今回のバス旅は特別編。
お馴染みの名コンビに代わり挑戦するのがこの2人。
旅好きの俳優田中要次と芥川賞作家羽田圭介の珍コンビ。
更にマドンナの目指します。
しかし…。
初めて体験する試練の数々。
ウソ…。
うわっ…。
思い通りにいかないバスの乗り継ぎ。
バス旅は甘くはなかった。
もちろんバスがなければ歩くしかない。
疲労困憊限界寸前3泊4日の過酷旅。
そしてその様子を先輩2人がバスの中から見守ります。
いやいや落ち着くっていっても…。
そこかやっぱり。
旅のスタートは相模湾を望む関東屈指の温泉地どうもはじめまして。
はじめまして。
小説家の羽田と申します。
ここにも書いてますね。
はい。
もうしっかり宣伝をしながらやろうとしてるね。
あ〜そういうことなんだ。
はい。
それにしてもね強面俳優時刻表には強そう。
一人旅が大好きなんだとか。
そして…。
おはようございます。
よろしくお願いします。
はじめまして。
よろしくお願いします。
宮澤佐江ですよろしくお願いします。
マドンナは人気アイドルグループを卒業したこの3人で大丈夫?バス旅初体験の3人にあの人からメッセージが。
ありがとうございます。
え〜とねあの…。
これで終わりですか蛭子さん。
先輩方のアドバイスが理解できたんでしょうか。
そして今回挑戦するのは…。
太平洋側の熱海から日本海側の金沢を目指すルート。
無理だわ絶対無理ですね。
これ無理だよ。
俺実はね長野県出身なんだよ。
長野?そうなんですね。
ど真ん中にある…。
だからといって俺バスに詳しいわけじゃないから。
大変な旅になりそう。
あったあったあった…。
あれが記念すべき最初のバス停ですか。
サンビーチ…。
そうなるよね。
峠越せそうただこっちのほうがちゃんと…。
結局いちばん距離を稼げそうな箱根方面行きのバスに乗ることに。
失礼しま〜す。
スタートからドタバタですがとにかく1本目のバスが走り始めました。
どんな旅になるんでしょうか?そう箱根の峠越え。
天気はいいのでせめて車窓からの景色を楽しみましょう。
だからこっち行くとしたら…。
今日の目標は山梨の甲府。
とりあえず箱根からはどうしましょう。
すみませんちょっとお聞きしますけども…。
はいすみません。
ありがとうございます。
そうそう運転手さんへの聞き込みは大事。
でも止まっているときに聞いてくださいね。
いきなり県境のようです。
はい左手に見えますのが芦ノ湖でございます。
あっすごいすごい。
バスからの眺めを楽しみながら30分ほどで元箱根港に到着。
ありがとうございます。
じゃよろしく。
芦ノ湖の南に位置する元箱根。
江戸時代には関所が置かれ交通の要所として栄えました。
バス旅にとってもここが大事な場所になるかも。
ちゃんと調べてくださいよ。
バス停で見ると今日の目標甲府へは御殿場を通るルートと三島からのルートがありそう。
なんか頼りない感じですが大丈夫?すみません。
そちらのご利用になります。
こっちのルートのバスは無いですか?なるほどわかりました。
いつの間に。
小湧園を経由して御殿場に向かえばバスが繋がりそう。
かなり危なっかしい感じですがなんとか見つけました。
次のバスは11時23分。
さすがは人気の観光地。
バスも充実しています。
こんでますね。
こんでるね。
すみません。
さぁ小湧園へ向けて出発です。
えっこの方はあの…。
あっそうなんですか?いえ全然そんな…。
軽くあしらわれてしまいましたね。
小湧園に到着したのは午前11時50分。
ここは小湧谷にある有名なリゾート地なんですがまずは乗り継ぎを確認しとかなきゃ。
書いてある。
12時20分。
30分はあるね。
えっ30分でお昼食べるの?オシャレ。
うわっすごいなんか…。
広そう。
(太川)僕たちは20分あれば…。
失礼します。
こんにちは失礼します。
(太川)こういう店入っちゃいけないよ町なかのお蕎麦屋さんなら早いけど。
へぇ〜すごく落ち着いた雰囲気のいいお店じゃないですか。
これは海鮮食ってる場合じゃねえな。
そうですね。
聞いて。
ちゃちゃっとなんて言いながらよもぎ蕎麦に天婦羅までつけちゃうんだ。
時間がないのでマドンナはシンプルなお蕎麦。
ホントにギリギリになりそうだな。
ギリギリですね。
ワサビおいしい。
(笑い声)
(笑い声)帰り道の計算もしとかなきゃね。
すみません慌ただしくて。
ごちそうさまですどうも。
出発まであと2分ですよ。
合ってます合ってます。
見てない。
こっちこっち…。
あら〜やっちゃったかな?次のバスまで30分あったのでお蕎麦屋さんへ立ち寄ったところ…。
あら〜やっちゃったかな?今着いた?今着いた?なんとか間に合いました。
整理券取って後払いでお願いします。
ここからは御殿場のアウトレットへ向かいます。
いきなり。
ここに来て雨ですか。
山の天気だからしようがないか。
はいありがとうございます。
ありがとうございます。
御殿場プレミアム・アウトレットは国内最大級のショッピングモール。
1時50分の河口湖行きがありますね。
10分で来ちゃう?10数分で来ちゃいますね。
すごいね。
あれに。
何だっけ。
すみません。
すみませんちょっとお聞きしたいんですけども。
あそこから出てるやつで…。
ちょっと…。
こういうタイプ。
すみませんありがとうございます。
そうだ。
いい感じじゃないですか。
待ち時間もほとんどなく河口湖駅へ向かいます。
出発から30分ほど走ると…。
バスで県境を越えられるとはありがたい。
バスに揺られること1時間40分。
河口湖駅に到着です。
甲府行き路線バスある!そこだそこ!16時28分っすかね?あっ時間あるじゃない?じゃあ。
30分。
いやなんか…。
意外と心配性の羽田さん。
バス旅に向いてるかも。
明日のことまで考えると…。
あっなるほど。
これしかないでしょうね。
結構そのあと…。
わかんないですけどね。
ありがとうございました。
助かりました。
はい気をつけて。
時刻はまだ午後4時半。
このバスで一気に今日の目標だった甲府駅へ向かいます。
走ること1時間。
ここが案内所で教えてもらった石和温泉ですね。
今夕方の5時半。
まだ甲府駅まで行けるのにまさかここで降りませんよね?はぁ?降りちゃった!
(太川)何を考えてるの?案内所で情報収集するみたいですね。
駅のほうじゃないの?なかなかだ〜。
これじゃ新しい情報はもらえそうもありません。
(太川)何してんの?
(蛭子)あっ!温泉に泊まりたかったんだ!甲府駅に6時49分。
(太川)ダメだよ!ということで田中さんのワガママで今日はここまで。
(太川)今日中に行っとかなきゃ。
まだ午後6時前。
明日に響かなければいいんですが…。
さあ初めてのアポなし宿探し。
何名様でございますか?3名です。
ここは有名な温泉地。
飛び込みで部屋が取れるんでしょうか?えっ?おっ!熱海をスタートした初日は順調に進んだものの温泉につられて石和温泉まで。
そしてこちらが田中さんのお楽しみ。
ご厚意で夕食も用意してくださいました。
おぉ〜!何があったんでしょうね過去。
ええそうですね。
アポなしで来たのにありがたいですね。
いただきます。
う〜ん!秋を感じさせてくれますね。
なんかお米の粒がすごい。
おいしい。
山梨のブランド牛もまた格別の味です。
なんで適当じゃない。
かなり心配ですが明日も順調に進むといいですね。
でもまあね…。
こうやって見てましたけど…。
すごいね。
なんとなく。
ホントにもう…。
日本有数の温泉地石和で迎えたおはようございます。
2日目ですよ。
目標達成しましょうね今日もね。
そうだね。
今日もいい宿泊まるよ。
もうそれしか昨日から言ってない。
もう…。
さあ2日目のスタート。
昨日行けるはずだった甲府へ向かいます。
今日は。
そうですね。
あら〜自信満々。
うまくいくといいんですが。
ありがとうございます。
よいしょ。
甲府駅に到着したのは朝7時半。
大都市だけにここからはいっぱいバスが出ていそう。
さあルート選び頑張って。
あるじゃん。
地下1階。
すげぇ!やばっ!早起きした甲斐がありました。
すみません。
え〜っ!?あっこれだ。
甲州街道沿いの韮崎を経由すれば下教来石まで行けそうですが長野県へ入るバスがまだ見えていません。
ここですね。
北岳。
ここをこういうふうにへぇ〜県境近くにある広河原を経由すればそこから県境を越え高遠まで抜けるバスがあるんですね。
ちょっとこう…。
アルプスを抜け高遠まで行けば県境は越えられますがその先バスが繋がるかが怪しい。
甲州街道沿いは県境を越えられませんがバスは充実していると予想。
あぁそう。
甲府駅から先長野県の松本を目指しますが2つのルートで迷い立ち往生。
アルプスを越える高遠ルートかバスが充実していると予想する甲州街道か。
そうなんですよね。
絶対どっかしら…。
はいじゃあ朝飯食ってゆっくり見ましょうか。
ええええ。
さんざん悩んだあげくアルプス越えのルートではなく甲州街道を選択。
果たしてこの選択が正しかったのか?甲州街道を進む韮崎行きの次のバスは午前9時55分。
まだ1時間近くあるんだ。
ホントだ!ちょっと聞いちゃう?あっこのバスで向かえばアルプスを越え長野県に入れるんですね。
こんなにもなんかみんなが…。
あ〜あ広河原行のバスが出てしまいました。
すったもんだしたあげくようやく甲府を脱出。
本日2本目のバスです。
と言いながらもまだ迷いがあるみたい。
今ひとつルートがはっきりしないままおよそ45分韮崎駅に到着です。
果たしてここから先の乗り継ぎはどうなるんでしょうか?そこまで行っていただいて…。
えぇ〜!?いやなんかあららやらかしちゃったかも。
下教来石から先長野県との県境を越えるバスはないみたい。
このバス旅では幾度となく県境で泣かされてきました。
はいそうなんです。
下教来石から10キロ歩いて長野県の富士見に行けばその先バスが繋がりそうなんですが…。
10キロか大変だ。
はい。
もう結局そうだ。
ここからはひとまず下教来石へ向かいます。
空は晴れているのに気持はすっきりしないまま長野との県境を目指します。
まっすぐ進めば着くんですか?まあ間違いないこれ国道20号線だから…。
まさかの10キロ。
長野の県境越えに大苦戦。
蛭子さんまったくのひと事。
下教来石から10キロ先の長野の富士見駅を目指します。
まっすぐ進めば着くんですか?まあ間違いないこれ国道20号線だから…。
あっこれいいじゃないこの感じこっち行ってみない?やっぱり旧道だよ。
田んぼも珍しいんだねキミはね。
すごーい!オレたちはどうやって渡る?ここですよ!よっしゃ〜!早く田中さん。
つまんねえな〜。
残りはおよそ8キロ。
頑張っていきましょう。
とはいえダラダラと続く甲州街道の坂道。
徐々に3人の体力を奪っていきます。
いやぁ〜。
口には出しませんがやっぱりアルプスを越える高遠ルートがよかったと思ってるんじゃないの?えっ!?マジ?おう。
言っちゃいました。
でもこんな上り坂じゃ愚痴をこぼすのも無理ないか。
バイバイ!またね。
気をつけて頑張ってください。
は〜い。
3時間半かけてようやく到着。
結局14kmも歩きました。
あっあった。
どうもコミュニティバスのバス停しかなさそう。
松本方面へ大きく進めるバスがあると思って期待していたんですが…。
とにかく案内所へ。
誰もいっぱいあるとは言ってませんが…。
これは想定外。
さぁ困った。
どこですか?今ここで…。
上が原村なんですけど。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
コミュニティバスで原村まで行けばなんとか茅野まで乗り継げそう。
少し希望が見えてきました。
8km先の原村役場行きは午後4時19分。
来るよな。
どうした?どこから来るんだよセロリンは。
はいはいはい!
(太川)手をあげるのはね基本だよコミュニティバス。
バイバイ富士見。
原村役場までお願いします。
これって料金は?先?先払い。
4時間ぶりのバスで原村役場へ。
なかなか進まないね。
八ヶ岳の麓標高およそ1,000mをひた走り原村役場に到着。
あっ着いたんだ。
ありがとうございましたすみません。
今夕方の4時半。
茅野行きのバスはあるんでしょうか?茅野駅行き18時6分。
なんとか最終バスには間に合いましたが待ち時間は1時間半。
少し進んでは長い待ち時間これはつらい。
こんにちは。
頑張って歩いたから少し休みたいよね。
田中さんと宮澤さんは羽田さんはかわいらしくいいですね。
だいぶ口数減りましたね。
何はともあれ茅野行きの最終に乗れてよかったですね。
運転手さん茅野から諏訪方面って走ってません?茅野からはまた別の茅野に行けば岡谷まで進めそう。
やっと距離を伸ばせそうです。
えっ?言ってくれるのなんか嬉しいですね。
茅野駅到着は午後6時半過ぎ。
すっかり暗くなってしまいました。
こんばんは。
なんとか最終19時の岡谷行きに間に合いました。
でも気になるのはその先。
えっ岡谷から先バスがつながらないかも。
お願い。
あいてます。
なんとも非情なひと言。
岡谷から松本方面へ向かう20kmがつながらない。
7時ちょうどがございますので。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
結局何も決められないまま不安だらけで岡谷駅行きの最終バスへ。
3人は岡谷の手前にある下諏訪で降りることに。
諏訪は観光地なのでバスがいっぱい出ているかも。
はいどうも。
何かいろいろ書いてあるぞ。
ここがどこだかわかんない。
これはあざみ号だね。
これは高速バス。
とりあえず駅に行ってみましょう。
コミュニティバスと高速バスの時刻表しか見当たらない。
すがる思いで駅へ。
おっ!ホントうまくいかない2日目。
更に案内所へ行ってみると…。
あらら…。
「ごめんなさい」だって。
えっ!どうなっちゃうの?夜8時下諏訪駅へ来てみたもののバスがすべて終了しているので今日はここまで。
観光マップ。
観光マップ。
どれがいいかさっぱり…。
まったくわからない。
とにかく近場の宿を探すことに。
ホテル?この時間で宿があるんでしょうか?ほうほう…。
ああそう。
とにかくさ…。
さすが。
山梨の石和温泉から始まった2日目は長野の下諏訪まで。
バスに乗っていた時間はわずか3時間でした。
名物でも食べて元気出しましょう。
今日もお疲れさまでした。
お疲れさまでした。
大変だったね。
今日はお疲れさまでした。
今日はお疲れさまでした。
ウソだ。
距離はね距離はいってんだよ。
そうですね。
長野といえば高たんぱくの馬刺し。
すごく美味しい。
これこれこれだ。
これですね。
えっと…。
そうですよね。
そうなんだ。
岡谷の案内所が開くのは午前11時。
だから茅野に戻ってしっかり情報収集してからでも十分に間に合うってわけだ。
でもホントに戻るの?たしかに…。
バス旅の難しさを痛感した1日でした。
戻りたくないですね。
そういうところをね…。
もうちょっとね。
雄大な諏訪湖を目の前に迎えた魔の3日目。
諏訪大社は日本最古の神社とも言われ今年は7年に一度の御柱祭が行われました。
寒い。
いいにおいですね長野。
でももう今日でバイバイですね。
(太川)みんな元気ないよ!
(太川)元気ないよ!
(太川)なんなんだよ。
(太川)前向き前向き!御利益あるといいですね。
まずは茅野へ戻ります。
昨日はこんな絶景のなかを走ってたんですね。
じゃあねって…。
(クラクション)本当に戻ることが正解なのか。
何かヒントが手に入るといいんですけど。
祈る思いで案内所へ。
聞きづらい…。
おはようございます。
あのすみません。
行けたりしないかな…。
歩かないと行けない岡谷と村井の間にある塩尻。
もしここにコミュニティバスがあれば歩く距離がぐっと縮まるはず。
すみません。
はい。
ただ…。
改めて…。
(太川)気持わかるね。
ありがとうございました。
なんと塩尻から村井までコミュニティバスがあるとわかり20kmだった歩きが半分ほどに。
戻った甲斐があったね。
覚悟を決め岡谷から松本方面を目指すことに。
とにかくルートが決まってひと安心。
仕方がないね。
さあこの先に待っているのは徒歩での峠越えです。
なるほど。
岡谷より神明町で降りれば塩尻まで歩く距離が短くなりそう。
腕上げたんじゃない?ということで神明町で途中下車。
コミュニティバスのある塩尻駅までおよそ11kmの道のり。
具合が悪い。
ウソ!今日も10km以上の歩き。
2日連続はきついよね。
おっおっ見忘れてた。
あっホントだ諏訪湖だ。
歩くこと1時間。
この手強い塩嶺峠を越えればその先に待っているのが塩尻市。
まだ駅までは7km以上。
もはや体力的にも精神的にも限界寸前。
どうしました?えっバスあったんだ?えっ!よかった。
ここから塩尻駅行きのコミュニティバスがあったんだ?なんと待ち時間0分でした。
偶然見つけたコミュニティバスで塩尻駅へ出発。
(蛭子)こういうときすごい嬉しいよね。
ものすごくこれは…。
(太川)もうこのバスってなんていいんだと…。
笑みがこぼれますね。
なんだろう諏訪大社で…。
5km以上歩かずに済みました。
まさに救世主。
さあここからは松本を目指します。
ちょっとよろしいですか?何番線ですか?なんとたった10分の待ち時間。
しかも1日3本。
40分でしょだって…。
たったの10分で。
思い出の駅になりそうですね。
バスは長野県のほぼ中央塩尻から北へ松本病院に向かいます。
そうなんですか?俺…。
国鉄時代…。
JRの前の…。
思い出の地にバスで来るなんて想像もしなかったでしょうね。
松本病院前には30分ほどで到着。
乗り継げるバスはあるんでしょうか?これ何?これどこ行くの?あぁあったあったあった。
今1時15分。
1時ありません。
2時…。
2時46分。
1時間半。
でもあるだけよかったね。
そうですね。
近くの中華屋さんでいただくことに。
朝から歩いたからスタミナ料理でいきたいよね。
羽田さんは担々麺。
うまい。
マドンナは酸っぱい疲れた体によさそう。
しっかり食べてこの先に備えます。
さあ昨日の目標だった松本へ。
旅も3日目。
あら寝ちゃった。
無理もないよね。
周りの景色を見る余裕もなくバスはおよそ30分で松本バスターミナルに到着。
はいどうもありがとうございました。
さてここからどんなルートがあるんでしょうか?ありますか?ないもん。
だってこっちないもん。
糸魚川方面には…。
ない。
じゃあやっぱりこっちですね。
どうやらここからは岐阜の高山方面に行くバスしかなさそう。
気になる乗り継ぎの時間は…。
1時間半ですね。
なんと高山行きの最終バスに乗れそう。
今日中に高山に行けちゃうんだ。
なんか観光的な。
2分あれば乗れないことはないですけど。
ありがとうございます。
(太川)偉いね。
あんなに歩いたりしたのにちゃんと観光してるよ彼らは。
もう我々にはできないことをしてるよ。
超えられたね。
せっかくなので待ち時間を使って観光することに。
(太川)偉いね。
市営バスで松本城へ向かいます。
10分ほどで夕暮れの松本城へ到着。
いいですね!天守が国宝に指定されている松本城。
歴史を刻んだその風格は多くの人々を魅了しています。
白鳥!?あとあれですよ。
そうなんですか?そうですよ!なんか社会科見学に来てるみたい。
慣れないバス旅に奮闘する3人。
まぁこれくらいのご褒美があってもいいですよね。
はい追いかけます。
高山まではおよそ2時間半。
長距離移動で岐阜の県境もバスで越えられそうです。
このバスでアルプス越え。
寝ながらアルプスを越えられるなんてこりゃ贅沢だ。
バスってホントありがたいよね。
松本から1時間半ほど走ると…。
ねぇ温泉のね…。
平湯温泉で10分の休憩。
長距離バスならではですね。
おや何か見つけましたか?ん?富山ね。
足湯があったの!?はい。
そして2時間半かけてようやく高山に到着。
夜の7時半をまわり今日はどこまで行けるんでしょうか?確かに高山の西にある白川郷まで行けばゴールの金沢まで最短距離で行けそう。
4番のりば。
高速じゃなければいいんですよね。
今日は白川郷行きのバスがないのでここで終了。
ちょっとわからないんで…。
これだ…8時50分。
決めかかったら別ルートで…。
じゃ8時に来るか。
なので…。
はい。
そうですね。
さっきルートインっぽい…。
ワシントンホテルプラザも。
ワシントンもある?フロント2階。
どうなってるかわかんないけどいってらっしゃい。
いってきます。
さぁ結果は!?マジか…。
この宿は大きそう。
期待できるかも。
うわキレイ〜。
すっごいね。
ありがとうございました。
なんだよ…。
ね…いちばん苦労する…。
宿探しを始めて1時間。
もうへとへと。
岐阜高山でアポなし宿探し。
果たして泊まれるのか?いいじゃないこれ。
すでに夜9時。
あっよろしいですか。
ウッソ!ホント?予約していただきましょう。
あざま〜す!長野の下諏訪から始まった3日目は松本を経由し岐阜の高山までやっとたどりきました。
夕食はホテル近くの郷土料理のお店で。
いただきます!飛騨といえばそう飛騨牛が有名ですよね。
マドンナこれを楽しみにしていました。
いただきます。
おっ…。
ここまで苦労したから明日は嬉し涙を流したいよね。
迎えた運命の最終日。
高山は古風な町並みが広がり飛騨の小京都とも呼ばれています。
寒い。
息が白い。
ホントだ体温と真逆。
おはようございます。
最終日です。
へ〜い。
昨日気になった白川郷行きのバスに乗れるんでしょうか。
人がいっぱいいる。
いっぱいいる。
すげえ人いる。
おはようございます。
すみませんちょっとお聞きしたいんですけども高速道路乗っちゃうんだ。
え〜っ。
白川郷方面にはバスが繋がらない。
ここを通っていくんですけど…。
すでに午前8時半。
さあどうする?西の白川郷へは路線バスが20キロほど繋がらず断念。
そこで新たに遠回りですが北の富山ルートを探ってもらうことに。
昨日通った平湯温泉に戻れば富山までバスが繋がりそう。
次のバスの時間が気になります。
そうですね乗っちゃいますか。
はいわかりましたありがとうございます。
どうもありがとうございました。
(太川)ついつい終点から先どう乗り継ぐかを考えちゃう。
それはねしようがないんですよ。
途中で止まってどっかまた違うルートが…。
なかなか見つけるのが難しい。
さあ朝8時40分最終日のスタート。
なんとか富山までは行けそうですがそこから先は時間との闘いになりそう。
平湯温泉に到着したのは午前9時40分。
富山へうまく乗り継げるバスはあるんでしょうか?富山駅11時30分。
直接富山へ行けるとはいえここでの1時間50分待ちは痛い。
ひとこと言ってよ。
午前11時半一気に日本海側の富山へ。
なんとか遅れを取り戻したいところ。
もうたぶんだって…。
1時間半ほど走ったところで…。
いよいよ富山県へ。
まだまだゴールは先。
目指すは石川県。
すみません。
そうですかありがとうございます。
どうやら富山駅から高岡までは乗り継いで行けそうです。
そうですよね。
あぁ〜。
富山駅に着いたのはすでに午後2時半。
もう1本もバスを逃したくない。
あれだ!あ〜あ行っちゃった。
富山駅に到着。
ここから高岡行きのバスに乗り継ぎたかったのですが…。
あ〜あ行っちゃった。
う〜っ。
次の高岡行きは…。
次1時間?14時半の次は15時半。
しまった…。
ここでまた1時間待ち。
これはつらい。
1時間待ってやっと高岡行きのバスが到着。
さあゴールへ向けてラストスパートといきたいところ。
しかしまだこれから富山と石川の県境を越えなければなりません。
どうやら高岡から砺波を経由すれば金沢方面に乗り継げそう。
高岡駅前に着いたのは午後4時45分。
はいわかりましたありがとうございます。
果たしてここから石川県に入るルートはあるんでしょうか?え〜っ!なんと頼みの綱だったルートが10月に廃線。
万事休すもはやここまでか?果たして高岡から石川県に入るルートはあるのか?なんと頼みの綱だったルートが10月に廃線。
万事休すここで断念か?どうしたらいいんですか?そしたら…。
砺波からはバスが廃線になっていたため繋がらなかったもののなんと井波に出れば金沢駅まで直接行けるバスがありそう。
あとは時間。
すでに夕方の5時前ですが…。
はいわかりました。
ありがとうございました。
何番だったっけ?2番。
54分。
庄川町。
発車まであと2分。
これを逃せば1時間以上バスがなかったんだ。
まさに綱渡り。
井波に向けて出発したのは夕方の5時。
井波まではおよそ30キロ。
1時間はかかりそう。
この先金沢へ行くバスはあるのか?こんなとこまで来てるじゃないか。
あっ!ご乗車ありがとうございます。
井波に着いたのは夜6時10分。
いつ最終がなくなってもおかしくない時間。
(太川)感動的なシーンを見せてくれ。
(蛭子)18時10分真っ暗だねでも。
お〜いお〜い!時刻は夜6時10分。
果たして金沢行きのバスはあるのか!?ゴールか?リタイアか!?え〜!え〜!井波に到着したのは夜6時10分。
ゴールの金沢に向かうバスに間に合うのか!?お〜いお〜い!時刻は夜6時10分。
まだバスはあるのか?果たして!?あるよ。
あるよ。
なんとか最終バスに間に合いました。
お〜来た。
ようやく出会えた金沢駅の文字。
よし!まるで猫バスみたい。
最後のバスに…。
やった〜!ついに最後のバスに乗り込みました。
いざゴールの金沢へ。
すごい。
そして走ること30分。
ありがとうございました。
着いたよ。
お疲れさまでした。
えい!8時過ぎ。
ありがとう。
ありがとう。
熱海を出発しておよそ480km。
苦労に苦労を重ねなんとかゴールの金沢までたどり着きました。
すごい。
すごい。
でけぇ。
かたいな〜。
楽しかった。
いや〜うん…。
成功するとね。
参りましたって…。
えっどうした?そりゃあまあいいじゃないですか。
なんて思ってたけど。
え〜!さあということで…。
そうです。
僕たち…。
全部行っちゃって。
行きつくしちゃって。
行きつくしちゃって。
お〜!特別なことできないですもんね。
とにかく一生懸命ゴールに向かうことしかできませんから。
第25弾最終回我々の最終回もゴールに向かって一生懸命頑張ります。
太川さん蛭子さんの卒業スペシャル第25弾は来年の新春放送いたします。
ではせ〜の…。
(3人)お楽しみに!2016/12/24(土) 18:59〜20:54
テレビ大阪1
土曜エンタテインメント ローカル路線バス乗り継ぎの旅〜特別編〜[字]
熱海→金沢 人情ふれあい珍道中
太川&蛭子に代わり、田中要次&羽田圭介が宮澤佐江をマドンナに迎えて送る特別版!慣れない旅に悪戦苦闘&トラブル連発…
詳細情報
番組内容
太川陽介&蛭子能収の名コンビに代えて、田中要次と羽田圭介がマドンナに宮澤佐江を迎えて旅に出る!個性派俳優&芥川賞作家&元AKB48という異色の3人が、路線バスだけを乗り継いで、熱海から金沢を3泊4日で目指す!そして太川&蛭子も旅のVTRを見ながらブツブツ言います。
番組内容2
「他の交通機関の利用は禁止」「インターネットでの情報収集は禁止」「宿は自分たちで交渉する」など、番組のルールはこれまでと同じ!バス旅初挑戦の3人は無事ゴールにたどり着けるのか!?トラブル続出の爆笑珍道中をたっぷりとお届けします!
さらに、太川&蛭子から大事なお知らせも!
出演者
【出演】太川陽介 蛭子能収
田中要次 羽田圭介 宮澤佐江
【進行】秋元玲奈(テレビ東京アナウンサー)
【ナレーター】キートン山田