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セリフ書き起こし ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館(3)「秘めごと」 2016.12.18

 

 

(メアリー)私は火曜から旅行よ。
(ロバート)誰と行くんだ?アナベル・ポーツマス。
楽しみだわ。
メアリーはギリンガムとの旅行をひそかに計画していました
(アンナ)本当に行かれるんですね。
彼が私にふさわしいか確かめたいの。
そんな折チャールズがダウントンを訪れます
トニーと結ばれたら祝福してくださる?

 

 

 

 


(ブレイク)君の幸せを何よりも願ってるさ。
(イーディス)その子がとってもかわいらしい子なの。
だから…。
お前の金だ。
好きに使いなさい。
娘の将来を案じ後見人になろうとするイーディス
これも全てマリゴールドのためよ。
しかし真実を知らないドリューの妻は…
(ドリュー夫人)さんざんかわいがって飽きたら放り出すんだわ。
一方下僕のジミーは晩餐会の夜に起こした不祥事で屋敷を去ることに…
(ジミー)これだけは言わせてくれ。
幸せを祈ってる。
(トーマス)君も幸せになれよジミー。
一抹の寂しさを感じるトーマス。
旅行に出かけたメアリーはギリンガムへの思いを確かめようとします
(ギリンガム)一晩中愛し合うんだ。
すごく魅力的だわ。
フン…。
そのころダウントンでは…
(ウィリス)新たな手がかりが出て。
(ヒューズ)その「新たな手がかり」って何なんですか?目撃者です。
ギリンガムの従者グリーンの死を巡り不穏な動きが起きていました

(テーマ音楽)
(ギリンガム)よく眠れた?
(メアリー)ええぐっすり。
こうして2人で眠るのにももう慣れたわ。
(ノック)どなた?・
(メイド)朝食をお持ちしました。
ちょっと待って。
ああ…どうもありがとう。
自分でやるわ。
朝食は頼んだ?私のはあげないわよ。
もうすぐ来るよ。
運動のあとは腹が減る。
下品な冗談は嫌いよ。
よく覚えておこう。
君の全てをね。
寝起きの顔や着替えのしかた化粧のしかたも。
あらどうして?これから僕の人生を支配するであろう毎日の習慣や儀式に慣れないと。
あなたはそんなものに縛られてるの?私は違うわ。
本当に今日帰るの?残念だけど。
もう少しリバプールの街を見物しないか?この1週間あちこちドライブして外で食事もしたわ。
その間誰にも見られなかったのは奇跡よ。
欲張ってはいけないわ。
人に見られたらまずい?どうせすぐに結婚するというのに。
まずいに決まってるでしょ。
結婚はまだ先よ。
もう名誉を損なうようなマネはしたくないの。
正式に婚約を発表して式に向けてきちんとした手順を踏まなくちゃ。

(ノック)朝食じゃない?
(デイジー)バンティングさんから私は出来がいいって褒められました。
11歳で学校をやめちゃったけどもっと勉強しとけばよかった。
今なら少なくとも14歳までは学校に通うのに。
ああどうしました?
(パットモア)ああごめん何か言った?いえ別に。

(コーラ)ブリッカーさんが帰り際に言ってたわ。
「今度ロンドンにお越しの際は一緒に美術館へ行きましょう」って。
(ロバート)君が行ってうちにある絵の価値を確かめてくれ。
(イーディス)ここで朝食なんて珍しいわね。
今日は朝から教会のお花の件で打ち合わせがあるの。
メアリーは今日戻るのか?そのはずよ。
(ブランソン)よかった。
リーズの業者から面白い提案があって。
あらどんな?その話はメアリーが戻ってからゆっくり聞こう。
今日の予定は?ドリューさんの所へ行くつもり。
(ブランソン)車で送るよ。
ローズは出かけたのか?
(イーディス)そうみたい。
ヨークへ行くって言ってたから。
(コーラ)今日一日ロシアの人たちと過ごすんですって。
もう行ける?イーディスは子守に夢中のようね。
ドリューの奥さんに迷惑をかけねばいいが。
(トーマス)カーソンさん電話をお借りしてもいいですか?
(カーソン)急ぎの用ならな。
(トーマス)あああのすみませんが1人にしてもらえませんか?
(ため息)お望みとあらば。

(トーマス)ああ次の番号につないでほしいんだが。
もしもし雑誌で「人生は選べる」というお宅の広告を見たんですが…。
私の車よ。
また近いうちに。
いよいよ結婚の準備だね。

(バイオレット)ああそういえばあれから年老いたロミオとはどう?
(イザベル)マートンの事なら先日一緒にお会いして以来連絡はないわ。
あらそれは残念ね。
そうかしら?私は別に。
ところでスプラットは元気?どうしてそんなこと聞くの?姿が見えないから病気かと思って。
いいえ。
今リバプールへ行っているのよ。
昨日めいっ子の結婚式で父親の代理を務めたの。
ああ。
彼にも私生活があるなんて何だか意外。
ウウン。
意外だしものすごく不便よ。
でもまあしかたないわ。
使用人だって人間だもの。
ええ。
でも人間に戻るのは休みの日だけでいいわ。
フフフッ。
それじゃ…。
(呼び鈴の音)つまり証言の裏を取りたいわけですか?
(ウィリス)ええそうなんですよ。
目撃者は若い女性で友達と待ち合わせるためにピカデリー通りの広場へ向かう途中グリーン氏とすれ違って声を聞いたらしいんです。
彼は確かにこう言っていたそうです。
「なんでここに来たんだ?」。
誰に向かって?分かりません。
一瞬のことで彼女が見たときにはグリーン氏は既に道に倒れていたそうで。
なぜ今まで黙っていたんです?新聞などで事故死と報じられていたからです。
だがグリーン氏のこの言葉が頭から離れず我々に通報したというわけです。
しかしそのこととこの屋敷とどんな関係が?ウン…グリーン氏は生前「ダウントンでひどい目に遭った」と。
ギリンガムのお屋敷のほかの使用人たちの前でこぼしていたそうなんですよ。
なぜ今更そんな証言が?事故死と思って誰も言わなかった。
今までは。
私の記憶ではここに来た時のグリーンさんは陽気な人だった。
むしろ陽気すぎたと言ってもいい。
うちのメイドや下僕たちと一緒にカードで遊んで大騒ぎをしていましたよ。
それじゃ誰かとモメるようなことはなかった?ありません。
彼は横柄な感じの男でしたが眉をひそめていたのは私くらいなものです。
(コーラ)イザベルが土産話を楽しみにしてるわ。
夕食の席で聞かせてあげて。
(モールズリー)お代わりはいかがですか?結構だ。
スケッチ旅行だったのよね?描いた絵はどこ?私たちにも見せて。
例の提案ですがある建築業者が家を50軒建てたいと言ってます。
50軒?質素なものだよ。
ピップ地区の開発計画だ。
村まで出られるように道路も造りたいそうです。
あの土地を買うというのか?家を建てるだけです。
売れれば金も入るしいい話ですよ。
私の領地に50軒もの醜い家は建てさせん。
(ため息)まあ今すぐ決めなくても。
ああジョージ。
やあシビー。
さあ暖炉のそばに座りましょうね。
ほらこっちでお話ししよう。
おお来たな〜。
ハハハッ。
(シビー)アーアアッ。

(笑い声)警察はほかの屋敷と勘違いしてるんだろう。
(ヒューズ)ええ恐らくね。
グリーンさんの滞在中何か問題があったかね?何も。
そうか。
では仕事に戻ろう。
そろそろお食事の時間だ。
(ため息)ああカーソンさんバローさんに電話ですが。
ならば本人を捜したまえ。
君が第一下僕なんだぞ。
(メイド)ああ向こうもお願い。
(パットモア)ねえ今ちょっといい?長くは無理よ。
ああすぐ済むからこっちへ。
ああ。
実はね妹から手紙が来たんだよ。
おいのアーチーの母親さ。
あの撃たれて亡くなったおいごさん?そう。
敵を見て怖くなって逃げた。
あの子のふるさとのファーズリーで戦没者の慰霊碑を造るらしいんだよ。
こっちで造ってるみたいな。
いいことじゃない。
アァ…それがそうでもなくてさ。
地元の人はアーチーが戦争で死んだことしか知らないから戦没者の1人だと思ってるんだ。
ええ。
でも委員会はアーチーを除外してる。
あの子には慰霊碑に名前を刻む資格がないって陸軍省に言われてね。
それは妹さんもさぞかしおつらいでしょうね。
ホントにやりきれない気持ちがよみがえるよ。
あの子の死には何の価値もないって言うのかい?力になれればいいんだけど。
そう。
それで考えたのは「親戚のいるダウントン村の慰霊碑に名前が刻まれたんだ」って言えれば妹も地元の人に言い訳が立つんじゃないかって。
カーソンさんには話したの?まだだよ。
あんたから頼んでくれない?私が?だってあの人を手のひらで転がしてるだろ?そんなことありませんよ。
お願い頼んでみて。
このとおりだよ。
(ノック)そろそろオランデーズソースを作らないと。
ああ分かった。
すぐ行く。
お願いね。
ハァ…。
大役を果たして疲れているんじゃない?
(スプラット)いいえ奥様。
それほど疲れてはおりません。
ならよかった。
お式はうまくいったの?ああ。
おかげさまで式のほうは無事に済みました。
スプラット。
前にも言ったけど私は思わせぶりな態度が嫌いなの。
何かあるならハッキリ言いなさい。
はい。
ですが奥様私の口から申し上げることではないのです。
ならばその口をつぐんでらっしゃい。
ほかに何か用?どちらかといえば事情を伺いたいのは私のほうです。
私を試しているの?だとしたらあまりいい結果にはならないわよ。
はい奥様。
いい?これが最後よ。
思っていることをさっさと白状するかそれができないと言うのなら今すぐ下がりなさい。
承知しました。
果たしてメアリー様はリバプールを満喫されたのでしょうか?はい?けさ私がグランドホテルの前におりましたところメアリー様がスーツケースを持って出てこられました。
お隣にはギリンガムのお姿が。
あの方もお泊まりになったようです。
そうよ。
2人とも泊まっていたわ。
北部の土地所有者を集めた非公式の会合があったのよ。
メアリーの勉強になるんじゃないかとギリンガムが誘ってくださったの。
ではご存じで?アッ…もちろん知っていたわ。
どうして?一体どんな事情だと思ったの?それは…。
まさか下品な想像をしていたんじゃ…。
だとしたらこの家の執事としては失格よ。
そんな…。
そのような想像などしておりません。
(ため息)そう。
安心したわ。
用が済んだのならゆっくりブランデーを飲ませて。
失礼いたします。

(アンナ)私を襲った犯人を夫は知りませんよね?どうしてそんなこと聞くの?私に分かるわけないでしょ。
とにかくカーソンさんはその証言を信じてないわ。
でも夫が事件に関係してると思われたら?あの日は一日中外出してました。
夫が疑われます。
彼がもしロンドンへ行っていたとしても事件に関わったという証拠は何もないわ。
「ロンドンへ行っていたとしても」って?そうなんですか?私は何も知らないわ。
知るわけないでしょ。
ハァ…。
ハッ…。
あの男が私にした事を…警察は突き止める。
どうやって?このお屋敷で知っているのは私たちとメアリー様だけ。
あの方は言わないわ。
私もそう思います。
なら心配ないでしょ。
でもきっとバレます。
もちろんご招待してもかまわないわよ。
(ローズ)よかった。
みんな喜ぶわ。
(イザベル)楽しそうね。
私も手伝うわ。
何しにロンドンへ行くの?モリニュー氏の所へ行って服の試着よ。
ああ。
大奥様からお嬢様にお電話です。
ありがとう。
(イザベル)どこに泊まるの?ロザムンドの所に。
ロバート一緒に行けないの?午後はずっと会合だから無理だな。
イーディスは?ブリッカーさんに美術館を案内してもらうんだけど。
マリゴールドの子守があるから。
ドリュー夫人が息子さんを歯医者に連れて行く間。
ほかの人に頼めない?約束したのよ。
(コーラ)ローズは?ロシアの方々にブロンテ姉妹の家を案内するの。
でも喜ぶかしら?あらいいと思うわ。
エミリー・ブロンテが描く悲恋や荒れ野はトルストイやゴーゴリの作品に通じるものがあるし。
(ローズ)だから彼らをここへ呼んで貴族の暮らしを見せれば昔を懐かしんでもらえるかと思って。
ちょっと酷なんじゃない?昔の思いがよみがえって喜んでくれると思うわ。
1874年に両親がロシアへ行った時の思い出の品があるはずだ。
捜してみよう。
おばあ様は何だって?「あした顔を見せに来なさい」って。
それだけよ。
このところ随分電話が多いようだが何か悪い知らせじゃないだろうね?バローさん。
うちの父が病気なんです。
それは心配だな。
休みを取るかね?明日の朝見舞いに。
明日?ええ。
危篤なんです。
そうなのか。
それは大変だ。
帰ってあげたまえ。
(バクスター)つらいでしょうね。
お父様のこと覚えてるわ。
心配するフリなんてよせよ。
ご家族にはお世話になったもの。
あなたと何があってもその事実は変わらないわ。
ああそうかよ。
優しいお父様だった。
そうか?俺には違ったけどな。
(ベイツ)無口だな。
そう?いつもどおりよ。
(ベイツ)今度の休みに一泊旅行でもするか?どこか静かな場所へ。
誰も知らない土地で出直したいと思うことはない?2人きりで。
どうして?何でもないわ。
忘れて。
(ヒューズ)数学の勉強はうまくいってるそうねデイジー。
(バクスター)特技が増えたじゃない。
ええそうなの。
だけどできれば…。
できれば何だね?もっと勉強したいんです。
ちょっとデイジー。
早くデザートを運んでおくれ。
おやすみバクスター。
奥様私の処遇を決めていただけないでしょうか?そうよね。
待たせすぎたわね。
わ…私も今後の身の振り方を考えませんと。
決めかねているの。
あした全ての事情を聞かせてちょうだい。
結論はそのあと出すわ。
(扉の開閉音)旅の計画は立てたか?ええ。
とても楽しみよ。
そうか。
私は近頃旅がおっくうだよ。
戦争を思い出すことある?どういう意味だ?忙しかったわ。
娘たちは負傷者の世話をして私は病院を切り盛りして。
メアリーはあまり活躍しなかったがな。
あのころは人の役に立てていた気がするの。
戻りたいなどと言わないでくれよ。
そうね。
この部屋の外では言わないわ。
ところでピップ地区の開発はどうするの?
(ため息)君は気にするな。
ウーン…。
(ため息)
(アンナ)旅はいかがでした?詳しくは聞かないで。
お式の日取りは決まったんですか?いいえ。
まさか破談に?いいえ。
そうじゃないわ。
急ぎたくないだけ。
それより悪いけどお願いがあるの。
何でしょうか?あなたの家でこれを預かって。
それは例の…。
ここには置いておけないわ。
ヒューズさんやほかの家族に見つかるとまずいもの。
お願い。
本と一緒に隠して。
誰も使わない戸棚かどこかに置いておくとか。
承知しました。
ありがとう。
(アンナ)でも何だか犯罪に加担している気分です。
バチが当たらないといいのですが。
そういえば今日警察が来たそうね。
カーソンから「目撃者が現れた」って聞いたけれど。
人通りの多い道だもの事故を見ていた人は大勢いたでしょうに。
その人はグリーン氏が誰かと話すのを聞いたそうです。
警察はこのお屋敷に彼とモメた人がいると思ってるようで。
どうして?グリーン氏はここに泊まっている間にひどい目に遭ったと同僚に話していたんです。
彼が?冗談じゃないわ。
まったくです。
でも油断はできません。
だって…夫には知られなくても警察があの男のしたことを突き止めたら…。
でもベイツに不利な証拠はないんだし心配ないわ。
何してる?別に。
今のは俺へのプレゼントかな?違うわ。
メアリー様の物よ。
中身は?お嬢様の個人的な物なの。
何で君が持ってる?預かっただけよ。
ごまかすなよ。
別にごまかしてないわ。
臆病者の名を慰霊碑に刻めというのか?どうかしているぞ。
カーソンさん当時と違って最近では戦争神経症への理解が進んでいる事はご存じでしょう?いいかね。
悪意があって言うわけではないがその青年が正気を失っていたのは分かるし気の毒だとは思う。
彼のご家族やパットモアさんにも同情する。
だったら…。
だが彼と任務を全うした兵士を同等に扱えるか?片や泥まみれになって恐怖におびえながらも国のために戦い抜いた者たちだぞ。
つまり?私にはとても言えんよ。
戦没者たちに「君たちの死と敵前逃亡した者の死が同じ価値だ」とはな。
そんな…。
誠に申し訳ないが尊い命を犠牲にしてくれた若者たちを軽んじるようなマネは私にはできない。
ハァ…分かりました。
(ため息)行く前に話があるの。
何だい?奥様から最後通告が。
何だって?全てを話すか出ていくかのどちらかだと。
つまり話せば残れるって事か?さあどうかしら。
でどうするの?分からない。
奥様には事情を知る権利があるわ。
でも永遠に葬り去りたい話なのよ。
だったら条件をつけろ。
えっ?「ここだけの話にしてほしい」って。
それで断られたら辞めればいい。
どうせクビなら同じだ。
アッ…。
(ため息)で説得は無理そう?残念だけど。
今夜の夕食は4人分でいいので間違えないように。
話したのか?ええそうよ。
誰も賛同しない。
そうですか。
どうか薄情なやつだとは思わんでくれ。
ああ分かってる。
情なんて何の役にも立たないさ。
仕事に戻るよ。
どうしたんですか?悪い知らせを聞いたの。
アァ…そうだ。
カーソンさん。
何だね?デイジー。
試験を受けてもいいですか?今じゃなくもっと勉強してから。
パットモアさんとヒューズさんに聞きなさい。
反対はしません?まあ私に言わせればそもそも君の仕事にはそのような余計な勉強は必要ないと思うがね。
カーソンさんウィリス巡査部長がお見えです。
ウン…。
い〜い?デイジー。
人生やりたい事があるのならとことんやってみなさい。
本当に大丈夫?ないしょで驚かせたりしたら怒るんじゃない?そんなバカな。
コーラは喜ぶはずだ。
2人でクラリッジに踊りにでも行くよ。
ロザムンドおば様には?着いてから連絡する。
それでも別にかまわんだろう。
ああベイツ。
お呼びだと聞きましたが。
会合が中止になったからロンドンに1泊することにした。
荷造りを頼む。
夜はブラックタイでいい。
お供しますか?いやいい。
あしたには帰る。
ベイツさん?ええそうです。
グリーン氏は彼を嫌っていました。
ギリンガムの執事がそう証言したんです。
信じられません。
名指ししたんですか?正確には「従者」と言ったそうですが結局は同じ事です。
あのベイツさんが客人とモメるとは思えません。
本人と話せます?もちろん。
今呼びますのでお掛けになってお待ちください。
どうもありがとう。
リバプールはいかがでしたか?お嬢様。
有意義な滞在だったのよね?メアリー。
ええとても。
お茶をお願いできる?よろしくね。
かしこまりました。
衝撃よね。
おばあ様たちの世代にとっては。
時代の変化のせいにしてごまかそうとしても無駄よ。
これは1924年に生きる大半の人にとって衝撃よ。
そうね。
ハァ…まさか望まない結果を招いたりしないでしょうね?絶対にないわ。
そういうことならまだマシな…。
マシな何?マシな災難ね。
結婚の可能性はあるの?十分あるわ。
プロポーズされたし「日取りを決めたい」って言われてる。
あら。
そうなの。
こういうことは決して認めないけど結婚が前提ならば見方が変わってくるわ。
ええ。
発表はいつ?分からないわ。
まだ決めてないの。
だったら急ぎなさい。
男の人に誘惑されてこういうことになったのなら一刻も早く責任を取らせるべきだわ。
別に誘惑されたわけじゃ。
良家の子女が夫でもない男の人と関係を持つなんて誘惑された以外にはありえないのよ。
自分の意志で望んだことかも。
伯爵令嬢には許されません。
ご苦労さまスプラット。
今会合の話を詳しく聞いていたの。
有意義なお話が聞けましたか?今まで知らなかった事を学べたわ。
(バイオレット)下がっていいわよ。
(コーラ)バクスターあなたの条件をのむことにするわ。
話を聞かせて。
時間はたっぷりあるから。
私が働くお屋敷に下僕がいました。
名前はコイル。
ピーター・コイル。
とてもハンサムな人でした。
やがて私は何でも彼の言いなりに。
冷酷な男だとは見抜けなかったんです。
いいえ。
気付いてはいたんです。
気付いていながら私は彼と落ちるところまで落ちました。
盗みの件は?彼が辞表を出し仕事を辞める日に私が宝石を盗みました。
そして彼に渡したのね?翌日待ち合わせをしていた場所に行ってみると…。
彼は来なかった。
はい。
それ以来彼とは会っていません。
どうして1人で罪をかぶったの?心の底から自分を恥じたからです。
あんなくだらない男のために全てを捨ててしまった。
今からでも警察に話せば…。
いいえ。
もう関わりたくないんです。
あの男とは。
あんな男ろくでなしのまま幸せを知らずに生きればいいんです。
それでヨークでは何をしていたんだね?
(ベイツ)あの日は確か軍で一緒だった友人に手紙を出しました。
手紙はまだある?それは彼に聞かないと。
ほかには?靴を見に行きました。
どの店へ?ブラウンズです。
開店と同時でした。
そのあとロイヤルヨークでコーヒーを飲んで帰りの汽車に乗る前にももう1杯飲みました。
日中は何をしてました?ブラブラしてました。
あちこち。
昼はどこかのパブでサンドイッチを食べました。
どこだったか…。
もう結構。
ご協力に感謝します。
アァ…。
奥さん。
形式的な質問ですからご心配なく。
どうしてグリーンさんは夫の悪口を言ったんでしょう?さあそれは…。
でもとにかく問題は無さそうだ。
それじゃ。
なんであなたが巻き込まれなきゃいけないの?俺も嫌いだったがやつも俺を嫌ってたのさ。
だけど「モメた」だなんてウソまでついて。
俺とトラブルになることを予想してあらかじめ手を打っておいたのかな。
そう思えるわよね。
旦那様の服の染み抜きをしないと。
ええそうよね。
早く行って。

(ブリッカー)これはキリストの誕生を見守る人々です。
喜ぶ者静観する者圧倒されている者。
(コーラ)カササギも息をのんでいるわ。
実に鋭い。
ウン…。
ハッ…。
デラ・フランチェスカの生まれたウンブリア地方にはカササギが多くいたので鳥を使って畏敬の念を表現したのです。
美しい作品ね。
お宅にある絵はあの天使の習作でしょう。
共通の要素が見られます。
これは最晩年の作品です。
羨ましいわ。
死を前にしてこんなすばらしい作品を描けるなんて。
4世紀以上も人々に語り継がれる偉業を成し遂げたのね。
あなただってきっと。
私の功績なんて一瞬で忘れられるわ。
そんなことありませんよ。
お気遣いどうもありがとう。
次はこちらへ。
(コーラ)あまりお時間を取らせるのも申し訳ないわ。
とんでもない。
私も楽しいんです。
(家畜の鳴き声)
(ドリュー夫人)お嬢様?イーディス様?どこです?イーディス様?座って。
そこで待ってて。

(マリゴールド)アァ…。
(ドリュー夫人)ここにいらしたんですか。
ああお帰りなさい。
いい子にしてたわよ。
もうお帰りになってもよかったのに。
子守が楽しくて。
それはご親切に。
ただいま。
ウゥ…。
ああ…帰ってきたばかりだし一息つくまでもう少し面倒見ましょうか?お気遣いどうも。
でも結構です。
そう。
分かったわ。
それじゃこれで。
あしたも来ていいかしら?お忙しいでしょう?もしお邪魔だったら追い返してくれていいから。
アイイッ…。
じゃあまたね。
バイバイ。
バイバイ。
もうイヤだ。
おいやめろ。
聞こえるだろ。
もうこれ以上耐えられない。
いくらあの方が寂しくて子供が欲しいからってこの子は渡さないから。
なあ落ち着けよ。
彼女に連れ去られたかと思った。
ホントよ。
もう関わりたくない。
将来この子の力になってくれるよ。
10年後?15年後?それまで仲よくみんなで家族ごっこをしてろって言うの?何だと?あなたのほうが彼女に気があるのね?何を言ってるんだ。
バカバカしい。
何度かけてもロザムンドに電話が通じないの。
電報を送りましょう。
どうしようかしら。
帰ったほうがいいのかも。
この格好でディナーなんて…。
そんな…。
さっき「彼女なら大丈夫」と…。
服装なら問題ない。
何を着ようとあなたは誰よりも美しい。
まあうれしい。
自信が持てるわ。
本気ですよ。
絵について語り合いたいんです。
語れるほどの知識はないわ。
とんでもない。
あなたはどの絵に関しても鋭い指摘をなさる。
その感性が羨ましいんです。
そこまでおっしゃるならおつきあいします。
と言っても少しだけ。
ご心配なく。
12時前にはお帰ししますよ。
あらそれでは遅すぎるわ。
(2人の笑い声)でもベイツがヨークに行ってたことが認められたんだったら…。
それでも安心はできませんよ。
どうして?巡査部長は気に留めなかったようなんですがカーソンさんによるとベイツさんは開店と同時に靴を見に行ったそうです。
でもそのお店は駅から歩いて10分の距離にあるんです。
そう。
次にコーヒーを飲みに立ち寄ったというロイヤルヨークも駅前のホテルなんです。
つまりロンドンへ行くことは可能だった?カーソンがそのことを怪しんでる様子は?ありません。
万が一気が付いても通報はしません。
でも話を聞いた警察の誰かが推理を働かせるおそれはあります。
ハァ…でも証拠が要るでしょ。
ええ。
証拠が出ないことを祈るしかありませんね。
(コーラ)とても楽しい夜でしたわ。
(ブリッカー)私もです。
ロンドンが大好き。
今回改めて実感したわ。
初めてここへ来た時は…。
こんな話退屈よね。
いやぜひ聞きたい。
初めて来た時は怖かったわ。
無理やり社交界に入れられたんですもの。
母の強い希望でね。
どうしてです?うちの実家はもともとシンシナティにあって上流とは言えなかったんです。
父はユダヤ人でいわゆる成り上がり。
でも裕福だったし今はこんなだけど若い頃の私は美人だった。
アハハハッ。
それでお母様は「娘はイギリス向き」と思った。
広い舞踏室にただただ圧倒されたわ。
ほかの女の子たちみたいに堂々と振る舞うことができなくて。
それでもあなたが一番美しく一番…存在感があったはずです。
アハッ…。
大勢の人からダンスに誘われたわ。
アハハハハッ。
自慢話なんて恥ずかしい。
ごめんなさいね。
ふだんは自分の話なんかしないのに。
もっと聞きたい。
でも残念ながらもう家に着いたわ。
どうかそう言わずもう少し歩きませんか?私ったら軽率すぎるわね。
夜遅くに出歩くなんて。
若い娘でもあるまいし。
本当に楽しい夜でした。
またお会いしたい。
どうかしら。
でもそう言っていただけて光栄よ。
ロザムンド?電報は届いたかしら?だけど今夜はとても楽しかった。
何だ?ロバート!どうしてここにいるの?ひと言も言ってなかったじゃない。
君を驚かせたくてね。
一緒に夕食をと店を予約したんだが。
まあごめんなさい。
お店に電話する?いいんだ。
ブリッカー氏の電報を見てキャンセルした。
ロザムンドは?もう寝たよ。
私と食事をしてね。
まあ本当にごめんなさい。
もう聞いたよ。
ちょっと待って。
私怒らせるようなことをした?分からんか?わざわざロンドンまで来たというのに妻はほかの男と食事をしていたんだぞ。
彼から絵について語りたいと言われたのよ。
ロザムンドは早めに寝ると言ってたし断る理由は何もないでしょ。
ブリッカーが絵について君と語りたいと言ったのか?そうよ。
信じられない?美術の専門家が素人の君に絵画に関する意見を求めたと言うのか?ああ全く信じられんね。
もう寝るわ。
コーラ。
いいのよ。
今言ったことがあなたの本音でしょ。
イーディスの様子がおかしくないか?別に感じないけど?いつも何か考え事をしているようで。
あなたもそう見えるわよ。
どう振る舞えばいいか分からないんだ。
下手をして相手を傷つけたくない。
それは私も同じよ。
イヤだ。
口が滑ったわ。
トニーのこと?かもね。
どうかしら。
分からないわ。
彼に決めたのかと思った。
そのつもりだったのよ。
だけど心が揺れ始めてるの。
初めて口に出して言えたわ。
彼に不満があるの?ないわ。
最近彼とじっくり向き合う機会があって。
私たちあまり共通点がないことに気が付いたの。
「最近」って言うけどそれいつのこと?ごく最近よ。
ハァ…。
それってスケッチ旅行のことだね。
初めから信じちゃいないけど。
とにかくようやく分かったのよ。
ハッキリと。
トニーはいい人よ。
ホントにいい人。
だけど…私の判断力が鈍っていたの。
余計なことに気を取られていて…。
アァ…それって官能小説に出てくるようなこと?まあね。
でもそれはもう解決したの。
詳しくは聞かないよ。
ええそうして。
それじゃお互いに助け合おう。
バンティングさんのこと?それともアメリカ行き?どっちかな。
その両方かも。
協力しづらいわ。
バンティングさんは苦手だしあなたがいなくなるのはイヤだもの。
僕が好きなら味方でいて。
フン…じゃあしかたないわね。
例のロシア人とのお茶会だけど一緒に行く?いつだった?今日の午後よ。
あらいけない。
すっかり忘れていたわ。
それに今日は疲れているの。
来てくれなきゃ困るわ。
ロシアへ行ったことがあるんでしょ?あなただけなのよ。
向こうで知り合った人は?いるわよもちろん。
長くおつきあいを?そうでもないわ。
不幸な友人はごめんだし不幸な知人とつきあうなんて耐えられないわ。
お優しいこと。
ただいま。
ああよかった。
間に合わないかと思った。
そんなわけないだろ。
ロンドンへ行く前に父がロシアから持ち帰った物を用意するよう言っておいたが出てるか?ええ。
みんなきっと喜ぶわ。
ああ。
精いっぱいのもてなしをしないとな。
そうだろ?パットモアさん。
ええ旦那様。
彼女はどうした?どうぞご心配なく。
とはいえ気になるだろ。
旦那様を煩わせるようなことではございませんので。
やだ。
レモンが足りないわ。
下に行ってきましょうか?いえ。
私が行くわ。
トニー!驚いたわ。
何の騒ぎ?ああローズがねロシアの方々をお茶に招いたの。
何とも壮大なお茶会よね。
(バイオレット)ロンドンは?いつもどおりにぎわっていましたよ。
アァ…。
お二人ともいらっしゃい。
君に会いたくて。
それで車を飛ばしてきたの?ああ電話すれば気を遣わせるから黙って押しかけたんだ。
こんにちはメアリー。
おばあ様。
ああおばあ様見せたい物があるの。
そう。
(イザベル)どうもこんにちは。
わざわざいらしてくださったの?メアリーに会いに来たんですが。
そうよね。
当然のことだわ。
いつも僕に親切にしてくださって感謝します。
そんなことないわ。
親切ですよ。
ありがたいと思っています。
仕事を増やして悪いわね。
ご心配なく。
すぐにご用意しますので。
(サラ)デイジーいい?悪いけど取り込み中だよ。
忙しくて。
何かあったの?屋敷にロシアの難民を招いたの。
皇帝派の亡命貴族たちを?あの…よかったら一緒にいかが?お菓子もあるし。
彼が今日ここへ来たのは婚約発表のためよね。
おばあ様アドバイスはありがたいけど…。
ありがたいけど無視するの?悪いけどせかされたくないの。
おばあ様にも彼にも。
結婚する覚悟もないのにどうしてベッドを共にしたりなんかしたの?ハァ…。
私の時代女性は肉体的欲望を感じなかった。
母親から方法を教わるまではね。
ハッ…そんなの信じないわ。
いいこと?メアリー。
自分の欲望を抑えなさい。
欲望に支配される前にね。
(コーラ)バクスター。
はい。
そのコイルという下僕のことはやはり警察に言うべきだと思うわ。
それはできません。
たとえ解雇されても。
いいえ。
解雇はしません。
感謝します。
ウン…。
ありがとうございます。
ロシアのお宝はもう見たか?今日のために用意させたんだ。
私の意見なんてどうせ聞く価値はないでしょう?コーラ。
私ははるばるロンドンまで君に会いに行ったのに無駄足を踏んだんだ。
怒る権利はあるだろう?怒る権利はあっても侮辱する権利はないわ。
失礼。
お客様が着いたみたい。
お嬢様ドリューさんがお会いしたいと下に見えていますがお通ししますか?いえ。
私が行くわ。
(イーディス)どうしたの?突然。
(ドリュー)お邪魔してすみません。
いいのよ。
それよりもあの子に何かあったんじゃ…。
マリゴールドは問題ありません。
よかった。
問題は家内なんです。
私のせいよね。
しばらく来ないで頂けますか?すみません。
少しの間距離を置いたほうがいい。
お嬢様?
(泣き声)
(ロストフ)あなたにもロシアのお友達がいらっしゃるんですか?いいえ。
私は招かれざる客です。
そんなことない。
大歓迎だ。
どうして彼女がいるんだ?ローズが厨房で会って誘ったの。
どうして?だってそれが礼儀でしょ?何が不満なの?
(ロストフ)何たる暴言か。
信じられん。
彼女に決して悪気は…。
我らが父である偉大な皇帝陛下を侮辱するとは。
(サラ)私はただ「政策を誤った」と言った…。
やめてくれ。
そんな話は聞きたくない。
レディー・ローズ。
我々はヨークに帰らせて頂きます。
今すぐに!
(コーラ)ああそんな。
その前にアレクサンドル2世のご令嬢が結婚なさったときの記念の品を用意したんですけどご覧になりません?ロマノフ王朝時代の品がこちらに?1874年に両親が式に出席して。
(コーラ)ヴィクトリア女王の息子アルフレッド王子とマリア皇女のお式です。
ああマリア皇女様…。
お懐かしい。
その名を口にしただけで泣けてくる。
まあ大変。
そんな泣かないで。
ありがとう。
彼女のせいでまたもめ事だ。
トムしっかり見張ってろ。
彼女はただ…。
よかれと思って披露しましたが酷でしたかな。
いいえ。
みんな喜んでいるわ。
(ローズ)ロシアへは何の用で?当時夫がアルフレッド王子と親しくしていた関係でサンクトペテルブルクでのお式に招待されたの。
さぞ豪華な結婚式でしょうね。
ええ。
すばらしかったわ。
披露宴に舞踏会。
華やかなパレード。
真夜中に馬が引くそりで雪の上を駆け抜けたりしてね。
フフフッ…。
ああ失礼。
伯爵夫人をお通しして差し上げて。
おお…。
あら懐かしい。
この扇子出てきたのね。
これは私が頂いたものなのよ。
皇帝からですか?いいえ。
皇帝ではないわ。
あの時舞踏会は冬宮殿で開かれたのだけれどとても暑かったのよ。
窓の外は氷の世界だったのに部屋の中はまるで熱帯。
私は銀のレースが付いた青いビロードのドレスを着ていて…。
(クラーギン)私が差し上げた扇子をバッグに隠しましたよね。
「夫が怒るといけないから」とおっしゃって。
何てこと。
どうぞお許しください。
衝動に逆らうことができずノコノコ足を運んでしまいました。
驚いたな。
2人はロシアで会っていたんですか?そうです。
紹介します。
息子のグランサム伯爵よ。
こちらはクラーギン公爵。
覚えていてくださったか。
奥様はお元気?だといいけれど。
分からんのです。
さあ皆さん戻ってお茶にしましょう。
ええ。
ウフン…。
ありがとう。
どうも。
おばあ様にも過去が…。
お父様とロザムンドおば様が生まれたあとでよかった。
でなきゃ大事件よ。
フフフッ…。
(アンナ)どうですか?書斎はもう大騒ぎだったわ。
ロシア人は感情豊かね。
私たちとは大違い。
それじゃ仕事に戻らないと。
(ロストフ)いやあ実に楽しかった。
さっきから妙な目で見ないでちょうだい。
旅行中は夫もいたしあなたが考えているようなやましいことはなかったわ。
そうでしょうね。
ちょっと妙な想像はおやめなさい。
これでハッキリしたわ。
おばあ様には私の迷いが誰よりも分かるはずよ。
ウン…。

(ロストフ)ぜひまた伺いたい。
(男性)ホントにすばらしかった。
ええ。
あの崇拝者とはまたお会いになるのかしら?出して。
あなたとクラーギン公爵はお互い引かれ合っていたのね。
駆け落ちしようと言われたわ。
ウフン…。
(マートン)あなたに結婚を申し込みたい。
ねえマートンお分かりだと…。
待って。
それが違うの。
あんなふうに寝ておいてプロポーズを断るって?そんなの信じられない。
どうかしてるよ!私の願いはただ1つ。
君がこの屋敷から出て行って2度と顔を見せないことだ!2016/12/18(日) 23:05〜23:58
NHK総合1・神戸
ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館(3)「秘めごと」[二][字]

20世紀前半の英国貴族を描いた大ヒットドラマ第5章。秘密の婚前旅行を終えたメアリーの気持ちは…。コーラは美術史家ブリッカーとロンドンで会うことに。

詳細情報
番組内容
メアリーとギリンガム卿は秘密の婚前旅行を終える。次は結婚だと浮き足立つギリンガム卿だったが、メアリーの心は重かった。2人はホテルから出てきたところをある人物に目撃される。イーディスは農家に預けた愛娘マリゴールドに頻繁に会いに行っていたが…。コーラはロンドンで美術史家ブリッカーに美術館を案内してもらうことに。一方、ギリンガム卿の従者グリーンの死亡事故の件で警察が再び屋敷にやってくる。
出演者
【出演】ヒュー・ボネヴィル…玉野井直樹,エリザベス・マクガヴァン…片貝薫,ミシェル・ドッカリー…甲斐田裕子,ローラ・カーマイケル…坂井恭子,アレン・リーチ…星野健一,リリー・ジェームズ…下山田綾華ほか
原作・脚本
【脚本】ジュリアン・フェローズ
監督・演出
【演出】キャサリン・モースヘッド
制作
〜イギリス カーニバル・フィルムズ/アメリカ マスターピース制作〜