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書き起こし カインとアベル #06【山田涼介主演!止められない恋心、キュンとする展開に】 2016.11.21

(梓)カインとアベル…。
・旧約聖書に出てくる兄弟です。
神の愛を巡って仲たがいし悲しい運命をたどるのです。
(貴行)《隆一。
お前はやがて高田家を背負っていく人間だ》《優とは違う》
(優)今リスクを背負わなきゃ高田に未来はありません。
(貴行)今夜私と一緒に来なさい。
(貴行)会食だ。
優を借りるぞ。
(貴行)このリゾート開発プロジェクトはお前に任せてみようと思う。
(貴行)期待してるぞ。
(隆一)優にプロジェクトを任せるにはまだ早いのではないでしょうか。
(貴行)このプロジェクトは優に任せる!梓さんと一緒にやりたいんです。
一緒に頑張ってると何か成功するような気がしてて。
(梓)よろしくお願いします!結婚したら仕事を辞めて家庭に入ってほしいんだ。
(隆一)今すぐにでも。
(梓)仕事辞めろなんて言わないで。
俺との結婚より君は優と一緒に働きたいって言うのか?どうしたの?
(梓)分からない。
兄貴と何かあった?分からない。
あの…。
お願い。
このままで。
はい!終了。
ありがとね。
残業頑張って!弟君。
おお。
ただいま。
休日出勤か大変だったな。
お疲れ。
うん。
なあ優。
俺分かったよ。
えっ?結婚はいいもんだぞ。
男は仕事だけじゃ駄目なんだ。
ああ。
今日も時間を作って梓と色々決めてきた。
あ…そうなんだ。
年内には結婚するつもりだ。
よかったね兄貴。
優は幾つになった?23だけど。
誰かいい人いないのか?いや…全然。
俺はまだ結婚とかいいかな。
そんなこと言わないで本気で考えてみろ。
兄貴…。
何か変わったね。
そうか?じゃおやすみ。
父さん光河物産の佐伯社長にはお返事頂けましたか?
(貴行)ああそうだまだ伝えてなかったな。
快く主賓を引き受けてくれたよ。
そうですか。
それはよかった。
主賓?俺たちの披露宴の話だ。
へぇ〜。
いいか優。
高田にとって結婚は家同士がつながる大事なものだ。
俺たちの一存じゃ決められないこともある。
色々と段取りが必要なんだ。
ふ〜ん大変なんだね。
お前だっていつ結婚って話になるか分からないぞ。
だからまだ俺には早いって。
年は関係ないだろ。
いつ好きな人が現れるか分からないし。
男は仕事も家庭も大切にしないと。
ですよね父さん。
(貴行)ああそうだな。
優も隆一のようにもう少し将来を見据えて行動しなさい。
分かりました。
(貴行)うん。
さてごちそうさま。
(柏田)はい。
優私と一緒に来なさい。
例のプレゼンの話がしたい。
はい。
ふみさんごちそうさま。
(柏田)はい。
いってきます。

 

 

 

 


(貴行)いよいよだな。
はい。
2週間後にスティーブン・ホールが来日します。
手ごわいぞあいつは。
お前も実際に会えば分かる。
彼を納得させるのは相当難しいだろう。
常に冷静だし論理的だ。
感情で動く相手ではないからな。
いつものお前のやり方じゃ通用しないぞ。
え…。
まっしっかりやりなさい。
はい。
《今日も時間を作って梓と色々決めてきた》《年内には結婚するつもりだ》《どうしたの?兄貴と何かあった?》《分からない》おはよう優君。
おはようございます。
結局昨日何時まで?10時?11時?12時回っちゃいましたね。
うわ〜そっか。
お疲れ今日も頑張ろうね。
はい。
最終プレゼンは2週間後。
ドレイモンド・リゾートのCEOであるスティーブン・ホールに提案します。
高田にとってこのプロジェクトは絶対に失敗できません。
これを成功させられるかどうかで今後10年の会社の命運が懸かってます。
これは会社の将来を左右する大きな仕事です。
だからこそ収益性国際性さらに将来性のある土地を選ぶ必要があります。
その場所とは峯ヶ崎です。
ここは高いポテンシャルを秘めた場所で美しい自然が残され良質な温泉も出ます。
空港や駅からのアクセスもいいですし何より地元の自治体が乗り気でリゾート開発に協力的です。
そこで重要になってくるのがコンセプトです。
われわれがドレイモンド・リゾートに提案するコンセプトは…。
「自分だけの空間自分だけの自然」です。
(三沢)いいじゃん。
(安藤)さすがリーダー!ありがとうございます。
最終プレゼンまであと2週間です。
(佐々木)「私の大好きな優君が遠くに行っちゃう」ってか?
(ひかり)ちょっと課長違いますよやめてくださいよ!さあこっちはこっちで頑張るぞ!
(ひかり)はい。
(団)社長自ら進めていた仕事を突然弟さんに引き継がせたときは正直驚きました。
優が担当だとやはり不安ですか?
(団)いえいえそうは申しておりません。
まあいいそう見えても仕方ない。
(団)いやそれが思った以上にここまでは順調にいっているようでして。
弟さんもリーダーとしてみんなを引っ張っているみたいです。
そうですか。
まああいつにとっても色々と勉強になるだろう。
時々気に掛けてやってください。
(団)はい。
失礼いたします。
(バイブレーターの音)もしもし高田です。
(黒沢)元気か?はい?俺だよ俺。

(黒沢)おう!こっちこっち。
(桃子)ハーイ貴行!サワディカー。
(貴行)姉さん!何度言ったら分かるんです。
アポなしで来られると困るんです。
これお土産。
(貴行)何ですか?これ。
(桃子)ドライマンゴー。
バンコクに行ってたんですか?
(桃子)そう。
貴行も直接現地を視察した方がいいんじゃない?自分の目でしっかり見ないと。
どういうことです?・
(ノック)桃子さん来てたんですか。
(桃子)隆一!「桃ちゃん」でいいわよ。
ちょっと顔見に来たの。
ああ…。
お願いします。
隆一!貴行引き出物のチェックお願いね。
ねえ隆一会いたかったのよ私。
(黒沢)リゾート開発のプロジェクトどうなってんだ?はっ?何で知ってんすか?フンッ。
うまくやれば金脈になるぞ。
はあ…。
あっそういえばその節はありがとうございました。
おかげさまでバンコクのBDC社も立ち直って都市開発も順調に進んでるみたいです。
駄目かもなあれは。
えっ?一時的に俺が出した追加の金でうまくいったがあのBDC社は根本的な問題を抱えてる。
ちょっと待ってください。
黒沢さんは成功すると思って資金をつぎ込んだんじゃないんですか?最終的にどうなるかは分からんがただあの会社と組んだことが間違いだ。
その判断を下した高田のミスだ。
じゃあ何で出資したんですか?仕方ねえだろ!そこまでやらなきゃお前の家族にペテン師呼ばわりされたままだからな。
だから出資した。
ポーンとな。
どういうつもりですか?あ?何のメリットがあってそんな…。
見返りは何です?桃子さんを愛してるからに決まってるだろ。
でもよかったわね幸助に出資してもらえて。
はい。
本当にありがとうございました。
幸助も隆一に一目置いてるのよ。
桃子さん無理しなくていいです。
優なんでしょ?黒沢さんが認めたのは。
だから桃ちゃんでいいって。
知ってたの?はい。
でもいいんです。
黒沢さんには本当に感謝しています。
どういう経緯の出資だったかは関係ありません。
俺にはバンコクのプロジェクトを成功させる責任があります。
あの事業はこれからが勝負です。
集めた金をどう堅実に活用していくか。
そこに高田の発展の鍵があるんです。
ハハッ。
そういうとこホント貴行に似てきたわね。
あーあ桃子が男だったら今ごろ貴行に代わって社長の椅子に座ってんだけどな。
じゃあね隆一。
グッドラック!
(黒沢)お前の親父も兄貴も駄目だな。
えっ?会社ってのはな守ろうとすればするほどゆっくりと沈んでいくものなんだよ。
お前の親父も兄貴も常に守りに入ってる。
何言ってんすか?みんな会社の発展のために頑張ってんのに…。
ってか何で俺に構うんすか?優…。
お前を愛してるからだよ。
えっ?ハッハッハッハ…!ハッハッハッハ…!・
(従業員)お待たせいたしました。
奇麗だよ梓。
ありがとう。
仕事の件もう少し時間を掛けて話し合ってみよう。
ごめんね。
仕事を続けるのか家に入るのか。
梓の人生を決める大事なことだ。
うん。
俺はホントに梓と幸せな結婚をしたいと思ってる。
はい。

(団)あっいた。
聞いたよ矢作君!もう結婚するんだって?副社長と!
(三沢)えっマジっすか!?
(団)おう。
今副社長が役員会で報告したよ。
そういうこと早く言ってよ。
未来の社長夫人じゃないの。
ハハハッ拍手!
(一同)おめでとう!おめでとうございます!
(早希)はいどうぞ。
ありがとうございます。
(早希)ウーロン茶なんてもしかしてこれから仕事?はい。
もうすぐプレゼンなんですよ。
(早希)すっかり仕事人間ね。
ハハッ。
ねえ優どうなの?新しいプロジェクト。
アメリカから偉い人が来るんでしょ?ああドレイモンドのスティーブン・ホールね。
優君がその人と交渉するの?そうなんすよ。
マジビビりますよね。
でも俺ついこの間まで考えもしなかったんすけど仕事ってめちゃくちゃ楽しいですね。
俺会社員とか全然向いてないと思ってて。
でも今は休みのときもつい仕事のこと考えたりして。
ずいぶん頼もしくなったじゃない優君。
いやいやいや俺なんてまだまだですよ。
頑張んないとな。
何か話があるんじゃないの?あ…いえ別に。
ただ飲みたかっただけです。
気持ち伝えてないんでしょ。
フゥ…。
何か…。
優がどんどん遠くに行っちゃうような気がするんです。
でも私はそれでいいんです。
あんなふうに頑張ってる優を応援しなきゃって思ってるから。
そっか。
はい。
飲め飲め。
(ひかり)フフッ。
(早希)これは私のおごりだ。
(ひかり)ホントですか?
(エリック)優私は君と仕事がしたい。
ありがとうございます俺もです。
(エリック)それでだボスにプレゼンする資料を見せてもらった。
13点直してほしい所がある。
13!?そんなに?
(エリック)ボスは必ず欠点をついてくる。
時間はないが何とか頑張ってくれ。
はいもちろんです。
エリックからの具体的な指示は以上の13点です。
(三沢)えっこれ今から直すの?
(安藤)間に合うか?すいません間に合わせたいんです。
トップのスティーブン・ホールはとにかく厳しい人です。
だから完璧なものを持っていきたいんです。
ドレイモンド・リゾートが日本に初めて建てるのは客室30ほどの高級リゾートホテルです。
でもこれで実績を作れば日本全国に展開していくはずです。
高田の名も世界に知れ渡ることになります。
どうか力を貸してください。
分かった。
私は企画書の方を直す。
(安藤)俺はデザインルームに修正をお願いしてくる。
よろしくお願いします。
(三沢)よし!もうねこうなったらリーダーに懸けてみますか。
(社員)はい!ありがとうございますお願いします。
動画の仕上げはどうなってます?例のタイトル部分も直したものって見れますか?
(安藤)すいませんタイトルは今日中は難しいかと。
分かりましたでは午後にそれ以外の修正点を確認しましょ。
梓さんここってもうちょっと読みやすくなったりします?じゃあ説明を箇条書きしようか。
それでお願いします。
うん分かった。
結構歩きますね。
ゲホッゲホッ。
へぇ〜ここの景色すごくいいですね!エリックから追加で4カ所の直しが来ました。
(安藤)また!?あっちも粘るな。
期待に応えなきゃいけないっすね。
梓さんこれお願いします。
了解。
至急直します。
はい。
うわっすごいいいっすね。
(安藤)日本の四季をイメージしたタイトルです。
どうですか?うーんいいっすね。
(三沢)高田!おかえりなさい!
(梓)おかえり。
(安藤)おーお疲れ。
めちゃくちゃ歩いて探したんだぞ。
お〜!「われわれが提案するのは自然との共存を目指したリゾートホテルです」これ「調和」の方がいいですかね?「共存」の方がいいと思う。
間に合うかな。
大丈夫。
頑張ろう優君。
はい。
・じゃあこれから現地行ってくるわ。
お願いします。
(梓)私も企画書頑張ろう。
あっねえ。
企画書なんだけど…。
《仕事を続けるのか家に入るのか君の人生を決める大事なことだ》・梓。
あ…いいんじゃない?そうじゃなくてどっちがいい?あ…うん。
だから新婚旅行。
フランスのアルザスかスペインのバスクか。
ああどっちもいいね。
アルザスのワイン街道一度行ってみたかったし。
ブドウ畑の小道を歩いてワインセラーでグラン・クリュを飲むの。
あっでもスペインのバスクもいいよね。
街並みもカワイイしおいしいバルもいっぱいだし。
何ていっても星付きレストランがたくさんあるのがいいよね。
隆一さんが言ってた三ツ星レストランで食事をするの。
あ〜迷う!梓。
ん?やっぱり家庭に入るのは嫌なのか?え…?もちろん俺は主婦になることも仕事を続けることもどっちも重要で大切なことだと思ってる。
だけど俺はこれから会社を大きくしていかなきゃいけないし高田の家も守らなきゃいけない。
君と二人三脚でやっていきたいんだ。
だからこそ梓には家に入ってもらいたい。
都市開発の仕事をしたいってうちの会社に入ってくれた梓の夢も分かってる。
でも俺と結婚するからにはそうしてほしいんだ。
それは…。
私のことを縛っておきたいってこと?それじゃいけないか?ただいま。
結婚式12月に決めたから。
そっか。
おめでとう。
それと仕事は辞めてもらうことにした。
はっ?梓さんはそれでいいって言ってんの?もちろん。
賛成してくれてる。
ホントかよ…。
あんなに張りきって仕事してたのに。
俺には人生懸けてるって言ってたよ。
もう決まったことだ。
ふーん。
そうなんだ。

(梓)《私はこの仕事に人生を懸けてる》《頑張ろう優君》
(三沢)いい!
(安藤)いいでしょ?
(梓)でもさもう少しさ桜増やした方がよくない?
(三沢)足しちゃおう。
(梓)ねっ。
もう少し足したらどうかな。
ハァ…。
優お疲れ。
おう。
ねえねえプレゼン終わったら今度こそ映画行かない?うーんああ…。
それってOKってことだよね?でも俺プレゼン終わったら使い物になんないよ。
きっと燃え尽きてると思うし。
大丈夫大丈夫。
寝ててもいいよ。
何なら寝癖つけたって。
お前お前おいおい!ちょっやめろお前!やめろって…。
梓さん。
相変わらず仲いいね。
まあ…。
今度映画見に行くんですよ。
よかったね。
あっみんなが呼んでたよ。
分かりました。
またな。
動画ができたよ。
ホントですか。
(梓)すごくいいよ。
(晴子)お待たせしました。
えっうちですか?あっ俺が頼みました。
こっちですこっち。
はい。
(三沢)何これすげえ。
(梓)リーダー気が利くじゃない!ここ知り合いのお店なんですけどオニオングラタンスープがめっちゃおいしいんですよ。
あっ今日は野菜スープなんですけど。
はいどうぞ。
(三沢)うわ〜。
高田上がるよこれ!
(梓)どれもおいしそう。
私これにしよう!俺それ食べようと思ってました!しょうがないじゃあ半分こねはい。
どうぞ。
ありがとうございます。
よしこれ食べてもうひと頑張りだ!
(一同)おう!・
(ドアの開く音)会長…。
(宗一郎)ハハッ。
隆一結婚するんだって?おめでとう。
ありがとうございます。
(宗一郎)身を固めるのはいいことだ。
仕事にも身が入る。
しかしずいぶん急だな。
いえそんなことありません。
そうか。
いやわしには突然に思えたんで子供でもできたかなと思った。
ハハッ冗談だ。
フフッ。
お前は計画的な男だ。
そんな無茶はしない。
(宗一郎)お前は貴行が望むように階段を一歩一歩上ってきた。
確実に完璧を目指してな。
なあ隆一。
リーダーに一番必要な資質は何だと思う?孤独に耐えられること…でしょうか?うーんわしはどれだけ自分にとって大事な人間に出会えるかだと思う。
助け合ったり迷惑を掛け合ったり腹を割って話し合える人間がどれだけお前の周りにいる?それは私にはリーダーとしての資質がないということでしょうか?そうじゃない。
お前は貴行になろうとしなくていいんだ。
隆一は隆一らしく隆一のやり方で前に進めばいいんだよ。
リゾートの候補地は日本の原風景が鮮やかに蘇るような場所にあり春夏秋冬の四季が楽しめます。
提出資料は急ピッチで直しを進めてます。
それから…。
(貴行)分かった。
もういいぞ。
あ…はい。
優仕事どうだ?えっ?大丈夫か?無理してないか?はい。
大変は大変ですけど楽しいです。
やりがいがあります。
そうか。
仲間が頑張ってくれてるからだと思います。
仲間?はい。
みんながいなかったら俺たぶん無理だったと思います。
でも…。
俺にはすてきな仲間がいるから。
あ…。

(ノック)失礼します。
社長お呼びでしょうか?ああ作戦会議だ。
あー。

(宗一郎)桃子。
(桃子)パパ!アハハハ…!結局桃子がこうして日本に帰ってきても時間つくってくれるのパパだけね。
わしはお前の帰りをずっと待ってたぞ。
あっお前にプレゼントだ。
手を出しなさい。
(桃子)何?ん〜ほら。
(桃子)わ〜!パパ!
(宗一郎)ウエルカムバック。
すてき!アハハ!これからどうなっていくんでしょうね。
うーん。
貴行も隆一も優も。
そして高田家も。
ああ。
でも貴行はここにきてようやく優の潜在能力に気付いたみたいね。
そうかもしれんな。
ただ隆一も優もどちらも高田家のわしの大切な孫だ。
そうね。
(宗一郎)うん。
(貴行)優いいか。
最終プレゼンのときスティーブン・ホールは支払い報酬の割合を30%と言ってくるはずだ。
30%!?考えられる数字です。
イタリアのアモローゾグループとの契約もそのパーセンテージで交渉を始めたと聞いています。
そこでだ高田としては半分の15%と答えろ。
えっ?相手はその数字の低さに驚愕するだろう。
だが相手もこのプロジェクトを着地させたいと思っている。
その分岐点となるのは20%だ。
妥当だと思います。
20%を超えるとうちとしても収益的にプラスになりません。
ぎりぎりのラインです。
だからお前は最終的に契約条件は20%で交渉してこい。
分かりました。
大丈夫だ優。
向こうだって20%ならマイナスにならない。
折り合いをつけてくるはずだ。
緊張しなくていい。
相手だって同じ人間だ。
はい承知しました。
(団)みんな本当にご苦労だった。
お疲れ。
いよいよあしただな。
はい。
これから現地に先乗りしてプレゼンの準備をします。
(団)本当にいいコンビだ。
頼んだぞ。
(優・梓)はい。
頑張ってきてください!
(梓)はい。
がんば…。
ええっ!?泣かないでくださいよ!間に合った!間に合った。
ハァ…編集何とか終わったよ。
エリックにも転送しといたから。
ありがとうございます!頼むぞリーダー!はい。
(梓)わぁ!ハァ…。
(梓)ここにあのリゾートホテルが建つと思うとワクワクするね。
はい楽しみです。
頑張りましょう。
うん。
カメラ忘れた…あっ優君ちょっと待って。
カメラ!ああ先行ってます。
(梓)ちょっと待ってよ!ハハハ!
(団)スティーブン・ホールへの最終プレゼンですが高田君の補佐として矢作君を同行させました。
そうですか。
いいコンビなんですよあの2人。
(団)そうそうラグビーでいうところのラインアウトにおけるスローワーとロックの関係…。
よし!梓さん。
ああ優君資料の準備大丈夫そう?問題ないです。
私も準備OK。
ならちょっと気分転換に散歩でもしませんか?行こっか。
はい行きましょう。
(梓)《一緒に仕事して思ったんだけど彼結構見どころあると思うな》《俺との結婚より君は優と一緒に働きたいって言うのか?》《私のことを縛っておきたいってこと?》
(梓)優君って不思議だよね。
えっ何がです?いつの間にかいろんな人巻き込んで前に進んでる。
俺は何もできないから。
何もできないから人に頼るしかないんですよ。
(梓)気持ちいい!ハハッ。
(梓)ねっ。
よいしょ。
ハァ…。
何か楽しいよね仕事。
大変だけどこんな充実感なかなか得られないよね。
梓さん。
うん?ホントに仕事辞めるんすか?えっ?兄貴が言ってました。
辞めるって決めたって。
そっか…。
この前の晩兄貴と何かあったんすか?何かさ優君の前だと不思議と素直になれちゃうんだよね。
えっ?楽しいときには思いっ切り笑って。
つらいときには「つらい!」って。
やなことがあったら「やだ!」って。
泣いたり怒ったり。
自分に素直になれるっていうか。

(梓)もし私と優君が付き合ったとしたら大変なことになっちゃうかも。
感情のまますっごく泣きわめいてすっごく迷惑掛けてると思う。
あっ何言ってるんだろう私。
何か…ごめん。
梓さん。
いいですよ。
いつでも俺の前で泣いたりわめいたりしてください。
えっ?俺…。
梓さんのこともっと知りたいです。
(バイブレーターの音)
(呼び出し音)ああああああ…!!2016/11/21(月) 21:00〜21:54
関西テレビ1
カインとアベル #06[字][デ]【山田涼介主演!止められない恋心、キュンとする展開に】

社運を賭けたプロジェクトを進める優(山田)と梓(倉科)。そんな梓は隆一(桐谷)から結婚したら仕事を辞めて家庭に入ってほしいといわれ…その裏で進む恋心。

詳細情報
番組内容
休日出勤していた優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)に後ろから優しく抱きしめられた。しばらくこのままでいてほしいと頼む梓に、どう接していいのか分からない優。時間がたつと、梓は優から離れ、いつもの明るさに戻って残業する優を励まして帰った。
優が家に帰ると隆一(桐谷健太)がいた。そして、ケンカをして以来、2人きりでの初めての会話は以前と同じ。隆一は、梓との結婚準備が進んでいることに充実していると話し、
番組内容2
優にも結婚を勧める。部屋に戻った優は、梓のことを考えた。その頃、梓は自宅マンションでぼんやりと過ごしていた。
翌朝も、隆一は貴行(高嶋政伸)と結婚式の話をしている。隆一を見習えと貴行に言われてしまう優。しかし、貴行は新たなプロジェクトのプレゼンの話をしたいと優に会社への同行を求めた。
会社着後、貴行と別れた優は、梓に会う。昨夜のことなどなかったかのように、いつもと変わらない様子で挨拶する梓のことが
番組内容3
優はますます分からない。
優が手掛けるプロジェクトの最終プレゼンは2週間後に迫っていた。梓をはじめ、メンバーにコンセプトを告げる。仕事を手分けして準備しようと話す優に、メンバーたちは快く応じる。団衛(木下ほうか)は、そんな優の仕事ぶりを隆一に報告していた。
仕事を始めようとした優に、黒沢幸助(竹中直人)から電話が。黒沢と会った優は、隆一のバンコクでのプロジェクトについて意外なことを言われる…。
出演者
山田涼介 

桐谷健太 

倉科カナ 

木下ほうか 
日野陽仁 
山崎紘菜 
西村元貴 
戸塚純貴
 ・ 
高嶋政伸
 ・ 
竹中直人 

大塚寧々 

南果歩 

寺尾聰 


スタッフ
【脚本】
阿相クミコ 

【音楽】
菅野祐悟 

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「Give Me Love」(ジェイ・ストーム) 

【プロデュース】
羽鳥健一 
西坂瑞城 
池田拓也 

【演出】
葉山浩樹 

【制作著作】
フジテレビ