全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

実況書き起こし アルガルベカップ2017なでしこジャパン×スペイン代表 2017.03.01

新生なでしこジャパン。
世界の頂点を再び目指して、その一歩を踏み出します。
アルガルベカップ2017開幕戦、日本対スペインです。
さて、ゲスト解説は、前なでしこジャパン監督として、2011年ドイツワールドカップで優勝されました、佐々木則夫さんです。
佐々木さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
いよいよ新たな戦いが始まりますね。
そうですね。
本当にこのメンバー、さまざまな若い選手が来てますけれど、個々の選手の持ち味をしっかり出して、そしてまたいろんな組み合わせの中で、どういった効果があるか、しっかりと確認して帰ってきてほしいですね。
再び世界の頂点へ、まもなく選手の入場です。
がむしゃらに戦う選手たち。
その姿に、僕たちは心を揺さぶられる。
決して諦めないその姿に、ひとときの夢を見る。
だからこそ。
決めた!
あの日、世界の頂点に立った彼女たちの姿は、色あせることのない記憶として、刻まれている。
でも、その夢は、一瞬にして現実となり、現実はどんな物語よりも残酷だった。
それでも、僕たちは知っている。
彼女たちが流してきた涙を。
唇をかみしめながら、もがき続けてきたことを。
高倉麻子新監督になって、初めての大きな国際大会を迎えようとしています。
日本はこのアルガルベカップ初戦です。
もう一度世界を取り返すために、新しい戦力の発掘はあるんでしょうか。
そして、高倉新監督が目指すサッカーとはどういうサッカーなのか。
初めての大きな国際大会です。
ご覧のような日程、スペイン、アイスランド、ノルウェー、そして順位決定戦と日本は進んでいきます。
今回のスターティングメンバー、11人。
その中にワールドカップ2011年ワールドカップ優勝メンバーは3人です。
フル代表経験が10試合以下という選手が5人、スターティングメンバーに入りました。
新生、まさになでしこジャパン。
そんなメンバーたちが今、ピッチに登場です。
ベラヴィスタスタジアムです。
日本代表、新しいメンバーの入った11人です。
これから両国の国歌の演奏です。
FIFAランク14位のスペインです。
日本の初戦です。
近年、強化を続けてきたスペインが相手です。
日本は新しいメンバーも入っています。
その日本のスターティングメンバーです。
ゴールキーパーは山根、ディフェンス4バック、鮫島、高木、熊谷、そして、代表デビューの北川が左サイドバックに入ります。
阪口夢穂、佐々木繭というダブルボランチ、中島、増矢、中里、そして田中美南が1トップという日本の布陣です。
高倉麻子監督が率います。
こちらがリザーブのメンバーです。
さて今回はゲスト解説に、前なでしこジャパン監督の佐々木則夫さんをお迎えしています。
さて佐々木さん、スターティングメンバーも見ている中で、誰が注目になってきますか?
そうですね、北川さんね、デビューということでね、失敗を恐れずに、どんどん持ち味をしっかりと、出してもらいたいなと思いますね。
長年、佐々木前監督が、築いてきたなでしこジャパンの組織力があります。
組織力もそうですけれども、さらに高倉監督のね、また戦略も含めて、プラスアルファしていただいて、とにかくね、新たなやはりね、メンバーにしっかりと定着できるような選手を今回、発掘していただければと思いますし、また、さまざまな組み合わせの中でね、やはりこう、アイデアが非常に効果的になれるような、その組み合わせも見たいですね。
さあ、日本対スペインです。
前半のキックオフです。
おなじみ青のユニホームが日本です。
そして、スペインはFIFAランク14位。
ただ近年、強化を続けてきた、さあちょっとここは危ないプレーになりますが、山根。
このあたりの連係は佐々木さん、しっかりしたいところですね。
そうですね。
非常に判断は難しいところですけど、やはり、キーパーを中心にやはり対応、もう少し、はっきりとさせたほうがよかったですね。
今、9番のスペインはヴェロが行きましたが、9番のヴェロが、スペインの中心選手です。
佐々木さんはこのスペインに関しては、どんな印象を持たれてますか?
そうですね。
日本チャンスになるか。
スタイル的には日本と似てますね。
そんなにロングボール、どんどんどんどんリードしてくるのではなく、細かく…ながら、組織的にも守備ができるような、そういうチームですね。
さあ代表デビューの北川が、早速チャンスに絡んでいきました。
きょうの主審です。
主審はブラジルのエジナさんです。
ちょっと両者、このあたり、お互いにミスもありながら、ボールを回していきます。
鮫島。
戻して、きょうは高木と熊谷というセンターバックの2人です。
そして佐々木さん、新キャプテンには、熊谷紗希が就任しました。
そうですね、2010年の、ドイツのアンダー20の世界大会のときもね、僕が指揮しているときも、キャプテンやってもらいましたけど、いずれにしても若い世代の中では非常にそういった、チームをリードオフする、いい存在だったので、これはもう時間の問題だと思ってましたので、ぜひ本当に軸となってですね、これからまたさらに頑張ってもらいたいと思いますけどね。
熊谷は26歳ですが、代表は10年目になります。
そうですね。
そういう経験も持って、そしてヨーロッパでも結果を残して、今回から、代表キャプテンに就任しました。
さあ、中盤での争いです。
スペインは細かくボールをつないできます。
右に回してきます。
さあ、このあたりは日本の守備にも注目。
股を抜いてくる。
山根が前に出ます。
今、北川の守備です。
そうですね、日本のボールの動かし方と、スペインの動かし方、どちらがいいか、そういった視点も、皆さん見ていただくところはいいのかなと思いますね。
非常にスタイルの似た両者でもあります。
イヴァーナが上がってくる、ヴェロが落として、ここはスペインが攻勢を強めてきます。
日本はここは中島のディフェンス。
ボールを下げさせます。
このあたりはしっかりといきましたね。
増矢。
そうですね、今ディフェンス、守備のところでもですけれども、ブロックを引いて、守りきったところですけどね。
イヴァーナがいったん、ゴールキーパーに戻します。
スペインはゴールキーパー、パニョス。
ただ、やはり前半の立ち上がりを見ていると、佐々木さん、スペインのよさというのもここまで出てきてますね。
そうですね。
効果的に、やはりまだまだステーションパスですけども。
上がった、増矢。
しかしこのあたりは、すぐ次の選手がいます、スペインです。
高木のディフェンス、倒します。
準備の横パスのみならず、やっぱりしっかり前を意識した中で、スペインはボールを動かしてますのでね。
日本のセンターバックは、高木と熊谷というコンビです。
高木はこれが代表2試合目。
代表経験が非常に少ない選手たちが日本は5人入っています。
中島も追っていきます。
このあたりはスペインのパス回しがやや上回りながらという立ち上がりです。
落として、また右に回します。
アマンダ。
いいディフェンス。
さあ、ここから前に行きたい日本です。
北川。
いったん真ん中を使って、ちょっとこのあたりは連係合いませんでした。
そうですね。
このへんの狙いはよかったんですけどね、もうちょっと、田中がターゲットに、深さを持ちながら、いいタイミングで動いてほしかったですね。
ここまでの日本の並びというのは、これもちょっとチャンスになってくるか、スペイン。
日本ピンチになります。
ここは鮫島、カットします。
そして阪口。
このあたりはワールドカップ優勝を知っているメンバーです。
新しいメンバー、高木。
戻して山根。
やはりボールを動かしながら、相手、スペイン、ちょっとバイタルのところのスペースがちょっと、ボランチの阪口と、佐々木の、コンビネーション、スペースの埋め方、ちょっと甘くてですね、疲れてますね。
なるほど。
阪口夢穂とコンビを組むのが佐々木繭です。
佐々木もこれが代表3試合目になります。
ベガルタ仙台レディース。
ですから、一つ中盤の攻防ですね、佐々木さん。
スペインがここまでやや上回ってる印象もありますが?
そうですね。
これもチャンス。
中に入れてくる。
山根が前に出ます。
もう少し前線から連係して、ディフェンスがフリーの状況で、サイドに展開されてますので、もうちょっと規制したいですね。
特に立ち上がりですので。
まだ運動量としては、落ちてるわけではないのでね。
そうですね。
左サイドからスペインです。
日本、増矢もディフェンスに行きます。
さあ、このボールを狙っていきますが、またラインへの裏へのボール。
しっかりと熊谷が対応します。
今みたいなロングフィードを簡単にさせたくないですね。
北川戻します。
熊谷。
ちょっとこのあたりは中盤が窮屈な印象です。
阪口がボールを奪われます。
サイドに回してレイラ。
スペインはことし行われる、ヨーロッパ選手権が大きな目標です。
ですからチームとしてはかなり仕上がっている、そんな状態でもあります。
なるほどね。
田中美南。
フランスと練習ゲームやって、1ー0で勝ってるっていうんですよね。
非常に質は上がってると思いますし、非常にいい相手だと思いますからね。
日本も若い年代は、U17の優勝であったり、それから去年の20歳以下のワールドカップの3位というのがありますが。
スペインもかなりアンダーカテゴリーからの強化は進んでいます。
そうですね、しっかりとユース年代から、技術、戦術、非常に今、成長している国ですね。
立ち上がり見ても、やはり質がいいですよね。
やはり男子の印象がかなり強くありますが。
女子もやはり同じようにボールを速く動かしてという。
そうですね。
そんなサッカーを展開しています。
10番のイエニが映ります。
日本が準優勝した2年前のワールドカップ、スペインは初出場でした。
長いボールを使っています。
ボールはこぼれてきますが、ここは鮫島。
ただこのボールがまたスペインです。
増矢は追っていきます。
縦に入れて、今度は中島のディフェンス。
中に入ってくる。
また右サイドを使います。
ここはハンドがありました。
主審のエジナさん。
この9番のヴェロが、これまで55試合に出場して、38ゴールという、ハイペースで得点を重ねている選手です。
日本にとっては、要注意、かなり先ほどからも、捕まえにくいポジションに位置を取っています。
うまくかわした日本、中里、前に出す。
北川が上がっていきます。
代表デビュー戦の北川ひかるです。
日本はかなり左サイドが中里、それから北川という、佐々木さん、新しいメンバーですよね。
そうですね、今、ボール、失いましたけれどもね、もうちょっと連係から前線で、囲い込んで、相手を規制することができたと思うんですけれども、ちょっと連係がちょっとまだ足りなかったですね。
またボールを奪います。
高木も下がる。
高木のディフェンス。
レイラがいったん戻しています。
このあたりは攻勢に出るスペイン。
FIFAランクでは日本のほうが上位です。
守備が1対2になってても、相手のゴール側のほうが第1ディフェンダーとなって、もっと強いプレスしないと、結果的には相手を狭くしても、そこから逃げられてしまっているので、ちょっともったいないかな。
高倉監督も、そのあたり、プレスというのはかなり練習中も声をかけていましたが、さあ、ここは高木のディフェンス。
ここから攻撃につなげたい日本ですが、熊谷です。
落ち着いてフィードを出していきます。
中里へ。
このボールが奪われます。
どうしてもセカンドボーがスペインにこぼれます。
日本、まずは前半、我慢の時間帯です。
レイラ。
西岡さん、まさしく高倉監督も、ピッチの選手たちに対して、今は我慢の時間だという指示を送りました。
きょうそれぞれ経験値は違うけれども、この場に立つ重み、責任を忘れることなく、戦ってほしい。
そんなことを話していました。
ピッチリポートは日々野真理さんです。
とにかく初めての大きな国際大会です。
佐々木さんのときから、このアルガルベカップに参戦していますが、メリットというのはかなり大きい大会ですよね。
そうですね。
本当にこの大会には、本当に強い国が参戦してきていますので、そういう意味では、世界を確認できる、そしてその中で、個が、グループが、通用するのかどうかということを確認するのに非常にいい大会だなというのは間違いないですね。
またスルーパスが通ってきます。
2011年、日本がワールドカップ優勝したときも、日本はアルガルベカップ、3位でした。
そういう強豪との戦績、自信にしながら、日本は上位に上り詰めてきました。
そうですね。
またラインの中に入ってきます。
エリアの中。
ここは鮫島が体を張っていきました。
かなり鮫島が、先ほどからディフェンスで貢献するシーンが多くなっています。
鮫島は久々に代表に招集されました。
私がやってるときはね、左サイドだったんですけれども、きょうはたぶん有吉選手がけがをしたのか、逆に右サイドをやってますね、今ね。
でも彼女は右サイドでもできないことはないと思いますけれども。
年齢も29歳になって、より引っ張っていきたいという鮫島。
そして高倉監督の姿が映りました。
このへんちょっと連係したいですね。
ポゼッションがどうしてもスペインに傾きます。
田中も追っていきます。
なかなか田中美南がボールを収めるシーンがありません。
逆に大きな展開、レイラ。
中島が寄る。
ちょっと前線からのプレス。
オフサイドでボールを、なんとか相手の自由を規制しながら、ボールを奪いたいところなんですけれども。
ちょっとタイミングがね。
相手のボールの動かし方と、ちょっとワンテンポ遅いので。
寄せればはたかれるという状況になっていますね。
スペインとしては、一番いなしやすい、そんなタイミングで入ってくるんでしょうか。
そんなタイミングで。
ちょっと危ない。
山根が大きく蹴り出します。
中島、またボールがスペインです。
前線の選手は、ほとんどこれもうチェイシングしている、そんな環境が続いています。
田中美南。
こちらがスペインのスターティングメンバーです。
9番のヴェロ、10番のイェニ、攻撃力のある選手がそろっています。
そして先ほどからこの3番のレイラも脅威。
打ってくる。
ちょっと左サイド、相手の左サイドですね、どうでしょうか。
第1ディフェンダー行ったときに、コースに入ってないと、簡単にサイドにパスが通ってしまうんですよね。
今は最後はシュートで終わりますが、そのあたりはですから佐々木さん、コースで切っていきたいというところなのか。
今のシュートについては、展開されて、シュートを打たれて、アプローチ入ってるんですけど、逆サイドですね、逆サイドに起点を取られてるんですね。
そのへんをサイドハーフと、サイドワークの連係で、もっと規制をかけられるんですけど、ちょっとそのへんが、ボールが動いてから寄せるものですから、つい相手のボールの動かし方が簡単なんですよね。
なるほど。
もうちょっと予測も入れながらやっていかないと、どうしても、ワンテンポ遅れて、アプローチしたときには、ボールを動かされてしまうということですね。
さあ日本、流れを変えたいところ。
中里。
テクニックがあります。
さあ、増矢。
若いメンバーがチャンスを作っていきます。
いったん戻して。
中里のクロスは。
中央、田中美南の頭の上です。
日テレ・ベレーザのコンビです。
中里、それから田中美南、このあたりも佐々木さん、非常に若くて力のある選手ですよね。
いい経験と、自信になるようなサッカーをやってほしいんですけれどもね。
そしてトップ下には21歳の増矢理花が入っています。
その増矢がボールを奪われます。
後ろからの組み立て。

スポンサーリンク
  イヴァーナ。
そして4番のペレイラは、センターバックです。
あの中盤がかなり、スペインは分厚い印象もありますね。
そうですね、非常にセンターバック2人も、展開力が非常にいいですね。
そしてまた、前線に大きなボールを入れてきます。
さあここから日本、北川。
真ん中に、粘って増矢。
ようやく上がっていきます。
しかしここはボールを奪われます。
逆にチャンスになっていくスペインです。
裏を狙ってきます。
アマンダ。
日本ここは2人で行く。
そうするとこの3バックの最終ラインに戻してきます。
ボールをキープしているスペイン。
熊谷、ちょっとこのあたりも連係、ボールを失います。
前半15分経過。
日本はここは全員が自陣に戻りながらのディフェンス。
増矢。
そして中里。
ここでボールを失います。
もうちょっと落ち着いてほしいですね。
なかなかパスの機会も多くありませんから、逆に来たときに、どうでしょうか、ちょっと落ち着きというのは。
そうですね、自分たちのリズムでないあまりに、ちょっと一人一人が焦ってしまってますね。
このへんも、経験ですね。
北川が行きます。
しかし、このボールこぼれて、スペインは右サイドから崩してきます。
真ん中、前が少し空いた。
粘ってまたサイドに戻します。
代表デビューの北川ひかる、浦和レッズレディース。
やはりこの試合ここまでは守備です。
そうですね、監督が言うように、少し辛抱なんですけれども、チャレンジ、カバーをはっきりしたいですね。
第1ディフェンダーのチャレンジ、そして周りのカバーですね、第2、第3のディフェンダー、これをもうちょっとはっきりさせることによって、相手に規制をかけることができるので、それがちょっと、予測と、第1ディフェンダーを見てしまっている状況があるので、強く行ったら周りはそれに対して、もうちょっと距離とか詰めていかないとだめですよね。
ここは田中がいいディフェンスを見せます。
そのあたりは2人の連係。
フィジカルで劣るといわれている日本の課題でもあります。
ただ今回、高倉監督は個の力を見たいという話もしています。
国際大会としてはこれが初めての高倉監督率いるなでしこジャパンです。
これまでアメリカ遠征、それからスウェーデン遠征を経験しています。
このボールもまたスペインにこぼれていきます。
中里のディフェンス。
ご覧のような成績。
特にスウェーデン相手に、3対0で敗れたのは阪口が話していましたが、とにかくショックだったそうです。
そんな中で迎えたこの大きな大会です。
メンバーも変わる中で、佐々木さん、どういうふうに手応えをつかんでいくかという、そんなゲームでもありますよね。
そうですね、もちろん、敗戦から学ぶことはたくさんあると思うので、単純にショックのみならず、何が足らなかったのか、そして何を今の段階でできてて、そして、足りないのかということを、しっかり確認してはいると思うので、そのへんを積み上げていかないとということですよね。
きょうもいい勉強にはなってると思うんですよね。
非常にいい相手ですので、非常にスペインの現状も、展開のみならず、守備の切り替えも速いですし、非常にそういう意味では、手間をかけながら、ボールを動かしていますけれども、その分、次ぎの守備にも切り替えが連動、連係された中で速いので、こういった中で、どうやって戦うかということですね。
今は山根の高さが生きました。
こういったプレーをしてくれると、選手たちは助かりますよね。
そうですね。
188センチあります。
さあここ、粘ります。
ポストプレー、田中。
中里、ドリブルでかわしていく力も持っています。
ちょっとタイミングが合わない。
逆にここは、左サイドバックの北川が、上がっていました。
そこを詰めてくるスペインです。
ヴェロ。
ここはスペインのタイミングが合いませんでした。
中里。
速いですよね、この切り替えがね。
そうですね。
西岡さん。
高倉監督は先ほど、裏を狙っていけという指示をピッチに飛ばしました。
裏を狙っていけという指示。
そうですね、切り替え速いので、少し時間とスペースが出来た、選手を裏のスペース、前からかなり仕掛けてくれていますので、裏のスペースを使って相手を裏返しにして、相手の陣でまず落ち着こうというところもあると思いますし、それを出し手と受け手がしっかり合わせることによって、起点も出来ますから。
今の段階では、そういった展開がね、まず大きな戦法ではあると思いますよね。
そして日本は高木のファウルがありました。
この熊谷のあとのこのプレー。
去年、大学日本一を経験した高木ひかりです。
これが代表2試合目。
監督の期待というのも、感じるきょうの起用です。
さあ、そして日本は、このピンチのセットプレー。
山根はこれが代表22試合目。
経験を積んでいます。
壁の位置を修正する日本。
アレクシアが蹴ります。
スペインです。
低いボール、壁に当たります。
ここから押し上げていく日本です。
しかしサイドを使います。
ここも2人で行く。
いい守備でしたけれどもね。
きょうは守備中心のこの北川ひかるですが、本人は攻撃、上がっていきたいという気持ちも強いはずです。
そうですね、彼女も、非常に積極的にオーバーワークできる子ですし。
ボールを奪ったところで。
ちょっと危ない。
またスペインのチャンスになる。
いったん後ろに押し戻させた日本ですが。
最後はシュートで終わります。
ちょっと奪ってからのパスですね。
そうですね。
奪ったあとに、周りがね、もらう意識がちょっと足りない、遅いですね。
持った選手にしてみれば、出し所がないという感じなんでしょうか。
また日本がここは、ボールを回される展開が続きます。
前半の21分を経過、まもなく22分です。
運動量としては、かなり各選手が追ってはいるんですが、なかなかボールが自分たちの裏を取るような、そんな流れには来ません。
誰が流れを変えるかという日本です。
中里が前に上がっていきます。
ここは田中のキープ力。
さあ、ここで左サイドが少し余っています。
中央を使って。
中里。
阪口、そして北川。
久しぶりに阪口がボールに触っていきました
このへんで、阪口が起点にして、もっとどういう方向で行くかとか、今何が足りなかったのか、それをやっぱりこう、ピッチの中で伝えていくということをしていかないとだめですね。
熊谷紗希もそうですけどもね。
今、鮫島も上がっていきましたが、11年のワールドカップ、それからオリンピックなど。
今のサイドも、右サイドから逃がしちゃだめですよね。
かなり集中してるわけですから。
ですから、前線の田中と中盤がちょっと、うまくそれをコントロールされてないですね。
中島が行きます。
うまくボールを収めます。
佐々木が開いて今、欲しがっているのは阪口です。
しかしそこには、ちょっとコースがありません。
縦を狙ってくる。
阪口が少し高い位置でプレーをしています。
切り替える。
さあここで、熊谷。
北川、ようやく日本がボールを回し始めています。
もう一度。
北川、簡単に中へ。
中里。
なかなかいいシュートだ。
最後、積極的な形で終わっていきました。
そうそう、こういうね、やっぱりシュートの流れを変えるということもできますしね。
高倉監督は、この中里のよさを、運動量があって、とにかく、予測に優れていると、だからあの身長でも世界を相手に戦えると思うと話もしていました。
これが代表4試合目です。
中里もね、今のシュートでちょっとね、気分を変えて。
持ち前のプレー出してほしいですね。
恐らく今のが、日本の初シュートになりますよね。
そうですね。
これまではなかなかチャンスがなかった日本です。
ご覧のように、スペインが中盤でボールを回して、日本が追っていくという展開が、試合の開始当初から続いています。
惜しかったね、シュート、身をていして相手のボールをぶらすということをしないとだめですよね。
周りまで寄せてはいるんだけど、チャージしてないんで、ボールが相手の、パスがぶれないんですよね。
なるほど。
21番のマピ。
この左サイド、柔らかいボールです。
起点になります。
高木のディフェンス。
レイラ。
中に入ってくる。
そう、ぶらす。
いいディフェンスが日本、見られるようになってきました。
また浮かせて裏を取ってくる。
…へのボールです。
ここは合いません。
アマンダ。
マルタ・トレホン。
スペインのパス回し。
最終ラインのイヴァーナです。
日本としてはこれだけ回されて、体力面でもかなり消耗があります。
ブロックに来てね、しっかりと。
クロス、中には入りません。
西岡さん。
高倉監督からは、慌てない、慌てないという声と、そしてしっかりつないでいけという指示が飛んでいます。
日々野さんのリポートですが。
つなぐ意味でボールを持っている人ではなくて、周りがもうちょっとね、いい準備をしてあげて、呼んであげて、そういうところ、ちょっともう少し、やらなきゃだめですね。
こちらがスペインのヴィルダ監督ですが、ヴィルダ監督は、3年前に17歳以下のワールドカップ、日本チャンスになります。
中里。
うーん、今、中島もいい位置に上がっていましたが、真ん中を使いました。
このスペインのヴィルダ監督は、3年前の17歳以下のワールドカップで準優勝でした。
そのとき、優勝したのが日本。
率いたのは高倉監督ということで、そういうところがちょっと、因縁めいたものもある両者ですよね。
そうですね。
スペインはとにかく近年強化が進んでいます。
ことし開催のユーロヨーロッパ選手権。
そして、2年前のワールドカップは、初出場を果たしました。
そのときは日本は準優勝でしたが、スペインは1勝もできずに、ワールドカップから去っています。
そういうチームがこういうサッカーを、できるわけですから。
そういう意味で、世界がどんどんどんどん、やっぱり女性の質が上がってきてるわけですよね。
高倉監督も話していましたが、とにかくドイツのワールドカップ以後、ロンドンオリンピック、そして、全体のサッカーの質、そのあたり、佐々木さんもよく話されていましたが、とにかく上がってきたと。
全体のレベルが上がっている中での、なでしこジャパンの再び世界一へのチャレンジです。
ここは粘ります。
中里。
他国の選手たちも、アンダー17ぐらいの、体形と、だんだん大人になってくると、身動きがやっぱりしっかり、整ってきますから、そういう意味でも、いろんな意味で、身体的にも無理がきいて、バランスも取れてくると、やはり、非常に質が変わってくるということがあるので。
ここは日本、これも少し危ないプレーになりますが、ボールを奪われます。
西岡さん。
そのあたり、高倉監督も、今回のメンバーは、若い選手が多い中で、大人のサッカーというものをピッチで、肌で感じて多くを吸収してほしい。
そしていいものを盗んでほしいという期待をしていました。
そういった国際経験を積む場でもあります。
高倉監督が率いて初めての、大きな国際大会です。
このチームが何を表現できるのか。
誰がどんなプレーを見せるのか。
そして日本の現在地を知りたいと話していた高倉監督です。
そしてなんといっても、なでしこジャパン新戦力、新しい力がどれだけ結果を出してくれるか。
それが楽しみな大会でもあります。
もちろん、流れとかということもあるんですけれども、やっぱり自分の持ってるものをしっかりと出せる、出す、その中でどうだったかというのを、検証したいところなので。
サッカーのあるべき基本的なことはしっかりやる。
走る、当たる。
いったん戻します。
ですから、若いメンバーにはチャレンジをしながら結果も出してほしいという、そんな大会でもあります。
さあ日本、ここでボールを阪口が収めるか、いや、このあたりはしっかりとスペインの足が出てきます。
本当に一人一人の奪われたあとの守備の意識が、スペインは高いですね。
高いですね。
いったんゴールキーパーまで戻して、さあ、ここは日本、チャンスになる。
しかしこのボールが中島、追っていきます。
相手の少しのミスをここは探っていった日本ですが、非常にスペインも集中しています。
日本は前線が田中美南、増矢理花、そして左に中里。
そして右に中島という布陣です。
また長いボール。
いったんゴールキーパーに戻します。
ですから、右の鮫島、中島というのが、国際経験も豊富な選手たち。
一方で、前線、そして左サイド、このあたりは非常に若い選手が入っています。
西岡さん。
その若い選手の中でも、きょうがデビュー戦となった北川選手なんですが、やっぱり練習の中でも、ボールを触ることにちょっと緊張しているそうなんですが、楽しみな部分、不安な部分もある中、きょうは考え過ぎずにやりたいという話をしていまして、大会を通しては、自信を持てる選手になって日本に帰りたいという話をしています。
さあ、中島、折り返して、ここはチャンスですが、日本。
日々野さん、どうぞ。
北川選手自身は、ワールドカップはもちろんなんですが、やはり目指すは東京オリンピック強く意識しているという話をしています。
中島、思い切りのいい、持ち前のプレーやっと出た。
さあ日本はコーナーキックのチャンスです。
この中島が蹴ります。
風が少し強くなってきました。
ベラヴィスタスタジアム。
主審のエジナ・バチスタさんが少し声をかけます。
さあ日本は中央に、この形から。
どちらに来るか。
ファーサイドに来ました。
高木が残っています。
さあ、収めた。
戻して。
こぼれたボールです。
オーバーヘッドに行きますがここはファウルです。
あのセットプレーの並びというのは佐々木さんもちょっと見ていて、懐かしい部分もあるかなと思ったんですが、いかがですか?
そうですね、カナダで結構、苦心してやりましたね。
やはりこのセットプレーの意識というのは日本は佐々木さん、どうなんですか。
攻撃に関しては。
キッカーいいので、中島にしてもね、宮間にしても、非常にいいキックできるので、そういう意味でも、高さなくても、タイミングでコースで合わせてというところではね、一つのポイントですよね。
ここでボールを奪う。
2人で行きます。
この中盤のボール、なんとか2人で奪いたい日本です。
ちょっとチャージが浅いというところもあるんですよね。
浅いというのは、やはり先ほどおっしゃいましたけれども、1人目はもっと深く行ってというところですかね。
そうですね。
外されても次の選手たちがカバーできるぐらいなチャージが必要ですね。
ですから、スライディングさえも、ちょっと今できていない現状がありますね。
囲んだときにですね。
きょう、スタメンに抜てきされた高木。
高木も23歳、代表2試合目。
とにかくパススピードと、それからパスの質にこだわって、練習しているという選手です。
先ほどもね、ディフェンスラインに背を向けてたんですけど、キーパーから山根からね、フリーということでもあったんですけど、ちょっと消極的なバックパスがありましたけど、どんどんそういうところを意識高く持って、もっともっと次につながるようなプレーを、リスク怖がらずやっていただきたいと思います。
ディフェンスラインでいえば、熊谷がいますから、恐らくその熊谷の、キャプテンの相棒探しということもあると思います。
ここ、佐々木から前へ。
きょうはダブルボランチ。
佐々木と阪口という2人です。
ベガルタ仙台レディースの佐々木繭。
佐々木も代表3試合目。
少しスペインの攻勢というのが弱まってきました。

スポンサーリンク
  しかし、また一本で裏を取ってきます。
さあ、スペイン、チャンス、上がってくる。
ここは助かったか?いや、こぼれている。
シュート、山根が抑えています。
ちょっと危なかった、日本です。
そうですね、今ちょっと、サイドバックとサイドハーフの連係がね、うまくいってなくて。
このシーンですか?今、裏を取られた。
このあとですね。
ちょっと鮫島のクリアが中途半端な所。
35歳のスペインのヴィルダ監督です。
このチームを作り上げてきました。
先ほど佐々木さんともお話ありましたが、フランスとも、強豪のフランスとも、いい試合をして、非常に評価が上がっているというスペイン代表です。
それだけに、日本もどれだけ、今の現状の中、できるかというのはね、しっかり自分たちを持ってる状況を、しっかり出しきった中での、検証したいというところがあるので、まだまだちょっとリズム的にね、乗れないとか、そんなような状況の中で、まだまだ個の持ってるもの、グループの持っているものを出し切れてないところがあるので、あとはこのへんをね、まず。
佐々木が先ほどいいプレーを見せながら、ボールをコントロールしています。
今度は前に出していく。
田中のプレーでしたが、ここはカットされています。
少しずつ中盤で、ああいったプレーができるようにもなっている日本です。
田中もね、失ってることはあるんですけど、そんなこと気にしないで、どんどんどんどんやっぱり深さ持って、自分が起点になるぐらいに、どんどん呼び込んでほしいですね。
田中の持ち味は懐の深さでもあります。
なでしこリーグの得点王。
16番の田中美南。
やはりボールの奪いどころが佐々木さん、日本はまだちょっと決められないところも感じるんですが。
そんな、確かにボール動かすの、うまいんですけれども、やはりそれだけ規制を張る3ラインでちょっと連係がもう少し上げれば、なんとかぶらすことができると思うんですけれども。
あっとここは北川。
ちょっと危ないプレーになる。
奪ったスペイン。
ただ枚数がさほど多くありません。
イエニが中に出す。
ただ、ここで押し上げてくる。
さあ、日本ここは詰めたいところ。
鮫島が上がっていく。
そこの裏を取られた。
シュート!今、腕に当たりましたが、ハンドは取りませんでした。
今、崩されましたね。
鮫島が上がるかどうか本当に迷って、上がったところ、やはり裏を取られました。
まもなく前半の40分を迎えます。
何か糸口を見いだしたい日本です。
そうですね、高倉さんが言うようにね、ボールを奪って、一つ起点にパスを送って、そのあと、田中たちがやっぱり裏へ動いて、どうしても常に相手のディフェンスの前で前で受けようとするあまりに、相手も守備しやすいですからね。
その起点を作りたいところですが、ボールを奪われます。
長いボールを送ってきます。
北川が競ります。
北川のファウル。
このイェニも、174センチあります。
やはりヨーロッパの選手は、身長では日本を上回っています。
先ほどのスペインのチャンス。
左足、ファーサイドへのボールです。
あっと、ここは山根、出ていく。
高木が蹴ります。
西岡さん。
先ほど、高倉監督はおうべコーチと少し話し合いをしたあとに、横山選手、長谷川選手に対して、アップをするように指示をしました。
そうですか。
また早い時間帯で、今回は6人の選手交代まで認められています。
そして長谷川はまだ代表でプレーをしたことがありません。
20歳の若い選手、その選手もアップを始めています。
今回は招集メンバー、高倉監督はかなり若い選手を中心に、選考したこの大会です。
なんとか耐えて日本、ここまで無失点です。
また増矢が追っていきます。
代表に戻ってきた鮫島のここはヘディングです。
かなり両チームの選手たちの声、響いてますが、あのスペインの選手たちの声も大きいですね。
そうですね。
やはり声で大きな指示を出しながら、ポジションも修正しています。
前半40分経過。
日本はここからチャンスを作ることができるでしょうか。
長いボールに対して、競っていきます。
佐々木さん、この時間帯、日本としては後半に向けて、どういうサッカーしていきたいですかね。
そうですね、残り5分ですけれども、今はね、やってるところの中で、やはりしっかりとね、第1ディフェンダーが、しっかりアプローチ行って、その行った中で、周りがしっかりいいポジションを取って。
このあたり、ですから、どこまで先ほど佐々木さんが、深さということばを使っていらっしゃいますが、どこまで追っていくのか。
今、ミドルゾーンだと思うんですよね。
その中でやっぱりしっかりブロックを置いて、ミドルゾーンの中で、第1ディフェンダーを設定しながら、周りが予測しながら、ボールを狙いにいくというところですね。
そしてこの取ったボールをこのへんがちょっとこう、もったいないですね。
逆に言うと、周りがもっとはっきりした受け方を、特に前向いてる、背を向けてボールを受けてるわけですから、前向いて、選手がやっぱりもっと意思表示をして、基本的なことなんですけども、ちょっとそれが少しできてないところあるので。
あまり難しく考えないで。
さあここから、周りを見ながらの、ここはチェイシングになりますが、長いボールを入れてきます。
先ほどからこういったボールが多くなります。
ここはスペイン。
いいプレーで崩してきますが、阪口。
中里のディフェンスで、あっと、ここは嫌な位置でまたフリーキックを与えてしまいました。
ボールをついたところの左足はよかったんですが、残り足に引っ掛けちゃいましたね。
早いリスタートになりますが、この得点は認められません。
先ほどのここは中里が倒したプレー。
佐々木さん、セットプレーの位置としては、佐々木さんのときはかなり決め事というのがあったんですか?
このへんは、キーパーとキーパーコーチ含めて、この位置だったら、どのぐらいの壁というのを、しっかりと整理をされてましたけれども、ただ距離的には、非常に嫌な距離ですね。
先ほど、アレクシアは低めのボールを選択しました。
壁に当たったそのセットプレー、フリーキックでした。
同じようなボールが来ますが、ここは山根が抑えています。
左を狙ったんでしょうけどね。
そうですね。
ゴールキーパーの正面になりました。
さあ日本、チャンスになる!しかし、ここは田中、追いつかない。
また前に出します。
スペインもああいったプレーで、先ほどから少し危ないなというシーンもありますからね、日本にとってはチャンスになりますね。
そうですね。
ゴールキーパー、パニョス。
パニョスはこれがA代表10試合目。
今みたいにアプローチを外されたようじゃだめですね。
一つその1対1で日本が、相手に外されないということも大事になってきますかね。
追ってくる、ここはスペインの圧力。
ここで前半終了のホイッスルです。
日本対スペイン。
日本、押されていましたが、まずは0点にしのいで、これから後半へのチャレンジになります。
佐々木さん、日本は前半は押される展開ではありました。
どんな印象でしょうか。
非常にスペインのボールの動かし方、切り替え、守備のほうが非常に、日本が本当はやりたいところを、すべてやってくれたんじゃないでしょうかね。
でもね、こういった中で、前半はしっかり耐えてくれましたので、後半ね、ハーフタイム含めて、もっともっとどういうふうに守備をオーガナイズしていくか。
取ったらもうちょっと早くフリーな選手を見つけて、呼び込んで、ボールを起点にして、落ち着いて展開していけば、リズムは変わると思いますので、ぜひ、持ってる
日本対スペイン、前半終えて0対0です。
さて、佐々木さん、前半、一番活躍した、頑張った選手は誰になりますか?
活躍したというよりも、熊谷紗希の声が、かなり飛び交ってましたけれども、なんとかそんな意味も含めて、初キャプテンとして、あれだけ押されながらも、失点0に抑えたっていうのは熊谷紗希かもしれませんけれども、まあ、次は効果的にもっともっと、積極的な声も含めて、後半はね、どうなんでしょう?横山あたりが入ってくるんですかね。
前半押された日本は、後半、早くも動いてきました。
横山、それから長谷川が、このピッチに立ちます。
20番の横山、これが代表14試合目。
昨シーズンのなでしこリーグ、全体の2位の得点を挙げています。
そして長谷川唯は20歳、日テレ・ベレーザ。
これが代表デビューです。
佐々木さん、どういう布陣になっていくかですね。
そうですね。
佐々木繭とそれから増矢理花が下がりました。
そんな中で、長谷川選手は左になるのかなというところは感じますけどもね。
日テレでよく、左やってますので。
中里選手は、ボランチもこなせますから、中島がボランチで中里が右なのか、というところでしょうね。
恐らく単純に人をはめ込むのではなく、ポジションも変えてきたという高倉監督です。
一方のスペインも、17番のオルガが入っています。
10番のイェニが今、外に出ています。
前半はこのスペインの、佐々木さん、技術の高さも感じましたね。
そうですね。
一人一人のやっぱり、技術しっかりしてますし、ポゼッションの質、質、切り替え、そういったものは、本当に前半見るかぎりでは、日本が見習うべき、サッカーをやってくれてましたので、これをいい糧にして、後半は、それに対して対抗すると、3ラインしっかり守備を、彼女たちの質が高いだけに、その質を上げていかないといけないのでね、それとボールの動かし方、ぜひ後半、期待したいですね。
さあ日本は、横山、それから長谷川が入りました。
日本対スペイン、これから後半です。
長谷川唯は20歳。
あの3年前のUー17女子ワールドカップ、優勝のときのメンバーです。
そして去年は20歳以下のワールドカップ、3位のメンバー。
その若い長谷川が代表デビューですこれで北川と含めて、代表デビューが2人という日本です。
戦術面で言いますと、一つ、起点が欲しいという話が、佐々木さん、前半ありましたよね。
そうですね、ボールを取って、取ったところは、まだ周り見えてませんから、その周りが見えてる選手が呼び込むということが、大事なんですけれども、それがちょっとできてないんですよね。
そんなに難しいことじゃないんですけど。
やはり、長谷川が左、中里が今、中に入っているようです。
またここは、サイドから崩してくる、スペイン。
切り替えして左足。
中に送ってくる。
なんとか粘った日本です。
まだあります。
後ろからの押し上げ。
鮫島のここはヘディングです。
そのまま自分で上がっていきます。
最初の後半のチャンスはスペインが迎えます。
ボランチの位置に中里が下がってきました。
中に入ってきた形です。
いったん下げて、やはりこの後半の立ち上がりもスペイン、ボールキープで始まります。
日本としては、あの組織力、パスを回しながらというなでしこジャパンの基本のサッカーですが、この試合、まだそのサッカーが見られていません。
鮫島。
田中です。
ここから北川。
今、横山ですかね、少し収めるシーンもありましたね。
そうですね。
ボールをなんとか収めたい日本です。
あとはディフェンス。
どうやってボールを奪っていくか、オルガが入っています。
スペイン、17番。
中に低いボールが入ってくる。
日本、ちょっとディフェンス遅れる。
ここで来ます。
さあ日本、ここで横山。
起点になります。
ポストプレー。
本当は田中に、深さを持ったところに入れて、横山がそれを受けて、前向きになって、展開するのが本当は理想なんですけど、でもね、横山、今、2、3回ね、起点になるようなプレーはしてくれてますのでね。
そうですね。
田中美南がなでしこリーグの得点王です。
昨シーズン。
横山がリーグ2位の得点を挙げています。
ですから、日本勢の中では、一番今、得点力のある2人が前線に並んだことになります。
そうですね。
その2人のどちらかが点取らないとね。
ポジションとしては、ご覧のように、長谷川が左。
トップ下に横山。
1トップ田中、右に中島です。
中里が中に下がってきています。
ちょっとボランチの存在感ですね、佐々木さん。
ーそうですね。
阪口も含めてというところもあります。
ちょっと存在感が薄い日本です。
中を縫っていこうという中里。
今の段階では、阪口も、ちょっと簡単にボールを失ったり、判断ミスするようなところが見られるので、軸となる、阪口がもっとリードオフしていかないとというところもあると思いますね。
また前に送ってきます。
このあたり、距離感はどうか、熊谷が下がっていく。
高木も行く。
鮫島。
ゴールキーパーに戻します。
山根。
あーっとしかし、このボール、奪ったスペイン、浮かせてくる。
あっと。
これはゴールは、入っていません。
しかし危ないプレーでした。
今のプレー、この位置から、頭に当たって、もう一度、ここはバーに当たってというところ、日本、救われました。
さあ、いいプレー、ここで中島が上がってくる。
上がりを待ちます。
うーん、チャンスにつなげられませんでした。
今、佐々木さん、久しぶりにこう、サイドが空いたんですが。
田中が、受けて、いい所へパスしたんですけど、中島へのサポートがちょっと遅かったですね。
周りが。
今、笛が鳴って、思わず、代表初出場の長谷川、天を仰ぎました。
こちらがチャンスを作った中島。
中島はこれが32試合目。
代表の経験は豊富です。
かなり前半は中島がいいプレーをしていましたよね。
そうですね。
ワンプレー、思い切った仕掛けやりましたし、守備も非常にアプローチはうまいんですよね。
これ、周りはどう連係していけばいいんですか?
そうなんですよね。
そこでフォワードが、ボランチのほうに引いてしまうんですよね。
ですから、キーパーとセンターバックの所に、ぼかすような形で立っていただければ、中島が寄せたところの中で、戻せないんですよね。
なるほど。
そこで中に入ってくるところの、ボランチ、来るところをもう一回、日本のボランチがチェイシング行って、そして、もう1人の引き際の、あそこでいえば、増矢がボールを奪うなんてことも、できないことはなかったと思うんですけれども、ちょっと田中選手のその判断のところが、まだ整理できてなかったのかなと思いますね。
今後もそういった場面あるので、ちょっと見ていただければと思うんですけれどもね。
レイラから前に送ります。
キャプテンのヴェロ。
スペインはやはりことしの夏の大会に向けて、チームを仕上げてきています。
そういった強いチームを相手に、どこまでできるかという、そんな大会でもあります。
高倉麻子監督。
年代別の選手たちを率いて、結果を残してきた、このなでしこジャパン、初の女性監督です。
さあ、日本、熊谷がうまくいなして、ここはスペースを作って、北川。
ここから前に送りたいところ。
長谷川です。
初代表、初デビューの長谷川。
西岡さん。
日々野さん、どうぞ。
長谷川選手なんですが、きょうデビューとなりましたが、自分はチャンスを作ることは武器なんだけれども、自分はきょうはとにかくこだわりたいという話をしています。
とにかく創造性あふれるプレー、それからサッカーセンスが光る、長谷川唯です。
今もね、ファーストプレーですけども、非常に思い切りのいいね、縦への突破を図りましたし。
こういった思い切りのいいプレーで、ちょっと流れを変えてほしいなというところですね。
そうですね。
なかなかフィニッシュまで持っていけないきょうの、なでしこジャパン、日本です。
若い選手は特にミスなんか怖がらずに、もう、どんどん自分の持ち味のプレーを試行する、その中でね、失敗したときに、また、いい次のいい反省の中でね、判断できていくと思いますし。
長いボールをスペインが蹴ってきます。
これは田中美南が話していましたが、これまではどうしてもちょっとお客さんみたいにプレーをしてしまうところがあったと。
ただ今はもう、自覚を持って、このチームの中心になるつもりで戦っていかなければいけないというふうに、田中美南も話していました。
どうしてもすばらしいメンバーがいましたから、そういった思いも選手たちもあったかもしれませんが、ただ次のワールドカップ、それから東京オリンピックに向けて、若い世代の突き上げが必至の大事になってくる日本です。
そうですね。
どうでしょう、まだ、この試合、まだまだこう、前に出ていいという感じありますよね。
そうですね。
若い選手たち。
一人一人、焦らずに、自分の技術的な要素は落ち着いてまず、プレーしていかないといけないので、そのへんが少し出てきたかなとは思いますね。
そんな中、セットプレーが続きます。
山根が抑えて、さあ、ここから日本。
世界の頂点に立った組織力、パスワークがありました。
ご覧のような今の布陣です。
どうしても長いボールからの、こぼれたボールを奪うことができない日本です。
ちょうどプレスバックする。
ここでボールを奪います。
中島がここから裏を狙いました。
何度も高倉監督が話している、裏を狙えという、そのボールが出てきます。
今、ボールを奪った瞬間ですので、横山もそれに反応してましたから、狙いとしてはよかったと思いますよ。
そして熊谷です。
新キャプテン。
高木。
ダイレクト、中につないでいきます。
鮫島、戻して。
ただこの時間帯になって、日本が少しずつ、ボールを回しながら、リズムを作れるかという時間帯です。
落とします。
出来つつありますよね、今。
ちょっと流れが変わってきたでしょうか。
鮫島。
中に入れる。
中島。
ここは阪口です。
これ今、ちょっと右からの攻めが多くなっていますが。
真ん中にボールを送ります。
このあたりはただ、佐々木さん、非常に2人で行くようになりましたね。
相手のゴール側の選手がね、ちゃんとチャージするようになりましたのでね、やっぱりね。
さっきもそういう形で中央で取って、カウンター狙いの押しがありましたし。
横山が追っていきます。
いい切り方でしたよ、今、非常に。
これも日本チャンスになる。
オフサイドありません。
日本チャンス。
あっ、ここで旗が上がります。
横山が今、田中と位置をちょっと入れ替えて、少し前めです。
上下した中で、非常に今、いいと思いますよ。
オフサイドにはなりましたが、恐らくこういうプレーですよね、高倉監督も先ほど、指示を出していましたが。
ようやく日本が、裏を取ってくるプレー。
ここで見せてきました。
田中の位置と、それから横山の位置。
今はちょっと2トップ気味に追っていきます。
フラットですね。
たぶん後半はフラットじゃないでしょうかね。
4・4・2ですね。
あっとしかし、サイドをえぐってくる。
日本、戻ってくる。
北川、かわされる。
ここはなんとか抑えます。
これ、先ほどから佐々木さん、このスペインの右サイドですよね。
一つ、ここをえぐってくるシーンが多くなっていますが。
ちょっとこのあたり、ディフェンスを気をつけたいですね、日本は。
非常にいい仕掛けと技術を持ってますよね。
前に送ります。
さあ、ここは収めたい日本。
横山から、いいボールが来る。
田中、シュート!流れは少し変わってきました。
今は横山、それから田中美南。
2トップ、一人一人のよさが出てましたよね。
前半から2人選手を代えた日本です。
ここも阪口。
逆に後ろからプレスが来ます。
ああいったところのスペインの切り替えはさすがです。
攻守の切り替えです。
いい形でボールを奪えただけにね、もう少し、速いテンポで判断してほしかったですね。
後半は日本は横山と田中美南が2トップの形で入っています。
高木が体を入れます。
いいですよ、はっきりしたほうがよかったですね、今はね。
最後の最後まで体を張って、守り抜きたいという高木ひかりです。
若い23歳。
この高木もそうですが、若い選手たちは、さまざまなポジションで、プレーをすることができます。
ここからミドル、来た!先制点はスペインです。
耐えていた日本ですが、メセゲルにゴールを許しました。
流れが少し変わってきたかという中で、スペインの先制点です。
今、その前に高木がボールを切ったところ、ありましたでしょ。
あれね、ボールがね、伸びてるんですよ。
というのはね、ハーフタイムで水をまいてるんですよね。
そんな中で、やっぱりスピード変化してますよね。
バウンドして。
このへんがね、やはり山根が、そういう予測がなかったですよね。
なるほど。
そんな難しいコースじゃなかったんですけども、やはり、ピッチが水をまいた状況の中で、どう変わるかということですね。
メセゲルのゴールで、スペイン先制です。
日本1点を追う展開に変わります。
前半終わったあとのハーフタイムで大量に水をまきました、このピッチです。
その影響もあって、パススピードも少し上がって、ゴールキーパーにとっては、かなり難しいバウンドにもなりますよね。
1点ビハインドの日本。
さあ、若いメンバーは、どういうプレーで、その積極性を見せてくれるんでしょうか。
やはり、中島のチェイシングは、かなり効果的な感じもしますね。
その中島、そして長谷川です。
15分経過。
日本、1点のビハインドです。
まだ1点に収まってるんで、もう切り替えてね。
この試合は6人まで選手交代が認められています。
すでに2人の選手が代わっている日本です。
ご覧のようなフォーメーションで、4・4・2、日本は今、2トップに変えて戦っています。
阪口。
ボールを回していきます。
ここでちょっと、高木が、出しどころ探ります。
また中島が戻ります。
どうでしょう?最終ラインから少し中盤への距離というのもあるような気もするんですが、今は阪口が。
鮫島が、高木が持ってる状況からしたら、ちょっと高すぎますよね、サポート、もっと角度をつけてあげないと。
今、その鮫島、前に上がっていく。
いいボールが出てきた。
一瞬、ゴールキーパー迷いましたが、パニョス。
ですから、鮫島は先ほどから、この裏を取るような、そんな動きを繰り返しています。
日本のディフェンスラインから、その次のラインへの位置も気になります。
北川から前へ、さあ日本、前を向けるか。
プレッシャーがかかります。
このあたり、少し窮屈なプレーが続きます。
鮫島。
また組み立て直します。
中島が左サイドのときに、結構中に入るのが、ちょっと早いようですね。
そんな中で、鮫島選手のスペースが空くというところはあるんですけどね。
ボールを動かす意味での工夫をしてるんだと思いますけどね。
このあたりは激しくなります。
その中で阪口は今、プレスバックに行かないとだめですよね、逆にね。
阪口がチャージするっていうぐらいにしないとですね。
阪口はこれが代表で104試合目。
ですから、このチームで一番経験を持つ選手になりました。
そしてきょうはディフェンス、2試合目の高木です。
若い選手と、それから実績のある選手の融合を目指す、高倉監督率いるなでしこジャパンです。
徹底して高いボールを、相手は選択してきます。
ここは日本の選手たちの声がピッチに響いています。
あっ、サイドを変えようとします。
北川、得意の攻撃力は、きょうはなかなか押し込まれていますが、ここからその輝きを見せることはできるでしょうか。
ここから佐々木さん、前ですよね。
そうですね、ボランチがやっぱりかわさないとだめですね。
田中美南。
少し、ですから、最終ラインから、前の距離が、最終ラインの選手にしてみれば遠いという、パスが出しにくいという感じはあるかもしれません。
ボール移動中にポジションを取ってほしいですね。
ビハインド、相手と相手の間にですね。
横山が追います。
1点を先制される前に、日本は少しずつチャンスを作ってきたんですが。
落ち着いてここはゴールキックに変えています。
スペインが2人選手を代えます。
あのセットプレーを蹴っていたアレクシアが代わります。
ヴィッキー・ロサーダが入ります。
そして8番のソニ。
9番のヴェロに代わってピッチに立ちます。
西岡さん。
このタイミングの中で、高木選手に対して、鮫島選手、熊谷選手2人がいくつか指示を送っていますね。
細かい部分を修正したいようです。
恐らく高木から、どうパスが出ていくかというところ、今、日々野さんからのリポートありましたが。

スポンサーリンク
  そうですね、たぶんね、守備よりも、そういった展開のね、イメージだと思いますけれどもね。
さあ、スペインも選手が3人代わりました。
8番のソニが入りましたが、ソニは、これまで代表34ゴール。
歴代4位。
59キャップを誇る選手です。
バルセロナで、4シーズン連続の得点王にも輝いています。
年齢的には32歳ですから、こういった選手を、ですから、ベンチに置いてというねらいも、スペインにはありそうですよね。
後半勝負というときに。
代わった段階で、どんなプレーヤーなのか、ディフェンスラインとしては慎重に、対応しないとだめですね。
中島が追っていきます。
なかなかチャンスが、崩した形で作れない日本です。
逆にここは旗が上がっています。
熊谷、それから高木のセンターバックのラインです。
ラインコントロール。
スペインは、先ほどボールを動かすこともしてますが、実際にこういったシンプルに、裏を狙ってくるということの中で、今はね、やはり、日本の守備のオーガナイズが出来てるわけですよ。
そんなときにボール動かすよりも、やっぱりこういった形のほうが効果的だっていうこと、非常にサッカー、知ってますよね。
とにかく全体のレベルが上がる中で、カナダのワールドカップのときもそうでしたが、簡単に勝てるチームというのが、佐々木さん、本当になくなりましたよね。
そのとおりなんですよ。
日本もあのワールドカップも苦しみながら、決勝まで勝ち上がりました。
それだけ世界のレベルは上がっています。
スペインにしてみれば、日本のほうが圧倒的に実績を残している国ではあるんですが、ただこれから、結果を作っていこうというスペインです。
11年のドイツワールドカップ優勝、そしてロンドンオリンピックの銀メダルがあった、なでしこジャパンです。
ただ、世界が強豪の日本を本当に研究して、同じようなサッカーを構築してきました。
技術、本当にチームとしての戦術的にも、非常に攻守にわたってレベル、全体的に上がってますからね。
そんな中で、日本としても自分たちの特徴をまた一つ、磨く必要が出てきました。
監督が言うように、本当に個の質をもっともっと上げて、こういった大会を踏まえて、経験していく中で、上げていかなきゃいけないので。
そして日本、中島。
狙っていきますが、ここは選手を狙っていきます。
もう一度行きます。
長谷川のいいプレー。
そして北川。
初代表の2人のパス交換です。
そして鮫島。
また長いボール。
旗が上がっています。
セットプレーで前に上がっていた熊谷です。
中島は先ほど、この熊谷に向けて、セットプレーのボールを蹴っていきました。
高倉監督、それからスペインのヴィルダ監督。
3年前に17歳以下の選手たちを率いて、世界の頂点を争った2人です。
ご覧のように、高倉監督は、14年の17歳以下のワールドカップ優勝。
それから20歳以下のワールドカップで3位という、本当に結果を残して、この代表監督の座に就いています。
西岡さん、日本ベンチ、今、宇津木瑠美選手が呼ばれています。
日本はこれが3人目の交代となりそうです。
ということは佐々木さん、中盤ですよね。
そうですね。
中盤の中里選手と代えるのか。
経験豊富なベテランの宇津木瑠美が準備をしているという情報、ピッチリポート、日々野さんから入りました。
きょうは、なかなか自分たちのパス回しができない日本です。
逆にここはチェイシング。
中島が追います。
ここは熊谷。
またこのプレー。
オルガがボールを取って、持ち込んでくる、シュート!スペイン2点目です。
ちょっと日本の今、守備、痛いシーンです。
2対0になります。
ちょっと、山根のちょっとフィード、先ほども1本ありましたけども。
ここでいったん熊谷がボールを戻したあとです。
このボールがダイレクトでオルガに渡ります。
後半から入ったオルガ。
かわしてシュート。
ディフェンスの足に当たったという不運もありましたが、日本失点です。
2対0。
スペインのリードが広がります。
さあ日本は2点ビハインドです。
西岡さん。
日々野さん、どうぞ。
高倉監督は失点の直後、少し首をかしげましたが、今、これから投入する宇津木選手に対して、また細かく指示を送っていました。
佐々木さん、監督としては、かなり失意の大きい1点にはなりますよね。
形といい。
そうですね。
このへんもね、前線からやっぱりもうちょっとね、連係して、3ラインで連係してね、がむしゃらにやっぱりね、積極的に守備もする、仕掛けももう一個思いっ切りね、やっぱり、チャレンジしてみるということ。
ここらへん、残りまだ時間あるのでね、この試合をやっぱりね、むだにしないという意味では、結果はおのずとそのあとどうなってるか分かりませんけれども、もっと積極的に攻撃も守備もチャレンジしてほしいなと思いますね。
全体的に、チームとして。
そうですね。
どれだけ前を向いて、チャレンジする選手が出てくるか。
まだ時間は残っています。
中里に代えて、宇津木瑠美が入ります。
佐々木さんももちろん、この宇津木と、長く代表で一緒に戦ってきましたが、どういうところがいい選手ですか。
そうですね、やはり、経験あるので、球際も強いですし、チャージもやはりヨーロッパ仕込みで、非常に深さもありますし、こういった状況の中で、若い選手に、自分のプレーがどうやって示せるかということもありますし、存在感を含めてね。
スペインは22番のカルデンテイが入りました。
スペインのリードが2点です。
これまで日本は、きちんとしたシュートというのがありません。
とにかくその形を作っていきたい日本です。
まもなく後半の30分。
山根からいったん縦へ。
代わって入ったのが宇津木、阪口とボランチでコンビを組みます。
宇津木は2015年、あのカナダワールドカップ準優勝の立て役者でもあります。
海外でプレーをして7シーズン。
その宇津木が入っています。
代わって、プレースバックが、チャージがないんですよね。
いったんあそこ、取れるんですけどね。
さあ、ここでボールを取れるでしょうか。
田中美南。
うまく時間を作りました。
宇津木。
落ち着いて。
熊谷から北川です。
ここから前ですよね。
どういうふうに前に運んでいくか。
先ほど、少し日々野さんからリポートありましたが、この高木からの前。
今、鮫島を越えていきます。
中島。
阪口。
あっと、ここもボール奪われる、またスペインのチャンスになります。
かわしてきた。
前が空いてシュート!ソニのシュートです。
阪口がボール受けて、ちょっと間合いがね、ちょっとテンポが遅いんですよね。
サポートというのもあるんでしょうけども。
ベテランのソニ。
後半に向けて恐らく、ヴィルダ監督はこれからチームのジョーカー的な存在として、期待をしているソニです。
西岡さん。
日本、宇津木選手がかなり大きな声で周りに指示を送っていまして、ツータッチ、ツータッチじゃなくて、ワンタッチ、ワンタッチっていうのを使っていこうという大きな声、飛んでいます。
またこれもスペインにボールがこぼれていきますが、ちょっと今の、日々野さん、リポートありましたが、佐々木さん、ちょっとあれなんですかね。
時間が詰められてしまって、時間がないというところなんでしょうかね。
ボール持ってる人の判断もそうなんですけど、周りがワンタッチ、ツータッチぐらいでできるような、サポートの速さ、起点をやっぱりもっと欲しいというところだと思うんですよね。
北川がカットしに行きますが、まだボールはスペインです。
これも中に浮かせてくる。
ソニを中心に後半は組み立ててきます。
中島。
阪口。
戻して鮫島。
中島がボールを奪われます。
後半の立ち上がり、少しだけいい時間がありましたが、あとの時間帯はほぼスペインがボールをキープしています。
マピ。
日本は6人の選手交代の枠、現在3人使っています。
また長いボール、足元。
いや、このソニが入って、この長いボールですね、前半からもありますけれども。
あそこのサイドからああいうボールを出させちゃいけないですよね。
ボール移動中に、やっぱりポジション、いいところを取ってないんで、受けたときに、やっぱりあれだけフィードできる時間が出来ちゃってるんですね。
宇津木がかなり大きな声を出しています。
恐らくベンチから見ていて、いろいろ感じていたこともあったと思いますが、その宇津木。
そして北川です。
このボールを。
前を向いて出していきますが、横山。
高いボール、競っていく、宇津木。
北川。
阪口です。
なでしこリーグの最優秀選手です。
本当にただ、スペインがこう、取ってからのソニを見て、出してくるボールが速いですよね、本当にね、判断が。
常に第1ディフェンダーがずっといますからね。
オフサイドの旗が上がっています。
揚がっています。
代表デビューの長谷川唯。
今、悪くなかったんですけどね。
高倉監督からもグッド、グッドという声、飛びました。
高倉監督も状況判断能力、技術があって、それを表現できる選手という高い評価。
長谷川唯です。
これが日本の2失点のシーン。
2点目は途中出場のオルガ。
最後は熊谷の足に当たりました。
さあ、残り時間が少なくなります。

スポンサーリンク
  高木がここはゴールキーパーに戻します。
長谷川がもらいに行きます。
その長谷川、ドリブルで1人かわします。
ちょっとここはパスが厳しくなりました。
でもね、長谷川ね、ボランチの所まで引いて。
ボールを受けて。
宇津木です。
かわして、さあ横山。
田中がフリーになっている。
そしてその後ろから、鮫島、上がってきた。
フィニッシュまでは持っていけないか、クリアします。
まだあります。
阪口。
ヘディング、競って、足元来た!最後、横山のシュートでしたが。
一連のプレーで、横山、それから田中。
少し可能性を感じるプレーが、ここは出てきました。
西岡さん。
横山選手、きょうは途中からの投入となりましたが、本人の中では、この大会を通して、自分が中心となるスタメンで出ることにこだわりたい、そんな話をしていまして、今、練習では左足も蹴れるように、そんなこともトライしています。
とにかく前線の選手たちは、今回、あっと長谷川です。
いいここはパスが出た。
さあ、横山、来た!シュート!決めた!日本、1点返しました!
長谷川からね、いいパス出ましたよ。
横山のゴールで、日本、2対1。
1点返しています。
長谷川から、佐々木さん、いいパスが出ましたね。
まずはここ、田中美南が収めて、ここです。
日本に待望の得点です。
横山のここはラインを見ながら、裏に飛び出していく動きでした。
キーパーの正面に入ったので、どうかなと思ったんですけどね、タイミングよく。
ただしポイントポイント持ってますからね。
そして代表デビューの長谷川唯がアシストです。
そうですね。
さあスペインは7番のコレデラ、そして16番のアレが入ります。
この試合は6人まで選手交代が認められています。
さあ、日本、1点差に迫ってきました。
スペインもこれで、恐らくちょっと焦ってくる部分はあると思います。
そうですね。
日本にとっては大きなチャンスです。
逆に日本の選手もね、いけるという。
前が空いた。
阪口が少し前までここは攻め上がっていきました。
そういう気持ちもやはり佐々木さん、選手には出てきますよね。
長谷川ナイス。
そうですね、先ほどから長谷川が目立ち始めています。
佐々木さんからご指摘ありましたが、自分でボールをもらいに行ったシーンもありましたよね。
積極的ですよね。
若い選手、こうじゃないとね。
前線も含めて、もうすべてのポジションが競争ですというふうに、高倉監督は話しています。
レギュラーが決まっている選手は1人もいない中、さあ、少し前がかりになった日本、ここはスペインがボールを奪います。
きょうはなかなかこの3番のレイラを収められずにいる日本です。
一気にピッチの空気が変わった、この日本対スペインのゲームです。
1点差。
体張る。
ここも2人で行きます。
ボールがこぼれてきて、そのまま縦に送るが、ここはちょっとパス、もう一度、高木。
また横山、そして田中美南。
自分でシュート狙っていきました。
田中美南も22歳。
そして横山も23歳。
若い選手です。
去年のリーグ得点王と、リーグ2位。
得点を挙げている選手。
田中と…もね、ああいったボールは狙えますよね。
中島が前に絡んでいきます。
39分経過。
残り時間が少なくなる中、宇津木。
前に送ります。
どうでしょう?ここは佐々木さん、いったん最終ラインから落ち着けてというところもあるでしょうか。
かなり日本、早めに前に出していますが。
そうですね、残り少ない時間だということもあって、ちょっと前を意識してると思いますけどね、実際にこぼれ球を拾えるだけの狙いもあるんでしょうけれども。
スペインの運動量という意味では、かなり選手も変わってきましたが。
本当にそういう意味では、よく攻撃も守備も、よく動いてますし、切り替えも速いですし。
この点数の流れというところから、休まずに前へ前へという、まあいいかもしれませんね、時間的なこともありますし。
延長ありませんしね。
そうですね。
日本はそして、中1日で、次の試合を迎えます。
そのあたりの選手のコンディションの、どう考えていくかというところもありますよね。
大会として。
6人代えられますしね、控えもいますし。
西岡さん。
籾木選手が呼ばれました。
そうですか。
また楽しみな若い選手が1人、日本に入りそうです。
その前にまずはこのゲーム、日本は追いつきたい。
残りの5分間です。
あとはアディショナルタイム。
さあ、日本チャンスになる!中島。
自分で行く。
さあここはフリーになっている、横山。
田中美南。
最後は田中美南のシュートですが、ディフェンスに当たります。
いやー、今はここは大きなチャンスでした。
そうですね。
シュートと見せかけてね、フリーな田中をよく見て。
ここにきていい流れが続いている日本です。
そして籾木、来ますね。
20歳。
パンチ力のあるシュート持ってますからね、籾木は。
籾木ももし出れば、代表デビュー。
さあ、そんな中、日本。
コーナーキックのチャンス。
飛び込んでくる!まだあります。
いったん戻して宇津木。
これもいいプレー。
崩して、シュート横山のシュートです。
完全にこの時間帯は、日本の時間帯です。
ゴールキーパー、正面。
巻いたんじゃないかな、シュートね。
ストレートだったんだね。
田中美南に代えて、籾木結花が入ります。
代表デビューです。
20歳、日テレ・ベレーザ。
この選手も非常に将来期待されている選手。
去年のUー20ワールドカップ、3位のメンバーです。
ですから、この3人が全部、ピッチに立ったことになります。
中に入れてくる。
さあ日本、ここは押している、そんな時間帯です。
先ほどから中島がいいボールを蹴ってますよね。
日本にとっては大きなチャンス。
熊谷も上がっています。
ファーサイド。
セカンドボール。
あっとここはボールを奪われます。
そして8番のソニ。
ベテランのソニに託します。
日本もここはようやくディフェンスに戻ってきます。
レイラ。
押し出したいですね。
日本の運動量、中島はよくここも動いています。
そのプレーからチャンスになるか。
宇津木。
しかしもう一度スペイン、奪い返します。
ソニ。
残り時間、少なくなりますが、まだ、佐々木さん、チャンスが来そうな感じですね、日本は。
そうですね。
ロスタイムもあるでしょうし。
阪口がファウルをもらいます。
元気な籾木に預けてね、彼女のシャープなシュートを見たいですね。
フル代表デビューの籾木結花。
長いボール。
こぼれて、いやー、ここは熊谷の頭。
あと少し合っていればというシーンでした。
惜しい。
あと僅かです。
さあ、残り時間、少なくなる中、ボールを取りたい日本です。
どんどんどんどん押し上げて。
籾木が追っていきます。
ここでボール、日本ボールになります。
横山。
そして長谷川。
日本の1点のアシストがありました。
戻す。
宇津木。
さあ、サイドから崩してくる。
さあ、北川。
このクロス。
ヘディング、こぼれて。
うーん、ここは最後、鮫島。
ファーサイドに合わせていこうというボールでした。
2いやぁ、佐々木さん、大きなチャンスでした。
中島ね、行ったかと思ったんですけどね、こぼれ球。
ここですね。
そして籾木が戻したところ。
アディショナルタイムは3分という表示です。
ですから、佐々木さん、まだこれチャンス、あと1つ、なんとか作れるかというところですね。
ゲームの内容は、あとで反省するとして。
この結果としては、同点にするチャンスもありますから。
そうですね。
内容としては日本は押されているきょうのゲームですが、これをドローにすることができれば、大きな収穫となります。
初代表のメンバーが3人入った今の日本です。
レイラ。
そしてソニ、時間を使います。
ロサーダ。
スペインはここは戻してきますが、日本、ここから、前に押し上げていきます。
日本のボールになります。
残り、手元の時計で1分半。
さあ、ここはもう上がれという高倉監督です。
競ったボールが、ここはスペインにこぼれます。
阪口の頭を狙っていきました。
山根が出ます。
鮫島から宇津木、阪口。
籾木も狙っていましたが、手元の時計で残りは45秒。
さあ日本、ボールを取ります。
横山。
前に出していきますが、ここは長谷川が抑えられます。
ボールを取った。
縦に出す。
中島。
あとは前に送りたい日本です。
後ろに下げるボール。
スペインも必死でここはチェイシングです。
さあ、残り時間、少なくなります。
思い切って前にボールを出していきます。
ここで試合終了のホイッスルです。
日本、残念ながら2対1。
スペインに敗れました。
後半35分、横山のゴールがありましたが、あと一歩及びませんでした。
非常にスペイン、よかったですよ。
やはりこれから目指すべきものは、こういった、リズムのね、チームにやはりもっともっと、全体的に上げていかなきゃいけないということがありますので、われわれがやってるときも、非常にいいドイツとやったときに、ドイツと戦って、敗れましたけど、まあ、このチームに勝つためにやはりやるんだというぐらいな気持ちでね、やっぱり、反省と課題と、そういったものはありましたし、それで成長したこともありましたので、ぜひこういったきょうの試合をただ負けたことのみならず、やっぱりこれを、しっかり次にステップに生かしてほしい。
そうですね、そして若い選手たちがたくさんピッチに立ちました。
そういった選手たちの自信と、それからいろんな思いと。
この試合に関わったということをね。
高倉監督に伺います。
残念な結果となりましたが、どのような感想をお持ちでしょうか?
全体的にちょっと動きだしが遅かったという印象もありますし。
相手の球際の所とかでも、少し圧力に負けてたかなという部分があるので、ちょっと残念ですね。
内容の中で想定として、やれていたこと、そしてちょっと想定よりできなかったなというのは具体的などんな部分でしょうか?
自分たちのボールになったときに、やっぱりサポートが遅くて、ボールがうまく動かなかったなというのはありましたね。
中1日で次の試合があって、大会まだ3試合ありますが、次に向けてはどのような修正を加えたいですか?2017/03/01(水) 23:30〜01:40
関西テレビ1
アルガルベカップ2017なでしこジャパン×スペイン代表[字][デ]

▼新生なでしこの船出!高倉JAPAN初の国際大会出場。「失望」から「希望」へと視界は開かれた!世界一の景色をもう一度見に行こう!ニューヒロイン出現か!?

詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合)
23:30〜25:40
「映画・レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
番組内容
 女子サッカーの強豪国がこぞって出場する「アルガルベカップ」。参加12カ国が4チームずつ3グループに分かれて総当たりで戦う。
 日本はスペイン、アイスランド、ノルウェーと同グループ。今夜は、グループステージ初戦のスペイン戦を生中継でお届けする。解説には、今回が“女子サッカー解説”初となる、前なでしこJAPAN監督・佐々木則夫氏。
番組内容2
佐々木JAPAN時代に成しえなかったアルガルベカップのタイトル獲得に高倉JAPANが挑む!

(※2/20現在)
出演者
【実況】
西岡孝洋(フジテレビアナウンサー) 

【ゲスト解説】
佐々木則夫(前なでしこJAPAN監督) 

【ピッチリポート】
日々野真理
スタッフ
【プロデューサー】
岸原秀治 

【ディレクター】
浅野翔太郎