが、松中さん、ヒヤッとする当たりでした。
≫はい、ちょっと危なかったですね。
外国人選手はどんどん初球から振ってきますからねその辺もちょっと感じながら投げてほしいなと思います。
≫前田さん、メキシコからしても相手のピッチャーのデータもなかなかないと思うんですけど、迷いなく振ってきますね。
≫多分、自分のスイングをすることを心がけてると思いますし、どんどんいこうとバッターは思っていると思うので入りをピッチャーとしては気をつけた方がいいのかなと思いますね。
≫日本のスコアラーもやはり一発の多いバッターなので、流れがそれで変わってしまう怖さがメキシコにはあるんだと話をしています。
高めのストレートが独特の軌道を描く武田です。
2回に続いて武田、メキシコ打線を三者凡退に抑えています。
2006年、2009年とWBC連覇を果たしました侍ジャパン激闘の歴史を振り返りましょう。
2006年、WBC、エンゼルスタジアムで行われましたアメリカ戦、3−3の8回、岩村の犠牲フライで勝ち越しと思われましたが、球審のボブ・デービッドさんの世紀の大誤審で勝ち越しならず。
タッチアップが早かったという判定をされてしまった侍ジャパンでした。
結局4−3でこのゲーム、サヨナラ負けを喫しました。
それでも何とか進んだ準決勝0−0の7回、4番・松中の二塁打でチャンスをつくります気迫のヘッドスライディングそして王監督が動いて、代打・福留。
先制ツーラン。
結局、このゲームは日本が6−0で快勝し決勝に進出しました。
決勝ではキューバを倒してWBC初代王者に輝いています。
そして2009年です。
決勝の韓国戦。
延長10回、イチローの勝ち越しタイムリー。
最後はイチローのタイムリーヒットが延長に入って勝ち越し。
そしてダルビッシュが締めてWBC連覇となった侍ジャパンでした。
松中さん、第1回を今、ご覧になって思い出されたと思いますけれども。
≫アメリカに負けたときは、本当に悪い流れだったんですが、今日戦っているメキシコが頑張ってくれたおかげで準決勝へ行けて、本当に3回目にやっと韓国に勝ってと。
1試合ごとにチームが一つになっていって勢いも出て世界一になれたなと思いましたね。
≫この回は、1番の坂本から始まります。
小久保監督がキーの1つにしている、この1番バッター。
さて、佐々木さん、先ほど1回は秋山に送りバントをさせましたが、いろんなパターンを考えて、この場面をどうしてくるかですね。
≫1点取っていますからね、いろんなことを試した方がいいですよね、この1・2番で。
坂本が出たときにどういう作戦ができるかとか、どういう形で打てるか、どんどん試した方がいいですよね。
≫小久保監督も本番を想定して、無茶はしないけれども、送るところは送るし、動くところはしっかり動いていくという話をしています。
メキシコのサードのムリーロはバントに対してのシフト。
当然、こうなってくると、またカウントがよくなってきますから日本としても攻めやすくなりますよね。
≫ここは秋山選手、引っ張れる、1塁・3塁の形をつくりたいんじゃないかなと思いますねそれがベストだと思いますね≫立ち上がりは送りバントでしたが、今度はヒッティングでいこうかというところ。
バッテリーは2つ外で来てますけどね?≫引っ張られたくないですよね。
そういう部分では外中心になると思うんですけどね。
≫2人目のカステヤノスがマウンドに上がっています。
1回、立ち上がりは送りバントでしたが、この回はまた違う手を打ってこようという小久保監督。
≫いろんな手を使ってというところですが、外のボール、外のボールでの、佐々木さん、メキシコの攻めでしたけれども?≫無理やり引っ張る必要もないんですけどね。
外に来るとわかっていますから。
それとボールも動きますからああいう形になりますよね、外のボールをひっかけちゃいますよね。
≫そのまま、松中さん、逆らわずにという形でもいいわけですか?≫もし引っ張りたかったら、さっき言ったようにベース近くに立って外の球を真ん中ぐらいにするとか、そういうのをこの4試合ぐらいで試してもいいと思うんですけどね。
本番じゃなかなかできないことなのでそういうのをやっても、おもしろかったかなと思いますけどね。
≫レギュラーシーズンと同じような形でやっていてもダメな部分は出てくるわけですね?≫ストライクゾーンが変わってくるわけなのでそれに対応していかないといけない。
今回のメンバーはばっとコントロールがうまい選手がたくさんいるので、対応はすぐできると思うんですよね。
だから強化試合でいろんなことを試せると思いますし、やってもらいたいなと思いますね。
≫しかし、ここはメキシコのバッテリーエラーがありまして、ランナー2塁に進みました。
≫こういう場面でもセカンドがセカンドベースの後ろにいるわけじゃないですか。
あれだけ1・2塁間が空いているのでシーズンでは絶対そういう打ち方をしないんですけど、短期決戦というのは1点でも多く取りたいわけなのでこういうとき、あそこに狙っていくのはありですよね。
これだけ広かったら、普通のセカンドゴロで1点入りますし、あわよくば強い打球だったらセカンドまで行けるわけだしそういうのも試してもおもしろいかなと思います。
≫前田さんも、国際大会での各バッターとの対戦の中で相手のバッターがいろんな工夫をしてくるというのは見て感じられますか?≫思いきって振ってくるときもありますし、得点圏になれば狙い球も絞られたりとか、いろいろ工夫してくるバッターもいるので、特に日本はそういうのも得意だと思いますし、いろいろ工夫できるバッターがそろっていると思うので狙い球を絞るのもそうですし方向決めて打つのもいいと思いますし、初球から思い切って長打を狙うのもいいと思うので、そういうのもいろいろ試しながらやっていってもいいのかなと思いますね。
≫またゴンザレス監督が出ましてピッチャーが交代します。
カステヤノスに変わりまして左の44番をつけましたファビアン・ウィリアムソンがマウンドに上がります。
志田スコアラーからそれぞれのチャートを出していくわけですが。
ピッチャーのウィリアムソンです。
ですから佐々木さん、ひとつ慣れてきたかなと思ったらまたすぐこうやって代わってくるんですね?≫リリーフ陣が多いんでしょうね。
こういう大会になると、先発もそうですけど、球数制限とかいろいろ出てくるんで、リリーフ陣が多くなることが多いですよね。
≫新タさん、メキシコサイドですが、今、ゴンザレス監督が出てきましたけれども、今回は招待試合という形で呼ばれているんだけど、やはり来年3月を見据えて本気モードで戦うと。
決してサイトシーイング、観光で来ているわけではないと言っていましたが、特にうちのチームの強みはピッチャーである、そして中継ぎ、ブルペンがとても強みだと思っているので、試しも含めるけれども、どんどんいいピッチャーをつぎ込んでいきたい。
今、監督が笑って、手前で映っていますが、実は、弟さんのエイドリアン・ゴンザレスがベンチの中に入っていますが残念ながら試合には出られませんけれども、これはメジャーリーグを代表するスーパースターで今日ゲストの前田さんと同じドジャースでプレーしていますので、出るチャンスはないんだけども、兄弟ともにメキシコのユニフォームを着て試合を見ることができるので夢がかなったということでサポートに回っていますね。
≫今日はメキシコサイドの情報はTBSの戸崎貴広アナウンサーです。
前田さん、エイドリアン・ゴンザレスの話もありましたが、17年のWBCを見据えて今回は来ているそうですからね。
≫ドジャースもそうですけど彼は本当にチームの中心ですし、メキシコでもチームを引っ張っていく存在だと思うので今回来て、チームの状況だったり、選手をいろいろ把握してやっていくと思うので本戦では必ず出てきますし、とてもいいバッターなので。
彼が中心になってやっていけばチームはまとまると思うのでドジャースでもキャプテンシーを発揮してどんな状況でも選手みんなに声をかけてチームをまとめてくれるので本当に頼りがいのある選手だと思います。
≫今日は4番に入っている中田ですが、第1打席、フォアボール、第2打席はライトフライですそして筒香です。
第1打席は押し出しのフォアボール、日本の先制点を生み出しています。
≫新タさん、先ほどはフォアボールを選んだ筒香ですが、試合前に聞きますと、前にも後ろにもいいバッターがそろっているので、場面によっては次につなぐんだということをしっかり意識して打席に立ちたいと言っていました。
≫1塁側の侍ジャパンサイドの情報はTBSの初田啓介アナウンサーです。
去年の世界野球でもうまくいったようにつなぐことを意識したいと話しています。
筒香のレギュラーシーズンの得点圏打率をご覧いただいていますが、やっぱり佐々木さん、チャンスに強いですね?≫本当にいい場面に強いですね。
ここで欲しいなというときに打ってくれますからね、そういうところでベイスターズとしたら、やっと4番らしくなったなという感じがしますね。
≫確かに松中さん、どちらが4番、中田でも、筒香でも、どちらが入っても日本は変わりない気がしますね。
≫あとは本番のときに、いかにどっちが調子いいかで4番になるんじゃないかなと思いますけどね本当に短期決戦ってあっという間に終わってしまうイメージだったので、調子いい人をどんどん使った方がいいですよね。
≫松中さんは、第1回大会は全試合、4番だったと思うんですが。
≫僕、レギュラーシーズン、2004年、2005年と短期決戦で打てなかったので自分の中でプレッシャーがあって何せ初戦でヒットを打ちたいとか。
それが中国戦だったんで、よかったんですよね、実力的にも下だったので、いい形で入れたのでよかったですけども。
≫来年の日本のWBC、3月7日の初戦はキューバというのが発表されているわけで。
≫本当に厳しい戦いってさっき佐々木さんと言ってたんですけど、中国が先にくればチームとしても乗っていける感じがしたんですが、いきなりキューバなんで、本当に厳しい戦いになるんじゃないかなと思いますね。
≫世界一奪還に向けて小久保監督、期待はやはり中田、筒香という長距離砲に託されていますツーアウト満塁となって、バッターに内川です。
筒香も強引にはいきません。
また佐々木さん、満塁で内川ですね。
≫これ、嫌だろうね。
≫こういう形増えてくるでしょうね、本番でも。
筒香選手の後が重要というのはこういうのがどんどん本番でもあるんじゃないですか。
≫内川、プレッシャー感じるタイプじゃないか。
≫いや、感じますね。
≫先ほど1回は、満塁の場面でダブルプレーに倒れました内川です。
確かに去年の世界野球でも、佐々木さん、4番の筒香の後に中田、あるいはドラゴンズの平田を置いてうまく回っていたというのもありましたが。
≫6番は重要かな、こういう大会になると。
どんどんいいバッターが1番から並んでいますからね。
そうしたときに、ランナーがたまって6番という形が多いですよね≫内川もWBC2大会では3割4分1厘というハイアベレージを残しています。
この強化試合ではバッティングに集中してくる大谷です。
まだ1点のリードですから、大きく突き放したい日本。
前回大会のWBC準決勝で敗れたときのマウンド、前田さんという話を、前田さん、されていましたけど、あのチャンスの場面でアウトになってしまったという、いろんな動きがありましたけれども、内川選手は悔しい思いをしていますからね。
≫内川さんの涙も、一緒に戦っていて見ましたし、誰よりも悔しい思いを持っていると思うので、ベテランですし、チームを引っ張ってきてくれたんですけど、あの戦いで内川さんの涙というのもチーム全員見ていますし。
≫2度の満塁のチャンスがありましたが、内川、2打席目も最後は外のカーブ。
見逃しの三振に倒れていますやはりポイントとなる筒香の後の部分ですね、松中さん。
≫本番でもこういう形が出てくるんで、この4試合で誰が一番適性なのかというのを、小久保監督は見極めないといけないでしょうね。
≫いろんなパターンがあってその中でどの流れが一番いいのか、いろいろ試しながら結果も見ていきたいという話もしています。
武田が立ち上がりは先頭・ナバーロにヒット、ペーニャにツーベースを打たれて、キロスにフォアボールを与えて満塁としましたが、それ以降はランナーを1人も出していません。
球数は3回を終わって45球です。
≫先発の武田ですが、佐々木さん、本戦WBCになりますと球数制限というところも先発かなり気になるところになりますよね?≫そこら辺は無駄球を放らないというか、どんどんストライクを放っていくことですよね。
≫前回大会は、1次ラウンドが65球、2次ラウンドは80球という制限でしたね。
≫4回、いってくれたらいいなという感じでしょうね。
≫大分、前田さんもこういう球数は当時も気にされたんじゃないですか。
≫僕はあまり頭に入れないようにしましたね。
やっぱり球数制限があるので無駄球を投げたくはないんですけど、これを頭に入れると、自分のピッチングが変わってしまうので自分のピッチングを心がけてとにかく抑えることだけを頭に入れて球数は後からついてくるかなというのと、いけるところまでいこうという感覚で投げた方が僕はうまくいきましたね。
≫この強化試合4試合の中でも無駄球を減らして早い勝負にいくんだと権藤ピッチングコーチ、村田善則バッテリーコーチも話しています。
≫権藤さんの考え方はそうでしょうね。
無駄な球は投げるなという考え方で、今日しゃべってても、そういうことは言っていましたね。
≫久しぶりにランナーを出した武田です。
大分整ってきていた中で、前田さん、今のカーブの抜け方はどうご覧になりますか?≫そういうときもあるとは思うんですけど、でも、ここでフォアボールを出してしまったことによってまた球数が増えていってしまうこともあるので無駄球というのもありましたけど、無駄なフォアボールを減らすことによって球数も減らせると思うので、フォアボールというのはできるだけ減らしていった方がいいのかなと思います。
≫初球はムリーロに対して高めのストレート、ムービングファストボールを投げて来ています、武田。
2015年はムリーロは楽天でプレーしていました。
≫新タさん、3年連続で侍ジャパンのユニフォームにそでを通している武田ですがいろいろと対応しなきゃいけないことは大事だということはよくわかっているんだけれども、東京ドームのマウンドの土が本番仕様に入れ替えられていますよね。
かなりその辺りを気にしていました、少し硬いということでした。
≫メジャー仕様でややかたくなっています。
ちょうどこのマウンドがカナダ産の赤い粘土質の土で固められていまして前田さん、向こうのマウンドの硬さ、日本とは違いますか?≫硬いですね。
また、球場の場所によっても硬さは変わってきますので日本よりも硬いですけど、僕は好きだったんで、全然気にならなかったんですけど、また日本のドームでつくる硬さとアメリカに行って気候の違う場所でつくるマウンドとはまた硬さが変わってくると思うのでそういうところも対応しないといけないのかなと思いますね≫佐々木さん、一般的にマウンドの硬い、やわらかいで投げ方、影響はどういうものがでてくるんでしょうか?≫歩幅が広い人ほど滑りますしね。
右ピッチャーだと左足ですよね、僕はそれがすごい気になってたんで、歩幅が狭くなりましたよね。
≫記録はワイルドピッチですちょっとカーブが定まりませんでした。
歩幅の部分、前田さんはそれほど気にならなかったということですか?≫僕はもともと歩幅が狭くてちょっと立ち投げっぽく投げるので気にならなかったですね。
もうちょっと沈み込んで、歩幅が広いピッチャーは少し気になるかもしれないですし。
≫審判にも当たりましたか?≫ピッチャーに当たって…。
≫武田に当たって、その後ちょっと進行方向が変わりましたけれども、大丈夫でしょうか。
武田の右の太もも辺りに当たりました。
坂本も逆を突かれるような格好でしたので止めるのが精いっぱいというところ。
記録はショートのエラーと発表されています。
第1打席はファーストゴロ、マイナーではドジャース傘下で3年間プレーをしていますベルドゥーゴです。
二遊間ゲッツー態勢。
佐々木さん、武田の右の足、心配されますね。
≫まあ飛んだのがかすったぐらいでショートに行っていますのでそんな大したことはないと思うんですけど、真下に落ちたりするときくんですけど、はねてますからね。
≫当たった後の、わずか2球ではありますけど、それほど心配はないんですかね、前田さん。
≫そうですね、心配ないと思いますね。
太ももですし、そんなに痛みを感じる部分ではないと思うので影響なく投げられていると思いますけど。
≫日本のリードは、わずかに1点です。
1−1の同点にメキシコが追いつきます。
ここで佐々木さん、同点に追いつかれました。
≫やっぱり低めのボール、多少甘くなると、力がありますね、うまく打ちますよね、ライトフライもそうでしたけどね。
普通だったらあそこまで持っていけないライトフライもありましたから、相当好きなんでしょうね。
≫ベルドゥーゴが2014年のメジャーリーグのドラフトでドジャースが2巡目で指名した期待の選手なんですよね。
≫素質があるんですね。
≫日本は前進守備をとります4回表に日本が同点に追いつかれました。
≫国際大会での1点の重み。
佐々木さん、この場面での前進守備、バックホーム態勢というのはこの形で?≫そうでしょうね。
≫前田さん、どう三振をとりにいくか?≫高めのボールをもうちょっと有効に使ってほしいなと思うんですけど。
みんな低めが好きなんですよね、海外の選手って意外と。
高めに結構空振りゾーンがあるので高めは三振のとれるコースだと思うので。
今の球、低めのボールは好きなんですよね。
さっきのバッターもそうですけど、低めだと思うんですけど、やっぱり好きなので、インコース高めですね。
僕が三振をとるときはインコース高め、フォーシームを投げれば結構空振りはとれると思うので、そこをうまく使ってもいいのかなと思いますね。
特にこのカーブが有効なので高めのフォーシームを使ってもおもしろいんじゃないかと思いますけど。
≫ここまで勝負にいっているボールが多いのは、カーブという武田。
意図した高めのボールを投げていくか。
≫日本とは違って、常に低め、低めではないんですね。
≫でも、低めが好きなので、ボール球は打ちに来るバッターも多いと思うので、きっちりワンバン投げれば今みたいな空振りになりますし高めも使ってもいいと思いますし、選択肢はいっぱいあると思いますけど。
ある程度、極端にいくことも大事なんでしょうか。
≫まだ意図した高めというのは使っていないと思いますので、それも使ってもいいのかなとは思います。
そうすればカーブのワンバンも効いてくると思います。
≫同点に追いつかれている侍ジャパン、4回表のメキシコの攻撃です日本は先発の武田の後は2人目、千賀というのも予定されています。
まだ高めはいきませんね、前田さん。
≫ピッチャー有利カウントだったり、追い込んでからの方が使いやすいと思うので、追い込んでピッチャー有利カウントになれば使ってもいいと思いますただ、このカウントではなかなか使えないので。
≫侍ジャパンのピッチングコーチは権藤ピッチングコーチです。
今日は先発・武田、2人目は千賀を予定しています。
≫ここまで勝負球で多いのはカーブですけどね、佐々木さん。
≫次が1番に返るんで、このバッターで勝負したいんですよね。
≫今日スタメンのマスクは日本ハムの大野。
ベンチには楽天の嶋、そして、巨人の小林も控えています。
≫同点に追いつかれました侍ジャパンです。
ただ序盤3回を終わって、松中さん、侍ジャパンのヒットは、まだ1本も出ていないんですよね?≫フォアボールは選んでるんですけど、ここという1本が出ていないちょっと1本出さないと。
一応、強化試合ですけど、こういう戦いは絶対、国際大会であるので、なるべく早く誰かが突破口を開いていかないと、このままずるずるいく可能性もありますからね。
≫元気印の松田がこの回のトップバッター。
突破口を開くにはうってつけの選手になります。
佐々木さん、流れとしてもノーヒットの中で同点に追いつかれて非常に嫌な流れでもありますね。
≫そうですね、それとメキシコのピッチャーって荒れてるので、荒れてるし、動くし、だから、打ちづらいのは確かなんですけど、誰かが1本出して流れを持ってきてほしいですね。
≫この流れでいくと、向こうにどんどん流れを持っていかれるので、何とかここでまずヒット1本、誰か打たないとおかしいですよね。
今の松田選手もいい当たりなんですけど、日本だと、あれがボールも違って飛んでいきますし、配球も松田選手はバッターボックスを離れるので、いろんなデータがあって、インコースに来るんですけど、あれだけ離れても国際大会ではほとんどが外中心になりますし、ああいう打球が出てくるので少しでもベースに近づいてもいいのかなと思いますね。
それを試せるのが、この強化試合だと思うので。
松田選手だけじゃなくて、いろいろな選手がいろんなことを試すべきだと思います。
≫松中さんの目から見ていてそういった工夫は日本の方は見られませんか?≫基本的に僕の印象は外国人というのはどんどんストライク先行というか、ストレート系でくるので、僕は必ずストレート系を待ってました。
そういうことでもいいと思うんですよ。
淡泊に見えるかもしれないですけど、しっかり打つ球を決めて打席に立つというのを、特に僕は外中心というのがあったので、外甘めを常に意識して、そこに入っていくように打ってましたね。
≫割り切ってしまって、そうじゃなかったらごめんなさいというのもあるわけですよね?≫それぐらいの気持ちも短期決戦では絶対に必要な部分が出てきますので。
これだけボールが動いてくると、あれもこれもと絶対打てないんですよね。
だからコースで張って、ストレート系の外の甘い球を狙っていくとか、外がすごく動くんだったら、インコースをずっと待ってるとか、そういう形も必要だと思います。
≫少なくとも追い込まれるまではということで?≫追い込まれたら球数制限とかもあるので、なるべく1球でも多く投げさせる。
特にこうやっていいピッチャーがどんどん来たら数多く使わせれば、どんどんいいピッチャーが使っていくのでチャンス生まれてくると思いますよね。
≫まだ侍ジャパン、ここまでメキシコのピッチャー陣の前にノーヒットです。
ムリーロ、元メジャーリーガー、強肩です。
ただ、メキシコのピッチャーから前田さん、7つのフォアボールはもらってるんですけどね。
≫ランナーは出ているので打っているイメージだったんですけど、ヒットはまだ0本なので、何とかヒットでつないで得点を取れれば、また流れは変わってくると思うので、何とかまず1本打てば変わってくると思うので。
≫ベンチからも盛り上げていく松田の姿も見えています。
今日は日本の4番は中田。
大野、第1打席はショートゴロでした。
先ほど戸崎アナウンサーからリポートもありましたが、このメキシコはブルペン陣の投手力に力を持っています、そうゴンザレス監督も話していました。
特に佐々木さん、ジャイアンツでワールドチャンピオンに3度輝いているセルジオ・ロモもメキシコには今回、来てるんですよね?≫本当にリリーフピッチャーがどんどん出てくるんで、打ちづらいんですけどね。
記録はショートのペーニャのエラー。
≫新タさん、メキシコサイドですが、メキシコの投手コーチが話をしてくれました、去年、プレミアで日本と対戦していて能力が高いのはわかっているんだけど、今日、改めてやってみて、日本のバッターは選球眼がいいし、当てる技術が非常に高いし、改めて強いチームだなと思ったと。
うちのピッチャーは残念ながら、実戦から間が開いているピッチャーがいるので、バランスを崩している人もいるんだけど、この後、修正して自分を信じて投げてほしいと話してくれました。
≫戸崎貴広アナウンサーからのリポート。
メキシコのベルトランピッチングコーチの談話です。
ここでまたピッチャー交代しますか。
去年の世界野球ではメキシコは日本と3位を争って日本が3位、メキシコが4位という結果も残っています。
佐々木さん、かなり早く代えてきますね。
≫今日はこういうピッチャーの使い方なんでしょうね。
実戦から離れているということはそうなってきますよね。
あまり長い回投げさせられないというのがありますね。
≫ゴンザレス監督も試合をやる以上は勝つ、メキシコのレベルの高さを証明しないといけないんだという話もしています。
侍ジャパンは打線、ここから3巡目に入っていきます。
何とか1本、松中さん、欲しいですね。
≫ファンの皆さんも思ってるでしょうね。
ここで今日先発、日本の武田の今日のハイライトをご覧いただきましょう。
立ち上がりは満塁ノーアウトとしてしまったんですが、その後、アマダー、カスティーロ、そしてムリーロと三者連続に仕留めて0点に切り抜けました。
3回までに4つの三振を奪った武田。
ただ、4回、20歳のベルドゥーゴにタイムリーを打たれまして同点に追いつかれています。
この後、恐らく、佐々木さん2人のピッチャーも上がってくると思いますが。
≫そこまででしょうね、70、80球近いですからね。
≫さて3巡目に、日本、侍ジャパンの打線が入ってくる中で松中さん、やはり工夫が見たいというところですね。
≫そうですね、ただ坂本選手はこのままでいいと思います≫4回まで終わって、侍ジャパンとメキシコの一戦は1−1の同点。
侍ジャパンはまだノーヒットです。
マウンドにはソフトバンク、2人目、千賀がマウンドに上がりました。
小久保監督も去年のクライマックスシリーズ、日本シリーズを見て、フォークボールが佐々木さん国際大会で十分通用するということで、選出になりました。
≫非常にいいフォークを投げますよね。
≫フォークボールといいますと、大魔神・佐々木主浩さんというのが皆さんの中ではあると思うんですけど、千賀のフォークは、佐々木さんどうご覧になっていますか?≫非常に落差もありますし、コントロールもいいですよねそういう部分では、こういう国際試合では楽しみな1人ですよね。
≫松中さんも元チームメイトということですけれども。
≫今日聞いたんですけど、全然滑ると言って苦労していますと言っていました。
≫とにかくストライクが入るかどうか、そこが一番問題と話していましたね、松中さん。
≫コントロールできてないと言ってましたんで。
彼のフォークは消えていくんですよね。
消えるって言います、ほかのチームの選手は。
だらか、多分日本で1・2を争うくらいのフォークボールじゃないですか。
≫今シーズンでいいましてもフォークでの奪三振が一番多い選手です。
千賀にとっても前田さん、初めての代表のマウンドになりますからね。
≫緊張もあると思いますけど自分のピッチングをすれば大丈夫だと思いますし、ボールが滑るという話もありましたけど、それも経験で、慣れていけば、自分のピッチングができると思うので。
今日、フォークもストレートもいろいろ試しながらやれば本戦に選ばれたときにストレスなく投げられると思うのでいろいろ不安を消化できればいいと思います≫本戦を来年3月に考えた場合に、1次ラウンドと2次ラウンドの間もないですから、先発も非常に重要な役割になってくるんですよね。
≫そうですね、どういう人選というか、どういうメンバーを選ぶのかというのも興味ありますよね。
先発を多く入れて、第1・2先発であとリリーフを多めに入れるのか、そこら辺でしょうね。
≫特に千賀の場合は、中継ぎに入っていたときもありますし今年のように先発というのもありますし、非常に使いやすいピッチャーでもあると思うんですが。
≫そういう経験があるピッチャーはこういうときは重要ですよね≫メキシコ、勝ち越しの1点が3番・キロスのソロホームラン。
千賀が打たれました。
3番・キロスの一発。
メキシコ1点のリードに変わりました。
前田さん、今の千賀とキロスの対戦ですが?≫打者有利カウントのときのストレート系は気をつけないといけないと思うので思い切ってストレート系を狙ってきたんだと思いますけど≫佐々木さん、ずっとストレート、ストレートでいってるように見えましたが?≫何かもっと試せばいいんですけどね。
ただやっぱり3番、打つだけのバッターですから真っすぐだけじゃね、特にそこで甘い高めに行くと力がありますよね。
でもこれ、いい勉強になったんじゃないですかね。
ここで打たれるのも勉強ですからね、本番じゃないですからね。
≫いろんなことを経験する4試合になりますからね、前田さん。
≫そうです、バッターの特徴を知るのもそうですし、日本に来ている外国人選手と特徴が違うバッターもたくさんいますし、そういうバッターに対して投げて経験することも大事だと思いますね。
≫高めのストレートをキロスに打たれた千賀。
佐々木さん、まだフォークボール投げてないですよね?≫投げてないですね。
ここら辺で投げていいと思いますけど。
≫真っすぐですね。
日本は打者3巡目で2番・秋山から始まります。
この松田のプレー。
三遊間抜けそうなところ、ここはうまくダイビングしてさばいていった松田です。
それではゲストの前田健太投手も出場しました2013年の第3回WBCを振り返りましょう。
2次ラウンドの台湾戦、9回ツーアウトまで追い込まれながらバッターは井端。
同点のタイムリーヒットが生まれました。
この試合は延長戦の末に日本は台湾を破りました。
勝てば準決勝進出が決まるオランダ戦。
先発は今日ゲスト解説の前田健太投手。
前田さん、このとき、覚えてらっしゃいますか?≫覚えてますね。
本当にいいピッチングができましたね、このときは。
≫バレンティンやジョーンズが並ぶオランダ打線を5回1安打無失点、9奪三振でしたね。
≫たくさん三振がとれたイメージがありましたね。
≫コールド勝ちで日本が準決勝進出を決めました。
そしてアメリカに渡って準決勝のプエルトリコ戦も先発は前田健太投手でした。
このゲーム、どんな思いで入られていたんですか?≫すごく緊張しましたし、プレッシャーもありましたけど、初めてのメジャーの球場でしたし、いろいろ対応するのに大変でしたね。
≫そして好フィールディングでしたね。
≫フィールディングには自信があったので、うまくピンチを切り抜けられたと思います。
準決勝は5回4安打1失点で先発の役割をしっかり果たした前田健太投手でした。
ただ残念ながら、このゲーム、プエルトリコ戦、打線は1点を返すのが精いっぱいで、結果、侍ジャパンは3連覇ならなかった、準決勝敗退となったゲームでした。
改めて前田さん、思い返すとあのときのゲームというのはどう振り返られますか?≫なかなか点を取るのは難しいと思いますし、特徴のあるピッチャー、ボールの動くピッチャーが多いのでなかなかバッターもとらえることができなかったと思いますし僕もピッチャーで短期決戦という難しさも感じましたし、初めてのアメリカでの登板だったのでやはりいつもと違う緊張感だったり準備というのもしないといけなかったので、そういう意味ではWBCの難しさをすごく感じました。
≫今日は解説は大魔神・佐々木主浩さん、そして侍ジャパン初代4番の松中信彦さん、そして、ロサンゼルス・ドジャースでプレーされています前田健太投手でお送りしています。
松中さん、3巡目に入っての上位打線ですから何とかヒットが欲しい。
≫先頭バッターにヒットで出てほしいですね。
≫1点を追いかけて、この5回です。
佐々木さん、ここはクリーンナップですからね。
≫クリーンナップで勢いつけてほしいですね。
≫稲葉バッティングコーチも話していましたけれども、クリーンナップにはある程度自由に打たせていくんだと、佐々木さん、そんな話もありました。
≫でも本戦になると、そうばかりは言ってられないんですよね。
1点勝負とかになりますからね。
≫やはり小久保監督も話していますが、1点をどう取りにいくか。
本番を想定した今日の采配はするんだという話ですが、松中さん?≫日本でやっているような戦い方というのは海外ではなかなかできないので、ホームランをボンボン打てるわけでもないと思うんですねだから、つないでいく意識とか自分がどれだけ自己犠牲できるとか、その辺も考えながらやっていかないと、いきなり本番でやりなさいとは絶対にできないのでそういうところも、この4試合でやってほしいなと思います。
≫松中さん、やはりここは開くんですね。
≫海外のチームは極端に守備位置をしますし。
≫外高めのボール。
≫さっきの秋山選手もそうですけど、外・外と来ているので、インコースが好きなメンバーが多いと思うんですね。
自分から変化していかないとずっとあの攻めをされると思いますね。
近づけば、キャッチャーもインコース投げようというサインが来ると思うので、そうすると自分たちの好きなインコースが来ると思うのでそういう駆け引きもやった方がいいと思いますね。
≫画面右側に得意な部分、不得意な部分が出ていますが赤くなっている部分が得意な3割を超えているアベレージの部分、青が2割以下、苦手としている部分になります。
4番の中田、今日はフォアボールとライトフライ。
先ほどの回からメキシコはピッチャー4人目、アビラに代わっています。
依然、ここまで侍ジャパンはノーヒットです。
突破口を、この4番の中田が切り開いていくか。
前田さん、対応しようとする前にピッチャー代えてきますからね、メキシコもね、この難しさ≫短期決戦はどんどん早くなってくると思いますし。
ピッチャーの特徴をつかむのも難しいと思うので何とか自分の技術で対応してほしいなと思います。
配球を読んだり、工夫も大切ですし、あとは単純に来た球を打つ技術も必要だと思うので。
動くボールを打つというのがなかなか慣れないことかもしれないけどこれから海外の選手と対戦するときは基本、動くボールが多くなってくると思うのでそれに慣れていってほしいなと思います。
≫そういったところで言うと松中さん、動くボール、最後まで見極めたいということで、ポイントも近くするというのも1つ手なのかもしれませんが?≫僕もそういう思いで行ったんですけど、僕、2006年のときは、直前合宿がアメリカであったんですがメジャーのチームでやったんですけど、近くに入れれば入れるほど、詰まるというか、ボールは飛ばないんですね。
動くから前でとらえたらゴロになるというのがあったんですが逆に僕はポイントを前に置いたぐらいが自分の感覚の中のポイントで打てたんですよね。
だからホームランはなかなか打てないと感じましたし。
パワーピッチャーがすごい多いのでそれでボールも違うわけなので、ボールが重いんですよ。
バットもへこむんですよ、実際。
メープルという木の素材があるんですが今日も見せてもらったんですけど、やっぱりへこむんですよね。
日本のボールではそういうのはあり得ないんですけど。
だから僕はそのときに、ホワイトアッシュというやわらかいのを使っていたので余計に中に入れてしまうと飛ばないようなイメージがありましたね。
≫その辺りも経験していかなければいけないこの4試合になります。
まだ日本はノーヒットです。
佐々木さん、なかなかとらえることができませんね。
≫今のもボール球ですけどねまた代わるんですね、これ。
≫左の筒香が出てきたところでゴンザレス監督が行きます≫打たされてる感じがしますよね。
山田も中田もそうですけど、ボール球に手を出してる、打たされてる感じがしますね。
≫特に前田さん、メキシコは高めの真っすぐ系をうまく使って打たせているようにも見えますが?≫高めでポップフライも増えていますし。
高めというのは危険なボールではあると思うんですが一定の高さを超えると打つのはすごく難しくなってくると思うのでそういうところをうまく日本は打たされてるのかなと思います。
≫ピッチャーが交代しているメキシコです。
背番号26番をつけました左のマウリシオ・ララがマウンドに上がっています。
この回のイニングを改めてご覧いただきましょう。
3巡目に入って、2番・秋山から。
先頭バッターがいい形で出たんですけれども、クリーンナップのところですね。
≫1点負けてて、クリーンナップ任すという、今、攻撃中なんですけどね。
本大会になったときにどうなるんだと。
やっぱり、だんだん回が6、78になっていったらいいピッチャーがどんどん出てきますからね。
そうしたときに早めに追いつきたいという野球をしてほしいなというのはありますね。
任せるんじゃなくてね。
この打順見たときに、チームいったときに、クリーンナップのバッターばかりですからね。
誰が誰という問題じゃないですからね。
≫2017年のWBCはもうすぐそこです、来年3月7日。
キューバ戦から始まって、オーストラリア戦、そして10日から中国戦。
その後2次ラウンドに入って12日からになりますが、本当に過密日程の中で行われますよね、前田さん。
≫短い期間にどんどん試合が行われていきますし、対戦相手のデータも頭に入れないといけないのでそういう意味では本当に時間が少ないですけど、その中でうまく対応していくことが大事だと思うので。
≫バッターボックスは今年セ・リーグのホームラン王、打点王、44本のホームランを打ちました筒香です。
44ホームラン、110打点で2冠王。
今度は大きく右に内野がシフトしています。
今日は2つのフォアボール。
松中さん、スコアは見えているという今日の打席になりますか?≫打席の中ではボールを振っていないので、いい状態だと思いますね。
いい状態じゃないかなと思いますけどね。
より以上に警戒されてるのでそんなに甘い球はこないので本当により集中して。
≫2−2の同点になりました今、入ったように見えましたが、あとわずかでしたか。
≫惜しかったですね。
でも、いいバッティングでしたね。
フェンス上段ギリギリいっぱいのところ。
今度は佐々木さん、高めのボールを筒香はたたきましたね。
≫今、狙ってましたね。
≫フェンスのちょうど手すり辺りですか。
前田さん、あと10cm高ければ入っていたというようなね。
≫新しくついたところに当たりましたね。
≫ボール、飛ばないよね。
≫確かにそうですね。
今の筒香の当たりだったら、普通なら余裕でいってるよね≫初速が重いですよね。
日本のボールは速いんですけど、国際球は常に重く飛んでいくので、それでは飛ばないですよね。
≫これでようやく侍ジャパンはチームとして初めてのヒットが松中さん、出ました、同点タイムリー。
≫ここですよ、一気にいくときは。
短期決戦、なかなかチャンスがないのでこういうところで一気にいかないといけないですね。
≫高めのボールを振り切りました。
角度も勢いもよかったんですが、あとわずかでした。
同点、2−2としました侍ジャパンです。
そして、佐々木さん、この後やっぱり内川ですね。
≫今日のポイントでしょうね≫今日は内川が1回目、2回目の打席と満塁で回ってきたんですがいずれも点を挙げることができなかったんですね。
≫でも何とかしてくれるでしょう、ベテランですからね。
≫ここは喫するものを当然持って内川が打席に入ることになります。
小久保監督が挙げていたポイント、攻撃面では1番がキーになるそして筒香の後がキーになるこれが最も大きな部分になるでしょうと話していました。
今日、強化試合の初戦を託された筒香の後はこの内川です。
唯一のWBCの優勝メンバー優勝を唯一知っている自分が前回大会は、その3連覇にチームを導くことができなかった。
だからこそ、もう一度WBCの舞台で世界一を奪還、それを目指したいと話している内川です。
ピッチャーはマルティンに代わっています。
今年はナショナルズでプレーもしていましたマルティン。
≫今日ここまでのハイライトをご覧いただきましょう。
先発は侍ジャパン、ホークス・武田でした。
先頭のナバーロに初球たたかれましてレフト前。
2番のペーニャには右中間を破るツーベースヒット。
ノーアウト満塁としたところで4番・アマダーを空振りの三振。
そして3番・カスティーロはアウトロー、見逃しの三振。
6番のムリーロはカーブで空振り三振をとりました。
侍ジャパンの1回ウラです。
ワンアウト満塁で筒香。
押し出しのフォアボールでまず1点を先行した侍ジャパン先発のオイエルビデスが交代します。
満塁の追加点のチャンスでしたが内川、打たされてダブルプレー、追加点はありません。
3回ウラ、1アウト1・2塁で中田。
メキシコの3人目、ウィリアムソンに打たされてのライトフライ。
ツーアウト満塁で、内川は見逃しの三振。
キーになっている6番の内川そして4回表、1アウト2塁からピッチャー武田の足に当たりました。
記録はショート・坂本のエラーがついています。
1・3塁でベルドゥーゴが同点のタイムリーツーベースを打ちました。
5回、この回変わった千賀、ツーアウトをとってから、キロスにこの一発。
1点勝ち越し点を許します。
ただ5回です、ツーアウト1塁から筒香、もう、あとわずかでホームランという当たり。
同点のタイムリーツーベースとなって、現在2−2の同点です。
今日は筒香が2打点という形になっています。
放送席、解説は佐々木主浩さん、松中信彦さん、ドジャースの前田健太投手でお送りしております。
まず佐々木さん、今日ここまでの振り返り、どうでしょうか?≫メキシコのピッチャーがフォアボールが多いので、もう少し日本のバッターの打つところを見たいんですけどやっと筒香が打ちましたからこれからでしょうかね。
≫松中さん、どうですか?≫筒香選手の後ってキーマンというのがこの試合出ているので、今日を入れてあと4試合で見極めていけないのかなと思ってます。
≫前田さん、どうでしょうか?≫2−2になったので、ここからピッチャーも代わっていくと思いますし、リリーフ陣がどれだけ粘っていけるのかなというのがあると思います。
≫そういった中でも前田さん千賀の2イニング目は非常に大事ですね。
≫同点に追いついてもらった後ですし、もうちょっとフォークボールとか試してもいいのかなと。
見たいですけどね。
≫まだ投げていないですよねフォークボール。
≫多分投げてないですよね。
もうちょっと見たいですね。
≫今日はストレートとスライダーを投げています。
≫もしかしたら不安があるのかもしれないですね、ブルペンで投げてみてうまくいかなかったので少なくしてる可能性もありますけど。
≫何といっても佐々木さん、最大はフォークボールですからね。
≫試さないとしようがないんですけどね。
≫投球内容を見ても、まだフォークボールは投げていません。
≫新タさん、その武田投手ですがフォアボールを出して失点につながってしまったのがとてももったいなかったと。
そういうところをなくしていきたいと言っていましたね。
メキシコはしっかりとバットが振れていたしいい打線だと思ったという話でした。
≫先発・武田の談話、初田啓介アナウンサーです。
≫新タさん、メキシコサイドのペラエスバッティングコーチに聞きましたが、その武田について、ピッチャーとして自信を持って投げてきている、恐れずにどんどん投げてくるのが彼の持ち味じゃないかと感じたそうです。
縦のカーブについては、メキシコリーグでいないわけじゃないんだけども、今日はチームとしてうまく対応できていなかったということですね。
打つ方に関しては、細かいアドバイスはしてないんだけど若い選手たちなのでストライクを強く振りなさいと言っているそうです。
≫その中でもチーム最年少、20歳になるベルドゥーゴ。
同点のタイムリーを打ってます。
本当に前田さん、低めのボールが好きなんですね。
≫今のもインコース、いいコースだとは思うんですけど、うまく腕を畳んで打ててますね。
≫新タさん、このベルドゥーゴですがドジャースの期待の選手ということで、主にAAで今年はプレーしたんですが、最後にプレーオフでよかったので、AAAに呼ばれたそうですね。
実は家族、今回、6人呼んでるそうです。
ご両親、お姉さん、おばあさんそして、おじ夫婦の6人だそうです。
≫非常にスイングスピードも速くて、技術も持ち合わせている。
センターとライト方向に飛ばしていくのが非常に持ち味だそうですけど松中さん。
≫でも、バットコントロールというのは、低めをうまく打ちますので。
それ以上に千賀君、ホントにフォーク投げないですね。
≫ここも真っすぐでの三振でした。
≫シーズン中だったら、ここでフォーク連投とかあるんですけどね。
≫先ほどもご覧いただいていましたけれども、シーズン中、フォークホールで三振を奪ったピッチャーとしては千賀が一番多かったわけですからね。
≫大体ワンストライク、変化球でとったら次はフォークというパターンが多かったんですけど、今日はやっぱストレート系がほとんどですね。
≫ただ、ストレートを当然チェックするというのもわかるんですが、佐々木さん、フォークボールもどんな形、感触があるのかというのも、投げておかないと。
≫何か考えがあって投げないのか、聞いてみたいですね。
ただ前田さん、あえて投げられるのに投げないというのはありますか、この試合の中で。
≫ないとは思うんですけどね≫ないよね、試すよね、普通は≫多分初めての侍ジャパンだと思いますし、このボールも初めてだと思うので慣れていれば、あるとは思うんですけど、初めてでわざと投げないというのは、ないと思うんで、何らかうまくいかない理由があるのか、ブルペンで、あまりよくなかったのかもしれないですけどゲームで試してみてもいいと思うんですけど。
≫だからこそ、ゲームで試すことが有効なのかなとも思うんですけどね。
≫そうですね、投げてみてもいいのかなと思いますけどね≫今日はストレートとスライダーのみ。
≫勝ち負けも大事ですけど、それ以上に自分の感覚を確かめるのも大事だと思うので。
特に千賀投手の決め球、武器のボールなので、それを投げないというのはちょっと損だと思うんで、投げて確かめてみてもいいのかなと思いますね。
≫この回、2つのフォアボール、千賀です。
松中さん、投げの部分でいくと嫌な流れの中で、5回に同点に追いついた日本。
6回はしっかり締めたいところだと思ったんですが。
≫やっぱり点数取った後の回というのは、3人で終わったら自分たちのチームに流れが来ますからね、そういう意味では、これはどっちに流れが行くかわからなくなってきましたね≫今、フォークボールをやっと投げましたね。
≫抜けましたね、やっぱり。
≫やっぱり抜けるのが怖いんですかね。
≫さすがに、ちょっとこうなると、佐々木さん、投げにくいですか?≫いや、1球ぐらい抜けてもどんどんいけばいいんですよ。
≫先発型のピッチャーは強化試合では8人いて、それぞれ先発が4人、第2先発が4人ということですから、千賀も機会で言うと今日一日になりますからね、佐々木さん。
≫だから試したいですよね。
≫フォークですね。
こんな回転しなかったっけ?≫ちょっと違いますよね。
≫このバッターに対してはフォークボールを多投していきます。
回転軌道が違いますか?≫何かちょっと回転が少ないような感じがするんですけど回転が少ないんで、バッター、目がいいんですぐ見逃せちゃうんですよね≫メキシコ、再び勝ち越し。
2人目も帰ってきました。
メキシコ、4−2、日本を突き放します。
当てただけになりましたが、飛んだコースがよかった?≫よかったですけど、その後ですよね、やっぱりね。
≫やらなくてもいい点数をやってしまいましたよね。
≫ミスを少なくいくというのは当然日本の強みになるわけですがここでほころびが出ました、2点目を献上してしまったのは、中田のエラーということになります。
≫佐々木さん、流れが嫌な方に、嫌な方に変わってますね。
≫無駄なフォアボールですよね。
2つからですからね。
≫今のもフォークボールだと思うんですけれども、そんなバッターがフォークってね、目がいいので、あの高さだったので、当ててきますよね。
ましてや9番バッターですから、力で押すところなんですけどね。
逆に変化球じゃなくてね。
今のは非常にいい形で落としていきました。
≫これはいいんじゃないでしょうかね。
≫千賀がまた2点を失う形になりました。
ご覧のようにストレートがやや高めに抜けているという状況。
侍ジャパンとしてはちょっと重苦しい雰囲気も漂っています。
同点に追いついた後、再び点を、2点差つけられました。
≫侍ジャパンの強化試合、日本とメキシコの一戦です。
先ほど勝ち越しのタイムリーサスエタ、その後の中田からのバックホーム、これが抜けてもう1点献上してしまったという日本です。
6回の攻撃は松田から始まります。
松中さん、まだ日本としてもヒットは、筒香の先ほどのタイムリーツーベース、この1本だけなんですよね。
≫強化試合ですけれども、もうちょっと打線爆発になってほしいなと思いますけどね。
≫当然、この後、メキシコも佐々木さん、強力なブルペン陣、いわゆるメジャーリーガーがどんどん出てきますからね。
≫なかなか打ちづらくなってきますよね。
≫ジャイアンツでも、世界一に3度輝きましたロモであるとか、あるいはナショナルズでメジャーでも7球団を渡り歩いて507試合登板しているオリバー・ペレスも控えています。
≫今日の侍ジャパンはここまでヒットはわずかに1本。
そして、フォアボールは8つもらっています。
ただ、打線で見ていくと松中さん、6番から下位打線はランナーが出てないんですよね。
≫このメンバーで、いい感じで打ってるのは筒香選手と松田選手も今2つ、いい感じで打っていますから2人だけですからね、いい感じで打っているのは。
≫本当に期待される打線というところではあるんですがここまで全くと言っていいほど快音がなかなか聞かれませんキーになる1番の坂本、そして今日は筒香の後、6番に内川が入ってます。
4番は中田。
今日、筒香は押し出しフォアボールとタイムリーツーベース。
ただ、2点を6回、追う展開の日本です。
今シーズンの鈴木誠也の大ブレイクぶり、どう見ていらっしゃいますか?≫僕は直接そんなには見ていないんですけど、ちょっと神がかっているというか。
でも成長した部分はすごくあると思うので今年ブレークしたので、まず来年も大事ですし、そういうスタートとしてアピールして侍ジャパンに入って活躍してほしいなと思います。
≫右バッターの外野手というのが、佐々木さん、侍ジャパンの中でいないということで小久保監督も期待している選手の1人ですけどね。
≫ホントに今年急成長した選手ですからね。
そういう部分ではどんどんアピールしてほしいですよね。
≫メジャーリーガーのナショナルズに所属しているマルティンをマウンドに迎えている侍ジャパン。
経験のあります嶋は今日はベンチスタート。
ここまで侍ジャパンのキャプテンなども務めてきましたが今回から侍ジャパンは、キャプテン制は敷いていません。
ただ、前田さん、この嶋はベンチにいるだけで本当に精神的な支えにはなりますね?≫年齢も上の方でベテランですけど、本当に声も出してくれますしチームを引っ張ってくれる存在なので、やっぱり、いるだけですごく安心感もありますし。
キャプテンというのは今回置かないということですけれども、嶋さんがそういう立ち位置になるとは思いますけど。
≫キャッチャーという面で言うと、まだ佐々木さん、ジャパンでも固まっていない部分もあるようですけどね?≫メンバーを見てたらやっぱり嶋に引っ張ってほしいですよね。
≫ですから強化試合の中で当然、初招集の大野、そして国際大会に向けてというと強化試合の中では小林も何回か呼ばれてますけど。
≫経験とそういう部分があれば、やっぱり嶋なんでしょうね。
打つどうのこうのよりも、守らないと。
日本の野球は守り勝つ野球ですから、打ってという野球じゃないので、特にWBCになったときは、そういう野球が求められるので、そこはしっかり誰になるのか固めた方がいいですよね。
ご覧のようにライトスタンドの前の方で坂本のユニフォームを持って声援を送っているファンの姿も見えます。
今シーズン首位打者の坂本勇人。
今日はフォアボール2つとセカンドフライです。
1番がキーになると話した小久保監督。
早々動くところも出てこない部分です。
≫このボールも前田さん、動いているんですね。
≫ちょっとずつ動いていると思いますね。
テレビで見ると、あまり動いてないかもれしませんが打席で見るとテレビより動いて感じると思うので、見る以上にバッターは苦労しているのかなと思いますね。
≫対右ピッチャーは今シーズン、ご覧のように3割6分9厘とよく打っています。
ホームランも17本。
今日、侍ジャパンはまだ連打がありません。
上位に回ってきた6回です。
≫メキシコにここまで2点のリードを許しています侍ジャパン。
6回まで終わって回は7回に入ります。
今日は先発がジャパン・武田、2人目は千賀です。
今日、4番に入っている中田。
まだここまで侍ジャパンのヒットは、わずかに2本。
エラーも2つついています。
やはり松中さんが千賀投手に話を聞いてもらって、滑るというお話をされていましたが≫本来の千賀君じゃないなという感じはしますよね。
≫前田さん、見ていてもアジャストできていないと感じられますか?≫さっき話にありましたけど滑るという感覚が頭の中にあるということは、いつもと違う感覚で投げてしまっている、滑るという思いを持ちながらマウンドに上がるのは多分ストレスだと思いますしいつものピッチングは、なかなか同じようにはできないと思うので、その感覚をまずなくすことが大事だと思うのでいろいろ工夫して、滑るという感覚をマウンドで持たないことが大事なのかなと思うんで、慣れてくれば大丈夫だと思うんですけれども、今日、1試合投げることによって次の登板があったときには不安が消えていればいいなと思うんですけど。
≫今日はこれが3イニングス目になります、千賀。
この後、クリーンナップを迎えます。
先ほどはホームランを打たれているキロスとの対戦になります。
徐々にフォークボールを増やしてきて、どうですか?≫今のは、いいところから落ちていますし、軌道的にも落ち方としてはいいですよね。
≫先ほど5回に千賀、キロスにホームランを打たれています≫新タさん、キロス本人は打ったのは真っすぐ、自分でもビックリしているがしっかりと打ち返すことができた、メキシコ代表として選ばれたことに非常に光栄に思っているので国を代表してこの後も全力でプレーを続けると話してくれました。
≫今シーズンはメキシカンリーグで15本のホームランを打っていますキロス。
小柄ですけれども、非常にパンチ力もありますキロス。
170cmという発表があります。
千賀が少しずつフォークボールも多く投げ始めて?≫あとはストレートでしょうね、ストレートが高めにちょっと浮くので。
これもちょっと高いですよね≫これも意図しているわけではないんですね。
前田さんがおっしゃっているのは、ここを意図して使っていけばより幅も広がるということですよね。
≫でも、やっぱり追い込んでから使えればいいと思いますフォークボールが有効に使えれば幅は広がると思うんで、大分コントロールも低めに集まってきましたし、フォークボールも多くなってきているのでもうちょっと早い回から投げていればまた内容も変わったのかなと思うので、最初の1〜2イニング目はちょっともったいないなという気はしますけど。
≫ここもフォークボールか、空振り三振です。
これで二者連続三振。
これが松中さん、本来の千賀投手ですよね。
≫わかっていても本当に打てないときって空振りするんですよね。
だから、いいときと悪いとき、今日はあると思うんですけれども、真っすぐの軌道から落ちるフォークと、外れているフォークというのが、今日のピッチングではあるんじゃないかと思います≫佐々木さんもおっしゃっているように試すことですよね。
感覚は徐々につかんでいるようにも見えますが?≫この回になって大分、思ったところには行ってるんじゃないでしょうか。
≫鈴木誠也が左の太もも裏辺りをさすりましたが、大丈夫でしょうか。
アマダーの当たりに対して懸命にボールを追いかけましたのでちょっと今、気になるしぐさでしたね。
≫後ろの足を触ってましたね≫まだ今も触ってますね。
≫ちょっと違和感があったのか。
≫前田さん、徐々によくなってきましたね。
≫今のボールは最高ですね。
なかなか打てないと思いますね。
≫これが本来の千賀の組み立て、そしてフォークボール。
≫多分ど真ん中にストレート来たと思ってスイングしていると思います≫ですから1球目の真っすぐも生きての今の2球目だったわけですね≫今のをコントロールして投げられれば簡単には打てないと思うんですけど。
ですから、よりWBC、MLBの公式球でいかに操れるかですね。
≫来年のWBCに向けて強化試合をメキシコと行っています日本です。
先制した日本ですが、メキシコに逆転をされ、≫2点を追いかけて7回ウラの侍ジャパンの攻撃です。
この回、先頭・秋山は3球目を打ってセンターフライに倒れてワンアウト。
≫4番に中田が入りました。
ピッチャーはメサに代わっています。
巨人にも所属していましたエドガー・ゴンザレス監督、つぎ込んでつぎ込んで、これが7人目のピッチャーです。
今シーズン、メキシカンリーグでは53試合に登板して防御率は1.59というリリーフエース。
簡単に上位打線、3人で攻撃を終わりました。
松中さん、ちょっと打線が湿って心配ですね。
≫全然意図が見えてこないというか、何か好きなように打ってる感じなんでどういう対策をしていくという、本番じゃないんですけども、そういう気持ちでやっておかないと、なかなかいきなり本番ではできないですからね。
≫そして佐々木さん、そういった部分もチーム単位でしっかり指示していくことも大事になっていくんでしょうか。
≫特にこういう国際試合のときには大事でしょうね。
1人1人が別々のことをやっていたらダメでしょうね。
≫この強化試合はこの後オランダ戦もありますけれども、佐々木さん。
≫今日、ここまで2安打しか打ててないので、この後、どういう修正をしてくるかでしょうね。
≫この後2点を追いかけてという侍ジャパンの攻撃。
残されたイニングは、8回、9回です。
これから8回のメキシコの守備に入っていくところです。
試合の途中になりますが、野球中継を終了させていただきます。
この後9時57分からは「櫻井・有吉THE夜会」をお送りします。
なお、この試合の模様は引き続きBS−TBSで9時52分からお届けしていきます。
2点を追いかける侍ジャパン2016/11/10(木) 19:00〜21:54
MBS毎日放送
侍ジャパン強化試合「日本×メキシコ」【大谷翔平ら最強メンバー世界一に向け集結】[字]

侍ジャパンWBC世界一奪還への前哨戦!大谷翔平、中田翔、山田哲人、筒香嘉智、坂本勇人ら最強メンバーが集結!メジャーリーガー率いるメキシコ代表と激突!

詳細情報
出演者
ゲスト 前田健太(ドジャース)
解説 佐々木主浩・松中信彦
実況 新タ悦男(TBS)