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解説書き起こし THE QUEENS presented by KOWA★ゴルフ4大ツアー対抗戦 2016.12.04

(実況)今年は日本チーム、この笠りつ子が率いています。
連覇を狙う日本です。
日本、韓国、オーストラリア、そしてヨーロッパ。
世界4ツアーの対抗戦、THEQUEENSpresentedbyKOWAファイナルラウンドを迎えています。
日本対韓国の優勝決定戦。
8人の選手がごらんのような組み合わせで戦っています。
先陣を切ったのが大山、そして、対する申ジエ、ですが、終盤に入って、申ジエが強さを見せつけていますね、
(解説)ですね。
8番から13番まで5つバーディーを取っていますし。
多分この5、6ホールは、大山選手のショットがぶれ出したという影響も心理的にあるんじゃないかと思います。
(実況)この対戦ですが、現在、申ジエの4アップ。
この14番、申ジエが取りますと、大山、落とすということになります。
(解説)そうですね。
申ジエ選手はこういうラインは入らないでしょうというようなのは、ポコンと入れてきたりとか、◆馬野さん、後半ですね、出だしからこの組についていまして、最初のほうは3〜4メートルのパターを申ジエ選手入れて、大山選手があとひと転がり入らないという。
先ほどは10メートルぐらいのバーディーパットを入れています。
(実況)同じような距離の申ジエ。
グリーン上、バーディーパット。
これも入れてきた!◆これは、すごいびっくりです。
ずっとこんな感じですね。
(実況)青山さんのリポートどおり。
また入れてきました。
◆大山さんもそこまで悪くはないんですけれども、精神的にかなりきついですね。
(実況)これもう、岡本さん、大山、バーディーパットを入れなくちゃならないですからね。
(解説)じゃないと、はい。
(実況)セカンドも本人ちょっと不満足な表情だったんですが。
(解説)スイングの打感、あるいはこういう自分の球筋とか、裏腹に、ライン的にはいいところなんですよね。
本当に絶好のチャンスなんで、ここで1つまだ私は粘れるんだ、勝つチャンスはまだあるよというのをちょっと訴えておかないと。
(実況)青山さん。
相当プレッシャーがかかるパッティングになりますよね。
◆そうですね。
ドライバーも大山さんのほうが飛んでいますし、常に、後から後からのプレーなんですけれども。
(実況)ああ…、だめだ。
◆毎ホール、本当にこのようなプレーです。
(実況)先陣を切った日本の大山。
14番で決着がつきました。
(解説)しょうがないですね。
(実況)終盤、申ジエのすばらしいパッティングの前に、なすすべないという感じの大山でした。
結局、4ホール残して、申ジエの5アップ、5アンド4という形でまず、ファーストマッチ、マッチ1、日本が落とすという形になりまして、勝利の2ポイント、韓国に2ポイントが入りました。
レギュラーツアーにはない緊張感、そして仲間を思う強い気持ちをもって各選手が戦っています。
◆昨年、最終18番ホール。
渡邉が沈めた長いバーディーパット。
日本チームは第1回大会の優勝を果たした。
そのとき、彼女たちの心を揺さぶったのは、団体戦ならではの連帯感、そしてツアー代表としての責任と誇り。
◆団体戦になると、1打の重み、その臨む姿勢が変わってくるので、やっぱり、中途半端な気持ちでは迷惑をかけてしまうので、そういうところでは、また違うかなと思います。
◆今年第2回を迎えた日本、韓国、ヨーロッパ、オーストラリア。
4大ツアーの対抗戦、ザ・クイーンズ。
3日間の大会のうち、2日間が予選として行われ、そのうち、ポイント上位2チームが最終日、優勝決定戦を争い、最強女王の座を決める。
おととい行われた予選初日。
4組のペアで交互にボールを打つ、フォアサムルール。
日本はキャプテン・笠りつ子が、20歳の堀琴音と組んだマッチ1。
お互いのプレーがかみ合い、ヨーロッパチームに勝利。
流れに乗ると、大山志保、鈴木愛ペアは、キャプテン申ジエ率いる韓国ペア一度はリードを許すものの逆転。
日本は、4試合全勝で初日を終えた。
そしてきのう2日目は、4組のペアがそれぞれプレーし、よいほうのスコアで勝敗を決める、フォアボールルール。
日本のキャプテン笠が、15番の第3打。
チップインイーグルで連日の勝利。
ところが、韓国との直接対決で2試合を落とし、ポイントで逆転を許す。
日本は2位で優勝決定戦に駒を進めた。
◆もちろん本当に8人、9人ですけれども、8人あしたプレーしますが、本当にゆみちゃんの分も、絶対に思いは強く思っているので、やっぱり本当は出たい気持ちはあると思うんですよね、ゆみちゃんも。
頑張りたいなと思います。
やっぱりキャプテンとしてしっかり言えなかったこと、みんなの前で言えなかったことがすごく悔しいんですけど、あしたは一生懸命私もそうですけど、みんなで一生懸命頑張りたいと思います。
◆きょう、最終日。
8組のシングルスホールマッチプレーで戦い、勝利数を争う優勝決定戦。
相手は、昨年最後まで優勝を争った、宿敵・韓国となった。
(実況)優勝決定戦、笠りつ子は第3組で韓国のジャン・スヨンとの対戦です。
対するジャン・スヨンは、韓国ツアー今シーズン2勝。
賞金ランク3位の選手です。
奥から、パターですね。
ここまで行った…。
(解説)いいですね。
(実況)いい感じですね。
笠りつ子とジャン・スヨンの対戦はオールスクエアになりました。
とにかくキャプテンとして何とか2ポイントという笠りつ子。
勝てば2ポイント、今、コンシード、相手からもオーケーが出ましたので、次のパッティングはしませんが、笠りつ子、このホール、パーということになりました。
そしてジャン・スヨンですが、こちらもグリーンは捉えませんでしたティーショット。
岡本さん、バンカーに入ったんですね。
(解説)そうですね。
そんなに易しくはないですけど、ちょっと距離が、ボールからエッジまでの距離が短い分だけ、ちょっと、そんなに難しくはないと思います。
これはちょっとした凡ミスかもしれませんね。
(実況)この組には、日本チームの応援サポーターもお願いしています武井壮さんですが、武井さん、笠選手の感じ、今年はキャプテンですけれども、どんな雰囲気に見えますか。
◆本当に終始集中されたきりっとした表情で淡々とプレーをしておりまして、ホールを取られた後も一切表情を変えることなく。
非常にいい状態かと思われますが、セカンドショットはアイアンショットがピンになかなか絡まずに、パーを取り続けてしのいでいるという状況で。
(実況)見ていて、ふだんのトーナメントとちょっと違う緊張感を感じられますか。
◆そうですね。
一つ一つのスコアを伸ばしていくというよりも、やっぱりワンショット、ワンショット、駆け引きがすごくあるような感じに見えますんで。
(実況)また独特の空気感も後ほどお願いしますので、よろしくお願いします。
◆よろしくお願いします。
(実況)笠りつ子は既にパーでホールアウトが決まりました。
ジャン・スヨン。
これが入らないと、日本、笠りつ子、1アップと変わります。
岡本さん、易しい距離じゃないですよね。
(解説)そうですね。
もうワンピン以上ありますから。
(実況)パーセーブしました。
これは韓国、ナイスパーセーブです。
(解説)想定外という、人のミスはもちろん喜んではいけない、けど、やっぱり今回のこういうフォーマットは人のミスもポイントの1つですからね。
(実況)当然そうなってきますね。
画面は14番に変わりました。
笠りつ子の前の組は日本は鈴木愛、韓国は、キム・ミンソンです。
鈴木愛、4ダウンですから、非常に苦しいこの14番。
(解説)そうですね。
この次の一打は大きいですね。
(実況)韓国のキム・ミンソンに取られますと、鈴木愛も敗戦が決まるという14番です。
(実況)止まりません。
(解説)フォローの分だけということもありますけれども、まあまあだと思いますね。
(実況)ここまで4ダウンですから、このような表情になるのは仕方がないんですが、先に第1組、申ジエが取りました。
今、韓国がその後もリードしている組が5組リードしているということで、韓国が4勝すると、日本の連覇の可能性がなくなるという現状です。
ですから、残り韓国は3勝ということになります、このマッチ。
鈴木の対戦相手、韓国のキム・ミンソン。
3年連続で勝利を上げて、韓国ツアー3勝。
2016年の賞金ランキングは第8位というキム・ミンソンです。
(解説)この2人とも似たようなラインですね。
ちょっとピンから奥に下っている分、そんなに急に下っているわけではありませんから、逆に打ちやすい上りのラインだと思います。
(実況)笠りつ子は先ほど、13番、相手を何とか1つリードするチャンスがあったんですが、これ以降、まだ残りのホールは十分ありますので、キャプテンとしての意地を見せたいと、連覇を狙うためには、笠りつ子が引っ張らなくてはいけません、チームジャパンです。
日本の連覇か、韓国の初タイトルか。
世界の4ツアーの威信をかけた対抗戦、THEQUEENSpresentedbyKOWA、ファイナルラウンドです。
愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部西コース、全長は6500ヤード、パー72、1998年には日本女子オープンが開催されました。
1961年開場の名門コースです。
今大会賞金総額は1億円、優勝チームには4500万円が贈られます。
4ツアーが参戦する国際色豊かな今大会は、多くの企業からサポートを受けています。
株式会社ECCは通訳スタッフを派遣。
大会期間中、海外選手の通訳サポートに当たっています。
ジャガーランドローパー株式会社は、THEQUEENSpresentedbyKOWA、大会オフィシャルカーとして、車両を提供しています。
またギャラリープラザでは、大迫力、パワートラックが皆様をお迎えしています。
バンテリンサポーターの試着を初め、さまざまなコーワ商品の紹介やサンプリングを実施。
会場は大いににぎわっています。
第1組、大山が落としました。
既に韓国がきょう優勝決定戦、1勝をマークしています。
その後ろ、14番をプレー中の、鈴木愛、これからバーディーパット。
この組は2人ともバーディーチャンスにつけています。
鈴木のほうが遠かったんですね。
(解説)そうですね。
曲がらない…。
(実況)今年のツアーでいうと、平均パット数は鈴木はナンバーワンなんですよね。
(解説)そうですね。
平均的には彼女はすごくいいんですけど、それを毎日、ラウンドするたびにいいパッティングというのも難しいですね。
きょうは特に流れがもう一つつかめないですね。

 

 

 

 


(実況)相手からオーケーが出ました。
コンシード。
後ろの組の笠りつ子がやってきました。
14番。
これもフェアウェイ、いいところに行きました。
14番は365ヤードのパー4です。
グリーン上に画面が戻りました。
キム・ミンソン。
既に鈴木はパーでホールアウト。
この14番。
これが入ると韓国チーム2勝目ということになります。
わずかに左です。
(解説)でもキム選手はすごいですね。
2番からずっと4ホール連続で取ってますよね。
これはさすがに鈴木選手も、チャンスあらばと、すきを狙っていこうと思っても、5ホール終わって4ダウンですから、きついですよね。
(実況)この2人は年齢は1歳違いますが、学年で言うと、同じ学年になります。
鈴木22歳、キム・ミンソン21歳。
これで15番ホールアウト。
キム・ミンソンの4アップで15番。
ですから、15番は、
(実況)優勝決定戦の第3組は、笠りつ子と韓国のジャン・スヨン。
フェアウェイ中央、やや右からグリーンを狙います。
いいところに…止まりません。
(解説)まあ、いいですね。
距離を合わせる、ラインを読むという、一番読みやすい、合わせやすい距離ですね。
(実況)対する韓国のジャン・スヨンは、22歳の選手です。
今シーズン、2勝を上げて、賞金ランクは第3位という選手です。
緩めのフォローの風です。
(解説)ちょうど奥にピンの位置がちょっと奥に若干下っている分だけ、かかりづらいですね。
フォローです。
(実況)手前から30ヤードのピンの位置。
大分奥に行きました。
(解説)これがもし受けたグリーンでしたら、今のところに落ちると、若干スピンがかかったりという感じでしょうけど、これが笠りつ子選手にとっては、このホールは、可能性がありますよね。
ラインはちょっと見せてもらえるという。
(実況)前の組、キム・ミンソンと鈴木愛の画面に変わりました。
15番は500ヤードのパー5というホールです。
右に今、見えたバンカーを越えるとダウンスロープ、ここまで行くとかなり距離が出ますので、ツーオンが可能なホールですよね。
(解説)そうですね。
でもきょうは若干アゲインストになるんでしょうかね。
14番がフォロってましたから、季節風でそういうふうになるんでしょう。
(実況)この後、予報が余りよくない、名古屋地方です。
きょうはピンは左の隅、厳しいところに切られていますね。
左のそんなに深いところではないんですが、ラフのところに行きました。
キム・ミンソン。
(解説)どうでしょう、ここでしたら、レイアップするのかなと思いますが。
(実況)ドーミーホールに来ています。
このホール、勝つかわけるか、勝負が決するホールということになります。
鈴木はもう、攻めるしかないですよね。
(解説)そうですね。
(実況)どこまで行きますか。
(解説)もう勝負に出ましょうという。
(実況)このホールはMBS井上雅雄アナウンサーですが、風は今どんな感じですか。
◆余り強くはないですが、左からのアゲインストで、余りツーオンにチャレンジする選手は、きょうは少ないホールになっていますね。
(実況)それぞれの組のスコアによってもその辺が変わってくると思いますけどね。
(解説)そうですよね。
(実況)きょうは控えに回った吉田弓美子がずっと戦況を見詰めています。
画面、14番に戻ります。
これから笠りつ子、グリーン上はバーディートライに入ります。
では放送席、紹介いたします。
おなじみの岡本綾子プロの解説でお送りしていますが、岡本さん、マッチプレーらしい緊張感のある戦いになりましたね。
(解説)そうですね。
きょうは1人ずつというか、1対1の勝負ですよね。
何としてでも二連覇を私たちは期待したいですね。
(実況)そこですよね。
ポイントは。
その二連覇、争う日本の相手は韓国ということになりました。
この優勝決定戦ということになりましたが。
各チーム、8人ずつ出てくるんですが、お互いにオーダーを出して、誰と誰がぶつかるか、おもしろいところですね。
(解説)これはどきどきというところはあるんですけれども、相手にとって不足はありませんよね、どの選手に当たっても
(実況)日本は最年長の大山が出て、最年少の堀が…。
きのうまでのセカンドラウンドまでの上位2チームがきょうの優勝決定戦に進出。
ポイントはきのうでリセットしますので、きょうの直接対決、ポイントを上回ったほうが優勝ということになります。
きょう最終日は1対1のホールマッチプレー形式になります。
もしポイント数が並んだ場合は、きのう上位の韓国が優勝になりますので、勝てば2ポイント、8マッチですから、合計16点、日本は9ポイント以上取らないと優勝、連覇ということにはなりません。
昨年の第1回大会は日本が優勝。
今大会、韓国と日本の優勝決定戦になりました。
笠りつ子、これからグリーン上はバーディーパット。
先にジャン・スヨンが狙います。
(解説)ほとんど笠選手と同じような位置関係なんで、結構参考になると思いますね。
(実況)この位置からになります。
(解説)ここでボールが弱くなりだしたときに、どっちに切れるかというのは、笠選手も見逃したくないですね。
(実況)軽いタッチで行って…。
(解説)あんまり切れませんでしたね。
(実況)ここは笠りつ子からオーケーが出ました、コンシード。
マークせずに拾い上げました。
これでジャン・スヨンのこのホール、パーは決定ということになりました。
現在この2人はオールスクエア。
現状では引き分けという状況です。
ここで笠りつ子、バーディーパットを沈めると、笠りつ子1アップになります。
(解説)こうしてずっとプレーしてると、ストロークプレーになれていますから、コンシードするタイミングとか、忘れるときがありますよね。
違いましたね、ラインが。
(実況)打った瞬間ね。
これもコンシードで、このパー4、14番、パーでホールアウトになりました。
伸ばせるチャンスはあるんですけれども、岡本さん、ちょっとフラストレーションがたまってきませんか。
(解説)ですね。
(実況)画面15番に変わりました。
前の組、鈴木の組、キム・ミンソン。
ティーショットは左、ラフに行きました。
これが第3打になります。
やっぱりレイアップしてきましたね。
(解説)そうですね。
(実況)手前ぴたっと止まった。
(解説)いいところに持ってきますね。
(実況)そして、この組には、青山さんに回ってもらいましたが、青山さん、もう鈴木は第2打は終わってるんですね。
◆終わりました。
左足下がりの215ぐらいから打ったんですけど、やはり左足下がりの分、ファーストバウンドがバンカーにかかってしまって、この位置となりましたけど。
でも結果オーライというか、この位置からは結構絶好なサードショットだと思います。
(実況)きょうこの最終日は、前半の8組がヨーロッパとオーストラリアツアー3位決定戦。
そして、後半の8組が日本と韓国の優勝決定戦ということになります。
後ろの組、まずはジャン・スヨン。
これも岡本さん、結構距離が出ていますね。
(解説)転がってますね。
(実況)ジャン・スヨン。
(解説)ここまで来ると、セカンドが楽ですよね。
(実況)続いて笠りつ子。
笠りつ子はわずかに左のラフ。
ちょっとツーオンは厳しいですかね。
(解説)そうですね。
(実況)画面は15番のグリーンサイド、鈴木のアプローチになります。
かなり端にピンが切られています。
(解説)もう2ヤード先でしたね。
◆本人も多分そうだと思います。
結構開いてたので、キャリーで狙っていたと思います。
(実況)このホールはドーミーホール、韓国が勝つか引き分ければ、勝敗が決するということになりましたので、もうとにかく鈴木は上回るしかないんですよね。
◆ちょっときょうは鈴木さん、いつもと違って、消極的な感じが出ていますね。
パッティングも、ちょっと強めに行くいいところというのが余り見
(実況)第3組、笠りつ子。
現在オールスクエア。
伸ばすチャンスはあるんですが、なかなかそれをものにできないという中盤から後半戦です。
グリーン上に画面が移りました。
キム・ミンソン。
これがバーディーパット。
これ沈められると鈴木にはチャンスがなくなります
(解説)そうですね。
(実況)ドーミーホールです。
バーディーパットは外れましたが、鈴木からオーケーが出ました、コンシード。
これでキム・ミンソン、パーが決まりました。
これ、岡本さん、入れなきゃだめですね。
(解説)そうですね。
(実況)外した時点で鈴木愛、敗戦が決まります。
(解説)絶対にショートしないというのを徹底して、徹底と言ったらおかしいですけど。
(実況)後ろからはキャプテン笠りつ子がじっと見ています。
(解説)若干上りですけど、強からず。
(実況)ここは今年のツアーでの平均パット数ナンバーワンのパッティングを見せなければいけません。
(解説)キャディーに対してそういう感じで聞くということは、さっき青山さんが言ったように、ちょっと弱気っぽい。
自分の中ではラインとか決めているんですけれどもね。
それに対して確認をするというのは、この人にとっては、やっぱりきょうは若干弱気なのかなというのは感じられますよね。
(実況)あっと外れた。
この時点で日本、マッチ2も落としました。
残り3ホールで、韓国キム・ミンソン、4アップ、4アンド3。
これでまた日本、2ポイントを失いました。
韓国2勝。
きょうこれで得点4ということになりました。
レイアップですね。
岡本さん、笠りつ子は。
(解説)危なかったですね。
(実況)この笠りつ子の組には日本チームの応援サポーター、武井壮さんについてもらっていますが、武井さん、今、鈴木が落としたシーンということは、しっかり見えましたよね。
それは十分わかりましたものね。
◆はい。
(実況)ただ、やっぱり取れそうで取れない、何かフラストレーションがたまるようなね。
◆そうですね。
ティーショットなんですけれども、ジャン選手のボールが笠選手より40ヤード前という、残り約190ヤードを切っているぐらいじゃないかと。
(実況)そうですか。
韓国の若手、楽しみな選手です、ジャン・スヨン。
(解説)今年の韓国チームは、イ・ボミとか、入っていませんけど、アメリカで活躍している選手も入ってないんですが、韓国ツアーの中でも
(実況)上空はうっすらと雲が広がってまいりました。
愛知県みよし市三好カントリー倶楽部、西コース。
THEQUEENSpresentedbyKOWA。
2回目の大会、ファイナルラウンドを迎えています。
ここまで日本が2組落としました。
連覇を狙う日本、キャプテン笠りつ子。
ここは岡本さん、ぴたっと行かないとね。
(解説)そうですね。
やはり心理作戦ってやっぱりマッチプレーは大きいですよね。
ぴたっと…。
(実況)チャンスに来ました。
バーディーチャンス!一つおっしゃった心理作戦という部分では、いいところに持っていきましたからね。
(解説)でも韓国の選手のボールの位置はアプローチするには物すごいいい立ち位置なんですね。
笠選手がマークするかしないか、勝手にマークしていくんでしょうけど、ボールを置いておいてって言われたらそのままでしょうし、マークしますね。
(実況)この後、画面左に見える韓国、ジャン・スヨンは第3打になります。
(解説)ライン的に、若干フックしていくラインなんですけれども、距離とか、パターで行きますね。
(実況)この15番にはMBS井上アナウンサーがホール担当についていますが、井上さん、きょう外から入れたという選手はここまでいますか。
◆いません。
バーディーが一番出ているのは、先ほどの鈴木選手同様、グリーンの右手前から寄せていって、バーディー、ただ、数は少ないですね。
(実況)ピンもきょうは厳しい位置に切られています。
(解説)ナイスタッチですね。
(実況)これでバーディーパットは、ジャン・スヨンのほうが近くなりました。
お互いに、近いとこ、近いとこ、やりあってというね。
(解説)そうですよね。
(実況)これからお互いバーディーパットになります。
まずは笠りつ子。
(解説)ストロークプレーと違って、後がないというのが厳しいですよね。
もう本当にプレッシャーになりますね。
(実況)先にしっかりバーディーパットを沈めました、笠りつ子。
ただ、バーディーにも笑顔はありません。
これが今の、岡本さん、チーム日本の苦しい現状をあらわしていますかね、表情が。
(解説)そうですね。
やはりもう見えているでしょうからね。
先に回ってる2組の負けているというところは。
(実況)ジャン・スヨンのバーディーパットになります。
このパー5はお互いにバーディーを取りました。
日本、笠りつ子、韓国、ジャン・スヨン。
この引き分けのスコア、マッチプレーではハーフという言葉を使います。
キャプテンの笠りつ子。
15番をホールアウト。
ここまでオールスクエア、引き分けという状態で16番、これから残りが3ホールです。
(解説)何とか精神的に上に行きたいですね。
(実況)笠りつ子の後ろの組、マッチ4は日本、下川、韓国、キム・ヘリム。
左のバンカーから…。
(解説)ナイス。
この組は下川、2ダウンです。
(解説)ストロークプレーと違って、一打一打、息をとめちゃいますね。
(実況)本当そうですね。
(解説)また別のおもしろさがあるんでしょうけど、見ているほうは。
でも、選手の身になって自分がと思うと、思わず息がとまりますね。
(実況)そして韓国の対するキム・ヘリム。
今年韓国ツアー2勝を上げて、賞金ランキングは第6位という選手です。
ちょっと弱い…。
コンシードしますか?
(解説)しないですね。
2ダウンですからね。
(実況)下川はコンシードになりましたんで、このホール、パーでホールアウトになっています。
(解説)きょうは吉田選手、応援でずっといますが…
(実況)右に成田美寿々もいますね。
(解説)応援も大変なんですよ。
(実況)あっちこっち動かなければいけませんからね。
しっかりパーパットを沈めてきました。
(解説)自分が応援に行ったホールは、勝ってとか負けてとか、そうなると、早く身を隠してとか。
ずっとついていってあげたいとか、いろんな、応援するほうの心理状態も大変ですから。
(実況)笠りつ子はこの三好の名物ホール、140ヤードのパー3にやってきました。
何といっても、この左の崖ですよね。
(解説)絶対落としたくないですよね。
(実況)ただ、きょうのピンの位置はここなんですよ。
(解説)3ヤードぐらいですかね。
左エッジから。
これどっちが先に打って、後に打ってというところの駆け引き、難しさというのが出てきますよね。
(実況)オナーは、韓国のジャン・スヨンです。
きょうは実測は、128ヤードという16番です。
(解説)どうだ。
(実況)ここに行くとえらいことになります。
◆これで崖下に落とした選手は、4人目なんですが、
(実況)きょうは多いですね。
◆グリーンを外した選手はきょうは全員が左の崖下に落としています。
(解説)これは、木の下を駆け上がるようなショットじゃないと、木の上は不可能ですね。
ここはがぜん、笠選手…。
(実況)ただ、あのショット見た後のショットはどうなんですか。
(解説)右です。
(実況)でも安全に…。
(実況)この16番ホールのホール担当は北海道放送のカワバタアナウンサーです。
(解説)ちょっとカットに入れたかな…。
いいです。
(実況)距離はぴったり。
(解説)この心理状態でこのショットを待っていましたという感じですよね。
(実況)笠りつ子はピンの右。
バーディーを狙える位置につけました。
対するジャン・スヨンは、左の崖下に落としています。
◆16番、武井です。
このホール、きょうは左から3ヤードのところにピンがあるんですが、ティーグラウンドから見ると、ルックスだけだと、真ん中辺に立っているように見えるんですね。
左の崖が怖いのはわかるんですけど、何か少し気を緩ませるような視覚的な効果がされているように見えますね。
(実況)優勝決定戦のマッチ3。
16番、笠りつ子、バーディーチャンス。
(解説)これは木の下をフェアウェイウッドで転がして、どこまで上がるか。
こういうのは、何度も練習するわけじゃないですから、紙一重のショットですね。
(実況)上って…、行きました!
(解説)すごい。
(実況)寄ってった!これはすごいリカバリー。
(解説)これもう一回やってもこんなに来ないです。
すごい。
(実況)武井さん、近くでごらんになってました?◆はい。
(実況)すごいですね。
◆真後ろからルートを見ていたんですが、ピン方向に向かうルートは全く木に遮断されて見えない状況。
バウンドも芝が剥げたところ、芝が深いところというのが連続して続いていて、どのぐらい転がるかというのは、まあ想像がつかないような状況だったと思うんですが。
(解説)このスイングの大きさですと、100ヤードぐらいは飛ぶぐらいですよね。
普通のフラットなところで打つと。
(実況)それぐらいの斜面があって、クッションがあってということですね。
(解説)100ヤードから120ヤードぐらいの距離が出るスイングですよね。
(実況)すばらしいリカバリーを見せましたが、何といっても、笠りつ子がバーディーチャンスにつけていますので、これを入れれば、この16番、笠りつ子1アップと変わります。
岡本さん、難しいラインですか。
(解説)そんなに深読みする必要はないと思いますね。
打ててないですね。
ちゃんとしたストロークができてない。
これはちょっと彼女…。
(実況)ちょっと大分表情が厳しくなってきました、笠りつ子。
(解説)キャプテンだし、勝ちたいし、キャプテンとしての責任の強さもあるでしょうし。
(実況)そしてグリーン上、これから韓国のジャン・スヨン。
パーパットに入ります。
今年初優勝を含めてKLPGAツアー2勝。
韓国ツアーランキング3位の選手です。
(解説)スーパーパーですね。
本当に。
(実況)川畑さん、左に落としてパーという選手はいたんですか。
◆もう1人、木、上から狙って、近くに寄せてパーという選手がいたんですが。
ただ、下から狙った選手は奥のバンカーまで行っていましたので、スーパーセーブでしたね、今のは。
(実況)ここも伸ばせるチャンスだったんですが、笠りつ子、1アップにはスコアを変えることはできませんでした。
笠りつ子がやってきたのは17番、335ヤードのパー4です。
ティーショットは大体この左の前のバンカーが目安になりますかね。
(解説)そうですね。
きょうのピンの位置は右奥ですけれども、フェアウェイにある分には。
左からあるいはキャリーでちゃんと狙えるんでしたら、右サイドのフェアウェイでも構わないですね。
(実況)画面は15番に変わりました。
マッチ4です。
下川めぐみ。
パー5のこれが第3打になります。
(解説)いいところだと思います。
(実況)井上さん、これもレイアップしてきたんですね。
そうです、ティーショット左のラフだったので。
同じく第3打の勝負になりますね。
(実況)続いて韓国のキム・ヘリムの第3打になります。
ちょっとバックスピンですが…。
2人ともいいところにつけてきましたので、パッティング勝負になりました。
今度は青山プロには、この組に移動してもらいましたが、青山さん、連日韓国プレーヤーをごらんになっていますが、この強さはどこにあるんでしょうか。
◆粘りはすごいですね。
ミスを期待する日本に対して、ミスをしないという。
感じですね。
私がもしプレーしていても、これはもしかしたらというところも決めてきますからね。
(解説)いい表現だと思います。
(実況)ミスを期待しちゃだめなんですね。
(解説)そうです。
もう自力で取りに行かないとだめですね。
(実況)そして、画面は18番に変わりました。
ヨーロッパツアーとオーストラリアツアーの3位決定戦。
ここまでヨーロッパが3勝、オーストラリアも3勝。
どちらがというところで。
これは楽しみな戦いになりましたね。
最後入れてきました、ヨーロッパツアー。
これでヨーロッパツアーが第3位。
オーストラリアツアーが第4位ということになりました。
4ツアーの対抗戦、THEQUEENSpresentedbyKOWAあと残すのは優勝決定戦。
日本の連覇か、韓国が初めて優勝カップを手にするかという展開になってまいりました。
画面は17番の笠りつ子を捉えました。
武井さん、笠りつ子の表情が変わってきましたよね。
◆そうなんですが、集中はしているんですけれども、決して追い込まれたような表情では、決してなくて、先ほども私に気づいて、笑顔を向けてくれるぐらい、まだ余裕がある状態です。
(実況)ならよかったですね。
◆逆に、ジャン選手のスーパーセーブを見て、あきれたような、すごいねみたいな表情をしていましたね。
(実況)ジャン・スヨンのティーショット。
これはちょっと曲がりましたね。
(解説)全然問題ないと思います。
(実況)ピンはきょう右ですから、アングル的にも問題はありません。
(解説)ウェッジですね。
(実況)フェアウェイをしっかりキープしました。
残りもあと2ホールになりましたんで、勝ちの2ポイントを取るには、何とか1アップという状態をつくらないといけません。
画面15番に戻りました。
下川、バーディーパット。
(解説)ちょっと違うんですね。
(実況)オーケーが出ました、コンシード。
下川、このパー5はパーでホールアウト。
違いましたね。
バーディーパットですね。
続いてキム・ヘリム。
◆ほぼ同じラインに入っていると思うので、かなり参考になっていると思います。
(実況)そしてしっかり入れてきました。
これで韓国の3アップに変わって、この後の16番、ドーミーホールということになります。
(実況)日本のキャプテン笠りつ子。
何度もバーディーチャンスにつけるんですが、笠りつ子がチャンスにつけると、ジャン・スヨンがそれ以上のプレーをしてきます。
(解説)52度ぐらいですかね。
(実況)ちょっと手前。
傾斜が入っていますが、何とか止まりました。
(解説)もう1〜2ヤードピン寄りだったら理想でしたね。
(実況)続いて、わずかにフェアウェイ左に外しましたが、ジャン・スヨンです。
ちょっと押さえぎみに行きましたが…。
笠りつ子ですね、失礼しました。
第3組マッチ3。
笠りつ子が17番をプレー中です。
笠りつ子もスイングというのは非常に特徴がありますよね。
(解説)アップライトなスイング、コックを使わないですね、ですね。
このほうが左右の曲がり幅はすごく狭いですからね。
(実況)画面16番、キム・ヘリムと下川です。
この組、16番、ドーミーホール。
このホールを勝つか負ければ、韓国の勝利ということになります。
これまた狭いところ、奥に行きました。
リードしているのは、韓国の引き分け以上で勝敗が決します、ドーミーホール。
韓国4勝の時点で、韓国優勝という形になりますので。
(解説)強い気持ちではいるんでしょうけど、強い気持ちとまた勝負はわかりませんからね。
(実況)しかし強気で攻めていきました。
(実況)マッチ3、キャプテン笠りつ子、17番グリーンサイドにやってきました。
この17番にはMBS金山泉アナウンサーがついていますが、金山さん、きょう17番、バーディーは出ていますか。
◆バーディーは、きょうなかなかセカンドショット、ピンに絡んでくる選手が少なくて、ここまで10人中わずかに1人という結果になっていますね。
(実況)そのバーディーはどの辺から入りましたか。
◆ピンの2メートル右から入れてますね。
(実況)逆サイドですね。
まずはジャン・スヨン。
(解説)ちょっとフックに見えるラインですが、あんまり曲がりませんよね。
むしろ右に持っていかれそうなラインですよね。
まあナイスパットですよね、今のは。
(実況)そして、笠りつ子です。
ここも何とか斜面のあるところですが、こらえましたね、ボールが。
(解説)でもちょっと、やや左足のほうが高めぐらいのところにありますからね。
ボールからボールから1〜2歩ぐらいが
(実況)ジャン・スヨンはパーでホールアウトしています。
(解説)このパットは普通に打てば、大して難しいラインじゃないんですけど、心理的に追い詰められていますからね。
(実況)ちょっと右に切れるんですか。
(解説)若干でもカップを外さない程度でいいと思います。
(実況)パーセーブしました。
17番終わって、オールスクエアというマッチ3。
キャプテン笠りつ子、ジャン・スヨン。
この勝敗の行方、最終18ホールです。
16番に画面変わりました。
その後ろの組、マッチ4、キム・ヘリムのバーディーパット。
入れられた時点で下川の敗戦が決まりますが、まずはここは1つ逃れました。
岡本さん、ドーミーホールですから、入れなきゃいけませんね。
(解説)そうですね。
(実況)ここに落としてきて…。
(解説)ナイスショットですけれどもね。
(実況)上からですから、どのぐらいのタッチで。
(解説)下りが入った、軽いフックしてきますね。
(実況)曲がってこない。
(解説)ちょっと膨らみ…。
(実況)過ぎましたかね。
(解説)はい。
◆岡本さん。
やっぱり見た目は少し切れそうには見えるんですけれども、そこを薄く読んで、強くというふうに打てないかも。
(実況)ドーミーホール、引き分け以上で韓国勝利というパーパットです。
キム・ヘリム。
真ん中からしっかり入れてきました。
これでマッチ4、下川敗れました。
2ホール残して、韓国3アップ、3アンド2。
これで韓国、きょうのゲーム3勝目ということになりました。
もう日本落とせません。
下川、悔しそうでした。
画面15番に変わりました。
これは…。
池に入れたんですか。
◆3打目が池に入って、次が5打目になります。
レイアップしたんですが、菊地選手よりも手前にレイアップになって、距離は菊地選手よりも後ろから、そして池という流れですね。
(実況)ここはコ・ジンヨンが3アップ、菊地3ダウンという状況で韓国のコ・ジンヨンが第5打になります。
ここはぴたっと…。
お〜。
(解説)入ったらパーです。
(実況)ですよね。
(実況)菊地はこれから第4打という事になります。
何とか一つ戻したいですよね。
このマッチプレーは1つしか縮まってきませんからね。
(解説)2ストローク、3ストローク違っても
(実況)既にファイナルラウンド、優勝決定戦、チャンピオンシップファイナルも韓国が3勝を上げています。
もう韓国に勝たせてはいけません。
連覇を狙う日本。
ジャン・スヨン、笠りつ子の組。
もう既にティーショットは打ち終わっています。
止まったかな?だめだ!池に落とした!
(解説)これは痛い。
(実況)痛いですね…。
これでジャン・スヨンは大分気持ち的に変わってくると思います。
武井壮さんが、すぐそばで見ていたと思いますが、武井さん、がっかりという雰囲気出てきました?どうですか。
◆やはりギャラリーの大きなため息とともに、少し気を落としたような表情には見えました。
(実況)連覇を狙う日本。
昨年はキャプテン上田桃子。
今年はキャプテン笠りつ子。
ピンの奥、ぴたっと止めてきました、ジャン・スヨン。
(解説)という展開ですよね。
(実況)岡本さん、ちょっと明暗がわかれましたね。
先に日本、笠りつ子にミスが出ました。
(解説)距離ミスだったようにも見えないですけどね。
(実況)グリーンまで届いていなかったですものね。
◆18番、武井です。
笠選手のセカンドショット地点に来ているんですが、ラフと裸地のような、ベアグランドのようなものが入りまじっていまして、ちょっと砂が多くまかれてるような感じで、少し下をくぐったか、もしくは、砂をかんでしまったような状況かと思われますね。
(実況)画面は15番に変わりました。
マッチ5。
菊地絵理香、バーディーパット。
これ入れて、何とか2ダウンに戻したい。
パーでいいですね。
これでオーケーが出ました。
コンシード。
相手は第5打を打っていますので、菊地絵理香、1つ戻しました。
菊地絵理香、2ダウンで、残りが3ホールになります。
連覇へ向けて、日本、苦しい状況になりました。
THEQUEENSpresentedbyKOWA。
キャプテン笠りつ子がこの18番、セカンドショット、池に落として、これが第4打。
先ほど武井さんからありましたが、決していい状態ではないセカンドショットではあったんですが。
◆ティーショットのわずか2〜3ヤードの横の幅の違いで分かれたように思います。
(実況)画面は16番です。
菊地絵理香が2ダウンに戻しました。
左の崖が非常に怖いこの16番、ティーショットを手前につけました。
(解説)2人ともいい位置です。
(実況)先にコ・ジンヨンです。
しかし、出てくる出てくる韓国選手のパッティングはいいですね。
(解説)そうですね。
(実況)オーケーが出ました、コンシード。
16番は、コ・ジンヨン、パーでホールアウトです。
18番のグリーン上。
笠りつ子、フォーオン。
一方韓国、ジャン・スヨンは、これからバーディーパット。
韓国は2パットでオーケーです。
日本の連覇、非常に厳しくなってきました。
優勝に向かって転がっていきますが…。
(解説)でもいいタッチですよね。
(実況)これでコンシードされて、池に落としたのが大きかった。
日本連覇なりませんでした。
第2回THEQUEENSpresentedbyKOWA、韓国が優勝。
日本の連覇はなりませんでした。
懸命にほかの8人を引っ張っていった笠りつ子だったんですが、最後18番のセカンドがポイントになりました。
日本連覇ならず。
韓国がこの大会、クイーンに輝きました。
では後半の4組をハイライトでごらんいただきます。
コ・ジンヨンと菊地絵理香。
各選手のパッティングが光りましたね、韓国は。
(解説)そうですね。
ほとんど揺るがない強い気持ちと、絶対ショートしないパットですよね。
(実況)5マッチ、菊地絵理香は敗れました。
そして西山。
追い込まれた17番。
これを入れてきました。
どれだけ長いパットが入ったのかという韓国チームでしたね。
(解説)今回の韓国の選手はチャンスは全てものにした感じはしますね。
(実況)そして昨年のヒーロー、この渡邉彩香。
最終ホールまで粘ったんですが、池に入れてしまいました。
(解説)これは残念なショットでしたね。
(実況)オールスクエアで臨んだ18番だったんですが、池に入れてしまって、ノーチャンス。
1ダウンで日本マッチ7も敗退。
ここまでは1ポイントも取れないという状況で、日本はマッチ8、最終組を迎えることになります。
(解説)最終日のこのマッチは日本チームはいいところがなかったですね、残念ながら。
(実況)ただ、若い堀琴音が最後、意地を見せました。
オールスクエアで迎えたこの18番。
左のパッティング。
いいタッチで行きましたけどね。
(解説)そうですね。
(実況)結局オールスクエア。
勝利はありませんでしたが、最終日、何とか日本、1ポイントをあげました。
◆見事優勝KLPGA、申ジエ選手です。
(実況)では表彰式です。
優勝したKLPGAチームには、毎日放送代表取締役社長、三村景一大会会長から優勝トロフィーが贈られます。
興和株式会社代表取締役副社長執行役員、白石浩一大会副会長から優勝賞金4500万円が贈られます。
優勝したKLPGAチームで最もポイントを獲得したキム・ミンソン選手には、株式会社ヨシダ、ヨシダツトム代表取締役社長から腕時計が贈られます。
THEQUEENSpresentedbyKOWA韓国KLPGAが圧倒的な強さを見せつけて2016/12/04(日) 14:00〜15:24
MBS毎日放送
THE QUEENS presented by KOWA★ゴルフ4大ツアー対抗戦

[字]日本・韓国・欧州・豪州の、女子プロゴルフ4大ツアーの代表プロによる、プライドをかけた国際対抗戦〜三好カントリー倶楽部

詳細情報
番組内容
日本・韓国・欧州・豪州の4つの女子ツアーが、それぞれ9名の代表選手を選出してチームを組み威信をかけて戦う国際対抗戦、「THE QUEENS presented by KOWA(ザ・クイーンズ)」。
昨年の第1回大会は、日本チームが韓国チームとの接戦を制し劇的な勝利を収めた。第2回大会となる今大会、日本チームはディフェンディングチャンピオンとして各協会の挑戦を受けて立つ。
 
番組内容2
ツアーの代表としてのプライドを胸に勝負に挑む選手達の姿を、緊張感と共に番組内で描く。またこの大会を通じ、ツアー同士が国際的な親交をさらに深めてゆく側面も盛り込んでいく。
 
出場予定選手
【日本チーム出場選手】
笠りつ子
鈴木愛
菊地絵理香
渡邉彩香
堀琴音
吉田弓美子
西山ゆかり
下川めぐみ
大山志保
 
出演者
【実況】
馬野雅行(MBSアナウンサー)
【応援サポーター】
武井壮(タレント)
【リポーター】
井上雅雄(MBSアナウンサー)