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解説書き起こし フィギュアスケートグランプリファイナル2016 男女フリー・エキシビション 2016.12.11

≫フランス・マルセイユで行われているフィギュアスケートグランプリファイナル。
いよいよ、このあと男女シングル、フリーの戦いが始まります。
大会4連覇を狙う羽生結弦です。
フリーに入れた4回転4本。
跳び切ることができるかどうか。

 

 


今日のフリーを笑顔で終えることができればその瞬間に4連覇の偉業は達成されるはずです。
そしてその前に女子フリー。
宮原知子が登場します。
もうすでに宮原はご覧のようにリンクサイド。
鋭い目つきです。
まもなく、直前の公式練習が始まります。
放送席の解説は荒川静香さんです。
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫しかし、昨日はこれぞファイナルという6人がすごい演技でしたね。
≫本当に6選手がすばらしい演技でいい試合になっていますよね。
≫そして、選手と同じリンクレベルに今日も松岡修造さんが立っています。
昨日もすごい緊張感だったんですが今日の空気はどうですか?≫昨日と僕全く違う気がします。
本当にファイナルのフリーですから本当にファイナルになっているということで特に、6選手の中で僕、宮原さんの目つきというのがより集中して、より前向きに捉えることができている。
特に、荒川さん。
彼女はこのシリーズを通してより表現力というものがものすごく強くなったという気がするんですよ。
≫試合を追うごとに意識の強さといいますか意志の強さを感じるような表現、表情というのが印象的ですね。
≫この場所で待っている中で選手の中で駆け引きというのはないでしょうが荒川さん大事にしていることってなんだったでしょう?≫やはり、もう自分のやることに集中すべき時間だと思いますので人の動きどうこうよりも自分自身が一番集中を高められるように向かっていくということですかね。
≫森下さん、これはほかのスポーツにはない緊張感。
6分間練習とはいえその6分間の練習がそのまま試合に出ていく感覚がありますからものすごく集中力また緊張感というのが研ぎ澄まされていく気がします。
≫演技を始めるときとか終わったときには笑顔なんですけれどその裏にはものすごい緊張感があるということですね。
選手たちがリンクに飛び出していきました。
これから今日のフリー滑走順に選手が紹介されていきます。
まずは第1滑走エレーナ・ラジオノワ。
3年連続の表彰台へ向けて巻き返しはなるかどうか。
そしてシニアのデビューシーズン見事ファイナルに進出してきたマリア・ソツコワ、16歳。
シリーズ2戦2勝勢いがありますアンナ・パゴリラヤ。
目下絶好調、いい笑顔です。
昨日もパーソナルベストをマークしましたカナダケイトリン・オズモンド。
宮原知子が紹介されました。
昨年の銀メダリストはショート3位でフリーに挑みます。
そして、昨日のショートではついに浅田真央の記録を塗り替えました。
最終滑走、女王エフゲニア・メドベデワ。
以上の6人が紹介されてそしてリンクにそれぞれ散っていきました。
あと残された時間は6分間ということになります。
また今日もちょっと見ていてドキドキするようなしかし、すばらしい顔ぶれがそろいました。
松岡さん、どのようにご覧になっていますか?≫この選手たちの勢いが風とともにやってくるんですよ。
ものすごいスピードとそして、僕は150cmという宮原さんですがこのリンクで見ていて正直言って小さいですが大きく見える。
それが表現力が大きくなってきたことだと思うんですが特に荒川さん。
彼女はこのシリーズショートでは特に回転不足というのをとられていましたが昨日は回転不足とられませんでしたし。
≫レベルも全てスピンやステップでも最高のレベル4を獲得しましたのでこのままフリーも満足いくようなできというのが今日は本人としても狙いだと思います。
≫昨日回転不足とられていないのにもっと大きなジャンプをとりたい。
ああいう彼女は今までなかったですよ。
よりもっと前にいきたいという強い心が見えてきました。
≫今シーズンはまだ納得いく演技で締めくくることができていないというところが恐らくその思いの強さにつながっていると思いますので練習を見ていてもきっちりと。
そしてまた、大きく動いて自分の存在をしっかりアピールできるようなスケートというのがすごく伝わってくるんですよね。
≫僕も今日の朝の練習を見ていても彼女は誰よりも練習するし曲かけも最初から最後までジャンプを跳ぶじゃないですか。
やはり審判も人間ですからこの一生懸命さとか向き合う、フィギュアに対しての本気さというのが僕、伝わっている気がしてなんか、彼女の表現というのも努力というものが1つの表現として演技に表れているような気がするんですね。
≫そこですね。
本当に1つ1つのことをきっちりできるということをアピールするかのようにしっかりと大きく表現していましたのでこれは、ジャッジのほうにも伝わっていると思いますしそして、またほかの選手たちも同じくらい強い思いを持って今シーズン臨んでいるというのが練習を見ていてもどの選手からも感じるんですね。
だからこれだけいい試合になっているのかなと思います。
≫すごくその中でも自分の中で自立している。
自分をしっかり持っているなというのが女王のメドベデワさんなんですけれども。
彼女を見ていまして今日の練習でも曲かけで3回転、3回転、3回転というのを2回も入れていました。
正直、将来、入れてくるんじゃないかという気もするしなんであんなことをするんだという2つの驚きがありました。
≫どの試合の練習でもそうなんですけれどどこにでもリカバリーをできる可能性を作っておくといいますか練習しておくことで本番では簡単に自分がやっていることを感じられるように練習しているんだと思うんですね。
そのための負荷をかけていつも滑っているので試合ではあれだけの成功率を誇っているのではないでしょうかね。
≫僕は今コーチ陣の真横にいますが昨日と一番違うのはコーチのところにほとんど行きませんね。
それだけやることが、やっぱりフリーでは多いからでしょうか。
≫そうですね。
6分間という時間で1つでもやることが滞ってしまいますと時間が足りなくなってしまうんです。
なので、全ての確認をするためには6分間をいっぱいいっぱいに使ってということになります。
≫ちょうど僕の目の前にきたのがカナダのオズモンドですけれど彼女の力強いジャンプも含めて昔は転倒とかもあったんですが何がきっかけで彼女、ここまで強くなったんでしょうかね。
≫恐らく体幹のトレーニングをよくしてるのではないかというそういった強さを感じます。
体のバネもそうですし怪我をしない体作りもしているんだと思いますね。
なのでそれがいい形でスケートに表れていると思います。
≫そして、ロシア勢で言うとパゴリラヤ選手の手足の長さそして、表現力。
一気に僕は、彼女心が強くなった気がします。
≫これまで、やはりいい力を持ってはいたんですけれどそれをコントロールするというのがうまくいっていなかったときもありました。
でも今シーズンは非常にそのダイナミックさを生かせるようなコントロール力を身につけてきたのでどの試合でも安定した力を発揮できるようになったというところで自信もついてきたのではないかというのを演技からも感じます。
≫そしてコーチのところに戻ってきましたラジオノワ選手。
小さいころから見ていますがやはり大人にいく中で体の体形が変わってくるジャンプも苦しんでいる。
その中で本当に踏ん張っているという気がしますよ。
≫練習を見ていても何度も何度もしっかりと跳べるまで一生懸命やっている姿を見るんですけど今、10代の後半って一番大変な成長の変化の時期にあると思いますので精神的にも大変だと思うんですけれどもそこをしっかりといいライバルがいるということでモチベーションにつながって頑張れているのではないかと思います。
≫森下さん、それぞれの成長見てきていますがこの成長が、この大会がストレートにピョンチャンオリンピックに僕はつながっていく大事な試合な気がしますね。
≫そういう意識は、全ての選手が持っているでしょう。
そんな中で強い気持ちで臨んでいこうとしているのがこの宮原知子です。
シリーズ6戦を戦って勝ち上がってきた6人です。
そのうちなんと4人がロシア勢。
ですからロシア勢はピョンチャンを考えますと誰かが漏れていくことにもなるくらい激戦ですね。
≫1つの国から最大の代表の枠が3名ということでやはり最大の3をとったとしても≫世界一が決まる最後の戦い。
≫4連覇へ向けてのショートプログラムです。
≫4回転ループ。
≫懸命にこらえました。
少し苦笑い。
≫4回転サルコウトリプルトウループ。
≫こちらは完璧!見せ場がぎっしり詰まった今年のプログラム。
楽しさ、勢い感じてほしいと羽生結弦は話しました。
場内は割れんばかりの大歓声!羽生の得点は106.53!今シーズンの世界最高を上回ってきました。
≫前人未到の4連覇へ。
今シーズン世界最高得点をマークした羽生結弦。
それでも…。
≫今日のフリーでは4回転ジャンプを4本跳ぶ極限のプログラムで偉業達成を狙う。
その羽生を追うのはパトリック・チャンフェルナンデス歴代世界王者。
更に18歳、宇野昌磨は2年連続の表彰台を目指す。
一方、女子は世界女王メドベデワが圧巻の演技。
≫79.21が出ました!エフゲニア・メドベデワ世界歴代最高得点をこのショートでマークしてトップに立ちました。
≫日本のエース宮原知子は…。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
≫自己ベストの演技を見せ3位につける。
≫女子シングルフリー第1滑走は昨日のショートプログラム第5位、ロシアのエレーナ・ラジオノワです。
グランプリファイナルはおととしが銀メダルそして去年が銅メダル。
3年連続の表彰台へ向けて現在3位の宮原知子とは5.66差でフリーの演技です。
エレーナ・ラジオノワ。
プッチーニ作曲「トゥーランドット」。
練習での成功率はあまり高くないジャンプからスタートします。
≫トリプルルッツ。
≫最初のジャンプで転倒。
≫練習でもよくあのように転んでしまっているシーンを見たんですけれどもここから立て直してほしいと思います。
トリプルフリップ。
1つ1つのポジションが非常に独創性があっていいですね。
形も明確です。
≫荒川静香さんがトリノオリンピックで金メダルをとったときの思い出の曲でもあります「トゥーランドット」。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
よくリカバリーしましたね。
≫ここで3回転、3回転決めてきました。
基礎点が1.1倍になる後半に入っています。
ジャンプが5連続です。
≫トリプルループシングルループトリプルサルコウ。
少し回転が足りなくなってしまいました。
ダブルアクセル。
トリプルサルコウ。
ダブルアクセル。
≫思いを込めて最後のスピン。
≫バタフライの入り方からの足換えのコンビネーションスピン。
ウィンドミルからレイバックスピン。
きれいなポジションですね。
回転も安定しています。
≫今できる精いっぱいの演技を見せました。
17歳になりました。
4年連続のグランプリファイナル出場というエレーナ・ラジオノワ。
最初のジャンプはやはり練習そのままの結果になってしまいましたね。
≫ただ2回目のルッツ後半でしっかりと立ってコンビネーションに取り戻したところは立派でしたよね。
最初のトリプルルッツです。
少し高さが足りなかったので回転が不十分になってしまいました。
これは2つ目のトリプルルッツからのコンビネーション。
やはり後半ということと急遽コンビネーションということで少し、2回目のジャンプの回転は足りなくなってしまったんですけれどただ、やはり大きなミスにしなかったというのがすごいよかったと思います。
ちょっと回転が最後勢いがつながらなかったんですけれど。
≫第1滑走エレーナ・ラジオノワ。
得点が発表になります。
フリーの得点は119.83です。
パーソナルベストは139点台を持っていますが思った得点は出ませんでした。
トータル188.81でまず、このラジオノワが第1滑走、演技を終えました。
≫グランプリファイナル4連覇の偉業へ向けて羽生選手がウォーミングアップを始めました。
ショートは自身の世界最高得点に迫る得点で今シーズンの世界最高得点をマーク。
それでも、最初に出た言葉は悔しいという思いでした。
滑るごとに高まっていく完成度に手応えを感じつつもまだ伸びしろがあるとその向上心はとどまるところを知りません。
異次元の領域への期待感どこまでその得点を伸ばしていくでしょうか。
そして、ショート3位の宮原選手。
ショートプログラムはとにかく思い切りいこうという≫ラジオノワに続きこのあともロシア勢2人が登場。
世界選手権、銅メダリストアンナ・パゴリラヤ。
昨日のショート、演技直前。
≫おっと、大丈夫ですか?≫氷の傷に引っかかりつまずくアクシデント。
腰に手をあて痛そうな表情を見せた。
それでも…。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
余裕を持って降りましたね。
≫3位までわずかな差の4位につけた。
≫そして、初出場のマリア・ソツコワ、16歳。
170cmの長身で優雅な演技が魅力。
ショート6位からの巻き返しを狙う。
≫ロシアのマリア・ソツコワです。
3年前のジュニアのグランプリファイナルではあのメドベデワに勝って金メダル。
昨シーズンの世界ジュニアでは本田真凜に次いで銀メダルを獲得した選手です。
ショートプログラム6位からの演技。
マリア・ソツコワ。
曲は「アダージョ」。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
高さがありましたね。
トリプルフリップ。
≫こらえました。
≫バタフライの入り方からフライングキャメルスピン。
ポジションもいいですね。
≫そして、ステップへ。
≫曲調もゆったりなのはありますが非常に1つ1つステップを丁寧にエッジワーク使っています。
体も大きく使えていていいですね。
≫本人のかもし出す雰囲気もこの曲としっかり合っています。
≫トリプルループきれいに決まりました。
トリプルフリップシングルループトリプルサルコウ。
≫次のジャンプも回転不足をとられることが多い課題のジャンプです。
≫トリプルルッツ。
きれいに決まりましたね。
ダブルアクセルダブルトウループ。
コリオシークエンス。
スピードにもよく乗っていますね。
ダブルアクセル。
足換えのコンビネーションスピン。
≫このフリーも最後はスピン2つ。
≫ウィンドミルからレイバックスピン。
ポジションの1つ1つも明確でいいですね。
≫長身が映えます。
大きな拍手です。
ゆったりとした時間を楽しませてくれました。
初出場16歳のマリア・ソツコワです。
≫これが少し回転が足りなくなってしまった3つのジャンプですね。
最初と3つ目のジャンプの回転がやや足りなかったです。
≫回転不足と判定されますと基礎点が70%に減らされます。
≫そのほかはよかったように思いますね。
≫フリーではどんな得点が出るでしょうか。
第2滑走のマリア・ソツコワ。
得点が発表になります。
133.05という得点が出ました。
これは、パーソナルベストは更新してきました。
1.5点ほどですがパーソナルベストを更新しました。
トータル198.79。
200点には及びませんでしたが2人を終わってこのソツコワがトップに立ちました。
≫昨日は演技前に氷につまずくというシーンがありましたが今日は大丈夫でした。
ロシアのアンナ・パゴリラヤ。
「Modiglianisuite」ほか。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
すばらしいですね。
≫次は集中的に練習してきたというジャンプ。
≫トリプルフリップきれいに決まっています。
ダブルアクセル。
≫冒頭ジャンプ3つ決めました。
そして、2週間前のNHK杯シリーズ最高得点をマークしたステップです。
≫エッジワークが非常に1つ1つ明確なんですよね。
深いエッジワークよくコントロールしています。
上下に体を動かすだけではなく横の動きも非常に大きく使いますのですばらしいステップですね。
フライングからの足換えのコンビネーションスピン。
トリプルルッツシングルループトリプルサルコウ。
トリプルループダブルトウループ。
コレオシークエンスもよくスピードに乗っていていいと思います。
トリプルループ。
きれいに決まっています。
ダブルアクセル。
足換えのコンビネーションスピン。
スピンの回転の速度も速くていいですね。
ウィンドミルからレイバックスピン。
≫ちょっと悔しさを見せましたがしかし、今シーズンは演技にも表情にも気迫が感じられますアンナ・パゴリラヤ。
ファイナルのフリーを終えました。
≫すごいよく集中していましたね。
1つ1つのジャンプの出来もすばらしかったですしスピンやステップも非常に丁寧にこなしていました。
≫去年までは見るからに不安そうといいますか演技の途中でもちょっと悲しそうな表情も見られましたけれど今年は違いますね。
≫抜群の安定感になっていましたよね今シーズンは。
これは最初のトリプルルッツからのコンビネーション。
真っすぐな回転軸、高さもあり回転も余裕がありましたね。
加点がつくすばらしいジャンプでした。
ステップの1つ1つも本当に工夫があって表現も魅力的になりましたのでプログラム全体が本当にレベルが高いものになっていました。
≫観客の拍手もどんどん大きくなっていきました。
パゴリラヤの得点です。
143.18!パーソナルベストが出ました。
もちろん、トータルでも3人が滑り終わった段階でトップに立ちます。
このあとの3人にも影響を及ぼすパゴリラヤの得点です。
トータル216.47。
これもパーソナルベストで3人を終わってトップに立ちました。
そして、このあとはオズモンド。
そのあとに宮原と続いていきます。
≫出番が近づいてきました。
とにかく、努力し続けてきたのが宮原選手です。
指導する濱田コーチは50回やれと言えば100回やるのが宮原選手だと表現します。
今朝の練習でも6人中最後の1人になるまでリンクに残って滑り続けていました。
大舞台でも堂々と力を発揮できるのは≫日本女子のエース宮原知子、18歳。
大会前こんな思いを打ち明けていた。
≫今年はバレエのレッスンを増やすなど表現力の向上に取り組んできた。
しかし、シリーズ初戦のカナダ大会フリー。
自信を持って演じたステップは規定違反の指摘を受けまさかの0点。
≫更に、NHK杯では抜群の安定感を誇っていたジャンプで公式戦1年ぶりとなるまさかの転倒。
ファイナルにはギリギリの6人目でかろうじて進出。
その悔しさをバネに練習に打ち込んだ。
そして、昨日のショート。
≫緩急が使えていていいですね。
トリプルルッツトリプルトウループ。
≫しっかり決めました。
≫シリーズの悔しさを晴らし自己ベストを更新。
笑顔を取り戻した。
≫首位に立つ女王メドベデワとは4.57差と逆転も十分可能。
ショート2位のオズモンドとの差はわずか0.9。
世界一の座をめぐるハイレベルな争い。
いよいよ、決着のとき。
≫6人の中でただ1人20代の選手です。
12月5日で21歳になりましたケイトリン・オズモンド。
ショートプログラム2位からフリーの演技が始まります。
カナダのケイトリン・オズモンドプッチーニ作曲「ラ・ボエーム」より。
どんなジャンプから始まるか。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
きれいに決まりましたね。
≫豪快なジャンプでスタートです。
≫ダブルアクセルダブルトウループ。
≫予定ではトリプルトウループでしたが2つ目は2回転になりました。
≫トリプルルッツ。
ウィンドミルからレイバックスピン。
回転の速度、そしてポジションもいいですね。
フライングシットから足換えのコンビネーションスピン。
≫演技は後半に入ります。
シリーズ2戦とも転倒しているジャンプから後半、始まります。
今日はどうか。
≫トリプルループきれいに決まりました。
≫決めてきました。
≫トリプルフリップ。
ダブルサルコウシングルトウループダブルサルコウ。
≫ちょっと思ったジャンプが跳べませんでした。
≫ダブルアクセル。
≫ちょっとスタミナが心配なオズモンドです。
長い怪我による休養もありました。
初めて、このファイナルに進んできました。
≫体の動きはいいですね。
エッジの伸びが明確なので非常にステップの1つ1つがカウントしやすいですよね。
≫グランプリシリーズでは常に高い得点をマークしてきたステップです。
≫コレオシークエンス。
足換えのコンビネーションスピン。
バリエーションもいいですね。
≫オズモンドらしい豪快なジャンプを見せてくれました。
初めてのファイナルの舞台です。
やっと終わった。
そんな笑顔です。
10代の選手が多い中でただ1人、21歳という選手。
さあ、オズモンドの演技が終わるのを待って一気に飛び出していきました。
このあとが宮原知子です。
いよいよ本当に表彰台争いといいましょうかすばらしい演技が続いてきましたね。
≫そうですね。
ですのでやはり1つのミスというのが命取りになりそうですよね。
≫宮原ももう自分に集中しているはずです。
すごかったですね最初のジャンプは。
≫高さもあり流れもよかったですね。
スピードもありましたので加点が大きくついていくと思います。
ここで、ダブルアクセルからトリプルトウループにつながりたかったんですけれどもダブルトウループになりました。
大きな転倒のような失敗はなかったんですけれど狙いどおりの回転数にジャンプがいかなかったところがありますので表彰台争いということを考えますとやはり前に滑った選手が非常にすばらしかったのでこの辺り、どうなるかというところですね。
≫この辺りは本当に熾烈な争いです。
ショートを終わった段階ではメドベデワとは3.67差。
宮原よりは0.9高い得点パーソナルベストをマークしました。
そしてパゴリラヤよりは2.25高い得点だったんですが先ほど、パゴリラヤも216.47という高い得点を出してきましたし。
≫セカンドのトリプルジャンプがダブルになったり狙いどおりの後半のトリプルサルコウがダブルサルコウになってしまったりということを考えますと、単純にトリプルの数が少なくなってしまいますのでその辺りでパゴリラヤ選手とどのような点差になるのかというところですよね。
≫後半になってからの得点源のジャンプでミスがありましたがケイトリン・オズモンドどんな得点になるんでしょうか。
フリーの得点は136.91。
本人はうんうんとうなずいています。
このフリーの得点ではパゴリラヤを超えることができませんでした。
そして、トータルでも212.45。
パゴリラヤに4点及びません。
4人が滑り終わって2位という状況です。
昨日のショートプログラムでパーソナルベストを更新。
3位につけました、宮原知子。
メドベデワが世界歴代1位の得点をマークしたんですがその差はわずかに4.57。
ぴたりとつけました。
フリーでも女王に挑む強気の演技ができるかどうか期待しましょう。
日本の宮原知子のフリーです。
「惑星」ほか。
≫トリプルループ。
きれいに決まりました。
≫軽やかに着氷しました。
次が大きな得点源のジャンプです。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
余裕がありましたね。
トリプルフリップ。
フライングキャメルスピン。
回転も安定しています。
≫さあ、力強さをアピールしたいというステップです。
≫よく体が動いていますね。
レイバックスピン。
きれいなポジションですね。
≫フリーのテーマはスピード感とクリーンなジャンプそう話していました。
後半の大事なジャンプです。
≫トリプルルッツダブルトウループダブルループ。
いい流れでしたね。
ダブルアクセルトリプルトウループ。
きれいに決まりました。
トリプルサルコウ。
いいですね。
コレオシークエンス。
スピードにもよく乗っています。
≫いい表情です。
さあ、ラストジャンプへ。
≫ダブルアクセル。
余裕がありました。
足換えのコンビネーションスピン。
≫珍しくガッツポーズを出しました!やりました、宮原知子!≫すばらしかったですね。
すごい力強い演技でしたね。
≫自分の決めた目標、テーマきっちりとこなしてきました。
これだけの満足感のある表情しぐさを見せたのは初めてという気もします。
今回のジュニアのグランプリファイナルに出場した選手たちも宮原先輩の応援に今日は駆けつけていますが。
よかったですね。
≫すばらしかったですね。
トリプルルッツトリプルトウループ。
しっかりと回転を回るようにきっちりと跳んできましたね。
このステップなんかも1つ1つの表現を大きく使いながらもエッジワークは正確に、きっちりと踏むように丁寧に踏んでいましたね。
後半のトリプルルッツからのコンビネーションもいい流れでした。
スピードを生かしてしっかりと3つ目までつなげましたね。
これも加点のつくようなすばらしいダブルアクセルからのコンビネーションでした。
全ての技において加点がつくすばらしい出来でしたね。
≫ガッツポーズまで再生してくれました。
この放送では選手の採点結果や予定演技を見ることができます。
リモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
どんな得点どんな順位になるのかはわかりませんけれど残すところはメドベデワただ1人。
あの宮原にガッツポーズが出ただけでも大きな収穫だったような気がします。
≫そうですね。
≫得点の発表です。
宮原知子のフリー。
143.69!パーソナルベストが出ました!この舞台でパーソナルベスト。
トータルの得点はどうか。
この段階で、2位以内なら表彰台が決まります。
トータルの得点も218.33!見事なパーソナルベスト。
これで銀メダル以上が確定しました、宮原です。
そして、最終滑走メドベデワが演技に入ります。
≫日本のアニメをこよなく愛する17歳。
エフゲニア・メドベデワ。
≫昨日のショートで圧巻の演技。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
余裕があります。
ダブルアクセル。
≫79.21が出ました。
世界歴代最高得点をこのショートでマークしてトップに立ちました。
≫ショートとフリーを合わせた世界最高得点はかつてキム・ヨナがたたき出した228.56。
大記録更新の期待がかかる注目のフリー。
豊かな表現力で演じる物語は…。
≫世界最高得点更新はあるのか。
ファイナル連覇をかけ女王が登場。
≫昨日のショートを見る限り大会連覇へのプレッシャーはみじんもない。
そんな感じがしました。
昨年のチャンピオンエフゲニア・メドベデワ。
ただ、世界歴代最高点でトップには立ちましたが宮原も今日はパーソナルベスト。
まだ僅差の中での優勝争いです。
鍵を握るフリーの演技。
エフゲニア・メドベデワ。
映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」より。
≫トリプルフリップ。
珍しいですね。
ちょっと壁に近づきすぎてしまいました。
≫3回転、3回転のコンビネーションになりませんでした。
≫トリプルルッツ。
フライングシットからの足換えのコンビネーションスピン。
≫今の課題はスピンにもっとスピードをつけること。
昨日の記者会見でそう話していましたメドベデワ。
≫トリプルループ。
きれいに決まりました。
≫ここから後半。
ジャンプが5本続きます。
冒頭のミスを取り返すことができるかどうか。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
ここで取り返してきましたね。
ダブルアクセルダブルトウループダブルトウループ。
トリプルサルコウトリプルトウループ。
≫もう1つの3回転、3回転ここに入れてきました。
≫ダブルアクセル。
柔軟性を生かしたコレオシークエンス。
足換えのコンビネーションスピン。
レイバックスピン。
きれいな回転ですね。
≫悔しそうな表情は見せましたがさすがの精神力。
冒頭の大きなジャンプのミスをその後で挽回してみせましたメドベデワ。
昨日が世界歴代最高点のショートだっただけに今日も出来れば最高の演技をという思いがあったでしょうけれどね。
≫それは強かったと思いますね。
やはり誰かに勝つというよりは自分の最高を目指すというような戦いだったと思いますので。
≫そういう意味では悔しさは見せましたがしかし、あそこからはまた気持ちを切り替えて最後まで見事な演技を見せました。
≫これが最初のトリプルフリップですね。
いつもよりスピードがあるなというふうに感じたんですけれどもそして、跳ぶ位置もいつもよりも壁側に近かったのでどうかなとは思ったんですがうまくコンビネーションにつながりませんでしたね。
≫もしかしたらフェンスが気になった部分があったかもしれないですか?≫いつもとちょっとコースが違うように感じたんですね。
ですので少し緊張があったのかなというふうにも思うんですけどそのあとはよく集中を立て直しましたね。
さすがだと思います。
そして、後半でトリプルフリップからのコンビネーションを取り返しましたのでここは、前半で跳ぶよりも基礎点が高いところですから、これはすばらしかったと思います。
≫この辺りがさすがといいましょうか6分間練習のときに松岡さんともお話していましたがリスクを想定してまたどこかで3回転をつけるという練習が生きましたよね。
≫練習でも後半でもこの練習をしていましたからあまり動揺はなくできたのかもしれませんね。
≫ミスをしたのが最初のジャンプだっただけにそのあとの気持ちの立て直し大変だったかと思いますが。
もう、宮原は銀メダル以上は確定しています。
最終滑走のメドベデワが139.13以上ですとメドベデワ、金メダル。
それ以下ですと宮原知子が金メダルということになります。
昨年は、宮原は堂々の銀メダル。
今回は頂点を狙ってのファイナルへの挑戦でした。
そしてこちらは連覇なるかという17歳になったばかりのメドベデワです。
139.13をマークすれば優勝。
この人は、フリーでは150.10という世界歴代1位の得点を持っている選手。
最初にジャンプのミスはありましたけれどもそれを取り返す後半のジャンプもありました。
メドベデワの得点です。
148.45。
このフリーもトップの得点。
文句ありません。
堂々、このメドベデワが連覇達成ということになりました。
トータルの得点がまもなく発表になりますがもちろん227.66という得点です。
ミスがありながらも圧倒的な強さでメドベデワ、2連覇達成。
そして、宮原知子も昨年に続いての見事な銀メダルを獲得。
銅メダルはロシアのパゴリラヤという結果になりました。
≫宮原選手です。
2年連続でのファイナル銀メダルおめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今どんな気持ちですか?≫フリーは今日はよかったと思うのでフリップがちょっとだめだったんですけどそれ以外はすごく落ち着いて滑れたんじゃないかと思うのでひとまずはよかったです。
≫フリーが終わったあとガッツポーズも出ました。
なかなか宮原選手があそこまでガッツポーズするのはないんじゃないですか。
≫こけることがなければガッツポーズしたらって先生からも言われていてそれが最後、頭をよぎったので結構よかったんじゃないかなって自分でも思ってガッツポーズしました。
≫ファイナルの舞台であれだけ演技ができた。
そしてガッツポーズもできた。
どんな思いですか?≫グランプリ2戦であまり自分の納得いくような結果じゃなかったのでここで、しっかり結果が…。
まだ改善点はありますけどいい結果が出せたのはすごく自信につながりました。
≫日本のファンの皆さんも本当に喜んでいると思います。
最後にひと言、お願いします。
≫現地でも日本の方の応援がたくさんあって全てが自分の力になったのでこれだけの演技ができたんじゃないかなと思っています。
本当にありがとうございました。
≫本当におめでとうございました。
≫ありがとうございました。
≫これ、周りもみんなパーフェクトに近い中すごかったですよ。
おめでとう!≫本当にこれだけハイレベルな戦いの中しっかり自分のやるべきことをやって自己ベスト。
安心、安定の宮原選手すばらしいです。
≫努力は報われる。
そして、そういうものが表現として出ていたと思います。
≫やはり最後のガッツポーズを見てもやりきった感がすごいあったと思うんです。
それが一番すばらしかったですね。
≫日本の皆さんも感じてほしい。
人って頑張れば変われるんだというのを感じましたよね。
次は男子のフリーなんですが現在1位、羽生さんなんですがまずは、ショートプログラム見ていただきましょう。
すごいですよ。
≫ノーミス、完璧な演技を目指したいと話す羽生。
4連覇へ向けてのショートプログラムです。
羽生結弦「Let’sGoCrazy」。
より強くなるために組み込んだジャンプです。
≫イーグルから4回転ループ。
≫懸命に、こらえました。
少し苦笑い。
手拍子に乗ってスピードに乗って2種類目の4回転です。
≫4回転サルコウトリプルトウループ。
≫こちらは完璧。
≫バタフライからフライングキャメルスピン。
バックアウトカウンターからトリプルアクセル。
ウィンドミルから足換えのシットスピン。
ポジションを変えるたびに曲に非常に合っていてすばらしいですね。
こういったところも加点につながってきます。
≫見せ場がぎっしり詰まった今年のプログラム。
楽しさ、勢い感じてほしいと羽生結弦は話しました。
難しさもぎっしり詰まったこのステップです。
≫非常に難しいステップなんですけれどもよく曲に合っていますね。
こういった動きもすばらしいです。
加点につながってきますね。
コンビネーションスピン。
≫場内は割れんばかりの大歓声。
羽生本人の評価はどうなのか。
得点が出ます。
羽生の得点は、106.53。
今シーズンの世界最高を上回ってきました。
≫羽生さん、すごい。
そして、今日のフリーこの勢いでいってほしい。
≫昨シーズンよりもジャンプ構成も難易度が高い構成になっていますのでそれが全て成功した場合には世界歴代最高得点をまた更新する可能性というのが高いんですね。
頑張ってほしいと思います。
≫そして宇野さんは自分超えしてほしい。
ひと言、お願いします。
≫マルセイユに行って今が一番調子がいいのでぜひ表彰台を狙って頑張ってほしいです。
≫男子の世界一決まりますよ!≫羽生選手自身の世界に集中して振り付けの確認をしています。
緊張感も張り詰めてきました。
現在ファイナル3連覇中の羽生選手ですらショートのときは手足が震えるほど緊張したと言っていました。
それでも、4連覇はいい演技ができればついてくるものだと信じていると気負う様子は一切ありません。
羽生選手が羽生結弦の演技をすれば大記録はついてくるはずです。
そしてショートでは自分の演技ができなかったと悔しさを隠しきれなかった宇野選手ですが≫男子史上初ファイナル4連覇がかかる羽生結弦。
その歩みはまさに進化の歴史だった。
転機は4年前にさかのぼる。
この年、故郷・仙台からカナダに練習拠点を移しブライアン・オーサーコーチの教えを受けることにした。
理由は…。
≫当時では珍しく2種類の4回転ジャンプを駆使し頭角を現していたハビエル・フェルナンデス。
羽生は、フェルナンデスを育てたオーサーコーチのもとトウループに続く新技サルコウへの挑戦を始めたのだ。
悪戦苦闘する羽生にオーサーコーチは…。
≫感覚だけで跳ぼうとしていた羽生にジャンプのメカニズムを一から教えた。
≫こうして、磨きをかけた4回転サルコウ。
≫最初のジャンプ。
決めた!≫いった!4回転。
≫2種類目の4回転ジャンプを完全にものにしてみせた。
更に去年、羽生は驚くべきプログラムに挑んだ。
フリーだけで3本の4回転ジャンプ。
≫4回転サルコウ。
4回転トウループ。
≫これも見事。
≫4回転トウループ3回転トウループ。
≫持っていきました。
≫ファイナルで見事3本とも成功。
その演技は異次元とまで言われた。
≫羽生結弦が羽生結弦を超えました!≫自身の持つ世界歴代最高得点を更新し3連覇を達成。
もはや、行き着くところまでいったかに思えた4回転への挑戦。
だが進化は止まらなかった。
なんと今年、世界で誰も成功したことがなかった新たなジャンプをマスター。
それが…。
≫4回転ループ。
≫4回転ループ。
これで羽生の4回転ジャンプは3種類に。
カナダに渡って4年。
フリーで1本しかなかった4回転ジャンプはついに3種類、4本にまで増えたのだ。
≫4連覇の偉業がかかる今日のフリー。
異次元を超えた超異次元の領域へ。
≫先ほどまで女子のフリーで大いに沸いたリンク。
いよいよこの整氷されたリンクに選手たちが姿を見せようとしています。
場内は、マルセイユはもちろんヨーロッパ、北米、そして日本。
世界中のファンの姿があります。
いよいよ始まる男子フリー。
解説は織田信成さんです。
スタジオから移動してきてくださいました。
よろしくお願いします。
シリーズを勝ち抜いた6人男子の場合はショートがおとといありました。
1日間を空けて今夜のフリーですけれどもどうでしょう。
≫やはりショートプログラムから4回転ジャンプを跳ぶ非常にハイレベルな戦いになっています。
そしてフリーでは4回転ジャンプの数もどんどん増えていますのでハイレベルな空中戦にはなってくると思うんですけれどもやはり4回転だけではなくてその完成度そして演技構成点のほうですね。
表現であったりですとか。
そういったところもやはり、表彰台優勝を争うには大きく影響してきますので非常にハイレベルな戦いが期待されますね。
≫ショートから演技時間が増えました。
4分半プラスマイナス10秒。
要素が13あります。
うち、ジャンプが8つということですが4回転の数、宇野選手なんかは3本入れています。
選手によってもまちまちですがやはり、4回転というのが勝負、大きく行方を分けていきますね。
≫そうですね。
羽生選手ネイサン・チェン選手は8回中4回が4回転ジャンプそしてほとんどの選手が3回。
アダム・リッポン選手は1回を予定しているんですけれども。
ですので、やはり4回転が決まるかどうかで順位というのは大きく変わってくると思いますね。
≫4回転というのが基礎点が1つのジャンプでおよそ10点以上あります。
ショートプログラムを終えてトップの羽生が106.53。
今シーズンの世界最高得点をマークしました。
チャンが99.76フェルナンデスが91点台。
宇野、ネイサン・チェンリッポンと続いていきます。
ですから、この差も十分、選手たちからすると逆転可能というような思いもあるでしょうね。
≫10点近く離れているわけですけれども4回転の決める。
そして、その決めた完成度出来栄えの点数でも大きく点数を伸ばすことができますのでプラス4回転ジャンプはスピードと高さがないとなかなか跳べないジャンプできれいに決まれば加点も大きくもらえるというジャンプですのでそれが決まってくればそういった点差を埋めることは可能だと思います。
≫そして、その中で羽生の姿が見えました。
この2日間、織田さんどういうふうに見ていましたか?≫こちらに来て非常に調子がいいですね。
全体の練習を見ていてももちろんジャンプを成功したり、失敗したりという場面はあるんですけれども全体の体の動きですね。
あまり、休憩せずに≫リンクサイドに6人がそろいました。
引き締まった表情に見えます。
松岡さん、いよいよ始まりますね。
≫さっきの女子の興奮の中に男子も感じるのは今日、決着がつく。
世界一が決まる。
やっぱり勝負勘というのが選手を見ていて感じるんですが、なんといっても羽生さんを見ているとやるべきことがはっきり見えているという気がします。
羽生さんに僕聞いたんですけれど内村選手ですね金メダリストの。
彼のように練習のときから試合の状況を想定してやっている。
ですから、この入った時点で何をすべきかって進藤さん、わかっているように僕は見えます。
≫選手が入ってきました。
滑走順はショートの4位から6位が1番から3番。
1位から3位の選手が4番目から6番目に抽選で振り分けられました。
1番滑走、ショート4位から2年連続で表彰台を目指す宇野昌磨。
アメリカ勢5年ぶりのファイナル。
27歳アダム・リッポンは初出場です。
4本予定する4回転が決まれば表彰台圏内。
ネイサン・チェン、17歳。
史上初の4連覇、どんな演技でどんな点をたたき出すか羽生結弦、4番滑走。
そして羽生も認める本番の勝負強さがこの人にはあります。
世界チャンピオンのフェルナンデス。
最終滑走はショートプログラムで自己ベスト調子のよさを見せた、織田さんパトリック・チャン。
≫このファイナルに来て更に演技の完成度を上げてきたなという印象です。
≫6分間、修造さん時間がどんどん減ってきますね。
≫今、感じたのはこれが韓国のピョンチャンオリンピックの6人になってもおかしくない。
本当にスターぞろいだと思うんです。
そんな中織田さん、やはり羽生さんなんですけれど彼は、精神的にも強いといわれながらもやはり世界選手権勝てなかったり彼の中でいろいろな思いがあるはずです。
その中で今回の演技でもそうでした。
できる、できる、できるってありがとうありがとう、ありがとう演技前に自分に言って本当に自分を信じようってそういうことをものすごく感じますね。
≫やはり、夏なども怪我があってなかなか練習できない時間があったりですとかその中でもやはりスケートを滑れる喜びであったりですとかそういうものに気づくときもあったでしょうし。
そういう意味でのありがとうという意味もあるかもしれないですし。
あとは、この大会に向けてしっかりやってきたというやはり自信が羽生選手に見えるなというふうに感じているのでそれを信じて頑張ってほしいなと思います。
≫今日の朝の練習も内村さんの練習のときから試合の想定6分間想定をしながらやっていました。
ですから、4回の4回転ジャンプがありますけれどなんといっても3つ目にやってきますよねこのサルコウ。
それがどのような…。
今朝、ちょっと失敗がありましたが織田さん、そこの大切さはどう感じますか。
≫やはり、4回転ジャンプが1つポイントにはなってくると思うんですけれど僕は後半の4回転サルコウが1つ、ポイントになってくるかなというふうに感じますね。
前回のNHK杯では回りきって転倒という形だったんですけれども羽生選手、絶対にここはきれいに今回は決めたいという気持ちもすごく強く感じますしそこの調整というのも練習からも非常に重点的にやっているなという印象でしたのでそこの4回転ジャンプを決めて自信をつけてもらいたいという感じがします。
≫そして、今、目の前を通っていた宇野選手なんですが目の鋭さとかものすごく…。
ちょっと昨日は調子が出なかったと言っていましたがいい雰囲気に見えます、僕は。
≫宇野選手も昨シーズンこの大会で3位に上がってから今シーズン2年目なんですけどシニアの風格といいますかそういったものを携えて実力をつけてこのファイナルに戻ってきたなという印象で4回転フリップもフリーで挑戦しますし全てが決まってくればどのぐらいの点数が出るんだろうというすごく楽しみな予感がします。
≫上から目線で言いたくはないんですがパトリック・チャンという選手がオリンピックを1回休みましたが戻ってから彼は一番成長したんじゃないかって僕はそう感じるんですよ。
≫今回、4回転サルコウという彼にとっては新しい4回転ジャンプをこのフリープログラムで挑んでくるんですね。
今まではやらなくても彼のプログラムの完成度で勝ててきた。
でも今は、やらないと絶対に勝てないというのを復帰した昨シーズンに思い知って、そこから自分ももっともっと成長しないといけないんだというベテランでありながらもどんどん、成長していく気持ちであったりとか挑戦していく気持ちというのは非常にすばらしいなというふうにいつも思います。
≫練習を見ていても前とは違って誰よりも丁寧に一生懸命。
そういうものをみんなの選手が感じながらいっています。
もうそろそろ羽生選手4回転くるかな。
≫4回転サルコウですね。
≫これですよね、後半の。
≫はい。
きれいに決まっていましたね。
非常にジャンプ全体に無駄な動き力が入っていないので非常に完成度の高い4回転ジャンプですね。
すばらしいです。
≫あとは世界チャンピオン2回勝っていますけれどフェルナンデス選手ジャンプだけじゃないというのをすごく感じるようになりました。
≫彼はもちろんジャンプもすばらしいんですけども技と技のつなぎですね。
普通にジャンプを跳ぶというのがあまりないんですよね。
ですので、そういったところ演技構成点でも高く評価されますし彼の1つの強い部分ですね。
≫ネイサン・チェン選手も4回転、どんどん練習で跳んでいますが羽生さんは、ここは…。
≫4回転ループにきそうですね。
少し回転軸が傾いてしまったんですけども回転はしっかり回っていました。
≫あえて、それほど羽生さん4回転を跳んでいないというかこの6分間練習焦っていないように僕は見えるんですが織田さんはどうでしょうか。
≫練習で非常に調子がよかったですのであまり、この6分間は跳ばずに新鮮な気持ちを維持したまま試合に臨むというスタイルかもしれません。
≫進藤さん、女子の6分間練習とは違って6選手とも静かな闘志というのを感じる練習に見えます。
≫本当に表情が物語っています。
≫もう一度4回転ループいきそうです。
ここは3回転にしましたね。
≫あとは、先ほどこのあと第1滑走の宇野昌磨選手が冒頭の4回転フリップちょっとなかなかうまくいかずに思わず悔しそうな表情を見せるシーンもありました。
≫ただ、昨日もすばらしい集中力で4回転フリップ成功させましたのでもう一度その集中力を出して頑張ってほしいと思います。
≫この6人で…。
最後、挑んでいきました。
≫しっかり回転も足りていたと思います。
≫4回転が全5種類これからの6人が披露していきます。
≫去年のファイナル銅メダリスト宇野昌磨。
初日のショート。
≫4回転フリップ。
≫持ちこたえました。
≫大技、4回転フリップを成功。
メダル射程圏内の4位につけた。
≫フリーは3本の4回転を入れるタフなプログラムに挑戦する。
シーズン前、アメリカ・シカゴ。
宇野は体力強化のため初めて海外で武者修行。
リンクの外でもハードなトレーニングをこなしていった。
≫3週間自らの肉体をいじめ抜いた。
≫3本の4回転に挑み狙うは2年連続の表彰台。
ショート4位からメダルを獲得した去年の再現を目指す。
≫ショートプログラムを終えて4位。
スピン、ステップは全て最高のレベル4を獲得。
逆転での表彰台を十分狙えるポジションでこのフリーを迎えました。
宇野昌磨。
アストル・ピアソラ作曲「ブエノスアイレス午前零時」ほか。
最初に大技です。
≫4回転フリップ。
≫決めました。
次は2種類目の4回転。
≫スリーターンから4回転トウループ。
≫こらえました。
≫少し回転を抑えることができなかったですね。
イーグルのポジションからトリプルループ。
これもジャンプを跳ぶ前につなぎに工夫がありましたね。
フライングキャメルスピン。
ステップシークエンス。
≫スピードが増していきます。
≫ステップに対するエネルギーがすばらしいですね。
非常に力強いステップです。
フライングコンビネーションスピン。
イーグルからトリプルアクセル。
これも難しい跳び方ですので加点されますね。
≫このあとは後半に3本目の4回転を予定しています。
コンビネーションにしたいところ。
≫バックアウトカウンターからスリーターン4回転トウループダブルトウループ。
≫見事です。
≫トリプルルッツ。
≫次も大きな得点源のジャンプが待っています。
勝負どころを乗り越えるために体をいじめ抜いてきたと宇野昌磨は話してくれました。
≫トリプルアクセルシングルループトリプルフリップ。
≫大きな歓声が起きました。
≫トリプルサルコウ。
コレオシークエンス。
≫クリムキンイーグルも見せました。
≫コンビネーションスピン。
≫戦いにきたと話した今年のファイナル。
見事な、見事なフリーを見せました。
≫4回転トウループショートプログラムでは失敗してしまったんですけど1つ目はステップアウトだったんですが後半の2本目の4回転トウループは非常にきれいでしたね。
加点のつくすばらしいジャンプでした。
4回転フリップも6分間でうまくいっていなかったんですけれどここで決めるという集中力が非常にすばらしかったですね。
よく降りたなという感じがします。
≫終えた直後の表情が本当に何かそれまでぐっと張り詰めていたあるいは不安を感じさせるようなものでしたもんね。
≫そうですね。
あとは後半のトリプルアクセルからの3連続ジャンプですね。
あそこを決めたのは点数的にかなり大きかったと思います。
基礎点として15.73あるジャンプですのでこれは大きな得点源になってくると思います。
≫振り返っていきましょう。
≫冒頭の4回転フリップです。
回転もしっかり回っていますね。
すばらしいですね。
加点されるジャンプです。
これも4回転トウループ難しい入り方工夫があったんですけれど少し、跳び上がってから回転を抑えることができずに着氷してしまいましたね。
ここで出来栄えのほうで減点されてきます。
ここのトリプルアクセルもトリプルトウループを予定していたんですけれども無理をしなかったですね。
少しランディングが詰まりましたので賢明な判断だったと思います。
後半の4回転トウループダブルトウループは完璧にコントロールされた非常にすばらしいジャンプでしたね。
プラス2からプラス3もらってもおかしくないすばらしいジャンプです。
後半、疲れてくるところでスピードを出して決めたというのが非常にすばらしかったです。
よかったですね。
やはり、しっかり4回転ジャンプ入っていますしトリプルアクセルも入っている。
基礎点の高いジャンプはしっかり入っていますのでこれはかなり高い得点が出てくると思います。
≫去年は、同じようにショート4位から自己ベストをマーク。
190点台に乗せてメダルをとりました。
宇野の得点が出ます。
第1滑走で195.69。
自己ベストを出しました。
ショートとの合計はどうでしょうか。
282.51。
これも自己ベストに迫る得点。
まずは宇野昌磨がいい演技を見せて次が、アメリカのリッポンです。
≫このあと個性豊かなアメリカ勢が登場。
今大会、男子最年少17歳のネイサン・チェン。
≫今世界で最も高得点をたたき出すコンビネーションから。
≫4回転ルッツ3回転ループ。
≫持っていきました。
≫最高難度の必殺技4回転ルッツトリプルトウループを武器とする驚異の新星。
フリーでは4回転ジャンプ4本を組み込む超ハイレベルなプログラムに挑戦する。
≫そして、27歳の全米王者アダム・リッポン。
ひとたびリンクに立てば…。
エンターテインメント性あふれるあでやかな演技で常に会場を沸かせる。
≫フリーで演じるのは羽を傷つけた鳥の物語。
全米王者リッポンが再び異彩を放つ。
≫シリーズ参戦9年目27歳でつかんだ念願のファイナルの舞台です。
全米チャンピオンアダム・リッポン。
アメリカアダム・リッポン。
「フラミンゴの飛来」ほか。
冒頭にショート、フリー通じて唯一の4回転を予定しています。
≫4回転トウループ。
練習からも少し苦戦していましたので回転が足らずに転倒してしまいましたね。
トリプルフリップトリプルトウループ。
こちらは非常にクリーンな着氷ですばらしいです。
トリプルサルコウ。
バタフライからフライングキャメルスピン。
難しい入り方、ポジションの変化すばらしいです。
ステップシークエンス。
もう少しスピードがあるとより加点されると思います。
≫後半に入ります。
≫トリプルアクセルダブルトウループ。
このトリプルアクセルは空中で回転軸が傾いてしまいましたね。
トリプルルッツ。
ダブルループ。
少しジャンプのタイミングが合っていないですね。
美しいレイバックスピンですね。
コンビネーションスピン。
≫最後のジャンプはこの人の代名詞ともいえる決めたいルッツです。
≫難しい入り方から両手を上げてトリプルルッツ。
コレオシークエンス。
すばらしいバレエジャンプです。
フライングコンビネーションスピン。
回転速度がすばらしいですね。
加点されるスピンです。
≫このマルセイユのリンクでこの人らしい、やわらかな澄んだ世界を作り上げていきましたアダム・リッポンです。
≫4回転トウループ挑戦してきましたね。
練習では、なかなかうまくいかず一度も成功することはできなかったんですが、これだけ周りの選手たちが4回転を跳んでいる中挑戦しようという気持ちはすばらしかったと思います。
ただ、4回転トウループも回転がかなり足りていない状態での転倒ですので基礎点としては3回転トウループからのマイナス3ですね。
プラス、ディダクションがマイナス1つくという形になってきます。
≫多くの選手が4回転を何本も組み込んでいく中で自分はプログラムの完成度観客を大いに沸かせて成長していきたいと話していたリッポン。
≫ジャンプとしてはトリプルルッツが単独2本になりましたので2本目の両手を上げて跳んだトリプルルッツなんですがここは基礎点から70%ということになりますね。
ですので、少し、やはりジャンプの基礎点自体が下がってしまいますので点数は少し、やっぱり下がるかなという感じがします。
≫本人も思うようなフリーではなかったかもしれませんが織田さん、今シーズンのシリーズ2戦のショート、フリーそれから、昨シーズンの世界選手権であったり年を重ねながら成長している感じがしますね。
≫やはり彼にしかできないスケート技と技のつなぎであったりこういった表現の部分ですよね。
そういったところが、やはり高い評価を受けていてこのファイナルでも確かにジャンプのミスはあったんですけどもそういった彼らしさというのは存分に表現できていたと思いますので次は、やはりジャンプも更に完成度を高めてすばらしいプログラムを期待したいなと思います。
≫次に登場する、この人は4回転を4本予定しています。
まさに新時代の申し子。
このネイサン・チェンと同じ4本をネイサン・チェンの次に登場する羽生も予定をしています。
世界のトップ6の争いです。
本当に織田さん松岡さんからもありましたオリンピック、2018年もう1年と少しピョンチャンにいる6人といっても過言ではない。
メダルを争っていてもおかしくないメンバーです。
アダム・リッポンの得点です。
フリーは149.17。
ショートとの合計得点は233.10です。
≫去年のジュニアグランプリファイナルの金メダリストです。
ショートプログラムは緊張したと話しました得意の4回転、決まらず5位。
ただ、予定のプログラムを演じれば一気に表彰台圏内です。
アメリカ、17歳ネイサン・チェン。
「ダッタン人の踊り」。
なんとしても決めたいと話した最大の得点源から。
≫4回転ルッツ3回転トウループ。
≫見事です。
次も難しい2種類目の4回転。
≫4回転フリップ。
≫これも降りた。
次は早くも3種類目。
≫4回転トウループダブルトウループダブルループ。
≫しかも3連続。
予定では次も4回転ですがどうか。
≫4回転トウループ。
≫決めてきました!恐るべき17歳。
≫コレオシークエンス。
≫このあとの予定ではシリーズでは苦しんできた課題のアクセルジャンプ。
≫トリプルアクセル。
≫ショートに続いてここも決めました。
残すジャンプ3つ続けてきます。
≫トリプルループ。
ステップからトリプルフリップトリプルトウループ。
≫残すジャンプは1つ。
≫トリプルルッツ。
≫ジャンプは完璧でした。
≫キャメルの足換えのスピン。
足を換えるときに跳ぶことによってレベルが上がります。
ステップシークエンス。
≫シリーズデビューを果たしたばかりの17歳です。
何年もテレビで見ていたアイドルのような選手たちと戦えることを楽しみにしていると話しました。
≫フライングコンビネーションスピン。
ポジションでのそれぞれの回転数もいいですね。
コンビネーションスピン。
≫やりました。
世界のトップを相手に堂々たる演技。
世界のトップにふさわしい演技を17歳が披露しました。
≫すばらしい演技でしたね。
冒頭の4回転、4本立て続けに跳んだわけですけど全てクリーンで全て加点のつくすばらしいジャンプでしたね。
そして、後半に入ってから少し苦労していたトリプルアクセルですねそれも非常にきれいに決まりました。
≫この羽生にとってもグッと何か高ぶるようなものがあるような刺激になったでしょうか。
あるいは緊張感でしょうか。
このチェンは羽生結弦と同じ試合で初めて見て神みたいだと表現していましたが≫これが4回転ルッツトリプルトウループです。
練習から本当に3回転ジャンプのように4回転ジャンプを跳ぶので今、4回、回ったかな?というふうに確認するんですけどもしっかり回っていますねすばらしいです。
ここがその次に跳んだ4回転フリップ。
すばらしいですね。
もちろん4回転ジャンプルッツ、フリップ跳べるのもすばらしいんですけど彼はしっかりそのルッツもアウト。
フリップはインサイドで踏み切れるというのがすごいですよね。
4回転トウループダブルトウ、ダブルループも3つのジャンプ非常によくコントロールされていましたのでここは加点されますね。
この4回転トウループは少しランディングで流れがなくなってしまったんですけれども加点されるいいジャンプだったと思います。
≫4回転、3種類4本フリーで決める。
これは羽生結弦が今シーズンからチャレンジしていることでもありますがそれを目の前でやってのけました。
どんな得点がネイサン・チェンには出てくるか。
採点結果や予定演技を見ることができます。
リモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
この羽生、それからフェルナンデスパトリック・チャン。
3人だけがフリーでは200点台というのを過去マークしていますがネイサン・チェンも自己ベストは間違いないでしょう。
果たして、4人目の200点台ということもあるのか。
羽生にとっては織田さん後半の4回転サルコウからのコンビネーションジャンプが1つ、鍵だとおっしゃっていました。
≫そこが1つポイントとなります。
冒頭の4回転ループにも重要なポイントがあると思います。
≫ネイサン・チェンの得点です。
自己ベストは180.97。
大幅に上回りました。
197.55。
ここまでの選手のトップ。
ショートは5位でしたがこの人がどこまで順位を上げてくるのか。
≫宇野選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫いろんな思いぶつけられたんじゃないですか。
≫全てこのフリーにぶつけようと気持ちを込めて滑ったのでそれが、いい方向に向いてよかったかなと思います。
≫ショートの悔しさをぶつけたいと話した中でフリー、パーソナルベストです。
どうですか?≫完璧の演技には届かなかったですしガッツポーズが出るほどの演技じゃなかったので課題は残ったんですけどでも、本当に気持ちをこのフリープログラムにぶつけることができてその結果、なんとか少ないミスで抑えられたことがすごいよかったなと思います。
≫フリーもパーソナルベストですが本当に完成度ジャンプも含めて上がってきたんじゃないでしょうか。
≫今回のフリーに関しては気持ちで全てのジャンプも…。
フリーというより1つ1つのジャンプを別と考えて跳びにいけてたかなと。
すごい集中もいい集中の仕方をしていたなと思ったのですごい、いい方向に向いてよかったです。
≫本当にお疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫このあと、いよいよトップ3。
最初に登場するのはショート首位男子史上初の4連覇に挑む羽生結弦。
≫異次元とも呼ばれた世界歴代最高得点の更新から1年。
更なる高みを目指し4回転ジャンプの数を3本から4本に増やした極限プログラムに挑んでいる。
まだ、パーフェクトこそないがその完成度は着実に高まっている。
自分を信じ、勝負のリンクへ…。
≫羽生を追うのは、世界王者ハビエル・フェルナンデス。
ショート3位から逆転を狙うフリー。
演じるのは…。
キング・オブ・ロックンロールエルビス・プレスリー。
≫プレスリーを演じ切りファイナル初制覇なるか。
過去2度のファイナル優勝パトリック・チャン。
ショートでは100点に迫る高得点。
自己ベストを3年ぶりに更新し2位につけた。
今日のフリーでは今シーズン新たに習得した4回転サルコウを組み込んでくる。
大技習得の裏には今年から練習をともにするようになったネイサン・チェンの存在があった。
≫新たな武器を携え元世界王者が逆転優勝を狙う。
男子シングル頂点に立つのは、果たして…。
≫自らに何度も何度も言い聞かせました。
大丈夫、できる。
自分の中では限界を決めていないといいます。
今、成長できるところを成長させて1つ1つ進むだけと話す羽生結弦。
どこまで届くかどこまで道を切り開くか。
羽生結弦「Hope&Legacy」。
世界最高難度のプログラムが始まりました。
≫4回転ループ。
≫降りた!≫4回転サルコウ。
≫余裕があります。
≫大きく加点されるジャンプです。
フライングコンビネーションスピン。
ステップシークエンス。
3連続のターンもしっかり踏めていたと思います。
スリーターンからトリプルフリップ。
≫挑戦の中の挑戦のジャンプです。
≫4回転サルコウ。
トウまで少しスピードがなかったですね。
≫この次にもなお4回転を予定しています。
≫4回転トウループ。
≫更に難しいジャンプが続きます。
≫トリプルアクセルトリプルトウループ。
スリーターンチェンジエッジからトリプルアクセルシングルループダブルサルコウ。
フライングの足換えのシットスピン。
≫思いを込めます。
≫シングルルッツ。
コンビネーションスピン。
≫この時間にそして、この瞬間に全てを込めました、羽生結弦。
披露するたびにこのプログラムはもう、羽生の目指したプログラムに近づいているそんな気がします。
≫4回転サルコウ後半で転倒してしまった次の4回転トウループよく跳んだなという感じがします。
そして、後半のトリプルアクセルトリプルトウループこちらも非常にきれいに跳んでいましたので後半、跳んでいますので1.1倍。
こういったところは得点源になっていきますね。
冒頭の4回転ループ4回転サルコウも非常によかったですね。
特に4回転サルコウはプラス2からプラス3を受けてもおかしくない非常に美しいジャンプでした。
≫今年のファイナルは男女シングル通しての史上初の4連覇。
それから去年があまりに鮮烈な世界最高得点を連発。
織田さん、本当に想像を絶するくらいのプレッシャーと彼は戦っているんだと思います。
≫普通に試合をするだけでもかなり緊張するんですがそこに4回転、4本というやはり、挑戦をしていますのでかなり緊張するとは思うんですよね。
冒頭の4回転ループよく決めてきましたね。
少し右肩が下がった状態で回ったんですがしっかり4回転ループは回っていますね。
ジャンプとしても加点されるいいジャンプだったと思います。
≫自分ができることを集中して。
そうすれば、道は開かれると思いますと話していた羽生。
≫この4回転サルコウは完璧でしたね。
高さ、流れ、幅。
そしてランディングポジションも非常に美しかったです。
大きく加点されます。
ここで少し跳ぶまでにスピードがなかったんですけれども回転はしっかり回りきっていますね。
ただここは単独の4回転サルコウ2本目ですので基礎点から70%ということになります。
ですので少し基礎点から点数が引かれるということです。
この4回転トウループはよく跳びましたね。
このトリプルアクセルトリプルトウループも後半にきて非常にきれいに決まっていましたので得点源になってきますね。
≫後半はいろんな体力的なものもあったかもしれません。
少しのミスは出てきましたがどんな得点になるか。
≫やはり最後のトリプルルッツがシングルルッツになってしまったのでここで6点近く得点を落としてしまいましたからそういったところが点数に大きく影響してくると思いますね。
≫ショートを終えて2位のパトリック・チャンには7点前後の差をつけました。
ただ、このフリーはフェルナンデスもそうですが4回転1本でも大きく順位が変わってきます。
ただ、昨シーズン左足の甲を痛めてそこからリハビリから始まった今シーズン。
羽生のフリーの得点187.37。
ここまでフリーを演じた4人の中では3番目の得点。
やはり、ジャンプの失敗も終盤にあって得点が思ったほどは伸びませんでした。
ただ、それでもトータルは293.90のトップ。
羽生の4連覇はなるのか。
世界チャンピオンフェルナンデスそして最後にチャンを待ちます。
さあ、世界選手権2連覇中のチャンピオン登場です。
このファイナルだけは2年続けて羽生結弦に届かずの銀メダルでした。
フランス・マルセイユはスペイン国旗が揺れています。
羽生も認める本番の強さ。
勝負強さをここで見せることができるか。
世界選手権2連覇中ハビエル・フェルナンデス。
「エルビス・プレスリーメドレー」。
≫4回転トウループの予定だったんですが3回転トウループになりました。
≫次は2種類目。
≫4回転サルコウダブルトウループ。
よくダブルトウをつけました。
カウンターチェンジエッジからトリプルアクセルダブルトウループ。
≫見事です。
完全に場内を味方に引き込んでいます。
≫コレオシークエンス。
≫このあとは、後半に3本目の4回転を予定しています。
≫4回転サルコウ。
回転は足りていました。
イーグルを挟んでトリプルアクセル。
トリプルルッツ。
トリプルフリップシングルループトリプルサルコウ。
バタフライからフライングコンビネーションスピン。
イナバウアーからそのままトリプルループ。
≫最後のジャンプは軽やかに決めました。
≫これも非常に難しい入り方ですので加点されます。
ステップシークエンス。
≫若くて勢いあふれるエルビス・プレスリーになりきりたいと話していたフェルナンデス。
≫少し、ターンエッジが浅いですかね。
コンビネーションスピン。
≫シリーズ2連勝で乗り込んできた頂点を目指して乗り込んできたこのファイナル。
フリーの演技を終えました。
≫少し体力的にかなり疲れているかなという印象がありましたね。
やはり、緊張からくるものだとは思うんですけれど冒頭4回転トウループが3回転トウループになった。
彼としては少し珍しいミスからのスタートとなりました。
ただ、そのあとの4回転サルコウはよくそのあとにダブルトウをつけてコンビネーションジャンプにしましたね。
そのあとの後半の4回転サルコウがステップアウトという形でコンビネーションジャンプにできなかったですのでやはり、1本目のジャンプでしっかりコンビネーションをつけたというのは賢明な判断だったと思います。
こういったところでも基礎点が下がってくるか下がってこないかというのが大きく変わってきます。
ここですね、4回転トウループだったんですが。
全く、見る限りは何も問題ないジャンプに見えるんですけどもやはりどこか足の緊張力がうまく入っていない部分があったのかもしれません。
この4回転サルコウも彼本来のジャンプではなかったんですけれどもよく着氷しましたね。
ただ出来栄えとしては少し減点という形になります。
このトリプルアクセル。
少し練習でもトリプルアクセルに苦戦している感じはあったんですけれども1本目のトリプルアクセルは非常にきれいに決めてきましたね。
この4回転サルコウは高さが非常にありました。
ただ、着氷するには軸がかなり前になっていましたのでうまく着氷できなかったですね。
彼のプログラムは技と技のつなぎがかなり工夫されていますので普通にジャンプを跳ぶよりも体力的に非常に厳しいプログラムなんですけれどよく最後まで滑り切ったなという印象です。
≫今シーズンはロシア、フランスと2週連続でシリーズを戦ったり本当にすばらしい演技を見せ続けてくれていましたもんね。
≫こういったイナバウアーからループも非常に難しいつなぎですので普通に跳ぶよりも後半は疲れてくるんですけども今回はちょっとジャンプのミスが目立ったかなという感じがします。
≫ブライアン・オーサーコーチに指導を受けます羽生結弦とも練習の仲間でもあるわけですがいよいよ残すはこのパトリック・チャンただ1人。
パトリック・チャンは5年ぶりのファイナル制覇を狙います。
フェルナンデスは世界選手権連覇から初優勝。
羽生は4連覇なるか。
フェルナンデスの得点です。
フリーの得点は177.01。
フリーだけでの順位は現時点で4位。
そして、ショートとのトータルが出ます。
268.77は4位。
フェルナンデスは表彰台に届かず。
羽生、ネイサン・チェン宇野が現在、表彰台圏内でいよいよ最終滑走パトリック・チャンです。
≫羽生選手お疲れさまでした。
≫お疲れさまでした。
≫演技を終えて今どんな思いがあるでしょうか。
≫すごい悔しいです。
≫演技終わったあと何か自分に言い聞かせるように口が動いているように見えたんですがどんな思いがあったんでしょう。
≫悔しい思いが非常にあったのででも、同じ失敗と同じ失敗以上のものをしてしまっているのでちょっと成長してないなって思ってすごい悔しかったです。
≫演技の中で羽生選手自身はどんなことを考えながら進んでいったんでしょうか。
≫この曲自体はすごく感じてやれたと思いますしこの間以上に目線だとかまたは笑顔だとかそういったものに注意を払ってまた、この曲を感じながら滑ることはできたと思っています。
≫自らにかなりの挑戦的なプログラムという中で今回の挑戦というのはどうだったでしょう?≫うまくいかなかったと思っています。
ただ、挑戦というのはうまくいったりうまくいかなかったりの繰り返しだと思っているのでもっともっと練習して強く、強くなっていかなくてはいけないなと思ってます。
≫お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫ショートでは今シーズン初めてのパーフェクトな演技。
3年ぶりに自己ベストを更新しましたパトリック・チャン。
しびれるような緊張感の中で最終滑走です。
5年ぶりのファイナル金メダルには届くのか。
パトリック・チャン「AJourney」。
同じカナダのペア世界チャンピオンエリック・ラドフォード作曲のプログラムです。
最初に4回転。
転倒。
≫4回転トウループはトウをつくタイミングが少し合わなかったですね。
≫次はショートでは見事に決めたアクセル。
≫このトリプルアクセル少し高く上がりすぎた感じがしました。
≫今シーズンの大きな挑戦2種類目の4回転は挑んでくるか。
≫4回転サルコウ、決めました。
≫ここは見事です。
≫キャメルの足換えのスピン。
足を換えてからの加速がすばらしいですね。
美しいキャメルポジションです。
コレオシークエンス。
≫後半に入って挑戦のジャンプが続きます。
3本目の4回転です。
≫3回転トウループ。
≫オリンピックも見据えてこのあとには後半のトリプルアクセルも挑んできます。
≫トリプルアクセル。
ここは3回目の転倒ですのでここからディダクションがマイナス2となります。
トリプルループ。
トリプルルッツダブルトウダブルループ。
トリプルフリップ。
非常に軽やかなジャンプでした。
フライングシットスピン。
ステップシークエンス。
氷に吸い付くようなすばらしいスケーティングですね。
すばらしいです。
コンビネーションスピン。
≫休養から復帰2シーズン目。
恐らく、しびれるような燃え出すような緊張感と戦ったでしょうパトリック・チャン。
最終滑走での演技を終えました。
≫非常に緊張していたと思うんですがその中で今シーズンから挑戦してきた4回転サルコウをきれいに決めたというのは非常にすばらしかったと思います。
やはり、2度転倒が続いた中やはり、4回転サルコウを躊躇したとは思うんですけれどしっかり決めてきましたね。
そういったところは非常にすばらしかったです。
ただ、プログラム全体で転倒が3度ありましたので転倒によるディダクションが今シーズンはマイナス4ということになりますので少し、減点の幅が大きくなります。
この4回転トウループは少し、トウをつくタイミングが遅かったですね。
前の足が寄ってきすぎてからトウをついていますので少し遅かったかなという感じがします。
ここのトリプルアクセルも少し高く跳び上がりすぎて回転をもう少し早く始めたら成功できかなという感じがします。
ここの4回転サルコウは非常によかったですね。
きれいに決まりました。
≫まさに挑戦シリーズでは決められなかった4回転サルコウを見事に決めて。
≫このトリプルアクセルは少し、跳び上がったときにエッジがスリップしてしまいましたね。
ここのトリプルアクセルは2本トリプルアクセル単独となりますので基礎点からから70%出来栄え点からも引かれるということになります。
ただ彼の持っているスケート技術ですね。
後半、疲れてきても本当に美しいスケーティングを見せてくれますのでこういったところが彼のすばらしいところですよね。
ですので、こういったスピン、ステップ表現という面がすばらしいだけに今回のミスが悔やまれますね。
≫思わず終えた直後そんな表情を見せました。
今シーズンからはコーチ、それから拠点も変えて。
特にネイサン・チェンともトレーニングする機会も増えてジャンプというところでもオリンピックに向けてこの羽生やフェルナンデスに追いつくためにトレーニングを積んでいるとパトリック・チャンは話しました。
現在トップは羽生結弦で合計得点が293.90。
パトリック・チャンがトップに立つには194.14という高得点が必要です。
自己ベストは200点台を持っているパトリック・チャン。
羽生がトップネイサン・チェンが2位宇野昌磨、3位。
パトリック・チャンの得点です。
パトリック・チャンの得点は166.99。
転倒による減点4も響きました。
6人を終えてフリーの順位は5位。
合計得点も266.75。
パトリック・チャンは表彰台には届きませんでした。
そして、日本、羽生結弦男女シングル史上初の4連覇を達成。
17歳のネイサン・チェンがすばらしい4回転を決めて銀メダル。
そして、宇野昌磨は去年に続いて見事に表彰台銅メダルを獲得しました。
真っ先に前人未到4連覇羽生結弦に金メダルがかけられました。
織田さんショートプログラムのときは手足が震えるぐらい緊張したと話していました。
≫そういった緊張感を乗り越えて本当に金メダルをよくとってくれたなという感じがしますね。
≫そして、その羽生の両サイドにいるのが2位、銀メダルが、なんと17歳ネイサン・チェン。
織田さん、宇野昌磨も本当によく頑張りました。
このフリーで自己ベストも更新してきました。
≫ショートプログラムでは4回転が彼には珍しいミスがあったんですけれどもそういったミスを引きずらずフリーでは、すばらしい演技を見せてくれましたね。
≫去年に続いて表彰台に立った羽生そして、宇野の日本勢ですが道のりの違うまた新たな思いを感じさせるメダルだったでしょう。
去年は号泣でしたが今年は一瞬悔しさもありただ、そのあとは笑顔も見られましたね。
≫やはり、このフリーもすごく緊張していたと思うので優勝できてほっとした気持ちもあると思います。
≫これで4連覇。
また、道を切り開きました。
場内に「君が代」が流れます。
ピョンチャンオリンピックのプレシーズン。
羽生の連覇は4まで伸びました。
改めて、織田さん、この男子本当にすばらしい戦いでしたね。
≫4回転ジャンプをもちろん決めるということも重要になってくるんですが技の完成度も非常に今、重要になってくるのを改めて知った大会かなと思います。
≫それでは羽生選手の演技もう一度ご覧いただきましょう。
4連覇の偉業でした。
ノーミス完璧な演技を目指したいと話す羽生。
4連覇へ向けてのショートプログラムです。
羽生結弦「Let’sGoCrazy」。
より強くなるために組み込んだジャンプです。
≫イーグルから4回転ループ。
≫懸命に、こらえました。
少し苦笑い。
手拍子に乗ってスピードに乗って2種類目の4回転です。
≫4回転サルコウトリプルトウループ。
≫こちらは完璧!≫バタフライからフライングキャメルスピン。
バックアウトカウンターからトリプルアクセル。
ウィンドミルから足換えのシットスピン。
ポジションを変えるたびに曲に非常に合っていてすばらしいですね。
こういったところも加点につながってきます。
≫見せ場がぎっしり詰まった今年のプログラム。
楽しさ、勢い感じてほしいと羽生結弦は話しました。
難しさもぎっしり詰まったこのステップです。
≫非常に難しいステップなんですけれどもよく曲に合っていますね。
こういった動きもすばらしいです。
加点につながってきますね。
コンビネーションスピン。
≫場内は割れんばかりの大歓声。
羽生本人の評価はどうなのか。
≫得点が出ます。
羽生の得点は、106.53。
今シーズンの世界最高を上回ってきました。
≫どこまで届くかどこまで道を切り開くか。
羽生結弦「Hope&Legacy」。
世界最高難度のプログラムが始まりました。
≫4回転ループ。
≫降りた!≫4回転サルコウ。
≫余裕があります。
≫大きく加点されるジャンプです。
フライングコンビネーションスピン。
ステップシークエンス。
3連続のターンもしっかり踏めていたと思います。
スリーターンからトリプルフリップ。
≫挑戦の中の挑戦のジャンプです。
≫4回転サルコウ。
跳ぶまで少しスピードがなかったですね。
≫この次にもなお4回転を予定しています。
≫4回転トウループ。
≫更に難しいジャンプが続きます。
≫トリプルアクセルトリプルトウループ。
スリーターンチェンジエッジからトリプルアクセルシングルループダブルサルコウ。
フライングの足換えのシットスピン。
≫思いを込めます。
≫シングルルッツ。
コンビネーションスピン。
≫この時間にそして、この瞬間に全てを込めました、羽生結弦。
≫4連覇の羽生さんです。
こっちは4連覇ですから本当に心からおめでとうという思い今の「君が代」はどんな思いで感じていました?≫誇らしい気持ちもありましたけれどもいい演技で終わりたかったなって思ってます。
≫でも、いろんなスポーツ見てますけどこれがフィギュアだと思うんですよ。
全てが完璧じゃない中で1つの戦いです。
それをちゃんと制した。
≫ソチオリンピックでもそうでしたし、いろんな大会でそうでしたけれどこうやってショートとフリーがあってその総合の得点がフィギュアスケートなのでそういう意味ではショートでしっかりといい演技をしてこうやって逃げ切ることができるところまでこれたのが本当によかったなと思ってます。
≫羽生さんというと悔しい思いもありますよ。
でも、この悔しさというのは羽生さんにとってはおめでとうというかなぜなら絶対強くなれるから。
≫崖っぷち大好きですからね。
頑張ります。
≫最後に、やっぱ僕4連覇は心から祝福したいです。
そして羽生さん自身もこの場での4連覇自分自身、最後祝福をお願いします。
≫よく頑張ったなと。
本当に4連覇というのは1つも欠けてはいけない。
そして、この4連覇の一番最初には、あの中国から頑張ってきた自分がいる。
そう考えると本当にたくさんの方々に守られてここまできたなという思いとあとは、いろんなプログラムそして、いろんな困難そういうものにまた自分も成長させていただいたなという実感があるので本当にここまで支えてくださった皆さんに感謝したいです。
≫本当に日本の皆さんに思いを伝えます。
おめでとうございます。
≫ありがとうございました。
≫さあ、日本の皆さんこのあとなんですけれど羽生さんも出ますよ。
宇野さんも出ますよ。
そして宮原さんも出ます。
氷上のミュージカルエキシビション楽しみましょう。
≫氷上サバイバルから氷上ミュージカルへと舞台は移ります。
まさに世界最高峰のエキシビションが始まりました。
エキシビション荒川静香さんとともにお伝えしていきます。
本当に豪華な時間が始まりましたね。
≫華やかですし、やはり緊張から解き放たれた選手たちの表情にも注目してみていただきたいと思います。
≫このオープニングは国ごとにその国のヒット曲や代表曲に合わせて選手が登場します。
スペイン、ハビエル・フェルナンデスが登場。
そして、この次が日本羽生、宮原、宇野3人のグランプリファイナルメダリストが登場します。
日本の登場どんな曲でしょうか。
3人が声を合わせました。
この曲は「PPAP」です。
世界的に人気なコミカルソングに合わせて華やかに豪華に登場しました。
そして、宮原がピコ太郎ダンスをしています。
これは3人の「PPAP」。
豪華な共演になりました。
≫ピコ太郎ポーズ出ましたね。
≫笑顔で3人がこの氷の上でエキシビションならではの共演を見せました。
ファイナルメダリストとして羽生、宮原、宇野がいよいよ演技をしていきます。
エキシビション始まりました。
≫グランプリファイナルで激闘を繰り広げた世界のメダリストたちが再び登場。
氷上のミュージカルエキシビション。
4連覇を果たした羽生結弦。
ショート4位から逆転での銅メダル、宇野昌磨。
会心の演技を見せ2年連続でメダルを獲得。
宮原知子。
ファイナルを沸かせたトップスケーターたちが独創的な演技で魅了する。
≫更に、選手たちが華麗なジャンプ合戦を繰り広げるフィナーレにも乞うご期待。
グランプリファイナルエキシビション、開幕。
≫フィギュア4回転新時代の申し子はまさに、このファイナルの舞台で躍動しました。
アメリカネイサン・チェン。
去年のジュニアグランプリファイナル金メダリストは今年、シニアの舞台で銀メダルを獲得しました。
エキシビション「ストール・ザ・ショウ」。
ネイサン・チェン自身が振り付けしたナンバーです。
≫もうトリプルは簡単そうですね。
≫余裕があります。
このエキシビションはまた試合とは違った自分の一面を見せたいとネイサン・チェンは話していました。
今大会ショート、フリー合わせて6本の4回転に挑戦。
フリースケーティングでは4本全て成功。
男子のフリーでは1位の得点を挙げました。
≫ジャンプに注目が集まりがちな選手なんですけれどもスケーティングも上手ですしスピンもいろいろとバリエーションを持っている楽しみな選手なんですよね。
≫今のスピンも速さがありました。
場内の手拍子も大きくなってきます。
表情豊かに演じていきましたグランプリファイナル銀メダリストアメリカ、ネイサン・チェンの演技でした。
荒川さん、ジャンプ以外の魅力というのも見せてきましたね。
≫細やかなステップも上手ですしスケーティングも非常に伸びる質を持っていますので今後の成長というのがまた楽しみなので怪我だけはしないで頑張ってほしいと思います。
≫見事な演技でした。
≫宇野昌磨選手です。
今年もグランプリファイナルの銅メダリストとしてエキシビションの演技を見せてくれることになりました。
試合では苦しみながらもさすが第一人者の意地4回転フリップを見事に決めてみせました。
≫ショート4位から逆転で銅メダル、宇野昌磨。
エキシビションで演じるのはフランス語でバラ色の人生を意味する「LaVieenrose」。
かつて、グランプリファイナルを2度制した名選手ステファン・ランビエールが振り付けした。
≫見せ場は終盤、自身の代名詞クリムキンイーグル。
こんなにそって、大丈夫?宇野昌磨が、とっておきのプログラムを披露する。
≫出番を待ちます。
2年連続のグランプリファイナルそして、2年連続銅メダリストとしてこのエキシビションに臨みます。
場内に宇野昌磨の名前がコールされ大歓声が起こりました。
ショート4位から逆転での2年連続、銅メダル。
まさに宇野昌磨の勝負強さを見せました。
グランプリファイナル銅メダリスト、宇野昌磨。
エキシビションはフランス語でバラ色の人生という意味「ラ・ヴィ・アン・ローズ」。
かつて、グランプリファイナルを2度制覇しているステファン・ランビエールの振り付けです。
≫すばらしいトリプルアクセルでしたね。
今や宇野の代名詞にもなっていますクリムキンイーグル。
場内が沸きあがります。
見事に見せました。
ファイナル銅メダリスト宇野昌磨。
このマルセイユで宇野昌磨は更に強くそして、成長したはずです。
本当に2年連続銅メダリストそれにふさわしい演技でしたね。
≫成長を確実にして戻ってきたファイナル。
そしてまた、難しい技も1つの振り付けのようにこなしてしまう演技の途切れなさがすばらしいんですよね。
≫競技のときもそうですがジャンプをしてまたすぐ次の動きがあったりとさまざまな見せる場面技を見せてきました。
そしてクリムキンイーグルもね。
すばらしい演技を見せてくれました。
グランプリシリーズ5年目で初めてのファイナルの舞台にたどり着いた、カナダケイトリン・オズモンド。
オズモンドのエキシビションは「ワイルド・ホーシズ」。

 

 

 


1人の少女が自由を求めていくというテーマで演じていきます。
初めてのグランプリファイナルそして、エキシビションでの演技です。
オズモンドは怪我もあって2年間グランプリシリーズに出られない時期がありました。
去年、3年ぶりにシリーズに戻ってきてそして今年、初めてこのファイナルの舞台に出場しました。
≫スピンが上手な選手なんですよね。
多彩な入り方とそしてポジションを持っていますからね。
≫このエキシビションでもオズモンドの魅力がたっぷり詰まった演技披露してくれました。
荒川さん、本当にジャンプも豪快でしたしそしてスピンもというね。
≫魅力のたくさんある選手なんですけどそこにやはり自信というものが感じられるようになりましたね。
≫初めてのファイナルでのオズモンドの演技でした。
≫あの笑顔のガッツポーズから一夜明けた宮原知子選手です。
ファイナルでは自分の全てを出し切るということを目標にしていましたが今回の演技を見ますと思いの丈を爆発させるという今までの自分になかった新しい一面さえも≫2年連続で銀メダルを獲得宮原知子。
シーズン前、世界的バレリーナ吉田都さんからアドバイスをもらうなど課題だった表現力を磨き今回のファイナルで自己ベストを更新成果を見せました。
そんな彼女がエキシビションで演じるのは…。
≫2年連続でのグランプリファイナル銀メダリストとして堂々とこの舞台に立ちます。
日本女子のエース宮原知子。
ファイナルの舞台でショート、フリーともにパーソナルベストを更新。
名前がコールされて今、笑顔でリンクの真ん中へ向かっていきます。
グランプリファイナル銀メダリスト、宮原知子。
エキシビション「OneMoreTry」。
世界選手権、金メダリストジェフリー・バトルの振り付け。
宮原自身大きくダイナミックに滑りたいと話していました。
この大舞台での成長を示すようにしっとりと、そして表情豊かに演じていきました。
荒川さん、いかがでしたか?≫年々表現の幅を広げてきている宮原さんですがこのプログラムは開放感をよくコントロールしているというそういうすばらしいプログラムですね。
≫今まで滑ったことのない曲だと宮原自身も話していました。
競技での結果、スコアにも出ていますが本当に成長を示しましたよね。
≫自分のしたいスケートの理想が見えてきたという感じですね。
≫2年連続グランプリファイナル銀メダリストまた1つ強くなった宮原知子。
エキシビションでした。
≫このあと日本人メダリスト3人が現地スタジオに登場。
≫4回転ループ。
≫降りた。
≫男子史上初の4連覇を達成した羽生結弦。
≫ダブルアクセルトリプルトウループ。
≫自己最高得点で銀メダル宮原知子。
≫4回転フリップ。
≫ショート4位から逆転で銅メダル、宇野昌磨。
戦いの中でカメラが捉えた興味深いシーンを本人に直撃。
一体どんな秘話が飛び出すのか。
≫こちらには、見事表彰台に上がった日本の3選手に来てもらいました。
おめでとうございます。
すごいファイナルだった。
≫日本の皆さん来ていただきました。
金メダル、羽生結弦さん。
そして銀メダル、宮原知子さん。
銅メダル、宇野昌磨さん。
おめでとうございました!3人とも表彰台というどんな思いですか、今?≫すごくうれしいです。
≫どんな感じでうれしいですか?≫フリーは割といい演技ができてそんなに満足する結果内容ではなかったですけどでも3位という順位になれたことはすごくうれしいです。
≫そして、女子強かったですよ。
みんな強かった。
その中で銀メダルどう捉えていらっしゃいますか?≫フリーはすごく自分の中でもやりきった感じがあったのでよかったです。
≫褒めてください。
≫本当すばらしかったです。
すごくレベルが高い中やはり少しでもミスしてしまうと成功していても出来栄え点で差がついてしまうのでものすごく緊張感があったと思うんですけど僕、今大会を見ていて一番冷静に対処していたんじゃないかなと思います。
ファイナルが。
そのぐらい落ち着いて滑っていたのが印象的です。
≫その辺はどうでしょう。
≫グランプリ2戦のほうが緊張してたなと思うんですけど今回はなんとなく特にフリーでは思い切って滑れたんじゃないかなと思います。
≫そして、羽生さんは悔しさもありながらの金メダルというお話もいただきましたがまずこちらを見ていただきたいんです。
表彰台にぐっと上がってジャンプした。
ここできた。
これは、どういう…。
これはどういう思いですか?≫4連覇です。
≫これはしようと思ってたんですか?≫いや、たぶん適当にガッツポーズしただけだったんですけど4回だったっていうだけです。
≫ただ、やっぱりフィギュアって相手もいるし失敗したからだめだというわけではなくて勝つということが大事ですよ。
4連覇、特に挑戦でしたからこのような日本の皆さんも羽生さんってなんでもできるという思いの中、ここでありがとう、ありがとうってできる、できる、できるってこれはショートのときですね。
そして、フリーのときにも自分をできるんだって。
宮原さん、これを見られてどう思いますか?演技前に言っている。
≫自分はもっとそういうのが必要だなって思います。
≫宇野さんは?≫僕は自分が失敗したことを結構考えてしまいがちなので僕も結構自分に試合前に自分はできるって頑張って言い聞かせるんですけどなかなか自分を信じるのが難しいと思います。
≫できる、できる、できるって言われてたのが自身のため、自信になるって自分を信じることができるんでしょうか言うことによって。
≫それだけ自信がなかったともいえますよね。
そこまで、言霊じゃないですけど自分が発した言葉であったりそういったものってもちろん心で思っていなかったとしても自分の耳に入ってきて最終的に心を動かすというのはあると思うので。
いってみれば、やはりそれほど緊張していたという面にもつながっているのではないかなと思います。
≫1ついいですか?ありがとうという言葉を言う前にあれは何に対してありがとうという気持ちで言ってるんですか?≫毎回出るたびにお客さんがワーッとなってファンの方も含め世界中の方々がワーッとなっている。
それプラス声は届かないかもしれないけどテレビで見てくださってる方とかインターネットで見てくださっている方とかたくさんいるのでそういう方々に感謝の気持ちを。
やっぱり感謝の気持ちを持って滑ることが自分にとって一番大事だと思っているのでそういう意味では毎試合どの試合でも言っています。
≫その心を動かすって出てきましたが動かされちゃったんですよこれ。
ちょっと見ていただいていいですか。
このショートのときの…。
≫これ、4回転サルコウいく前ですよね。
ジャンプ行く前にこういう動作ってなかなかできない。
次に集中しないといけないので。
ただ、羽生選手はこのプログラム会場との一体感を出したいと言っていたのでそういう思いでやったわけですよね。
≫最初は振り付けをしていただいたときにはっきりいってすごい仏頂面でやっていました。
あそこの歌詞がちょうど「ベイビー」という歌詞に合わせて指さしているんですけど。
≫ということは、指している人がベイビーという感じで?≫特定の人とまではいかなかったけれどぱっと映った人にこうやっていました。
でも若干にやっともしてるんですよ。
それくらい、最初のループでなんとか耐え切れてここからノーミスできるっていう自信があったので結構余裕があったなと思います。
今回。
≫一体感があったという。
どんな思いで滑れるんですか?そうなったとき。
楽しそうでした、見ていて。
≫それに尽きると思います。
でも一番うれしいのはやっぱり自分が滑って楽しいというのが皆さんに伝わるというのがうれしいですね。
僕らは表現者でありアスリートであると思うのでその表現者というところではやっぱり伝わるというのは非常に大事なところだなと思います。
≫伝わる、表現者といったら宮原さんがより表現者になっていっているんです。
ちょっと、こちらなんですがとにかく緊張した中でフリーがあった。
演技後ですよ。
これで終わったときにガッツポーズが出たよ!≫かわいい、ガッツポーズ。
≫どうですか?≫すごいかわいいガッツポーズだなと思って。
≫なかなか見れないですよ知子さんの。
どんな思いでした?ここは。
≫最初からいい演技ができたらガッツポーズしようというのはちょっと決めていて。
最初はちょっとフリップジャンプで回転がだめだったのでああ…と思ったんですけどでも、後半は自分でも滑り切ったという感じがあってやっぱり、やろうと思って。
≫羽生さんはどう思われましたかガッツポーズは。
≫まず、最初にガッツポーズをしようって思ってリンクに入ると僕、だめなパターンがめちゃくちゃあるので。
そこの心の強さにまず、感動しました。
やっぱり自分が絶対にいい演技できるんだって思い込んで、最後まで通し切るというのはものすごい精神力だなと思いました。
≫その、やると決めている前の1つの動作があったわけですよ。
これはなんですか?≫ウォーミングアップしてるときですよね。
≫これは何をやってるんですか。
≫これはガッツポーズ…。
≫ガッツポーズなんですね。
どういうことでしょう?≫ちょっと、ポーズです。
≫代弁していいですか。
なんとなく感覚では表現力をよりつけていこうってチームの皆さんにおー!って出していってより強くなっていってということじゃないんですか?≫そうです。
≫当ってましたね。
≫やっぱり…。
宇野さんも、どちらかというと表現するときにしゃべるときも、この距離でも昔は聞こえない感じでしたよ。
どんどん変わっていって知子さんもどんどん変わっている。
努力ってどう捉えていますか?≫年々表現がすごくうまくなっていて僕も見習っています。
≫羽生さんはどう捉えていますか?≫特に宮原選手の昨シーズンからの変わり様がものすごいなと思っていて。
宝塚の方に習ったりとか今回はバレエの方に習ったりとか。
本当に1つ1つの動作そして、大きく見えるというのがすばらしいなって思ってます。
≫変わってきています。
どうでしょう。
≫毎年、ちょっとずつではあるんですけれど頑張って変わるように頑張っています。
≫日本の皆さんよく聞いておいて。
人は変われるよ。
人は努力したら変われます。
≫やっぱりどんなことがあっても諦めない。
≫諦めない心!≫その諦めない心って考えたらフリーのとき本当に6分間練習のとき全然跳べていなかったので…。
≫ちょっと僕も心配はありました。
≫最後、終わった。
どうした?何があった…。
そして、これはどういうことですか?≫涙をふいていたんですか?≫汗を拭きながら涙もちょっとだけ出そうだったんで…。
≫どんな思いだったんですか?最後、終わったとき。
≫結構こっちへきて調子が悪かったりして日本でもちょっと苦しい練習の時期もあったのででも、そうやってきた中で今回、調子悪い中でも試合で絶対やるぞという気持ちでそれで試合でできたということにきっと、やってきた苦しい中でも乗り越えた成果がこの試合に表れたんじゃないかということでちょっと、終わったあとすごい気持ちが高まりすぎてやる気もすごいあったので試合が終わっても終わったというよりなんか、まだ抜けなかったですね。
ほっとするのがちょっと時間がかかりました。
≫でもその思いというのはこちらのクリムキンさんにも…。
すごいんですよこのクリムキンイーグルが。
グワーッて選手に教えたりしていましたよね。
これ。
≫すごい、いびつな形をしているのでどうやるの?って言われることがあるので。
一緒にやっていたんですけど。
≫羽生さん、どう思われますか?≫昔やってたんですけどね。
コントロールするのが非常に難しいし。
あと、さっき足首の話も出ていたけれど足首プラスひざのやわらかさも大事になるので。
腱とか痛めそうだなと思いながら見ています。
≫でも、織田さんは正直言ってこっちサイドにいたわけですよ。
選手がこうやって育ってきているのをどう捉えていらっしゃいます?≫年々ハイレベルになってきて男子の場合は4回転ジャンプを増やさなきゃいけないとか。
あとは女子の場合は完成度まで、どれだけ…。
プラス1じゃなくてプラス2、プラス3を求められるような時代になってきていて僕だったら心が折れるなって正直思うんですよね。
もちろん技術的にもすばらしいんですけどものすごい精神状態の中で戦っているなというのはいつも見ていて感じるんですよ。
どうですか?≫たぶん僕のやり方だったら毎回、泣いちゃいますね。
≫本当に泣いちゃっていると思います。
≫でも、日本の皆さんもある意味、緊張の涙じゃなくて感動の涙。
今日はエキシビションで羽生さんは何を伝えたいでしょうか。
≫本当にしっとりとした曲でフリーとショートとはまた違った、会場を包み込むような雰囲気であったりそういったものを出していければいいなと思っています。
≫とにかく、日本の皆さんも感じているとは思うんですけれど演技だけじゃなくて技術だけじゃなくて心の成長というのも見えているのが皆さんも≫今年のファイナル男子シングルでは最多となる8度目のグランプリファイナルとなりましたパトリック・チャン。
カナダ、パトリック・チャンのエキシビション。
「サンデーモーニング」。
カナダの世界的振付師デビッド・ウィルソンの振り付けです。
高さのあるジャンプでしたね。
≫楽に加速していけるというところがチャン選手のすばらしさですよね。
ソチオリンピック後の休養から昨シーズン、復帰しそして2年連続このグランプリファイナルに出場しました。
今年のグランプリシリーズカナダ大会では羽生結弦を上回って優勝。
そして中国大会も優勝。
シリーズ2勝でこのファイナルの舞台に来ました。
≫これだけベテランの選手がまた新しい技にチャレンジをするというその姿勢もすばらしいですよね。
≫今シーズンからは1種類また4回転ジャンプを増やして臨んできました。
今回の男子トップ6の中で最多となる8度目のグランプリファイナルの舞台。
≫ちょっとしたこうしたステップでもフラットといわれるインでもアウトでもないエッジに乗るというのが少ないという明確なインかアウトに乗るのがうまい選手なんですよね。
≫パトリック・チャンの笑顔に大きな拍手が送られます。
今年もこのファイナルの舞台で見事な演技を見せたエキシビションパトリック・チャンでした。
ショートでは2位そしてフリースケーティングではミスもありましたがやはり、この人見せるスケーティング。
そしてこのエキシビションの演技。
場内を沸かせてくれました。
2年ぶり、3度目のグランプリファイナルで初めてメダルを獲得しました。
女子シングルグランプリファイナル銅メダリスト初めてのメダル獲得ですロシア、アンナ・パゴリラヤ。
アリアナ・グランデの「イントゥ・ユー」。
今回のグランプリファイナルではフリースケーティングパーソナルベスト更新。
演技後の感極まった表情が印象的でした。
グランプリシリーズではロシア大会そしてNHK杯と自身初、シリーズ2戦2勝。
妖艶さと力強さまさに、パゴリラヤの魅力が詰まった演技でした。
荒川さん、いかがでしたか?≫今シーズンは本当にジャンプも安定していますし滑っているときの表情が非常に豊かになりましたよね。
≫ファイナルの舞台でも本当に強さを見せてより一層またパゴリラヤの成長が見えたそんなファイナルでした。
世界チャンピオンハビエル・フェルナンデス。
3年連続5度目のグランプリファイナル。
3年連続での表彰台とはなりませんでした。
フェルナンデスのエキシビション。
曲は「ダニーボーイ」。
デビッド・ウィルソンの振り付け。
切なさをテーマにフェルナンデスが演じていきます。
≫ジャンプは軽々、上手ですね。
≫世界選手権2連覇中のハビエル・フェルナンデス。
グランプリファイナルはまだ僕が金メダルをもらってない大会と今大会、意気込んでいました。
今年は表彰台を逃しましたがそれでも、この人が登場すると場内は大きく沸き起こります。
≫軽やかですね。
≫美しいジャンプです。
スペインハビエル・フェルナンデス場内を魅了しました。
≫このあと、各種目の金メダリストたちが登場。
4連覇を達成した羽生が演じるのは…。
≫フィギュア界の名伯楽タチアナ・タラソワ。
今年の春ぜひこの曲で滑ってほしいとリクエストしてきたという。
≫羽生は過去にも白鳥をテーマにした曲で演じたことがある。
2011年、地震も被災した東日本大震災の直後チャリティー演技会で披露した「ホワイトレジェンド」。
震災から立ち上がる姿を力強く演じた。
≫あれから5年。
世界の頂点に立った羽生が万感の思いを胸に舞う。
≫羽生結弦選手です。
昨日はファイナル4連覇という快挙を成し遂げながらも試合後には悔しいというコメントが飛び出しました。
ただ、演技中にはファンの視線もしっかりと感じてそれが4連覇へのあと押しにもなったそうです。
≫グランプリファイナル2連覇世界女王、メドベデワ。
その世界観に浸りましょう。
エキシビション「あまい囁き」ほか。
ラブストーリーを演じていきます。
フランスの映画俳優アラン・ドロンの語りに合わせてのメドベデワの演技です。
普段はあまりラブストーリーを演じないけれどこの曲はお気に入りとメドベデワは話していました。
≫軽々ですね。
≫メドベデワの世界観に引き込まれていきました。
これがメドベデワの表現力です。
荒川さん、いろんな表情いろんな演技、表現を見せてくれましたね。
≫若い年齢ながら本当にいろんな世界観を持っていますし、難しいことを軽々とこなすところがすごいですよね。
≫このグランプリファイナルでカナダの世界チャンピオンペアを上回ってファイナル初制覇を遂げましたロシアのタラソワ、モロゾフ。
グランプリファイナルペア金メダリストロシアエフゲニア・タラソワウラジミール・モロゾフ。
エキシビション「オーディナリー・ピープル」。
人と人のつながり出会いや別れをテーマに2人が演じていきます。
グランプリシリーズ3年目で初めてのファイナル。
そして、初制覇となりました。
高さのあるツイストリフトを見せてきました。
2人の大人な雰囲気が場内を包んでいきました。
ロシアの金メダルペアの演技でした。
荒川さん、この2人はグランプリシリーズでも優勝はなかったんですがファイナルで一気に。
≫さあ、羽生結弦の出番です。
男女シングル史上初グランプリファイナル4連覇を成し遂げた羽生結弦のエキシビション。
何よりも感謝の気持ちを伝えたいと演技前に話していました。
羽生結弦のエキシビション「NotteStellata」。
成長していく自分の姿。
そしてもっと上を向いて滑っていく前を向いて滑っていくそんな姿を見せたいと話していました。
挑戦し続けるそして飛躍し続ける羽生結弦の演技。
場内を1つにしていきました。
荒川さん、いかがでしたか?≫一見きれいでしなやかで繊細そうに見えるんですけれども本当に強さが内側にあって内側にあって、それはスケートにも出てくるという本当に不思議な魅力をかもし出す選手ですよね。
≫本当に優雅な雰囲気がありましたよね。
≫本当に美しさと強さとそういったいろんなものを持っている選手です。
≫男女シングル史上初となる4連覇を果たしました。
そして、またこの羽生の挑戦が続いていきます。
男子グランプリファイナル金メダリストとしての羽生結弦のエキシビションでした。
このグランプリファイナルで世界最高得点を更新し見事アイスダンス金メダル。
カナダ、テッサ・バーチュースコット・モイア。
今シーズン3年ぶりにこの勝負の世界に戻ってきて、そしてグランプリファイナル初優勝を遂げました。
バンクーバーオリンピックの金メダルカップルです。
エキシビションジャスティン・ビーバーの「Sorry」。
場内のボルテージが一気に上がってきます。
お客さんと一緒に楽しみたいと話していた2人。
今シーズン、3年ぶりにグランプリシリーズに戻ってきて2戦とも優勝。
NHK杯では世界歴代最高得点をたたき出しそしてこのファイナルの舞台で自身の最高得点を更に更新していきました。
ファイナル金メダリストこのエキシビション最後を飾ったのは世界歴代最高得点をたたき出したアイスダンステッサ・バーチュースコット・モイアでした。
荒川さん、見ていて引き込まれるうっとりするような演技でした。
≫身のこなしが自由に解き放たれて踊っているのにもかかわらず確かな技術を2人が持っているからこその演技ですよね。
≫グランプリファイナルフィナーレということでそれぞれの選手が出てきていますが織田さん、このシリーズ2か月間にわたって伝えてきましたけれどもやっぱりファイナルのよさを感じましたしなんといってもね4回転、男子に関してはフィギュア新時代という思いが出てきました。
≫男子は4回転新時代。
女子も本当にレベルが上がっていっていてこのファイナルも非常にハイレベルな戦いだったんですけれども3選手ともすばらしい成績を残して表彰台に立ってそのハイレベルな中でこの表彰台に立てたということはすごく大きなことだと思いますし羽生選手の4連覇もすばらしかったですね。
≫今、羽生さんが映っていますけれどとにかく、荒川さん。
彼の進化というかチャレンジ精神というのがすごく伝わってきた大会という感じがしました。
≫本当にチャンピオンになってもなお磨き続けようとする高い意識というのがほかの選手にも伝わってそれがいい形で選手たちの力を押し上げてるのではないかというのをこの大会でも感じましたね。
≫織田さん、やっぱり羽生さん日本人ですけど彼が、世界で今トップだしいろんなものを伝えている気がしますね。
≫やはり若い選手だけではなくて羽生選手のようにオリンピックチャンピオンになってでも常に成長し続けて4回転に挑戦し続ける姿というのはほかの選手にもいい影響を与えていると思います。
≫そして、僕は今回すごく感動したのは宮原さんなんですね。
宮原さん。
荒川さん、彼女は本当に我慢しながら我慢しながらシリーズやってきて最後の最後に完璧をつかんだ本当に努力というのは1つの表現だと思いました。
≫やはり今シーズン決してここまで楽にこられたわけではなかったシーズンだからこそ成長できたこともあるでしょうしその結果としてああいうガッツポーズという形に表れたというのは本当に見ていてうれしかったですね。
≫ガッツポーズ、織田さん出しましたからね。
≫本当にこれから自分の殻を破っていこうという表現をもっともっと豊かにしていこうという彼女の気持ちの表れだったかもしれないです。
≫ピョンチャンオリンピックまであと1年ちょっとでくるわけですからそう考えると宇野選手が出てきたというのは大きかったですね。
≫宇野選手も昨シーズンから4回転フリップというジャンプを武器にまたこのグランプリファイナルに戻ってきて見事、表彰台ということでしたけれどもやはり勢いのある選手ですからこれから、どんどんどんどんベテランの選手たちに追いついていってほしいと思います。
≫時間も迫ってきましたがもう彼によって今のフィギュア界がある気がしますが荒川さんなんと言ってあげたいですか。
この滑り。
≫本当にいつでも全力を出して滑ってくれるというところが見ている人にも選手たちにも力を与えてくれるというのを今回も感じました。
本当にありがとうという言葉ですよね。
≫先輩の織田さん、どうぞ。
≫このステップもすごい格好いいですね…。
やはり、これだけすばらしい技術があってこれだけ人を魅了する力があるというのが≫羽生選手ジャンプ跳びそうですね。
≫まだ終わってないの?何やる?≫4回転サルコウ!≫決まった、ありがとう!羽生さん、ありがとう!≫すごいですね。
2016/12/11(日) 19:58〜00:45
ABCテレビ1
フィギュアスケートグランプリファイナル2016 男女フリー・エキシビション[デ][字]

羽生結弦4連覇なるか!?宇野昌磨は初の世界一を目指す!!ニッポンW表彰台へ…新旧王者が揃う“世界のトップ6”頂上決戦▼宮原知子は悲願の世界一へロシア世界女王に挑む!!

詳細情報
◇番組内容
▼羽生結弦、4連覇なるか!?宇野昌磨は、初の世界一を目指す!!ニッポンW表彰台へ…新旧王者が揃う“世界のトップ6”頂上決戦!!
▼宮原知子は、悲願の世界一へ!ロシアの世界女王に挑む!!
◇大会予定選手
【男子】羽生結弦、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、パトリック・チャン(カナダ)、ネイサン・チェン(アメリカ)、アダム・リッポン(アメリカ)
【女子】宮原知子、エフゲニア・メドベデワ(ロシア)、アンナ・パゴリラヤ(ロシア)、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)、ケイトリン・オズモンド(カナダ)、マリア・ソツコワ(ロシア)
◇出演者
【メインキャスター】松岡修造
【特別解説】荒川静香
【解説】織田信成
【実況】森下桂吉、進藤潤耶、三上大樹(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜マルセイユ(フランス)