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解説書き起こし 第36回大阪国際女子マラソン【東京五輪への新星】 2017.01.29

≫日本の有森裕子やりました!高橋フィニッシュ金メダル!≫野口みずきです。
日本女子マラソン2大会連続の金メダル!≫日本女子マラソンの新しい時代を作るその挑戦はこの大阪から始まります。
≫次は自分が代表になってしっかり戦いたい。
≫東京でそれは誰かが成し遂げなきゃいけない。
≫新しい日本のマラソンを…。
私たちが作る。
≫待ってろ、東京。
≫Nittoスポーツスペシャル第36回大阪国際女子マラソン。

 

 

 


8月にロンドンで行われる世界選手権の代表選考会です。
東京オリンピックを見据えた今大会日本女子マラソンの時代を築いてきたレジェンドの皆さんが勢ぞろいしてくださいました。
皆さん、よろしくお願いします。
≫マラソン陣営みたいな。
≫本当にかっこいいです。
中でも昨年現役を引退されたばかりの野口みずきさんはきょうが解説者デビューとなるわけですが。
≫選手の時よりもかなり緊張しています。
でも選手の走りを見て感じたことを皆さんにわかりやすく伝えていきたいなと思っています。
≫解説も先輩方が頑張れと応援を。
≫頑張りますありがとうございます!そして、今大会を前に日本陸連から東京オリンピックでメダルを獲得するための強化方針の1つが新たに発表されました。
それは後半を速く走ることそして勝負強い選手を作るというものです。
高橋さんどうお考えですか?≫今の世界大会というのは後半が上がることが多いんですよね。
やはりペースメーカーを1つの目安と考えて自分で考えてレースをコントロールする力っていうのをつけてほしいですよね。
それが世界で戦える選手につながると思います。
≫世界で戦える選手に期待したいですね。
有森さんはどんなレースを期待しますか?≫こういった大会を通していろんな強化方針が出てきてますので選手一人一人がそういったことも踏まえて世界を見据えた世界のゴールを見据えた積極的なチャレンジ精神あふれる本気の全力の走りを見せてほしいなと思っています。
≫ここ大阪にすべてを見せつけてほしいですね。
そして東京オリンピックへそれぞれの第一歩を踏み出す選手たちですが今回、注目している選手は誰でしょう。
≫皆さんにとって晴れ舞台になってほしいなってすべての選手そう思うんですけどその中でも特に伊藤麻衣さんリオのオリンピックの前に足を怪我してしまって力を出し切れなくてすごく悔しい思いをして自分に悔しいんじゃなくて応援してくださってる皆さんに申し訳ないっていう気持ちでいっぱいなんですね。
ですから伊藤舞さんにはきょうは力を出し切ってほしいなと思っています。
≫きょうは調子もいいということですもんね。
≫笑顔がキュートな竹中理沙選手ですね。
普段の雰囲気はおっとりしているんですけども走り始めると度胸があって強気の走り。
クラシックバレエをしていたバネのきいた走りで世界の壁もポーンと超えてほしいですね。
≫思いがレースにつながってほしいですね。
≫そして野口さんが期待する選手は?≫私は加藤岬選手です。
彼女とはナショナルチームのトレーニングで一緒に合宿をしてるんですけども明るくムードメーカー的な存在でした。
負けず嫌いで強気なので気持ちの切り替えもできると思いますので初マラソンから1年たち成長した彼女の走りに期待しています。
≫これからの加藤選手にも注目ですね。
さらにここ大阪からロンドンオリンピックへの切符を勝ち取った名門・天満屋の重友梨佐選手からも目が離せません。
また、今大会も日本の未来を担う大学生や初マラソンに挑む実業団の選手などネクストヒロインを紹介しています。
千葉さん、注目の選手はどなたですか?≫学生界屈指のスピードランナー新井沙紀枝選手に注目をしています。
彼女は昨年のリオ五輪現地で生観戦をされましてキラキラした生舞台に見せられている現役続行と東京オリンピックを目指すということを決めたというランナーで今回初マラソンです。
期待したいと思います。
≫どんな走りを見せてくれるのでしょうか。
東京オリンピックで女子マラソンの新しい時代を切り開くのはどのランナーなんでしょうか。
≫待ってろ、東京。
≫今年8月のロンドンの世界選手権へその先にある3年後の東京オリンピックに向け新たな息吹を感じる大阪ヤンマースタジアム長居です。
間もなくスタートの瞬間を迎えようとしています。
スタートラインを迎えた安堵感フィニッシュラインまでの不安さまざまな思いが交錯するスタート直前です。
放送席はオリンピック2大会連続メダリスト熱き魂の伝承者有森裕子さんですよろしくお願いします。
いよいよ東京オリンピックまであと3年というところに迫りましたね。
≫刻々と迫ってきてますね。
≫今年の大阪は8月にロンドンで開催される世界選手権の選考レースとなっています。
2時間22分30秒を切って日本人1位なら即内定日本人3位以内に入れば選考対象になります。
そして今回の大阪なんですがオリンピアンの伊藤、重友に若手の竹中、加藤と集まった楽しみなメンバーですね。
≫レジェンドも初マラソンの人もたくさんいますけどそれぞれがそういうことを気にせずにきょうのレースどうするかという立ち位置をしっかりと考えて目標を達成してほしいと思いますね。
≫ピンクのランニングユニホーム重友そしてブルーのランニングユニホーム伊藤ともにオリンピック出場していますね。
≫そうですね。
特にオリンピアンだったりすると気負っちゃうのでそういったことがいい形で出ればいいんですけどぜひ、きょうの力を発揮してもらいたいと思います。
≫スタート直前の選手の心境というのは改めていかがですか?≫もうここでいろいろ考えていないことが一番ですね。
やることやっていればやるしかないという思いで1つでいると思いますのでみんな前に向いててほしいと思います。
≫加藤の表情が映りました。
ご覧になって?≫緊張してますねかなりね。
でもかなり彼女は悔しい思いをばねにしてきたのできょうは、ばねが自分の自信のつけるものに変わることを信じてます。
≫この一歩が夢の東京オリンピックへとつながります。
≫30秒前!20秒前!10秒前!≫東京オリンピックを見据える若き力の勢いか一年一年勝負を懸けるベテランオリンピアンたちの思いが勝るのか今、スタートを切りました。
きれいなスタートが切られています。
どんな選手でもスタートの瞬間というのは緊張しますよね。
≫そうですねやはり緊張してちょっとスピードを出しがちになりますので特にこういったレース展開というのはスタートでかなりコントロールがされていくのでちょっと落ち着いていくのが一番いいと思いますけど。
モンゴルのねリオオリンピックでも代表選手になってる彼女なんですけどモンゴルの中では一番で今回も非常に楽しみにしている選手なので。
いきなり飛ばしましたね。
≫先陣を切っていきましたね。
こういったあたりが国際色豊かな国際マラソンということになりますが女性だけのマラソン399人のマラソンランナーが集まりました。
そしてペースメーカー2人の後ろにはしっかりとバヤルツォグトがついています。
そして竹中、堀江もいい位置にいます。
それでは招待選手をご紹介します。
国内招待選手は10人リオオリンピック日本代表伊藤舞ロンドンオリンピック日本代表重友梨佐に今回の選考レースにすべてをかける竹中理沙東京オリンピックに出場してメダルを取るそうはっきりと口にする加藤岬といった注目の4人の選手。
さらに大阪独自の試みとして今後の活躍を期待してのランナーたちネクストヒロイン枠での出場は6人。
名門天満屋期待の星二十歳の前田穂南学生屈指のランナー大阪学院大学新井沙紀枝外国招待選手は7か国7人です。
エチオピア出身でバーレーン代表として2度オリンピックに出場したハブテゲブレルが虎視眈々優勝を狙っています。
オリンピアンから期待の若手まで集った今回のレース非常に楽しみな一戦ということになりました。
レース展開としてはどう予想されますか?≫今回はネガティブスプリットっていうちょっと前半を押さえる1つの戦略が出ていますのでそれについていく選手が大半になるのかなと思いますけどその中でも行けるという思いの選手は出てきますので2つくらいに分かれていくのかなと思います。
≫日本陸連の強化方針の1つとして後半、余裕を持った状態でどう勝負を仕掛けていくのかが見たいということですね。
≫やはり世界の大会がすべて後半に上がってそこから脱落するというケースが日本の中で一番多いのでそこらへんの強化を目的としていますし意識を持つことも目的としていますので後半、上げていけるレースそういったものがきょう見られてほしいなと思います。
≫そしてきょうの気象条件なんですが曇り10.2度湿度41%南西、風速は0.5mとほとんどありません。
これで10度以上の大会が5度目ということになったんですかねスタート時の最高気温は92年の大会で12.5度というのがあったんですがきょうの気温というのはいかがでしょう。
≫非常にコンディションとしてはいいと思います。
風もありませんし日もあまり暑くありませんのでそういった意味ではあまり消耗もなく選手はいいスタートでレースを走れると思いますね。
≫このマラソンゲートを出た後に左に折れて間もなく1キロポイントを迎えようとしています。
1つの目安が1キロ3分25この前後で行けば1時間12分というハーフの記録になっていきますが注目の1キロポイントです。
3分34秒というのが手元の時計で表示されています。
このトラックの中では少し遅くなる場合ってよくありますもんね。
≫そうですね。
割とペースを抑えてという意識が働きすぎるところでもありますので今もこの分というのも後のペースに気にすることはないと思います。
≫そして先頭集団を見てみますと竹中がいます、堀江がいますこういった有力ランナーたちもしっかりペースランナーの後ろについています。
加藤岬の姿も見えますね。
≫非常に積極的に言ってると思います。
≫ペースメーカーは2人です2人が引っ張る形になっています。
非常にいい形でスタートを切った注目選手たちです。
竹中、堀江美里、そして加藤この3人がペースメーカーの後ろいい位置にいます。
そしてその後方には重友梨佐もついています。
こういった隊列になっていますがこの入りの雰囲気はいかがですか?≫は入りの雰囲気は非常に全員落ち着いていますね。
ここで慌てるともたないと思いますので今、見る限りでは選手一人一人の表情というのは非常に落ち着いていってると思います。
そして現在のコースになってからここ、大阪では折り返し地点を過ぎた後に少し下りになった時にレースが動くことがあるんですよね。
≫下りというのは非常にペースが伸びやすいところになりますから皆さんそこを使うでしょうね。
≫東京オリンピックに向け最初のヒロイン誕生までのストーリーを日本女子マラソン界の創造の始まりをたっぷりとお楽しみください。
≫憧れの東京オリンピックまであと3年。
今はまだチャレンジするすべてのランナーに夢舞台への扉は開かれています。
2017年大阪から2020年東京へそれぞれが始めの一歩を踏み出し新たな日本のマラソンを作るための挑戦が始まっています。
先頭集団は1キロを過ぎましていまだ帯状非常に長い展開で長居公園の周回道路を駆け抜けています。
リオデジャネイロオリンピック代表の伊藤ロンドン五輪代表の重友など経験豊富なベテランに東京を目指す若き新鋭がどう挑んで行くのか一丸となって序盤のレースが過ぎそうです。
それでは先頭集団の走りを中心にお伝えする1号車の解説者をお知らせしましょう。
先頭を走るランナーを目の前に見ながら今年もこのお二方と共にお伝えしてまいります。
スポーツジャーナリストの増田明美さんそしてシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんです。
増田さんリオが終わってまだ5か月なんですけれどももう次の東京に向けた挑戦が始まりました。
≫新時代幕開けですね。
また本当に春らんまんという感じの顔ぶれじゃないですか勢いがある選手がそろいましたね。
≫私もシドニーオリンピックから逆算してこの3年半前の大阪が初マラソンだったんですよね。
それから3年の間にオリンピック金メダルにたどりついたわけですからみんなに可能性があると思います。
それを考えるとワクワクしますね。
≫その中で、まず東京を目指すランナーたちにはきょうこの3年前のレースではどんなことを意識して臨んでほしいですか。
≫やっぱりね今回、陸連の方が言ってましたように後半ですね後半にしっかりと走る選手を育成したいという強化策の下後半あけるっていうことですから後半に強くないとだめですね。
今回は船に例えたらフェリーでしょ。
前半はフェリーに乗ってハーフを過ぎたら高速船になるようなそんなマラソンを期待したいですね。
≫まず最初の2キロまでは7分を超えるペースということですから去年に比べると非常にゆったりとしたペースで序盤のペースが作られています。
ロンドン世界選手権選考レース第36回大阪国際女子マラソン東京オリンピックへ向けた第一歩を踏み出すべくそれぞれのチャレンジが始まっています。
≫待ってろ、東京。
≫ヤンマースタジアム長居を飛び出して長居公園の周回道路を走っている先頭集団まだ20人以上の非常に大きな集団でこれから3キロのポイントを迎えます。
それではここでお知らせです。
データ放送では現金10万円が当たるプレゼントや選手への応援メッセージなど視聴者の皆様に楽しく参加していただく企画を実施しています。
リモコンのdボタンを押してデータ放送もお楽しみください。
この先頭集団なんですがペースメーカーの後方まず、先頭に立っているのが竹中です。
≫いいですね。
≫ちょっとペースが予定よりも遅いですからねゆったりとしてペースには余裕があるんですけども何かあったのかなというような不安を抱えているような選手もいるんじゃないでしょうかね。
≫1キロが3分30でしたからねさっき。
そうすると中間点が1時間13分50になってしまいますから予定していたペースよりもペースメーカー遅く進んでいますね。
その先頭は資生堂の竹中それから九電工の加藤岬2度目のマラソンまさにこれから東京オリンピックそして日本マラソンの主役を狙っていきそうなこの2人がひっぱっていきます。
間もなく選手たちは大きな集団のままこれから大阪の一般道へと飛び出していきます。
加藤、竹中の後ろには堀江さらには田中華絵そして吉田香織そのほか初マラソンを狙っていこうというこういった選手たちも集団の後ろのほうから追い上げていこうという展開。
間もなく選手たちは南北に延びるあびこ筋をまずは北へと向かっていきます。
大阪の街は南北に走る道には筋そして東西に走る道には通りという名前がついています。
このあびこ筋に復路で戻ってくるときには先頭集団に何人のランナーが残りそして誰が含まれているのでしょうか。
今年のこの浪速路はロンドンへつながりその先には2020年の東京が待っています。
≫待ってろ、東京。
≫ロンドンの世界選手権選考レース第36回大阪国際女子マラソン今年は2020年への1つきっかけをつかむための大会でもあります。
先頭集団はおよそ20人ペースメーカーの後方に加藤岬、竹中理沙そして画面右のほうナンバーカード1番がリオオリンピック日本代表の伊藤舞。
その後ろには初マラソンの前川真ん中にはこれが28回目のマラソンというベテランの吉田香織さらには去年の2位の堀江美里その後方には田中華絵、さらに古瀬そして内田といった非常にこれからマラソンで伸びていきたいという選手さらにはロンドン五輪日本代表の重友天満屋期待の前田こういったまさにベテランから初マラソンまで楽しみな集団でレースが序盤、進んでいっています。
それでは東京オリンピック代表候補へ名乗りを上げるシンデレラガール誕生の舞台となるのか大阪の42.195キロをご紹介します。
≫2020年東京オリンピックへの架け橋大阪の42.195キロ。
ヤンマースタジアム長居をスタートしたおよそ400人のエリートランナーは大阪の中心街を目指して北上。
15キロを過ぎると左手に大阪城を見ながら高層ビル群中之島公園を駆け抜け大阪のメインストリート御堂筋へ。
中間点でペースメーカーが離脱する中グリコの看板でおなじみ大阪一の繁華街道頓堀を折り返します。
この日一番の大歓声を浴びながらランナーたちは北上し再び大阪城へ。
30キロを過ぎコース最大の上り坂を超えいよいよ勝負どころを迎えます。
果たして後半のペースアップに成功しロンドン世界選手権への切符をつかみ東京オリンピックへの第一歩を踏み出すのは?≫この非常にフラットな高速コースで今年はどんなレースになるんでしょうか。
そして、この先頭集団には2003年パリ世界選手権で銅メダルを獲得しました千葉真子さんがいます。
≫こちら、選手のすぐ近くにいるんですけども非常に空気としては体感温度なまぬるいような応援する方がちょうどいいようなちょっと走ると暑いのではないかなという気候になっています。
集団も大きいですからこの後の給水そのための位置取りなんかもこのあと大事なってくると思います。
≫間もなく最初の5キロそして最初の給水を迎えるということになります。
序盤、非常にゆったりとしたペースで入った後2キロから3キロ少しペースが上がっていきまして3キロから4キロは3分23秒という少しペースが上下する中で今5キロを通過しました。
≫手元の時計で17分19秒ですね。
ちょっと遅いかな。
≫きょうの本来の設定というのが17分5秒から10秒くらいをめどにということでしたからややゆったりとした入りになったということですね。
≫集団がいると今までのサバイバルレースよりも見ていてたくさんの人にチャンスがあるなっていう感じがしますよね。
≫やはり、ペースメーカーでどんどん絞られてくるよりかはこれから何かが起こるんじゃないかというワクワクした気持ちで見れますね。
≫そして最初の給水です。
まず伊藤舞がしっかりと取りました。
重友が掴んでそして去年取れなかった加藤岬もまず、最初5キロの給水しっかりと取りました。
≫竹中さんが取れてないかな。
手袋してますからね、みんな。
≫竹中、今取りましたね。
ナンバーカード順にテーブルが用意されているんですが竹中9番ということで今、取りました。
≫吉田香織さんも取りました。
あったかいから手袋しないかなと思ったらそれでも手袋している人が多いですね。
≫やはり手先が冷たくなると体のフォームが小さくなるのでやはり初めからしっかりと走れるようなというイメージでしてるんだと思います。
≫きょうは10度を超えるスタートの気温ということになりましたけどこの気温というのはどうなんでしょうか。
≫私は経験上13度くらいが一番体が筋肉がやわらかくなってタイムが出るといった感覚を持っていたので直射日光が少し当たるときもありますけど選手にとってはちょうどいいのではないのかなと。
またいつも悩まされる風というのもきょうはないですから絶好のコンディションだと思います。
≫暑くないんだ13度。
高橋さんがシドニーオリンピックの時何度くらいでしたか?≫もう少し高かったんですけど17度くらいだったんですけども。
≫この穏やかな気候が果たして今年は後半どんな影響を与えるのか大阪国際女子マラソンロンドンオリンピック選考レースです。
≫待ってろ、東京。
≫先頭集団はあびこ筋から右に曲がりまして松虫通を東に向かって走っています。
先頭集団が少しずつ減っていきましてそれでもまだ10人以上の一塊で走っています。
≫ペースメーカーのダニエルさんという画面左の選手なんかは去年11月のさいたま国際マラソンで優勝している選手ですよね。
去年もペースメーカー努めて上手ですね。
≫福士さんを手招きしてペースメーカーしたことを皆さん、覚えていらっしゃると思うんですけど先ほどからも何回も後ろを見て選手の方を気にして本人もユニクロで走っていたという経験もあってものすごく日本の選手に頑張ってもらいたいという思いが強いんですよね。
≫その後ろにエチオピアのツェガそれからバーレーンの選手もいましてその後ろ期待の2度目のマラソン一気に東京オリンピックの主役候補へ名乗りを上げたいという九電工の加藤岬がいます。
3年後の東京オリンピックへ向けてマラソンの手応えをつかみたいきょうの走りです。
≫去年の大阪国際チームメートでもあり親友のチェピエゴ選手とともに走った初めてのマラソン。
しかしまさかの展開が待っていた。
≫チェピエゴ転倒しました。
その後ろから九電工の同僚加藤岬が今チェピエゴを抜いていきます!≫ケニアに帰国した友との再会を誓った加藤選手。
マラソンの厳しさを肌で感じその意識は大きく変わった。
食事、生活面でも大きな改善を図り貪欲にマラソンと向き合った1年。
すべてはあの場所に自分が立つために。
≫現在25歳東京オリンピックを自らの陸上人生の集大成へと位置付けまして誰よりも強い覚悟でマラソンに挑戦しているそれが伝わってくる選手ですね。
≫チェピエゴさんとは姉妹のように仲が良くて今回も目標は勝つことって加藤さん、言ってて言霊の力を信じてるんですよ。
だから、ずっとロンドン、ロンドンって世界選手権でもロンドンと心の中で唱えながら走ってるそうでまた、食べっぷりもよくてね金曜日にはもだん焼きお好み焼き、ご飯で全部いっしょくたに食べて朝はホテルで毎朝、朝カレー丼2杯。
今回の選手の皆さん去年、福士さんが一昨年のアルバカーキの合宿で加藤さんなんか一緒だったんですけど食べて勝ってますからみんな食べっぷりがいいんですね。
≫そのあたりの気持ちの強さも監督も根性4スピード4ということで監督の評価の中でも高めの数字が出てますが各ランナーの特徴を監督に採点してもらいましてご覧のようなチャートでも表示していきたいと思います。
そしてこの先頭集団の後方2人ほどこの先頭集団からこぼれていきましたがここにはバイクリポート新実アナウンサーがついています。
≫後続のランナーを機動的に追いかけていきたいと思います。
先頭集団から40mほど離れまして2人組のパッケージができています。
15位16位のグループということになります。
ナンバーカード8番アメリカのママさんランナーセレナ・ブルラそしてその後ろがモンゴルのナンバー1ランナーバヤルツォグトです。
リオデジャネイロオリンピックのモンゴル代表です。
リオオリンピックでも序盤は先頭集団を走りました。
モンゴルをしっかりと世界にアピールしたいということで最終的には72位に終わったんですが序盤は先頭集団を走ったんですね。
今は寒い冬のモンゴル外で練習することもままならないということでコーチである夫と日本で去年から練習をしてきました。
3歳の息子さんを持つママさんランナーでもあります。
そしてこの大会で10位以内に入れば自動的にロンドン世界選手権のモンゴル代表が内定するということなんですね。
3年後のオリンピックも見据えています。
このように非常に背景もさまざまな外国人ランナーがたくさん走っている今年の大阪国際女子マラソンです。
≫非常にモンゴルは冬はマイナス25度くらいの氷点下という厳しい環境の中で陸上競技に取り組んでいるということですけれども。
≫このバヤルツォグトさんはご主人も強くてね2015年の東京4位に入った選手でご主人とともにモンゴルのマラソン夫婦そろって何度も優勝しているんです。
その大会、優勝すると馬1頭もらえるんです。
2人で1回優勝しているからおうちは群れを成しているそうです。
≫日本だと非常に男子では活躍していますからねやはり日本でこれから活躍する選手になりたいということできょうの走りを見て実業団に声をかけてもらえたらななんてことも言ってましたね。
≫日本人がお餅、お餅っていうからお餅を食べようとしたら日本で初めてお餅を食べたときにいつ飲み込んでいいのかわからなかったっていう。
容姿端麗で性格もかわいらしい選手。
≫今はお餅は本当に海外の選手にも試合の前に食べると腹もちもよくてエネルギーになるというのが広まってますからね。
≫竹中さんは今朝8個のお餅を食べてきたそうですね。
≫伊藤さんも8個いつも食べるみたいですね。
≫みんな食べてますね。
Qちゃんから始まってるんですよあの食べっぷりから。
≫食べるとその分のエネルギーもですし筋肉もしっかりとつきましたから食べることっていうのは走ることと同じくらい大切だと思います。
≫この先頭集団なんですけれども今年はお餅を含めた炭水化物の力で後半のスタミナがどのくらいもつのかということになりますが今年は大きな集団で間もなく最初の10キロを迎えます。
≫待ってろ、東京。
≫大阪市の西部此花区のベイエリアにある映画などをテーマにした世界屈指のテーマパークユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
去年開業15周年を迎え来場者数も1億5000万人を突破しました。
エンターテインメントの街大阪を代表する人気スポットとして国内海外問わず多くの観光客を楽しませてくれています。
先頭集団は大阪市道、大阪環状線の一部南北に走ります今里筋を北上しています。
先頭集団はペースメーカー2人の後方に少し縦長のような格好で少し広がっています。
≫小崎まりさんもしっかりついてますね。
≫後ろから2番目白いシャツ赤いランニングパンツナンバーカード3番の小崎。
年齢が、もうすでに41歳のママさんランナーということで40歳以上の女子マラソン日本最速記録も持っていますけどもどこまで走り続けるのかというのも本当に楽しみですね。
≫堀江さんも今、ついてますけど堀江さんなんか中学生の時に神戸市内のプールで小崎まりさんのサインをもらってから走り始めたという選手なんですね。
福士加代子さんや渋井陽子さんたちからも小崎まりさんは尊敬されてまして人柄もよくて背中を通して厳しいことも教えてくれながらもユーモアセンスのある人ですから常にムードメーカーなんですね。
≫その小崎とそしてその前を走るナンバーカード6番が堀江美里去年の大阪で2位の成績を残しています。
去年は後半から追い上げる形で2位に入りました。
そしてその前を走るのが吉田香織さらには初マラソンの天満屋前田穂南もかなり積極的な走りを見せています。
そして、その前に加藤岬と並んでいるのが資生堂の竹中理沙です。
この大阪2年連続の挑戦今年は去年、届かなかった日の丸と世界への切符をつかむと強い覚悟で臨んできています。
≫ネイルが趣味で女性らしさが光る竹中選手。
しかし、彼女をよく知るコーチによると…。
≫去年の大阪国際後半に失速し逃したリオオリンピックの切符。
そのゴール直後…。
≫終わっちゃった。
≫走ることに関してはストイックかつ人一倍の負けず嫌い。
≫女性らしさの中に宿る闘争心。
今度こそ日の丸を背負う覚悟を示す。
≫非常に気持ちの強い選手なんだと資生堂の川越監督も話しています。
それが練習、普段の生活でもよく表れているということなんですね。
≫日本刀を心に持って監督に言われていましたけどやっぱり自分の意見とか意思を貫き通すところがいいですね。
≫10キロが34分26秒あたりですかね。
≫手元で5キロが17分09秒。
≫ですからほぼきょうの設定ペースハーフで1時間12分前半というペースに戻ってきたということになりますね。
≫小崎さんがちょっと今苦しいですね。
≫先頭集団から41歳のノーリツ小崎が少し苦しそうな表情口が開いてきました。
≫風邪を水曜からひって熱もあるんですけども監督がやはり今までずっと入賞しているからやめるかといってもそんなことは考えていないとそれだけ体調が悪くても挑む姿というのは若い選手にも刺激になりますよね。
≫学んでいますよね。
17キロ天満橋のところに学叶君がまりさんのご両親に抱かれて待っていますので元気を出してほしいと思います。
5歳になりました学叶君。
≫そして、今大会では日本陸連から選手にできるだけ後半のペースアップを目指してほしいという強化策の1つが示されたという形になりました。
後半ペースアップして自分でレースを作るという引き出しの習得なんですがそれではここで東京オリンピックに向けた強化の意図についてヤンマースタジアムにいる日本陸連の長距離マラソン強化戦略プロジェクトリーダー瀬古利彦さんにお伺いします。
≫瀬古さんにお話を伺います。
東京オリンピックでメダルを獲得するための強化方針を発表して最初のマラソンです。
これにはどんな意図があるんでしょうか。
≫世界陸上もオリンピックも前半よりも後半のほうが速いんですね。
高橋尚子さんも野口みずきさんも優勝しましたけど後半のほうが速いんですよ。
後半、速くないとこれは、太刀打ちできませんからそういう意図ですね。
今回、ぜひ後半上げてほしいという意図ですね。
≫ありがとうございます。
どんなレース展開をこのあと期待されていますか。
≫ハーフでペースメーカーいなくなりますから自分でペースを作っていけるそういう力を持ってほしいですね。
独走できる力もつけてほしいです。
≫瀬古さん8月のロンドン世界選手権の選考の舞台そして残り3年という期間を見たときにきょうはどんなアピールというのを期待したいですか。
≫ベテランもいますけれども3年後東京オリンピックで若い選手初マラソンの選手もおりますのでその選手がシンデレラガールとして出てきてくれることをちょっと期待していますけれども。
≫ありがとうございます。
≫瀬古さん頑張ってくださいね。
親分できょう、お願いします。
≫誰?今。
増田さんか。
はい、よろしくね。
≫まさに日本陸連そして強化戦略プロジェクトチーム含めて一丸となってというところになりますが。
≫今、ちょっと竹中さんが給水取ってつまづきそうになりましたね。
大丈夫でした。
≫このシーンです。
スペシャルドリンクを取りましてちょっと飲みながらというところ後ろに来た選手と一瞬足が引っ掛かるようなシーンがありましたが大丈夫です。
≫こういう時の集団の給水というのは転倒しやすいですからしっかり気を引き締めて走ってもらいたいですね。
≫竹中さんは金曜日ウナギの老舗の店でうな丼を2杯食べたんですね。
3杯目を注文しようとしたら1杯が4000円だったのでスタッフに止められたって。
この華奢な体で2杯ですからね。
朝、きょうお餅8個だからすごいですね、みんな。
≫先ほど瀬古さんも言われたようにきょうはどれだけ積極的にそして後半、どんなレースを見せてくれるんでしょうか。
きょうのレースが日本にどんな刺激を与えるのか注目の第36回大阪国際女子マラソンです。
≫待ってろ、東京。
≫先頭集団少し隊列に変化がありました。
ダニエルのペースに少し変化があったということで先頭加藤、吉田それから19歳エチオピアのツェガ3人がここにつくような格好その後ろに少し空間があきましてそれからノーリツの堀江さらには竹中ロンドンオリンピック日本代表、重友ホクレンの宮内そしてリオの日本代表の伊藤舞さらには古瀬初マラソン、天満屋の前田ハブテゲブレル京セラの古瀬そして最後方からホクレンの宮内宏子ということで先ほどから少し隊列が縦長になったりしていますよね。
≫10キロで1人ペースメーカーがやめられたことで一気にダニエルさんが少しペースを上げましたね。
なので一列に隊列が変わったんですけれどもそこでしっかりと対応ができている選手また伊藤選手なんかは逆にあせらずに後ろから全体像を見ながら落ち着いているなという感じはします。
≫CMの時までは天満屋の前田さんがずっと先導してたんですよね。
≫ネクストヒロイン枠で初マラソンですもんね。
≫こちらバイクです。
やはりペースメーカーが1人抜けたということによって風は吹いていないんですけれども選手たちが走ることによって風の抵抗をやっぱり避けるために一列に隊列をとっているような感じに見受けられます。
≫風の影響もあるんですね。
≫やっぱり風よけになりたくないですからね。
≫吹いているようには見えないんですけれども体感では選手は感じているのかもしれないですね。
≫また隊列が縦長、棒状に変わっています。
そして、先頭集団の後方を走る2号車には去年、現役を引退されてこれが解説デビューというアテネオリンピックマラソン金メダリストの野口みずきさんがいます。
それでは2号車から後続の様子を伝えてもらいましょう。
≫先頭集団からは300mほど離れました。
タイムとしては1分20秒ほどの差がついています。
現在ご覧いただいているのは21位グループです。
この集団は5人で形成されています。
2号車解説はアテネオリンピック金メダリストの野口みずきさんです。
よろしくお願いします。
ここから見える景色はいかがでしょうか。
≫選手の表情がすごく間近で見られているのでとてもすごい景色です。
≫この中継車に見守られながらという5人ですが紹介してまいりたいと思います。
ちょうど画面の右側黄色いランニングコスチュームこれが大阪学院大学4年生の新井沙紀枝選手そしてここを引っ張っているのが吉冨博子その横には高田晴奈が続いて大学生の佐藤季実子がいて外国招待選手のキャシー・フィンというこの5人で形成されていますが何といっても注目この黄色いランニングコスチューム新井沙紀枝選手高橋尚子さんの後輩初マラソンを迎えています。
ですがこの新井選手の走りなんですが野口さん、いかがでしょう。
≫スピードランナーと聞いていますので大きな走りをするかなと思ったんですけれどもこのマラソンに合わせているのかコンパクトな走りだなという印象ですね。
≫先ほど12キロを42分50秒2時間半を切るようなペースでこの集団、進んでいます。
≫高橋さんの後輩でもあります大阪学院大学の新井選手ですね。
≫今回は3分30秒のペースでしっかりと刻むということですので彼女の目指したレース展開ができていると思います。
志水先生との本当に絆が強いですしね。
これからも続けるそして東京オリンピックの思いも強いですから1つここでチャンスをつかんでもらいたいですね。
志水先生も肥後銀行のチームを見ながら大阪学院大学も見ているということで。
≫そして、同じ初マラソン前田なんですけれども先ほどいったん先頭集団の先頭を引っ張ったんですがその後ずるずると後退していきましてこの先頭集団から1人遅れる格好になりました。
≫苦しかったから最後の余力でつこうと思ったのかもしれませんね。
≫東京オリンピックを見据えて二十歳で早くも初マラソンを目指したというこの前田穂南なんですけれどもこれをきっかけにこれからが非常に楽しみな選手ですよね。
≫私も初マラソンは7位という成績に終わりましたけどもやはり、この初マラソンで何を感じるのかそして、また頑張ろうと思えることが非常に大切ですから残りのこの距離というものをしっかり踏みしめていろいろ吸収して終わってほしいなと思います。
≫フラミンゴみたいな足が長いしきれいな走りをして武冨総監督も抜群だっておっしゃってましたけど重友さんのレースを見て天満屋に入りましたから頑張ってほしいですね。
≫そしてご覧の通り反対車線では続々とハーフマラソンに出場している選手が擦れ違っています。
今年もNittoの協賛により2017大阪ハーフマラソンが開催されています。
大阪城公園をスタートしておよそ6000人の市民ランナーがヤンマースタジアム長居を目指して走っています。
≫こちらバイクです。
この下りを使ってかなり先頭のペースが動いているように見えますね。
集団がかなり縦長になって田中華絵さんその間に2mくらい隙間があいたというような状況ですね。
≫これ、今先頭集団が3〜4人その後ろ少しポジションをあけてこの竹中、田中の走りということになっていますけれども。
≫これが命取りと言ってるんですけどもやはりこの2mの差っていうのは近いようで非常に大変ですのでここはしっかりこの下りを使って前についてもらいたいと思いますね。
≫12キロから13キロまでが一気に1キロ3分17に上がりましたけどもこの2人にとってはそんなに速いペースではないですよね。
≫本来だったらいけるペースだと思いますね。
それに世界大会だと給水なんかでペースのアップダウンがありますのでそういうのにしっかりとつけるような対応力のあるところをここでしっかりと学んでもらいたいなと思います。
≫この田中と竹中というのは立命館大学で大学日本一を共に経験した同級生ですから。
≫田中華絵さんきょう、2時間28分台で走りたいということですけれどもチームメートにはマツミさんっているんですけど今回、マツミさんがハーフの部に出ていまして明るいマツミさんがラストランなんですね。
マツミさんの分まで自分も頑張りたいということで。
もう1人今回はハーフのほうでコジマさん立命館大学でしたけど華やぎのある選手今回ラストランになります。
≫田中選手も竹中選手には負けたくないというようなことをインタビューでも言っていたのでそういった同じ立命館でやってきた2人というところではやはり刺激をし合ってると思います。
≫竹中、田中から3mほど遅れまして重友さん前川さんという2人が続いていますね。
≫ちょっと重友選手が遅れているのが気になりますね。
≫足の痛みが取れてようやくいい練習ができ始めたということですけれどもなんせ重友さんは後半に強い選手ですから今回、チャレンジって言ってましたね。
いつもハーフでチャレンジするけど今回スローのスタートで自分がどんな新しい走りができるかってことを楽しみにしてましたのでまだまだ足の様子見てましたら後半、盛り返しそうですよ。
≫表情を見てますとそれほどまだ苦しそうな表情ではありません。
初マラソンの十八銀行の前川とともにこの前の集団を追っていくということになりますがご覧のように少し一番前、ペースメーカーからの距離というところでは少し開いています。
≫前川さんですね。
十八銀行ですね。
2時間30分を切るという目標です。
きょうはお母さんたちが長崎から応援に来てますので沿道から力になると思います。
≫今回は本当に続々と期待のランナーというのが誕生しそうな予感が漂っていますがその中でも大きな期待を背負っているのが今、先頭ペースメーカーの後ろを走っている九電工の加藤岬です。
≫第1集団につくかつかない所で伊藤さんが行ったり来たりしているのが非常に気になりますね。
もともと粘りのある選手ではあるんですけども余裕のあるペースだとは思うのでこのついたり離れたりの行動が非常に気になります。
≫伊藤さんなんか一番、リオの時に給水のたびに、ちょうどインターバルやっているみたいにペースの上げ下げがありましたから一番経験が豊富なんですよね。
≫遠藤です。
この15.1地点には加藤岬選手を指導します藤野監督がいらっしゃいます。
ここまでのペースどうご覧になっていますか?≫ちょっと安定していないかなと。
先ほど見たときに3分17まで上がっていたので少し足を使いすぎているのかなという感じはあるんですけどまだあと30あるから少しここで落ち着いてもらったらなという感じは思ってます。
≫そうなるとこのあとハーフどんなふうに迎えると思いますか。
≫このまま行くっていうことはないと思うのでいったん落ち着いた中で12分から12分30秒というところを過ぎた感じになると思うので。
≫ありがとうございました。
藤野監督にお話を伺いました。
≫そして先頭集団は15キロを迎えます。
そしてその藤野監督の前を通過していくという加藤岬。
≫急激にアップですね。
今の5キロは16分42に上がってます。
≫今、大きく気合を入れるようなそんな一言をかけていきました。
≫伊藤さんですが3mあいています。
≫前の5人から少し伊藤舞がスペースをあけて追いかけるという展開になりましたがこれは給水を取るためなのかあるいはこのペースの変動に苦しんでいるのかというところ。
≫16分42秒ということはペースメーカーの設定よりも30秒近く速いわけですからやはり戸惑っているそこについていけないっていうような選手が多いと思うんですが世界大会はこうやってペースの変動というのはやはり大きいですからペースメーカーは必ずぴったりいくというようなことをあまり思い過ぎない。
そして臨機応変に自分で考えていくというのをやはりここに当てはめながら走ってもらいたいなと。
これが世界につながっていくと思いますね。
≫山下佐知子さんも言ってましたね。
5キロの中でペース変動があってもそれが喜ばしいことだとそのほうが強化につながるから上手に対応してほしいって。
これも1つの作戦ではあるみたいですね。
≫残りオリンピックまで3年ということを考えますとこういった経験が一つ一つ引き出しになっていくわけですよね。
≫もうオリンピックの前年度はタイムや順位を狙わなければいけない時になりますから何かにチャレンジする自分の幅を広げるということは今年来年しかないんです。
チャレンジしてほしいですね。
≫ただちょっとこの伊藤舞の走りどうでしょうか口が若干開いているような感じもありますが高橋さんから見てきょうの伊藤の走りというのはどんなふうに映っていますか?≫フォーム自体は変わってないですし粘りも真骨頂というくらいの持ち味の選手なのでガクッと落ちることはないんですけどもしっかりとやはり前が落ち着いて下がってきたときに捉えられるような気持ちで挑んでいく必要がありますね。
≫リオデジャネイロオリンピックでは直前まで万全の調子で臨めそうだったにもかかわらず2週間前に右足の疲労骨折ということで力を発揮できずに終わってしまいましたよね。
≫悔しかったですね。
でも、救われたのは河野監督からあなたはリオの切符を手にしてから怪我するまで100%やった。
怪我してから本番までも100%やったそれが素晴らしいんだよって言われて前に進む勇気が湧いたって言ってますね。
だからここで出し切れなかった分は本当に出してほしいですね。
≫まさにリオの悔しさをここでぶつけたいという伊藤舞。
さらにその後方から竹中そして第一生命グループの田中華絵こういったあたりが追いかけますがちょっとこの集団と…。
≫集団になって前を追うような形で1つ団結して追ってほしいですね。
≫ですから先頭集団が二分されるような格好になりまして九電工の加藤岬ノーリツの堀江そして吉田香織の3人がまず前にいてその後ろまた10m以上開いて4人から5人の選手がまた追いかけるという隊列に変わろうとしています。
ヤンマースタジアム長居では大塚製薬伊藤舞を指導する河野匡監督が少し険しそうな表情で見つめています。
やはり伊藤選手と二人三脚ここまで取り組んできたそして何とか結果を出してほしいという思いで今回も送り出してますからね。
≫河野さんが伊藤さんのことを大尊敬する本当にリスペクトしておられるんですよね。
そしてもちろん伊藤さんもものすごく心を許していてその2人のきずなというものがやはり成績や記録につながっていると思うのでその思いを形にできなかったリオのものをここで形にしてもらいたいですね。
≫リオのゴールテープを過ぎた先の河野監督を見た瞬間、泣き崩れるしかなかったという伊藤舞ですから今回はゴールテープの向こうに笑顔の河野監督を見つけたいとその思いで今先頭集団を追いかけています。
しかし先頭、ペースメーカーを含めて4人というこういった形に変化してきました。
≫ついている3人が苦労人ですものね。
吉田香織さんなんか人一倍、人間力があるでしょ。
2年間、走れない時期があって走れない苦しみから比べたら走って受ける苦しみはもう何てことないって言ってきている選手。
堀江さんは堀江さんでいっぱい怪我しながらも初めて今回、痛みなしでここに臨んでますよね。
去年は痛い中で2位に入りましたから今年は勝つんだってことで来てみんな苦労してますね。
≫選手たちは大阪ビジネスパークと呼ばれるオフィスビルが集まった地域に入ってきました。
ビルの谷間を縫うように選手たちが進んでいっています。
≫先頭にいる3人も三者三様の選手だと思いますね、走りも。
やはり加藤選手は去年、5000m1万mの自己ベストを更新して非常に勢いのある選手です。
また逆に堀江選手はしっかりと練習を積んで足を作って押していくタイプ。
そして吉田選手はああやってばねのある走りということでこれから三選手三様の走りが期待できますね。
≫今映っていました高さ156mの全面ミラーガラス張りのクリスタルタワーこれを背にしまして選手たちは水の都大阪を感じながらこのあと、リバーサイドを駆け抜けていきます。
≫待ってろ、東京。
≫オリンピアン2人が振り落とされるような格好。
まさにマラソンは何が起こるかわからない非常に厳しいきょうはペースの変化の中で早くも先頭集団は3人そして少しおかれてこの5人の集団が追いかけるという展開になっています。
そして今年の大阪国際女子マラソン今大会も大阪府警のセーフティウインズのセーフティウインズの先導白バイによってスムーズにレースが運営されています。
まず、向かって左側が平谷由佳巡査長白バイ乗務歴は3年3か月柔道2段剣道2段の腕前です。
続いて沿道側西村明莉巡査長白バイ乗務歴は1年10か月選手の皆さんが全力を尽くせるよう精いっぱい安全確保に努めますと話していました。
さあ、先頭集団は土佐堀通を西へと向かって進んでいます。
この辺り、たくさんの応援が選手にかけられましてこれを何か励みにしてもう1つできれば後ろの伊藤選手あるいは竹中選手この辺りでもう1度追い上げというのを期待したいですけどね。
≫特に伊藤選手は後半強いですからね。
竹中さんがここで先頭にいないっていうことがちょっと意外でした。
≫選手たちは18キロを過ぎました。
この後は中之島から御堂筋へと向かいまして大阪の中心街へと入っていきます。
≫待ってろ、東京。
≫先頭集団ペースメーカーを除いて3人です。
九電工の加藤岬ノーリツの堀江美里そして実業団ではありません市民ランナーとともに練習している吉田香織。
この3人が先頭集団に食らいついていきましてその後ろもうすでに100m近く離れたということになるでしょうかリオデジャネイロオリンピック日本代表の伊藤舞それから女子マラソン界のニューヒロインとしても期待されている資生堂の竹中理沙あるいは第一生命グループの田中華絵こういったあたりがすでに100m近く後方で遅れるということになりました。
果たしてこのまま差が広がっていくということになりますと優勝争いからは脱落という可能性も出てきます。
先頭集団のこの4人は大阪証券取引所の交差点を右へと折れて難波橋を渡っていきます。
水の都・大阪を象徴する存在天満橋、天神橋と合わせてなにわ三大橋といわれる橋の1つ難波橋を選手は渡っています。
両サイドを河川に囲まれましたこの先に見える中之島は歴史的な建築物が並ぶ大阪の人気観光スポットとなっています。
≫現在4位グループなんですけれども重友が少し遅れていたんですがこの集団4位グループを引っ張るような形になりまして今19キロを通過していきました。
野口さんちょっとこの集団から遅れていた重友が今、ここで引っ張るような形になりましたね。
≫追いつくどころか自分が先頭を引っ張るような形でどんどん追い上げてきてますけども。
≫先ほど18キロの辺りではこの集団とは30mほど後方にいたんですがぐんぐん追い上げてきてロンドンオリンピックマラソン代表その意地をここで見せようとしていますね。
≫表情もそんなにきつそうな表情はしていないのでこれから先頭にもひょっとしたら追いつく可能性もあるかもしれません。
≫逆にもう1人のオリンピアンの伊藤舞なんですが少しここで縦長になって遅れ始めています。
≫ちょっと腕の振りが横に振るようになってきてるのできついのかなと思いますけど後半強いのでまだまだ、これからだと思います。
≫勢いを取り戻したロンドンオリンピックのマラソン代表そして苦しくなったリオオリンピックマラソン代表の2人です。
≫オリンピックが終わってまたモチベーションをもう1度上げていくというような非常に難しい作業だと思うんですけどね。
≫でも、リオでやはり成果が出なかった思いというのもまとめてここにぶつけていますのでその思いを走りに生かせてほしいなという気はしますね。
≫そして先頭集団は15キロを過ぎまして間もなく20キロ。
給水を今それぞれ取って水分を補給していきました。
どうでしょうこのペース変化もありますしこのあたりの暑さも果たしてレースに影響があるのかどうか。
≫ハーフ過ぎてからダニエルさんが外れますのでそこからが見どころですよね。
これでまたペースが上がればいいんですけどちょっと休んじゃったりすると内容が悪くなりますのでね。
≫誰が出てくるかっていうところですけれども上がらなかったら吉田選手が前で引っ張る可能性もあるでしょうね。
≫吉田さんは今、ロンドンの世界選手権に一番近いところにいますよね。
去年の北海道マラソンで優勝してますからそれは選考の中に入っていますのでまた、ここで日本人トップになれば素晴らしいですね。
≫選手たちは大阪で最も往来があるという淀屋橋を渡りましてこのあと御堂筋を一気に南下していきます。
≫でもこういうレースになるとは正直思いませんでした。
もっとここまで集団で来ると思っていたんですよね。
やはりこのきっかけはダニエル選手が上げたこと本当に少しのペース変化についていけないというところがやはり、まだまだこれから強化が必要かなというところですね。
ペース走なんかや変化走なんかでペースを変える練習もしてるんですけどやはりいきなり突然自分のわからないところでペースの変化があった時にしっかり対応ができるという部分を強化してほしいですね。
≫間もなく20キロを迎えます。
今、20キロを通過しました。
1時間8分03秒。
そして手元の時計でこの5キロが11分50秒ということですから。
≫速いんですよね。
≫ですからキロごとのペース変化最大のところで言いますと3分28秒あるいはそこから一気に3分17秒に上がったというポイントなんかもありますから。
≫後Qちゃんはこれぐらいの気温が大丈夫っていうけどたぶん個人差があってかなり気温の影響もあるんじゃないですかね。
≫あるんですかね。
風なしで日差しがないのでここで暑いと言っていたら東京オリンピックがもう走れないと思うのでこれは暑いとは言えないと思いますね。
≫東京オリンピックは真夏のイベントということになりますから猛暑の中でのマラソンということも予想されます。
≫そういう意味では加藤さんなんかは暑さは得意かって聞いたらそんなに得意じゃないって言って珍しくそういうネガティブだったんですねその加藤さんがここにいるというのは自信になりますね。
≫やはりハーフが近づいてそれぞれの額の辺りには汗がにじんでくるというようなそんな表情に変わってきています。
≫ペースメーカーが20キロまでというふうにお聞きしていたんですけど。
≫ハーフまでついてくるということですね。
≫わかりました。
≫ですからこのあとペースメーカーが外れたところで前の3人がどんなペースを作っていくのかそれによってはまた後ろの集団にもチャンスがあるということにはなりますよね。
≫そしたら後ろのところから追ってかれる可能性が十分にあります。
吉田香織選手あたりはちらちらと後ろのほうを見て後ろとの距離を測っていましたがこれ、前の集団の選手だったらこのあとペースメーカーが外れた後どんなことを考えるんでしょうか。
≫前には出たくないやはりそれだけ負担を負うので思うんですけどせっかく離した距離を縮めてほしくもないっていう誰か出てっていう思いになってると思いますね。
そういった意味ではこの3人の中では常に一番後ろで少し楽をしていた吉田選手なんかっていうのはまだ少し余裕があるのかなって感じはしますね。
≫また吉田さんの調子がいいんですよ。
12月30日に千葉県で40キロ走をやって風が強い中2時間33分で走ってるんですね。
さいたまの国際マラソンよくなかったですけどあの時には試合用のシューズを忘れて練習用のシューズで走っちゃって後半、全然スピードが出なかったらしいですね。
だから今回懸ける思いが強いので高橋さんが言われるように位置取りがもう最高ですね。
≫位置取りはうまいですね。
≫この後間もなく中間点を迎えるということになりますけれどもペースメーカーが外れた後はこのままの流れで行きますからこの流れで行けば少し引っ張るのかなという格好になりそうですが果たしてそれぞれペースメーカーが外れた後後半の戦略をどうイメージしながら中間点を迎えるのか。
後方との距離差はもうすでに100m以上開いています。
早くも後半に向かうに当たって優勝争いはこの3人に絞られるのかあるいは、このあと後方集団からの逆襲というのがあるのかどうか。
≫走りで余裕がありそうなのは堀江さんなんですよね。
≫堀江選手はとにかくイーブンで走らせれば今はかなり強い選手だということが言えると思うんですけど去年の大阪そこでは14分台で前後半そろえてそして7月のゴールドコーストでは13分台で前後半それぞれイーブンでまとめたということですからこのあと中間点でそれぞれがどんな戦略を持って後半に向かっていくのかここでペースメーカーのダニエルが外れます。
≫ここからの展開ですね。
みんながダニエルさんにありがとうっていうような少し合図を送りましたねこういう姿もいいですね。
≫そして中間点の通過が1時間11分46秒ですから想定していたタイムよりかは少し速かったということにはなるんですね。
≫帳尻は合っちゃいましたね。
だけど、間でこれだけ振り回されるときついですけども逆に言えば山下さんが言うようにこれが強化になっているということなんでしょうね。
≫そして、逆に後ろの集団でいいますと後ろの集団ほぼ12分前半でしたから設定どおりのペースという中で後半を上げていくまさに東京オリンピックに向けて求められている姿勢を見せられるかどうかですね。
≫なのでまだ第1集団第2集団ともにこのレースを動かすチャンスというのはあると思います。
≫ただ、この先頭集団はすでに3人ですからどうでしょうしばらくはここでペースを変えようという発想にはなかなかなりませんかね。
≫やはり、どんどんペースが落ちてきたときは先ほど言ったように後ろから追いつかれたくないっていう思いも皆さん働くでしょうからそういったところで誰かが仕掛けてくる可能性はあるでしょうね。
≫加藤さんが強気な感じで前に出てますけど一昨年日本の強化合宿がアルバカーキで行われたんですアメリカの。
その時に福士加代子さん中心にやって加藤さんも中に入っていたんですね、何人かと。
そうしましたら福士加代子さんが次の世代は加藤だよって言ってるんですね。
それくらい積極的で強気な選手ですのでそういう福士さんからも太鼓判を押されている選手で今ランパンにお守りがありましたけど加藤さんのランパンには大分の伊佐神宮のお守りなんですね。
きょうもお父さんカズコさんはじめ地元・大分から30人がフェリーで応援に来てます。
去年は20人が応援に来たそうですけど今回は30人で来ています。
≫この後折り返し地点でも加藤選手の応援団が待っているということですから。
≫吉田さんが出ましたね。
≫吉田がまず前へ行きました。
≫少しペースが落ちたんでしょうねやはりそこでしっかりとペースを維持するために吉田が出ました。
≫どうですか?かつて世界記録を狙った時の練習パートナーがこの吉田香織選手でしたね。
≫チームメートでしたね。
その時も、人の後ろを走ることが嫌いというか積極的に前を走る選手でしたので吉田選手らしさというのが今、すごく出ていると思いますね。
なので、逆に今が一番伸び伸びと走れている感じがします。
≫35歳28回目のマラソンそれでも吉田香織は今がピークなんですと話しています。
そして本気で日の丸を狙おうという吉田香織。
果たしてこのままレースの流れを引っ張ってそして自らが目指す代表の座を手につかむのでしょうか。
22キロを過ぎます。
≫ペースは落ちてないですね。
3分25秒守ってます。
≫強気な顔がいいですね吉田さんの。
≫それに対して今度は後ろに回った加藤岬。
そしてペースを変わらず淡々としたピッチを刻んでいる堀江美里。
この三つどもえの争い果たして後半どこで動くのか非常に楽しみです。
選手たちは22キロを過ぎまして間もなく活気あふれるエンターテインメントタウン大阪ミナミの街が目の前に広がっていきます。
このあと訪れる勝負のタイミングを3人それぞれ脳裏に浮かべながら今年は3人で折り返しを迎えます。
≫ランナーたちを待ち受けるコースきっての繁華街こてこての大阪がギュッと詰まった道頓堀です。
先頭グループを形成する吉田そして加藤堀江の3人今その3人が大歓声に包まれようとしています。
わずかに折り返しの手前でベテラン吉田が前に出ました。
そして2mほど離れて加藤そして堀江が追います。
そして、この3人を間もなく左斜め前方からおなじみグリコのランナーが両手を上げてエールを送ります。
グリコのランナーのエールを受けてこれから折り返し少し加藤と堀江が差を詰めました。
依然吉田が先頭です。
中央分離帯に寄る吉田そして堀江は外に膨らんだ今、折り返していきます今3人が折り返しそして復路に入っていく。
大声援を受けています。
ほとんど差はありません。
そして加藤の大分から駆け付けた大応援団の声もあります。
そして、先頭グループが通過してから今17秒重友が今、通過していきます。
その後ろ田中そして外国人2人を挟んで竹中です。
今この4位グループが二重三重の人垣の大声援を受けて前方を追いかける展開になります。
ここからいつギアチェンジをするのか後半での逆転をうかがっていきます。
そして伊藤舞です。
リオデジャネイロオリンピックのリベンジそれを誓って臨んだこの大阪ですがちょっと苦しい戦いを強いられている今現在第9位。
今50秒、51秒の差先頭から300mくらい離れて折り返していきました。
伊藤も後半にかけます伊藤の戦いはまだまだ終わらない。
伊藤頑張れの声が沿道から飛んでいます。
リオデジャネイロオリンピック日本代表が後半粘りの走りを見せます。
≫帰りの御堂筋に入っていきまして先頭集団3人は横一列の展開その後ろなんですけれども高橋さん差が縮まってきてませんか?≫そうなんですよ縮まってきていますね明らかに大きく見えるようになってきました。
≫伊藤さんの姿がないですね。
≫そうなんですよそこからもまただいぶ遅れてしまいましたね。
≫これは、後ろの集団のペースが上がったのかあるいは伊藤が苦しくなったのかはわかりませんがこの先頭集団3人に淡々と後ろから選手たちが迫ってきているのは間違いありません。
この先頭集団の後方2号車です。
≫4位グループを捉えていますこの中でこの集団の先頭を走っている重友梨佐そして少しそこから離れたところに竹中理沙がいてそして田中華絵。
この姿もいます外国人招待選手の2人もいます。
まず4位グループの先頭を引っ張っているのがこの重友なんですが動きはどうでしょう?≫全然いい動きをしていると思います。
先ほど、追いつく直前はちょっとバランスが悪いかなと感じたんですけど追いついてから自分が先頭を引っ張るようになってから自分のリズムを取り戻し走りに力が出てきたと思っています。
≫その後ろなんですけれども伊藤舞なんですが先頭とは250mほどの差がついているんですけどもちょっと2号車からも見えなくなってきました。
≫ここまで離れてきてしまうとちょっと厳しいのかなと思うんですけど何とか頑張ってほしいですね。
≫勝負にこだわると話していた伊藤舞なんですが万全の準備をしながら涙をのんだリオオリンピックその真価を見せたいと話した伊藤舞このフォームからうかがえることはどんなことでしょう?≫先ほどから気にして見ているんですけども口が開いて腕振りも横に広がっているのでやっぱり厳しいと思いますね。
動きとしては。
≫ここから上げてくるそこまでの余裕は?≫わからないですけど彼女の場合粘り強い走りが特徴なのでこのあと何度か頑張れるかもしれないです。
≫世界選手権の切符をつかんだ6年前今は勢いだけじゃないそういった思いで臨んだこの大阪苦しい走りになっています。
≫伊藤が苦しい走り。
何とかそのリオの思いをこの大阪にぶつけたい。
前との差が徐々に広がって苦しい走りになってきました。
そして先頭集団は3人です。
先頭は吉田香織そして加藤岬さらには堀江美里というこの3人そして後ろから追いかける第2集団が差が縮まっているという中でそれでは、ここでヤンマースタジアム長居でご覧になっている有森さんにお話を伺ってみましょう。
ここまでの展開という少し予想とはまた違ったものがあったかもしれませんがいかがですか。
≫本番レースしてますね。
これが世界の本番のレースに近いものですからこういったことに対しての順応性が表れていると思うんですね一人一人の選手の。
そういう意味では私たちにとっても非常にどの選手がどういうことに順応できてるのかなというのが感じられる大会になっていると思います。
≫このあとの展開もまだ全く読めませんが有森さんは各ランナーにどんなチャレンジを見せてほしいですか?≫とにかくどんな展開になっていようがやるべきことは変わりませんので積極的にあまり慌てない判断のもとで着々と自分の目的に向かっていってほしいなと思います。
≫先頭集団は吉田香織加藤岬そして堀江という3人ですけども有森さんから見てこの3人の走りというのはどうでしょう?≫三人三様とても良い走りをしてますし吉田香織さんの頑張りにはちょっとびっくりしてますけども加藤選手も落ち着いた走りそして堀江さんも非常にご本人もびっくりするくらいのいい位置にいて走れてると思うので三人三様本当に頑張ってると思います。
≫ありがとうございました。
有森さんには、またフィニッシュ地点で解説をお願いします。
≫吉田さんがちょっと出ましたよ。
≫24キロを今、迎えまして吉田香織が少し前に出ました。
その差が5mそして堀江さらには加藤岬この吉田香織のペース展開についていけるか。
どうでしょうか吉田が上げたのかあるいはこの2人が苦しくなってきたのか。
≫ちょうど今3分26秒なんですよね。
その前の1キロが3分29というふうに落ちたところから上がっているんですけどもさほど前半からのペース変化はありませんのでしっかり許容範囲以内で捉えてついてもらいたいですね。
本人は行きたいという思いで吉田選手は行っていると思います。
今度は差を詰めてピタッとついたのはノーリツの堀江美里この人の表情、走り方というのは本当に変わりませんね。
≫強いです足ができているっていう感じですもんね堀江さんは。
筋肉なんかも隅々まで浮き彫りになってきてますしね。
≫とにかく走り込みを行ったということでね。
≫20キロ走なんかは5〜6回やっていたようですね宮崎でね。
≫多い日には1日70キロ以上走って月間も1200キロを走ってきたという堀江美里が2番手。
そしてその後ろから加藤岬がちょっと苦しくなってきたのか。
≫加藤選手もマラソンを走るときに前田彩里選手の走り、同い年なんですけど前田彩里選手の走りで力をもらったと。
だから今回の自分の走りで前田選手怪我をしているんですけど元気になってもらいたいという思いも持って走ってるんですね。
これから私たちが日本を引っ張らなければいけないという非常に高い目標を持っているからこそここでのひと頑張りに期待したいと思いますね。
≫高校の時に前田彩里さんのおうちに彼女、大分ですけど熊本に泊まりに行ったこともあってお母さんのジュンコさんと3人で練習したこともあるくらい仲がいいらしいですね。
≫そういう思いがやはり走りに伝わって元気を出してほしいっていう思いにつながるんでしょうね。
≫加藤が苦しくなってきましたその差が10mに広がりました。
加藤岬これが2度目のマラソン。
今回のマラソンで何とかマラソンの手応えをつかみたいこう話して臨んだ今回のこの42.195キロ去年は果敢に先頭についていきましたが15キロ付近で徐々に遅れました。
今回のレースは24キロを過ぎたところで1つ加藤に壁がやってきています。
ただ、視線はしっかりと前を見据えている腕も振っている何とかこの前の2人に食らいついていきたい加藤岬。
この加藤の左腰の下にはお母さんからもらったという伊佐神宮のお守りがついています。
家族が喜ぶ顔を見たい家族とともに今、走っている加藤岬それでも少し眉間にしわが寄ってきた。
≫バイクです。
加藤さんですが顔の表情ですとか呼吸が荒いということは感じられないんですけど少し体が右に傾いてきまして足の接地の際に足の裏がかなり後ろに見えるようになりましてかなり足を全力で使いだしているのかなというふうに感じられますね。
≫右に傾く癖というのはもともとあるものなんですけどもやはり矯正しても苦しくなってくると出てきてしまうんですよね。
≫ということはやはり今加藤は自分のフォームを正す余裕がなくなってきていると。
さあ、25キロを過ぎました。
≫ちょっとペースが落ちているんですよね。
ハーフを過ぎてから17分15になってますのでまだわかんないですねこれは。
≫堀江が前に出ました。
この土佐堀通に入ったところでスピードを上げたのは堀江美里。
しかし、これにはついていこうという吉田香織。
声がかけられましたが加藤はこの2人についていくことができるか。
堀江が前に出ました。
ここを曲がった瞬間に堀江がスピードを上げましたか?≫堀江さんが前へ出ましたね。
去年怪我で苦しいところから粘ってやってきたという思いが去年のゴールだけじゃなくてここにもつながっていたんだなというのを改めてじ〜んときました。
森岡さんがこういうにはチームの中で一番走っているんだと。
練習が終わった後でも1人22キロから23キロを自主練で足を作ってきたんだと練習は強いけど本番が弱い選手だってずっと言っていたその本番に強い選手に今回、生まれ変わるかもしれないですね。
≫でも、ちょっとまだ速いなって思いますね。
勝つためにもうちょっと人の後ろについていればいいのにここで出るっていうのはこれも性格的な。
≫レースを見たんじゃないですか?吉田選手の走りを見て今ならって言うチャンスをうかがった瞬間をしっかりと受け止めたんじゃないでしょうか。
≫2号車ですけれど今、重友そして田中華絵この2人が前を追っていくということなんですが25キロから26キロなんですけど24キロから25キロ3分26秒ということで先頭集団よりじりっと詰めてるんですねスプリット。
≫背中も見えているので第2集団のほうが結構元気になってきてると思います。
≫先ほどはこの集団4人だったんですがそれが縦長になって竹中そしてハブテゲブレルが遅れ始めてきました。
重友と田中華絵この2人が完全に追い上げ体勢ということになっていますね。
≫元気ありますねいい走りをしています。
ただ一方で苦しくなったのは竹中です。
竹中理沙この世界への思いが強い選手。
そんな覚悟で走ると話していたこの竹中です。
まさに今この竹中、戦っていますね。
≫ただ、重友選手たちとちょっと差が開いているのでここはきついけど我慢してついていかないと後半きついです。
その差が10mから15mほど竹中、わずかにこの4位グループから遅れるという形になっています。
≫先頭集団からもはっきりとその後方、重友田中の姿が視界に入ってくるようになりました。
そして吉田香織が遅れました。
堀江に置いていかれること15m少しその差が広がってきました。
ちょっと吉田は苦しくなりましたか?≫そうですね今が頑張りどころですね。
≫勝負勘はすごいですね。
高橋さんがさっき言ったように出方が力からしたら普通は吉田さんつけると思うんですけどそういう表情とか疲れ具合を見ながらかみそりのように出た感じなんでしょうね。
≫スーパーをする時というのは自分1人の感覚ではなくて残りの距離相手の疲れているところこうやってすべてが一致したときに弾丸のように行けるかどうかというのがポイントなんですけどその瞬間をしっかりと逃さなかったかなと。
≫Qちゃんもシドニーの時にサングラスをぱっと投げてからぱっと出たあの瞬間というのは勝つ瞬間?≫はい、やはりそうですね自分の残りの距離と相手の落ちたところすべてが重なった時があの瞬間だったと思いますね。
≫堀江美里が一気に引き離していきます。
その差が30mくらいまで広がりました。
そして吉田香織の後方から加藤岬が逆に詰めてきているかもしれません。
吉田香織が少し苦しくなってきたか28回目のマラソン35歳今がピークそして今回は何とか日の丸を取りたいと話していた吉田香織。
しかし、ここで先頭堀江にはついていけないそして逆に追い上げてきた加藤岬その後方からは重友、それから田中華絵。
このあたりも迫ってきています。
全くまだまだ今年の大阪国際女子マラソン増田さん、どうなるのか全く読めませんね。
≫でも、面白いレースにはなってますね。
後半でまだ後ろの人たちも追ってくるかもしれませんしもたもたしてられないですね。
トップをトップを走っていた選手たちは。
≫加藤さんが近くにつけてますと足をけり上げる音が聞こえてきましてかなり足にも力がよみがえってきたように感じます。
≫後半の勝負強さが問われる今年の大阪国際女子マラソン。
いよいよレースが動き始めています。
≫約30秒くらいですね後ろと。
後ろの集団と30秒くらいですね。
≫先頭集団とそして後ろの差が30秒のところですけども今、2位が変わりました。
吉田香織を捉えてそして加藤岬が一気にかわしていきました。
加藤岬が勢いを取り戻してきました。
≫走りが元気になりましたね。
≫やはり目の前にいる選手をターゲットとしているとやはり選手って元気になりますよね。
≫加藤さん駅伝も強いからここからはごぼう抜きするように勢いで余力が残ってるといいですね。
≫32キロを過ぎたら残りは駅伝と思って走りますと加藤は話していましたが吉田香織もこの加藤についてきますね。
≫後ろを2〜3回大きく振り向いたっていう行動がやはり後ろを気にし始めるとやはり選手っていうのはどうしても気持ちがついていかない部分がありますので少し逆に気になりましたね。
≫確かに前の堀江との差は少し広がってきたか。
≫重友さんたちも見えてきましたねここから。
≫ですから2位争いをしている加藤と吉田に間もなく重友と第一生命グループの田中華絵この2人が追いつきそうです。
≫華絵さん頑張ってますね。
山下佐知子さんは加古川の市民マラソン優勝してますけども今回の初マラソンみたいな練習でしたから走り終わってマラソンって楽しいなってゴールをしてほしいって言ってたんですよ。
その割には頑張ってますね。
≫ハーフマラソンでは1時間9分18秒という素晴らしいスピードも持っていますからこの初マラソンをきっかけにまた東京の候補になりうる存在ですよね。
≫スピードが華絵さんにはありますから楽しみですね。
≫堀江美里が2位を少し引き離しまして再び帰りの大阪城に戻ってきます。
ピッチは変わりません。
そして1人旅になりましたけれども高橋さん去年はこの堀江選手1人で後半上げていきましたからね。
≫やはり、35キロからどんどん選手を捉えていく後半の強さというのも証明されていますから去年のことを自分で思い出しながら今、走っているんじゃないでしょうかね。
≫自信がありますね堀江さんは。
≫動きも力強くなりましたね。
≫クリスタルタワーの下を過ぎましていよいよ大阪城公園の中へとレースの舞台は移っていきます。
世界のマラソンの強さ日本マラソン界の飛躍そして幾多の名勝負とともに歴史を重ねた大阪国際女子マラソン東京オリンピックまでは残り3年。
新しい日本マラソン界の歴史を作るために経験豊富なベテランも成長途中の若い力もこの大阪と東京をつなぐ新たな一歩を今、確実に踏み出しています。
≫2位が変わろうとしています。
加藤岬を捉えて重友梨佐が今、単独の2位に上がりました。
加藤岬それに必死についていきます。
そして田中華絵第一生命グループ苦しくなりました。
吉田香織も遅れています。
この間に一気に重友が野口さん2位に上がりましたね。
≫すごいですねこれだけ上げてきても表情、一切変わらないのでまだまだ元気あると思いますね。
≫28キロから29キロの1キロのスプリットが3分24秒。
前の堀江までどこまで詰められるかというところなんですが重友が2位に上がって加藤九電工の加藤岬がこれについていけるかどうかその差が少しずつ広がっています。
≫広がってますね。
ちょっとここ本当に、もう一歩前に出てほしいんですけどね。
ちょっともう結構いっぱいいっぱいなのかもしれません。
≫そしてそのあとに田中華絵重友の背中をずっと追いながら御堂筋からずっと続いていたんですが吉田香織、そして田中華絵苦しくなってきました。
≫上りがちょっとストレスをかけているかもしれませんね。
≫重友単独の2位に上がっています。
≫通算30曲目になりましたTHEALFEEの大阪国際女子マラソンのテーマ曲今年のタイトル「創造への楔」。
今年も高見沢俊彦さんが日本マラソンの新時代を作ってほしいという思いをもとに作ってくださいましたがその間に2位争いがまた混沌としてきました高橋さん、また堀江との差もちょっと縮まってきているような印象もありますね。
≫まだしっかりタイムは見えてないんですけど明らかに重友さんに勢いがあって姿が大きくなってきました。
≫すごいですね。
王座奪還になるかもしれないという。
≫そして今、この森ノ宮の駅前でノーリツの大応援団が堀江に向かってかなり大きなエールが送られました。
≫その差が今25秒です。
先ほどから5秒詰めてきましたよね。
ネガティブスプリットということで今回少し前半抑えてということだったんですけども先頭集団が割と後半速くなりましたよね、ハーフまでで。
そういった意味ではネガティブスプリット前半を抑えるのをしっかりとやれていたのは重友さんかもしれないということになるんですね。
後半の動きっていうのの幅が広がった部分ではもしかしたら彼女が前に来るっていう可能性もありそうですね。
≫なんか性格からしてもぴったりなレース展開ですもんね。
地道にやってきた臥薪嘗胆の重友さんらしいレースになってきそうですね。
≫先頭の堀江が30キロを迎えます。
今、30キロを通過しました。
1時間42分08秒。
≫今の5キロが16分49秒速いですね。
≫ペースメーカーが離れた後もどちらかというとペースを維持するか上げてくるようなそんな形で走っています。
これがあとは30キロを過ぎてこのリズムのままいけるのかどうか堀江選手の最後のスタミナが問われるところになってきますね。
≫練習量からしたら足のことは心配ないなという感じはしますけどもそれ以上に高橋さんが言うように後ろの重友さんがいい動きをしていますからわからないですよね。
≫少しやはり足に疲れが出てきた重い感じが見受けられますね堀江さんですね。
≫バイクリポート千葉さん堀江の走りというのはどうでしょう。
≫やはり後半になるにつれて少し足が重たくはなってきてはいるんですが先ほどから細かな雨粒が落ちてきまして気温なんかも下がってきているように思いますスタート時よりかは。
ですので暑いということはないと思いますのでこのままいけるところまでいってほしいですしあとは倍で行けるイーブンペースでいけるという自信を持って勝負に挑んでいると思いますのでその気持ちの強さで後半の落ち込みというのをカバーしていってもらいたいなと思いますね。
≫堀江さんのお父さんとお母さんが兵庫県から応援に来てるんですね。
だから、こういうふうに後半の1人旅の時に家族なんかから応援されるとまた力が生まれると思うんですね。
必ず後半にいると思います。
≫この先頭堀江と、そして追いかける重友その差空からの映像でその距離差ご覧いただきましょう現在120mの差。
少し上から見ていきますと距離差があるように見えますが重友の視界には堀江の背中はっきり見えてますからね。
≫どんどん大きくなっていると思いますね。
そうするとやはり元気は出てきますね。
逆に前に走っている堀江選手は後ろの状況がわからないですから不安な部分は大きいと思います。
≫その重友ですが後方2号車からお願いします。
≫その差が120mというふうにあがりましたが先ほどの29キロから30キロのスプリットが3分19秒という重友の走りです。
野口さんどうご覧になってますでしょうか。
≫先ほどよりもさらに腕に力が入って今よりもまたさらに差を詰めたいという意気込みがすごい感じられます。
≫表情はいかがでしょう?≫表情は時折ちょっときつそうな表情もするんですけどまだ余裕ありそうな表情にも見えるのでまだまだわからないですねこれからが楽しみです。
≫2位に上がってから一気に加藤あるいは田中華絵を離していってこれだけの差が後方とは、ついています。
単独の2位これから単独走ということになりますが前の堀江とは120mほどの差がついているということです。
≫背中がたぶん見えているのでまだまだ余裕があればここでもっともっと差を詰めていきたいなというところですよね。
≫ご覧のようにこの25キロから30キロご覧のようなタイム16分50秒台ということなんですけれどもここでぐっと上げてきましたね。
≫ネガティブスプリットでどんどん後半これからもっともっと上がってくると思います。
≫女子マラソン界の一時代を築いたこの重友梨佐。
5年前の大阪の女王です。
そこから5年間優勝はありません。
悪いままでは終われないというところ。
≫足の動きも力が出てきました。
ちょっと上げてますね、ペース。
≫ペースを上げている重友梨佐です。
≫重友さんが2012年のロンドンオリンピックの時に怪我で完走しただけのレースになってしまったんですね。
今年、同じロンドンで世界選手権があるからってことでロンドンに忘れ物を取りに行きたいというふうに話していたんです。
だから思いが強い分後半また頑張れるかもしれませんね。
≫今、間が21秒差ですね。
またここで4〜5秒詰めてきました。
決して堀江選手もタイムは落ちていません3分26秒という形で落ちてはいないんですけれどもやはり重友さんの勢いがすごく強いですね。
≫さて、今大会は次の各社のご協力をいただいて大会を運営しています。
≫今年で13回目の協賛となるNittoはイノベーションフォーカスタマーズをブランドスローガンにスマートフォン、自動車医療用テープなどの幅広い分野でグローバルに事業を展開しています。
今年も選手へのテーピングサービス大会ボランティアなどさまざまな形でチャレンジするすべての人を応援します。
また、今回もNittoの蛍光フィルムが中継にも協力しています。
ダイハツはオフィシャルカーとしてできる機能が満載のできるミニバス家族に絶妙新サイズ新型コンパクトカーなどの車両も提供。
ボランティア活動にも参加し大会をサポートしています。
記録計は第1回大会よりシチズン時計のご協力により正確な時間を表示しています。
≫ロンドン世界選手権の選考レース第36回大阪国際女子マラソンレースは終盤に向かっています。
間もなく残り10キロを迎えるというところで徐々に後ろから重友の足音が迫ってきています。
≫追ってくるのが重友さんっていうのが不気味ですよね。
やっぱり粘り強いですしね実力があってちょっと一時、怪我なんかで低迷したこともありましたけどまたよくなってきて第一歩でレースしているわけですからね。
≫今回は今まで長く距離を踏んでいたところから短いスピード練習をして動きをしっかりと固めて動きをよくしてここに挑んできたという部分では今、見ていても後半の走りが非常に動きが軽やかでいいですね。
≫本当に2015年は怪我に泣かされてほぼ1年間股関節の故障に泣かされてきたこの堀江。
一番痛いときには青信号の時に道路の横断歩道を渡れないくらいそのくらい動けなかったと振り返ったこの堀江です。
去年はこの大会の直前無理やり40キロ走を4回走って突貫工事のような形で臨みましたただ、それでも走りきれたことが手応えとなってその後の自信になったと振り返っていましたね。
≫今回も同じように40キロを5回やってるんですけどもその間に去年よりも5000mのタイムトライアルも入れることができて足の痛みもなくなってさらに自信をつけてるんですね。
≫そしてちょっと上りのところで重友選手が差を詰めてきたかというところ。
この大阪唯一のアップダウンが1つ、毎年勝負のポイントにもなっていますがこの辺り下りでまたリズムをつかんでいきたい堀江美里。
どうでしょうこの上り下りの堀江の動きというのは。
≫まだフォームとしてはしっかりとした力強い走りをしていますね。
堀江選手を見ていますと男子の今井雅人選手が練習が本当に強いのになかなか試合でうまくいかないでも、ようやくマラソンでしっかり結果を残せてっていうような女版、今井雅人選手っていう感じがしますね。
練習はできてるけど今までは試合にうまくつながらなかった。
それをしっかりこの大阪でものにしてもらいたいなと思いますね。
≫山にも強いですからね堀江さんは。
山なんかの練習もぴったりですね。
≫元祖山の神といわれ現在はトヨタ自動車九州で頑張っている今井雅人選手のようなここから最後の粘りを見せたいという堀江美里。
ただ、後ろから重友の距離は確実に近くなってきています。
その差はどうでしょうねもう50m強というところまで縮まってきています。
ただ、堀江のこの1キロごとのスプリットを見ていったときにまだそれほど落ち込んでいるという印象はないんですが。
≫今回も3分26秒自分としては淡々と刻んでいるので後ろから追われているということをまだ気付いてないんじゃないですかね。
≫沿道からもあまり声がないかもしれないですね。
≫間が14秒に縮まりました。
≫70mです。
≫堀江さんは武庫川女子大学卒業ですけれども武庫川女子大学でいろんな資格を取ってるんですね。
小学校の教員免許も取っていますし中高の体育先生の教員免許もあって首席で卒業したということを森岡監督が言われていました。
≫ですから何事も本当に頑張る努力の性格なんだということを森岡監督も非常に評価しているこの堀江。
とにかく粘りが自分の真骨頂なんです怖がらずに粘ってまずはついていくことこう今までは話していましたけど今回は自分で仕掛けるそんなレースを見せていますから≫石田さん順位が入れ替わります。
5位の吉田香織が加藤岬をかわしました再び4位に上がります。
28回目のマラソンベテランの吉田香織が4位に上がりました。
そして加藤岬が苦しくなりました。
誰よりもロンドン世界選手権日本代表そして東京オリンピックとはっきり口にした加藤岬がここで苦しくなりました。
32キロ付近大分からフェリーでやってきたご家族、大応援団の歓声で少しうなづくようなしぐさを見せたんですがペースは確実に落ちています。
苦しい走り、加藤岬です。
≫加藤さん、ちょっと暑いの苦手だって言ってたからこたえたかも知れないですね。
水も今、いっぱい飲んでましたね。
≫2度目のマラソンです。
一つ一つ経験を積みながら3年後の東京を目指したいという加藤岬。
やはり1つずつ経験を重ねながらいろんなマラソンというのを覚えていくしかないという段階かもしれませんがちょっと加藤岬が前を追う余裕がなくなってきています。
そして、先頭争いです。
堀江美里の後方重友梨佐が完全に射程圏に堀江美里を捉え始めています。
ロンドンオリンピック代表の重友梨佐。
≫今回のテーマは変わるということで今までは前半突っ込んで失速の走りが多かったから新しいきっかけをつかめる大会にしたいということを本当に強く思って挑んできた大会。
今、それがまさに発揮できている瞬間だと思いますね。
≫今回あまり注目されてなかったのがよかったかもしれないですよね。
伊藤さんと加藤さんと竹中さんの3選手でしたからね静かに闘志を燃やしてましたね。
≫重友が虎視眈々この堀江の背中を捉えそうなところ。
そして、堀江の表情ですがまだそこまで苦しさは表情にはにじんでいません。
腕を振ります。
そして重友凛とした表情しっかりと前を見据えています。
重友選手の表情が本当にいいですね。
≫いいですねオリンピックの切符をつかんだ時の貫録のある、風格のある表情が復活してきましたね。
チームメートがハーフを走ってますけども小原怜さんがいいので後輩の前田さんも頑張ってますのでしたからつつかれるような感じで来てましたけどそれもよかったかもしれないですよね。
大阪は5度目の挑戦です。
大阪で喜びそして挫折を味わいそして復活を遂げた場所。
去年の大阪はリオへの挑戦しかし15キロの早い段階で遅れるという苦しいレースでした。
2大会連続のオリンピックの夢は実現しなかったこの重友梨佐。
ただ、もっと落ち込むかなと思ったんだけれども意外と次に向けてすぐに動き始められましたとその気持ちを今回のマラソンに向けてきました。
何とか過去の自分を変えたい越えたい課題の克服に取り組んだこの半年間重友梨佐が間もなく堀江美里を捉えようというところです。
≫11秒差です。
≫50m少々というところまで縮まってきました。
≫いろいろなレースパターンを描いて臨みたいと重友さんもおっしゃっていましたけどももしかしたら本人の中ではこういうことも描いてスタートラインに立っていたのかもしれないですね。
≫やはりオリンピックそして世界選手権と経験値というところでは今大会、随一ということになりますよね。
≫やはりいろんなパターンを得ることが大切です。
私も20キロからいく最後のラストでいくアジア大会のように最初からいくいろんなレースパターンをえて本番に立つということが非常に大切ですので。
≫また順位が入れ替わりました。
加藤岬6位転落です。
竹中理沙が6位に上がりました。
加藤岬先ほどの1キロが3分52秒かなり苦しい走りになっています。
≫ちょっとこの足取りの重さを見てみますとあるいは脱水症状か何か発してるのかなといったような加藤選手の落ち込みですね。
そこまでではないですか?≫脱水症状は大丈夫だと思うんですけどねやはり足に来ているというのが一番合うのかなと。
マラソンの30キロの壁を感じているところなのかなという感じがしますよね。
≫今回は宮崎県で随分、練習を積んだんですよできたんですよね、練習が。
だから、もしかしたらがぶがぶ水飲んでたでしょちょっとそういう脱水もあるんじゃないかしらって思いますけど。
≫何とか前を追いたい加藤岬そして勢いを見せ始めた竹中理沙も前方どれだけ追い上げられるか。
先頭の堀江美里は今里筋へと戻ってきました。
そして後方から重友。
逆転の今里筋ということも過去の大阪国際女子マラソンでは何度も言われています。
ここは年によっては風がかなり逆風が強くなる地点でもありますけどもきょうの旗なんかを見ていましてもそれほど風は強くないということでここは両者の力がそのまま表現できそうな今年の今里筋果たして勝負のポイントになるのか重友梨佐が後ろから迫ってきている。
ただ、堀江は1度も後ろを向いていないんですけど果たして気付いているのかどうか。
≫それは周りの方々がぜひ教えていただきたいなというふうに思うんですけど今回の堀江選手のテーマというのは慌てないなんですよね。
誰がどこにいても、出ても自分がきつくなっても慌てないそれが、まさに今から重友さんが来た時にそのテーマがしっかり今回こなせるかどうかだと思いますね。
そういった準備はしてありますからそこをしっかり対応してもらいたいと思います。
≫疲れたらしばらく並んで走るということも考えられますよね。
≫しかし堀江の顔が少し歪み始めている中で果たして幾何の余裕が堀江美里に残っているのか。
追いかける側の強みまずは重友がこの堀江の背中を追っています。
ですから気持ち的には今、重友のほうがやや有利ということになるんですよね。
≫なりますね。
また、最後のラスト勝負といったところのスピードというのも重友さんのほうがやはり強いですからそういった意味では並んだら重友さんが有利になってしまう可能性はあります。
≫重友も今、ここは堀江をどこで捉えてその先、またスタートは1回で決めないといけないということになるとは思いますがその余力が果たしてこの追い上げてきた重友には残されているのかどうかというところも1つ、気になるところです。
≫スタート前に重友さんは目標っていうのは自己ベストを更新したいと。
自己ベストが2時間23分23秒2012年の大阪優勝した時ですけどこれしか言わないんですね勝ちたいとも言わないしね。
だから、そういう中でもいろいろ考えることがあったから自己ベストということだったのかもしれませんね。
≫また堀江さんの前に待っているのがロンドンの世界選手権ロンドンオリンピックでの悔しい思いがあるからこそ同じロンドンでもう1回リベンジをっていうようななんかやはりそこに対する思いもあるのかなと私は思いましたけどね。
≫間もなく35キロポイントを迎えます。
このポイントを過ぎれば両者のラストスパート勝負ということになります。
先頭はノーリツ・堀江美里。
今、35キロを通過しました。
1時間59分24秒というここまでのスプリット。
≫17分13秒14秒くらいでしょうかね。
≫そして約6秒差で重友が35キロを通過しました。
このあと給水堀江のペースがちょっと落ちたか。
そして、重友がピッチが少し上がってその差が詰まってきました。
その差が10mに縮まってきた。
重友がスペシャルドリンクを取ります。
重友の手元のスペシャルドリンクには天満屋の後輩たちから応援のメッセージが書かれています。
この両者の差はもう10m堀江は後ろの足音に気付いているのか重友が迫ってきました。
≫石田さん35キロの関門ですが今、第3位の田中華絵本格的に初めてマラソンに挑戦する田中華絵が目標タイムを上回るペースで3位で35キロを通過です。
≫先頭が堀江美里2位に重友3位に第一生命グループの田中華絵重友が間もなく堀江をとらえようというところ重友の様子、どうですか。
≫今回の重友さんというのは目の表情が非常にいいんですよね。
目に迷いがないなとそういった表情が走りにも表れているように感じられます。
≫重友がギアを上げた。
一気にギアを上げて堀江に並びかけようとしています。
中央線側から今、重友が堀江に並んだ堀江は重友のほうは見ない並んだことに気付いて今、重友にぴったりと突きます。
堀江はぴったりと重友につきます。
果たしてこの重友にどこまで気付いていたのか。
≫ここで後ろについて呼吸を整えてもう一度ここから行くぞというような感じで気持ちも前向きになってほしいですね堀江さんは。
≫重友が先頭に立ちました。
5年前のロンドンでの悔しさをロンドンで晴らすために日本人トップになって世界選手権の選考に名乗りを上げたい重友しかし堀江もついていきます。
その差は1mで変わらず。
ここで先頭に立った重友ヤンマースタジアム長居では天満屋の武冨総監督がいます。
≫ヤンマースタジアム長居には天満屋の武冨豊総監督がいらっしゃいます。
重友選手の今回の目標が5年前にこの大会で出した自己ベストの更新です。
今まさにこのタイムに迫りそうですね。
≫練習できてなかったから本当にこんなタイムで走るとは思ってなかったんですけどここからなんでしょうけどよく頑張ってますね。
≫故障に悩まされて思うように練習できない時期もあったということで苦しい5年間だったと思います。
監督はその間どのように見てこられたんでしょうか。
≫ポテンシャル的には高いんでとにかく本人がやる意思を見せてくれるようにということでお互い選手も私も我慢の連続でした。
≫ありがとうございました。
≫重友が堀江を突き放しにかかりました。
その差が10m以上に広がりました。
これは重友選手はもうスパートをかけてるんですか。
≫そうですね今が引き離しどころだと思いますので経験も積んでますから今に集中してすべてを注ぎ込んでいると思います。
≫重友が一気に引き離してその差は10mを越えました。
2位の堀江果たしてついていけるのか。
堀江が少し苦しくなりました。
千葉さん堀江の表情どうですか?≫やはり口が開いて苦しそうではあるんですけれども時折腕をぶらっと下げて気持ちを切り替えていこうという姿勢が見えますね。
≫堀江としてもここで勝つことができれば初めての世界が見えてくるという中で堀江美里重友、その差は20mまで広がっています。
重友の背中が一歩ずつ遠くなっていく中で堀江もう1つ最後に意地を見せることができるでしょうか。
先頭、重友2位、堀江その差が広がっていきます。
先頭の重友ただスパートをかけているんですけどもまだ何か表情、余裕がありそうな。
≫力強い腕振りもありますし怪我で悩まされてきたところでもその間でもしっかりと動きの修正をしてきたやれない中でも100%つぎ込んできたという下積みというか底力が今のレースに生きているのかなという感じはしますね。
≫そういう経験が実ったというか体で紡いだいぶし銀な雰囲気ですもんね表情としても。
≫そしてこの重友の前半と後半ここまでのタイムなんですけども予想タイムではいわゆるネガティブスプリット後半のほうを上げるペースでフィニッシュできそうだとそういうピッチなんですね。
≫そうしましたら予想タイムで行くと惜しいですねもうちょっと頑張れば目標の自己ベスト2時間23分23っていうのを越えられるのでまたこれから上げるかもしれないですね。
≫ただこのタイムを見ていきますとやはり世界を経験している重友選手こういった走りが世界で戦ううえでは求められるという走りですね。
≫きょうはこういった最後に上げることをイメージして先頭がいかれてしまってもですね…。
今、森岡監督がすごく大きな声で堀江選手を…。
≫いけ〜!≫まさに監督も気持ちを込めて今堀江に活を入れました。
ただ、ちょっと堀江選手が一気にピッチを落ちた。
あとは気持ちが切れていなければいいんですけども。
≫今の森岡監督いけって言ってましたけどあの方はデータマンでねすべての選手の記録なんかを1年通して集計していて歴史の、陸上マニアみたいな方なんですよ。
アナウンサーたちが助けられてるんですよ駅伝の時に。
森岡さんのデータに。
≫そのノーと見たことがあるんですけど堀江さんのだけ人の3倍くらい太いんですね。
それだけ堀江さんがあまりにも練習をするから書ききれないっていうふうに言ってました。
≫3倍練習するときもあるって言ってましたもんね。
≫残り間もなく5キロを迎えます。
堀江が粘りを見せるのかそれとも重友がロンドンを悔しさを晴らす復活の勝利を見せるんでしょうか。
≫待ってろ、東京。
≫ロンドン世界選手権選考レース第36回大阪国際女子マラソン先頭は天満屋の重友梨佐。
ロンドンオリンピックから5年新しい重友となってこの大阪の舞台に帰ってきました。
今里筋で見事なスパート堀江をかわすとその差をどんどん広げましてすでに100m以上の差がついています。
現在、先頭が重友2位が堀江そしてその後方から田中華絵が追い上げるという展開2号車です。
≫3位は単独走になっています。
第一生命グループの田中華絵です。
本格的なマラソンは初めてということなんですが粘りの走りです。
≫彼女1人になってからもスプリットタイムが全然下がらないんですね。
そして、顔の表情は苦しそうな表情は見せますし顎も上がってくるんですけども腕の動きや足の動きは全然変わらないです。
≫先ほど35キロを過ぎたときにタカヤナギコーチからもう1回、もう1回と2時間26分も狙えるとそんな声も飛んできました。
懸命の走り田中華絵です。
≫1度12月に市民ランナーに混じって走ったんですけども自主トレは本格的なマラソン挑戦ということを考えますとこのタイムで行きますと田中華絵も素晴らしいマラソンができると。
≫やはり適性がありますね。
しかも田中さんはクイーンズ駅伝女子駅伝の時に駅伝前に右膝を故障してしまいましてねちょっとマラソンどうしようっていうのも渡したメニューできなかったんですねそれでこの走りですからやっぱり将来性はありますね。
≫そして第一生命グループとともに日本のマラソン界を引っ張ってきたのがこのピンクのユニホーム岡山の天満屋その天満屋のエースともいえるのが重友息遣いが激しくなってきた。
≫呼吸が荒くなってきた。
≫今ふーっと1つ息を吐きまして何か自らに気持ちを込めるようなそんな動きに見えました。
≫私は最後、逃げる時は逃げろ、逃げろと自分でリズムを刻むような形で掛け声をかけてましたけど自分で自分を叱咤しながらゴールに向かってると思います。
≫少し口が開いてきました。
それでもしっかりとその前を見据える表情は変わりません。
力強い腕の振りです。
≫雨が降ってきたのも恵みの雨でちょうどいいかもしれませんね。
スパートするときに。
≫沿道から傘も咲いています。
きょうはスタート時点で10度を超えるという非常に日差し、気温ともに暑い中でのレースでした。
それでも最後はこの恵みの雨となって竹中のラストスパートを後押ししてくれるきょうの大阪の空松虫通から左に曲がっていよいよ再びロンドンへのこれがビクトリーロードとなるのかあびこ筋へと重友が帰ってきました。
沿道の近くを走ると大きな声が飛んでいます。
これが最後に重友選手を後押しする大きな大きな力になるはず。
≫重友選手は今までスタートからポーンと速いペースで押していくレースが一番自分のレースだったんですけど後ろから上げていくまた新たな重友選手のこのスタンスをまた作り上げましたね。
≫まさに復活であり創造である。
≫重友選手まだ29歳ですから当然、次の東京というのもこの走りを見てますと可能性十分ですよね。
≫十分にあると思います。
≫重友がロンドンオリンピックの悔しさをロンドンで晴らすのかヤンマースタジアム長居へロンドンを目指して走っています。
≫待ってろ、東京。
≫重友がフィニッシュへ向かってラストスパートに入っています。
息遣いは苦しくなりました。
それでも今、沿道からの声援に1つ大きくうなずきました。
自らを鼓舞しそして、しっかりと前を見据えヤンマースタジアム長居を目指しています。
きょうのテーマは5年前とは違う自分を見せること。
ロンドンオリンピックをつかんだ5年前の大阪よりも成長している自分を確かめたいときょうのスタートラインに立ちました。
ロンドンオリンピックの惨敗から苦しみの日々が続いた重友。
増田さん、この5年間で最も苦しかったのは2014年の大阪だと振り返ったんですけどもあの時は脱水症状を起こして63位。
レースの後ロッカールームで毛布にくるまって震えて泣いていた重友選手がいました。
≫そうでした。
≫ですからたった1度の失敗そのマラソンからなかなか立ち上がれなかった重友選手が今まさにそこからまた前を向いて新しい重友選手のスタートを切ろうという瞬間ですよね。
≫そうですね。
後輩たちも強くなってますしすごく気持ちの面で苦しいこともあったと思うんですけどもだからこそこういう深みのある表情でゴールに向かうんですね。
苦しい時もいつもお母さんが自分を受け止めてくれてお母さんが支えだったときょうお母さんとおばさまが応援に来ています。
≫そのお母さんそしておばあちゃんに最高の恩返しができそうなこの重友。
≫ちょっとペースが落ちました17分21ですね。
≫このままいくと自己ベストの更新というのは苦しくなるかもしれませんがそれでも、あとは後半の積極的な走りでペースアップをしてどのくらいのタイムでフィニッシュするのかそのタイムも注目になってきます。
重友が最後の給水これを力水に変えてもう1度しっかりと腕を振ってストライドを伸ばします。
そして追いかける堀江はどうでしょうか2号車です。
≫堀江美里は苦しい走りに変わりました。
この今の動きは?≫きついと思います。
上体の腕の振りと足の動きがちょっとばらつきが出てきたかなって思うのでこのままもうちょっと粘って粘ってペースをできるだけ落とさずにこのまま維持して何とか頑張ってもらえたらなというふうには思います。
≫先ほど40キロの通過タイム2時間17分30秒ということでもう先頭とは重友とは250m近くの差がついている2位の堀江美里です。
≫苦しくなってはきていますが堀江美里も最後の粘りを見せたいあとは自己ベストの更新なるかというところの戦いですね。
そして、先頭です。
重友梨佐ラストスパートに入っています。
≫監督が非常に粘り強い選手で真の心の強さというのはぴか一だというふうにおっしゃっていましたけれどもそういった個性のある選手をしっかり向き合って伸ばすことができる武冨監督の力というのもやはり素晴らしいなと今まで、やはり伝統的にずっとそうやって天満屋の選手活躍するというのはそういった監督のノウハウというのの素晴らしさをまた新たに感じます。
≫4大会連続ですもんねオリンピック選手。
≫その重友ロンドンオリンピックから5年新たな自分を見つけるためこのマラソンに勝負を懸けています。
≫2014年の失敗からその後は走るのが怖くなって400mすら走れない時期もあったといいます。
失速した原因を探して悩んでその要因が見つからずにまた悩んで全く練習ができない日々が続きました。
しかし、あの五輪の悔しさをこの5度目の大阪で自分を超えて晴らすその瞬間が近づいてきています。
まさに日本のエースが戻ってきたそんな今年の大阪国際女子マラソンになりそうです。
ですから、ほかの選手に対してもこの重友選手が戻ってきた、この走りを見せてくれたという影響は大きいですよね。
≫また頑張れる選手が出てくると思います。
やっぱりコツコツ地道に努力することの大切さっていうのを一番体現してくれている選手ですのでたくさんの方に勇気を与えてくれてますね。
≫そして追い上げながらこの勝負強さも見せた重友の走りこの新たな引き出しを日本マラソン界に見せてくれたという高橋さん、きょうのこの重友の走りも大きいです。
≫そうですね今までやはり前半飛ばすというのが日本のパターンになっていた部分ではこの風穴をあけた部分多くの人が学ぶ部分も多いのではないでしょうか。
≫この重友が再び東京に向かって動き始めました。
ロンドンオリンピック日本代表重友梨佐。
ロンドンでは涙をのみました。
そして去年のリオは逃しました。
それでも再び3年後東京へ向かってこの大阪から力強い一歩を踏み出そうという重友梨佐。
残り1キロを間もなく切ります。
今残り1キロを切りました。
≫あとは記録ですね。
自己ベストになるかどうか。
≫自己ベストが出れば今までの自分をすべて吹っ切れるということをおっしゃっていましたから吹っ切ってもらうところに最後の力をかけてほしい。
≫ヤンマースタジアム長居が見えてきました。
ここが重友の新しいスタート地点になるはずです。
2012年の優勝に始まり2014年は脱水症状で大失速。
2015年はスランプからの脱出。
そして去年は速いペースについていけずオリンピックを逃した重友梨佐。
大阪国際女子マラソンはこれが5回目の出場。
喜びも挫折もそして復活もすべてこの大阪で経験してきました。
この大阪の42.195キロはまさに重友のマラソン人生そのものですよね。
≫そうです。
≫そしてここからまた新たなスタートを切ることができるのか。
よい時も悪い時も経験してその繰り返しの中で少しずつではあるけども何も知らなかった自分からすれば確実に成長していると思うそう思いたい自分とそう思いきれない自信のない自分との闘い。
しかし、きょうの走りで何か重友選手を変えるそんなきっかけになるんじゃないですか?≫なると思いますね。
世界に羽ばたいてもう1度行ってもらいたいですね。
≫重友さん、泣きながら走ってるんじゃないですか?今。
≫何か走馬灯のようにこの5年間が重友の頭の中を駆け巡っているのかもしれません。
遠回りしたかもしれません。
それでもこの5年間の苦労は決して無駄ではありませんでした。
武冨監督も笑顔で待ちかまえます。
かつてのオリンピックランナーが再び自信を取り戻すそして東京への新たな一歩を踏み出す時日本のマラソン界にまた大きな力が加わります。
ロンドンオリンピックマラソン日本代表重友梨佐これが復活ではなく新しい重友の始まりこの目の前のマラソンゲートの向こうには東京へ続く重友のマラソン人生第2章が広がっているはずです。
≫ヤンマースタジアム長居は大歓声で迎えています。
自分への挑戦に勝った重友梨佐です。
2012年ロンドンオリンピック選考レースではすい星のように現れたとき22歳でした。
圧倒的な強さでこの大阪を制しました。
あれから5年400mすら走れない不調右足かかとの故障も経験しました。
いろんな経験をした自分のほうが絶対強いはず。
自問自答の後たどりついた答えが新たな重友梨佐を作ってくれました。
今年のマラソンは分岐点と話したそんなスタートラインでした。
5年前の大阪以来のフィニッシュテープが待っています。
お母さんにはロンドンオリンピックの時に思うような練習ができなかったから続けるそう話したそうです。
苦しみの中からやっとつかんだ一筋の光が待っています。
新星重友梨佐の誕生です。
2時間24分21秒!ネガティブスプリットは惜しくの達成できませんでしたが見事な走りを見せました。
涙とともに復活優勝を遂げています!≫よかったですね。
私が泣いちゃって。
本当によく頑張りましたね。
長かったと思いますよ。
吹っ切れた今回の重友選手の顔があったんですけど走る前から。
でもここまでの力を出すほどのふっきれを何か自分の信じられたものを見たものがこんなに力になると思わなかったですね。
≫新たな自分を作り出した重友梨佐ですね。
≫驚かされました逆に勉強になりました。
≫そして去年ここ大阪で怪我の不安が残る中2位でフィニッシュした堀江。
今年は自らレースを動かして今度は違う2位でフィニッシュラインを迎えそうです。
有森さん今年の走り素晴らしかったですね。
≫素晴らしかったですね。
そのまま力になったやったことは裏切らないということを一番形にしてくれた堀江選手だったと思います。
≫私は足の遅いランナーなんです信じられないでしょうそう話す堀江。
一歩一歩着実にレベルアップしているんです。
堀江の今年の大阪はまた違ったものを見せました。
レベルアップした堀江自己ベスト更新です。
見事な2位フィニッシュ!≫去年とは違うんだという彼女の言葉通りになったと思います。
≫故障から解放された堀江の素晴らしい走りがありました。
そして優勝は重友梨佐です。
そして本格的な初マラソン田中華絵が戻ってきています。
≫頑張りましたね。
≫自分は覚悟を決めたときに初めてマラソンに挑戦すべきと話していた田中華絵。
東京オリンピックへの挑戦がきょう大阪から始まっています笑顔のフィニッシュ。
≫本当に彼女は目の前に形が見えないと自分はわからないんだと言い続けて笑顔が見えたっていうのも。
素晴らしい走りでした。
≫またマラソンを走りたいそんな気持ちで…。
そして山下佐知子オリンピック強化コーチが迎えています。
山下さん、うれしそうです涙にくれています。
さらにセレナ・ブルラが今、フィニッシュです。
かつて2010年には右足にがんが見つかって絶望の淵に立たされてそこから復活したランナーでもあるんですね。
≫かなり彼女は後ろからどんどん上げてきたんですね。
4位に入ってきたというのは素晴らしいと思います。
≫まさにこの42.195キロに人生のすべてが映されていました。
≫いろんな困難を乗り越えたということを見ればこのような素晴らしい選手が出てくることも私たちのこれからの課題になると思います。
≫田中華絵の同級生竹中がやってまいりました。
竹中理沙がヤンマースタジアム長居に戻ってまいります。
去年ハイペースのオリンピック選考レースに果敢に挑んだ竹中。
24キロ過ぎに失速して3位に終わりました。
本当に悔しいですそう話していた竹中理沙。
今年も果敢に先頭集団に挑んでいったんですが途中、離されました。
ただ、後半は粘りの走りを見せましたよね。
≫そうですね離れてからでいうと非常に彼女も後半上がった選手だと思いますので悪い走りではなかったと思います。
本人の満足度でいえばわかりませんけども後半上げるというチャレンジはできてると思いますね。
陸連の強化方針の状況判断と後半、上げるという2つでしたからね。
それをできたかもしれません。
ただ悔しそうな表情です。
マラソンを走るときはいつも尻すぼみなんですとこのレースにかけたんですが結果としては厳しいものを突きつけられています。
去年に続くこの悔しさをこのあと東京オリンピックに向けて生かしてほしいところでもあります。
ただ、いつも一戦一戦と話していた竹中です。
5位にハブテゲブレルがフィニッシュしています。
さあ、竹中理沙今年は6位でフィニッシュです。
そして倒れこみました。
すべてを出し切るこれが竹中理沙の走りです。
去年悔しさを置いていったこの大阪にまた竹中理沙倒れこむまで走り切りました。
≫放送席、放送席。
こちらフィールドでは大阪陸上競技協会の松本正義会長より優勝されました重友梨佐選手にオリーブの冠が授与されます。
おめでとうございます!続いて花束です。
おめでとうございます。
それではお話を伺います。
重友選手優勝おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫怪我もありましたがこうして大きな歓声で迎えられました今のお気持ちはいかがでしょうか。
≫本当にここにまた戻ってきて最後までゴールできたことが一番本当にうれしく思います。
≫全く走れない時期もありましたがきょうは素晴らしい走りでした。
ご自身ではどう思われていますか。
≫苦しい時期もかなりあったんですけど本当にいろんな人に助けてもらったりしながらここまで来れたので本当にしっかり今できる走りをしようと頑張りました。
≫観客席ではお母様が涙を流して見守られていました。
今何と伝えたいですか?≫いつも心配かけてすみませんありがとうございます。
≫最後、フィニッシュに向かって1人で走っているときは何を考えながら走られていたんでしょうか?≫とにかく本当にしっかりゴールまでたどりつくことと本当に今出る力をしっかり出し切ろうという気持ちで走りました。
≫そして、思い入れのあるロンドンでの世界選手権が近づきましたね。
≫そうなるといいなという感じではあります。
≫ありがとうございました。
優勝されました重友梨佐選手でした。
≫加藤岬がヤンマースタジアム長居に戻っています。
4年後の東京はなまはんかな気持ちではできないもっと突き詰めてマラソンをやらないといけないそう話して挑んだ今年のマラソンですが途中、遅れました。
ただそこから粘って粘って2時間30分は切れない初マラソンよりも遅いタイムなんですがよく頑張りましたよね。
≫ちょっとわかりませんけども何かアクシデントがあったような気もするんですが本当に最後まで粘ったと思います。
≫途中先頭集団を引っ張ったのはこの加藤岬でした。
先頭集団でしっかりと今年も走りました。
ただ、悔しさの残るフィニッシュ10位です。
加藤岬、2度目の大阪2度目のマラソンは10位でフィニッシュ。
悔しさと足の痛みがしっかりと加藤岬の記憶に刻み込まれました。
そして伊藤舞がトラックに戻っています。
伊藤舞中盤から遅れました。
リオオリンピックでは右足疲労骨折で直前に悔しい思いをしました。
あの時は2時間22分台が出そうそして、そのあとに前田穂南初マラソンの天満屋の選手二十歳の選手がものすごいスピードで追っています。
リオオリンピックで悔しい思いをした伊藤舞私はあの走りを取り戻すんだそんな思いで臨んだこの大阪。
そしてそのすぐ後ろに前田穂南です。
東京オリンピックへ向けて二十歳のランナーが素晴らしい走りを見せました。
伊藤舞フィニッシュそして前田穂南12位でフィニッシュしました!有森さん。
≫初マラソンとしては悪いタイムではないんですが非常に前半から積極的に行った姿っていうのはこれから非常に楽しみですね。
≫重友梨佐の後輩前田穂南も素晴らしい走りを見せています。
≫周りに素晴らしい先輩がいっぱいいらっしゃいますのでねぜひ頑張ってほしいと思います。
≫ブースには解説の2人にお越しいただいています。
高橋さん、1秒も目が離せないレースになったと思うんですが。
≫面白い展開でしたよね。
≫いかがでしたかご覧になって。
≫重友選手の新しい走り方また、変わった重友さんを見れたかなと思いますね。
やはり終わったあとのゴールしたあとの涙すべて今までやってきた辛さの思いというのがあそこに表れていたと思います。
≫ロンドンで行われる世界選手権につながる走りでしたよね野口さん。
≫そうですね。
後半からの追い上げがもうすごい力強い走りで目にも力が入っていました。
≫そして、競技場内にはお母様の姿もありましたね。
本当に涙をこらえきれないといった表情でしたけれどもここでレースを終えられた重友梨佐選手にブースにお越しいただきました。
優勝おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫高橋さんからどうぞ言葉をかけてあげてください。
≫本当に素晴らしい走りでした!どうですか?ゴールをした瞬間の気持ち教えてください。
≫久しぶりにやっぱりしっかり走りきれた感じがあったので本当にうれしかったです。
≫涙っていうのはどんな涙だったんですか?≫やっぱりスタートに立てるかなっていう時期も本当にあったのでここにしっかり戻ってこれてよかったなという気持ちでいっぱいでした。
≫前半抑えて入るといった部分では先頭はもう前に行ったときあの時は自分でどんな判断をされたんですか?≫急にペースが結構上がってて自分ではそんなに動いてないつもりはなかったので慌てずに行こうと思ってたら思ってたよりも離れてしまったのでちょっとそこは自分の思ってた感じと違ったところもちょっとあったんですけど。
≫そんなレースの展開をスタートから振り返りたいと思います。
スタートしたときはどんな心境だったんですか?≫落ち着いて走れたらいいなっていう感じでいました。
≫落ち着いているように見えましたけれどもね。
≫この辺りはちょっと自分では体が動かないのかなという感じではあったんですか?≫思ったより反応してついていけれてなかった。
≫どの辺から動いてきたんでしょう?≫15キロ過ぎて17〜18くらいから自分のリズムというか乗ってこれたなって。
≫走る前のプラン通りに自分で組み立てることはできましたか?≫本当だったら30キロくらいまで一緒に走っててそこからっていうイメージだったんですけど前半すごく落ち着いて走るというのは今回できたなという感じでした。
≫そこからの判断ですごい自分で追い上げてすごかったと思います。
≫私たちはできないねって話をしてましたよね。
≫ご自身で勝利のポイントだなと思ったところはどこでしょうか?≫やはり後半の部分で自分でも、どれくらい動かせるかなというのはちょっとわからない部分もあって初めて挑戦するみたいな形でもあったんですけどでも本当にそこでしっかり動かせたのでよかったかなと。
≫ここで監督とお話がつながっています。
重友さんの監督でいらっしゃいます天満屋の武冨豊総監督。
≫どうもありがとうございます。
≫おめでとうございます見事優勝でしたけれどもどんな言葉をかけてあげたいですか?≫本当に苦しんだ1年だったのでご苦労さんとしか言いようがないですけどね。
≫いかがですか重友選手。
≫本当にいっぱい迷惑かけました。
≫監督、ありがとうございます。
本当に途中でお話を聞かせてもらった時もこんなに頑張れてるんだと監督自身も応援してるようなそんな姿でしたよね。
≫本当に30キロくらいまで行けたらいいのかなという感じで見てたんで意外と冷静に前半行ってたからそれがよかったのかなということだったんですけどやはり一番きつい35キロまでの上り下りのところで過ぎてからどうなるのかなっていう心配はしてましたけどね。
≫途中から笑顔で見守ってらっしゃる姿も印象的でした。
武冨監督ありがとうございました。
それでは、ここで堀江選手のインタビューが入っています。
2位に入りました堀江美里選手です。
≫堀江選手お疲れさまでした。
ゴール、最後倒れこんでらっしゃいましたが。
≫ありがとうございます。
≫去年と同じ2位ではありますけどもレースの展開だいぶ違いましたよね。
引っ張りましたよね?≫そうですね。
なかなか前を走ることも経験がないのでどうしようかなという心の迷いもあったんですけどこれは逃げるしかないと思って1人で逃げてみました。
≫自己ベスト更新しました。
≫もう走るごとに何か残さなきゃと思ってそれは1つ出せたのでそれは1つよかったことかと思います。
≫途中、だいぶ1人旅長かったんですがどうでしたか?≫1人で逃げてたんですけど周りの声援がすごく私だけの声援をしてくれることがすごい、こんなにうれしいことだということを感じながら力をもらいながら逃げました。
≫まずはゆっくり休んでということになりますけどまた次へ向けての心構え、目標など。
≫今回、まず怪我なくスタートラインに立てたことを心から感謝してますのでまたしっかり準備できるように作り直したいと思います。
≫本当にお疲れさまでしたありがとうございました。
≫高橋さん。
≫本当に見どころを作ってくれたなと思いますし一段一段ステップアップしているなとも感じました。
頑張ってくださいねこれからも。
≫力強い走りでしたよね。
そしてここで日本陸上競技連盟マラソン強化プロジェクトリーダーの瀬古利彦さんにお話を伺います。
今回は初めての強化方針発表されてのレースでしたけどご覧になっていかがでしたか。
≫重友選手、さすがでしたね。
前半と後半がほとんど変わらないという我々の狙い通りの走りをしてくれました。
よかったと思います。
≫ありがとうございました。
改めまして重友選手おめでとうございます。
今回のレース重友選手いかがでしたでしょうか?≫本当にしっかりゴールできたことをうれしく思います。
≫これからもさらに楽しみになりましたよね。
ありがとうございました。
改めて重友選手優勝おめでとうございますありがとうございました。
≫今年の大阪は重友梨佐の素晴らしい復活優勝でした。
そして、後半も上げてわずかに後半のほうが1秒遅いというタイム的にも素晴らしいものを見せましたね。
≫そうですね。
たった1つの自信が出ることでそれを意識することでこれだけレースが変わっていく本当に私たちも考えさせられました。
≫日本の女子マラソン界の新たな可能性を感じるそんなレースになりました。
いよいよ日本の女子マラソン界が東京オリンピックに動き出しています。
悔しさはあすへの糧となるはずです。
重友梨佐その悔しさからはい上がって見事な復活優勝を遂げています。
おめでとう重友梨佐!2017/01/29(日) 12:00〜14:55
関西テレビ1
Nittoスポーツスペシャル第36回大阪国際女子マラソン[字][デ]【東京五輪への新星】

東京五輪の星、誕生へ!マラソン新時代のニューヒロインが生まれる!解説には、有森裕子&高橋尚子&野口みずき…ニッポン女子マラソン界の五輪メダリストが勢ぞろい!

詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合)
12:00〜14:55
「映画・ボーン・レガシー」
番組内容
待ってろ、東京。ヒロイン誕生の2時間ドラマ

3年後に開催される東京五輪。そのメダリスト候補たちが、大阪に集まった。胸に抱くのは「この出場メンバーの中で優勝したい」という強い思い。お互いにライバルと認め合う女性たち。そんな彼女らがつくる、筋書きのない2時間ドラマ。ご注目ください。
番組内容2
優勝候補にあげられるのは、リオ五輪代表・伊藤舞(32)、ロンドン五輪代表・重友梨佐(29)ら実績組。さらに「東京五輪でメダルを取るのが目標」と話す女子陸上界黄金世代のエース・加藤岬(25)や、元バレリーナで「心に日本刀を持つ」と言われるほどメンタルが強い竹中理沙(27)ら。伊藤はマラソン13回目の挑戦で、悲願の初優勝を目指す。
番組内容3
大阪国際女子マラソンは、日本新記録や初マラソン世界最高記録などが生まれることでも有名。去年は福士加代子が2:22:17という好タイムをたたき出した。この記録は結果的に、2016年の日本人選手最高タイムとなった。国内屈指の高速レース、大阪国際女子マラソン。今年はいったいどんな記録が生まれるのか。そしてどんなドラマが待っているのか。大きな期待がかかる。
出演者
五輪メダリストが全員勢ぞろい!おなじみ増田明美さんの愛情あふれる解説とともに、超豪華解説陣がマラソンの面白さを徹底解説します!選手の息づかいをお届けするのは、バイク解説のエキスパート・千葉真子さん!お楽しみに!

【スタジアム解説】
有森裕子(バルセロナ・銀、アトランタ・銅)

【1号車解説】
増田明美 
高橋尚子(シドニー・金)

【2号車解説】
野口みずき(アテネ・金)

【バイク解説】
千葉真子
ご案内
大会イメージソング 
「創造への楔(くさび)」by THE ALFEE
【作詞・作曲】
高見沢俊彦