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解説書き起こし 2016カシオワールドオープンゴルフ 最終日 2016.11.27

ではなごやかにお別れいたしましょうさようならさようならどうも≫2016カシオワールドオープン、ファイナルラウンドを迎えました。
このトーナメントはカシオ計算機株式会社、黒潮観光開発株式会社、株式会社テレビ高知の主催で行われております。
舞台は高知龍馬空港から車で東へ30分、高知県安芸郡芸西村にあるKochi黒潮カントリークラブです。
全長は7315ヤード、パー72。
温暖な気候な中、太平洋を一望できる四国有数の雄大なコースですこのトーナメントの賞金総額は2億円。
優勝者には賞金4000万円が贈られます。
また優勝者には副賞としてジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からジャガー初のパフォーマンスSUV、新型F−PACEが贈られます。
2016カシオワールドオープン最終日はコースコンディション不良により中止となりました。
≫2016カシオワールドオープン。
最終日は雨のためコースコンディション不良により中止となりました。
結果、3日間競技となって優勝は池田勇太選手、そして、2位には正岡竜二選手が入って、以下のような成績になっています。
放送席には優勝しました池田勇太プロと正岡竜二プロにお越しいただきました。
お二人、おめでとうございます。
まず、優勝した池田勇太プロ、今シーズン3勝目、改めておめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫残念ながら最終日はなくなったんですが、今の心境、お聞かせいただけますか?≫ただ、加瀬さんも昨日の中継のときに話していたと思うんですけど、今日、こういう天気が予測されていたということもありまして昨日の段階で単独トップをキープするというのが1つ自分の中で大切なのかなもちろん今日、こういう天気の中でも朝からこの会場に駆けつけてくれたギャラリーとかファンの人たちにプレーしている姿というのは見せたかったんですけど、どうしても自然には勝てないというのがゴルフですので致し方ないなという感じがしています。
≫正岡選手は最終日・最終組、プレーしたかったですか?≫また勉強したかったですね後輩の勇太のショットがすごいのでぜひ回りたかったですね。
≫2人は東北福祉大学の先輩が正岡さんで2年先輩になるんですか。
≫はい、そうです。
≫で、後輩でということで、非常にツアーでも行動を共にする機会が多いそうですが、池田プロとはどんな関係ですか、正岡さん?≫逆に自分が後輩っていう感じですね。
池田先輩っていう感じです。
≫ホールアウトしたときに、何度も頭を下げてましたね、昨日ね。
改めて3日間を振り返りたいと思いますが、まず、池田プロの3日間を振り返っていきましょう。
加瀬さん、先週は左の肩の痛みの中でも最終日は11個のバーディーを奪って61で回ってきて迎えた今週だったんですが、その辺り、池田プロ、今週は状態はどうだったんですか?≫先週に比べますと、かなり肩の状態はよくなってたんですが、逆に左肩をかばっていたせいでちょっとほかに痛みというか右手とか右腕に炎症が出ていたとかしたんですが、特に初日というのは、ゴルフの流れというか、うまくつかめなくて本当に最後の3ホール、4ホールぐらいでつかめたかなというぐらいでカシオは結構、土・日に黒潮カントリーは風が吹くという、僕、イメージがあるんですけど初日から結構風が強かったので、コンディション難しい中でちょっと苦しい展開になりましたね。
≫それでも、今、話にあった、3オーバーからの7、8、9、上がり3連続ですね。
≫これは本当に大きかったですね。
自分の今回優勝できたというのはここから本当にスタートしているなという感じがしますね≫しかし相性のいい大会ということで優勝争いもしていますし、池田プロは予選落ちが過去5回ないんですってね?≫あんまり予選落ちっていうイメージも確かにないですね≫最後、9番もこの距離を決めてなんとイーブンパーということで、2日目につなげていきました2日目なんですが、加瀬さん、本当に2日目は64というコースレコードタイで、スタートからすごかったですね。
≫初日もそうなんですけれども、多少、風が強かった分、ずっと歩いてても風の読みというのがすごく難しかったですね。
ティーイング・グランドとセカンド、グリーン、3カ所、違うようなところもありましたから、その中で、先週、フェニックスでも非常に池田選手はアイアンショットがすばらしかった。
今週もそれをずっと維持できているなという感じはありましたよね。
≫また池田プロ、パッティングもこの3日間すごかったですね?≫はい、加瀬さん言うように、初日よりも2日目の方がショットもアイアンショットが特にキレていましたし、パッティングに関してはダンロップフェニックスの最終日に11バーディーとれたというのがすごく自信になっているなという感じがしますね。
あのパターも先週同様のものを使ってますしかなり自信を持って1つ1つのパッティング、ラインの読み方ができているんじゃないかと思います。
≫正岡さん、このショットを間近で見てきたわけですね、3日目は。
≫ショットというよりも、パターがすごいね。
2mオーバーしようが全然動じてないので、そこはすごい勉強になってますね。
≫ただ、このコースというのは、正岡さん、プロ泣かせのグリーンと言いますから、本当にイメージが、池田さん、ここは本当にイメージがわかない選手はイメージがわかないそうですね?≫少し海に向かっていく目もありますし、それから傾斜があって、なかなか自分が思うように切れていかないところが非常に多いですよね。
そこの微妙な駆け引きがうまくできている選手が上位に来ているのかなという感じがしますね。
≫しかし、先ほどの7番のショットもそうですし、こういったアプローチもありますし。
加瀬さん、この日はどこまでスコアが伸びるのかなという前半でしたね。
≫乗ってましたよね。
≫ちょうど9番上がったときに、竜二さんが18ホール、7アンダーでホールアウトして、ちょうど練習グリーンで会って、明日一緒に回るからという話を僕がしたんですよ。
7まで伸ばせばいいなと僕は思ってたんですけど、気がついたら、1つ、追い抜いてしまいました。
≫これで7アンダーで並んだわけですね。
池田プロは17番、ナイスパーだったんですけど、これもちょっとどうかなという中で、池田プロ。
≫大ピンチでしたね。
≫結局出すだけになってしまって。
≫今のサンドウェッジですから。
≫今週は坂井恵キャディーとのコンビになりました。
これがパーパット、何メートルぐらいでした?≫下から6mぐらいありましたね。
上りのスライスラインなんですけれども、打って途中で、これは入ったなという感じですね。
≫このときはね、ちょうどラインを読んでる目が見えた。
これは入るなと思いましたよそこで、僕は。
≫このイーグルパットが決まれば63というコースレコードをマークするかというところだったんですが残念ながら、これは決まらず。
しかし、この日は9バーディー・1ボギーというコースレコードタイの64で単独のトーナメントリーダーに立った予選ラウンドの2日間でした。
≫本当にいい2日目だったと思います。
≫そして3日目です。
いよいよ先輩の正岡さんとというラウンドでした。
まず、2番のショットは左のバンカーから。
≫入ったかなと思ったんですけどね。
≫どちらかというと、3日間なかなか風の読みが難しいあまり乗らなかった、バンカーが多かった。
≫2番はなかなかうまく今回は乗りませんでしたね。
≫1番、2番、パーがあって3番ですが、これ、30m近くあったんじゃないかという話でしたね?≫二十何メートルでしたね。
≫でもこれ、入ってますけど、ひどいティーショットだったんですよ。
≫1打目、OBギリギリ?≫OBから出てきたんですよ≫あれはドキッとしたね、見てて。
珍しいよね、あれだけ詰まった感の。
≫この日は1番から風向きが違ったのでいつもは僕ドライバーで打つんですけど、この日、クリークでティーショットを打っているんですね3番で初めてドライバーを持ったんですけど、ちょっとすごいミスショットをしまして、それがこうやってバーディーにつながったのは奇跡でしたね。
≫しかし、5番でピンチを迎えてというところですね。
≫これ、4打目のアプローチなんですけどこれも最高のところに落としてても段を下ってしまうので、これはもう仕方がないなと思っていましたけども。
≫これで5番をボギーとします。
さらに6番もボギーとしたんですが、この7番、すぐに取り返す辺りが今の調子のよさなんでしょうね。
≫パッティングですよね。
≫すぐ取り返すといったって簡単じゃないよね、あの打ち方を見ればね。
≫このラインは特にシビアでしたね、下りのフックラインで。
これが入ったので、8番も絶対入るなという気持ちで打ってましたね。
≫これを隣で正岡プロは見ながらのプレーだったんですね隙はないですね。
≫全くありません。
≫13番です。
我々、ここから中継ホールになってくるんですが連日13の中継に入ったとたんにバーディーですから、池田プロは。
これも結構強めに打ちましたね?≫11、12と流れがあれだったので13で、とにかくとりたいなという気持ちはありましたね≫これはグリーンの右に外しての第3打のアプローチになりました。
≫上にマークしているのが竜二さんなんですよね。
バーディー決まり、OKみたいなバーディーでしたので僕もバーディーとらなきゃという気持ちで。
この最後のパットもちょっとシビアでしたね。
≫1.5mほどのバーディーパットを決めました。
≫実質、これが最後の決めのパットだったというわけです≫今シーズン、坂井キャディーとは2戦2勝となりましたね。
≫3戦2勝です。
≫そしていよいよ正岡プロのハイライトですが、どんな気持ちで最終組を迎えたんですか?≫もうスコアはとりあえず落とさない一心でやってましたね。
それだけしか考えてなかったです。
≫なかなか耐えてきた中で8番、池田プロもバーディーをとった中で自分もバーディーをとったと≫ちょうど勇太のラインがすごい参考になったもんですから、打ってダメならしようがないという感じでしたね。
≫思わず万歳も出た8番。
10、11。
10番のパー5とれずに。
この12番でバーディーになります。
結構リアクション、大きいですね。
≫ギャラリーを楽しませたい一心で盛り上げたいという感じでやってますので。
≫ここも実は解説では、加瀬さんがしっかり振れるかなと心配していましたよね、セカンドショット。
≫正直、14、15のセカンドショットはちょっとスイングが不安だった。
ちょっとおそおそるという雰囲気が見えたんだけど、16で初めて、いいタイミングでいったのでこれはいいなと思ったら、そこからだったね。
≫そしてこれですよね、正岡さん。
いくら前にケネディが速さを見せてくれたとはいえですよなかなか池田さん、あそこからは入りませんよ。
≫このラインは入らないですよね。
寄せるのも結構必死だと思いますよ。
本人、寄せに行ったと言ってましたけどやはり、これ入るというのは、16のバーディーから流れが来てますよね、竜二さんに。
≫そしてこの18番、手前からアプローチです。
≫このアプローチが絶妙ですよ。
こんなアプローチ見たことないですもん。
≫もう田島プロと、この辺ゾーンに入っちゃってるねと言ってたんです。
≫そうなっちゃってるんでしょうね。
≫池田プロには、いよいよ来週、最終戦を迎えますが初の賞金王に向けての意気込みをお聞かせ願えますか?≫やっぱり結果がついてこないと賞金王はとれませんし、やはり、せっかくこの秋、9月からですかね、こうやって2位も5回、そしてやっと優勝ができて優勝2回、トータル、今年3勝目ということでここまで自分のいいゴルフの調子を保てていますし、残り1試合、最後の日本シリーズだけになりましたので体の状態、ゴルフの状態をしっかり整えて最後まで、また優勝争いというものを貫いて賞金王を同時に目指せればいいかなと思います。
≫これで来年のマスターズはもう完璧に大丈夫だと思うんで、それに向けて、またオフをどのように過ごしていくか。
≫また来年は、今、加瀬さんのお話にもありましたようにマスターズに向けて1月からまた今までのシーズンとはちょっと違う準備だったり、例えばアメリカのツアーにも行くようになると思いますしそういうところで、しっかり自分の調整がしていけるようまたトレーニングとかもしていけるように準備を整えて、やはり日本の開幕戦の前に最高の吉報を日本に伝えられるようにマスターズ頑張りたいと思います。
≫楽しみにしております。
優勝した池田選手、2位の正≫2016カシオワールドオープン。
今大会カシオスイングフォームクリニックでは、カシオの新製品、日本のゴルフを強くするゴルフ上達専用ギア、CMTS10Gとゴルファー向けカメラエクシリムSA10により、スイングの軸を数値化して解析するウェラブルセンサー分析コーナーを実施しています。
カシオは独自の技術と発想ですべてのゴルファーのレベルアップへの貢献を目指しています。
≫36回目を迎えましたカシオワールドオープンです。
2005年から高知県に場所を移しました。
では連日、難しい17番ですが今日は風向きが逆になってフォローです。
≫昨日まではアゲンストだったんで、左のバンカー、ここ、なかなか越えてこなかったんですよね。
でも今日は、これはフォロー、もしくは風がなければ越す選手の方がはるかに多くなりますね。
≫それでもランキングは7位と難しいホールになっていますセカンドもかなり打ち上げていますね。
≫今日のピンポジションはこの辺りですかね。
全部、左上から下りがかなり強い傾斜に入っていますね。
≫初日、2日は北風、山から吹き下ろして来る風でランキング的には2番目に難しいホールでした。
選手によっては、セカンドは5ウッドやあるいはユーティリティーで打ってくるという状況でした16番、バーディーの正岡がまず打ちます。
≫これはいいショットだと思います。
≫ちょうど今、左側に見えた黄色のマークがエッジまで150ヤード。
17番です、片岡のパーパット。
17番、パーです。
これは18番、パー5、最後はすっきりバーディーをとって、明日の最終日へとつなげたい地元・高知出身の片岡です。
≫このピンチ、イーグルだったのでパーでいけたのはよかったですね。
≫17番、池田のティーショット。
≫少し左に飛んでますね、バンカー方向です。
≫昨日と同じような感じになりましたね。
昨日、バンカー出るか、出ないかのところでセカンドを出すだけになってしまいましたからどうでしょうね。
≫高山です、決めれば10アンダーです、正岡と並びます。
18番、バーディーパットが外れています。
しかし、バック9に入ってからは31というナイスラウンド、今日67。
68、67、いい雰囲気で最終日にいきますね。
9アンダーは3位です。
17番のセカンドショットですが田島さん、どういう状況ですかね?≫昨日のもバンカーに落ちて戻るような形で入ったんですけど今日の方が少しましですかね≫でも、ちょっと弱い、しようがないところなんですかね。
≫恐らく届くクラブで打てないと思いますね。
≫18番です、片岡大育のティーショット。
これはきれいに振り抜きました。
わずかに左のラフです。
≫セカンド地点は、少しアゲンストを感じます。
≫また少し風向きが、変わってきましたか。
≫そうですね。
≫17番です、正岡のセカンドショット。
≫どれだけしっかり振り抜けるかでしょうね。
止まらなかったですか。
≫ここは奥のカラーでボールが止まりました。
≫でも、あそこまでフォロースルーがいってるといいでしょうね。
あの手前で止まるような感じが出てきてしまうと、若干、曲がるかもしれませんね。
≫2016カシオワールドオープン。
大会中に排出されるCO2のカーボンオフセットで高知県と協力し、エコ活動に取り組んでいます。
またカシオワールドオープンでは、トーナメントを開催させていただいている高知県の南海トラフ地震への備えのお役に立ちたいと考え本年より、入場券の収益の一部とギャラリープラザでのイベントでチャリティー活動により皆様からお預かりしたチャリティー金を高知県の南海トラフ地震対策に寄付することにしました。
これからサードショットに入ります。
≫まずまずですかね。
思ったよりも転がりませんでしたね。
≫18番です、奥から小田孔明のバーディーパット。
決めれば6アンダー。
小田も今日は伸ばせそうで伸ばせなかった一日になりましたね。
2008年、2009年とこのコースを連覇しました。
おととしの賞金王の小田孔明です。
今日は71のラウンドでした奥からケネディです。
≫これは難しいですけど、どうでしょう。
≫向かってきた、ラインに乗っている、かすめた。
≫すばらしいアプローチだと思います。
≫ゴルフの状態は非常にこのところいいという。
≫昨日も16番でチップインバーディーとりましたからねでも、今の下っていくスピードっていうのは田島さん、正岡選手には非常に参考にはなってますよね?≫完全にインプットされて、恐らくウェッジでは打たないと思うんですが、パターで、しっかりと距離は合わせられると思います。
≫笑顔のラウンドが続いている最終組です。
加瀬さん、何とか今現在単独の2位ですから明日も池田勇太とやっぱり回りたいでしょうね、正岡は。
≫逆に田島さん、どうですか?雰囲気的には池田選手が正岡選手を引っ張っていっているようなリラックスさせながらというそんな雰囲気にも感じるんですけどね。
≫そうですね、途中までそういう雰囲気でしたけどさっきのバーディーくらいからあまり話さない感じになってきましたね。
≫連続バーディー、正岡16、17連続バーディー。
池田勇太との差は1ストロークです。
こういうのは大きいですよね田島さん。
≫本当にそうですね、これでちょっと正岡選手の雰囲気がよくなっているので池田選手、これ入れておきたいですよね。
≫ああいう本当に下りのかなり左に曲がってくるライン、距離もまだありましたから、これはプロとしたら、そんなに入れようという気持ちでは打ってない、寄せるという気持ちの方が強い。
その中で入ればいいなというね。
本当にそういうのがラッキーのうちの、自分の運がちょっとまだ持ってるぞというところですね。
≫加瀬さん、逆にこれを落とすとなると並ばれるわけですね?≫それよりも、どういうふうにこのパーパットを池田選手は入れようかということを考えると思いますけどね。
まだ勝負、正岡選手と並ぶとか、多少、あるかもしれませんけど、池田選手は、まだそこまでの気持ちはないと思いますね。
≫昨日は17番でも長い距離のパーセービングパットを決めている池田。
見事です、トップを守ります。
思わず正岡も拍手。
この辺り、田島さん、やっぱりすごいですね。
≫いい雰囲気ですね、本当に。
いいショットの応酬で、見せ合いで、見てくれているギャラリーの方も大喜びしています。
≫東北福祉大学の同窓生同士先輩が正岡、後輩が池田です。
18番、片岡のセカンドショットです。
≫フロントエッジ262ヤード、スプーンですがスプーンですが、ちょっと打つ面に泥がついています。
≫逆にここは届く距離ではないですからね、片岡選手にとってはね。
≫キャディーさんの普通に飛んでいってという声が聞こえましたがちょっと泥がついていたというショットでした。
17番、ケネディ、パーです。
≫決勝ラウンド14番ホールで、ホールインワンを達成した選手全員にカシオ計算機株式会社から賞金100万円と、スマート端末でスイングフォームを撮る、見る、分析。
ゴルファーのためのハイスピードカメラ、エクシリムSA10GSETが贈られます。
さらに今大会では4日間10番ホールと18番ホールにおいてティーショットの飛距離を計測しています。
4日間で平均飛距離の最高を記録した選手にはドライビングディスタンス賞として黒潮観光開発株式会社から賞金50万円と、カシオ計算機株式会社から屋内、屋外を問わず全世界で正確な時を刻むGPSハイブリッド電波時計、OCEANUS最新モデル、OCW−G1200が贈られます。
≫最終組は18番に来ました16番、17番と連続バーディーの正岡です。
連続バーディーもありますが加瀬さん、本当にいい表情をしていますね?≫そうですね、今日、ノーボギーで回ってますしそういった意味では16、17のバーディーは大きいですよね。
≫このままいきますと最終日・最終組もあるという正岡です。
≫今の感じでしたら、最後もとれそうな感じがしますけどね、2オンのところまではきてるでしょう。
≫前の組、片岡大育のサードショット。
≫185ヤードです、ウェッジです。
≫ちょっと手前でした。
何とかバーディーで明日につなげていきたいという地元・高知出身の片岡大育です。
谷原は今日66で回って7アンダー、現在7位タイグループにいます。
明日、優勝を決めるには池田の優勝、谷原は11位タイ以下ならば池田勇太の初の賞金王となります。
わずかに正岡を上回ってきました。
カシオワールドオープン、サードラウンド池田勇太、正岡の差は1ストロークです18番グリーン、薗田のバーディーパット。
左を抜けました。
≫薗田、実は17番、チャンスから3パットでボギーにしたんですね。
18番の左に2打目、曲げましてアプローチはあまり寄りませんでした。
今日は70というラウンド、トータル7アンダーという薗田峻輔です。
最終組の池田は前の組がホールアウトをするのを待っています。
片岡大育のバーディーパット今日の片岡大育は1イーグル・1ボギー、スコアを1つ伸ばして、7アンダーで地元での最終日を迎えます。
≫とりあえずアンダーパーで回れたということはよかったですね。
苦しいラウンドでしたけれどもね、今日は。
≫最終組です、まずケネディが打ちます。
≫ケネディ選手も、270ヤードですね、届かないと思います。
≫ユーティリティーか何かですか?≫そうです。
≫今シーズンは終盤に来て非常に安定感のあるゴルフを続けています。
正岡ですが、田島さん、どうでしょう、セカンドショット。
≫残りピンまで269ヤードなので、エッジまで243、打ち上げが10ヤードあります。
≫ギリギリですかね。
≫ギリギリですね。
≫よさそうです。
≫惜しいですね。
≫上らないか。
≫もうちょっとでしたね。
≫しかし、いいショットです。
これ乗ってたらいいところに来ましたね。
そして、池田勇太です。
≫残り260ヤードですね。
少し右ですかね。

 

 

 

 


≫グリーンの右です。
≫多少今日はエッジから遠いですから今日のピンのポジションは外すなら右ということで狙い的には乗るに越したことはないんですけど、一応セオリー的には外しても右という、そういう状況のピンのポジションです。
≫池田勇太は自身初の賞金王へ、そして正岡は賞金シードへという2人の戦いが≫レイアップをしたケネディの第3打です。
≫ピンまで83ヤードです。
≫これは見事です。
≫3人の最終組、ケネディが8アンダー、正岡が11アンダー、そして池田、1ストロークリードの12アンダーという3人です。
≫今、池田選手のライを確認しましたが、少しラフが長いのですが、順目みたいな感じになっていて、ちょっと寝てる感じですね。
後ろにラフが少し長いような状態なのでクラブの抜けは問題ないと思います。
≫加瀬さん、真ん中に尾根があって少し上り傾斜に入っていく?≫でも、手前から上り傾斜になりますからしっかり球を上げていっての若干、転がしていくようなイメージですかね。
≫正岡のアプローチですが、田島さん、正岡はどのぐらいですか?≫正岡選手は約30ヤードほどですが、ちょっとスピンがかかり過ぎて、止まり過ぎなきゃいいなと思います。
≫これもうまいぞ!右手を上げてギャラリーに応えました。
余裕ありますね。
≫本当に15・16番のバーディー、17番のバーディーがプレーを楽にさせてますよね≫明日、スタート次第ですが、もう、この1週間、優勝を狙えるゴルフをしていますね。
≫そうだと思います。
少しゾーンに入っているような感じがしますね、正岡選手。
≫池田勇太です、右のラフから。
≫ちょっと順目っぽい、意外と順目というのもボールがドロップしやすいんで、あれぐらい潜ってるとね。
うまくランを使ってきましたね。
≫しっかりと距離を合わせてきました。
池田と谷原の熾烈な賞金王争い、≫ケネディのバーディートライ。
≫意外とこれが切れないんですよ。
≫この辺りの繊細な読み、このグリーンをしっかりと読めるかどうかと。
ケネディはパーです。
今日は71のラウンド、8アンダーです。
ここは慎重にラインを読んでバーディーで明日につなげていきたい池田勇太。
≫とりあえず正岡選手は確実にバーディーのところにいますから、池田選手としたら、これは入れておいて、単独トップで迎えたいという気持ちはあるでしょうね。
≫決めた、池田勇太、18番バーディーフィニッシュ、単独のトーナメントリーダーで今シーズン3勝目、そして自身初の賞金王へ向けて明日の最終日に向かいますそして正岡も初優勝に向け、池田勇太に食らいつきました上がり3連続バーディーで明日は池田・正岡の最終組です。
池田勇太選手のプレーをハイライトでご覧ください。
池田勇太のセカンドラウンドをご覧いただきますが、初日、上がり3ホール、3連続バーディーからスタートしていきました。
≫3オーバーのところから残り3ホールで3連続バーディーで、イーブンまでもってきたということは非常によかったですよね。
≫爆発の予感は感じさせるファーストラウンドだったんですね。
≫風の読みがちょっと違っていただけで、ショットの性能はよかったですからね。
≫これが6番のパー4ですが本当にこのアイアンショットは切れてましたね。
さらには7番のパー5です。
この辺りは、先週のダンロップフェニックスから引き続き好調だったという池田勇太。
今度は15番、パッティングで見せます。
そして17番です。
≫このパーは大きかったですね。
≫簡単なラインではありませんが、しっかりとパーをセーブします。
そして18番、これが決めればコースレコードの63という記録のイーグルトライだったんですが、残念ながら63ではありませんでしたが、コースレコードタイの64、9バーディー・1ボギーという見事なラウンドでトップに立った池田勇太ですそして迎えたサードラウンドです。
2番ナイスパーセーブがあった後の3番です。
これもティーショットはOBギリギリから、何とかセカンドショットを下の段のギリギリに乗せてというバーディーパットだったんですが25mはあったと思いますがなんとこれがジャストタッチ。
やっぱりこういうのを見ると今週は池田の週だったのかなと。
≫ホントそうですね。
でも、見るとボギー2つ、これ4番も、これすごくいいショットでしたよね。
≫このまま勢いを持って、この4番です。
しかし、5・6と連続ボギーとなりましたから。
≫でもね、7番バーディーパットなんですけれども、これ、入っていますけど、下りのフックラインですごく難しいラインなわけですよ。
ですから、どちらかというとボギーを打って、ちょっと崩れかけてもすぐ自分で引き寄せてきたと。
これなんかも、長いですからね。
なかなか入る距離ではないですからね。
≫すぐに5・6と連続ボギーを7・8で取り返してくる辺りがさすがです。
これも左からのかなり速いラインですが。
そして18番です。
これもしっかり寄せないとというところで見せたアプローチ。
≫あえて少し転がしていってますよね。
≫今日の天候がどうなるかわかりませんが、その中でこれは決めなきゃいけないんだと本人も思ってましたね。
≫単独トップで終わらなくてはいけないと言っていましたからね。
≫今大会3日間のスーパーショットをご覧いただきましょう。
これはセカンドラウンド、2番のパー3、岩田、22mのバーディーパット。
≫これは長かったですね、一山越えてですからね。
≫そしてサードラウンド、6番の谷原のサードショット。
18番唯一のイーグルは市原でした。
チップインイーグル。
そして片岡、16番、148ヤード、8アイアンでした。
それまでのもやもやを一気に吹き払うイーグルでした。
17番、このバーディーパットですよね。
≫これは本当に寄せるのも難しいものがど真ん中から入りましたからね。
≫ゾーンに入っていたとしか思えない正岡の上がり3ホールでした。
そしてサードラウンド3番、これは下の段から28m。
ジャストインという池田勇太のバーディー、ご覧いただきました。
この後、カシオワールドオープンの激闘の歴史をお楽しみください。
1981年、南国・鹿児島で世界が注目するトーナメントがその歴史をスタートさせた意地とプライドがぶつかり合う男たちのドラマ。
すべての大会が語り尽くせぬ名勝負で彩られている。
カシオワールドオープン、激闘の歴史。
記念すべき第1回大会ファイナルラウンド。
単独トップでスタートしたトレビノは手堅いゴルフで逃げ切りを図る。
しかし、日本期待の青木功もスコアを伸ばし意地の猛チャージ。
だが、一歩及ばずトレビノが世界の力を見せつけ初代チャンピオンの座に輝いた。
第2回大会は5ストローク差からの逆転でスコット・ホークが初優勝。
3度目のチャンピオンに輝いたベルンハルト・ランガーはこの2年後、マスターズでも優勝し、その実力を証明した。
第6回大会は2位に6ストローク差の圧勝でスコット・ホークが大会史上初となる2度目の優勝を飾った。
第8回大会最終日、前年度のマスターズチャンピオン、ラリー・マイズがトップを走る。
そのマイズをとらえるべくジャンボ尾崎が猛チャージ。
最終18番、ジャンボはバーディーを奪い、先にホールアウトする。
追いつかれたマイズ。
しかし、プレッシャーに負けず最終ホール。
オーガスタの優勝シーンを思わせる絶妙なアプローチを放つ。
チップインこそならなかったものの、楽々バーディーを奪い、マスターズチャンピオンの貫禄を見せつける優勝だった。
第9回大会は初の日本人優勝を狙う青木功と連覇をかけたラリー・マイズの一騎打ち。
過去8年、一度も日本人が勝てていないこのトーナメントで外国人選手の連勝を止めるべく青木が燃えた。
最後はマイズが力尽き、青木が1ストローク差で逃げ切り日本人初優勝。
世界のアオキを改めて印象づけた大会となった。
第10回大会、ファイナルラウンド。
トップと2ストローク差でスタートした川岸良兼がスーパーショットで追い上げる。
しかし、17番パー3のティーショット。
これが池につかまり、優勝争いから退いた。
結局、アメリカのマイク・リードが堅実なゴルフで記念すべき第10回大会のチャンピオンに輝いた。
第11回大会、尾崎直道が大会記録となる18アンダーのスコアをマーク。
青木に次いで日本人2人目となる優勝を手にした。
デイリーが参加した第12回大会、この年は青木功が逃げきり、大会2勝目。
第13回大会、初の連覇を狙った青木だったが…惜しくもその夢は叶わず優勝はトム・レーマン、日本ツアー初勝利を飾った。
第15回大会最終日、奥田が猛チャージを見せる。
首位でスタートしたジャンボ尾崎も意地のプレー。
だが、奥田は逆転に成功し、ジャンボのホールアウトを待つ。
2ストローク差で迎えたジャンボの最終ホール。
このイーグルパットを決めればプレーオフだが、この瞬間、奥田の優勝が決まった。
第17回大会は大混戦。
前半、スコアを伸ばしトップに立ったジャンボ尾崎だが、弟の尾崎直道がこのショットで楽々イーグルを奪取。
深堀圭一郎もスコアを伸ばし日下部も交えた4人がトップ争い。
大会初優勝を狙える位置にいたジャンボだったが、またしても…最終ホールで地元の日下部光隆がバーディー。
混戦から抜け出し、優勝を飾った。
第18回大会、あの男がやってきた。
タイガー・ウッズ、日本ツアー初参戦。
タイガーの一挙手一投足に注目が集まり、その期待に応えるのが、この男。
優勝争いにこそ絡まなかったものの大会の話題を独占。
日本でもタイガー旋風を巻き起こした。
フィル・ミケルソン3度目の出場を果たした第19回大会。
随所ですばらしいプレーを見せたミケルソンだったが、予選で姿を消した。
最終日、グングンとスコアを伸ばしたのが米山剛。
そして1ストローク差で手嶋多一だったが、米山は最後もバーディーで締め、逆転優勝を飾った。
第20回大会はジャンボ尾崎と鈴木亨の一騎打ち。
最終日、逆転を狙ったジャンボのイーグルパット。
イーグルこそ奪えなかったがしっかりとバーディーを奪取しかし、鈴木も18番でバーディー。
ツアー2年半ぶりの優勝を決めた。
三つどもえの戦いとなった第21回大会。
トップの室田淳を4ストローク差で追うセルヒオ・ガルシアは13番でイーグルを決める。
チャンドも、15番、16番と連続バーディーで追い上げ、トーナメントリーダーであるものの2人に1ストローク差まで追い上げられた室田。
最終18番のセカンドショット。
コースレコードをたたき出し7年ぶりの美酒を味わった。
第23回大会には日本男子プロゴルフ史上初、女子選手が参戦。
結果は予選落ちに終わったがソフィーの勇気ある参戦に惜しみない喝采が送られた。
この年の優勝者は今井克宗。
プロ選手の資格を持たない選手として、史上初のツアー優勝者となった。
第24回大会はハンター・メイハン、デービッド・スメイル、そして上山。
またしても三つどもえの死闘となった。
しかし、上山の17番ティーショットは池に吸い込まれ万事休す。
首位、スメイルを3ストローク差で追う≫舞台をKochi黒潮カントリークラブに移した第25回大会。
天才少女、ミシェル・ウィーが日本男子ツアーに初参戦。
16歳のウィーがその才能を存分に発揮した。
しかし、最終18番。
短いパーパットを外し4オーバー。
わずか1ストローク及ばず予選落ちを喫した。
王者に輝いたのは谷口徹。
ツアー通算10勝目となる勝利を手にした。
第26回大会では2度目の挑戦を果たしたミシェル・ウィー。
しかし、日本男子ツアーの壁はさらに高く彼女の前に立ちはだかり2年連続予選落ちに終わったシード権をかけて臨んだ横田真一、一時は優勝争いに絡む活躍を見せたが、わずかな差でシード権獲得はならなかった。
最終日、トップでスタートしたのは原口鉄也とジーブ・ミルカ・シン。
原口は思うようにスコアを伸ばせず、念願の初優勝は逃したものの最終日、18番で維持のイーグルを見せ3位タイに食い込んだ。
そして着実にスコアを伸ばしたジーブ・ミルカ・シン。
通算16アンダー、念願の日本ツアー初勝利を手にした。
第27回大会、53歳の尾崎健夫がその存在感を見せつけた。
初日トップに立つなど、年齢を感じさせない攻撃的なゴルフで6位タイに入り、5年ぶり20回目、史上最高齢での賞金シード復帰を果たした。
優勝争いは手嶋多一とクリス・キャンベルの一騎打ち。
17番、1ストローク差で追う手嶋のバーディートライ。
これでついにトップに並んだ勢いに乗る手嶋、18番パー5のセカンドショット。
見事グリーンをとらえ、2オンに成功。
このホール、バーディーでついに単独トップに立つ。
逆に追う立場となったキャンベル。
プレーオフ進出をかけた最終18番のバーディーパット。
この結果、手嶋多一がツアー通算6勝目を手にした。
第28回大会、進化を続ける石川遼がまた1つ、歴史を塗り替える。
プロ転向からわずか10カ月史上最年少で年間獲得賞金1億円突破という偉業を成し遂げた。
賞金王争いもついに決着の時を迎え逆転賞金王へ優勝が絶対条件となる矢野東が思うようなゴルフができず、7位タイ。
その結果、ツアー最終戦を待たずして片山晋呉の2年ぶり5度目の賞金王が決まった。
最終日を首位で迎えたのはプロ9年目の小田孔明。
強風が吹き荒れ、各選手がスコアメイクに苦しむ中、キレのよいショットでリードを守る。
最後まで1打も主位の座を譲ることのない完全優勝で待望のツアー初勝利を飾った石川遼が勝てば史上最年少賞金王が決まるとあって注目を大きく集めた第29回大会。
石川は日を追うごとに調子を上げ3日目を終えて首位タイに浮上。
最終日は連覇を狙う小田孔明そして実力者・丸山茂樹との直接対決。
優勝争いからまず一歩抜け出したのは、石川遼。
前半の4番、このパットを沈め単独トップに。
その後も貪欲にバーディーをとりに行く攻めの姿勢を崩さずこの日、6バーディー・2ボギー、4ストローク伸ばした。
しかしそれを上回るペースでスコアを積み上げたのがディフェンディングチャンピオンの小田孔明。
この日、アイアンショットがさえ渡り7つのバーディーを奪うなど気づけば小田の独壇場。
懸命に食い下がる石川を突き放し、大会史上初の連覇を達成した第30回大会、逆転での2年連続賞金王を目指す石川遼に注目が集まった。
最終日、トップと5ストローク差でスタートした石川は5バーディーの猛チャージを見せ一時はトップと1ストローク差まで迫った。
逆転優勝へ一歩も引けない石川。
しかし…勝負どころで決定力を欠いた石川はあと一歩のところで優勝戦線から脱落してしまった。
そして、優勝争いはこの2人に絞られた。
松村道央が最終日に4連続バーディーを奪うなど絶好調で首位に立つ。
対するキム・ドフンもこの日一気に7つスコアを伸ばし勝負は2人のプレーオフに。
両者譲らぬまま迎えた4ホール目。
キム・ドフンのセカンドショット。
まさかのOB。
一方、松村は…絶妙なアプローチでバーディーチャンスにつける。
これを見たキム・ドフンは勝ち目がないと判断し、ギブアップ。
この瞬間、松村のこの年2勝目が決定し、年間獲得賞金も自身初となる1億円突破となった。
第31回大会、優勝争いは悲願の初優勝を狙う宮里優作と2日目から首位を守りシーズン2勝目の高山。
2人のマッチレースとなった高山の1ストロークリードで迎えた18番セカンドショット。
土壇場で会心のショットを見せ、勝利を近づける。
対する宮里も2オンに成功しイーグルチャンス。
10年目の初優勝に望みをつなげる。
そして…イーグルパットは惜しくも外れ、万事休す。
高山がイーグルパットを見事に決め、開幕戦に続きシーズン2勝目ツアー通算5勝目を挙げた。
第32回大会、韓国の新星、ハン・ジュンゴンと初優勝を狙う上井邦浩、2人の激しいデッドヒートとなった。
上井が13番のバーディーで追い上げると15番でもバーディー。
この日、4アンダーのチャージで、ついにハン・ジュンゴンの背中をとらえる。
しかし3日間、首位を守り、好調をキープするハン・ジュンゴン。
続く16番で冷静にバーディーを奪い返し、再び突き放す。
ハン・ジュンゴンの1ストロークリードで迎えた最終18番、グリーンまで270ヤードのセカンドショット。
ピンそば1mにつけるスーパーショットでイーグルチャンス。
これで上井の息の根を止めたハン・ジュンゴンが4日間とも首位を譲らない完全優勝でツアー通算2勝目を挙げた。
第33回大会はルーキーイヤーにして賞金王のかかる松山英樹。
ツアー通算11勝を誇る池田勇太との優勝争い。
序盤、大学の先輩でもある池田が猛チャージをかけ5バーディーを奪い、トップに立つ。
最大3ストローク差をつけられた松山も維持を見せる。
9番、そして10番と連続バーディー。
1ストローク差まで詰め寄る迎えた17番、池田のパーパット。
痛恨のボギー。
勝負の行方は最終18番へ。
是が非でもバーディーが欲しい池田のサードショット。
万事休す。
松山英樹がシーズン4勝目、そしてツアー史上初となるルーキーイヤーでの賞金王に輝いた。
第34回大会の主役は、この男だった。
賞金王に輝くこと2回、片山晋呉。
前半、2つスコアを伸ばすと…12番から、なんと4連続バーディー、圧巻のゴルフを見せつけ、単独首位に立つ。
極めつけは18番のサードショット。
もう少しでイーグルという貫録の一打。
スーパーショットで締めくくり、ツアー通算28勝目を挙げた石川遼の大会初優勝が注目された第35回大会。
1ストローク差で迎えた17番。
ホストプロとしての意地を見せトップをとらえる。
そして、最終18番はともに2オンに成功。
先に石川のイーグルトライ。
優勝をたぐり寄せることができるか。
決め切れない。
続いて、ハン・ジュンゴンのイーグルパット。
2012年大会の王者、ハン・ジュンゴンが≫優勝した池田勇太選手には樫尾和宏大会会長より、優勝トロフィーと賞金4000万円が贈られます。
さらに優勝副賞としてジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社、マーケィング広報部宇田川直様より、ジャガー初のパフォーマンスSUV、新型F−PACEが贈られます。
なお、主催者のカシオ計算機株式会社のご厚意により、賞金は全額支払われますが、54ホール決着となったためジャパン・ゴルフツアー・トーナメント規定により賞金の75%が獲得賞金に加算されます。
本大会では3日間、10番ホールと18番ホールにてティーショットの飛距離を計測していました。
3日間で平均飛距離の最高を記録したチャン・キム選手にはドライビングディスタンス賞として山本聖黒潮観光開発株式会社代表取締役社長より賞金50万円と、樫尾和宏代表取締役社長よりGPSハイブリッド電波ソーラー腕時計、OCEANUSOCW−G1200が贈られます。
本大会では決勝ラウンド14番ホールに、カシオ計算機株式会社よりホールインワン賞として賞金100万円とゴルファーのためのハイスピードデジタルカメラ、エクシリムSA10GSETが贈られる予定でしたが、残念ながら該当者はいませんでした。
さて加瀬さん、今回の池田勇太の優勝によって池田、谷原の賞金王争いはまだ決まらないという状況ですね。
≫池田選手、一歩確実に近づいたということですよね。
ですから最終戦、谷原は優勝しかないということになりました。
2016/11/27(日) 15:30〜16:54
MBS毎日放送
2016カシオワールドオープンゴルフ 最終日[字]

日本ツアー最終章。賞金王争いも佳境。南国高知で繰り広げられる国内ツアー最高の優勝賞金4000万円をかけた熱き戦い。

詳細情報
番組内容
今季の賞金王争いは池田勇太、谷原秀人、2人の争いがデッドヒート。
ともに今季複数回優勝を上げている大学の先輩後輩の争いとなった賞金王を巡る戦い。
南国高知で決着は!?
2年ぶりの日本人賞金王なるか!?

通算30勝の片山晋呉、一昨年の賞金王小田孔明、期待の若手でメジャー2勝の小平智、
地元出身片岡大育など、ベテラン、若手が優勝争いに名乗りを上げるか!?
国内ツアー最高の優勝賞金を手にするのは!?
 
出演者
【解説】加瀬秀樹プロ
【オンコース解説】田島創志プロ
【実況】小笠原亘(TBSアナウンサー)