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書き起こし モンスターハンターストーリーズ RIDE ON 2016.11.27

(ダン)さあ今日も絶好調でいこう。
(ダン)各人オトモンの世話をしっかりな。
(ミル・リュート)たあっ!とおっ!
(ジーニー)そこ!真面目にやれ!
(ミル・リュート)はーい!
(リュート)ほらレウスおとなしくしろよ。
奇麗にしてやるんだから。
うわっ!
(ナビルー)あちちっ!どうした?レウスが嫌がるんだ。
いつまでたっても言うこと聞いてくれないのはレウスだけ?それとも他のリオレウスも?う〜ん。
よーし。
調べておこう。
さあ訓練の時間だぞ。

(ストーン)いいか。
お前たちは今卵を運んでいると思え。
大事に丁寧に。
落とすなんてのはもっての外だぞ。
(4人)はーい!
(ストーン)では用意ドン!うおおお!
(4人)うおおお!俺もまだまだ未熟だな。
後輩にうまくアドバイスできないとは。
(ノール)仕方ないですよ。
リオレウスをオトモンになんて聞いたことない。
生態はよく分からないんです。
(ダン)だからといってなあ…。
リュートに別のオトモンを持たせるというのはどうです?もっと世話のしやすいやつを。
リュートがうんと言わないだろう。
何となくあいつに似てるんだよな。
意志の強さとか無茶なとことか。
誰です?
(ダン)ああ…いや。
うおおお!いっちば〜ん!よ〜し!絶好調だな。
続いて今日の特訓だ!特訓!?やるやる!
(ダン)絶好調!
(3人)絶好調!
(ダン)よーし!今日はこのままあのモスコの丘まで上っていくぞ!
(ダン)絶好調!何でいつもあれなんだ?
(ダン)どうした?元気ないぞ!
(3人)絶好調!
(シュヴァル)ダン先輩!ミルがいません!何!?先に行ってろ!おーい!ミル!大丈夫か!?おい!ミル!
(ミル)あっダン先輩。
ここに落陽草が生えてるんです。
今は特訓中だ!ダン先輩知らないの?落陽草の根は貴重なのに。
(ダン)貴重なのは分かるが後にしろ。

(シュヴァル)ダンせんぱ〜い!ヒョロが転んでケガしました〜!何〜!?
(ヒョロ)うう…。
大したことない。
今薬を塗ってやる。
(シュヴァル)ダンせんぱ〜い!リュートがモンスターのフンまみれになりました!なぜだーっ!?うわ〜っ!う〜…。
えんがちょ。
バッテン。
お尻っこ!やめろ。
(リリア)ダン先輩がついてたのに何でそうなるの?まったくもって俺の監督不行き届きだ。
あっいえ…ダン先輩を責めたわけじゃないんです。
(ガミガミ)お〜いダン。
(ガミガミ)オトモン厩舎の屋根の修理をやってくれ。
えっ!?それはガミガミさんで直してくださいよ。
誰か他に手伝いを頼んで。
何を言う!わしや他の者が落っこちてケガでもしたらどうするんだ!俺なら落ちてもいいのか…。

(オムナ)おーいダン!
(オムナ)色んな玉の素材が少なくなってきておる。
集めてきてくれんかの?それは急ぎですか?急ぎではないが足りないと不安なんじゃ。
はあ…。

(ヴラウ)ダーン!街道にランポスの群れがいて通れないの。
お願い追っ払って。
それは大変だ!後のことは頼むぞ!素材集めも頼むぞー!ダン先輩も大忙しだね。
まるでハクム村の何でも屋だな。
意外にあれで努力家?村にダン先輩ぐらいの世代って少ないからみんな色々頼んじゃうんだよね。
昔は他の人もいたんだよ。
特にシルバ先輩。
シルバ先輩?ダン先輩の友達で当時最も優秀っていわれてたんだけど…。
たんだけど?そうか。
きっと成績がガタ落ちになったんだな。
最も優秀な者ほど孤高故に落ちていきやすいものだ。
分かるぞ。
この優秀なナビルーには。
(オムナ)シルバか。
懐かしい名前じゃな。
ダンとシルバは同い年の仲良しでな。
ライダー候補生として競い合っていたのだがまっ何をやらせてもいつもシルバが一番じゃった。
ホッホッホッ。
ふ〜ん。
そんな人がいたんだ。
(ダン)何とか追っ払ったな。
クェ〜。
ついでだ。
ちょっと寄っていくか。
そら!シルバ…。
お前今どこで何してる?
(ダン)ん?シルバ!
(シルバ)ダン!お前もこっち来い。
絶好調だ!今日は奇麗に海が見えるぞ!ここには来ちゃ駄目だって言われてるだろ?波ってどんな音がしてるんだろうな。
見つからないうちにさっさと戻ってこい!こっち来いよダン!だから駄目だっての!おーい!戻ってこい!俺まで怒られちゃうよ!そうか。
よし。
村に戻ってライダー訓練だ。
(シルバ)最後の訓練だな。
(ダン)だあああ…!うああああ…!また勝てなかった。
俺は絶好調だからな。

 

 

 

 


(オムナ)ホッホッホッ。
シルバはいつも絶好調だのう。
明日の絆あわせの儀式もその調子でな。
はい!
(オムナ)ところでだ。
色んな玉の素材が少なくなってきておる。
訓練がてらお前たちで集めてきてくれんかのう。
(ダン)おっあったぞ!こっちもあったよ。
お前ホント何やらせてもうまいな。
絶好調なだけだよ。
あしたはいよいよ儀式の日だな。
(シルバ)うん。
(ダン)俺どんなオトモンかな。
お前は何がいい?スピード系か?パワー系か?それともテクニック系か?ダン…。
俺はライダーにならない。
えっ!?俺は…船乗りになりたいんだ。
船乗り!?何言ってるんだよ!俺たちライダーになるんだろ?あした。
俺はならない。
海へ行って船乗りになる。
(ダン)冗談はやめろよ!
(シルバ)海はきっと村とは違う世界だ。
(ダン)お前村を出ていくって言うのか!?ごめんダン。
俺は船乗りになって世界中の海を見に行きたいんだ。
ふざけんなよ!シルバ!お前がライダーにならなくてどうするんだよ!お前がリーダーだろ!?俺たちの。
お前なら世界一のライダーになれるんだ!ごめん。
ダン。
俺は認めないぞ!だけどダン。
俺はもう決めたんだ!勝手なこと言うな!お前がライダーにならなくてどうするんだよ!ごめん。
うあーっ!村を出るって言うならこの俺を倒していけ!えっ?
(ダン)あの木だ!あの木まで競走だ!俺が勝ったらお前もライダーになれ!なるんだ!分かった。
(ダン)用意ドン!う〜おおおおお…!俺の勝ちだ!絶好調だ!シルバ!お前もライダーだぞ!一緒にライダーになるんだ!えっ?何で…何で邪魔するんだよ!ダン。
シルバ…。
頼むよ。
俺を行かせてくれ。
頼むよ。
頼むよ。
ライドオン!リオレウス!
(オムナ)ではシルバよ。
絆石と卵じゃが…。
俺はライダーにはなりません。
そうか。
そういう決断をしたのじゃな。
うん。
では次にダン。
(シルバ)俺は明日行商人たちと一緒に村を出るんだ。
港町まで行って船に乗る。
船乗りになって世界中の海を見てくる。
そうしたらいつか戻ってきて土産話を聞かせるよ。
(ダン)シルバ…世界一の船乗りになれよ。
お前は世界一のライダーになれよ。
ああ。
絶好調でだ!
(シルバ)世界一の船乗りになって必ず戻ってくる。
この木はきっと大木になってるんだろうな。
(ダン)待ってるぞ。
(シルバ)ああ。
どうした?ダン先輩の帰りが遅いから。
よくここだと分かったな。
(ノール)何となくです。
最近よく思うよ。
俺なんかがリーダーをやっていていいのかって。
えぇ!?
(ダン)後輩ライダーに対する指導にしてももっと他にやりようはないのかとな。
グェ〜。
どうした?あっ!草が…黒く染まってますね。
書士隊の言っていたあしき異変だ。
広がっている。
(ノール)もっと広がるんでしょうか。
あっ…。
ダン先輩!木を移動させる!植え替えるんですね。
手伝います!この木を黒くされてたまるか!
(ノール)オトモンの力も借りましょう!穴掘りが得意なやつなんかいいんでしょうが…。
誰か呼びますか?こいつは俺の個人的な問題だ。
そこに他のライダーを駆り出すっていうのは筋が違う。

(咆哮)
(ノール)何でしょう?
(ダン)また何かのモンスターが凶暴化しているのか?
(ノール)皇帝バッタ。
(ダン)あしき異変から逃げ出しているんだ!急がないと…。
毒けむり玉で防げるといいが。
グェ。
(咆哮)いいぞ!リオレウスの鳴きまねか!ライドオン!リオレウス!
(ヒョロ)ライドオン!ドスファンゴ!ライドオン!アプトノス!ライドオン!ドスランポス!クェ〜。
(ジーニー)よーし前進!そらレウス。
(ジーニー)真っすぐだ。
真っすぐ進むんだ。
曲がってるぞリュート。
どうどうどう…。
やれやれ。
どれ。
この乗りこなし着こなし何でもござれのナビルーさまが腹ごなしに一緒にナビしてやろう。
余計なお世話だ。

(咆哮)この声レウスとそっくりだ。
村のそばにリオレウスが出るなんて。
またはぐれモンスターか?・
(咆哮)ニャニャ〜!
(ストーン)どうした?リュート。
レウスが止まらな〜い!ニャ〜イ!そうか。
これはダン先輩のクルペッコの鳴きまねだ。
先輩に何かあったのか?俺も行く!お前たちは村に戻れ。
どうしよう。
(ヒョロ)戻れって言われたよ。
でもダン先輩に何が…。
毒けむり玉これが最後です。
こっちもだ。
この!
(ノール)うわっ!ノール!お前は逃げろ!ダン先輩を置いて行けませーん!ああっ!やめろーっ!約束の木が…。

(ジーニー)ダン先輩!・うわ〜っ!おおっ!すごいぞレウス!飛んで火に入るファイヤーだ!やったー!助けが来たー!・
(ストーン)ダン先輩!・
(ミル・ヒョロ・シュヴァル)ダン先輩!やったー!もっと来たー!お前たち…どうして?ダン先輩ピンチだったんでしょ?ダン先輩のことが心配になったから。
ダン先輩を助けなきゃって思って。
ダン先輩に色々お世話になってるし。
そうか…。
そうか。
ありがとうみんな。
よく来てくれたな。
じゃあ来てくれたついでにもう少し助けてもらおうか。
この木をね村のそばに植え替えるんだ。
うりゃ〜!な〜っ!
(シュヴァル)それって無理だよ。
リュートナビルー。
いける…いけるって。
うりゃあ〜。
さあみんなでやるぞ。
オトモンの力も借りよう。
ヒョロ。
お前のドスファンゴに土を掘らせろ。
俺のイャンクックも一緒にやる。
分かった。
ねっ大丈夫でしょ。
(ダン)何がだ?みんなダン先輩についてきてます。

(ダン)絶好調!またあの掛け声だよ。
でもあれって元はダン先輩の友達の口癖だったんだね。
どうした?元気がないぞー!
(リュート・シュヴァル・ヒョロ)絶好調…。
絶好調!
(4人)絶好調!ダン先輩はやはり努力の人だな。
シルバ先輩戻ってくるといいね。
絶好調…うん?おーいダン。
屋根の修理が終わってないぞ。
ダン。
素材集めはどうなっておるんじゃ。
(ヴラウ)ダン。
川辺にゲネポスの群れが居座ってるの。
お願い。
追っ払って。
(ダン)はい!分かりました。
何でも任せてください!絶好調!ナビルーさまがオトモンを解説するぞ。
みんなスマートフォンアプリメディアトリガーの準備はいいか?卵はもう手に入れたよな?さあオトモンの卵と絆あわせをしよう!いざ新生の時目覚めよ!今回のオトモンはクルペッコ!この色変わってるよな!鳴きまねで他のモンスターを呼び出せるのも個性的。
ダン先輩のクルペッコもいいところで鳴きまねしてくれたぜ!来週はどんなオトモンが誕生するかな?こんな卵見たことない。
新種のモンスター?
(殺せんせー)にゅやっ!磯貝君かと思ったらシュヴァル君でしたか。
(殺せんせー)さあ先生にライドオン!
(シュヴァル)結構です。
2016/11/27(日) 08:30〜09:00
関西テレビ1
モンスターハンターストーリーズ RIDE ON[字][多][デ]

9話・DSZ〜ダンとシルバのゼッコーチョー!〜 ダンは、自分はライダーのリーダーとして力不足ではと悩んでいた。大木を見たダンは旧友・シルバを思い出し…

詳細情報
番組内容
 ライダーとモンスターの壮大な冒険の物語!無限大の笑顔と感動へ、いま飛び立つ!

 日本が待ち焦がれていた、世界的大ヒットゲーム「モンスターハンター」シリーズ初のアニメ化となる今作。
 舞台は人間と共に、様々なモンスターが数え切れないほど息づく広大な世界。その世界ではモンスターを狩って生きるハンターという存在とともに、モンスターたちと絆を結び共に生きるライダーたちがいます。
番組内容2
ライダーたちは彼らだけが持つ絆石(きずないし)という特殊な石により、モンスターと絆を結び、共に生きていくことができるのです。このアニメは、そんなライダーたちの物語となります。
 子どもたちの無限大の笑顔と感動に向かって飛び立つライダーとモンスターたちに、ぜひご期待ください!
出演者
リュート… 田村睦心 
ナビルー… M・A・O 
シュヴァル… 逢坂良太 
リリア… 高橋未奈美 
リヴェルト… 杉田智和 
シモーヌ… 水樹奈々 
アユリア… 牧野由依 
オムナ村長… 後藤哲夫
ダン先輩… 柳田淳一 


スタッフ
【原作】
CAPCOM『モンスターハンター ストーリーズ』より 

【監修】
CAPCOM 

【監督】
本郷みつる 

【シリーズ構成・脚本】
高橋ナツコ 

【キャラクターデザイン】
齋藤卓也 

【音楽】
横山克 

【アニメーション制作】
デイヴィッドプロダクション 

【制作】
MHST製作委員会

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ