全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

書き起こし テストの花道 ニューベンゼミ「もう忘れない!記憶をガッチリ定着させる勉強法」 2016.12.05

「テストの花道ニューベンゼミ」さあ今回はですね暗記で覚えたものを記憶としてがっちり定着させるとっておきの方法をご紹介します。
さあバカリさん思い出したくても思い出せないそんな経験ってありませんか?ありますねそんな経験あるのにそのエピソードすら今もう思い出せないですからね。
定着してない。
ちょうどいいエピソードがね。
記憶をがっちり定着させるそのヒントを探るために訪ねたのが…。
「おいこの箪笥はいい箪笥だねって言われた時お前さん何てったの?『ええいい箪笥ですよ。
うちのお店に13年ありますから』」。
ここ明治大学の落研は立川志の輔さんをはじめ数多くの落語家を輩出してきた名門落語サークル。
落語は長い噺になると1時間にも。
昔から伝わる古典落語だけで500もあるといわれているんだって。
どうやって覚えているのかな。
稽古の様子を見てみると…。
こちらは1年生たち。
ひたすら落語をノートに書き写したり…。
落語のテキストをひたすら読んでいたり…。
すごい。
噺家の動画を繰り返し見たりして覚えている様子。
人がやってるのをね。
一方上級生が覚えているお噺の数は?なんと15も!その覚え方は意外とシンプル!台本を書いたりであるとかそれを更に読んだりとかそういう事も大事なんですけど…人に話して記憶をがっちり定着!でも人に話すだけでどうして定着できるんだろう?はぁ〜すごいですね。
ねえ。
落語って長いですから。
和田先生今のVTRのように…そうですね。
つまり書き込んだものをただ頭の中でぼんやり覚えてるだけだとテストだって点が取れないですよね。
だからアウトプットができるようにならなければいけないし…さあという事でですね今回は「覚えたものを引き出す」という事に注目しまして記憶をがっちり定着させる勉強法をお送りします。
つまり「アウトプット勉強法」です!大事なんですねやっぱりアウトプットっていうのは。
さあちょっとこちらをご覧下さい。
これは学習方法と学習効果の関係を表した図ラーニングピラミッド。
下に向かうほど学習効果の高い勉強法なんだ。
名古屋商科大学の栗本博行教授によると「講義を受ける」や「本を読む」など知識をインプットする受身の勉強法よりも議論したり人に教えたり学んだ事を積極的にアウトプットしていく勉強法の方が学習効果は高いんだって。
つまり人から聞いた話がよく理解できないと受け売りをしようにも「あれ何だったっけ?」って途中でつかえちゃうようだとやっぱりうまくいかない訳ですよね。
だから理解が生じない限りは人に受け売りだって本当はできないんですよ。
僕らみたいに…やっぱそうなんですか?下ネタしゃべってんですか?いや心理学の話をする…。
今回は難関大学に合格した先輩たちが実践してきたアウトプット勉強法を3つ紹介。
最初に紹介するのは…。
実はこれスタジオにいるあの人が今も実践している方法なんです。
これ実は…そうですね。
僕が実際にこう実践をしているやつなんで。
ピーヤ!まず何を教えるかっていうとこちらの本の内容。
アルフレッド・アドラーの心理学を解説したベストセラーで最近読んだんだって。
で誰に教えるの?後輩面倒くさいだろうな〜。
教える事が自分の勉強になるって本当かな?
(2人)ないです。
ざっくり言うとですね物事には原因論と目的論この2つがあって原因論では赤面症の女の子がいて…。
これがまあいわゆる一般的な原因論なんですけれども目的論の場合は…。
つくり出す。
こういう事なんですよ。

 

 

 

 


(2人)なるほど。
分かったような分からないような…。
それはともかくこの勉強法のコツは本に書かれているそのままではなく自分なりの言葉に言い換えて説明する事。
更にもう一つのコツが「身近なことに例える」。
(小島)違うんですよ。
第2PKがやってんのはね…ひどいな。
言い返せ言い返せ。
難しい話を自分の言葉に置き換えたり分かりやすい話に例えたりできるかが理解度の目安になるんだ。
分かってないと教えられないからね。
しかし更に踏み込んだ内容になると…。
あれ?ちょっと自信なさげ…。
どうやらあまり頭に入っていない部分のようです。
実はこれも大事な事。
自分の理解度を知る事ができるんです。
まあ…一方教えられた後輩たちは…。
この勉強法小島さんが高校時代に古文の苦手な友達に勉強を教えた事がきっかけ。
すると自分の考えが整理できる事に気付いたんだって。
ふむふむなるほど!小島さん。
変換とか自分の言葉にしたりとかあとは例えるというのが…。
さっきで言うと…本当はそんな事思ってない。
第2PKがスベってるとか言われて。
環奈ちゃんどうでした?確かに自分で…声に出して…「絶対出るの教えて!」とか言って。
でもやっぱ…
(井上)「すごい!」みたいな。
(一同)あ〜。
ある種先生みたいな。
なるほど。
よかった。
何て言いました?今。
僕もよかったら…小島よしお流「人に教える勉強法」は高校生でもできるのか?スタジオにも参加している新渡戸文化高等学校の生徒たちにチャレンジしてもらいました。
テーマは…。
初代総理大臣伊藤博文について。
集まってもらったのは高校1年生の4人。
まだ日本史は習っていないので伊藤博文については初めて知る事ばかり。
まずは教科書や資料集を使って勉強。
何度も読み込んだり要点を書き出したりして情報を整理。
勉強する事1時間。
まずはこんな質問からスタート!えっ?何回?実はこの相手に質問を投げかけながら話すのは小島さんからのアドバイス。
日本代表ね。
あっ成功した?はい。
…とここで小島さんから質問が!
(小島)へえ〜。
この勉強法4人にとっては効果はあったのかな?実際やってみてどうでした?4人の中で…さあ高校生たちバカリ先輩にうまく問題が出せるかな?勉強の成果が試されるよ!伊藤博文の子どもの家庭教師をしていた人物にある有名な大学の創始者がいて女子留学生としてアメリカに留学した事のある人物が家庭教師としてついていました。
その人物とは?急に難しい。
すごいですね!家庭教師?女性で?めっちゃ考えて…。
(小島)答えが「私」?めっちゃ考えてて。
津田梅子です。
津田梅子みんなが知ってるって言ったけど俺知らなかった。
続いてのアウトプット勉強法は「ひとり○○勉強法」!教えてくれるのは…。
早稲田大学の先輩藤野澪花さん。
とっておきの勉強法がこちら!「何々を含む」だ。
これが…。
ハリスさんはイギリスフランスこの2つの…。
藤野流「ひとりしゃべくり勉強法」!全然覚えられなくて。
それに覚える量もどんどん増えていって。
そこで…「えっただの音読?」と思っているそこの君!これはひと味違うんです!暗記科目の代表とも言える日本史でその方法を見せてもらったよ。
まず普通に音読すると…。
文章が硬くて頭に入ってこない。
それに対して藤野流は?分かりやすい言葉に置き換わっているね。
でもこれどんな効果があるの?簡単な言葉にして文章を読むっていう事が…「ここの関係何なんだろう」っていう再発見につながってたっていう事で音読を私はやってました。
なんと漢字の書き方も音読で!…ってどういう事?例えば桜田門外の変で命を落とした「いいなおすけ」。
漢字でどう書くか分かるかな?藤野さんはこう音読して覚えていた!どなたかっていうとお偉いさんの大老の井伊直弼井戸の井から始まって弓・百・弓の人…。
名字の「井伊」2つの「い」どっちが先だったっけ?ややこしい…。
そこで藤野さんは「井戸の井が最初」と口に出す事で迷う事がなくなったんだって。
更に直弼の「弼」が見覚えのない漢字だったので「弓百弓」と口に出す事でテストでも間違える事はなかったそう。
そんな藤野さん勉強中はずっとしゃべりっ放しでこんな事を思ってたんだって。
やってる中でたまに自分でも私一人でこんなにブツブツ何やってるんだろうみたいに我に返る瞬間とかもあるので。
声に出してるので…そんな藤野流「ひとりしゃべくり勉強法」!周りに人がいない事を確認してから試してみてね。
最初俺…そういう事じゃないんだね。
ああそういう事かと思って。
「とっとり」県の「とっとり」ですか?鳥。
…が?先。
お〜正解。
何かこれ違うのかなって…。
井上さん…頭だったら覚えてる気でいても全然覚えてなかったりしますね。
結構。
でも自分で書いた詞が出てこない時あるでしょう。
ありますあります。
ねえ。
「どうやって弾いてたかなこれ」っていってビデオを見て自分を見てたりとか。
DVD見ようって。
ねえ。
忘れますよね。
「こんなふうに弾いてたんや!」みたいな。
(小島)自分でしょ。
高校生の皆さんの中で…恥ずかしくて言えないのかもしれない。
恥ずかしいんだもんね?実際やってんねや。
さあ続いてのアウトプット勉強法は?この勉強法を実践していたのは…。
早速その方法を教えてもらいましょう。
教科書ではその仕組みを文章と図で詳しく説明しているんだけど藤井さんは頭に入りにくいと感じたんだって。
そこで関係性に注目して自分流にイラスト化!まずは大きな枠組みから。
藤井さんにとって…実際にはいがみ合ってはいないけど役割の違いをはっきりさせるため藤井さんは対立しているようにビジュアル化。
意見の食い違いも視覚的に分かりやすいように矢印で表現。
一方対立イメージのイラストの下には仲よく手をつないでいる様子が。
こうしてビジュアル化したノートを作れば楽しく勉強できるし印象にも強く残るんだって。
ビジュアル化勉強法続いては世界史が苦手だったこちらの先輩!これは…?イメージマップとは自分の考えを図で整理する方法の事。
やりましたねこれね。
表現したいテーマを中央に書きそこから連想するキーワードやイメージをつなげていく。
田中さんは世界史の勉強の時に教科書やプリントを見ながらイメージマップを作って関連のある出来事や人物をつなげて広げて覚えていったんだって。
これは田中さんがフランス革命をテーマに実際に書いたイメージマップ。
ポイントはペンで色分けして分かりやすく整理した事。
覚えたい項目例えば人物には赤で印を付け年号には青で印を付ける。
こうして印象に残りやすくしたんだって。
そして矢印で2つの事柄の関係を表したり同じ仲間を丸でくくって表現したり思い出しやすくなるように分かりやすさを意識して書いていた。
この方法で暗記が多く大変だと思っていた世界史にも興味を持って意欲的に勉強できたといいます。
その結果テストの時にもイメージマップのどこに何を書いたかという事まで思い出せちゃったんです。
色使ってたじゃないですか。
分量が結構たくさんあるので一人だと。
結構イラストとかが出てたんですけど…だからいいなと思いましたね。
あっ結構いるのね。
新渡戸文化高等学校の世界史の授業で使われているのがこちらの「メモリーツリー」。
小テストで出題された問題とその答えを基に関連する人物や出来事をつなげイメージで覚えようというもの。
なるほど!これは使えそうだね。
一方的に教え込むっていうんじゃなくて…今回紹介した3つのアウトプット勉強法。
みんなも自分に合った方法を見つけてみてね!せっかくいろんな勉強法を今回身につけたじゃない?
(小島)で矢印して…。
覚える必要ないじゃん。
関係ねえだろ。
今回紹介した動画は番組ホームページでも見られるよ。
成績アップを目指して是非アウトプット勉強法を身につけてね。
公式Twitterもあるよ。
寒くなってきたから風邪ひかないようにね。
2016/12/05(月) 19:25〜19:55
NHKEテレ1大阪
テストの花道 ニューベンゼミ「もう忘れない!記憶をガッチリ定着させる勉強法」[字]

城島茂&バカリズム&橋本環奈の勉強番組!記憶定着法!キーワードは「アウトプット」/小島よしおが実践する“人に教える”勉強法/難関大の先輩の記憶定着法も!

詳細情報
番組内容
10代に人気の動画×勉強法=ニューベン!記憶を定着させる方法を一挙公開!キーワードは「アウトプット」/早大卒の小島よしおが自ら実践する“人に教える”勉強法/一人でしゃべりまくったり、イラストにしたり…難関大学に通う先輩たちの記憶定着法!これを見ればもう覚えたことを忘れない!【出演】城島茂、バカリズム、橋本環奈【ゲスト】小島よしお、井上苑子、第二PK、和田秀樹【ナレーター】新田恵海
出演者
【司会】城島茂,バカリズム,橋本環奈,【出演】小島よしお,井上苑子,精神科医…和田秀樹,第2PK,【語り】新田恵海