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字幕書き起こし アナザースカイ 気鋭の写真家の原点。蜷川実花の作風が生まれた、女神の島とは? 2017.03.03

アナザースカイ

今夜のゲストは写真家の蜷川実花さんです。
(今田)よろしくお願いします!お願いしま〜すどうも。
あやみちゃん撮ってもらったことあんの?そうなんです2回…。
2回か。
大好き過ぎて…。
蜷川さんが?はいもうすごいちょっと…。
え〜?何かものすごい…。
いつでも撮りたいんですけど…そっかまだ2回?もっとすごいいっぱい撮ってる気でいるぐらいすごい集中して撮りました。
…また。
ねぇ!お願いします。
(笑い)
一瞬を切り取る
類いまれな感性は世界中で高い評価を受け個展を開催すれば軒並み大盛況
そしてファッション広告はもちろんさまざまな業種からオファーが殺到
今や写真家の枠には収まり切らない日本を代表するアーティストとなった
(スタジオ:今田)理事なんすか?
(スタジオ:蜷川)理事なんです!
そんな蜷川実花がまだ何者でもない頃人生を変える出来事があった
アナザースカイメキシコで
というか何か…。
そこに行った瞬間にもうホントにキレイであここは私の島だって勝手に…当時二十いくつだったんですけど。
そこはメキシコ東部のリゾートカンクンからフェリーで40分の島
女神を祭っていたといわれるこの島を訪れたのはたまたまだった
ピカピカのお天気ウフフ…。
(スタジオ:今田)え〜!フフフ…。
あれはもう20年近く前のこと
駆け出しの頃にもらった賞金で世界を旅した
幾らぐらいやったんですか?すげぇ!すごいですよね。
その後すぐなくなっちゃったので。
その賞なくなったんすか?少額になっちゃったんですけど。
で…。
500万円?じゃあ結構贅沢旅行というよりは…。
全然もう…。
バックパッカーで?その旅の途中で…。
っていうので…。
…気がしたというか。
こんな所に私の島があったじゃんってこう勝手に。
この小さな島が後の人生の礎になろうとは
その日の宿は安いモーテルだった
あっ!
(スタジオ:今田)ハハハ…マジで?
(スタジオ:蜷川)そうそうそう…。
(スタジオ:今田)20年前と?長く泊まれるほうがすごい重要だったので。
気に入り過ぎて年に2度も訪れ予定していなかった写真集まで制作した
やっぱ…。
何か…。
フフフ…!旅して外に出た時に…。
…駆け出しの頃だったので。
でもそれでこう旅して…。
あ自分の写真ってこうなんだっていうのが何かホントに決まって来たきっかけになった場所ですね。
私は自分が移動しても自分の半径10m以内の出来事っていうのを撮ってくのがスタイルなんだなっていうのが何となく分かって来たというか。
この島は撮るべき対象を教えてくれた

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  そっからすごい山々が見えるんですけど。
ちょっと見れば山!みたいな。
でも…。
でその山の麓の…。
…みたいのとか。
ハハハ…!ビーサンみたいのとかそんなのばっかり撮ってる…。
…みたいなことを大事にするんだな…っていうのが何となく固まった一冊ですかね。
なけなしの金をつぎ込んでも無理して通った
だからこそ分かった
キャ〜!だって…。
(スタジオ:今田)ここで撮った子?
(スタジオ:蜷川)そうなんです。
君なの〜!?こんな小っちゃかったのに!
(スタジオ:蜷川)かわいい…!お兄さんになって…かわいい。
(スタジオ:今田)あららら〜。
(スタジオ:今田)二十歳や。
(スタジオ:蜷川)そうなんです。
20年
どんな人生を送って来たのだろう
(スタジオ:蜷川)あんな小っちゃかったのがあんなに大きくなって…。
あらためて写真って時を封じ込めるんだなというか。
久しぶりに見た時にやっぱキラキラしてる…?キラキラしてました!すごい久しぶりに見たんですけど。
あっやっぱり自分でもアプローチを?「めっちゃええの撮れたんですけどね」みたいな。
「お願いしますお願いします!」ってしてましたね。
やっぱ…。
もういまだに許せないひと言とかありますよね。
蜷川実花
何をどう撮る
フラフラ歩き…
すごい洗濯物が干してある。
お気に入りの場所が見つかったら何度も何度も足を運ぶ
新しいことをやりたいとか…。
必要最低限撮って終わりではなく心満たされるまでひたすらシャッターを切る
(スタジオ:蜷川)かわいいんですよみんなホントに。
(蜷川の声)でもやっぱ…。
どうしてもそこにこう…。
狙って撮りに行くとろくなことがない
何か…。
…意外と。
思いは撮ることで生まれる
行く先々半径10mの世界に没入する
ずっと見とけるなぁフフ…。
やっぱり写真は歩いてなんぼでしょみたいな。
いち早く新しい技術をどんどん取り入れそうな…。
いつまでもダメだったんですよね今はデジタルにしてますけど…。
それってちょっとインチキじゃない?…みたいなとこがあったんです。
あぁなるほど現像して!…と思ってたんですよ。
怖い怖い!なるほどね!そうですよね!何だ全然便利。
撮れないとこも撮れるじゃん暗くても!って…。
なるほどなるほど。
島を訪れるたび必ず足を運ぶ場所がある
最初来た時すごいびっくりして。
ハハハ…。
写真家蜷川実花
彼女はここで人生を懸けて取り組む大きなテーマを見つけた
(スタジオ:今田)うんしてる怖い。
…ってすごいその時思ったんですけど。
すごいいいなって。
日本とは異なる死生観に心奪われた

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  島の人達は快く撮影を受け入れてくれた
夢中でシャッターを切った
ふと気が付くとあるものに引き付けられていた
それこそがその後の写真人生のテーマとなるものだった
造花が彼女を変えた
…気がして。
カメラの性能や技術は二の次三の次
大切なのは何を撮るか
…って感じがして。
(スタジオ:今田)なるほど。
何かそれが…。
それを止めたいっていう…。
美しくも毒々しい造りものの花をいとおしく思えたのは写真と同じく欲望が込められているから
でもそれはひとの欲望を写したいと思って「よし造花だ」っていうわけじゃなくてやっぱあそこでこう造花を撮って撮って撮ってたらあっそういうことかってつながって行くんですよね。
撮って行く中でホントの感情が…自分でも気付かない深層心理みたいなのが浮かび上がって来るぐらい感情と直結してるんですよ写真撮るってことが。
何枚撮ればその境地にたどり着けるのだろう
(スタジオ:今田)ずっと撮ってますねホンマ。
(スタジオ:蜷川)ホントうれしくってしょうがなくて。
これが彼女の深層心理が撮らせた世界

誰でも気軽に美しい写真を撮れる見てもらえる時代に蜷川実花が輝く理由
それは色使いより構図より何より思いが写っているから
いかがでした?久しぶりの島は。
いや〜楽しかったです。
やっぱ普段仕事で忙しいのでホントに写真撮るためだけにどこかに行けるってすごく今だと贅沢なことで。
そっか〜。
純粋に写真だけ撮りに行くような…。
やっぱり子供いんのがなかなか大変…まだ小っちゃいんで。
今回の撮影には同行者がいた
(スタジオ:今田)あら!
(スタジオ:蜷川)まさかの一緒だったんですよ。
(スタジオ:今田)あら〜。
(スタジオ:今田)わ〜かわいい!
(スタジオ:蜷川)もういっつも連れて歩いてて。
(スタジオ:今田)めちゃくちゃ愛嬌ありますねもう。
(スタジオ:蜷川)すごい愛嬌あるんですよ面白いんですよあの子。
(スタジオ:今田)飛行機も泣かないんすか?
(スタジオ:蜷川)全然泣かないですね。
(スタジオ:今田)すごいっすね。
多忙を極めるからこそ隙あらば子供との時間に充てる
一緒だとですか?いや変わんないかな。
日常的に撮ってるんですけどやっぱり撮るって行為はちょっと非日常に片足突っ込むような行為に近くてやっぱり働くっていうことだけに限って言うと大変なことばかりなわけですよね。
欲張りなあれなんですけど。
やっぱりどっちもどうしてもやりたいみたいな。
夕方再びあの墓地へ
何度でも撮るそれは母になった今も変わらない
さぁそして今回メキシコで…。
へぇ〜。

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  ずっとそれこそ20年ぐらい前から初めて行ったあたりからどうしても行きたくてでもやっぱりやってる日にちが…。
合わなかったり…そうですよね。
どこでもやってるわけじゃないんですよね。
でそこにちゃんと行けなかったりとかして。
さぁ蜷川さん…。
それは数千年前から続く伝統の祭り
蜷川実花「死者の日」へ
あ〜行ってみたいこれ。
「死者の日」
それは亡くなった人が年に一度家に帰って来るのを祝う祭り
ハロウィーンと同時期ということもあり最近は…
(スタジオ:今田)ハロウィーンに近いんでお菓子をみんな…。
(スタジオ:蜷川)何かごっちゃになっちゃってるみたいですね。
すご〜い!
(スタジオ:蜷川)すごい面白かった。
何だろう?グラシアス。
これは大忙しですね〜どうしましょう。
…に見つけた
わぁ〜すご〜い。
それは伝統にのっとった昔ながらの「死者の日」
ある家にお邪魔させてもらった
(スタジオ:蜷川)すごいみんな手作りというか。
(スタジオ:今田)凝ってるな。
オフレンダと呼ばれる祭壇に故人の好きだったものを飾る…というのが一般的だがそれぞれの家でやり方は異なる
あった!
さまざまなオフレンダを見て回った
(スタジオ:蜷川)ホントにあっちこっちにあるんです。
(スタジオ:今田)ふ〜んこの祭壇が。
(スタジオ:蜷川)で何か見せてくれるんですよね「いい?」とかって言うと。
(蜷川の声)よかったな何か。
ハッピーな捉え方ってすごくいいなって思いますね。
やっぱり…。
「あっ…」。
…っていうのを再確認はしましたけどね。
だから行ったわけじゃないんですけど何かそれはそれでふに落ちるものがあったというか…。
そうですねしかもこのタイミングでっていうのが初めてで経験できたっていうのは。
「あっそうかそうか」…っていうのは何か自分的にはありました。
父の死から半年
実はつながっていた
そういえば最後のプライベート旅行もメキシコだった
…ことが多くて。
…っていうのをすごいつくづく再確認したというか。
仕事欲しさに出版社を駆けずり回った写真家は20年後世界を飛び回る写真家になっていた
仕事に追われ子育てに追われ…
企業の看板もわが子も背負わずいついつまでもシャッターを切っていたあの日々を
「わぁ気持ち悪い」って言って撮らないじゃないですか。
今が幸せだから残したいとかっていう…。
…メディアだと思うので何かそれはすごく幸せなことですよねフフ…。
ポジティブなものにしかシャッターは切らない
切れない
(蜷川の声)そこの純度を高めることが誠実に仕事するみたいなことにつながってるんじゃないかなって…。
そこはすごいこだわってるかも。
すごく原点に戻れたというか…。
みたいなことを…。
素直な写真なんじゃないかな割と。
あっ今回。
はい。
この瞬間をそこにある思いを永遠のものにしたいみんなに見せたい
だから撮る
だから楽しい
あなたは何を感じるだろうか

「死者の日」もいよいよクライマックス
ロウソクというロウソクに火がともされる
(スタジオ:今田)うわ何これえ〜?
あの日から20年
ずっと写真に収めたかった
ここが私のアナザースカイメキシコです。
それでは最後になりますけれども蜷川実花さんにとってメキシコはどんな場所でしょうか?はいえっと原点に戻れる場所です。
ねぇあの島はこれからも…。
まだ飽きることないですよね。
はい行きたいし死者の祭りもまた違う場所にも見に行ってみたいし。
そうかあそこだけじゃないから。
毎年その時期は空けれるように頑張りたいですけどね。
だって街変わったらまた雰囲気も…。
はい違うと思います。
変わったりとかね。
今回の写真っていうのはどっかで…。
ねできたらいいですよね?見れるっていうね?そうですねぜひ。
何かいつかまとめたいなとは…。
そんなに原点にね久しぶりに戻れたっていう写真ですから。
ホントに楽しかった。
またぜひ訪れてください。
また見てください。
本日はどうもありがとうございました。
今夜のゲストは蜷川実花さんでした。
2017/03/03(金) 23:00〜23:30
読売テレビ1
アナザースカイ 気鋭の写真家の原点。蜷川実花の作風が生まれた、女神の島とは?[字]

写真家・蜷川実花がメキシコへ。カラフルな作風が生まれた原点の島を息子と共に巡る!蜷川作品に共通するあるテーマが…念願だった奇祭に参加。いかなる写真を撮るのか!?

 


番組内容
写真家・蜷川実花がメキシコへ。20年前に訪れたカリブ海に浮かぶ女神の島を再訪!蜷川実花の作風が生まれたという運命の場所へ…当時の写真集で撮影した子供に会えるのか?二児の母である蜷川実花、愛息子と共に島を巡る。蜷川作品に共通する意外な世界観とは?長年行きたかった念願のお祭りに参加!ドクロだらけの奇祭「死者の日」とは。なぜ蜷川実花の写真は人々を魅了し続けるのか?その答えのひとつが明らかになる…
出演者
【MC】
今田耕司
中条あやみ
【ゲスト】
蜷川実花
【ナレーション】
バッキー木場
音楽
村治佳織(ギタリスト)
制作
日本テレビ
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