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解説書き起こし 第96回天皇杯全日本サッカー選手権 決勝▽鹿島アントラーズ×川崎フロンターレ[SS] 2017.01.01

 

 

2017年元日ことしのサッカー天皇杯決勝の舞台は大阪です。
戦いの場は大阪吹田市市立吹田スタジアム1960年以来実に56大会ぶりの大阪での決勝。
サッカー日本一が決まる天皇杯決勝まもなくキックオフです。
生字幕放送でお伝えします大阪・吹田スタジアムは新春らしい華やかな雰囲気そして戦いを待つ緊張感が交錯しています。
青空が広がりました。
決勝の対戦は5回目の優勝を目指す鹿島アントラーズそして初優勝、初めてのタイトルを目指す川崎フロンターレの対戦になりました。
チャンピオンシップ準決勝で顔を合わせました両チームその再現ということになります。
あけましておめでとうございます。
ことしもNHKのスポーツ、サッカー天皇杯から始まります。
ことしはサッカー界にとって大事な1年になります。

 

 

 

 


6大会連続の出場がかかるワールドカップ、そしてU−20U−17という若い年代のワールドカップが行われます日本代表の選手たちも出場します。
そしていよいよ来年にロシアワールドカップ、そして2月にはピョンチャンオリンピックも行われます。
数多くのスポーツイベントがことしも行われます。
スポーツの感動そして楽しさをまたことしも皆さんと共有したいと思っています。
ことし1年NHKのスポーツ放送どうぞよろしくお願い申し上げます。
では元日の放送席をご紹介しましょう。
元日のピッチに立った経験がお二人です。
木村和司さんと福西崇史さんです。
あけましておめでとうございます。
木村⇒あけましておめでとうございます。
福西⇒あけましておめでとうございます。
きょうからNHKのサッカー放送のテーマ音楽が変わりました。
ONEOKROCKの皆さんの「Weare」です。
日本代表の試合ですとかヨーロッパを中心とした海外サッカーなど関連番組のテーマ音楽になります。
勝ち上がったのはこの両チームです。
ベスト8からの組み合わせをご覧いただいています。
3連覇をねらっていたガンバ大阪が横浜F・マリノスに準々決勝で敗れました。
その横浜を破ったのが鹿島アントラーズです。
6大会ぶり5回目の優勝をねらっています。
そして川崎フロンターレは初めての決勝進出です。
きょうのスターティングメンバーです。
西がサイドバックに戻ってきました。
そして川崎フロンターレです。
ゴールキーパーは韓国代表のチョン・ソンリョンです。
3バックか4バックか分かりません。
大久保はきょうゴールなるでしょうか。
攻撃的な選手たちが前線にいます。
興奮の中、最後の静けさです。
新春のピッチにまもなく選手たちが入ってきます。
元日、天皇杯を手にするのは鹿島か、あるいは初めての川崎か。
56大会ぶりの大阪での決戦です。
やや緊張感を醸し出しながら川崎の選手たち。
そしてリーグ優勝に続いてこの天皇杯を手にすることができるのか鹿島アントラーズ。
日本サッカー協会会長らによる激励の握手が行われます。
このスタジアムにやって来たときの石井監督、川崎、風間監督のインタビューです。
元日決勝を迎え今の心境いかがでしょうか?石井⇒決勝に向けていい準備ができているので試合楽しみです。
リーグとの2冠に向けてフロンターレとの一戦です。
どんな試合をしたいですか?立ち上がりから厳しい戦いになると思うんですけれどもぜひフロンターレさんの攻撃陣をしっかり止めて自分たちが先制点を取る形にしたいなというふうに思っています。
初のタイトルが懸かる決勝に向けて、今どんな思いでしょうか。
風間⇒すがすがしい気持ちですね。
天気もいいですし選手の状態も非常にいいですからいい試合ができると思っています。
鹿島アントラーズ相手にどんなサッカーを見せたいと考えていますか。
われわれはいつもらしくしっかり自分たちがボールを持って相手を攻めたいなというふうに思います。
場内はこれから、君が代です。
♪〜
(君が代)中村憲剛は目を閉じていました。
彼にとって初めての元日決勝の舞台です。
木村さんこの天皇杯決勝7回出場して6回優勝しています。
改めて元日のピッチ、戦う選手の気持ちどう想定しますか。
木村⇒1月1日にサッカーができる幸せですね。
これは、もう選手をやっていてよかったなと感じましたよね。
そして福西さんも元日の決勝を戦った経験がおありです。
1回ですね。
どんなお気持ちでしたか。
福西⇒木村さんが言われたように幸せをかみしめながら、ただ勝負ですから熱い気持ちがたかぶる中で冷静をよそながら戦わなくてはいけないというまた違った興奮がありました。
鹿島を今シーズンJ1チャンピオンシップを制しました。
クラブワールドカップ準優勝富山、岡山、神戸、広島、横浜と破っての決勝進出です。
勝てば6大会ぶり5回目の優勝です。
川崎は今シーズンは年間勝ち点では2位だったんですが準決勝、チャンピオンシップで敗れて3位でした。
天皇杯は初めての決勝進出です。
秋田、千葉には延長浦和にはPK戦の末、勝ちました。
東京、大宮と苦しみながら勝ち上がってきました。
両キャプテンによるコイントスです。
鹿島がコイントスに勝って左側のエンドを選びました。
鹿島アントラーズの柴崎選手のこの試合に向ける意気込みです。
柴崎⇒僕らは常にチャレンジャーなんで受けて立つつもりもないですし内容よりも結果を求めてしっかりとやってきたチームなので勝つことに徹するチームの哲学というのはしっかりと継承して決勝戦も戦いたいなと思いますしタイトル取ってチームにとっての19冠目をもたらしたいなとは思います。
決して口数は多くないんですが数少ない口数の中に決意のようなものを感じましたね。
木村⇒鹿島はかなりの自信を持ってみんながやってますね。
そして川崎フロンターレ中村憲剛キャプテン大久保選手に話を聞いています。
中村⇒フロンターレが優勝をねらうとき常に立ちはだかっていたのは鹿島ですしそこを乗り越えないとタイトルは来ないんだなというのをこのカードを見てやっぱり思いましたし泥臭くてもいいんでとにかく勝ちを欲しいとにかくタイトルを、という気持ちがすごく強いので。
大久保⇒川崎のサポーター皆さんと本当に喜びたいなという気持ちが非常に強いので絶対タイトルを取れるように川崎全部が関わるすべての皆さまが1つになって戦いたいと思います。
川崎フロンターレは、初めての決勝進出です。
スターティングメンバーをご覧いただいています。
福西さん、初めての決勝進出ということで平常心で元日決勝を戦うのは簡単ではないと思います。
福西⇒そうですね。
展開が違うとかそういったときにどれだけ攻められるかということが川崎に大事なことだと思います。
その思いが強いという緊張感は高いでしょうね。
木村さんこの試合の入り方ですね。
両チームはチャンピオンシップを含めて今シーズン3回戦っているんですが鹿島が序盤から激しくいくというシーンが目立ちましたね。
木村⇒中盤からボールに激しくいきますよね。
まもなく試合が始まろうとしています。
木村さん大きくくくれば攻撃の川崎守備の鹿島という言い方もできるかと思います。
そうでしょうね。
監督が言われたようにフロンターレも攻めると。
一方、鹿島はやはりしっかり守って点を取りにいくそういう形になっていくでしょうね。
まもなく試合が始まります。
鹿島か川崎か。
2017年の新春天皇杯決勝のキックオフです。
見ていますと3バックで入りました川崎です。
真ん中にエドゥアルドが入っています。
中村憲剛がきょうはボランチからのスタートです。
大島、右に田坂きょうは攻撃的なポジションのエウシーニョです。
準々決勝、準決勝といずれも3バックでスタートした川崎。
この決勝も3バックです。
激しく行きました。
追加副審はペナルティーエリア内の反則あるいはボールがゴールラインを割ったかなどを判定する審判です。
西がスターティングメンバーに戻ってきました。
登里のファウルがありました。
福西さん、中村憲剛がボールを持った瞬間に小笠原がいきましたね。
そこにチェックが行くということ川崎もその瞬間には動きだしている、準備はしっかり両チームともやっていますね。
攻撃サッカーを貫いてきました川崎フロンターレ風間八宏監督はこの試合を最後にチームを去ることになっています。
ですから、風間監督にとって最後のゲーム。
前からいった大久保木村さん、彼の気持ちが伝わってきます。
そうですね。
気合いが入っていますね。
大久保にとってはこれが3回目の元日決勝、絶対に点を取って優勝して風間監督に恩返しをしたいんだと話していました。
気持ちの強い選手ですからキックオフから出てきましたものね。
3年連続の得点王があって残念ながら今シーズンは4年連続の得点王になることはできませんでした。
川崎での最後のシーズンになることは、彼の口から出ていることばです。
得意の形を見せましたエウシーニョ。
ファーストシュートは川崎のエウシーニョ右足得意の選手です。
カットインして左足のシュートというのは準々決勝の東京戦でも見せたプレーです。
ファーストシュートはエウシーニョです。
土居がフォローを促していますがエドゥアルドが強い。
エドゥアルドの背中、川崎サポーターの大歓声が響きました。
後ろから小笠原がいきました。
厳しいですよね。
やはり自由は与えてくれません。
中村憲剛はきょうは全身全霊を懸けてプレーしたいと話していました。
鹿島ボールになりました。
かなり気持ちを前に出している大久保です。
チームから正式な発表はありませんけれどもすでに移籍を口にしています大久保。
とにかく腰が引けるようなプレーをしてはだめだと話していました。
福西さん、非常に彼らしいコメントですよね。
そうですね。
そのことばもそうですけどプレーで見せてやるという思いが強い選手ですから最初から入っているなという気がしますけど。
鹿島もどこでフロンターレの攻撃を抑えればいいかチームでも分かっているし小笠原選手も厳しくいくし、今のところ鹿島はしっかりと川崎のやり方を見ている感じがしますね。
木村さんこのところの鹿島の戦い方を見ていますと小笠原と永木の中盤のボランチが非常に効いていますね。
本当に2人はいいポジションを取りますね。
相手の攻撃の芽をつんだり攻撃になったときにいい展開を持ってますよね。
鹿島はクラブワールドカップで世界2位になって、かなりの自信を持って、そこからのサッカーというのは本当に相手を圧倒するようなゲームをやっていますよね。
クラブワールドカップで決勝まで進みました。
決勝はレアル・マドリードとの戦い。
延長までもつれ込む戦いでした。
4対2で敗れましたが世界を驚かせるプレーがありました。
決勝でも勝ってもおかしくなかったですよね。
そのクラブワールドカップ決勝で2ゴール挙げたのが柴崎でした。
大島に対するファウルがありました。
これも小笠原が厳しくいっていますよね。
キーマンをことごとく抑えようという小笠原のプレーです。
フロンターレでいちばん足りないのは優勝の経験ですからね。
ややきのうの練習が終わったあと各選手の表情を見てても少し堅いかなという感じがありました。
フリーキックです。
蹴るのは中村憲剛。
もちろん、入りが大事だし、その中で試合の流れがあって後半どうしていくか、また経験が必要になってきますからね。
チームでの経験ということで鹿島のほうがもちろん持っているでしょうしその前に川崎が点を取れればまた状況が変わるでしょうしね。
福西さん、先制点が非常に重い試合になりそうですね。
鹿島に入れば、ある程度、流れをつかんで経験で自分たちの流れに持っていくだろうなと、川崎が最初のうちから行っているときに点を取って鹿島の経験を生かせないような感じにしたいですよね。
きょうは先発に戻ってきました西。
両チームとも言えるんですけど攻守の切り替えですよね早いですよね。
特に鹿島のほうは攻撃から守備に変わったときのボールの奪い方が本当に速いですよね。
福西さん、川崎の切り替えはどうですか。
もちろん速いですけど中盤の選手もボールに絡まないといけないことで、サポートにいかないといけない。
そうなるとディフェンスラインの人数がたまに少なくなるんです。
そのときに鹿島の切り替えが速ければトップに入れられて早く下がらないといけないという気持ちにもなるでしょうし鹿島がそこを狙っているところです。
攻守の切り替えも速い中で取った瞬間に裏の選手が出ていくのでその切り替えが速いですね。
川崎は出場停止のエドゥアルド・ネットが試合前に選手たちがピッチで練習している様子をスタンドからではなくてベンチから見つめていました。
出場していない選手たちが一体となっているということ感じました。
エドゥアルド・ネットはきょうは出場停止です。
とにかく周りを思いやるようなプレーがわれわれの持ち味ですと風間監督が話していました。
風間監督が5年間かけて積み上げてきたサッカーがきょう花開くか最高の舞台で躍動してほしいときょうを最後に退任する風間監督が話していました。
鹿島のいいところは何点が出ていますけどボールを奪ってそこからの攻撃ですね。
縦に速くボールを運んでますよね。
この試合を最後に退任します風間八宏監督この5年間で相当選手たちがうまくなったと評価していました。
センターバックの昌子左足でのキックはゴールキックです。
一連の攻撃、小笠原がまず流れを変えるようなタックルを見せました。
石井正忠監督です。
リーグ優勝ができた、そして天皇杯で19冠目を取りたいと話していました。
今シーズン、Jリーグの最優秀監督賞も受賞しています。
最終ラインに下がっているのは大島です。
小笠原と永木といったところがキープレーヤーにボールが入るとすぐに集まってきます。
自由を与えない鹿島の守備。
うまくかわしましたね。
いいですね、外で勝負ということでしょうね。
チャンスだ曽ヶ端が出ました。
最後は大久保のシュート。
ふわっと浮きましたが最後は右手1本の処理になりました曽ヶ端。
落ち着いていましたね。
クラブワールドカップから好セーブを連発した37歳の曽ヶ端が最終盤のところでチームを守っていますよね。
どっしりしているところがディフェンスラインに安心感を与えますよね。
小笠原がまたボールを奪った。
きょうは小笠原がすばらしいディフェンス切り替え。
守るときには5バック気味になって守っている川崎です。
永木のファウルを誘いました。
2回目だぞとジェスチャーを松尾主審に見せました大久保。
うまいですよね。
永木選手が来ると分かっているので誘ってね。
そうすることで永木選手がなかなか出てこられない。
ゴール前でのワンタッチプレー。
鹿島が近くにプレッシャーをかけにいったときにワンタッチでかわせれば川崎のビッグチャンスができますね。
先ほどは大久保がシュートまでいくというシーンがありました。
今も抜け出すシーンがありました。
これもワンタッチです。
立ち上がりまもなく15分になるところです。
木村さん15分になりますがお互いの持ち味が見られる立ち上がりですね。
そうですね、徐々にフロンターレのパスのリズムが出ていますよね。
ダイレクトのプレーが何回か出てきていますから。
ただ鹿島は、ここまでシュートはありません。
すばらしいタックル。
引いて受けました。
赤崎のすばらしい対応がありました。
きょうは赤崎と土居の2トップです。
すばらしいプレスバックを見せました。
中村憲剛からボールを奪うプレーを見せました赤崎。
金崎がいます。
クラブワールドカップが終わってから体調不良ということで残念ながらきょうの試合はベンチに入ることもできませんでした。
しかしこの大阪にはやって来ました。
リポートです。
石井監督です。
準決勝体調不良で欠場していた遠藤と西の動きを見て大丈夫そうだねと安どした様子を見せていました。
クラブワールドカップが終わってから、体調を崩す選手が多かった鹿島です。
西も、きのうは練習が終わったあとマスクをしていました。
スルーパスを出していきましたがオフサイドフラッグが上がっていました。
先ほどからこのディフェンスライン裏のスペース狙っていますね。
木村⇒そうですね。
決勝で2ゴールがあったクラブワールドカップそして準決勝では2つのアシストがあった柴崎です。
とにかく12月には7試合を戦った鹿島アントラーズ。
福西さん、相当疲労感もあると思いますね。
そうですね。
ただ回されても我慢ができるというところがチームに根づいています。
回されながらも常に狙っていますからそういう怖さもあります。
ただシュートまでいくというシーンはありません。
川崎のディフェンスラインの裏を狙うようなプレーは何度か見られました。
それを1本、止めればいいわけですからそういうところはチームはしっかりできています。
シュートは曽ヶ端がしっかり対応しました。
小林のシュートでした。
すばらしいシュートでしたがね。
決定的なチャンスを迎えた川崎得点はなりませんでした。
シュートを防いだのはキーパーの曽ヶ端でした。
今、ちょっとエキサイトしています大島と小笠原。
かなり激しくいきました。
中村憲剛でしょうか。
転んだあとにボールを返したとき小笠原に当たったということだと思いますが。
中村憲剛と小笠原両キャプテンが今、激しくやり合いました。
ここでファウルになったんですがボールを返すようでボールを当てにいったというかそんなに頭にくるようなプレーでもないんですが小笠原のパフォーマンスといいますかもちろん相手にプレッシャーをかけるようなこともあるかもしれません。
味方を鼓舞するようなことだったと思います。
そうですね。
頭がぶつかりました。
これは危ない。
笛が鳴りました。
登里が倒れています。
プレーを再開しようとしたこのプレーでしたがちょっとピッチ内でもめています。
このプレーに対してカードを出すように川崎ベンチは要求しています。
カードが出ますか。
倒れているのは登里。
それにしても、木村さんタイトルへの思いというのはこの22人の選手たちから伝わってきます。
木村⇒そうですね。
周りから見ていてもそう感じます。
今、登里と西が握手しました。
結局、イエローカードは出ませんでした。
鹿島ボールのフリーキックです。
蹴るのは遠藤です。
まだシュートはありません鹿島。
前半の20分です。
最後はうまくブロックしました川崎、笛は鳴りません。
ボールは切れていきましたゴールキックです。
その前のプレー決定的なチャンスがありました鹿島。
フリーでしたがね。
最後は、西でしたね。
西のシュート。
小林悠の決定的なシュート入りませんでした。
ようやく初めてのシュートがありました鹿島アントラーズ、西のヘディングシュートでした。
最後まで川崎の大久保が追っていきました。
最後まで大久保が追います。
これが3回目の天皇杯。
元日の決勝です大久保。
しかし優勝の経験はありません。
そういう経験が生きるんでしょうね。
こういうところで前からいっています。
ディフェンスライン相手がクリアするのが分かるのでオフサイドラインからしっかりと出していると思います。
腰が引けない戦いをしてゴール前に選手があふれるようなプレーをして、そしてシュートを決めたいと言っていた大久保。
この試合もすでに2本のシュートを打っています。
試合の入り方は3バックで臨んできている、きょうの川崎です。
笛が鳴りました。
タッチを割っています。
気迫あるプレーを見せた谷口です。
リポートです。
川崎の風間監督が目立った指示は出していませんが鹿島の中盤の選手ラインの裏を狙うような動きに対して選手たちにはディフェンスラインにはそうそれでいいようというそういうジェスチャーを見せていました。
川崎のディフェンスラインの裏を狙っている鹿島。
こういう縦の変化でディフェンスラインが下がりますからね。
どうやって試合を動かすか。
中村選手はそうですしその前の大久保選手もそうです。
そこからリズムを変えるスイッチです。
そこからスピードアップします。
前半の25分を経過しました。
まだ両チームとも得点がありません。
シュートの数でいいますと5本の川崎1本の鹿島です。
アントラーズのほうは永木を呼んで念入りに確認しました石井監督です。
すかさず石井監督は永木が呼んでいました。
その辺り、福西さん非常に冷静ですね。
前にプレッシャーにいくために少し前に守備に小笠原選手といっていたんですがそうなるとディフェンスラインも助けられません。
そこで大久保選手が動いてきた。
小林選手が前に出るとかいろいろ変化しています。
そこの対応早めに抑えにいきました。
大久保のシュートは左に切れました。
大久保のミドルシュート。
大島選手も打ってもよかったかもしれませんね。
右隣にいました大久保に任せました。
日本代表、初めて選ばれた大島。
リオデジャネイロオリンピックでも活躍しました大島です。
けがなどがありましたシーズンの終盤。
しかしこの決勝の舞台には間に合いました大島です。
いつの間にか満員になりました大阪・吹田スタジアム。
チケットは完売しました。
当日券の販売はありませんでした。
56大会ぶりに大阪で行われている天皇杯の決勝です。
スルーパスを出していって大久保のところですが合いませんでした。
登里のシュートその後ろで大久保が待っていました。
すばらしいですね。
1人抜けたときに時間ができました。
そこで登里は自分がヘディングできると思ってするんですが大久保がその後ろにうまく入っていました。
なんでスルーをしてくれないんだというようなジェスチャーを見せました大久保。
登里がフィニッシュまでいくというプレーを見せました。
木村さん、その前の川崎のチャンスメークは見事でしたね。
だいぶ中盤でもダイレクトのプレーも出てきましたからかなりフロンターレのリズムが出てきていますね。
準決勝でも大宮のディフェンス陣にほとんどやられていました。
自分たちのプレーができませんでした。
それで修正というかしてきたのかなと思います。
ダイレクトを生かすためにサポートする動きが速いんだと思いますよ。
次が動いているのでそうなると穴もできるし時間もできますから川崎の攻めですね。
準決勝の大宮戦では大宮アルディージャが裏のプレーを見せていました。
なかなか自由な動きをさせてもらえなかった川崎です。
ボールを奪ってから、すぐに相手のディフェンスラインを狙ってくるのが鹿島。
まもなく前半の30分になります。
赤崎と谷口という筑波大学の同級生コンビ。
2人のマッチアップがありました。
福西⇒中盤で攻めが悪くて取られるより前に少しボールを運びたいということでしょうね。
それだけ川崎が守備をしているということです。
谷口は赤崎に点を取られたくないと言っていました。
赤崎は逆に谷口から点を取りたいと話していました。
筑波大学サッカー部で同級生だった2人。
その筑波大学をかつて率いていたのが川崎の風間監督です。
土居からのパスが合いませんでした西です。
西はクラブワールドカップの決勝出場したあとに体調不良で天皇杯2試合に出ることができませんでした。
しかし決勝には間に合いました西。
福西さん西のクラブワールドカップでの活躍は見事でしたよね。
落ち着いていましたし強豪チームというか強いチームを相手に通用したところだと思います。
ここで落ち着けたそしてまた中盤で柴崎選手なり後ろが安定していたのがよかったですね。
小笠原にイエローカードです。
小林悠に対するファウルです。
再三激しいプレーを見せている小笠原です。
小笠原はイエローカード1枚受けたことで強くいけないこともありますか。
もちろんありますね。
最初から見せなくてはいけないというところもあります。
イエローカードをもらいましたけれども、そこはうまくやってもらいたいですね。
オフサイドフラッグが上がりました。
少し気になるのは、柴崎がなかなかボールに触るシーンがありませんね。
木村⇒ほとんど絡んでいませんね。
左サイドから展開するようなプレーがありません。
中盤でゆっくりとしたボールが持てないので中に入ってきてどうにかもらおうというふうにしていますね。
川崎がプレッシャーをかけて鹿島にボールを持たせていませんね。
スローインです。
柴崎が今1つ、絡みました。
持たせれば、いい姿勢で味方の動きをしっかり見ていますからね。
山本のスローインがこぼれました。
思い切って打っていきました赤崎コーナーキックです。
最後は筑波大学の同級生谷口のブロックでした。
初めてのコーナーキックです。
セットプレーには強みを持っている鹿島です。
逆に川崎はセットプレーに少し難があります。
遠藤のクロス懸命のクリアでした。
シュート決まった、いやオフサイドです。
オフサイドフラッグが上がりました。
惜しいプレーでした。
入り方としてはすばらしかったんですけれど。
相手のゴールに迫るようなプレーを見せました。
最後は左サイドバックの山本のオフサイドでした。
前半の36分。
いまだ両チームとも得点はありません。
シュートの数では7本の川崎に対して3本とシュートが増えてきた鹿島。
試合の立ち上がりはかなり激しく川崎もいっていました。
福西さん、スピードに慣れてきたという側面がありますかね。
落ち着いてきましたね。
どこで川崎が動いてきたときに鹿島が預けようかというところで落ち着いてきましたね。
その辺りはさすがの鹿島です。
相変わらず鹿島らしい球際の激しさですとかタックルといった部分はきょうのゲームでも見せています。
なんとか川崎としてもチャンスがある中で決めたいですね。
人数をかけてパスを回すのが川崎のサッカーです。
しっかりブロックを作った鹿島まだある大久保折り返すシュートまではいけなかった。
ファウルがありました。
鹿島のゴール前でのプレー、光るものがありました。
中村、スルーパス。
最後は植田のクリアでした。
さすが大久保というプレーです。
大久保と中村憲剛が絡めばビッグチャンスを作りますね。
リポートです。
曽ヶ端は西日が強くてボールが見にくいかもしれません。
日が西に傾いています大阪・吹田スタジアムです。
だいぶ日が陰ってきてピッチの鹿島陣内のところ一部が照らされてるだけとなりました。
純粋に走る選手がいない鹿島です。
時間をかけてチャンスを作る状況を作り出せています。
長いボールを入れるプレーが多い鹿島です。
ここでファウルです。
また少し接触がありました。
松尾主審が大久保のところに行きました。
カードは出ません。
大久保が小笠原に対して激しくいきました。
ファウルだったんですが鹿島のプレーが続いていました。
前半の40分です。
植田が上がってきました。
そして昌子も上がっています。
植田と昌子が遠いサイドです。
中村憲剛がつきましたがコーナーキックです。
きょう2本目のコーナーキックです。
先ほどは左サイドからでした。
今度は右サイドからのコーナーキックです。
いいボールが入ってきてシュート決まった!先制したのは鹿島アントラーズ。
前半42分、山本です。
山本脩斗のヘディングシュートが決まりました。
1点先制の鹿島。
やはりセットプレーでした。
福西さん強みを見せましたね。
そうですね。
あとは中のマークのつけ方というかブロックをしながら味方をフリーにさせるそういう選手もいますのでどこまでついていけるかというところで、少し遅れましたね。
車屋のマークが少し遅れました。
ヘディングも見事でしたけれどボールがすばらしかったですね。
速くて少し曲がるようなボールでした。
鹿島アントラーズが1点先制しました、前半の42分。
山本のヘディングシュートでした。
植田のシュート、思い切って狙っていきました。
木村さん、試合が動きました。
そうですね。
鹿島が先制点でしたね。
その先制点の重み鹿島が1点を先制しました。
前半の立ち上がりは川崎が攻める時間も多かったんですがそこで点を取ることができませんでした。
いいリズムができていたんですけれどね。
逆に川崎のほうは前半残り15分から試合を盛り上げています。
鹿島、先制のゴールを42分に決めました。
福西さんマークのつけ方が悪かったですか。
戻りからですからディフェンスとしてはつききれないというか触り切れないところはありました。
ただ山本選手も処理しづらいですからね。
はじききれなかったですけれどヘディングがすばらしかったですね。
エドゥアルドがよく戻りました。
きょうは3バックの真ん中に入っています。
コーナーにはしません。
先ほどはコーナーキックからの先制点でした鹿島アントラーズ。
フロンターレはここで失点しないことですね。
残り時間が少ないですから。
まもなく前半の45分アディショナルタイムがどれだけあるか。
アディショナルタイムが2分です。
エウシーニョのクロスは合いませんでした。
まだ追いつく時間はあります川崎。
焦ることはありません。
中村の左足のシュート車屋のところですが足が上がりました。
車屋にイエローカードが出ました。
相手のゴール前で足が上がりました車屋に対してイエローカードです。
鹿島のサポーターの前での反則でした。
西に対するファウル。
先ほどはマークを外してしまった車屋が先制を許すというシーンがありました。
まもなくアディショナルタイム2分台に入ろうかという決勝戦です。
松尾主審の笛です。
前半終了。
前半42分コーナーキックから山本脩斗のヘディングシュートがありました。
鹿島アントラーズが1点先制しています。
天皇杯の決勝立ち上がりは攻め込む時間が多かった川崎を無失点に抑えてそして鹿島アントラーズが先制を奪うという展開になりました。
改めて木村和司さん前半の両チームの戦いはどうでしたか。
やはりアントラーズの経験値ですね。
止まるプレーがファウルとかで多かったですけれど見ていてもアントラーズのほうが冷静ですよね。
熱くなっているんですけれどなぜか冷静でしたよね。
福西さんは、いかがですか。
もちろん強みを生かしたなということですね。
川崎も強みを生かしてつなぎができていたと思いますが最後のところ入れられなかったですね。
鹿島は我慢しながら、よく1本入れたなという感じですね。
前半の42分山本脩斗のヘディングシュートがありました。
立ち上がりの13分です。
大久保のシュート右手1本で防いだゴールキーパーの曽ヶ端。
きょうはかなり、大久保は気合い入っていますよね。
18分のプレー。
裏のスペースに抜け出そうというところですが登里がボールを戻して最後は小林悠のシュートでした。
19分のプレー。
小笠原がファウルを得ました。
そのあと中村憲剛がボールを返したところで小笠原と中村憲剛、両キャプテンが言い合いました。
お互いに激しい気持ちがこのピッチの中で交錯しました。
22分です。
遠藤のフリーキックに最後は西が飛び込んでいきました。
28分、大きなチャンスがありました。
最後登里がシュートだったんですが後ろには大久保がいました。
大きなチャンスがあった39分川崎見事なパス交換でした。
中村から大久保へ。
このクロス、シュートまではいけずこのピンチを脱した鹿島が42分、遠藤のコーナーキック、合わせたのは山本。
見事なゴールがありました。
前半のデータです。
シュートの数でいいますと川崎が鹿島を上回りました。
コーナーキックでは2本の鹿島川崎はありませんでした。
そのコーナーキックを生かした鹿島アントラーズ、前半42分1点を先制するという形になりました。
放送席は、この決勝戦ピッチに立った経験のあるお二人です。
木村和司さんと福西崇史さんです。
本当にお互いのチームの気持ちがピッチの中で表れるような非常にいい決勝戦ですね。
木村⇒特にボール際、両チームとも厳しくいっていますね。
川崎も序盤がいい展開だっただけに点が取れなかったのが少し悔やまれますね。
福西⇒そうですね。
ただ鹿島も足を止めて体を出しているしもう少しというところもありますけど決めきれるかが勝負を分けますね。
2017年、注目のゲーム大会などがこの2017年もめじろ押しです。
J1は2月25日に開幕します。
今シーズンは1シーズン制に戻ります。
3月にはロシアワールドカップ出場を懸けた最終予選が始まります。
今シーズンはことし5試合あります。
これで2018年、本大会出場できるかどうかが決まります。
ことしは天皇杯が1回戦が4月から始まります。
4月22日、23日から始まっていきます。
去年はリオデジャネイロオリンピックが終わって東京オリンピックへのスタートになりました。
育成年代にとって大事な大会が2つアジアで開催されます。
U−20ワールドカップが韓国で。
10月にはU−17のワールドカップが、インドで行われます。
本当に去年は東京オリンピックで中心となる世界の選手たちが目覚しい活躍を見せてくれました。
19歳以下のアジア選手権。
去年の10月バーレーンで行われました。
日本は準々決勝でタジキスタンに勝って5大会ぶり、実に10年ぶりとなります世界大会進出を決めました。
若い力が躍動してこの19歳以下のアジア選手権初優勝を果たしました。
見事な戦いぶりを見せました内山監督のインタビューです。
トライできるというか世界のやっぱり厳しい戦い…木村さんは内山監督とは現役時代にともにプレーしたということですけれども内山監督の話、どんなふうに聞きましたか。
木村⇒若い年代を指揮するというのは将来のこれからの日本代表を背負う選手たちですから大変だと思いますけどいい選手を育ててほしいですね。
福西さん大会を振り返ってみますと6試合で無失点これは見事な試合ぶりでしたね。
福西⇒その安定があったからこそのいい攻撃、得点もたくさんありました。
チームとしてしっかりと戦えていた。
どんどん自信を付けていったなというのが印象深いですね。
きょう、川崎フロンターレベンチに入っている三好選手、板倉選手きょうは出場機会があるか分かりませんが自信をつけて全員がピッチに戻ってきたなという印象がありますね。
全然違いましたね優勝したという自信もそうですし自分でプレーがうまくできて成長しているのを実感してるんだと思います。
それをピッチに出しているので楽しみですね。
17歳以下のワールドカップU−17のワールドカップも行われます。
2大会ぶりのワールドカップ出場ということになりました。
去年の9月から10月にかけてインドで行われましたU−16アジア選手権です。
注目の15歳久保健英選手らの活躍で予選リーグは3試合21得点と圧倒しました。
準々決勝のUAE戦です。
接戦を制してワールドカップ出場を決めました森山佳郎監督に世界大会への意気込みを聞いています。
自分たちから積極的に牙をむき出しにして向かっていくと。
どんな相手だろうが恐れずに日本のよさを日本の武器を起動力を生かして…非常に現役時代は気持ちを前面に出すようなプレーが多かった森山監督です。
見事な戦いぶりを見せました。
そして、その中でもやはり今大会の注目は久保健英選手でしたよね。
福西さん、彼の最後はどんなふうに映りますか。
すばらしいですね。
まずものおじしないメンタル負けず嫌いした。
この技術、体格もしっかりしています。
大きい上の年代にもしっかり通用すると思います。
どこでどういうプレーをすればいいのかしっかり分かっていますね。
木村さんテクニックがしっかりしてますよね。
ドリブルなんか見ていると相手の体重移動を見ながらボールを運んでいく技術は本当に高いですね。
彼の力が本物と見ていいですか。
こういう選手が早く代表のピッチに出てきてほしいですね。
福西さんこの先U−20、U−17若い力が世界に挑戦する意義深い2つの大会にしてほしいですね。
東京オリンピックもそうですし若い選手が成長して日本を盛り上げていってほしいですね。
NHKから番組のお知らせです。
若者に絶大な人気を誇るロックバンドONEOKROCK。
彼らと1000人の18歳たちが共演するイベントそれが、18祭
(フェス)です。
共演する1000人を決めるのは動画審査。
夢や悩み。
18歳たちが思いの丈を動画に込めて応募しました。
人生の岐路に立つ18歳たち。
18祭はそんな彼ら1000人に抱えている思いをぶつけてもらおうと開催されました。
かっこいい。
へえ〜。
そして彼らの思いを受けONEOKROCKが曲を制作します。
生み出された新曲タイトルは「Weare」。
ONEOKROCKと18歳たちが歌で共演します。
「Weare」を通じてつながっていく1000人の18歳たち。
何か、一人一人の内側から出てくる痛みとか喜びとか悲しみとかそういうものを引き出せる演奏が一緒にできたらいいなと思いますね。
1000人それぞれが抱える思いを歌に込めONEOKROCKと18歳たちが作り上げる1度限りのステージ。
ONEOKROCKが歌う「Weare」きょうからNHKのサッカー放送のテーマ曲となります。
サッカー中継や関連番組のテーマ音楽になります。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
第96回天皇杯サッカー決勝前半終わって1対0鹿島アントラーズがリードしています。
♪〜2017年元日の決勝です。
56大会ぶりに大阪で行われています。
青空、少し日が傾いてきました。
これから後半が始まります。
1対0鹿島アントラーズは前半42分山本脩斗のヘディングシュートで点を取ったんですが今入ってきた情報によりますとその山本脩斗がベンチに退いてファン・ソッコが入るという情報です。
準決勝で山本は左の膝を少し痛めて、その辺りの影響があったのかもしれませんけれども。
福西さん前半の山本はプレー自体はどうでしたか。
福西⇒そこまで影響してるかなという気はしなかったですけど少なからず攻撃に関してはなかなか出てこなかったなというのはあるので控えめにしていたのかなというのはあります。
これで1点をリードしてより守備を強固なファン・ソッコを入れてきました。
これから後半ということになります。
木村さん、川崎が1点をどのように追いつくかですね。
木村⇒やはり1点欲しいですね。
前半の途中からいいリズムが出てきましたから。
それで鹿島ゴール前までいきたいですね。
フロンターレも三好が投入されています。
登里に代わって三好。
フロンターレの風間監督です。
リズムは悪くなかったです。
登里選手に代わって三好選手が投入されましたね。
最後のところだけ崩してほしいなと思いました。
今見ていました川崎が4バックでしょうか。
4−4−2というようにも見えます。
登里に代わって三好を投入してきました。
アントラーズの石井監督です。
アントラーズのペースとみていいでしょうか。
比較的、落ち着いてディフェンスできていると思うのでペースにはなっていると思います。
選手交代がありましたコンディションはどうでしょうか。
選手のコンディションはいいと思います、大丈夫です。
後半が始まります。
後半の45分です。
1点をリードした鹿島。
川崎フロンターレは4バックに変えたようにも見えます。
中盤左の攻撃的なポジションに三好が入っています。
後半45分初めから手を打ってきました。
オフサイドです。
木村さん、三好投入はどういうことでしょうか。
木村⇒いろんな意味でフロンターレのリズムを変えていくというか1人でドリブルで突破もできますし相手を崩せますからそこで決定的な仕事をしてもらいたいということだと思います。
4−4−2というポジションチェンジを行いました川崎。
福西さん、フォーメーションを変えたのはどんなねらいでしょうか。
福西⇒大きなところで守備で穴があるというわけではなくてどちらかというと選手を外へ生かしながらバランスよく攻撃もできますし鹿島がうまくついてきますからそのバランスを整えたのかなと思います。
三好の突破力がありました。
VTRでもご紹介しましたが19歳以下のアジア選手権を制したメンバーの1人でもあります。
自信というところをうかがわせる今のプレーでした。
外でもできますし中に入ってきて突破もできますしそういうところを風間監督は意識しながら使っていました。
U−19の代表で優勝して自信をつけて帰ってきましたからこの局面も打開したいと思っていると思います。
ドリブルも得意としています。
車屋、三好、小林とのパス交換がありました。
中村憲剛がボールを持つとすぐに小笠原がディフェンスにいったという前半でした。
赤崎のファウルになりました。
木村さん、川崎は決してリズムは悪くなかったという話がありましたが。
あとはゴールだけですよ。
ゴールを決めると、また流れが変わりますから。
鹿島の後半のメンバーです。
先制ゴールを決めたのは山本でした。
その山本に代わって左サイドバックにファン・ソッコが入っています。
深いタックルが入りました。
ファウルがありました。
エドゥアルドと谷口の2人のセンターバックというフォーメーションに変わりました川崎です。
大島と中村の2人のボランチ。
右にエウシーニョ左に代わった三好という中盤です。
2トップに大久保と小林です。
この大会はすべて3バックでスタートしてそして4バックにフォーメーションを変えるという戦い方をしてきた川崎フロンターレです。
中村、大島のダブルボランチは変わっていません。
小林、大久保という2人で30ゴールというこの2人が前線を攻める形になっています。
その中でもポジションチェンジは頻繁にするチームですから。
大久保のシュートまでいきませんでした。
チャンスが続きます川崎。
クロスを上げていった車屋。
最後の一歩のところ鹿島アントラーズの選手が詰めていますから川崎に自由を与えません。
一挙に、局面を打開できるそういうチャンスも出てきます川崎。
スイッチを入れるパスがどこかから入ってくるはずです。
攻守の切り替え奪い返した川崎です。
川崎が攻めています。
鹿島が守るという時間帯です。
前半の立ち上がりもこのような展開でした。
しかし堅守の鹿島が川崎の攻撃をしのいで前半42分に先制のゴールに結び付けました。
川崎はここからどうするかですね。
人数をかけて速いパス回しというのが川崎の特徴なんですがそれをさせなかった鹿島の前半でした。
ファウルがありました。
車屋のファウルになりました。
失礼しましたエドワルドのファウルになりました。
今度は鹿島のサポーターが待つほうのゴールへの攻撃になります鹿島アントラーズ。
後半の頭から選手を1人ずつ代えてきた両チームです。
失点が少ない鹿島。
攻撃はナンバーワンという川崎です。
川崎のゴールは今シーズン68ゴールありました。
特に終了間際15分の得点が目立った川崎です。
最後の15分間、堅い守備でゲームを締めてきたという鹿島。
対照的です。
そうですね。
川崎は取りにいくというときはそこで取り方ができるチームですからそれを狙ってくると思いますがそこを突くのは鹿島がうまいですから。
大島に対する後ろからのファウルがありました。
この時間帯はボールを持てている川崎。
小林のシュートが決まりました。
追いついた、川崎1対1。
小林のシュートが決まりました。
後半の9分追いついた川崎フロンターレ。
小林悠の右足が決まりました。
すばらしいゴールでしたね。
最後は三好からのパスを受けた小林でした。
木村さん、見事でしたね。
そうですね。
スルーしましたからね。
そして最後、小林でした。
ちょっとバランスを崩しましたがサイドをついて、よくシュートを打ちましたね。
小林悠のゴールがありました。
1対1の同点に追いつきました決勝戦、これで試合は振り出しに戻りました。
小林悠は第2ステージの16節の鹿島戦で太ももの裏、肉離れを起こして準決勝には小林悠は出ることができませんでした。
その思いも込めたようなゴールでした。
小林と大久保を2トップにしたことでより攻撃的な側面が強調されている川崎フロンターレ。
ディフェンスは前からいく。
試合が動きだしています。
すばらしいアシストを見せた三好、中に入ってきました。
シュートまでいきました三好。
動きに躍動感があります。
コーナーキックに変わりました。
怖さを見せている三好です。
1人では止められないということで鹿島もいきます。
それでもシュートまで持っていくんで力強さも、出てきましたね。
川崎フロンターレユース出身まだ19歳の三好シュートまでいきました。
初めてのコーナーキックになった川崎フロンターレ。
中村憲剛が蹴ってシュートまではいきませんでした。
大島のディフェンスです。
いいディフェンスがありました。
タッチラインを割りました。
後半の9分、小林のゴールで追いついた川崎です。
同点ゴールのシーンでした。
勇気を与えるゴールになりました。
福西⇒そうですね。
後ろから来られても体勢を崩しながらも得点を取りたいという思いを持って後半入った1点を取ってほっとしてるでしょうね。
縦への推進力があります。
小林のシュートはよく守りました。
コーナーキックです。
決定的なシーンを迎えた川崎です。
福西さん、これも川崎のパスサッカーですね。
大島選手がぐっと上がってきて間でもらいながらと小林も点を取るつもりで動きだしてますから迫力ありましたね。
コーナーキック2本目。
もう一度やり直しです。
中村憲剛が蹴ります。
後半の40分。
セットプレーから大宮のゲームでは得点がありました川崎。
柴崎がボールをキープする鹿島の攻めです。
リポートです。
鹿島のベンチを見てますと何かもうひとつチームの展開ができていないなというそういう表情です。
ちょっと今、鹿島は押し込まれていますね。
三好が代わったことで攻撃の幅が出てきました川崎。
19歳の三好が健闘しています。
パスだけだと予測しながら対応できるんですがそこにドリブルが入りますからディフェンスが崩れてしまうんですね。
川崎の風間監督も三好が攻めるときには、白い歯を見せながらよしよしとうなずいていました。
5年間かけてチームを作り上げた川崎フロンターレ若い選手の力も台頭してきています。
赤崎、打ったシュートゴールキーパーは韓国代表チョン・ソンリョン抑えました。
遠いサイドを狙ったんですけれど違うところに当たってしまいましたね。
もう少し巻くような。
少し巻くような感じで外から回すような感じでしたでしょうか。
フィニッシュまでいくことはできませんでした。
赤崎のシュート。
福西さん立ち上がり川崎、徐々に鹿島という前半と同じような形ですね。
そうですね。
ただ後半になってきましたから川崎が点を取れたということで勢いは川崎にありますね。
今のところでもここでいくというときにいきますね。
攻撃から守備への切り替えというところ川崎は光っています。
後半、鹿島は疲れが出てきますのでこれだけ試合をしてきていますので。
12月に7試合を戦いました。
両チームともに中2日でのこの決勝です。
クラブワールドカップを戦ってから体調を崩す選手が多かった鹿島です。
リーグとの2冠をねらってのこの決勝です。
ただ、川崎も勝ちにくるために、攻撃の人数をかけながらリスク負ってきますからそこは鹿島もついてくるでしょうね。
鹿島のほうは守って隙を突いて徐々にペースを作っていったという前半でした。
そういうところで鹿島の交代というのは難しいんじゃないですか。
木村⇒後半の途中で柴崎を底のポジションに入れてという展開が多いんですけれどね。
きょうは難しいでしょうね。
延長を考えると、そうですよね。
今は柴崎は左サイドの中盤です。
リポートです。
アントラーズのベンチは大岩コーチは選手交代のカードは持っていますが時計を見ながら、どうしようかというような話し合いが続いています。
まもなく後半の19分です。
小林悠のスピードフィニッシュまでいくか折り返してシュート。
左ポスト。
今、うまかったですけどね。
大きく切り返してからの左足。
ポストに当たりました。
攻め込むような展開が両チームとも増えてきました。
鹿島は赤崎を下げて鈴木優磨を投入です。
切り札、鈴木優磨を投入です。
サイドバックの西が上がっています。
相手のゴールに迫る時間帯プレーが増えてきました。
小林悠に対するファウル代わったファン・ソッコにイエローカード。
ファン・ソッコにイエローカードが出ました。
先ほどのシュートでした。
福西さんも曲がりきりませんでしたか。
イメージどおりと思いますけれど曲がりきらなかったというところでしょうね。
赤崎に代わって20歳の鈴木優磨投入です。
2枚目のカードを切ってきた石井監督です。
赤崎もきょうは、惜しいシーンがありました。
ゴールまではいきませんでした赤崎です。
赤崎に代わって二十歳の鈴木優磨です。
天皇杯で2ゴール。
準決勝の横浜F・マリノスとの試合でもゴールを挙げました鈴木です。
俺で始まり俺で終わるというコメントをきのう残しました。
鹿島アントラーズJリーグの最初のゲームはここ吹田でのガンバ戦でした。
そのガンバ戦で吹田スタジアム決勝ゴールを挙げたのが鈴木優磨でした。
土居のファウルを誘いました。
土居と鈴木の2トップということになりました鹿島アントラーズです。
鈴木優磨は勝負強いですね。
ここ最近、試合に出れば点を取っていますからね。
リーグ戦の中でも8ゴールそしてシーズンを振り返ってみますと3試合連続のゴールもありました。
チャンピオンシップでもペナルティーゴールを誘ったのは鈴木優磨のドリブルでの突破でした。
常に交代出場ですけれどいつも試合に入っているような感じですね。
ベンチでは鼓舞したりそんなことをしていますね。
いつでも出ていいという準備をしてるんでしょうね。
石井監督はいつも振り向くと必ず鈴木優磨と目が合うそうですね。
出せということで見ているんでしょうね。
そういった気持ちの強さは福西さん、重要な要素ですね。
そして体も張ってくれますからね。
チームにとって助かりますね。
2人の選手交代をした鹿島アントラーズです。
川崎の風間監督はここまで一度もベンチの選手を見ることなくずっとピッチを見ています。
初めてベンチに腰をかけました。
川崎のほうも天皇杯で2ゴールを挙げている森本がいます。
ドリブルで仕掛けることができる中野あるいは森谷というところが残っています。
若い長身のボランチセンターバックができる板倉もいます。
川崎は三好を入れたことで攻撃が活性化しています。
悪い流れを変えたいというのが鹿島です。
鹿島先制、前半の42分。
追いついた川崎は後半の9分です。
決定的な仕事をする可能性がある鈴木優磨です。
気持ちが前に出るいい選手ですね。
本当ですね、本当に気が強い選手ですね。
クラブワールドカップでも世界の強豪クラブを相手に臆することがありませんでした鈴木優磨です。
ゴールを挙げたあとロナウドと同じポーズをとって話題になりました。
手を打ってきた両監督両ベンチ後半の25分です。
90分で決着がつきませんと延長戦に入ります。
それでも決着がつきませんとペナルティーキック戦となります。
どのタイミングでカードを切るかということが重要ですね。
選手の疲れも出てきますしやりたいというか最後まで立っていたいという思いは強いでしょうから。
サッカー選手なら誰もが元日決勝のピッチに立ちたいと思っているはずですね。
コーナーキックに変わりました。
コーナーキック、前半はなかったんですが後半に入ってからこれが3本目です川崎。
左からのコーナーキック。
川崎のサポーターの目の前で中村憲剛が蹴ります。
小笠原のブロックがありました。
鹿島の3人目の選手交代です。
ベンチの作戦カード見ていると小笠原のイエローカードと右サイドの西の体調が気になって考えているようです。
小笠原は1枚イエローカードを受けています。
西は、きょうはこのスタジアムに入ってくるときマスクはしていませんでしたけれどきのうは練習が終わったあとマスクをしていました。
左サイドバックの山本はゴールを決めましたがその山本は引っ込めてファン・ソッコを入れてきました。
切れるカードはあと1枚。
永木のミドルシュート。
得意のミドルシュートを見せてきました永木です。
今や鹿島アントラーズでは欠かせぬ存在の永木です。
湘南から移ってきて最初のシーズン第2ステージから先発ポジションをものにしました。
鈴木優磨は左に開いています。
真ん中に土居右サイドに遠藤がいます。
川崎は3つのラインを作っています。
疲れが出てくる時間帯でもあります。
その西の体調はどうか。
ここは読んでいた植田です。
まもなく後半の30分。
リーグで、最も後半の最後の15分で得点が多い川崎です。
最後の15分、最も失点の少ない鹿島。
福西さん、勝負の15分ですね。
そうですね。
これは選手も分かっていると思いますね。
なかなか中盤のところの攻防というのは分かっているので切り替えも速いですし。
ファン・ソッコが出ていきました。
ファン・ソッコとチョン・ソンリョンという韓国の選手です。
コーナーキックに変わりました。
後半の30分を回ったところで勝負どころがどこでやってくるのか。
セットプレーが強い鹿島です。
きょうはそのコーナーキックからゴールを挙げている鹿島です。
この試合3本目そして後半初めてのコーナーキックになります鹿島アントラーズです。
鹿島のサポーターの目の前でのゴールを挙げることができれば勝ち越すことができます鹿島です。
曲がってきた。
ファウルになりました。
密集の中でファウルがありました。
この15分で決めるのか。
あるいはこの勝負ポイントがさらにその先延長戦にあるのか。
勝てば19冠という鹿島。
そして初めてのタイトルを目指す川崎。
小笠原から鈴木へオフサイドフラッグが上がっています。
鈴木のポジションはオフサイド。
初優勝への思いかあるいは5回目の優勝、19冠への思いを強くしている鹿島か。
中盤のプレッシャーがお互い激しいので前までいいボールは早い段階では運べない。
そうなってくるとゆっくり攻めたところで動きだしがどれだけできるかということになってくると思います。
動きの量は川崎のほうが多いですけどプレッシャーが強くなってきましたね、鹿島も。
鹿島は前半は川崎の分厚い攻撃をしのいで後半の42分に先制ゴールを呼び込んだプレーがありました。
大久保にはしっかりついているなかなか前を向かせないファン・ソッコの守備。
小笠原のすばらしいカット。
中村憲剛がキーマンの鈴木優磨に前を向かせませんでした。
先制したのは鹿島追いついたのは川崎。
この後半の残り時間の中でドラマがあるのか。
あるいは延長、PKということも十分可能性はあります。
ワンタッチでうまく出していった。
少し攻撃が遅れるとすぐにブロックを作る鹿島。
スイッチを入れるパスを出せるか。
田坂がこの流れの中からロングシュートを打ってきました。
大島のシュート浮きました。
最後フィニッシュまでいくことができました大島ですが、枠には飛びませんでした。
先ほどパス交換の中で大島がワンタッチで三好にパスを出すプレーがありました。
それが合っていればというシーンがありました。
3万4166人というこの決勝の観衆です。
56大会ぶりに大阪で行われている天皇杯の決勝。
三好が引いて守りました。
ヘディングでのバックパスはゴールキーパーは手で扱うことができます。
鹿島のリポートです、石井監督はプレスでいって欲しい場面で選手たちがプレスでいけずにもどかしさを感じているようです。
そのプレッシャーがいけていませんか。
ボールにプレスが少し遅れてかかっていないんですね。
連戦の疲れも恐らくあるかと思います。
ほとんど鹿島の選手は休みがなかったですからね。
チャンピオンシップ準決勝決勝で3試合戦いそのあとクラブワールドカップを4試合戦って天皇杯も準々決勝準決勝、そしてこの決勝。
連戦という鹿島アントラーズ。
逆に川崎のほうはチャンピオンシップの準決勝が終わったあとおよそ1か月次の天皇杯の準々決勝まで時間が空きました。
小林が同点ゴールを挙げていました、後半の9分。
福西さん、川崎がどんどんボールを動かしますので鹿島の疲労度も増えてきますね。
増えてきます、動きはしますがそこでいききれなくて前にプレッシャーがかからない、そうなることで守備も方向性がしっかりときまらないそうなってくるというところが出ていますね。
今シーズンの最終ラインに入ることもあったという田坂。
その田坂の守備がありました。
川崎のリポートです。
風間監督はこの時間も控えの選手を見ることなくピッチのほうを見つめています。
選手交代は後半の初めから三好を投入。
この前の準決勝も選手交代、1枚余らせて2人の交代でした。
三好はまだまだ元気です。
まもなく後半の40分。
後半の45分の中で決着がつかなければ15分ハーフの延長戦に入ります。
それでもさらに決着がつかなければペナルティーキック戦で2017年天皇杯決勝のチャンピオンが決まります。
少し運動量が落ちてきたのが気にかかる鹿島。
お互いにミスは出てきますのでね疲れてくるんで。
そこでどれだけカバーできるか。
してはいけないところでミスするありえますのでね。
集中しなきゃいけないですねその分。
石井監督のリポートです。
決断しましたファブリシオです。
攻撃的な中盤の選手を使ってきます。
3人目の選手交代。
ファブリシオを誰と代えてくるのか。
このところ、小笠原をベンチに外してということがあるんですがシュートまではいけなかった。
大島ですかね。
いいところに帰ってきましたよね。
先ほどは大島が最終ラインまで戻ってのクリアがありました。
ディフェンスでも大島はきょうは貢献しています。
中村憲剛から小林。
クロスを選択しましたか。
まあね、大久保がいたからね。
同点ゴールはあの角度よりはもう少し角度が大きかったんですけれども。
右足を振り抜いての同点ゴールでした。
4本目のコーナーキックです。
後半まもなく42分。
ゴールを求める川崎フロンターレサポーターの大きな声援です。
ゴールキックに変わりました。
ここで選手交代です。
小笠原に代わってファブリシオということになります。
3人目の選手交代をここで切ってきました。
恐らく柴崎を1つ下げてボランチのポジションにしてファブリシオが恐らくはサイドへということになると思います。
小笠原がキャプテンマークをファブリシオを介して永木に渡しました。
今は土居が左サイドに流れています。
ファブリシオが2トップ、少し縦関係でしょうか。
時計の針、まもなく後半の44分です。
90分の中で決着がつくのか。
3枚のカードを切ってきた鹿島。
まだ川崎フロンターレは2人選手を代えることができます。
三好選手は元気ですからねそこをうまく使いながら川崎は攻めていくんじゃないですか。
きょうは攻守に大きな働きを見せている大島。
鹿島はやっぱりファブリシオにしてもうまく使えばいいですね。
遠藤がそのまま打っていったドリブルでの仕掛け両選手を使うことはなく最後フィニッシュまでいきました遠藤。
ある程度オープンですね。
鹿島も上がりきれないですからね。
どこで三好を使ってくるのか。
アディショナルタイムは2分です。
中村、三好ヒールで出しました。
エウシーニョのファウルがありました。
アディショナルタイムは後半としては少し短めの2分。
鹿島は3人の選手交代が終わったんですが川崎は後半の初めから三好を投入しただけあと2人代えることができます。
アディショナルタイムは2分その中で決着がつきませんと15分ハーフの延長戦に入ります。
死力を尽くす両チーム。
準決勝から中2日。
かなり疲労感はピッチの中にも広がっています。
田坂がよく守りました。
冷静ですね。
クラブワールドカップでも自信を深めましたセンターバックの昌子。
アディショナルタイムはまもなく2分台に入るところこの中でゴールが決まりませんと15分ハーフの延長戦。
キャプテンマークを小笠原から託された永木。
ここで後半終了のホイッスル。
2017年元日決勝は延長へ。
1対1、前半42分、山本のヘディングシュートで先制後半の9分追いついた川崎、小林悠の右足でした。
生字幕放送でお伝えしています96回目を迎えました、天皇杯決勝。
大阪元日決戦は延長戦に入ります。
鹿島アントラーズか川崎フロンターレか。
前半の42分鹿島アントラーズ山本のヘディングのゴールが決まって1点を先制しました。
後半の9分に川崎は小林のシュートで追いつきました、1対1。
コーナーキックから山本脩斗のヘディングこれが先取点でした。
前半は押される中での鹿島のゴールでした。
そして川崎は後半から三好を投入して攻撃を活性化三好のパスから最後は小林。
後半の9分でした。
1対1の同点。
追いついた川崎です。
延長に入ります。
木村和司さん、福西崇史さん元日決戦のピッチに立った経験がおありの解説のお二人です。
初タイトルを目指す川崎フロンターレ。
19冠目をねらっているという鹿島アントラーズ。
延長の前半が始まります。
15分ハーフの延長です。
白のユニフォーム川崎のキックオフで延長前半が始まりました。
後半が終わったときと同じフォーメーションの川崎です。
川崎はあと2人選手を代えることができます。
鹿島のほうは3人の選手交代をすべて終えています。
今ピッチにいる11人で残りの30分間を戦わなければいけません。
木村さん、この延長戦メンタル、気持ちの部分も大きいですね。
木村⇒もちろんそうですね。
やはり最後まで勝ちたいという気持ちそれを強く持ってできるかどうかですね。
ちょっとでも疲れたなとかそういう選手が多くなってくるとそのチームが負けますよ。
そういうちょっとした小さなほころびから大きな失敗が生まれるという可能性があるのがこのサッカーの難しさです。
福西さん、延長に入って両チームともどんなところが勝負を分けるのか。
どうでしょうか。
福西⇒疲れてきますんで攻撃にしてもカウンターであれば後ろのサポートがなかなかない。
その中で個人の力が出てくるんだと思います。
そこで点を取りにいけるかというのが重要だと思います。
鹿島の強みのセットプレーもありますね。
きょうも鹿島はセットプレーコーナーキックから1点を先制しました。
しかし流れの中で川崎らしいプレーを見せた川崎フロンターレが追いついています。
キャプテンマークを巻いている永木にキャプテンマークを巻いている中村憲剛がいきました。
ファブリシオ狙ってくる。
シュートはクリアしました。
今、ちょっと判断を誤りましたね。
ゴールキーパーのチョン・ソンリョンが少ししゅん巡しました。
エドワルドがよく戻ってきました川崎フロンターレ。
しかし鹿島のコーナーキックです。
先制のゴールはこの右からのコーナーキックでした。
これが鹿島の4本目のコーナーキックでした。
ヘディングシュートはクロスバーに当たりました。
シュートが決まりました!勝ち越した鹿島アントラーズファブリシオ。
これが鹿島ですね。
延長の前半4分。
ファブリシオ、右足を振り抜きました。
やはりセットプレーからの流れのプレーでした。
先ほど代わったばかりのファブリシオが見事に2点目を決めました勝ち越しゴール。
延長前半4分、ファブリシオ。
2対1、鹿島がリード。
これで意識は、川崎が前に出てくるはずです。
しっかりと鍵をかけることができるか鹿島。
川崎は森谷が呼ばれています。
ファブリシオまで届きませんでした。
川崎は森谷投入の準備です。
森谷が投入されます。
オフサイドがありました。
川崎は森谷を投入です。
風間監督がコーチと話をしていました。
勝ち越しのゴールのシーンです。
鈴木選手が競ったときに川崎の選手が見ていたということですね。
ラインが押し上がらないのでファブリシオ選手にこのプレーのスピードスペースを与えてしまったんですね。
延長の前半まもなく6分になるところです。
川崎が焦る必要はないですね。
木村⇒そうですよ。
鹿島のプレスもかかりにくくなっていますからボールへの寄せがかなり後半から遅れてきていますからね。
まだ25分近く時間は残っています川崎フロンターレ。
自分たちのリズムでボール動かしてシュートまでいければ問題はないと思いますよね。
森谷はどうやら右サイドバックに入っている田坂に代わって入ります。
後半初めから入っている三好。
同点ゴールに絡みました三好のドリブルがありました。
ファウルがあって鹿島ボールです。
ここで田坂に代わって森谷が入ります。
急いで代わりました。
森谷はボランチのポジションでしょうか。
そうですね。
中村憲剛を前に出しましたね。
森谷と大島のボランチになっています。
コーナーキックに変わりました。
先制ゴールはこのコーナーキックから、そして勝ち越しゴールもこのコーナーキックからの流れのゴールでした。
セットプレーの強みを見せた鹿島。
これが5本目のコーナーキックになります。
遠藤が蹴ります。
フロンターレもここは集中しておきたいですね。
クリアしました。
助かりましたね。
まだあります。
オフサイドフラッグ上がりました。
ポストに当たるプレーがありました。
またセットプレーですね。
ファブリシオのヘディング。
左のポストでした。
勝ち越しゴールのファブリシオ。
代わった森谷ボランチに入っています。
中村憲剛が1つポジションを上げました。
川崎は右のサイドバックにエウシーニョです。
近いところ、ボールを回してくる川崎の持ち味です。
鈴木優磨は相手をはねのけるようにしてマイボールにしました。
森谷と大島のボランチです。
車屋は左サイドバック、右サイドバックにはエウシーニョ。
中村、大島選手が近いポジションで少ないタッチでボールを回す川崎です。
風間監督が作り上げてきたこのスタイルです。
森谷のシュートはディフェンダーです。
狭いスペースに20人の選手がゴール前に集まっていました。
川崎の攻めに変わっています。
延長の前半に入ってから投入されました森谷です。
今度は鹿島の攻めです、鈴木優磨右サイド。
余裕がある鹿島。
ファブリシオのシュートは正面でした。
決定的なシュートを打ち続けています。
いいところにいますね。
勝ち越しのゴールを決めました。
先ほどのコーナーキックからのヘディングシュートは左ポストでした。
今のシュートは正面でした。
鹿島はこれでいいんですからね。
しっかりキープして押し上げればいいわけですから。
待ち構えている鹿島にどういうふうに川崎が対応していくか。
細かいところで1本だけではなくて2本、3本につながらないと勝てないでしょうね。
川崎にミスがありました。
鈴木優磨、裏を狙っています。
しっかりとつなげていきたい鹿島。
あと1人選手を代えることができる川崎。
森本の投入はどのタイミングでしょうか。
リポートです。
コーチに肩をたたかれて森本が先ほどうなずいていました。
勝負強い森本が投入というタイミングはあるかもしれません。
パスで回していく。
どこかで川崎はペースを上げるパスが入るはずです。
試合初めからフロンターレサポーターの歌声が止まることはありません吹田スタジアム。
初めてのタイトルを目指しています川崎フロンターレ。
ファブリシオに渡りました。
左の鈴木には出ませんでした。
2人のタックルが入りました川崎がボールを奪い返しました。
待っている大久保が転んでしまいました。
森本がユニフォーム姿になって準備しています。
3人目の投入は森本です。
誰と代えてくるでしょうか。
三好にはドリブルがあります。
延長の前半アディショナルタイムは1分です。
鹿島はうまいですね、時間の使い方が。
この辺りはさすがの勝負強さを見せています。
鈴木優磨のファウルになりました。
森本は延長の後半からの投入ということになりそうです。
まもなくアディショナルタイム1分台に入ります。
ここで延長前半が終了しました。
ファブリシオのゴールで勝ち越した鹿島です。
勝負は残りの15分ということになりました。
前半が終了しました。
急いで水分補給をしています。
ここで森本が投入されます。
大島と代わります。
3人目の選手交代、森本投入です。
イタリアでもプレーをしました森本です。
森本は第2ステージの第16節鹿島アントラーズとのゲームで決勝ゴールを取っています。
そして天皇杯でも2ゴール。
木村さん勝負強い選手ですよ。
いいシュートを持っています。
大島に代わります。
ボランチの大島に代わって森本の投入です。
福西さん、もちろん森本にはゴールを期待しますよね。
この流れの中で風間監督はどういうことを感じたんでしょうね。
ゴールだけでしょうね。
得点ですかね。
背負うことは小林選手はなかなかできませんからそこで中盤の選手は前にいける時間が欲しいということでしょう。
この15分の中でゴールを挙げましてはいけない川崎フロンターレ。
19個目のタイトルとなるか鹿島アントラーズ。
延長後半戦キックオフです。
大久保と森本の2トップに変わっています。
小林が少し右に流れています。
三好が左右に小林、中村と森谷のボランチということになっています川崎フロンターレです。
より攻撃色を深めてきました川崎。
三好のミドルシュート得意の左足振り抜きましたがゴールの右。
一度は同点ゴールに絡むスルーパスを見せました三好です。
19歳。
ことしは彼にとって、韓国でU−20のワールドカップに出るということが大きな目標になります。
車屋がクロス。
川崎ボールです。
何度も何度も川崎は繰り返すしかないですね。
ボールを動かしながら主導権を握るというサッカーを風間監督が発展そして成熟させてきました。
多くの引き出しができたという話をしていた風間監督です。
その成果を見せる最高の舞台決勝です。
1点のビハインド川崎フロンターレそしてこの1点を守りきるか鹿島アントラーズ。
笛は鳴りません。
すぐに奪い返した。
攻守の切り替えの速さがあります鹿島アントラーズ。
これが鹿島の強さです。
ここからどう組み立てるか。
中村は延長の後半からまたボランチのポジションに戻っています。
三好がいく体を張りました永木強い。
永木、いい動きですね。
鹿島でのプレーが認められて日本代表まで登り詰めている永木。
永木はかつては川崎のユースでプレーをしていました。
中村憲剛と同じ中央大学に進んで湘南ベルマーレでプレーをしていました。
鹿島アントラーズに移ってきてそして花開いた感があります。
なかなか川崎は鹿島の壁を破れていません。
この天皇杯の決勝もこの鹿島が立ちはだかります。
鹿島ボールです。
小笠原はすでにベンチに退いています。
ここで川崎が奪い返す。
川崎のスローインです。
残りが10分です。
ファン・ソッコ切り替えしてシュートブロックしてもう一度シュート。
ファン・ソッコ、最後は土居。
2本のシュートをはじき返した川崎。
ファン・ソッコも積極的に打ちましたね。
もう1点取れば決められるという思いがある鹿島です。
鹿島は一人一人今何をすればいいかということが分かったプレーをしていますよね。
木村さんそれが鹿島イズムですか。
若い選手鈴木優磨とかも分かっているんですよね。
それが伝統ですよね。
きょうもベンチにはOBの大岩コーチ古川コーチも入っています鹿島アントラーズ。
歴史を作り上げてきました。
そしてその伝統を守り続けている鹿島アントラーズ。
森谷のドリブルそして車屋。
攻撃に人数をかけたい川崎です。
勝ち越しゴールのきっかけは西のシュートでした。
最後のところで足が出るかどうかですからね。
よく足が出たホイッスルは鳴りません。
完全に鈴木優磨はゴール前フリーでした。
遠藤選手も最後いきましたね。
積極的でした。
森本、小林とつなぎます。
クリアした川崎。
遠藤のクロスだったんですが右足が出ました。
エドゥアルドでしょうか。
エドゥアルドに対してイエローカードです。
延長の後半の8分台です。
まだ時間はあります。
川崎の選手の中にも疲労感があります。
川崎の選手はつなぎたいですけどミスをするとまたカウンターになってしまいますから、裏へ出ていく選手そういう選手が少なくなってきたので足元にくれくれというのは鹿島の選手は待ち構えているだけですね。
ちょっと川崎の選手は崩せませんね。
決定的な形を作りたい川崎です。
中村憲剛は川崎一筋14年。
タイトルを渇望しています。
フロンターレは最後優勝という経験ですからね。
それをしたいですよね。
クラブ創設20年まだタイトルがありません川崎。
大きなチャンスがやってきています。
しかしタイトルを取るためにはまず1点取らなくてはいけません。
延長後半10分、残り5分です。
パスが回り始めた。
コーナーに逃れた。
いいですね、パススピードも速かったですしスピードアップしていますね。
パスのスピードが上がってきて決定的なチャンスを作りかけました川崎。
コーナーキック川崎フロンターレ蹴るのは中村です。
チョン・ソンリョンも上がってきました。
ゴールは無人です。
ゴールキーパーのチョン・ソンリョンが上がってきました。
中村憲剛のクロス。
ディフェンスにいったのはファブリシオです。
延長後半11分。
しのぐか鹿島ゴールを取ることができるか川崎。
フィニッシュまでいけず。
この流れの中でエドゥアルドはどうでしょうか。
そして最終ラインは森谷です。
コーナーキックに変わった。
時間をかけていいコーナーキックです。
延長の後半12分です。
鹿島を支え続けてきました小笠原天皇杯決勝5回目その小笠原は途中でベンチに下がっています。
たっぷり時間をかける。
オフサイドフラッグが上がっています。
急ぎたい川崎。
2007年、2010年と過去10年でも優勝をしてきました。
勝てば6大会ぶり5回目の優勝の鹿島。
人数が多い鹿島谷口が戻った。
よくボールをインプレーにしました川崎延長後半の13分です。
速くフィニッシュに結び付けたい川崎。
詰めていく小林コーナーキック。
急いでコーナーキックのポジションに向かう中村憲剛。
またチョン・ソンリョンが上がっていきました。
中村が蹴る曽ヶ端が出た。
そして今、時計の針は14分。
川崎フロンターレあとワンプレー残っているでしょうか。
決定的なプレーでチャンスを作りたい川崎。
そして高らかに鹿島サポーターからコールです。
19冠タイトルまで残り僅か、鹿島アントラーズ。
うまく出ていった鈴木。
コーナーキック。
また時計の針が進む。
ゆっくりとボールに向かいます。
そして今15分アディショナルタイムは1分です。
川崎は決定的なチャンスを1回作れるか。
三好ロングボールしかしそこに選手はいない。
センターバックのエドゥアルドが行きました。
今、危なかったですね。
激突してファウル。
エドゥアルドは、きょうイエローカードを1枚受けています。
アディショナルタイムまもなく1分台に入ってきました。
その1分台。
鹿島ボールのフリーキック。
鹿島アントラーズのコールが鳴り響きます。
まだ笛は鳴らない。
ここで試合終了。
やはり鹿島は強かった。
鹿島アントラーズ5回目の優勝!今シーズン、リーグ戦そして天皇杯を制しました鹿島アントラーズ。
喜びがはじけました。
強かったですね。
最後までやるべきことそれが分かっていましたしフロンターレもそこをつくためには一生懸命走った部分がありましたけれど最後の最後まで決めていましたしすばらしい優勝ですね。
ことしも川崎フロンターレタイトルには届きませんでした。
木村さん、やはりこれが伝統の力でしょうか。
そうですね。
本当に強い鹿島ですね。
リーグ戦では年間勝ち点1位の浦和レッズに勝ち点15の差をつけられながら川崎、浦和を破って優勝しました。
そしてクラブワールドカップでは決勝まで進みました。
ハードなスケジュールの中でこの天皇杯も制しました鹿島アントラーズ。
中村憲剛またもタイトルには届かず。
初優勝は夢と散ってしまった川崎フロンターレ。
このピッチの上には勝者と敗者の姿があります。
あと一歩というところまで迫りました。
放送席そしてスタジアムの皆さん優勝インタビューです。
鹿島アントラーズ石井監督です。
おめでとうございます。
石井⇒ありがとうございます。
苦しいゲームでしたね。
90分で、できれば決めたいと思って選手も投入したんですけれども、そこで決めきれなくて120分戦うことになりましたけれども、本当に選手たちが力を振り絞って頑張ってくれたと思います。
120分よく走りましたよね。
そうですね。
これは選手だけではなくきょう来てくれたサポーターの皆さんのおかげだと思うのでその人たちのためにもしっかり選手たちも働いてくれたと思います。
12月は連戦の中きょうは90分で3人の選手交代を終わりました。
難しい決断だったと思います。
でも90分で決めたいという気持ちで3人投入しました。
そこの部分では私の思っていたとおりにいかなかったんですけれどでもそこからさらに30分選手たちは対応してくれましたしいい働きを見せてくれたと思います。
これがリーグからの終盤のアントラーズの強さなんでしょうか。
そうですね。
あとはチャンピオンシップ取ってクラブワールドカップ出場しましたけれど惜しくも決勝で負けてしまってその悔しさというのは選手たちには当然あってこのもう1つのタイトルをどうしても取ろうという意志が強かったのでその気持ちが表れたと思います。
今シーズンは第1ステージを取ってセカンドステージ少し結果が出ないときもありました。
最後、この結果はいかがですか。
そうですね。
苦しいときも選手がクラブのためにチームのために本当によく働いてくれたと思います。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
石井監督でした。
続いてキャプテンの小笠原選手ですおめでとうございます。
小笠原⇒ありがとうございます。
今、監督とかたい握手をしましたがいかがですか。
石井さんをはじめチーム1年間を通してやってきて勝ちにこだわってタイトルを取りにいくということで目標でやってきて最後、天皇杯取れて非常にうれしく思います。
きょうは120分、非常に苦しい思いだったと思います。
いかがですか。
いろんな要素がありましたけれど勝ちにこだわってやるそういう戦いができたんじゃないかと思います。
最後はベンチから見つめていました。
若い選手たちもよくみんな走りましたね。
これから来シーズンも勝っていければなと思っています。
これで19個目のタイトルこの強さの秘けつは何ですか。
本当に選手、スタッフ、サポーターが一丸となって戦えるのがこのチームの強さですしさらにタイトルを重ねていけるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
柴崎選手ですおめでとうございます。
ありがとうございます。
90分間走り切って最後ピッチでどんな思いでしたか。
優勝したかったのでチーム全員で喜びを分かち合えてよかったと思います。
きょうはなかなかフロンターレの攻めに苦戦する場面もありましたどんなことを考えてプレーしましたか。
試合自体はすごく難しいものでフロンターレさんもいいサッカーをしていたので難しい点もありましたけれどもチーム一丸となって延長までもつれましたけど勝てたことはよかったと思います。
最後、疲れなどはなかったですか。
もちろんありましたけどね。
それはチーム全員あったと思うしただ優勝したいという思いをピッチの中で選手が表現したと思います。
あそこで走り切れた、守り切れた要因はどう考えますか。
全員で声をかけ合ってもうちょっとだから頑張ろうって声をかけ合っていましたし最後の最後まで粘った守備ができたと思います。
これでリーグ制覇、2017年最初のゲームを優勝で飾りました。
いいスタートになりそうですね。
今シーズンの締めという部分もありますし来季のスタートという意味もあります。
またこの流れを来季に、つなげていけたらいいなと思います。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
続いて決勝ゴールのファブリシオ選手です、おめでとうございます。
ありがとうございます。
本当に日本に慣れるのにすごく難しかった部分があったんですけどチームメート、スタッフ、フロントまたどんなときでも見捨てずに応援してくれた、このすばらしいサポーターに感謝したいと思います。
本当にありがとうございます。
きょうは苦しい状況で入りました。
どんなことを考えてプレーしましたか。
本当にチームの一員として何らかの形で僕の最後の試合を、しっかりとチームの一員として手助けできるようにそれだけ考えてやろうと思ったしそれが得点という形につながって非常にうれしく思っています。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
木村さん、小笠原キャプテンがこのインタビューの中でもう来シーズンの話をしていました。
それが鹿島の強さなんでしょうか。
木村⇒柴崎選手もそうでしたね。
来シーズンのことを言っていますからね。
これで19個目のタイトルということになりました。
福西さん、途中120分の戦いの中でかなり体力が落ちたかなというところはあったんですがよく最後まで走り抜きましたよね。
福西⇒そうですね、チーム一丸ということばも出ていました。
チーム全体がこのタイトルを取りにいくといったときの団結力というんですかね。
チームの力は鹿島は本当にあるなという感じがしましたね。
そして川崎はこのサポーターの強い思いこのサポーターに優勝をささげたいと風間監督も中村憲剛も大久保嘉人も話していたんですが届きませんでした。
いいサッカーを、自分たちのサッカーをするということできわめていきましたけど最後の最後タイトルを取れないというのが歯がゆいところはあると思います。
そこはまた課題として残ったんじゃないですかね。
これから表彰式が行われます。
第96回天皇杯の優勝は鹿島アントラーズ。
リーグ戦と合わせて2冠を達成しました。
まず審判団に記念のメダルが贈呈されていきます。
6人の審判によって行われました。
松尾一主審、八木あかね副審越智新次副審、第4の審判中野卓さん追加副審、山本雄大さんと廣瀬格さんです。
少し試合の序盤で鹿島の選手と川崎の選手がいざこざを起こすようなシーンがありました。
120分間のこの試合をしっかりとさばきましたこの6人の審判団です。
そして今フェアプレー賞が発表されました。
横浜F・マリノスにフェアプレー賞が与えられました。
天皇杯準優勝川崎フロンターレ。
すべてのサポーターの思いだった初優勝初タイトルは届きませんでした。
中村憲剛は川崎フロンターレでプレーして14シーズン目。
JリーグでのMVPも獲得しました。
6年ぶりにベストイレブンにも選ばれました。
全身全霊をかけるとこの試合への思いを話していました。
しかしタイトルには届きませんでした。
大久保の姿があります。
正式な発表はありませんけれどもすでに自分の口からもチームを離れることはわれわれメディアにも話しています。
これが川崎フロンターレでの最後のゲームということになります。
田坂です。
もともとは攻撃的な選手ですが今シーズンは最終ラインに入ってのプレーというところも多く見られました。
きょうは途中でベンチに下がりました。
チョン・ソンリョン、森本福西さん、三好のプレーは光りました。
変化を与えてくれる選手ですしまた楽しみですね。
悔し涙を流しているようにも見えました三好です。
福西さんも天皇杯の決勝出場されましたがそのときヴェルディーに敗れているんですよね。
敗者の思いがよくお分かりだと思います。
もちろん優勝する経験は必要だと思いますし、また特に悔しい思いをしてこそ次へのステップになるわけですから悔しい思いも経験したほうがいいなと思います。
木村さん、風間監督の目指す攻撃サッカーこの5年間でよく選手たちが体現してる部分できたんじゃないでしょうか。
木村⇒見ていてもわくわくするようなサッカーをしていますよね。
あとは本当にフロンターレは優勝という経験ですよね。
そこだけですよね。
来シーズンからは鬼木達コーチが監督に就任する川崎フロンターレ、元鹿島アントラーズの鬼木新監督から勝者のメンタリティーといったものを注入してまた来シーズンは輝いてほしい川崎フロンターレです。
リーグ優勝そしてこの天皇杯も優勝今シーズン2冠通算タイトルは19冠目ということになりました。
6大会ぶり5回目の優勝鹿島アントラーズ。
小笠原キャプテンは天皇杯の決勝5回目。
これで19冠のうち16冠に関わるということになりました小笠原満男です。
西がきょうはクラブワールドカップの決勝以来というゲームだったんですが最後まで西が走り抜きました。
体調を崩しながらもよくこの決勝の舞台に間に合いました西。
西にはNHK杯が今贈られました。
遠藤です。
天皇杯は2011年の元日、このときは大迫選手に代わって途中出場でした。
きょうは遠藤はフル出場を果たしました。
柴崎にはFAカップが渡されました。
そして赤崎です。
JFAカップが渡されました。
きょう先制ゴールの山本。
山本のゴールで流れを作りました。
そうですね、難しいシュートだったと思うんですけどゴールしましたね。
福西さん、永木の活躍も今シーズン本当に光りましたよね。
福西⇒自信をつけましたし鹿島でどういうふうにやっていくかというのも早くなじんで力を発揮できたんじゃないかと思います。
各選手にメダルが渡されていきます。
若い伊東鈴木優磨は本当にシーズン特に終盤ことし躍動しました。
植田は今シーズンはリオデジャネイロオリンピックでも最後のとりでを守りました。
ファブリシオの決勝ゴールがありました。
ファブリシオはきょうまでの期限付き移籍ということで先ほどインタビューの中で最後のゲームになるという話をしていました。
土居昌子。
キーパーの曽ヶ端37歳の大ベテラン。
天皇杯の決勝は4回目。
そして石井監督です。
リーグ優勝できたのでそして天皇杯で19冠目を取りたいときのう話していました。
その天皇杯のタイトル19個目のタイトルをきょう手にすることができました。
鹿島アントラーズです。
いよいよ天皇杯です。
日本サッカー協会の田嶋幸三会長から天皇杯が小笠原に渡されます。
小笠原が天皇杯を手にしました。
石井監督に天皇賜盃を掲げる役目を託しますか。
そうですね。
石井さんも遠慮してますけど。
鹿島アントラーズ6大会ぶり5回目の優勝。
リーグ戦と合わせて2冠。
やや恥ずかしそうに天皇杯を頭上に掲げました監督。
そしてファブリシオ。
きょうが最後のゲームになると先ほどみずから話をしていました。
若い植田です。
リオデジャネイロオリンピックでも若い植田が躍動しましたしクラブワールドカップでも昌子が体を張る姿もありました。
本当に成長を目に見えて見せたというシーズンでしたね。
福西⇒レベルの高い選手たちそういう選手たちを相手にして自分の成長をしっかり実感できてきていると思います。
自分でどういうふうにうまくなっていくか自分の力を出していくか成長してきていると思いますね。
今、櫛引も天皇杯を掲げました。
リオデジャネイロオリンピックでは初戦に出場しました。
この鹿島では曽ヶ端の牙城をなかなか破ることができませんでした。
よくチームを支えました。
2対1鹿島アントラーズが勝ちました。
きょうの得点シーンを振り返りましょう。
まず前半の42分です。
コーナーキックから最後は山本のヘディングシュート。
木村さん、決して易しい態勢ではありませんでしたね。
少しかえりながらのヘディングですよね。
遠藤のボールもスピードあるボール強いボールがいきましたね。
後半の9分に川崎が同点に追いつきました。
システムを変えて三好を投入して流れを変えました。
小林悠のゴール1対1、分からなくなりました。
延長戦後半4分ファブリシオの決勝ゴール。
このファブリシオのゴールが決勝ゴールということになりました。
チームを去るという話が本人の口からもありました。
これで鹿島アントラーズが6大会ぶり5回目の優勝を飾ったということになりました。
これで来シーズンのアジアチャンピオンズリーグはこの鹿島アントラーズと浦和レッズ川崎フロンターレガンバ大阪という4チームが出場するということになりました。
来シーズン以降に向けて木村さん、鹿島の強さですよねどこまで続くのか。
木村⇒見ていると若い選手も伸びてきていますから常勝軍団鹿島は続きますね。
まだ続きますか。
その伝統の力を見せました鹿島アントラーズです。
そして福西さん敗れはしましたが川崎フロンターレ、タイトルまであと一歩というところまできました。
その鹿島のような伝統、歴史を作るところまであと一歩というところまできてますよね。
福西⇒力はあると思います。
監督がどこまでタイトルを取るためにチームを作り上げていくかもちろん楽しみにはしています。
Jリーグはもうことしの2月25日から始まるということになります。
来シーズンに向けてどんなところを楽しみにされていますか。
木村⇒鹿島中心に盛り上がっていってくれればいいと思いますね。
日本のサッカー界にとっても非常に大事なこの1年ですね。
福西⇒力はきっ抗していますからどのチームにも優勝の可能性があります。
しっかり出してほしいしその中で若い選手が、どんどん成長して活性化を望みたいと思います。
鹿島アントラーズ6大会ぶり5回目の優勝を果たしましたことしの天皇杯決勝。
解説は、木村和司さんと福西崇史さんでした。
長い時間ありがとうございました。
天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝をお伝えしました北陸の美しい里山に謎の鳥が出没中。
この鳥超キケンだといいます。
2017/01/01(日) 13:50〜16:10
NHK総合1・神戸
第96回天皇杯全日本サッカー選手権 決勝▽鹿島アントラーズ×川崎フロンターレ[SS][字]

リーグ王者・鹿島。クラブW杯で自信を深め決勝に駒を進めた。川崎は悲願の初タイトルに挑む。大一番で磨いてきた攻撃力を発揮できるか?大迫力の映像と音でご堪能あれ!

詳細情報
番組内容
▽狙うは今季2冠鹿島 ▽悲願の初戴冠を川崎 ▽ご堪能あれ!迫力満点!映像と音 【解説】木村和司,福西崇史,【アナウンサー】鳥海貴樹,【リポーター】酒井博司,金城均 〜吹田スタジアムから中継〜[延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】木村和司,福西崇史,【アナウンサー】鳥海貴樹,【リポーター】酒井博司,金城均