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字幕書き起こし アナザースカイ 建築家・隈研吾の中国出張密着でハプニング続出!新国立設計秘話 2017.01.20

アナザースカイ

今夜のゲストは建築家の隈研吾さんです。
(今田)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
夏にロケをさしていただいて今回スタジオいつにしましょうかっていうたらもう半年後の今日しかなかったんです日が。
中国最大の都市上海へ朝イチの便で乗り込んだ
おはようございます。
隈研吾
今世界で最も注目を集める建築家の1人
1990年自らの事務所を設立
以来称賛と喝采を欲しいままにして来た
最近は新国立競技場で話題に
街の風景を一変させるのが彼の仕事
今回は世界中を飛び回る隈研吾の日常に密着
すると2020年のデザインが見えて来た

 

 

 


あっ…。
モスキート。
何か…。
いや…。
(スタジオ:今田)そうか夏やし。
ここが世界を驚かせ続けて来た男の職場
上海に降り立ち一服する間もなく向かった先は…
これはもうこのまま?
完成間近の複合施設
あぁ…。
(作業員)そうですねはい。
うん。
図面通り進行しているかをチェック
わざわざ足を運ぶまでもなさそう…なのだが
あそこは…。
足を運ばなければ見えて来ないことが山ほどある
…変だよ。
だから例えばここに…。
ズレに気付いたらその場で修正
放置すると取り返しがつかなくなる
(スタジオ:今田)ホントに細かい所隅々まで…。
…ケースもあるからね。
現場で起きた問題も芽のうちに摘んでおかなければ後で己の首を絞める
ちなみにこの日は…
うわぁ…。
中は蒸し風呂終わる頃には…
この通り
(スタジオ:今田)すげぇな〜これは暑い。
いいものを作る
そのためにはクライアントの承諾が不可欠
プレゼンテーションもまた大切な仕事
OKOK…じゃあやりましょう。
基本設計のところの…。
何か月もかけて資料を準備
この日を迎える
アパートのほうのファサードを説明します。
まぁこれは10元しか差がないので…。
(隈の声)ちゃんとした…。
「ちょちょ…ちょっと待ってください!」ってなる。
こうしたプレゼンを重ね新たな要求と予算の折り合いがついたら数十億数百億円規模のプロジェクトが動き始める
どうもありがとうございましたシエシエ…シエシエ。
シエシエ。
ではプレゼンの前は何をするのか
続いて向かったのは上海にある彼のオフィス
ここ…だからサッシの下にあるからここの下にまず置いてごらんそこの…。
光はこういうふうに浴びないわけだろ?それは…。
はい。
オフィスでは試作の検証隈が出したアイデアの図面化それらを基にした設計図の制作までを行う
こういうものとかこういうものとかがこうつながってるけど実際には切れててさ…。
はい。
ん?
(スタッフ)ネコ…はい。
(スタジオ:隈)拾って来たものを見せられて「かわいいなぁ」って言って…。
(スタジオ:今田)そのままじゃあもう事務所にって。
(スタジオ:隈)そうネコ好きなので。
では設計図を作る前は何をするのか
答えは次の現場にあった
Yes,JackNicklaus.
広大なゴルフ場の一角に高級ホテルを造る
そんなオファーが持ち掛けられ初めて建設予定地を訪れたのだった
「カートで」
そう提案されたが隈は歩いた
初めてそれで設計する気になるんだよフフ…。
現場を歩かないことには始まらないし始めない
目で耳で鼻で肌で感じた全てがモチベーションになる
えっ!?さっきのあのホテルのプロジェクトもものすごい大っきいじゃないですか。
あれはね既に許可が下りてる中の一部だから…。
多分3年半ぐらいで出来ると思うけど。
早朝に日本をたってから一時も休まずに夜向かった先は空港
泊まることなく次なる目的地へ
上海から南西へ1900km
やって来たのは海南島
夜中の3時
ようやくホテルに到着
ここ?ハハ…。
以上が世界的建築家の一日
(スタジオ:今田)いや疲れましたわ。
(スタジオ:中条)見てるだけで…。
(スタジオ:今田)隈さん疲れましたよ。
日々こんな感じでやられてる…?僕はね特別に…。
人によってね現場に行くのが嫌いって人もいるんですよ。
この日の現場は「中国のハワイ」とも呼ばれる海南島三亜
(スタジオ:今田)有名なんですか?ここ。
(スタジオ:隈)ものすごい観光客来てる。
(スタジオ:中条)ホントにハワイみたいですね。
今世界のリゾート業界が注目する最重要エリア
ちなみに新プロジェクトの予定地はこのホテルの横
(スタジオ:隈)何か不思議な形したホテルがあってねその脇に緑のちょっとした芝生があるからそこにミュージアム造りたいって言って。
(スタジオ:今田)ミュージアム。
(スタジオ:隈)うん。
あっホント?おわぁハハハ…。
(スタジオ:今田)海岸の形変えるいうたら地図変えちゃうってことじゃないですか!まぁそうやって…。
やっぱり中国で…中国は特に?中国だと特に。
現場で何を見何を感じて設計するのか
そういう海の表情とか…。
何かそういう粒々感ザラザラ感みたいなものをこの現場で感じて…。
…わけなんですよね。
それは土地土地が持つ固有の質感
気付いたのは25年前のことだった
高知県西部の町梼原町にホテルを建てることになったのだが…
「俺達は面倒くさいこと言わないけど…」。
(スタジオ:隈)そこね林業の町だったから「この梼原の杉を使ってくれ」って言われて。
そしたらね…。
みたいなのに目覚めて…。
日本だとね木の専門が二級建築士でコンクリートが一級建築士みたいに大体なってるから…。
へぇ〜!
25年前梼原の木に初めて感じた粒感
以来ずっと粒感を探している
この…。
粒感は素材だけから得られるわけではない
例えば北京の至る所に残る細い路地
古い家屋がひしめく迷路のような町並みは都市開発により年々失われつつある
その何とも言えない懐かしさこそが粒感
そこで北京・三里屯のショッピングモールを手掛けることになった隈は通路の幅をあえて1本ずつ変え現代版胡同とするプランを提案した
また胡同に面した家屋は4棟が中庭を取り囲む四合院と呼ばれる建築様式が特徴
そこにも独特の粒感を見いだした隈はホテルにこの様式を採用
四方を客室が取り囲み中庭ではアート展も開催できる現代版四合院を誕生させた
そう粒感は文化からも得られる
だからこそ自らの足で小さな粒をそしてざらつきを探す
この日も次の目的地へ移動する予定だったのだが飛行機が飛ばず
しかし待つしかない
明日も早朝から予定が詰まっている
結局飛行機は飛び立った
7時間遅れで
(隈の声)ハハ…まぁ…。
何かそういう…。
そんな隈研吾が向かった次なる目的地こそアナザースカイ
隈研吾さんのアナザースカイどちらでしょうか?え〜と北京で。
北京。
今なお建築建設ラッシュが続く中国の首都
隈研吾が数々のビッグプロジェクトを成功させた場所
だがそれだけではなかった
僕が海外に知られる上でもねすごい重要なポイントのプロジェクトだったので。
北京から車で1時間半
万里の長城の麓にターニングポイントとなった建築がある
(スタジオ:今田)うわ〜すごい。
(スタジオ:今田)うわ〜すごい!僕現場行ったら「えっ」…。
こんなもん使ったら仲間から何言われるかなってあるこう…。
って言ってそこでね何か…。
…ような気がするな。
海外に出たことでこうあるべきという規律から解放された自由になれた
そしてこの建築で隈研吾の名は一躍世界中へと知れ渡った
北京に降り立ったその足で胡同へ
…っていうプロジェクトをスタートして。
胡同再生計画では新たに複合施設を誕生させ隈研吾の新オフィスも入る予定
建築に入ってからも何度となく通う
これまでそうして来たように
事務所の経営とか度外視してるからこういうことができるわけだよね。
8割がた出来上がってもまだ通う
気が付くと冬になっていた
それは北京を訪れ20年目の冬だった
ねぇ〜!そうそう…。
これが新オフィス
レンガと木材からなる胡同の街に軟らかい特殊なアルミを持ち込みシンボリックに使用
モダンへと昇華させた
建物は四合院様式
オフィスの他別のオーナーが手掛けるカフェバーが出店を予定
また再生可能な建築素材はそのまま使用した
彼は言う「今だからそしてこれまでの積み重ねがあったからこそできたのだ」と
10年ですごいいろんなこと勉強できた。
1990年代の最初に梼原の仕事やって1990年代に変わって10年で竹の家やって…。
で2010年の時にね小さい部材を組み合わせて糸で編み物するみたいな感じで編むっていう感じを発見したのがちょうど2010年の頃なんです。
複雑な感じでしたもんね。
そう。
そして2020年
(スタジオ:今田)この流れで行くとワクワクしかないですねこれは。
オリンピックには人一倍思い入れがあった
オリンピックが全ての始まり
ああいう建物を…。
こんなことできる楽しい仕事なんだったら絶対にそれになりたいなって思った。
建築が楽しくて仕方ない
だからね…。
だからそういう気持ちで僕いるからある種この…。
こんな建築ひょっとしたら世界にないんじゃないの?と思った。
それはね…。
隈研吾作新国立競技場
その…
2019年11月に出来ます。
完成するんですか?ええ。
(スタジオ:隈)で何かなと思ったらそれは結局…。
(スタジオ:今田)はいはい…。
(スタジオ:隈)それでこの形が出て来たんですよね。
う〜ん。
この…。
これは中のスポーツと関係なく…。
(スタジオ:今田)あそこには行けるんですね誰でも。
(スタジオ:隈)行けるんです。
(スタジオ:今田)いや〜いいですね〜。
じゃああとこの…。
ちょっと聞いていいのか分からないんですけども。
開会式のプロデューサーってのが決まってその人の意向がねすごく大事なんですよ。
あ〜どういう演出するか。
演出するかで。
それをこれからね…。
まぁあの…。
それは計算してそういうふうにしてあるんですか?加重も大体みてるから…。
一人じゃないですもちろんみんなで…。
みんなで4000枚?みんなで4000枚描いたからどこにでも置けるのであとはその人の意向をうまく取り入れながら決めて行けばいい…。
隈研吾さんにとって北京はどんな場所でしょうか?北京はねこの…。
う〜ん。
建築にとってねやっぱり一番大事なのは人間でその人間を幸せにすることなんですけど。
北京はね遠くから見てたらね超高層がバンバン建ったりしてね人間いないかなって思ったんだけど行ってみたら人間がいた!って。
で面白い人間がたくさんいて。
中国の人と仕事していろいろビックリさせられることもあったりいろいろあるけどやっぱりそこで自分自身も鍛えられて自分自身が次のステップに行けたのは北京に行ったからだと思いますね。
そうですね。
今日はどうもありがとうございました。
今夜のゲストは隈研吾さんでした。
(拍手)2017/01/20(金) 23:40〜00:10
読売テレビ1
アナザースカイ 建築家・隈研吾の中国出張密着でハプニング続出!新国立設計秘話[字]

建築家・隈研吾の中国出張に密着!北京、上海、注目の都市・三亜へ。ハプニング続出!現場で設計が変わる!?運命の巡り合わせ…新国立設計秘話を告白。隈建築の真髄とは?

詳細情報
番組ホームページ
番組Facebook公開中!アクセスは番組HPより
【HP】http://www.ntv.co.jp/anothersky/
番組内容
建築家・隈研吾の中国出張に密着!カメラが捉えた怒涛の3日間を一挙公開!上海で現場を視察後、いま注目のビーチリゾート、中国のハワイこと三亜へ。さらに北京でいま一番オシャレなエリア、旧市街の胡同地区でプロジェクトの完成を見届ける。現場で設計が変わる!?ハプニングの連続に天才建築家が出した答えとは?10年周期で巡り会う運命の建築…新国立設計秘話を初告白。建築が100倍面白くなる隈建築の真髄「粒感」とは?
出演者
【MC】
今田耕司
中条あやみ
【ゲスト】
隈研吾
【ナレーション】
バッキー木場
音楽
村治佳織(ギタリスト)
制作
日本テレビ
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