実況
明日の最終日を前にまさにスコアの伸ばしあい。
バーディー合戦の様相を呈してまいりました。
ブリヂストンオープンゴルフ2016。
3日目土曜日、第3ラウンドです。
高山忠洋、ここまで勢いのあるゴルフでスコアを伸ばしてまいりました。
現在トーナメントリーダー−12。
丸山
もうちょっとグリーンの左に外れてもいいぐらい左から振れるホールで行くイメージのほうがよかったなと思うんですけどね。
実況
ここまで5つ伸ばして−12、単独トップです。
ゲスト解説は丸山茂樹プロです。
実況
トーナメントリーダーの座を高山に譲りましたが、少ないストローク差でトッププロがひしめいています。
実況
千葉県千葉市緑区にあります、袖ヶ浦カンツリークラブ。
袖ヶ浦コース。
ブリヂストンオープン今回で45回目を迎えています。
全長が7119ヤード、パー71。
非常に細かいアンジュレーション。
そして後半16番、18番がイーグルチャンスがあるというパー5にセッティングされています。
ゲスト解説はこの大会で3回の優勝を誇ります丸山茂樹プロです。
伝統の袖ヶ浦を舞台に激しい土曜日なりましたね。
丸山
もう少し全体的に動くかなと思ったんですけど、何となく2〜3人がバッと来ただけで、もうちょっと全体的に行くと思ったんですよね。
5とか4とかいう数字が出ると思ったんですけど、今日は左4とか右4とかコースセッティングをきっちりやっているので、その分がきっちり出なかったのかなという気がしますね。
実況
小平は18ホールの最少ストロークタイをマークしました。
高山、バーディーチャンスにつけるかというところ、素晴らしいバンカーショットです。
丸山
音だけで寄ってくるなと思いましたね。
まあまあ砂があるんですけれど、どちらかというと薄い砂、硬いというのが袖ヶ浦の特徴かなというふうに思いますね。
実況
アメリカツアー8勝の招待選手、ブラント・スネデカー。
グリーンサイドバンカーから。
ナイスバンカーショット。
ただ、スネデカーは16番、そこでバーディーを取れなかったんですね。
丸山
今も少しイライラしてるのかな。
フラストレーションのたまるゴルフをしているのかなと思いますね。
実況
これで4連続バーディーです。
14番は実は難易度が非常に高いパー4。
そこでバーディを取るとイーグルぐらいの喜びがあるという。
最終18番ロングヒッターの大堀裕次郎。
バーディートライ。
手前、ショート。
袖ヶ浦の魅力は16番、18番で大逆転があり得るというパー5。
丸山
ドラマが生まれるホールが残っているというのはいいですね。
16、17、18をうまく切り抜けた人が勝ちますね。
実況
アマチュアの東北福祉大学3年の比嘉一貴です。
パー5のセカンドショット。
この組のラウンド解説、佐藤信人プロです。
今日の16番、カップは右奥です。
第3打勝負となります。
最終組の1つ前、比嘉一貴、永野竜太郎、塩見好輝の3人。
解説に佐藤信人プロがついています。
永野がピンチですね。
佐藤
上はあいています。
9番アイアンです。
後半、バックナインに入ってばたついてますね。
フロントナインは素晴らしかったんですよね。
内容もよかったんですよ。
実況
13番でダブルボギー。
16番塩見です。
佐藤
5番ウッドです。
実況
細身ではありますが飛距離も出るという塩見。
バンカーをケアしたいところですが入りました。
丸山
これは仕方ないですね。
キャリーで届くクラブは持てないですし狭い花道を打ってこなくちゃいけないのでティーショットをあそこに打った以上、このセカンドショットはしかたないですね。
実況
風を見るとティーショットではアゲンストに感じて、セカンド以降では横風になってくるという風向の表示がありました。
そんなに現在このコース内は強く風は吹いていません。
最終組がティーグラウンドです。
キム・キョンテ、片岡大育、谷原秀人の3人。
この16番、御神木、左に見えています。
丸山
昔と違ってティーボックスが後ろに下がっていますから御神木の左サイドを狙う選手がいなくなってきました。
今は5ウッド、3ウッド、ドライバーウッド。
この3本のクラブをうまく打ち分ける選手が増えてきたんじゃないかなと。
特に多いのは3ウッドで250ヤードの地点にここに打って来る選手、ここに打ってくる選手が多いですね。
そこにキープできた人がイーグルのチャンスがつかめる。
なかなかイーグルが出ないじゃないですか。
ティーショットがすごく難しい。
フェアウエーをとらえる率がすごく低いんですよね。
実況
最終組、キム・キョンテ、片岡、谷原の3人。
この組のラウンド解説、牧野裕プロがついています。
牧野
前半は谷原選手が非常によかったんですけれど9番のパー5でダブルボギー。
ちょっと崩れかかったんですけれど、11番でバーディーをとって今日もパープレー。
キム・キョンテ選手はホントにティーショットも修正してきてフェアウエーキープ率が高いんですね。
アイアンも切れてバーディーチャンスも前半はごとく外していたんですけれどバックナイン。
前半、1つとって、今2つ取りましたので本来のキム・キョンテ選手のパッティングに戻りつつありますね。
実況
最終組の1つ前、永野、第3打。
手前につけてきました。
丸山
奥には簡単には、突っ込み切れないので、このショットは仕方ないですね。
実況
ラウンド解説、この組についているのは佐藤信人プロ、今大会コースセッティングアドバイザー、ホールロケーションも含めてアドバイザーを務めています。
佐藤
コンパクションがずっとやわらかかったので、徐々にグリーンが硬くなってきているとフェアウエーをとらえられないとスコアメークは苦しくなってきますね。
牧野
低いドローで行くと思いますね。
昔に比べると20ヤードほど下がりました。
左前方の木が大きくなってきて御神木の左に打ち出すスペースがほとんどなくなってしまったんですね。
ほとんどの選手が3番ウッド、5番ウッド、ドローで打ってセカンドでそこから攻めるという選手が多くなりましたね。
実況
キム・キョンテはその木に当たって片岡はドライバーを持ちましたね。
牧野
片岡選手はドライバーで強めのフックを打っていきたいと思っているんじゃないでしょうか。
実況
御神木に当たりました。
牧野
片岡選手の距離だと風が吹かなければ3番ウッドで十分なんですけど、アゲンストだったので、ドライバーで打たざるを得なかったという感じですね。
丸山
距離的に難しかったら徹底的に3打目で勝負をするというふうに切り替えるなら3ウッドで右サイドでもいいですね。
実況
谷原はドライバーです。
牧野
これはちょっと左ですね。
実況
最終組の3人、16番のティーショット、トラブルです。
丸山
昔と違ってドライバーを持つというのはリスクが大きくなりましたよね。
実況
今年で45回目を迎えていますブリヂストンオープン。
比嘉一貴の第3打です。
素晴らしいバーディーチャンス。
アマチュアの比嘉はドライバーでそこまでの距離は出ませんから。
高山は17番のパー3は手前から。
丸山
悪くても、ここに置いておければいいです。
実況
スネデカー、18番。
丸山
飛行機で来て、すぐ活躍しろというのは難しいですけれど。
実況
迎えた18番で昨日は2オンに成功させましたが、実況
優勝争いのためには、土曜日ですが16番はスコアを伸ばしたいホールなんですが、ティーショット。
最終組の3人、トラブルです。
牧野
谷原選手が一番厳しいですね。
上もスペースがなくて下ですと低いボールで2ヤードくらい間隔があるでしょうね。
上の枝の薄い所を狙っているような感じですね。
ちょっとカサカサ音がしました。
これは最高ですね。
若干、リスキーだったんですけれど、そこを行かざるを得ないような状況でした。
実況
16番、永野です。
このパー5でやっと取りました。
実況
片岡です。
牧野
距離を欲張らずにフェアウエーに出す感じですね。
これは本当に80ヤードショットして坂の下まで落とすという感じですね。
実況
ファーストカットで止まりました。
牧野
キム・キョンテ選手が一番いいですけれど、それでも3打目の打ちやすいところまで打つ。
それしかできようがないですね。
多分、左上からだと思います。
左のギャラリーを下げましたね。
実況
現在、賞金ランキングは3位。
今シーズン3勝。
その中で上位にいます。
8試合で3勝です。
早いうちにもう1勝できれば2年連続賞金王も少し可能性が出てくると謙虚に本人は話をしています。
牧野
これはキレイに抜けました。
フェアウエーの左サイド。
ちょっと飛び過ぎですか。
ファーストカットまでいきました。
あの状況から行けば狙い通りのショットだったと思います。
実況
東北福祉大学3年の比嘉はバーディーチャンスをものにしました。
ここまで6つバーディーを取っています。
高山、17番、花道からパー3のアプローチ。
ナイスアプローチ。
ここは一つパーをセーブして18番に勝負をかけようと。
表情も明るいですね。
スネデカー、昨日の18番のセカンド。
本人も手ごたえを感じていました。
昨日は2オンに成功していますが離れています。
スネデカーの後半の内容を見ていると今日は本来ではないでしょう。
最終組、片岡大育です。
牧野
5番アイアンを持ってますね。
実況
ピンの根元は見えません。
丸山
距離感を合わせるのは難しいですね。
牧野
ラインは出てますね。
あとは距離ですね。
この辺だとピンまでは届かないでしょうね。
アップヒルもありますのでね。
丸山
このアップヒル、飛ばないんですよね。
実況
横からの風が少し入っているでしょうか。
牧野
これは珍しく左に引っ掛けましたね。
これだけ曲がったアイアンショットは初めてですね。
実況
ティーショット第3打は本来の谷原、今週の谷原ではないショットになりました。
高山はナイスパー。
さぁ18番です。
一体どこまで、この人がスコアを伸ばして終わるのか、1つ目安になります。
キム・キョンテが最終組、第3打、1人残りました。
非常にいいセカンドを打ちました。
キム・キョンテ、9月の初旬以降、日本を離れてアメリカツアーの出場権を懸けた入れ替え戦。
あと韓国ツアーに参加しました。
久々の日本ツアーです。
今日カップは手前から23ヤード、右から6ヤード。
実況
キム・キョンテ、バーディーチャンスにつけています。
この16番チャンスをものにできるかどうかという最終組です。
この大会の賞金総額は1億5000万円、優勝者には3000万円が贈られます。
優勝副賞として大塚製薬から大会公式ドリンク、ポカリスエット1年分が贈呈されます。
また、この大会の優勝者にはマスターズなどに次ぐ準メジャー大会であるWGCブリヂストンインビテーショナルへの出場権が与えられます。
去年は松村道央選手がその栄誉を獲得。
今大会でも出場しているブラント・スネデカー選手など世界の強豪としのぎを削りました。
17番ホールにはホールインワン賞として大会期間中4日間を通じてホールインワンを達成した選手全員にブリヂストンタイヤジャパン株式会社から賞金200万円が贈られることになっています。
さて、この大会ではブリヂストンパークなどのイベントを開催しています。
TOURBの世界観を表現したバーチャルリアリティ体験や、商品展示ブースもございますので、ぜひ、会場にお越しください。
またJRをご利用いただき鎌取駅からの無料ギャラリーバスでお越しの方、全員にブリヂストンオープンオリジナルキャップをプレゼントします。
牧野
ギャラリーに踏まれてラフとしてはいいです。
グリーンエッジまでが11ヤード。
ピンまで9ヤード。
距離感を出せるかですね。
実況
ショートゲームに定評があります、谷原。
ナイスタッチですね。
各選手が言っていますが、やたら伸ばすのではなく、程よい長さだからラフが立ってボールが沈む。
牧野
今日はところどころに、そういうところに入って最終組も苦しんでいますね。
実況
高山、迎えた18番パー5です。
丸山
少し右に行きましたね。
実況
ここですと、レイアップということになってくるんでしょうか。
18番、グリーン周りにはスネデカーです。
丸山
これも見所のあるアプローチショットですよ。
うまいですね。
実況
随分と高さを出しましたね。
片岡が手前から。
パターでナイス距離感です。
キム・キョンテ。
キム・キョンテはここでバーディーパット。
牧野
最初のアウトはパッティングに苦しんでいましたけれどバックナインに入って少し良くなってきましたね。
丸山
これを入れると17番が楽な展開でいけますね。
実況
現在、賞金ランキングトップは池田、2位が谷原、3位がキム・キョンテです。
少し右。
キム・キョンテはこのグリーンの読みの難しさを昨日まで口にしていました。
大きなアンジュレーションはないんだけれど、本当に細かい。
その変化がある、永野竜太郎、最終組の1つ前です。
現在、トップとは3ストロークビハインド。
アプローチを寄せて、ここはパーをセーブということになるでしょう。
まだツアーで勝利はありません。
東北福祉大学2年生の時にプロ転向。
同伴者の塩見好輝はかつてキャプテンを務めて比嘉一貴は現在、東北福祉大の3年生。
いずれも東北福祉大学に縁のある3人です。
丸山
バレットの先端をはやらせたのはキム・キョンテだと思いますよ。
牧野
これは大きいですね。
実況
スネデカーが最終18番。
丸山
読み切れないというか、スピードがあってないですね。
実況
片岡のパーパットです。
−9を守りました。
丸山
下半身の疲れがちょっと出ていると思うんですよね。
土台がちゃんとしていないから上体がパッティングで力んだり、パットで緩んだりするんですよね。
下半身の強い選手というのはパッティングが。
牧野
これはちょっとビックリしたミスですね。
最終組が今日、スコアを伸ばしきれていない。
パー5が、みんな良くないですね。
実況
大混戦を演出しているのはこの最終組ですね。
牧野
本来ならば実力者3人ですから、少なくとも5つぐらい伸ばすと思っていたんですけれどね。
実況
ひとつのキープレーヤーがこの人、高山です。
実況
最終18番、スネデカー。
16番と18番のパー5はスコアを伸ばしたかったんですがかないませんでした。
丸山
明日、どんなゴルフを見せてくれるのか、楽しみにしましょう。
菅谷
山下のコメントなんですが、ゴルフ全体の調子がよくなっている。
ボギーになりそうなところをパーで切り抜けられたのが大きかった。
最終18番。
バーディーパット入れられなかった以外は満点です。
初優勝に向けて、明日、前半を耐えて後半しっかり勝負できるようにしたいですという話をしていました。
丸山
前半、何ホールかパー4で難しいホールがあって、切り抜けたいですね。
昔は2番ホールがパー5でしたから、貯金をつくれたんですが、今は貯金をつくっていけなくなりましたので。
実況
現在、最終組17番をとらえています。
今、木々は揺れていないようです。
牧野
上空は右からの風がありますね。
ちょっとアゲンストですね。
17番、右サイドに林があるので、ピンフラッグが揺れていなくても右からの風に左右されますね。
実況
片岡も伊能キャディーと一緒に風はどうなんだというふうに話していました。
牧野
5ウッドですね。
実況
丸山
イメージ的にはフェードボールで行くんじゃないでしょうか。
牧野
フェード気味に行っていますね。
ちょっと意識しすぎたのかもしれませんね。
実況
ぴったりの距離のクラブがジャッジできないという難しさがあるんですよね。
丸山
トーナメントによっては、このホールのためにこのクラブを使いたいから入れてきたというふうにクラブセッティングを変えてきたということもあるんですね。
牧野
谷原は3番アイアンですね。
高いボールでちょっとピンの右ですね。
距離が行くかどうか。
丸山
この右のラフが左にキックしてくれないんで、ピンよりは左方向に出さないと全部、右に流されるんですよね。
牧野
また風が右から出てきますので。
丸山
真ん中からこっちが低くなっているんですよ。
実況
キム・キョンテ、3番アイアンです。
16番、パー5でボギーの後。
牧野
これも右ですね。
実況
右のラフ、右のバンカーですね。
牧野
距離でフェードを打とう打とうという意識が強かったかもしれないですね。
実況
高山忠洋、ラフに入ったところからの第3打です。
単独トーナメントリーダー、高山。
チャンスにつけてきました。
これを入れれば−14。
丸山
今日の高山を象徴したいいショットでしたね。
ブリヂストンゴルフから新発売の操作性に長けた「TOURBXD−3」、実況
最終組17番。
片岡大育のアプローチです。
丸山
エッジからピンまでの距離が7ヤードですから。
牧野
ロブぎみに行きたいですね。
丸山
ゆっくりしたロブですね。
うまい。
実況
素晴らしい。
これが今シーズン片岡大育、好調の理由ですね。
丸山
タッチがとてもいいですね。
バックスイングからフォロースルーまでのスピードがいいですね。
ボールが柔らかく飛んでいます。
実況
ここはナイスパー。
先にタップインしました。
高山のバーディーパット。
丸山
これを入れておくと楽な展開になりますね。
実況
これを入れると−14。
2位の谷原達に3打差をつけます。
右に外れました。
丸山
打ち方的に悪くはなかったんですが、そこまで切れなかったですね。
実況
このホール、バーディーになりません。
キム・キョンテです。
バンカーショットは少し距離を残しました。
そして谷原です。
牧野
谷原選手もピンは近いんですけれど寄せられると思います。
惜しいですね。
実況
ナイスタッチです。
丸山
今日を象徴してますね。
ラインが合っていると距離が合っていない。
実況
残すのはキム・キョンテの微妙な距離のパーパットです。
18番、高山はバーディーチャンスを作りましたが、なりません。
パー。
結局、今日は65。
トータル−13。
2位タイグループが谷原、山下、キム・キョンテです。
−11。
高山とは2打差です。
その後−10が3人。
牧野
17番ホールの奥にボードがありますので、選手がチラッと見ていますね。
トップとの差を確認した感じですね。
丸山
トップテンにいる−8の選手までチャンスがあると思いますね。
実況
キム・キョンテ、このパーパットが合いません。
牧野
バックナインに入って、少しパッティングがよくなったかなと思ったんですけれど16、実況
最後の3ホールは16番がパー5。
17番がパーセーブをなんとかしたい、難易度の高いパー3。
最終18番が569ヤードのパー5。
グリーン手前が池。
例年、ドラマを展開しています。
大きな鍵を握るフィニッシングホールです。
丸山
片岡はドライバーが最高の当たりをしてギリギリというところなので3打目をいかにどういうふうなところから打つかということが大事になってきますね。
牧野
素晴らしいショットですね。
フェアウエーセンターにいきました。
丸山
彼は自分の技量をよく分かって無理に強振しないですよね。
牧野
ドライバーからウエッジまで同じリズムで打てますね。
実況
昨日、一昨日スネデカーと回ったんですね。
片岡より飛ぶわけです。
ああいうなかでも自分のことをちゃんと見つめた上で、自分のゴルフをしたい。
そういうタイプですと話していました。
谷原は。
牧野
右ですね。
実況
明日、最終日の18番になりますと、このティーショット終えた後にどう判断するのか、大きなドラマになってきますね。
いいショットすれば、欲も出てくる。
力が入ればティーショットでミスも出る。
そこで攻めるか守るか。
キム・キョンテです。
16、17、連続ボギー。
丸山
自分をしっかり見つめ直したスイングができるといいですね。
牧野
当たりはヒール気味ですね。
本来ではないですね。
彼がいい球の時は、低いライナー気味のドローになりますから。
実況
1つ前の組、永野竜太郎。
トップとは3打差。
手前、ここはショートしました。
実況
沖縄県出身、東北福祉大学3年生、アマチュアの比嘉一貴。
3日目の最終ホール18番です。
佐藤
ティーショットを谷に落としてこれがボギーパット。
実況
これは最後は決めました。
あらためて比嘉、明日の戦い、これから混戦になりそうですね。
佐藤
比嘉君は素晴らしいんですけれど、マネジメントの甘さはありますけれど。
実況
最終組、まずは谷原、レイアップですね。
牧野
ちょっとラフが深かったですね。
実況
1つ前の組がまだグリーンにいます。
キム・キョンテも距離の点では微妙だという話がありました。
今シーズン、東海クラシックで優勝。
周囲の仲間は今シーズン、あともう1勝。
できるように言うんだけれども、そんなに簡単じゃないというのは分かっていますと片岡は言っていました。
牧野
今のレイアップはちょっと失敗でしたね。
レイアップはしっかりフェアウエーを取らないといけないですね。
実況
永野はパー。
これでグリーン上が空きました。
牧野
キム・キョンテはグリーンを狙えますね。
丸山
ギリギリですけれど。
実況
攻めのキム・キョンテ。
グリーンを捉えるか。
牧野
いいショットです。
素晴らしいショットです。
実況
素晴らしいセカンドショット。
牧野
今日も3番ウッドでティーショットを打っても片岡選手のドライバーより前に行くことがあるんですよね。
実況
これで5ストローク差に10人という。
牧野
大混戦です。
これは早い組でも−8ぐらいでもチャンスがありますから、これ、どこから来るか分からないですね。
楽しみですね。
丸山
もちろんトップに立っている選手は準備をしなくてはいけない。
その下の選手は自分の目標スコアに向かって頑張る。
そこでしょうね、優勝への道は。
実況
今日の流れを見ていて、キム・キョンテ選手の真の強さを見ましたね。
丸山
ここは一番だといった時の、土壇場のパワーはすごいですね。
実況
現在、賞金ランキング第2位、池田勇太にトップの座をゆずった谷原。
優勝で賞金ランクの変化をもたらすんでしょうか。
それぞれのドラマを永野も勝てば初優勝。
大きな舞台にめっぽう強い小平。
賞金王争いに名乗りをあげるんでしょうか。
片岡も18番、第3打の勝負というところになりました。
丸山
明日につなげるのにはここでバーディーを取っておきたかった。
片岡も昨日、ビッグナンバーを出していますから、またあり得ますからね。
2016/10/22(土) 14:30〜15:25
読売テレビ1
ブリヂストンオープンゴルフ2016 3日目[多][字][デ]
名門・袖ヶ浦CCから生中継、賞金王争い秋の陣。賞金ランク2位の谷原が2日目を終えて単独首位。初の賞金王を狙う池田は?米国PGA選手、スネデカーのプレーにも注目!
詳細情報
番組内容
日本ツアー残り7戦は高額賞金が続く、賞金王争い秋の陣。賞金ランク2位の谷原秀人が2日目を終えて単独首位。2打差の2位でホストプロの片岡大育が追う。初の賞金王を狙う池田勇太は、巻き返しを図る。米国PGA選手、スネデカーの世界の技にも注目。名門・袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで行われる3日目。ムービングサタデーを抜け出すのは果たして!?
出演者
【ゲスト解説】
丸山茂樹
【ラウンド解説】
牧野裕
佐藤信人
【実況】
河村亮
制作
【プロデューサー】
木村拓也
【ディレクター】
椿亮輔
松岡祐樹